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JP3543645B2 - 2次電池の電池特性算出方法および残存容量推定方法 - Google Patents

2次電池の電池特性算出方法および残存容量推定方法 Download PDF

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JP3543645B2
JP3543645B2 JP30578098A JP30578098A JP3543645B2 JP 3543645 B2 JP3543645 B2 JP 3543645B2 JP 30578098 A JP30578098 A JP 30578098A JP 30578098 A JP30578098 A JP 30578098A JP 3543645 B2 JP3543645 B2 JP 3543645B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気自動車等の電気車に用いられる2次電池の電池特性算出方法および残存容量推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車の電池の残存容量計においては、従来の内燃機関自動車の燃料計の表示イメージを標準としてこれを踏襲したものが求められている。従来の残存容量計では、(残存容量)=(電池容量)−(現在までの放電電力量)により残存容量を推定する際に、電池容量として電池のパワーが零となるまでの放電可能量あるいは定格の放電可能量が用いられる。例えば、図10はパワーPと放電量Whとの関係Wh(P)を示す図であり、この図を用いて残存容量を示すと、
【数1】
(残存容量)=Wh(0)−IWh …(1)
と表される。ここで、Wh(0)が放電可能量で、IWhは現在までの放電電力積算値である。ただし、電池のI,Vを所定の方式で積算して現在までの放電電力積算値IWhが計算される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した残存容量の式(1)における放電可能量Wh(0)は、常温における電池の初期特性に基づいて算出されるものである。しかしながら、Wh(0)は電池の製造ばらつきや温度変化や劣化等によって変化するため、初期電値特性に基づく代表的な特性であるWh(0)を用いて算出される残存容量と実際の残存容量との間の誤差が大きくなってしまい、残存容量計が正確な残存容量を示さなくなるという問題点があった。
【0004】
本発明の目的は、2次電池の劣化や温度を考慮することによってより正確な電池容量が推定可能な電池特性を得ることができる電池特性算出方法、およびその電池特性を用いたより正確な残存容量推定方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明の実施の形態を示す図1および図7〜9に対応付けて説明する。
(1)図1に対応付けて説明すると、請求項1の発明による電池特性算出方法では、(a)2次電池の電池特性の温度依存性を表す温度補正係数αと、(b)2次電池の初期内部抵抗と劣化時内部抵抗との比で表される内部抵抗劣化補正係数γと、(c)2次電池の劣化時放電容量と初期放電容量との比で表される容量劣化補正係数βとに基づいて、2次電池初期時における放電可能パワーと放電可能量との関係である初期電池特性L 1 を補正して、2次電池における放電可能パワーと放電可能量との関係である電池特性L3を算出することにより上述の目的を達成する。
(2)図1,図8および図9に対応付けて説明すると、請求項2の発明は、請求項1に記載の電池特性算出方法において、(a)放電時の電流値および電圧値に基づく放電IV特性f0,f1から算出される2次電池の内部抵抗R0,R1に基づいて内部抵抗劣化補正係数γを算出し、(b)2次電池の放電電気量Cと放電IV特性f10〜f12より求められる推定開放電圧E0〜E3との関係f20,f21から算出される2次電池の放電容量C0,Cdに基づいて容量劣化補正係数βを算出することを特徴とする電池特性算出方法。
