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JP3385236B2 - 使い捨て吸収性製品用の処分手段を備えた機械的ファスナー手段 - Google Patents

使い捨て吸収性製品用の処分手段を備えた機械的ファスナー手段

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JP3385236B2
JP3385236B2 JP17449299A JP17449299A JP3385236B2 JP 3385236 B2 JP3385236 B2 JP 3385236B2 JP 17449299 A JP17449299 A JP 17449299A JP 17449299 A JP17449299 A JP 17449299A JP 3385236 B2 JP3385236 B2 JP 3385236B2
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tab
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fixing
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Procter and Gamble Co
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使い捨て吸収性製品
用のファスナー手段に関するものであり、特に吸収性製
品を簡便に使い捨てるための使い捨て吸収性製品用の改
良型機械的ファスナー手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オシメなどの使い捨て吸収性製品の隅部
を固着するために接着剤テープファスナー手段を使用す
る事は公知である。これらの型の接着性テープファスナ
ー手段は米国特許Re.26.151および米国特許第
3,848,594号に記載されている。
【0003】接着性テープファスナー手段は、使用中の
使い捨て吸収性製品を着用者上に保持する固着手段であ
る。さらに再固定可能の接着性テープファスナー手段
は、使い捨て吸収性製品を廃棄のために固いパッケージ
状に折り畳みまたは巻上げて、廃棄形状に固定し、簡単
にゴミ箱の中に捨てる事を可能にする。このような接着
性テープファスナー手段が巻き上げられた吸収性製品に
固着された時、この吸収性製品を投げ捨ててもその内容
物は漏れない。
【0004】しかし接着性テープファスナー手段は多く
の欠点を有する。その1つは、この手段が油または粉末
によって汚染されやすく、これがテープタブ上の接着剤
と接触すると接着剤が有効な側面閉鎖を成すに十分な強
さをもって吸収性製品に接着しない事である。さらに吸
収性製品が汚れたかいなかをチェックするため、または
そのフィットを調節するためテープファスナー手段が緩
められた時に、接着性テープファスナー手段が吸収性製
品のバックシートを引き裂く可能性がある。従ってバッ
クシートに孔が開けられ、テープファスナー手段を固定
する事ができなくなり、テープファスナー手段が使用で
きなくなる。従って、油または粉末によって容易に汚染
されず、再固定が容易であり、吸収性製品またはテープ
ファスナー手段を緩めた後に使用不能とならないファス
ナー手段を提供するにある。
【0005】吸収性製品の本体部分の上に機械的ファス
ナー手段を備えた洗濯可能のオシメを提供するための多
くのアイデアが提案された。フックおよびループ型の機
械的ファスナーは、接着剤テープファスナー手段と比較
して一般に油または粉末によって汚染されにくく、再固
定の容易なファスナー手段を成すが、吸収性製品を巻き
上げてその汚物を収容し簡単に投げ出せるように廃棄状
態に固定する使い捨て構造を有しない。一般に、フック
ファスナー部材が吸収性製品の第1末端区域に配置さ
れ、ループファスナー部材が吸収性製品の第2末端区域
に配置される。従って廃棄のため吸収性製品が折り畳ま
れまたは巻き上げられた時、ループファスナー部材が吸
収性製品の他の部分の下方に押し込まれるので、ループ
ファスナー部材に係合する事ができない。さらにフック
ファスナー手段は吸収性製品の露出区域に対して、特に
バックシートに対して固着されないので、吸収性製品は
廃棄形状に簡便に固定できない。従って、吸収性製品を
簡便に廃棄する事のできる機械的ファスナー手段を提供
する事が好ましい。
【0006】[発明の目的および効果]従って、本発明
の目的は、改良型ファスナー手段を有する使い捨て吸収
性製品を提供するにある。
【0007】本発明の他の目的は、改良型機械的ファス
ナー手段を有する使い捨て吸収性製品を提供するにあ
る。
【0008】本発明のさらに他の目的は、使い捨て吸収
性製品を簡便に廃棄する事のできる処分手段を備えた機
械的ファスナー手段を有する使い捨て吸収性製品を提供
するにある。
【0009】[発明の概要]本発明は、内側面、該内側
面の反対側である外側面、縦縁、端縁、第1末端区域、
該第1末端区域の反対側の第2末端区域を有する本体部
分;該本体部分は透液性トップシート、該トップシート
に組み合わされる不透液性バックシート、前記トップシ
ートと前記バックシートの間に設けられた吸収性コアを
含む、前記第1末端区域において前記本体部分の各縦縁
に近接して設けられる閉鎖部材;各閉鎖部材は吸収性製
品の閉鎖体を形成するための第1機械的ファスナー手段
を含み、該第1機械的ファスナー手段はフックファスナ
ー材を含む、前記第2末端区域において前記本体部分上
に設けられるランド部材;該ランド部材は第1機械的フ
ァスナー手段とともに吸収性製品の閉鎖体を形成するた
めの第2機械的ファスナー手段を含み、前記第2機械的
ファスナー手段は前記フックファスナー材と機械的に係
合しうるループファスナー材を含む、吸収性製品を簡便
