JP3686408B2 - 油圧導管接続用カップリング - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧導管の接続のための油圧導管接続用カップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】
雌カップリングおよび雄カップリングを有する油圧導管用カップリングは知られており(例えば、特許文献1参照)、また、雄カップリングが容器の開口を通して挿入される容器を有する雌カップリングを備えたカップリングも知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1の技術において、雌カップリングは、雄カップリングが容器の開口を通して挿入され得る容器を有している。開口内には多数の錠止要素がそれに挿入される内周溝が設けられている。複数の部分が環状の形になった錠止要素は、内周溝の周部のまわりに分布して配置されかつ互いに周方向に支持され、その結果それらは内周溝内に保持されている。錠止要素は、弾性のO−リングによって、開口から間隔が置かれた、内周溝の端部において内側に向かって弾力的に作用され、その結果これらはともに錠止位置において、円錐内周面を形成し、かつ内周溝から内側へ部分的に突出する。
【0004】
雄カップリングはその端部に、それらが錠止位置から外側に向かって解放位置に枢動される方法において錠止要素の内面と相互に作用する移動面を有している。この位置において錠止要素は内周溝内に完全に配置され、その結果雄カップリングが挿入されることができる。雄カップリングは、さらに、雄カップリングが容器内に十分に挿入されるとすぐに、錠止要素がその中に弾性のO−リングによって押し込められる外周溝を有している。雄カップリングのこの位置において錠止要素は一方側で内周溝の支持面上にかつ他方側で外周溝の錠止面上に軸方向に支持され、その結果雄カップリングは脱出しないように維持される。
【0005】
雄カップリングの外周溝内に、外周溝より狭い、プラスチックから作られたリングが設けられる。雄カップリングが容器内にさらに挿入されるならば、錠止要素はプラスチックリングの外周面上で摺動しかつそれゆえ解放位置に動かされる。錠止要素とプラスチックから作られたリングとの間の摩擦力がプラスチックから作られたリングと雄カップリングとの間の摩擦力より高いならば、プラスチックから作られたリングは、雄カップリングを脱出するとき、プラスチックリングが外周溝の錠止面に当接するまで、外周溝内で滑動する。プラスチックから作られたリングの外径はその端部で少なくとも雄カップリングの外径と同じ大きさであり、その結果雄カップリングをさらに引っ張り出すとき、錠止要素は雄カップリングの外周面上にプラスチックリングから滑動し、かつ雄カップリングは完全に引っ張り出される。
【0006】
特許文献2の技術において、円環(サークリップ)が容器の内周面に位置し、かつこれから半径方向に内側にその断面の1部分により突出する。雄カップリングはその端部で移動面を有し、それによって円環は容器内への雄カップリングの挿入の間中内周溝に半径方向により深く押され、その結果雄カップリングが挿入されることができる。雄カップリングは、円環が雄カップリングのさらに挿入後その中に入る、外周溝を有している。この位置において円環は一方側で外周溝の錠止面上で軸方向にかつ他方側で内周溝の錠止面上に支持される。
【0007】
容器の開口から出発して、環状ギャップが雌カップリングと雄カップリングとの間に形成され、それによって非錠止スリーブが外側から容器内に挿入される。容器への非錠止スリーブの軸方向の移動によって、円環は外周溝の円錐錠止面に沿って軸方向に動かされ、かつそれゆえ広げられかつ外周溝から半径方向に押し出され、その結果雄カップリングは再び容器から除去され得る。
【0008】
【特許文献1】
国際公開第9635906号明細書
【特許文献2】
独国特許出願公開第19932307号明細書
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載されたカップリングの欠点は、錠止要素を緩めるとき、残りの錠止要素は、それらが互いに支持することができないので、もはや内周面に保持されないということである。さらに、個々の錠止要素の組み立ては、それらが互いに支持されるように取り付けられねばならないので、困難である。さらに、プラスチックから作られたリングは結合過程の間中高い機械的負荷によって負荷され、その結果プラスチックリングの外径は、雄カップリングの外径より小さくなるまで磨耗によって減少され得る。このため脱出の間中雄カップリングの妨害が発生される。