(3)図1,図7および図8に対応付けて説明すると、請求項3の発明による電池特性算出方法では、(a)2次電池の電池特性の温度依存性を表す温度補正係数αと、(b)放電時の電流値および電圧値に基づく放電IV特性f0から算出される2次電池の初期内部抵抗R0と放電IV特性f1から算出される2次電池の劣化時内部抵抗R1との比で表される内部抵抗劣化補正係数γと、
(c)2次電池初期時における放電可能パワーと放電可能量との関係である初期電池特性Wh(P)を内部抵抗劣化補正係数γ’で補正した補正特性L43と放電電力積算値IWHnとに基づいて算出される容量劣化補正係数βと、に基づいて初期電池特性を補正して、2次電池における放電可能パワーと放電可能量との関係である電池特性L42(または図1のL3)を算出することにより上述の目的を達成する。
(4)請求項4の発明による電池特性算出方法では、(a)2次電池の電池特性の温度依存性を表す温度補正係数αと、(b)放電時の電流値および電圧値に基づく放電IV特性f0から算出される2次電池の初期内部抵抗R0と放電IV特性f1から算出される2次電池の劣化時内部抵抗R1との比で表される内部抵抗劣化補正係数γと、
(c)2次電池初期時における放電可能パワーと放電可能量との関係である初期電池特性Wh(P)を内部抵抗劣化補正係数γ’で補正した補正特性L43と放電電気量とに基づいて算出される容量劣化補正係数βと、に基づいて初期電池特性を補正して、2次電池における放電可能パワーと放電可能量との関係である電池特性を算出することにより上述の目的を達成する。
(5)請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の電池特性算出方法において、内部抵抗劣化補正係数を2次電池の放電初期に算出するとともに、前記容量劣化補正係数を2次電池の放電末期において算出する。
(6)請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の電池特性算出方法により算出された電池特性から2次電池の放電可能量を算出し、算出された放電可能量および放電電力積算値に基づいて2次電池の残存容量を算出することによる上述の目的を達成する。
【0006】
なお、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】
(1)請求項1および2の発明によれば、温度補正係数と、2次電池の初期内部抵抗と劣化時内部抵抗との比で表される内部抵抗劣化補正係数と、2次電池の劣化時放電容量と初期放電容量との比で表される容量劣化補正係数とに基づいて初期電池特性を補正して電池特性を算出するようにしているため、電池の電池状態をより正確に表す電池特性を得ることができる。
(2)請求項3〜5の発明によれば、初期電池特性を温度補正係数と、2次電池の初期内部抵抗と劣化時内部抵抗との比で表される内部抵抗劣化補正係数と、放電電力積算値(または、放電電気量)および2次電池の初期電池特性を内部抵抗劣化補正係数で補正した内部抵抗劣化補正特性に基づいて算出される容量劣化補正係数と、に基づいて初期電池特性を補正して電池特性を算出するようにしているため、電池の電池状態をより正確に表す電池特性を得ることができる。
(3)請求項6の発明では、初期電池特性を温度補正係数,内部抵抗劣化補正係数および容量劣化補正係数で補正して得られる電池特性に基づいて放電可能量を算出し、その放電可能量を用いて残存容量を算出しているので、実際の電池状態が反映されたより正確な残存容量を算出することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明による電池特性算出方法における温度補正および劣化補正を説明する図であり、それぞれパワー特性対放電電力量の関係Wh(P)を示している。図1(a)の曲線L1は初期電池の特性から求められるWh(P)の基本式を図示したものであり、一般的にWh(P)は走行時に測定可能なパワー演算値Pのn次式で近似することができる。なお、パワー演算値Pそれ自体の測定方法もしくは演算方法は周知でありここでは説明を省略するが、パワー演算値Pは車両システムの最低電圧を保証できる電池の放電可能パワーを表す。以下、リチウムイオン電池の場合について説明すると、基本式は次式(2)で近似することができる。
【数2】
Wh(P)=aP3+bP2+cP+d …(2)
ここで、係数a,b,c,dは初期電池の特性から決定される。