に廃棄する形状に固定させるため前記閉鎖部材の裏面に
設けられた処分手段;該処分手段は前記第1機械的ファ
スナー手段を固定するための不織布を有し、この不織布
は前記フックファスナー材と機械的に係合しうる、使い
捨て吸収性製品である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
について詳細に説明する。
【0011】本発明の機械的ファスナー手段は使い捨て
吸収性製品に使用するのに好適である。この明細書にお
いて、「使い捨て吸収性製品」とは身体の排泄物を吸収
し収容する製品、さらに詳しくは身体から排泄される種
々の排泄物を吸収し収容するため着用者の身体に当接し
または近接して配置され、1回の使用後に廃棄される製
品(すなわち洗濯またはその他の方法で回収されあるい
は再使用されない製品)を言う。本発明の好ましい使い
捨て吸収性製品はオシメ20である。この明細書におい
て、「オシメ」とは一般に幼児または失禁者によって着
用され、その脚の間に引き上げられまたはウエスト周り
に固定される衣類を言う。本発明を非常に容易に適用す
る事のできる種類のオシメは前記の米国特許Re第2
6,151および米国特許第3,860,003号に記
載され、これらの両特許を引例として加える。下記の説
明から明らかなように、下記に図示説明する機械的ファ
スナー手段はこのようなオシメの本体部分に使用され
る。他方において、本発明は特定のオシメ構造または形
状に限定されるものではない。
【0012】付図において、図1はオシメのユーザによ
って着用者の身体に配置される前の本発明のオシメ20
の部分破断斜視図である。図1に見られるように、好ま
しいオシメ20は本体部分22と機械的ファスナー手段
24とを含む。好ましい本体部分22は、透液性トップ
シート26と、吸収性コア28と、不透液性バックシー
ト30と、弾性収縮性脚カフス32とを含み、この脚カ
フス32はサイドフラップ34と単数または複数の弾性
部材36とを含む。トップシート26と、吸収性コア2
8と、バックシート30と、サイドフラップ34と、弾
性部材36は種々の公知の構造に組立てる事ができる
が、好ましい使い捨てオシメ構造は米国特許第3,86
0,003号に記載され、これを引例として加える。
【0013】図1は本体部分22の好ましい実施態様を
示し、トップシート26とバックシート30は同延長で
あって、吸収性コア28より大なる長さと幅を有する。
トップシート26はバックシート30の上に重なり合
い、本体部分の外周部分38を成す。この外周部分38
は、本体部分22の外周を成し、すなわちその外延を限
定する。外周部分38は縦縁40と末端縁42とを含
む。
【0014】本体部分22は内側面44と外側面46と
を有する。一般に外側面46はオシメの一方の末端縁4
2から他方の末端縁42まで、また一方の縦縁40から
他方の縦縁40まで延在し、オシメの使用中に着用者か
ら離れた面である。バックシート30が使用される場
合、このバックシートは本体部分22の外側面46を成
す。内側面44は外側面46の反対側の面であって、図
示の実施例においてはトップシート26によって形成さ
れる。一般に、内側面44は外側面46と同延長であっ
て、オシメ20が着用される時に、その大部分が着用者
に接触する。
【0015】オシメ20は、それぞれオシメ外周38の
末端縁42からオシメ20の横方向中心線に向かって延
在する第1および第2区域48,50を有する。これら
の末端区域48,50は、それぞれオシメの長さの約半
分延在し、各区域がオシメ20のそれぞれ半分を占め
る。
【0016】第1末端区域48と第2末端区域50はそ
れぞれパネル51を有する。これらのパネルは、オシメ
20が着用者のウエスト回りに固着された時に重なり合
う末端区域部分である。末端区域が重なり合う延長、す
なわちパネル51の延長は、オシメ20の全体寸法と着
用者のサイズとに依存する。
【0017】吸収性コア28は、一般に圧縮性で、形状
一致性で、着用者の皮膚を刺激せず、液体および排泄物
を吸収し収容する事のできる任意手段とする。吸収性コ
ア28は種々の形状に形成する事ができ(例えば、長方
形、砂時計型など)、また一般にエアフェルトと呼ばれ
る粉砕ウッドパルプなど、使い捨てオシメおよびその他
の吸収性製品の製造に使用される各種の液体吸収性材料
で製造する事ができる。他の適当な吸収性材料の例は、
糸紙、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性重合
体、吸収性ゲル化材料、またはその他の同等の材料ある
いはその組合せである。しかし吸収性コア28の全吸収
能力はオシメ20の特定の用途における設計排泄物装入
量に対応しなければならない。さらに吸収性コア28の
サイズと吸収能力は幼児から成人までの範囲内の着用者
に対応するように変動されなければならない。
【0018】吸収性コア28は米国特許第4,610,
678号に記載のように、単一層の吸収性材料から成る
事ができ、この特許を引例として加えるが、吸収性コア
28の好ましい実施態様は、米国特許第4,673,4
02号に記載のような二重層吸収性コアであって、この
特許を引例として加える。この構造は非対称形状の上層
52と下層54とを有する。上層52は、好ましくは親
水性繊維材料から成る液体吸収/分布層として作用す
る。下層54は、親水性繊維材料と、吸収性ゲル化材料
粒子(ハイドロゲル材料)との混合物から成る流体貯蔵
層として作用する。上層52と下層54はそれぞれティ
シュ層の中に包囲された吸収性層から成る。しかし、上
層52または下層54のサイズ、形状、構造および全吸
収能力は幼児から成人までの範囲の着用者に適合するよ
うに変動される。従ってこれらの層の寸法、構造および
形状は任意に変更する事ができる(例えば、上層あるい
は下層が可変的キャリパ、親水性勾配、急速吸収区域を
有し、または吸収性ゲル化材料を含有する事ができ
