JP3363052B2 - インク供給装置及びインク充填方法 - Google Patents
インク供給装置及びインク充填方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出して
記録媒体に画像を形成するインクジェット方式画像形成
装置における、吐出するインクを供給するインク供給装
置及びインク充填方法に関する。
記録媒体に画像を形成するインクジェット方式画像形成
装置における、吐出するインクを供給するインク供給装
置及びインク充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクを吐出して記録媒体に
画像を形成するインクジェット方式画像形成装置が広く
使用されている。このインクジェット方式画像形成装置
は、例えば、インクが吐出するノズルが形成された印字
ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して所定方向に往復動
するキャリッジを備えている。この往復動するキャリッ
ジを軽くするために、印字ヘッドに収容されるインクの
量には上限がある。
画像を形成するインクジェット方式画像形成装置が広く
使用されている。このインクジェット方式画像形成装置
は、例えば、インクが吐出するノズルが形成された印字
ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して所定方向に往復動
するキャリッジを備えている。この往復動するキャリッ
ジを軽くするために、印字ヘッドに収容されるインクの
量には上限がある。
【0003】そこで、図17に示すように、キャリッジ
(図示せず)から離れた位置に大容量のインクタンク1
2を配置し、このインクタンク12からインク供給チュ
ーブ14を通して印字ヘッド16にインクを供給するイ
ンク供給装置10が用いられている。印字ヘッド16の
内部には、液状のインク(生インク)18を貯えるイン
クタンク部20が形成されており、このインクタンク部
20に貯えられたインク18がノズル22から吐出す
る。印字ヘッド16のインクタンク部20としては、固
い壁で囲まれたものや、周囲が板ばねで広げられる柔軟
な袋状のものが知られている。
(図示せず)から離れた位置に大容量のインクタンク1
2を配置し、このインクタンク12からインク供給チュ
ーブ14を通して印字ヘッド16にインクを供給するイ
ンク供給装置10が用いられている。印字ヘッド16の
内部には、液状のインク(生インク)18を貯えるイン
クタンク部20が形成されており、このインクタンク部
20に貯えられたインク18がノズル22から吐出す
る。印字ヘッド16のインクタンク部20としては、固
い壁で囲まれたものや、周囲が板ばねで広げられる柔軟
な袋状のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】固い壁で囲まれたイン
クタンク部の場合、インクの使用量に応じてインクタン
ク部20の内部の空気容量が変動する。この空気容量は
環境温度によっても変動し、この結果、インクタンク部
20に貯えられているインクに作用する圧力が変動し
て、ノズル22に供給されるインク量も変動することと
なる。このため、インクの使用量や環境温度が変動する
と、ノズル22から吐出するインク量も変動し、画像品
質が低下するおそれがある。また、印字ヘッド16はキ
ャリッジと共に移動するので、インク供給チューブ14
内のインクが慣性力によって移動し、インクタンク部2
0に貯えられているインク量が増減して、インクタンク
部20の内部の空気容量が変動する。このような場合
も、上記と同様に、ノズル22から吐出するインク量が
変動し、画像品質が低下するおそれがある。
クタンク部の場合、インクの使用量に応じてインクタン
ク部20の内部の空気容量が変動する。この空気容量は
環境温度によっても変動し、この結果、インクタンク部
20に貯えられているインクに作用する圧力が変動し
て、ノズル22に供給されるインク量も変動することと
なる。このため、インクの使用量や環境温度が変動する
と、ノズル22から吐出するインク量も変動し、画像品
質が低下するおそれがある。また、印字ヘッド16はキ
ャリッジと共に移動するので、インク供給チューブ14
内のインクが慣性力によって移動し、インクタンク部2