【0010】
特許文献2に記載されたカップリングは、外周溝の錠止面が長手方向軸線に向かってできるだけ急勾配に形成される、すなわち、円錐錠止面が取り囲む角度が、外周溝の錠止面と内周溝の錠止面との間の円環の考え得る最良の軸方向の支持を保証するために、高い力が、外周溝から円環を押し出すのに必要である。さらに、円環が不規則に広げられ、かつそれゆえ、1つの位置で切断されるため、丸く広げられず、その結果円環の端部が錠止面間で錠止し得るという危険がある。
【0011】
本発明の目的は、容易に組み立てられることができかつそのさい錠止要素が固定して保持されかつ長い寿命を有する、2つのカップリング要素および油圧導管を接続するための錠止要素を備えたカップリングを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば、油圧導管を接続するための油圧導管接続用カップリングにおいて、
長手方向軸線のまわりに周方向に配置される第1錠止面を形成する第1カップリング要素と、
前記第1カップリング要素に結合可能であると共に、第2錠止面を形成する環状溝を有する、第2カップリング要素と、
前記第2カップリング要素の前記環状溝内に配置される、環状セグメント状の複数の錠止要素であって、該複数の錠止要素の各々は、第1長手方向端部と、該第1長手方向端部から軸方向に離間した第2長手方向端部とを有しており、該第2長手方向端部に弾性リングが係合し該第2長手方向端部に作用して前記複数の錠止要素の各々を前記環状溝中に保持しており、前記複数の錠止要素は、錠止位置と解放位置との間で半径方向に枢動されることができ、該解放位置において前記複数の錠止要素が前記錠止位置を占めるための作用を受けるようになっており、前記複数の錠止要素の各々は、ある距離を置いて前記長手方向軸線に交差する枢軸のまわりに前記錠止位置及び前記解放位置の間を枢動可能に保持されると共に、前記弾性リングがまわりに配設されるレバーアーム部分を有しており、また、前記複数の錠止要素の各々は、前記第2カップリング要素を前記第1カップリング要素と結合することにより各錠止要素が前記解放位置から移動して前記錠止位置に入ることができるような方法で前記第1カップリング要素と相互に作用する当接面を有しており、更に、前記複数の錠止要素は、前記第1錠止面及び前記第2錠止面が互いに向き合う前記第1及び第2カップリング要素の結合状態において、一方の側では、前記第1錠止面に接し軸方向に支持されると共に、他方の側では、前記第2錠止面に接し軸方向に支持される、前記複数の錠止要素と、
錠止位置と解放位置との間で前記第2カップリング要素に対して軸方向に移動可能な非錠止スリーブであって、該非錠止スリーブは、該非錠止スリーブをその前記錠止位置から前記解放位置に動かすことにより、前記複数の錠止要素がそれらの前記錠止位置から前記解放位置に動かされ得るような方法で前記複数の錠止要素の移動面と相互に作用すると共に、前記環状溝内の前記第2長手方向端部から軸方向に間隔が置かれた前記第1長手方向端部に作用して前記複数の錠止要素を保持する前記錠止スリーブと、を含んでいる油圧導管接続用カップリングによって解決される。
【0013】
錠止要素の第2の長手方向端部に係合する弾性リングのため、錠止要素が失われ得ないことが保証される。
【0014】
錠止要素を外側から容易に組み立てることができるように、第1カップリング要素が雌カップリングの形で示されかつ前記第1錠止面がそれに形成されかつ開口を有する容器を有し、そして第2カップリング要素が雄カップリングの形で示されかつ前記第1カップリング要素の前記容器に前記開口を通して長手方向軸線の方向に挿入することが可能となっている。
【0015】
雌カップリングの形の第1カップリング要素は、油圧導管、例えば、油圧ホースに接続され得る、別個の構成要素として設けられることができる。第1カップリング要素は、しかしながら、また、弁ブロックの一体の構成要素として、すなわち、それと一体に形成されることができる。
【0016】
本発明に係る第1実施形態において、弾性リングは、環状溝内に保持され、かつ錠止要素の周りに予負荷がかけられて配置されている。
【0017】