る)。
【0019】吸収性コア28はバックシート30の上に
重ねられ、好ましくはこれに対して業界公知の、例えば
感圧接着剤、ホットメルト接着剤またはその他の接着
剤、超音波接合、または熱/圧密封などのコア取り付け
手段55によって取り付けられる。吸収性コア28はバ
ックシート30に対して接着剤の均一連続層、パターン
層または接着剤の別々の線または点の列によって固着す
る事ができる。満足である事が発見された接着剤はホッ
トメルト接着剤、例えば、米国テネシー州、キングスポ
ート、イーストマンケミカルプロダクツ社によって製造
され、商標Eastobond A−3によって市販さ
れている製品または、米国オハイオ州、コロンバス、セ
ンチュリーアドヘッシブ社によって製造され商標Cen
tury5227で市販されている製品である。コア取
り付け手段55は米国特許第4,573,986号に記
載のような接着剤フィラメントの開放パタンネットワー
クから成る。この特許を引例として加える。
【0020】バックシート30は不透液性であって、好
ましくは薄いプラスチックフィルムによって製造される
が、他の可撓性不透液性材料を使用する事もできる。バ
ックシート30は、吸収性コア28の中に吸収され収容
されている排泄物がシーツおよび下着などのオシメ20
と接触する製品を汚す事を防止する。好ましくは、バッ
クシート30は厚さ約0.012mm(0.5ミル)〜約
0.051mm(2.0ミル)のポリエチレンフィルムと
するが、他の可撓性不透液性材料を使用する事もでき
る。この場合「可撓性」とは、形状一致性であって、人
体の全体形状および輪郭に容易に合致する材料を言う。
【0021】適当なポリエチレンフィルムは、モンサン
トケミカル社によって製造され商標Film No.8
020で市販されている。バックシート30は好ましく
は布様外観を生じるためエンボス加工および/またはツ
ヤ消し加工仕上げをされる。さらに、バックシート30
は、排泄物の通過を防止しながら吸収性コアから水蒸気
を脱出させる事ができる。
【0022】バックシート30のサイズは、吸収性コア
28のサイズおよび選定された正確なオシメ設計によっ
て決定される。好ましい実施態様においてバックシート
30はオシメ外周38全体から外側に少なくとも約1.
3cm〜約2.5cm(約0.5〜約1.0インチ)の最小
距離だけ吸収性コアから延長された変形砂時計の形状を
有する。
【0023】本発明の製品の本体部分22のトップシー
ト26は形状一致性の、柔らかな感触を有する、着用者
の皮膚を刺激しないものである。さらに、このトップシ
ート26は液体を容易に貫通させる透液性である。適当
なトップシート26は、多孔性フォーム、網状フォー
ム、アパチュアドフィルム、天然繊維(木材繊維または
綿繊維)、合成繊維(例えばポリエステルまたはポリプ
ロピレン繊維)、または天然繊維と合成繊維との組合せ
から製造する事ができる。好ましくはトップシート26
は吸収性コア28の中に保持された液体から着用者の皮
膚を隔離するために疎水性材料から作る。
【0024】特に好ましいトップシート26は、米国デ
ラウエア州、ウイルミングトン、ハーキュリーズ社から
市販されているハーキュリーズタイプ151などの約
1.5デニールのステープル長ポリプロピレン繊維を含
む。この場合「ステープル長繊維」とは少なくとも約1
5.9mm(0.625インチ)の長さを有する繊維を言
う。
【0025】トップシート26を製造するために使用さ
れる多くの技術がある。例えばトップシート26は織
布、不織布、スパンポンディッド布、カーディッド布、
ハイドロフォームド布とする事ができる。トップシート
26は業界公知の手段によってカージング処理され、熱
接合される。好ましくはトップシート26は約15〜約
30g/平方メートルの坪量とマシン方向においてセン
チメートル当り少なくとも約400gの最小乾燥引っ張
り強さと、クロスマシン方向においてセンチメートル当
り少なくとも約55gの引っ張り強さとを有する。
【0026】トップシート26とバックシート30はオ
シメ業界公知の任意適当な手法によって相互に組み合わ
される。この場合、「組み合わされる」とは、トップシ
ート26をバックシート30に対して直接に固着する事
によってバックシートに対して直接に接合する構造、お
よびトップシート26を介在部材に対して固着し、この
介在部材をバックシートに固着する事によってバックシ
ート30に対して間接的に接合する構造とを含む。好ま
しい実施態様において、トップシート26とバックシー
ト30は接着剤または業界公知のその他任意の取り付け
手段などのフラップ取り付け手段56によってオシメ外
周38に沿って相互に直接に接合される。一般に、吸収
性コア28をバックシート30に対して固着するコア取
り付け手段55も前記のフラップ取り付け手段56と同
一の手段とする。従って例えば、前記の米国特許第4,
573,986号に記載のような、接着剤の均一連続
層、パターン層、別々の線または点の列、あるいは接着
剤フィラメントのネットワークを使用する事ができる。
【0027】弾性的に収縮性の脚カフス32が、本体部
分22の外周38に隣接して、好ましくはオシメの縦縁
40に沿って配置され、これらの脚カフス32がオシメ
を引っ張って、着用者の脚に当接保持させる。脚カフス
32はオシメ業界公知の任意の手段とする事ができる
が、特に好ましい脚カフス構造は、前記の米国特許第
3,860,003号に詳細に記載のように、サイドフ
ラップ34と単数または複数の弾性部材36とを含む。
さらに弾性収縮性脚カフスを有する使い捨てオシメの製
造に適した方法および装置は米国特許第4,081,3
01号に記載されており、この特許を引例として加え
る。好ましい実施態様において、弾性収縮性脚カフス3
2はサイドフラップ34と、弾性紐から成る弾性部材3
6とを含む。
【0028】オシメ20は側面閉鎖を成すための機械的