【0009】
次に、図1(b)に示すように基本式(2)に対して温度補正を行う。基本式に対する温度補正係数をαとすると、温度補正後の式は次式(3)のように表され、
【数3】
Figure 0003543645
図1(b)の曲線L2のようになる。図からも分かるようにαはパワーに対する比例分であって、温度補正式のP切片PrefはPref=P0×αとなる。なお、αは電池の内部抵抗変化を表すパラメータであり、温度に応じたテーブル参照値である。また、P0は基本式(2)のP切片である。
【0010】
さらに、温度補正された式(3)に対して式(4)で表されるような劣化補正を行うことによって、温度補正および劣化補正が行われた関係式Wh(P)が求められる。
【数4】
Figure 0003543645
ここで、γは電池の内部抵抗変化を、βは電気容量変化を表すパラメータである。βとγには相関関係がある場合もあり、実際には温度に応じた補正係数η(テーブル参照値)を用いてβ=γ×ηで与えたり等する。βとγに相関がない場合はβ、γを各々求める必要がある。βやγの算出方法については後述する。式(4)で表されるWh(P)は図1(c)の曲線L3のようになる。なお、上述した方法はパワー特性対放電電力量の関係に上記のようなパラメータで表現可能な相関があれば適用可能であり、鉛酸電池,ニッケル水素電池などの電池種を問わず使用できる。ただし、温度補正,劣化補正をどの係数(α、β、γ)に当てはめるかについては各電池毎に検討をする必要がある。なお、必ずしもWh(P)はPのn次式で近似する必要はなく、例えば、PとWhの関係をテーブルとして持てば、補間計算を用いることによって上述した計算手順と同様に解を求めることができる。
【0011】
このように補正係数α,β,γを用いて温度補正や劣化補正を行うと、低温時や劣化時の残存容量をより正確に推定することができる。図2は常温初期時(曲線L1)、低温時(曲線L2)、低温劣化時(曲線L3)における残存容量を説明する図である。図2においてWhRは現在までの放電電力量であり、Pminは車両として最低限必要な最低保証出力であって温度,劣化によらず常に一定の値を与える。ここでは電池容量を放電可能パワーがPminとなる放電電力量であるとして説明する。なお、電池容量の設定方法については後述する。各曲線L1〜L3においてPminとなる放電電力量をそれぞれWh1,Wh2,Wh3とすると、常温初期時の残存容量はWh1−WhR、低温時の残存容量はWh2−WhR、低温劣化時の残存容量はWh3−WhRとなり、どの曲線を用いるかによって残存容量が異なることが分かる。
【0012】
図3は電池容量の設定方法を説明する図であり、図3(a)は第1の設定方法を、図3(b)は第2の設定方法をそれぞれ示す図である。従来は出力が零となるまでの放電可能量Wh(0)を電池容量としているが、実際には出力が最低保証出力Pmin以下となる所では使用することができないので、Wh(0)−Wh(Pmin)は実際には使用できない電力量となり、電池容量をWh(0)と設定すると実用上不便であった。そこで、図3(a)に示す第1の設定方法では、放電可能パワーがPminになるまでの放電可能電力量Wh(Pmin)を実用上の電池容量としている。図3(b)に示す第2の設定方法では、ΔWhは最大出力がPminの規定モード走行でx(km)走行可能な電力量であり、実用上の電池容量としてWh(Pmin)−ΔWhと設定する。このように設定することにより、走行途中で残存容量計の表示がEMPTY、すなわち残存容量が零となった場合でも規定モード走行でさらにx(km)走行可能であり、途中で走行不能となるおそれが無いという利点がある。なお、規定走行モードとは、例えば、実際に電気自動車が市街地を走行するときとほぼ同様のパターンで走行する走行モード等(10モード、SFUDSなど)のことである。
【0013】
次に、残存容量の算出方法について説明する。図4は残存容量演算の手順を示すフローチャートであり、ステップS1では電池の電流変化を捉えて電流Iおよび電圧Vをサンプリングしてストックする。そして、得られたI,Vからパワー演算を行って、車両として可能な放電可能パワーであるPmaxを算出する。次いで、ステップS2で補正係数α,β,γが算出され、ステップS3においてそれらの補正係数α,β,γと電池初期特性とから現在の特性式Wh(P)が算出される。なお、温度補正係数αは電池温度Tに基づいて算出され、また容量劣化補正係数βおよび内部抵抗劣化補正係数γの算出方法については後述する。