0に貯えられているインク量が増減して、インクタンク
部20の内部の空気容量が変動する。このような場合
も、上記と同様に、ノズル22から吐出するインク量が
変動し、画像品質が低下するおそれがある。
【0005】一方、インクタンク部20として、周囲が
板ばねで広げられる柔軟な袋状のものを用いた場合は、
板ばねによってインクタンク部内の空気容量が調節され
るのでその変動が少なく、ノズル22から吐出するイン
ク量は比較的安定する。しかし、板ばねや柔軟な袋を使
用しているのでインクタンク部の構造が複雑になるとい
う問題がある。
板ばねで広げられる柔軟な袋状のものを用いた場合は、
板ばねによってインクタンク部内の空気容量が調節され
るのでその変動が少なく、ノズル22から吐出するイン
ク量は比較的安定する。しかし、板ばねや柔軟な袋を使
用しているのでインクタンク部の構造が複雑になるとい
う問題がある。
【0006】また、固い壁で囲まれたインクタンク部の
場合も、柔軟な袋状のインクタンク部の場合も、インク
供給チューブ14の着脱やインクタンク12の交換の際
などに、インクに不純物が混入するおそれがある。イン
クに不純物が混入すると、この不純物がノズル22に到
達してノズル22を詰らせるおそれがあるという問題が
ある。
場合も、柔軟な袋状のインクタンク部の場合も、インク
供給チューブ14の着脱やインクタンク12の交換の際
などに、インクに不純物が混入するおそれがある。イン
クに不純物が混入すると、この不純物がノズル22に到
達してノズル22を詰らせるおそれがあるという問題が
ある。
【0007】また、インクタンク12に貯えられたイン
クの液面は、インクの使用に伴って低下する。このた
め、この液面とノズル22との鉛直距離はインクの使用
に伴って長くなり、この結果、ノズル22から吐出する
インクの量が変動し、画像品質が低下するおそれがあ
る。この場合、インクタンク12を扁平な構造にして浅
くすることによりインク液面の低下量を少なくできる
が、広いスペースが必要となる。さらに、インクタンク
12にフロートや弁を設けたり、印字ヘッドに負圧を発
生させる機構を設けたりすることにより、ノズル22か
ら吐出するインクの量の変動を抑える技術も考えられる
が、いずれにしても構造が複雑になるという問題があ
る。
クの液面は、インクの使用に伴って低下する。このた
め、この液面とノズル22との鉛直距離はインクの使用
に伴って長くなり、この結果、ノズル22から吐出する
インクの量が変動し、画像品質が低下するおそれがあ
る。この場合、インクタンク12を扁平な構造にして浅
くすることによりインク液面の低下量を少なくできる
が、広いスペースが必要となる。さらに、インクタンク
12にフロートや弁を設けたり、印字ヘッドに負圧を発
生させる機構を設けたりすることにより、ノズル22か
ら吐出するインクの量の変動を抑える技術も考えられる
が、いずれにしても構造が複雑になるという問題があ
る。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、ノズルから吐
出するインクの量を安定にしたインク供給装置を提供す
ることを第1の目的とする。
出するインクの量を安定にしたインク供給装置を提供す
ることを第1の目的とする。
【0009】ところで、インクタンク12に貯えられた
インクをインク供給チューブ14に初めて充填するとき
は、印字ヘッドを回復させるための吸引ポンプを利用し
てインクを吸引したり、インク供給チューブ14の出口
に注射器などの負圧発生器具を接続し負圧を発生させて
インクを吸引したりしている。
インクをインク供給チューブ14に初めて充填するとき
は、印字ヘッドを回復させるための吸引ポンプを利用し
てインクを吸引したり、インク供給チューブ14の出口
に注射器などの負圧発生器具を接続し負圧を発生させて
インクを吸引したりしている。
【0010】印字ヘッドを回復させるための吸引ポンプ
によって発生する負圧は低いので、インク供給チューブ
14にインクを充填するためには吸引動作を何度も繰り
返す必要があり、かなりの時間がかかる。また、負圧発
生器具を用いてインク供給チューブ14にインクを充填
する場合、操作性が悪く作業中に手を汚すおそれがある
などの問題がある。
によって発生する負圧は低いので、インク供給チューブ
14にインクを充填するためには吸引動作を何度も繰り