錠止要素は、前記錠止位置と前記解放位置との間を、或る距離を置いて長手方向軸線に交差する枢軸のまわりにそれぞれ枢動可能に保持され、そのさい前記錠止要素は、それぞれ、レバーアーム部分を有している。弾性リングは、錠止要素のレバーアーム部分の周りに配置される。それゆえ、リングは2つの機能を有している。一方において、リングは環状溝内に錠止要素を保持し、そして他方において、予負荷によってそれらの錠止位置を占めるように錠止要素に作用し、それによりリングは錠止要素のレバーアーム部分上に位置する。
【0018】
錠止要素を環状溝内に保持する、弾性リングは、予負荷をかけて錠止要素の第2の長手 方向端部まわりに配置されかつそれらを環状溝内に保持する。
【0019】
一定の半径方向の力が錠止要素に作用するのを保証するために、O−リングが弾性リングとして使用され得る。さらに、リングまたは同様に弾性の環状要素として形成される螺旋ばねの円環の使用が可能である。
【0020】
本発明の第2実施形態において、錠止要素の第2長手方向端部が係合する環状溝のアンダーカットによって代表される保持手段が設けられる。錠止要素は前記アンダーカットにおいて枢動可能に保持され、そのさい前記環状溝内には弾性リングが配置されていて、前記錠止要素がそれらの錠止位置を占めるように作用を受ける。
【0021】
簡単な手段によって外側からカップリングを解放するために、前記2つのカップリング要素の結合状態において、第1カップリング要素と第2カップリング要素との間で前記第1カップリング要素の開口から開始する環状溝が形成され、その環状溝を非錠止スリーブが通って延び第1カップリング要素の容器から突出している。
【0022】
非錠止スリーブが軸方向に沿って移動するのを可能にする通路は、錠止位置にある非錠止スリーブが第2のカップリング要素の肩部に接してまたは第2のカップリング要素の周方向溝内に置かれる固定リングに接して軸方向に支持されるように、制限されることができる。
【0023】
工具、例えば、ネジ回しまたは特別に適合させられたレバーにより非錠止スリーブを動かすことができるように、工具用係合手段を有する非錠止スリーブが設けられる。
【0024】
さらに、本発明の目的は、油圧導管を接続するための油圧導管接続用カップリングにおいて、
長手方向軸線のまわりに周方向に配置される第1錠止面を形成する第1カップリング要素と、
前記第1カップリング要素に結合可能であると共に、第2錠止面を形成する環状溝を有する、第2カップリング要素と、
前記第2カップリング要素の前記環状溝に配置される環状セグメント状の複数の錠止要素であって、該錠止要素の各々は、第1長手方向端部と、該第1長手方向端部から軸方向に離間した第2長手方向端部とを有しており、前記環状溝に形成されたアンダーカットである保持手段が前記第2長手方向端部に係合し該第2長手方向端部に作用して、前記複数の錠止要素の各々を前記環状溝の前記アンダーカットにおいて揺動自在に保持しており、前記環状溝内に弾性リングが配置されていて、該弾性リングによって前記複数の錠止要素が前記錠止位置を占めるための作用を受けるようになっており、前記錠止要素の各々は、前記第2カップリング要素を前記第1カップリング要素と結合することにより、各錠止要素が前記解放位置から前記錠止位置へ動かされることができるような方法で前記第1カップリング要素と相互に作用する当接面を有し、更に、前記複数の錠止要素は、前記第1錠止面及び前記第2錠止面が互いに向き合う前記第1及び第2カップリング要素の結合状態において、一方の側では、前記第1錠止面に接し軸方向に支持されると共に、他方の側では、前記第2錠止面に接し軸方向に支持される、前記複数の錠止要素と、錠止位置と解放位置との間で前記第2カップリング要素に対して軸方向に移動可能な非錠止スリーブであって、該非錠止スリーブは、該非錠止スリーブをその前記錠止位置から前記解放位置に動かすことにより、前記複数の錠止要素がそれらの前記錠止位置から前記解放位置に動かされ得るような方法で前記複数の錠止要素の移動面と相互に作用すると共に、前記環状溝内の前記第2長手方向端部から軸方向に間隔が置かれた前記第1長手方向端部に作用して前記複数の錠止要素を保持する前記錠止スリーブと、を含む、油圧導管接続用カップリングによって解決される。
【0025】
【発明の実施の形態】
好適な実施の形態を図面によって以下でより詳細に説明する。