【0014】
ステップS4では、上述した最低保証パワーPminが設定されるとともに、Pminに到達するまでの電池容量Wh(Pmin)が算出される。通常、この電池容量Wh(Pmin)から現在までの放電電力量を差引いたものが残存容量とされるが、ここでは、残存容量ゼロを表示する残存容量計のEMPTYランプが点灯した後も電力量ΔWhだけ保証するように設定する。すなわち、ステップS5でEMPTYランプ点灯時の容量WhCを次式(5)を用いて算出するとともに、ステップS6において現在までの放電電力量WhRを算出する。放電電力量WhRの算出方法としては、測定されたI,Vから積算する方法や、得られたパワー演算値Pmaxを特性式Wh(P)に代入してWhR=Wh(Pmax)のように推定する方法がある。
【数5】
WhC=Wh(Pmin)−ΔWh …(5)
そして、ステップS7で次式(6)により電池の残存容量を算出する。
【数6】
(残存容量)=WhC−WhR …(6)
上述した一連の動作が走行中に繰り返し行われることにより、高精度な残存容量が容量計に表示される。図5は、図4に示したような手順で算出される量(WhC等)の関係をパワー特性対放電電力量の図を用いて示したものである。
【0015】
−β,γの算出方法−
次いで、補正係数βおよびγの算出方法について説明する。
(第1の算出方法)
先ず、図6を参照しながらγの算出方法について説明する。図6に示した曲線P(Wh),L41,L42は電池の特性曲線であり、放電電力量に対する電池の放電可能パワーを表している。なお、曲線P(Wh)は電池の初期特性を示す特性曲線である。一方、L41はP(Wh)で表される初期特性曲線を容量劣化補正係数βで補正した後の特性曲線(P(Wh/β))であり、L42は実際の電池特性を表す曲線である。なお、βについては後述する。走行中にパワー演算を行い、そのときの放電電力積算値をIWHn,パワー演算値をPnとすると、点G1(IWHn,Pn)は曲線L42上の点となる。曲線L41上の点G2はWh座標が点G1と同一な点を示し、曲線P(Wh)上の点G3はP座標が点G2と同一な点を示している。このとき、点G2の座標は(IWHn,P(IWHn/β))と表され、点G3の座標は(IWHn/β,P(IWHn/β))と表される。すなわち、次式(7)で算出されるγnを用いて曲線L41を補正することにより曲線L42を得ることができる。
【数7】
γn=Pn/P(IWHn/β) …(7)
すなわち、内部抵抗劣化補正係数γnは、実際のパワー演算値Pnと初期特性を容量劣化補正した特性P(Wh/β)から得られるパワーP(IWHn/β)との比で表せる。
【0016】
ところで、放電電力積算値IWHnおよびパワー演算値Pnに誤差が生じると、それに応じてγnにも誤差が生じるが、図6からも分るように、放電末期においては点G1と点G2のP座標の差は小さくなるので、γnの誤差への影響が大きくなる。そこで、γnの算出は放電初期(例えば、放電深度DODが0〜50%の間)において行うことにする。例えば、満充電区間でγ1を、その後の放電深度DODが0〜50%の間で随時γ2〜γnをそれぞれ算出し、平均値γ’=(γ1+γ2+…+γn)/nを内部抵抗変化を表す内部抵抗劣化補正係数として用いる。
【0017】
次いで、容量変化を表す容量劣化補正係数βの算出方法を図7を参照しながら説明する。図7では初期特性をWh(P)と表し、L43はWh(P)で表される初期特性曲線を上述の内部抵抗劣化補正係数γ’で補正した後の特性曲線(Wh(P/γ’))であり、L42は実際の電池特性を表す曲線である。γ’を算出したの場合と同様に、放電電力積算値IWHnのときにパワーPnが得られたとすると、点G1(IWHn,Pn)は曲線L42上の点となる。曲線L43上の点G4はWh座標が点G1と同一な点を示し、曲線Wh(P)上の点G5はWh座標が点G4と同一な点を示している。このとき、点G4の座標は(Pn,Wh(Pn/γ’))と表され、点G5の座標は(Pn/γ’,Wh(Pn/γ’))と表される。その結果、次式(8)で算出されるβnを用いて曲線L43を補正することにより曲線L42を得ることができる。