返す必要があり、かなりの時間がかかる。また、負圧発
生器具を用いてインク供給チューブ14にインクを充填
する場合、操作性が悪く作業中に手を汚すおそれがある
などの問題がある。
【0011】本発明は、インク供給チューブにインクを
スムーズに充填できるインク充填方法を提供することを
第2の目的とする。
スムーズに充填できるインク充填方法を提供することを
第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明のインク供給装置は、所定方向に往復動
するキャリッジを備え、インクを吐出して記録媒体に画
像を形成するインクジェット方式画像形成装置におけ
る、インクを吐出するノズルが形成された、前記キャリ
ッジに搭載される印字ヘッドと、該印字ヘッドに供給さ
れるインクが貯えられるインクタンクと、該インクタン
クに貯えられたインクを前記印字ヘッドに供給するため
のインク供給チューブとを備えたインク供給装置におい
て、(1)前記印字ヘッドは、前記ノズルにつながった
連胞組織の多孔質体を内蔵したものであり、(2)前記
インク供給チューブは、その一端が前記多孔質体につな
げられたものであり、前記インクタンク、前記インク供
給チューブ、及び、前記印字ヘッドの接続が密閉された
ものであることを特徴とするものである。
るための本発明のインク供給装置は、所定方向に往復動
するキャリッジを備え、インクを吐出して記録媒体に画
像を形成するインクジェット方式画像形成装置におけ
る、インクを吐出するノズルが形成された、前記キャリ
ッジに搭載される印字ヘッドと、該印字ヘッドに供給さ
れるインクが貯えられるインクタンクと、該インクタン
クに貯えられたインクを前記印字ヘッドに供給するため
のインク供給チューブとを備えたインク供給装置におい
て、(1)前記印字ヘッドは、前記ノズルにつながった
連胞組織の多孔質体を内蔵したものであり、(2)前記
インク供給チューブは、その一端が前記多孔質体につな
げられたものであり、前記インクタンク、前記インク供
給チューブ、及び、前記印字ヘッドの接続が密閉された
ものであることを特徴とするものである。
【0013】連胞組織の多孔質体とは、多孔質体の複数
の孔が互いに連通しているものをいう。
の孔が互いに連通しているものをいう。
【0014】ここで、インク供給装置が、(3)前記イ
ンク供給チューブの前記一端に接続されて前記多孔質体
に差し込まれたインク供給管を備えてもよい。
ンク供給チューブの前記一端に接続されて前記多孔質体
に差し込まれたインク供給管を備えてもよい。
【0015】また、(4)前記インク供給管は、その先
端が前記多孔質体の中央部もしくは該中央部よりも前記
ノズルに近い部分に差し込まれたものであってもよい。
端が前記多孔質体の中央部もしくは該中央部よりも前記
ノズルに近い部分に差し込まれたものであってもよい。
【0016】また、(5)前記インク供給管は、インク
が出る孔が側壁に形成されたものであってもよい。
が出る孔が側壁に形成されたものであってもよい。
【0017】さらに、(6)前記多孔質体は、その毛細
管力によって前記インク供給チューブ内の圧力変動を吸
収するものであってもよい。
管力によって前記インク供給チューブ内の圧力変動を吸
収するものであってもよい。
【0018】さらにまた、前記インクタンクは、(7)
貯えられたインクの液面が大気に触れる開放インクタン
ク (8)該開放インクタンクに貯えられたインクに接触し
て上方に延びる接続管を有し、インクが密閉状態に貯え
られる、前記開放インクタンクの上方に配置された密閉
インクタンクを有するものであってもよい。
貯えられたインクの液面が大気に触れる開放インクタン
ク (8)該開放インクタンクに貯えられたインクに接触し
て上方に延びる接続管を有し、インクが密閉状態に貯え
られる、前記開放インクタンクの上方に配置された密閉
インクタンクを有するものであってもよい。
【0019】さらにまた、(9)前記開放インクタンク
は、前記印字ヘッドのノズルの位置よりも低い位置に液
面が位置するようにインクが貯えられるものであっても
よい。
は、前記印字ヘッドのノズルの位置よりも低い位置に液
面が位置するようにインクが貯えられるものであっても
よい。
【0020】さらにまた、インク供給装置が、(10)
インク供給チューブの先端部に取り付けられると共に印