図1は雌カップリングの形の第1カップリング要素1および雄カップリングの形の第2カップリング要素2を有する本発明による油圧導管接続用カップリングを示している。第1カップリング要素1は、第2カップリング要素2が開口5を通って長手方向軸線4の方向に挿入される、容器もしくは受口3を有している。第1カップリング要素1は第1の軸方向孔6を有しそして第2カップリング要素2は第2の軸方向孔7を有しており、それらは、それぞれ油圧導管に接続されている。
【0026】
第2カップリング要素2は、環状溝9が設けられる外周面8を有している。カップリング要素1,2の結合状態において、環状溝9は第1カップリング要素1の容器3内に配置されている。環状溝9内には複数の部分を環状にした形の複数の錠止要素10が配置される。錠止要素10は、それぞれ、第1の長手方向端11ならびに第2の長手方向端12を有し、第2の長手方向端12は、カップリング要素1,2の結合状態において、容器3内により深く配置される錠止要素の長手方向端である。
【0027】
環状溝9の基部面13は長手方向軸線4に対して同軸に形成されかつ筒状であるが、錠止要素10は、それぞれ、互いに所定の角度に配置される第1の内面14および第2の内面15を有している。第2の内面15は、第2の長手方向端12を形成するレバーアーム部分16によって代表的に示される。
【0028】
第1の内面14と第2の内面15との間には縁部17が形成され、この縁部を通って枢軸が延び、この枢軸のまわりに錠止要素10が環状溝9内でかつその基部面13上で枢動可能に配置される。枢軸18は、或る距離を置いて長手方向軸線4を横断するように配置される。
【0029】
錠止要素10は、さらに、それぞれ凹所19を有しており、該凹所19によりレバーアーム部分16が形成されると共に、該凹所19が第2の内面15から離れる方に面している。この凹所19内に、すべての錠止要素10を取り囲むO−リング20の形の弾性リングが受容される。O−リング20は予負荷により取り付けられ、錠止要素10は、解放位置である第1の傾斜位置を占めるように押圧される。この傾斜位置において第1の内面14は基部面13に当接する。錠止位置である第2の傾斜位置において、第2の内面15が基部面13に当接する。
【0030】
錠止要素10の錠止位置において、これらの錠止要素は第2のカップリング要素2の外周面8を超えて環状溝9から突出する。第1のカップリング要素1の容器3に第2のカップリング要素2を挿入するとき、第1のカップリング要素1は、錠止要素が解放位置に動かされるように錠止要素10の当接面21と相互に作用する。この間中、開口5の縁部22は錠止要素10の当接面21に当接しかつその上を滑動し、その結果錠止要素10は環状溝9へ押し込まれる。
【0031】
容器3内には内周溝23が設けられ、この内周溝23は長手方向軸線4のまわりに延びている第1の錠止面24を形成する。錠止要素10の錠止位置において、第1の支持面25を有する錠止要素10は第1の錠止面24上に載置している。この間中、第1の錠止面24は開口5から見て外方に向いており、そして第1の支持面25は第1の錠止面24に向かい合っている。錠止要素10はさらに第2の支持面26を形成し、この第2の支持面26は第1の支持面25から離れて向かい合っており、かつ、環状溝9によって形成される第2の錠止面27上に支持されている。それゆえ、カップリング要素1,2の結合状態において、第2のカップリング要素2は第1のカップリング要素1の容器3からの脱出し ないよう保持される。
【0032】
第2のカップリング要素2上で、非錠止スリーブ28は錠止位置(図2)と解放位置(図1)との間で軸方向に移動可能に案内される。錠止位置において、非錠止スリーブ28は、第2のカップリング要素2の溝30に入っている固定リング29に軸方向に支持される。固定リング29は、また、第2のカップリング要素2の外周面8の肩部によって置き換えられ得る。非錠止スリーブ28は、第1のカップリング要素1と第2のカップリング要素2との間に形成される環状ギャップ31に外側から挿入される。非錠止スリーブ28は環状溝9を部分的に覆うと共に、各錠止要素10の第1の長手方向端11に当接し、その結果一方側で錠止要素はO−リング20によって保持されかつ他方側で環状溝9内に固定して非錠止スリーブ28によって保持される。
【0033】