【数8】
βn=IWHn/Wh(Pn/γ’) …(8)
すなわち、容量劣化補正係数βnは、実際の放電電力量IWHnと初期特性を内部抵抗劣化補正した特性Wh(P/γ’)から得られる放電電力量Wh(Pn/γ’)との比で表せる。
【0018】
容量劣化補正係数βの場合には、Wh(P)のPに対する変化の割合が大きいので、βnの誤差に対する放電電力積算値IWHnおよびパワー演算値Pnの各誤差の影響はγ’とは逆に放電初期において大きくなる。そこで、βnの算出は放電末期(例えば、放電深度DODが50〜100%の間)において行うことにする。例えば、放電深度DODが50〜100%の間で随時β1〜βnをそれぞれ算出し、平均値β’=(β1+β2+…+βn)/nを容量変化を表す容量劣化補正係数として用いる。なお、前述したγ’を求める際に用いたβには、このようにして得られたβ’が用いられる。
【0019】
次の満充電後走行時には、このようにして得られたβ’を用いて放電初期時のγ’を算出する。なお、上述した例では、γ’、β’ともn個の値に対して平均を行ったが、次式(9)のように最新の算出データと直近のデータとの平均を用いても良い。
【数9】
γ’=(γn-1+γn)/2
β’=(βn-1+βn)/2 …(9)
【0020】
よって、内部抵抗の変化および容量の変化に対して劣化補正が施された最終的な特性Wh(P)’は、得られたγ’,β’および初期特性Wh(P)を用いて次式(10)のように表すことができる。
【数10】
Wh(P)’=Wh(P/γ’)×β’ …(10)
また、残存容量については、放電電力積算値IWHと特性Wh(P)’に基づいて推定される電池容量とを用いて次式(11)のように算出される。
【数11】
Figure 0003543645
なお、式(11)におけるPminおよびΔWhは式(5)の場合と同様のものである。なお、充電が行われた場合には、式(11)の右辺に充放電効率を加味した充電電力積算値を加えたものが残存容量となる。
【0021】
(第2の算出方法)
上述した第1の算出方法では、パワー対放電電力特性(P(Wh)やWh(P))と実パワー演算値Pnや実放電電力量IWHnとの関係から内部抵抗劣化補正係数γおよび容量劣化補正係数βを算出したが、以下に述べる第2の算出方法では、IV特性から内部抵抗の変化および容量の変化を実際に求めて内部抵抗劣化補正係数γおよび容量劣化補正係数βを算出する。
【0022】
まず、内部抵抗劣化補正係数γの算出方法について説明する。図8において、a1〜a4およびb1〜b4は、放電中に放電電流Iおよび放電電圧Vを複数回測定してそのデータ(I,V)をプロットしたものである。データa1〜a4は電池が新品のときの測定データであり、データb1〜b4は電池を長期間使用して劣化が生じたときの測定データである。また、f0,f1は各々のデータ(a1〜a4),(b1〜b4)から一次回帰演算により得られる放電IV特性直線である。これらのIV特性直線の傾きは電池の内部抵抗Rを表しており、IV特性直線と放電電圧Vを表す縦軸との交点は電池の推定開放電圧Eを表している。すなわちIV特性直線は次式(12)
【数12】
V=E−IR …(12)
で表され、特性直線f0からは電池の初期内部抵抗R0(電池が新品の時の内部抵抗)が得られ、特性直線f1からは劣化時内部抵抗R1が得られる。そして、次式(13)により内部抵抗劣化係数γが算出される。
【数13】
γ=R0/R1 …(13)
【0023】
ここで、放電初期の規定放電量までに内部抵抗を複数算出し、それらの平均値の比をγとして用いても良い。すなわち、電池初期時に得られる内部抵抗をR01,R02,…,R0m、劣化時に得られる内部抵抗をRd1,Rd2,…,Rdnとしたとき、次式(14)のように内部抵抗劣化係数γを算出する。
【数14】
R0’=(R01+R02+…+R0m)/m
Rd=(Rd1+Rd2+…+Rdn)/n
γ=R0’/Rd …(14)
ここで、R0’は初期時の内部抵抗平均値であり、Rdは劣化時の内部抵抗平均値である。
【0024】