字ヘッドに着脱自在にかつ密閉して装着されてインク供
給チューブを印字ヘッドに接続するジョイント部材を備
えてもよい。
インク供給チューブの先端部に取り付けられると共に印
字ヘッドに着脱自在にかつ密閉して装着されてインク供
給チューブを印字ヘッドに接続するジョイント部材を備
えてもよい。
【0021】さらにまた、インク供給装置が、(11)
前記ジョイント部材を収納する、前記キャリッジに形成
されたジョイント収納部を備えてもよい。
前記ジョイント部材を収納する、前記キャリッジに形成
されたジョイント収納部を備えてもよい。
【0022】さらにまた、(12)前記ジョイント収納
部は、前記キャリッジに搭載される印字ヘッドに装着さ
れたジョイント部材の数だけ形成されたものであっても
よい。
部は、前記キャリッジに搭載される印字ヘッドに装着さ
れたジョイント部材の数だけ形成されたものであっても
よい。
【0023】さらにまた、インク供給装置が、(13)
前記ジョイント収納部を塞ぐカバーを備えたものであっ
てもよい。
前記ジョイント収納部を塞ぐカバーを備えたものであっ
てもよい。
【0024】さらにまた、前記ジョイント部材は、(1
4)前記インク供給チューブの前記先端部が接続される
第1接続口 (15)前記インク供給管が接続される第2接続口 (16)前記第1及び前記第2接続口とは異なる第3接
続口が形成されたものであってもよい。
4)前記インク供給チューブの前記先端部が接続される
第1接続口 (15)前記インク供給管が接続される第2接続口 (16)前記第1及び前記第2接続口とは異なる第3接
続口が形成されたものであってもよい。
【0025】上記第2の目的を達成するための本発明の
インク充填方法は、(17)上記したジョイント部材の
第3接続口に、インクを吸引する吸引器を接続すると共
に、前記ジョイント部材の第2接続口を閉じ、(18)
前記吸引器でインクを吸引することにより前記インク供
給チューブにインクを充填することを特徴とするもので
ある。
インク充填方法は、(17)上記したジョイント部材の
第3接続口に、インクを吸引する吸引器を接続すると共
に、前記ジョイント部材の第2接続口を閉じ、(18)
前記吸引器でインクを吸引することにより前記インク供
給チューブにインクを充填することを特徴とするもので
ある。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【0027】図1から図3までを参照して第1実施形態
のインク供給装置を説明する。
のインク供給装置を説明する。
【0028】図1は、第1実施形態のインク供給装置の
概略構成を示す斜視図である。図2は、図1のインク供
給装置の印字ヘッドの一部を破断して示す模式図であ
る。また、図3は、図2の印字ヘッドに差し込まれたイ
ンク供給管を示す模式図である。
概略構成を示す斜視図である。図2は、図1のインク供
給装置の印字ヘッドの一部を破断して示す模式図であ
る。また、図3は、図2の印字ヘッドに差し込まれたイ
ンク供給管を示す模式図である。
【0029】インク供給装置30は、周知のインクジェ
ット方式画像形成装置(図示せず)に組み込まれてお
り、矢印A方向に往復動するキャリッジ(図示せず)に
搭載される印字ヘッド40を備えている。印字ヘッド4
0は、矢印A方向に往復動しながらノズル42からイン
クを吐出して記録媒体(図示せず)に画像を形成する。
また、インク供給装置30は、印字ヘッド40に供給さ
れるインク52が貯えられるインクタンク50と、この
インク52を印字ヘッド40に供給するためのインク供
給チューブ60を備えている。インク供給チューブ60
は、インク52に浸けられた第1チューブ62と、接続
器64によって第1チューブ62に接続されて印字ヘッ
ド40にも接続された第2チューブ66からなり、それ
ぞれの接続部が密閉されている。
ット方式画像形成装置(図示せず)に組み込まれてお
り、矢印A方向に往復動するキャリッジ(図示せず)に
搭載される印字ヘッド40を備えている。印字ヘッド4
0は、矢印A方向に往復動しながらノズル42からイン
クを吐出して記録媒体(図示せず)に画像を形成する。
また、インク供給装置30は、印字ヘッド40に供給さ
れるインク52が貯えられるインクタンク50と、この
インク52を印字ヘッド40に供給するためのインク供