非錠止スリーブ28を錠止位置からその解放位置へ移動することによって、非錠止スリーブ28は、第2の支持面26から見て外方に向く移動面32上で滑動する。この間中、移動面32は、各錠止要素10がO−リング20のばね力に抗して解放位置へと移動され揺動するような方法で、非錠止スリーブ28と相互に作用する。錠止要素10の解放位置において、錠止要素は容器3の第1の錠止面24上にもはや支持されず、その結果第2のカップリング要素2は容器3から脱出され得る。
【0034】
錠止位置から解放位置への非錠止スリーブ28の移動を容易にするために、非錠止スリーブはフランジ状の工具用係合手段33を有している。それゆえ、非錠止スリーブ28は、例えば、ネジ回しまたは特別に適合させられたレバーによって移動されることができる。
【0035】
カップリング要素1,2の結合状態において容器3内に配置される第2のカップリング要素2の環状溝9と端面34との間には、更なる周方向溝35が第2のカップリング要素2の外周面8上に設けられ、その中に容器3の内周面37に密封して当接する密封リング36が位置している。
【0036】
第1カップリング要素1は、さらに、ネジ付き部分38を有し、それによって第1のカップリング要素が油圧導管に接続されることができる。第2のカップリング要素は、また油圧導管に接続可能である接続部分39を有している。
【0037】
図3および図4は図1および図2による錠止要素10の正面図を示し、同正面図において、図3は解放位置にある錠止要素を示し、図4は錠止位置にある錠止要素を示している。解放位置において、個々の錠止要素10は周部に沿って互いに支持される。図4において、錠止位置にある錠止要素が互いに支持されずかつ互いに当接しないことが分かる。
【0038】
図5および図6はカップリングの第2実施形態を示し、この実施形態において図1から図4の構成要素に対応する構成要素は、値100だけ増えた参照番号を与えられている。
【0039】
この実施形態の錠止要素110は、環状溝109によって形成されるアンダーカット40内で、第2のカップリング要素102の端面134の方に向く第2の長手方向端112を有している。アンダーカット40は、錠止要素110が半径方向に動かされ環状溝109から出ることを阻止する。それゆえ、錠止要素110は環状溝109内にアンダーカット40によってかつ非錠止スリーブ128によって保持される。環状溝109の基部面113と個々の錠止要素110との間にはO−リング41が配置され、このO−リング41は錠止要素110をそれらの錠止位置を占めるように押圧するために錠止要素110に作用する。
【0040】
本発明に係る油圧導管接続用カップリングの構成の特徴部分を説明する。
【0041】
<1> 油圧導管を接続するための油圧導管接続用カップリングにおいて、
長手方向軸線(4,104)のまわりに周方向に配置される第1錠止面(24,124)を形成する第1カップリング要素(1,101)、前記第1カップリング要素(1,101)に結合されることができかつ、第2錠止面(27,127)を形成する環状溝(9,109)を有する第2カップリング要素(2,102)、前記第2カップリング要素(2,102)の前記環状溝(9,109)に配置される、複数の部分を環状にした形の複数の錠止要素(10,110)であって、前記錠止要素の各々は、第1長手方向端部(11,111)と、該第1長手方向端部(11,111)から軸方向に離間した第2長手方向端部(12,112)とを有しており、該第2長手方向端部(12,112)に保持手段(20,40)が係合し該第2長手方向端部(12,112)に作用して前記複数の錠止要素の各々を前記環状溝(9,109)中に保持しており、前記複数の錠止要素は、錠止位置と解放位置との間で半径方向に枢動されることができ、該解放位置において前記複数の錠止要素(10,110)が前記錠止位置を占めるための作用を受けるようになっており、また、前記複数の錠止要素の各々は、前記第2カップリング要素(2,102)を前記第1カップリング要素(1,101)と結合することにより各錠止要素(10,110)が前記解放位置から移動して前記錠止位置に入ることができるような方法で前記第1カップリング要素(1,101)と相互に作用する当接面(21,121)を有しており、更に、前記複数の錠止要素は、前記第1錠止面(24,124)及び前記第2錠止面(27,127)が互いに向き合う前記第1及び第2カップリング要素(1,2;101,102)の結合状態において、一方では、前記第1錠止面(24,124)に接し軸方向に支持されると共に、他方では、前記第2錠止面(27,127)に接し軸方向に支持される、前記複数の錠止要素(10,110)と