ファスナー手段24を備える。すなわちオシメ20が着
用者に対して取り付けられる際に、その第1末端区域4
8と第2末端区域50が重なり合い状態に保持される。
【0029】図1に図示の本発明の好ましい実施態様に
おいて、ファスナー手段24は、第1末端区域48の縦
縁40に沿って配置されたテープタブ60および第1フ
ァスナー要素62とを有する閉鎖部材58と、本体部分
22の外側面46の第2末端区域50の中に配置されて
前記第1ファスナー要素62と係合する第2ファスナー
要素66を有するランド部材64と、オシメ20を簡単
に廃棄できるように使い捨て形状に固定するように本体
部分22またはファスナー手段24、好ましくはテープ
タブ60上に配置される処分手段68とを含む。
【0030】各閉鎖部材58は、オシメ20の確実な側
面閉鎖をなすようにランド部材64と係合する機械的フ
ァスナー手段を成すものである。従って閉鎖部材58は
少なくとも1つのファスナー要素62を含む。また各閉
鎖部材58は、好ましくは側面閉鎖のため第1ファスナ
ー要素62をランド部材64に隣接して配置するための
手段を含む。すなわち閉鎖部材58は、オシメ20の内
側面および/または外側面に固着された内部ファスナー
部材、テープタブまたはベルトなど、オシメ20の側面
閉鎖を成すための任意公知の構造および固着手段を含む
事ができる。好ましい閉鎖部材58は内部ファスナー部
材またはテープタブを含む。
【0031】内部ファスナー部材は、オシメ20の本体
部分上に配置されたファスナー要素またはファスナー要
素と接着剤固着手段との組合せを含む。従って好ましい
内部ファスナー部材は、フックファスナー材料のストリ
ップまたはパッチから成る第1ファスナー要素62とす
る。内部ファスナー部材は、本体部分の内側面44また
は外側面46、あるいは第1末端区域48または第2末
端区域50など、本体部分の任意の箇所に配置する事が
できる。好ましくは本体部分の内側面44の第1末端区
域48の中に、それぞれ縦縁40に隣接して、ランド部
材64と係合するように配置される。各内部ファスナー
部材の第1ファスナー要素62は、本体部分に対して接
合され、本体部分22のパネル51において好ましくは
約1インチ幅(長手方中心線に対して直角方向)×約
2.5インチ(すなわち、長手方中心線に対して平行方
向)の面積を有する。この内部ファスナー部材の実施例
は米国特許第4,699,622号に記載され、これを
引例として加える。
【0032】図1と図2に図示のように、閉鎖部材58
は好ましくはテープタブ60を含む。テープタブの任意
公知の構造および形状を使用する事ができる。好ましい
テープタブは、米国特許第3,848,594号に詳細
に記載されているY形のテープタブであって、この特許
を引例として加える。図1に図示のように、テープタブ
60は本体部分22の各縦縁40に隣接して最も好まし
くは第1末端区域48に配置される。
【0033】特に好ましいテープタブ60は図2に図示
され、ファスナー面70と裏あて面72とを有する。フ
ァスナー面70は本発明のランド部材64と係合するテ
ープタブの面である。すなわち、ファスナー面70はオ
シメの本体部分22の内側面44に対応し、その上に接
着剤固着手段63と第1ファスナー要素62とを備え
る。裏あて面72は、ファスナー面70と反対側の面で
あって、オシメ本体部分22の外側面46に対応する。
従って、裏あて面72はオシメ20の着用中露出されて
いる。
【0034】図2に図示の好ましいテープタブ60は、
本体部分22の内側面44と外側面46に対して固着さ
れて、メーカの末端を成す(すなわち、オシメ20に対
するテープタブの固着がオシメの製造中に実施され
る)。テープタブ60はユーザの末端としての他の要素
を有する(すなわち、オシメを着用者に取り付ける人に
よって作られる継手部分)。すなわち本発明の好ましい
テープタブは少なくとも下記の3要素を有する:第1固
定部分74、第2固定部分76、連結部分78。第1固
定部分74は本体部分22の内側面に取り付けられた部
分である。第2固定部分76は本体部分22の外側面4
6に取り付けられた部分である。従って第1固定部分7
4と第2固定部分76は、テープタブ60のメーカの末
端を成す。連結部分78は、使用者が着用者に対してオ
シメ20を固着する際にこのオシメ20の他の部分に対
して、一般にランド部材64に対して取り付けられる部
分である。従ってこの連結部分78はユーザの末端を成
す。さらに、第2固定部分76の外側面と連結部分78
の外側面はテープタブ60の裏あて面72を成すが、第
1固定部分74の内側面と連結部分78の内側面はテー
プタブ60のファスナー面70を成す。
【0035】本発明の好ましいY形テープタブ60はい
くつかの手法で製造する事ができる。第1固定部分7
4、第2固定部分76、および連結部分78は、それぞ
れ本体部分20の縦縁40に隣接して接合区域において
相互に接合される別々のテープである。テープタブ60
のさらに実際的構造は、連結部分78と、第1固定部分
74または第2固定部分76のいずれかとが一体的テー
プストリップを成す構造である。図2に図示のように連
結部分78が第2固定部分76と一体を成す場合、第1
固定部分74は本体部分22の縦縁40に隣接した接合
区域80において、連結部分78/第2固定部分76結
合体に連結された別個の要素である。
【0036】図2はテープタブ60を本体部分22に対
して固着するためのタブ固着手段を示す。この手段は適
当な接合を成す任意の固着手段、好ましくは接着剤業界
公知の任意の感圧接着剤とする。第1固定部分74の第
2面75´が本体部分22の内側面44に対して、第1
タブ固着手段80によって固着される。第2固定部分7
6の第1面77が本体部分22の外側面46に対して、
第2タブ固着手段82によって固着される。連結部分7
8は、その第1面79上に第1ファスナー要素62を第
2タブ固着手段82(あるいは、連結部材78が第2固