給チューブ60を備えている。インク供給チューブ60
は、インク52に浸けられた第1チューブ62と、接続
器64によって第1チューブ62に接続されて印字ヘッ
ド40にも接続された第2チューブ66からなり、それ
ぞれの接続部が密閉されている。
【0030】インクタンク50に貯えられたインク52
の液面が、印字ヘッド40のノズル42よりも低い位置
に位置するように、インクタンク50が配置されてい
る。このため、ノズル42からインクが吐出されるとノ
ズル42のオリフィスの毛細管力(毛細管現象)によっ
て、インク供給チューブ60を経由してインクタンク5
0からインク52が吸い上げられて印字ヘッド40に供
給される。
の液面が、印字ヘッド40のノズル42よりも低い位置
に位置するように、インクタンク50が配置されてい
る。このため、ノズル42からインクが吐出されるとノ
ズル42のオリフィスの毛細管力(毛細管現象)によっ
て、インク供給チューブ60を経由してインクタンク5
0からインク52が吸い上げられて印字ヘッド40に供
給される。
【0031】図2、図3に示すように、印字ヘッド40
には、インクを吸収するスポンジ(本発明にいう連胞組
織の多孔質体の一例である)44が内蔵されている。ス
ポンジ44に吸収されているインクは、印字ヘッド40
の下部に形成されたノズル42に供給される。インクジ
ェット方式画像形成装置本体からの信号に基づいて、ノ
ズル42に配置されたヒータ(図示せず)が発熱してノ
ズル42からインクが吐出する。
には、インクを吸収するスポンジ(本発明にいう連胞組
織の多孔質体の一例である)44が内蔵されている。ス
ポンジ44に吸収されているインクは、印字ヘッド40
の下部に形成されたノズル42に供給される。インクジ
ェット方式画像形成装置本体からの信号に基づいて、ノ
ズル42に配置されたヒータ(図示せず)が発熱してノ
ズル42からインクが吐出する。
【0032】インク供給チューブ60を経由してインク
タンク50から印字ヘッド40にインク52を供給する
際には、図3に示す金属製のインク供給管70の差し込
み口の蓋46を開け、第2チューブ66が接続されたジ
ョイント部材80に接続されたインク供給管70をスポ
ンジ44に差し込む。これにより、印字ヘッド40とイ
ンクタンク50とがつながり、インクタンクに貯えられ
たインク52がインク供給チューブ60を経由して印字
ヘッド40に供給される。
タンク50から印字ヘッド40にインク52を供給する
際には、図3に示す金属製のインク供給管70の差し込
み口の蓋46を開け、第2チューブ66が接続されたジ
ョイント部材80に接続されたインク供給管70をスポ
ンジ44に差し込む。これにより、印字ヘッド40とイ
ンクタンク50とがつながり、インクタンクに貯えられ
たインク52がインク供給チューブ60を経由して印字
ヘッド40に供給される。
【0033】インク供給管70は、スポンジ44のう
ち、インク密度の高い中央部から下部にかけて差し込ま
れている。インク供給管70によって、スポンジ44の
うちインク密度の高い部分へインクを供給することによ
り、安定してインクを供給できると共に、インク供給チ
ューブ60及びインク供給管70から流入した空気の影
響を弱められる。また、インク供給管70の側壁にはイ
ンクが出る横孔72が形成されている。このため、イン
ク供給管70をスポンジ44に差し込む際にスポンジ4
4がつぶれることによりインク供給管70の先端の口が
狭くなることがあるが、インク供給管70の横孔72か
ら十分な量のインクを出せる。
ち、インク密度の高い中央部から下部にかけて差し込ま
れている。インク供給管70によって、スポンジ44の
うちインク密度の高い部分へインクを供給することによ
り、安定してインクを供給できると共に、インク供給チ
ューブ60及びインク供給管70から流入した空気の影
響を弱められる。また、インク供給管70の側壁にはイ
ンクが出る横孔72が形成されている。このため、イン
ク供給管70をスポンジ44に差し込む際にスポンジ4
4がつぶれることによりインク供給管70の先端の口が
狭くなることがあるが、インク供給管70の横孔72か
ら十分な量のインクを出せる。
【0034】印字中はキャリッジ(図示せず)に搭載さ
れた印字ヘッド40が矢印A方向に往復動するので、印
字ヘッド40につながっているインク供給チューブ66