錠止位置と解放位置との間で前記第2カップリング要素(2,102)に対して軸方向に移動可能な非錠止スリーブ(28,128)であって、該非錠止スリーブ(28,128)は、該非錠止スリーブ(28,128)をその前記錠止位置から前記解放位置に動かすことにより、前記複数の錠止要素(10,110)がそれらの前記錠止位置から前記解放位置に動かされ得るような方法で前記複数の錠止要素(10,110)の移動面(32,132)と相互に作用すると共に、前記環状溝(9,109)内の前記第2長手方向端部(12,112)から軸方向に間隔が置かれた前記第1長手方向端部(11,111)に作用して前記複数の錠止要素(10,110)を保持する前記錠止スリーブ(28,128)と、を含んでいることを特徴とする油圧導管接続用カップリング。
【0042】
<2> 前記第1カップリング要素(1,101)は、雌カップリングの形であり、前記第1錠止面(24,124)が形成されると共に開口(5,105)を有する容器(3,103)を有し、そして前記第2カップリング要素(2,102)は、雄カップリングの形であり、前記第1カップリング要素(1,101)の前記容器(3,103)に前記開口(5,105)を通して前記長手方向軸線(4,104)の方向に挿入され得ることを特徴とする上記<1>に記載の油圧導管接続用カップリング。
【0043】
<3> 前記保持手段が、前記錠止要素(10)のまわりに予負荷されて配置されかつ錠止要素を前記環状溝(9)内に保持する弾性リング(20)であることを特徴とする上記<1>または<2>に記載の油圧導管接続用カップリング。
【0044】
<4> 前記錠止要素(10)が、ある距離を置いて前記長手方向軸線(4)に交差する枢軸(18)のまわりに、前記錠止位置と前記解放位置との間に枢動可能に保持され、そのさい前記錠止要素(10)の各々は、弾性リング(20)がまわりに配置されたレバーアーム部分(16)を有することを特徴とする上記<3>に記載の油圧導管接続用カップリング。
【0045】
<5> 前記保持手段が、前記錠止要素(110)の前記第2長手方向端部(112)が係合する、前記環状溝(109)のアンダーカット(40)であり、そして
前記錠止要素(110)が前記アンダーカット(40)内に枢動可能に保持され、そして前記環状溝(109)内に弾性リング(41)が配置され、該弾性リング(41)によって前記錠止要素(110)がそれらの錠止位置を占めるように作用されることを特徴とする上記<1>または<2>に記載の油圧導管接続用カップリング。
【0046】
<6> 前記2つのカップリング要素(1,101;2,102)の結合状態において、前記第1カップリング要素(1,101)と前記第2カップリング要素(2,102)との間における前記第1カップリング要素(1,101)の前記開口(5,105)から始まって、環状ギャップ(31,131)が形成されており、前記非錠止スリーブ(28,128)は、この環状ギャップ(31,131)を通ると共に前記容器(3,103)から突出していることを特徴とする上記<2>から<5>の何れか1つに記載の油圧導管接続用カップリング。
【0047】
<7> 前記錠止位置にある前記非錠止スリーブ(28,128)は、前記第2カップリング要素(2,102)の周方向溝(30,130)内にある固定リング(29,129)に軸方向に支持されることを特徴とする上記<1>から<6>の何れか1つに記載の油圧導管接続用カップリング。
【0048】
<8> 前記非錠止スリーブ(28,128)が工具用の係合手段(33)を有することを特徴とする上記<1>または<2>に記載の油圧導管接続用カップリング。
【0049】
<9> 油圧導管を接続するための油圧導管接続用カップリングにおいて、
開口(5,105)をもつ容器(3,103)を有しており、その中に第1錠止面(24,124)が前記長手方向軸線(4,104)のまわりに周方向に配置されている、カップリングスリーブの形の第1カップリング要素(1,101)と、第2錠止面(27,127)を形成する環状溝(9,109)を有すると共に、前記第1カップリング要素(1,101)の前記容器(3,103)内に前記開口(5,105)を通して前記長手方向軸線(4,104)の方向に挿入され得る、雄カップリングコネクタの形の第2カップリング要素(2,102)と、前記第2カップリング要素(2,102)の前記環状溝(9,109)に配置される、複数の部分を環状の形にした複数の錠止要