定部分76とは別個の要素であれば第3タブ固着手段)
によって取り付けられている。しかし接着剤固着手段を
別個に第1ファスナー要素62上に配置し、これを連結
部分78に接合する事もできる。
【0037】テープタブ60の好ましい素材は、米国ミ
ネソタ州、セントポール、ミネソタマイニング アンド
マニュファクチャリング社から入手されるテープコー
ドNo.XPF 14.43.0、Y−9376または
Y−9030などのテープ材料を含む。これらの実施態
様において使用されるテープ材料は好ましくはポリエチ
レンフィルムであって、ポリエチレンに接合するように
配合されたタブ固着手段が前記テープ材料上に配置され
ている。このタブ固着手段は、オシメの他の部分と適当
に接合する任意の接着剤であって、好ましくは業界公知
の任意の感圧接着剤とする。好ましいタブ固着手段はミ
ネソタ州、セントポール、ミネソタマイニング アンド
マニュファクチャリング社から入手されるコードN
o.XPF 1.42.34などの感圧接着剤とする。
【0038】図2に図示のように、テープタブ60は連
結部分78の末端縁71にグリップタブ83を備える。
このグリップタブは、連結部分78の縁71を折り返し
て接着する事によって形成される。これにより、オシメ
20を着用者に取り付けて固着する際にユーザが容易に
把持する事のできる末端部分を連結部分78上に形成す
る。グリップタブ83は、使用中に連結部分78を第1
固定部分74上に重ね合わせる際に最も有効である。
【0039】閉鎖部材58の第1ファスナー要素62は
閉鎖部材58とランド部材64との間を閉鎖する。すな
わち第1ファスナー要素62はランド部材64の第2フ
ァスナー要素66に係合する単数または複数の要素を成
す。従って第1ファスナー要素62は、ボタン、スナッ
プ、フックまたはループファスナーなどの側面閉鎖を成
す任意公知の手段とする事ができる。
【0040】第1ファスナー要素62は、テープタブ6
0に接合された別個の部材とし、またはテープタブ60
と一体を成す部材とする事ができる。例えばトップシー
ト60はランド部材64と機械的に係合するようにその
上に形成または成形された係合要素を有し(一体型第1
ファスナー要素62)、またはテープタブ60に対して
別個のパッチまたはストリップを接合する事ができる
(別部材型第1ファスナー要素62)。好ましくは第1
ファスナー要素62はテープタブ60のファスナー面7
0に接合された別個の部材とする。
【0041】第1ファスナー要素62は好ましくはテー
プタブ60のファスナー面70に対して接合される。こ
の明細書において、「接合される」とは、特にオシメ2
0が汚れた後にユーザが第1ファスナー要素62を接着
剤固着手段63から引き剥す事ができるようにテープタ
ブ60に対して着脱自在に固着される構造と、第1ファ
スナー要素62がテープタブ60に対して固定的に固着
される構造とを含む。また「接合される」とは、第1フ
ァスナー要素62がテープタブに対して直接に接合され
る場合と、第1ファスナー要素62を着脱自在に介在部
材に固着し、この介在部材をテープタブに対して着脱自
在に固着する事によって第1ファスナー要素62を間接
的にテープタブ60に対して接合する場合とを含む。好
ましくは図2に図示のように、第1ファスナー要素62
をテープタブ60の固定部分78に対して第2タブ固着
手段82によって直接に固着する。
【0042】第1ファスナー要素62はテープタブ60
のファスナー面70の任意の箇所に配置する事ができる
が、閉鎖部材58が内部ファスナー部材を含む時、第1
ファスナー要素62は好ましくは末端区域48のパネル
51の中に縦縁40に隣接して配置される。閉鎖部材5
8がテープタブ60を含む時、第1ファスナー要素62
は、好ましくはファスナー面70の全部または一部に、
さらに好ましくは連結部分78の全部または一部に配置
される。最も好ましくは第1ファスナー要素62は、連
結部分78の第1区域(一部)に、テープタブ60の末
端縁71に隣接して配置される。この構造の実施例は、
米国特許第5,019,065号明細書に記載され、こ
の特許を引例として加える。
【0043】図2は本発明の好ましい実施態様の第1フ
ァスナー要素62を示す。この第1ファスナー要素62
はフックファスナー材84を含む。この明細書におい
て、「フックファスナー材」とは係合要素86を有する
材料を言う。すなわちこのフックファスナー材84はオ
スファスナーと呼ぶ事もできる。また「フック」とは、
係合要素86が補形の第2ファスナー要素66と係合で
きる限り業界公知の任意の形状を取るという意味で非制
限的用語である。図示のように、フックファスナー材8
4は好ましくは、第1面と第2面を有する基体88と、
基体88の第1面から突出した複数の係合要素86とを
含む。各係合要素86は基体88の第1面の上に支持さ
れた軸部94と、軸部94の基体88と反対側末端に配
置された拡大ヘッド96とを含む。
【0044】本発明の好ましいフックファスナー材84
はループファスナーの繊維要素と係合してファスナー装
置を成すように構成される。従って、このフックファス
ナー材84は各種の材料で製造する事ができる。適当な
材料は、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ま
たはその組合せである。ミネソタ州、セントポール、ミ
ネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング
社から入手される「スコッチメート」ブランドNo.F
J3402などの織布ライニングから突出した多数の係
合要素86を含む。あるいは、この係合要素86はフッ
ク状、T状またはその他業界公知の任意の形状を有する
事ができる。特に好ましいフックファスナー材料は、米
国特許第4,846,415号明細書に記載され、これ
を引例として加える。