次に、容量劣化補正係数βの算出方法について説明する。図9(a)は種々の放電深度DODにおける電池の放電IV特性を示した図である。直線f10は放電電気量Ah=0のとき、すなわちDODがゼロ(満充電時)の場合を表しており、直線f11,f12,f13の場合の放電電気量Ahは順にAh1,Ah2,Ah3(ただし、Ah1<Ah2<Ah3)である。すなわち、放電電気量Ahが0→Ah1→Ah2→Ah3と大きくなるにつれて特性直線はf10→f11→f12→f13と変化し、そのときの推定開放電圧もE0→E1→E2→E3と変化する。なお、開放電圧としては、充放電IV特性を用いて推定したり、無負荷時の電圧を測定して得られる実際の開放電圧を用いても良い。リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の場合には充放電IV特性の直線性が良く、推定開放電圧と実際の開放電圧とが良く一致する。
【0025】
種々の開放電気量(例えば、規定放電電気量毎に)に対してこのような推定開放電圧E0〜Ejを求め、放電電気量C(Ah)に対する開放電圧E(V)の関係を一次以上の回帰演算で算出する。図9(b)はリチウムイオン電池に関して算出された回帰曲線を示す図である。リチウムイオン電池の場合には、一次回帰演算であっても電池特性を精度良く求めることができる。f20は電池初期時の、f21は実際の(劣化時の)特性をそれぞれ示しており、一次回帰の場合にはこれらの特性は次式(15)で表される。
【数15】
E=Vf−C・K …(15)
ここで、Kは特性直線の傾き、Vfは特性直線の電圧切片である。図9(b)に示す特性直線f20の場合には傾きがK0,電圧切片がVfであり、特性直線f21の場合には傾きがKd,電圧切片がVf’である。そして、回帰直線を得るに充分な放電電気量(通常、放電中期〜放電末期)に達したならば、回帰式を外挿して予め定めた放電容量規定電圧Veとの交点の放電電気量を電池容量C0,Cdとする。このC0,Cdは式(15)を用いて次式(16)のようになる。
【数16】
C0=(Vf−Ve)/K0
Cd=(Vf’−Ve)/Kd …(16)
容量劣化補正係数βは次式(17)により求められる。
【数17】
β=Cd/C0 …(17)
【0026】
上述したように、第2の算出方法では内部抵抗の変化や容量の変化を求めて補正係数β,γを算出しており、以下のような特徴を有する。
▲1▼内部抵抗劣化分と放電容量劣化分とを互に分離し、内部抵抗比および容量比によって補正係数β,γを直接求めるとともに、
▲2▼図9(b)のような回帰曲線を得ることによって開放電圧の変化を求め放電容量を推定しているので、精度の高い補正係数を得ることができる。
▲3▼特に、リチウムイオン電池のように、図9(b)のような放電電気量と開放電圧の相関関係の再現性が良い電池の場合には、上述した算出方法はかなり有効な方法である。なお、第2の算出方法においても、内部抵抗劣化補正係数γは放電初期に算出され、容量劣化補正係数βは放電中期から末期にかけて算出される。
【0027】
式(14)に示すように、初期時の内部抵抗平均値R0’と劣化時の内部抵抗平均値Rdとを用いて内部抵抗劣化補正係数γをγ=R0’/Rdで算出したが、放電初期に内部抵抗劣化補正係数γを複数算出し(それらをγ1,γ2,…γnとする)、電池特性を劣化補正する際の内部抵抗劣化補正係数γとしてγ1,γ2,…γnの平均値を用いても良い。
【0028】
上述した第1の算出方法では、パワー対放電電力特性(P(Wh)やWh(P))と実パワー演算値Pnや実放電電力量IWHnとの関係から内部抵抗劣化補正係数γおよび容量劣化補正係数βを算出し、第2の算出方法では、IV特性から内部抵抗の変化および容量の変化を実際に求めて内部抵抗劣化補正係数γおよび容量劣化補正係数βを算出した。そこで第3の算出方法として、内部抵抗劣化補正係数γに関してはIV特性から内部抵抗の変化を実際に求めて算出し、容量劣化補正係数βに関してはパワー対放電電力特性Wh(P)と実放電電力量IWHnとの関係から算出し、そのようにして得られた容量劣化補正係数β,内部抵抗劣化補正係数γを用いて初期特性を劣化補正しても良い。なお、上述した実施の形態では電池特性としてパワーと放電電力量との関係に基づいて説明したが、パワーと放電電気量(放電電流を積算したもの)との間のも同様の特性を得ることができ、第1および第3の算出方法における実放電電力量IWHnにかえて放電電気量を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池特性算出方法における温度補正および劣化補正を説明する図であり、(a)は初期電池特性を、(b)は温度補正を、(c)劣化補正を示す図。