素(10,110)であって、各錠止要素は、第1長手方向端部(11,111)と第2長手方向端部(12,112)とを有し、該第2長手方向端部(12,112)に保持手段(20,40)が係合していて、前記錠止装置(10,110)を前記第2長手方向端部(12,112)で環状溝(9,109)に保持しており、前記錠止装置(10,110)は、錠止位置と解放位置との間で半径方向に枢動されることができ、該解放位置において前記複数の錠止要素(10、110)が前記錠止位置を占めるための作用を受け、更に前記錠止要素(10,110)の各々は、前記第2カップリング要素(2,102)を前記容器(3,103)に挿入することにより、各錠止要素(10,110)が前記解放位置から前記錠止位置へ動かされることができるように前記第1カップリング要素(1,101)と相互に作用する当接面(21,121)を有し、更に前記錠止要素(10,110)は、前記第1及び第2カップリング要素(1,101;2,102)の結合状態において、一方の側で前記第1錠止面(24,124)に軸方向に支持されかつ他方の側で前記第2錠止面(27,127)に支持される、前記複数の錠止要素(10,110)と、を含むことを特徴とする油圧導管接続用カップリング。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、容易に組み立てられることができかつそのさい錠止要素が固定して保持されかつ長い寿命を有する、2つのカップリング要素および油圧導管を接続するための錠止要素を備えたカップリングを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 環状溝内に弾性リングによって保持される複数の錠止要素を有する、解放位置にある本発明によるカップリングの第1の実施形態を示す長手方向断面図である。
【図2】 錠止要素が錠止位置にある、図1によるカップリングを示す長手方向断面図である。
【図3】 カップリング要素が示されていない、解放位置にある図1の錠止要素を示す正面図である。
【図4】 カップリング要素が示されていない、錠止位置にある図2の錠止要素を示す正面図である。
【図5】 環状溝のアンダーカット内に保持される錠止要素を有する本発明によるカップリングの第2の実施形態を示す長手方向断面図である。
【図6】 錠止要素が錠止位置にある、図5のカップリングを示す長手方向断面図である。
【符号の説明】
101 第1のカップリング要素
102 第2のカップリング要素
103 容器
104 長手方向軸線
105 開口
106 第1の軸方向の孔
107 第2の軸方向の孔
108 外周面
109 環状溝
110 錠止要素
111 第1の長手方向端
112 第2の長手方向端
113 基部面
114 第1の内面
115 第2の内面
16 レバーアーム部分
17 縁部
18,118 枢軸
19 凹所
20 O−リング
21,121 当接面
22,122 縁部
23,123 内周溝
24,124 第1錠止面
25,125 第1支持面
26,126 第2支持面
27,127 第2錠止面
28,128 非錠止スリーブ
29,129 固定リング
30,130 溝
31,131 環状ギャップ
32,132 移動面
34,134 端面
35,135 周部溝
36,136 密封リング
37,137 内周面
38,138 ネジ付き部分
39,139 接続部分
40 アンダーカット
41 O−リング
Claims (2)
- 油圧導管を接続するための油圧導管接続用カップリングにおいて、
長手方向軸線(4)のまわりに周方向に配置される第1錠止面(24)を形成する第1カップリング要素(1)と、
前記第1カップリング要素(1)に結合可能であると共に、第2錠止面(27)を形成する環状溝(9)を有する、第2カップリング要素(2)と、