【0045】機械的ファスナー手段24のランド部材6
4は、それ自体と閉鎖部材58とを相互に固着して、オ
シメの第1末端区域48と、第2末端区域50とを重な
り合う状態に保持するための手段を成す。ランド部材6
4は、閉鎖部材58と係合して側面閉鎖を保持する限
り、オシメ20の任意の場所に配置する事ができる。例
えば、ランド部材64は、第2末端区域50の外側面4
6上に、あるいは第1末端区域48の内側面44上に、
あるいは閉鎖部材58と係合するその他の任意の場所に
配置する事ができる。さらに、ランド部材64は、オシ
メ20に固着された別個の要素とし、あるいはオシメ2
0のトップシート26またはバックシート30などの要
素と不可分にまたは連続的に備えられた一体部材とし、
あるいは一体部材と別個部材との組合せとする事ができ
る。ランド部材64は種々のサイズと形状をとる事がで
きるが、好ましくはバックシート30の一部と、着用者
のウエストに最もよくフィットするように第2末端区域
50の外側面46に配置された単数または複数の別個の
パッチとを含む。図1と図5に図示のオシメ20の好ま
しい実施態様は、第2末端区域50の縦縁40に隣接し
て外側面46に固着された細長い長方形のランド部材6
4を含む。
【0046】ランド部材64は好ましくは、テープタブ
60の第1ファスナー要素62に係合する第2ファスナ
ー要素66を含む。すなわち、この第2ファスナー要素
66は種々の材料から作られ、第1ファスナー要素62
に係合する種々の形状を有する事ができる。例えば、第
2ファスナー要素66は、第1ファスナー要素62と補
形の同一要素とし、または別個の要素とする事ができ
る。この場合、「補形の同一要素」とは、第1ファスナ
ー要素62と第2ファスナー要素66の係合部材が相互
に係合する同一の形状または構造を有する機械的ファス
ナー手段を定義するために使用される。このような手段
の例は米国特許第4,322,875号および米国特許
第4,701,179号に記載されている。「補形の別
個の要素」とは、第1ファスナー要素62が第2ファス
ナー要素66と相違する形状を有するが、これと係合す
る事ができる場合、例えばボタンと穴、フックファスナ
ーとループファスナー、あるいはオス部材とメス部材な
どを意味する。好ましくは、第2ファスナー要素66
は、第1ファスナー要素62がループであるかフックで
あるかに従って、フックあるいはループとする。図5に
図示のように、ランド部材64は、ループファスナー9
8などの複数のファイバ要素を備えた第2ファスナー要
素66を含む。
【0047】第2ファスナー要素66のループファスナ
ー材98は、フックファスナー材84の係合ヘッド86
に係合するファイバ要素を成す。これらのループファス
ナー材98は、ファイバ要素、好ましくはループを成す
種々の材料から製造する事ができる。その適当な材料は
ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレ
ンまたはその組合せである。適当なループファスナー材
98は、ミネソタ州、セントポール、ミネソタ マイニ
ング アンド マニュファクチャリング社の登録商標
「スコッチメート」No.SJ3401のナイロン織成
ループなど、ライニングから突出したファイバループを
含む。また好ましいループファスナー材98は、ノース
カロライナ州グリンスボロのギルフォードミル社から市
販されている「ギルフォードNo.16110」などの
ナイロンライニングから突出したナイロンフィラメント
ループから成るトリコットニットファブリックである。
あるいは、ループファスナー材98は不織布、あるいは
その他任意の型の業界公知のファイバ材料またはループ
材料とする事ができる。経済的なループファスナー材と
その製造方法は米国特許第5,032,122号明細書
に記載され、これを引例として加える。
【0048】本発明の処分手段68は、オシメ20を簡
便容易に廃棄するための要素を成す。すなわち、処分手
段68は、オシメ20を廃棄形状に折り畳みまたは巻き
上げてこの形状に保持しオシメ20内部に汚物を収容す
る事のできる任意の構造を有する。例えば、処分手段6
8は接着性テープタブ、接着剤固着手段、機械的ファス
ナー要素、フックファスナー材、ループファスナー材、
第1ファスナー要素および第2ファスナー要素又は当業
者に知られた他の要素又は要素の組合わせなど、本体部
分22上にまたはファスナー手段24上に配置される種
々の要素とする事ができる。
【0049】処分手段68は、オシメ20を廃棄形状に
保持できる限り、オシメ20の本体部分またはファスナ
ー手段24のいずれにも配置する事ができる。例えば、
処分手段68は、本体部分22の内側面44上にも、外
側面46上にも、第1末端区域48または第2末端区域
50上にも、一方または両方のテープタブ60などのフ
ァスナー手段24上にも配置する事ができる。処分手段
68は、ファスナー面70上またはテープタブ60の裏
あて面72上にも、連結部分78、第1固定部分74、
第2固定部分76の上にも、あるいは一方または両方の
テープタブ60の要素の任意の組合せ上に配置する事が
できる。
【0050】さらに、処分手段68はオシメ20に連結
された別個の要素とし、あるいはトップシート26、バ
ックシート28または一方の第1ファスナー要素62な
どのオシメ要素に連続不可分の単一部材としての一体要
素とする事ができる(例えば、一方のテープタブの第1
ファスナー要素が他方のテープタブの第1ファスナー要
素と相補形であって相互に固着される場合、一方の第1
ファスナー要素が処分手段を成す)。処分手段68は各
種の要素とし種々のサイズおよび形状を有する事ができ
るが、好ましい処分手段68は、オシメ20を廃棄する
ために配置された第2ファスナー要素としての接着剤テ
ープタブまたは機械的ファスナー要素とする事ができ
る。
【0051】図2と図5に図示のオシメ20の好ましい