【図2】常温初期時、低温時、低温劣化時の残存容量を説明する図。
【図3】電池容量の設定方法を説明する図であり、(a)は第1の設定方法、(b)は第2の設定方法。
【図4】残存容量演算の手順を示すフローチャート。
【図5】パワー特性対放電電力量を示す図。
【図6】第1の算出方法におけるγの算出方法を説明する図。
【図7】第1の算出方法におけるβの算出方法を説明する図。
【図8】第2の算出方法におけるγの算出方法を説明する図。
【図9】第2の算出方法におけるβの算出方法を説明する図であり、(a)は放電IV特性を示す図、(b)は放電電気量に対する開放電圧の関係を示す図。
【図10】従来の残存容量を説明する図。
【符号の説明】
E0〜E3 推定開放電圧
I 放電電流
V 放電電圧
R,R0,R1,Rd,R01〜ROm,Rd1〜Rdn 内部抵抗
α 温度補正係数
β,β’,β1〜βn 容量劣化補正係数
γ,γ’,γ1〜γn 内部抵抗劣化補正係数

Claims (6)

  1. (a)2次電池の電池特性の温度依存性を表す温度補正係数と、
    (b)2次電池の初期内部抵抗と劣化時内部抵抗との比で表される内部抵抗劣化補正係数と、
    (c)2次電池の劣化時放電容量と初期放電容量との比で表される容量劣化補正係数とに基づいて、2次電池初期時における放電可能パワーと放電可能量との関係である初期電池特性を補正して、2次電池における放電可能パワーと放電可能量との関係である電池特性を算出することを特徴とする電池特性算出方法。
  2. 請求項1に記載の電池特性算出方法において、
    (a)放電時の電流値および電圧値に基づく放電IV特性から算出される2次電池の内部抵抗に基づいて前記内部抵抗劣化補正係数を算出し、
    (b)2次電池の放電電気量と前記放電IV特性より求められる推定開放電圧との関係から算出される2次電池の放電容量に基づいて前記容量劣化補正係数を算出することを特徴とする電池特性算出方法。
  3. (a)2次電池の電池特性の温度依存性を表す温度補正係数と、
    (b)放電時の電流値および電圧値に基づく放電IV特性から算出される2次電池の初期内部抵抗と前記放電IV特性から算出される2次電池の劣化時内部抵抗との比で表される内部抵抗劣化補正係数と、
    (c)2次電池初期時における放電可能パワーと放電可能量との関係である初期電池特性を前記内部抵抗劣化補正係数で補正した補正特性と放電電力積算値とに基づいて算出される容量劣化補正係数と、に基づいて前記初期電池特性を補正して、2次電池における放電可能パワーと放電可能量との関係である電池特性を算出することを特徴とする電池特性算出方法。
  4. (a)2次電池の電池特性の温度依存性を表す温度補正係数と、
    (b)放電時の電流値および電圧値に基づく放電IV特性から算出される2次電池の初期内部抵抗と前記放電IV特性から算出される2次電池の劣化時内部抵抗との比で表される内部抵抗劣化補正係数と、
    (c)2次電池初期時における放電可能パワーと放電可能量との関係である初期電池特性を前記内部抵抗劣化補正係数で補正した補正特性と放電電気量とに基づいて算出される容量劣化補正係数と、に基づいて前記初期電池特性を補正して、2次電池における放電可能パワーと放電可能量との関係である電池特性を算出することを特徴とする電池特性算出方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電池特性算出方法において、
    前記内部抵抗劣化補正係数を2次電池の放電初期に算出するとともに、前記容量劣化補正係数を2次電池の放電末期において算出することを特徴とする電池特性算出方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の電池特性算出方法により算出された電池特性から2次電池の放電可能量を算出し、算出された放電可能量および放電電力積算値に基づいて2次電池の残存容量を算出することを特徴とする残存容量推定方法。
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