前記第2カップリング要素(2)の前記環状溝(9)内に配置される、複数の部分を環状の形にした複数の錠止要素(10)であって、該複数の錠止要素の各々は、第1長手方向端部(11)と、該第1長手方向端部(11)から軸方向に離間した第2長手方向端部(12)とを有しており、該第2長手方向端部(12)に弾性リング(20)が係合し該第2長手方向端部(12)に作用して前記複数の錠止要素の各々を前記環状溝(9)中に保持しており、前記複数の錠止要素は、錠止位置と解放位置との間で半径方向に枢動されることができ、該解放位置において前記複数の錠止要素(10)が前記錠止位置を占めるための作用を受けるようになっており、前記複数の錠止要素の各々は、ある距離を置いて前記長手方向軸線(4)に交差する枢軸(18)のまわりに前記錠止位置及び前記解放位置の間を枢動可能に保持されると共に、前記弾性リング(20)がまわりに配設されるレバーアーム部分(16)を有しており、また、前記複数の錠止要素の各々は、前記第2カップリング要素(2)を前記第1カップリング要素(1)と結合することにより各錠止要素(10)が前記解放位置から移動して前記錠止位置に入ることができるような方法で前記第1カップリング要素(1)と相互に作用する当接面(21)を有しており、更に、前記複数の錠止要素は、前記第1錠止面(24)及び前記第2錠止面(27)が互いに向き合う前記第1及び第2カップリング要素(1;2)の結合状態において、一方の側では、前記第1錠止面(24)に接し軸方向に支持されると共に、他方の側では、前記第2錠止面(27)に接し軸方向に支持される、前記複数の錠止要素(10)と、
錠止位置と解放位置との間で前記第2カップリング要素(2)に対して軸方向に移動可能な非錠止スリーブ(28)であって、該非錠止スリーブ(28)は、該非錠止スリーブ(28)をその前記錠止位置から前記解放位置に動かすことにより、前記複数の錠止要素(10)がそれらの前記錠止位置から前記解放位置に動かされ得るような方法で前記複数の錠止要素(10)の移動面(32)と相互に作用すると共に、前記環状溝(9)内の前記第2長手方向端部(12)から軸方向に間隔が置かれた前記第1長手方向端部(11)に作用して前記複数の錠止要素(10)を保持する前記錠止スリーブ(28)と、
を含んでいることを特徴とする油圧導管接続用カップリング。 - 油圧導管を接続するための油圧導管接続用カップリングにおいて、
長手方向軸線(104)のまわりに周方向に配置される第1錠止面(124)を形成する第1カップリング要素(101)と、
前記第1カップリング要素(101)に結合可能であると共に、第2錠止面(127)を形成する環状溝(109)を有する、第2カップリング要素(102)と、
前記第2カップリング要素(102)の前記環状溝(109)に配置される、複数の部分を環状の形にした複数の錠止要素(110)であって、該錠止要素の各々は、第1長手方向端部(111)と、該第1長手方向端部(111)から軸方向に離間した第2長手方向端部(112)とを有しており、前記環状溝(109)に形成されたアンダーカットである保持手段(40)が前記第2長手方向端部(112)に係合し該第2長手方向端部(112)に作用して、前記複数の錠止要素の各々を前記環状溝(109)の前記アンダーカットにおいて揺動自在に保持しており、前記環状溝(109)内に弾性リング(41)が配置されていて、該弾性リング(41)によって前記複数の錠止要素(110)が前記錠止位置を占めるための作用を受けるようになっており、前記錠止要素の各々は、前記第2カップリング要素(102)を前記第1カップリング要素(101)と結合することにより、各錠止要素(110)が前記解放位置から前記錠止位置へ動かされることができるような方法で前記第1カップリング要素(101)と相互に作用する当接面(121)を有し、更に、前記複数の錠止要素(110)は、前記第1錠止面(124)及び前記第2錠止面(127)が互いに向き合う前記第1及び第2カップリング要素(101;102)の結合状態において、一方の側では、前記第1錠止面(124)に接し軸方向に支持されると共に、他方の側では、前記第2錠止面(127)に接し軸方向に支持される、前記複数の錠止要素(110)と、
錠止位置と解放位置との間で前記第2カップリング要素(102)に対して軸方向に移動可能な非錠止スリーブ(128)であって、該非錠止スリーブ(128)は、該非錠止スリーブ(128)をその前記錠止位置から前記解放位置に動かすことにより、前記複数の錠止要素(110)がそれらの前記錠止位置から前記解放位置に動かされ得るような方法で前記複数の錠止要素(110)の移動面(132)と相互に作用すると共に、前記環状溝(109)内の前記第2長手方向端部(112)から軸方向に間隔が置かれた前記第1長手方向端部(111)に作用して前記複数の錠止要素(110)を保持する前記錠止スリーブ(128)と、
を含んでいることを特徴とする油圧導管接続用カップリング。
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