実施態様は、少なくとも一方のテープタブ60に固着さ
れた第2ファスナー要素106から成る別個要素として
の処分手段68を有する。処分手段68は好ましくは各
テープタブ60の裏あて面72に固着された第2ファス
ナー要素106を含む。この第2ファスナー要素106
はテープタブ60のファスナー面70に配置する事もで
きるが、反対側テープタブ60の第1ファスナー要素6
2が第2ファスナー要素106に容易に固着されてオシ
メ20の廃棄のためテープタブ60を容易に閉鎖できる
ように、この処分手段68は好ましくはテープタブ60
の裏あて面72に配置される。また第2ファスナー要素
106は連結部分78上にテープタブ60の末端縁に隣
接して配置される。
【0052】処分手段68の第2ファスナー要素106
は、本発明のランド部材64として使用される任意の構
造を有する事ができる。例えば、第2ファスナー要素1
06は一体要素または別個要素とし、フックファスナー
材またはループファスナー材とし、また補形の単一要素
または補形の別個要素とする事ができる。好ましくは処
分手段68の第2ファスナー要素106はランド部材6
4の第2ファスナー要素66と同一の材料とし、好まし
くはテープタブ60のファスナー面70上に配置された
フックファスナー材84と係合可能のループファスナー
材とする。従って一方のテープタブ60のフックファス
ナー材84を他方のテープタブ60の裏あて面72上の
処分手段68のループファスナー材に固着する事ができ
る。処分手段68の第2ファスナー要素106は、好ま
しくは裏あて面72に対して、業界公知の接着剤固着手
段108によって、好ましくは感圧接着剤によって固着
される。
【0053】オシメ20を使用する際、第1末端区域4
8を着用者の背中の下に配置し、オシメ20の他の部分
を着用者の足の間を引っ張って、第2末端区域50を着
用者の前側に配置する。つぎに、テープタブ60の連結
部分78を第2末端区域50の外側面46のランド部材
64に対して固着し、テープタブ60のファスナー面7
0上に配置された第1ファスナー要素62を第2ファス
ナー要素66に係合させて側面閉鎖を成す。オシメ20
が汚れたとき、オシメ20を着用者から離す。その場
合、第2末端区域50のパネル51を内側に折込み、本
体部分22を第2末端区域50から折込みまたは巻き込
んで、テープタブ60が巻上がったオシメ20から外側
に突出する図6に図示の構造にする。つぎに図7に図示
のように、一方のテープタブ60の第1ファスナー要素
62を他方のテープタブ60上に配置された処分手段6
8の第2ファスナー要素106に固着すれば、オシメ2
0を巻かれた状態に固定されるので、これをごみ箱に簡
単に捨てる事ができる。
【0054】図3に図示の本発明の他の実施態様におい
ては、処分手段368はテープタブ360、好ましくは
その裏あて面72上に配置された接着剤固着手段110
を含むが、これをファスナー面70の一部上に配置する
事ができる。またオシメ20が汚れるまで接着剤を露出
しないように、処分手段368は接着剤固着手段110
上に配置されたリリースライナー112を含む。接着剤
固着手段110はこのような目的で業界で使用されてい
る任意の接着剤または糊を使用する事ができるが、感圧
接着剤が好ましい。リリースライナー112は、接着剤
固着手段の乾燥を防止し、使用前に異物に付着する事を
防止する。このような目的に使用されている任意のリリ
ースライナーを使用する事ができるが、適当な例は、ア
クロシル社製造のBL 30MG−A SILOX E
1−0およびBL 30MG−ASILOX 4P/0
である。この実施態様においては、オシメ20が汚れて
廃棄形状に成された時に、リリースライナー112が接
着剤固着手段110から除去されて、接着剤固着手段1
10が他方のタブ360または本体部分22のバックシ
ート30などに固着されて、オシメ20をその使い捨て
状態に固定する。
【0055】図4に図示の本発明のさらに他の実施態様
においては、処分手段468はテープタブ460のファ
スナー面70上に配置された接着剤固着手段114(こ
の実施例においては第2タブ固着手段82)を含む。テ
ープタブ60の第1ファスナー要素62は接着剤固着手
段114によってファスナー面70に対して着脱自在に
固着されている。従って、オシメ20が汚れて廃棄形状
に成された時に、第1ファスナー要素62が接着剤固着
手段114から剥離されて接着剤固着手段114を露出
する。露出された接着剤固着手段114を他方のテープ
タブ460、またはバックシート30、またはオシメ2
0の他の任意の箇所に固着する事によってオシメ20を
廃棄状態に固定する。故に接着剤固着手段114はこの
ような目的に使用される公知の任意の接着剤とし、感圧
接着剤が好ましい。
【0056】図8に図示のさらに他の実施態様において
は、処分手段868は本体部分22上に配置された接着
剤テープタブ116を含む。この接着剤テープタブは業
界公知の任意の接着剤テープタブとする事ができる。こ
のテープタブ116の例は前記の米国特許第3,84
8,594号に記載されている。接着剤テープタブ11
5はオシメ20の本体部分22上の任意の箇所に配置す
る事ができるが、好ましくは第1末端区域48上に、オ
シメ20の末端縁42に隣接して、最も好ましくは末端
縁42に沿って横方向にセンタリングして配置され、処
分手段868を成す。従って、オシメ20が汚れて折り
畳まれまたは巻き上げられた後に、ユーザが接着剤テー
プタブ116をそのリリースライナーから離脱させ、そ
の接着剤を本体部分22のバックシート30または本体
部分22に対して固着させて、巻き上げられたオシメ2
0を閉鎖状態に固定する。
【0057】図9に図示の本発明のさらに他の実施態様
においては、処分手段968は2つの接着剤テープタブ
118,120を含む。これらの接着剤テープタブは本
体部分22上の任意の箇所に例えば各末端縁42に隣接
して配置する事ができるが、好ましくはそれぞれオシメ
20の第1末端縁48において、縦縁40に隣接して、
最も好ましくはテープタブ60に隣接して配置される。
従ってこの実施態様においては、処分手段968は第2
対のテープタブを成し、これは着用中のファスナー手段
およびオシメ20が汚れた後の処分手段として、あるい
はオシメ20が汚れた後にのみ処分手段として使用され
る。これらの接着剤テープタブ118,120は、オシ
メ20を廃棄形状に固定するため、本体部分22のバッ
クシート30などに固着し、あるいは相互に固着して処
分手段968として使用される。
【0058】本発明は前記の説明のみに限定されるもの
でなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施態様のオシメの部分破断斜視
図。
【図2】図1の2−2線に沿ったテープタブの断面図。
【図3】本発明の他の実施態様の図2と同様の断面図。
【図4】本発明のさらに他の実施態様の図2と同様の断
面図。
【図5】図1のオシメを着用する際の状態を示す立面
図。
【図6】本発明のファスナー手段を使用する前の廃棄状
態の図1のオシメを示す斜視図。
【図7】本発明のファスナー手段を使用した後の廃棄状
態の図1のオシメを示す斜視図。
【図8】本発明の他の実施態様によるオシメの平面図。
【図9】本発明のさらに他の実施態様によるオシメの平
面図。
【符号の説明】
20 オシメ 22 オシメ本体 24 機械的ファスナー手段 44 本体内側面 46 本体外側面 48 第1末端区域 50 第2末端区域 58 閉鎖部材 60 テープタブ 62 第1ファスナー要素 63 接着剤固着手段 64 ランド部材 66 第2ファスナー要素 68 処分手段 70 ファスナー面 71 末端縁 84 フックファスナー材 86 係合要素 98 ループファスナー材 368,468,868,968 処分手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニー、ジョン、ロバートソン アメリカ合衆国オハイオ州、ブルー、ア ッシュ、2デー、ディアークロス、パー クウェイ、9272 (72)発明者 チャールズ、ロック、スクリプス アメリカ合衆国ウィスコンシン州、ウォ ーワトーサ、ウォータータウン、プラン ク、ロード、11320 合議体 審判長 松縄 正登 審判官 山崎 豊 審判官 渡邊 真 (56)参考文献 特開 平1−156502(JP,A) 特開 昭57−161101(JP,A) 特開 昭60−215360(JP,A) 特開 昭51−70056(JP,A) 特開 昭62−243557(JP,A) 特開 昭61−255197(JP,A) 特開 昭54−39112(JP,A) 特開 昭48−49542(JP,A) 実開 昭57−147208(JP,U) 実開 昭62−139363(JP,U) 実開 昭55−100511(JP,U) 実開 昭58−176909(JP,U) 実開 昭58−83405(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側面、該内側面の反対側である外側面、
    縦縁、端縁、第1末端区域、該第1末端区域の反対側の
    第2末端区域を有する本体部分;該本体部分は透液性ト
    ップシート、該トップシートに組み合わされる不透液性
    バックシート、前記トップシートと前記バックシートの
    間に設けられた吸収性コアを含む、 前記第1末端区域において前記本体部分の各縦縁に近接
    して設けられる閉鎖部材;各閉鎖部材は吸収性製品の閉
    鎖体を形成するための第1機械的ファスナー手段を含
    み、該第1機械的ファスナー手段はフックファスナー材
    を含む、 前記第2末端区域において前記本体部分上に設けられる
    ランド部材;該ランド部材は第1機械的ファスナー手段
    とともに吸収性製品の閉鎖体を形成するための第2機械
    的ファスナー手段を含み、前記第2機械的ファスナー手
    段は前記フックファスナー材と機械的に係合しうるルー
    プファスナー材を含む、 吸収性製品を簡便に廃棄する形状に固定させるため前記
    閉鎖部材の裏面に設けられた処分手段;該処分手段は前
    記第1機械的ファスナー手段を固定するための不織布を
    有し、この不織布は前記フックファスナー材と機械的に
    係合しうる、使い捨て吸収性製品。
  2. 【請求項2】前記不織布は、前記閉鎖部材の裏面に接着
    剤固着手段によって固着される、請求項1に記載の使い
    捨て吸収性製品。
  3. 【請求項3】前記接着剤固着手段は、感圧接着剤であ
    る、請求項2に記載の使い捨て吸収性製品。
  4. 【請求項4】前記閉鎖部材は、 (a) 前記本体部分に固着された第1固定部分、 (b) 前記内側面に前記第1固定部分を固着するため
    前記本体部分の前記内側面と前記第1固定部分と連結さ
    れた第1タブ固着手段、 (c) 前記本体部分に固着された第2固定部分、 (d) 前記外側面に前記第2固定部分を固着するため
    前記本体部分の前記外側面と前記第2固定部分と連結さ
    れた第2タブ固着手段、および (e) 前記第1固定部分と前記第2固定部分に接合
    し、末端縁、ファスナー面と前記ファスナー面と反対側
    の裏あて面を有する連結部分、 を備えたテープタブを含み、 前記フックファスナー材は前記連結部分の前記ファスナ
    ー面の少なくとも一部に接合され、 前記第1固定部分と第2固定部分は、前記本体部分の前
    記縦縁に隣接して各々第1タブ固着手段および第2タブ
    固着手段で固着され、 前記不織布は、前記連結部分の前記裏あて面に固着され
    る、請求項1の使い捨て吸収製品。
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