も矢印A方向に往復動する。このため、インク供給チュ
ーブ66の内部のインクに慣性力が働き、このインクが
印字ヘッド40に与える圧力が変動する。この圧力が変
動すると、ノズル42から吐出するインクの量が不安定
になり、画像品質が低下する。しかし、この圧力変動が
スポンジ44の毛細管力によって吸収されるので、ノズ
ル42から吐出するインクの量は安定しており、画像品
質も低下しない。
れた印字ヘッド40が矢印A方向に往復動するので、印
字ヘッド40につながっているインク供給チューブ66
も矢印A方向に往復動する。このため、インク供給チュ
ーブ66の内部のインクに慣性力が働き、このインクが
印字ヘッド40に与える圧力が変動する。この圧力が変
動すると、ノズル42から吐出するインクの量が不安定
になり、画像品質が低下する。しかし、この圧力変動が
スポンジ44の毛細管力によって吸収されるので、ノズ
ル42から吐出するインクの量は安定しており、画像品
質も低下しない。
【0035】印字ヘッド40の上部には、内部に向かっ
て延びるリブ48が形成されている。このリブ48がス
ポンジ44を押し付けており、このため、スポンジ44
は圧縮された状態で印字ヘッド40に内蔵されている。
また、ジョイント部材80に対してノズル42が鉛直下
方に配置されている。これらのため、スポンジ44のう
ち、ノズル42に近い部分に吸収されているインクの密
度は、他の部分に吸収されているインクの密度よりも高
い。
て延びるリブ48が形成されている。このリブ48がス
ポンジ44を押し付けており、このため、スポンジ44
は圧縮された状態で印字ヘッド40に内蔵されている。
また、ジョイント部材80に対してノズル42が鉛直下
方に配置されている。これらのため、スポンジ44のう
ち、ノズル42に近い部分に吸収されているインクの密
度は、他の部分に吸収されているインクの密度よりも高
い。
【0036】また、ノズル42の先端部には、孔径が数
10μmの微細なオリフィス孔(図示せず)が形成され
ている。このため、水頭として−250Aq以上のイン
ク保持力が、表面張力によって確保されている。したが
って、ノズル42からのインク吐出に伴って印字ヘッド
40のインクが消費されて起こるわずかな減圧を直にも
との圧力に戻せる。また、負の水頭位置にある開放イン
ク液面からのインクを容易に印字ヘッド40に吸い上げ
ることが出来る。
10μmの微細なオリフィス孔(図示せず)が形成され
ている。このため、水頭として−250Aq以上のイン
ク保持力が、表面張力によって確保されている。したが
って、ノズル42からのインク吐出に伴って印字ヘッド
40のインクが消費されて起こるわずかな減圧を直にも
との圧力に戻せる。また、負の水頭位置にある開放イン
ク液面からのインクを容易に印字ヘッド40に吸い上げ
ることが出来る。
【0037】また、インクタンクを交換する際や、ジョ
イント部材80を印字ヘッド40から取り外して印字ヘ
ッド40を交換する際などに、インク供給チューブ60
や印字ヘッド40の中に不純物が混入することがある。
しかし、スポンジ44がフィルタの役目を果たし、混入
した不純物がノズル42に到達しない。このため、ノズ
ル42が詰ってインクが吐出しなくなることがない。
イント部材80を印字ヘッド40から取り外して印字ヘ
ッド40を交換する際などに、インク供給チューブ60
や印字ヘッド40の中に不純物が混入することがある。
しかし、スポンジ44がフィルタの役目を果たし、混入
した不純物がノズル42に到達しない。このため、ノズ
ル42が詰ってインクが吐出しなくなることがない。
【0038】次に、図4、図5を参照して、本発明の第
2実施形態を説明する。
2実施形態を説明する。
【0039】図4は、第2実施形態のインク供給装置の
概略構成を示す斜視図であり、図5は、図4のインク供
給装置を示す側面図である。これらの図では、図1から
図3までの構成要素と同一の構成要素には同一の符号が
付されている。
概略構成を示す斜視図であり、図5は、図4のインク供
給装置を示す側面図である。これらの図では、図1から
図3までの構成要素と同一の構成要素には同一の符号が
付されている。
【0040】第2実施形態のインク供給装置90は、イ
ンクタンクの構造に特徴がある。インク供給装置90
は、貯えられたインク92の液面が大気に触れる開放イ
ンクタンク94と、この開放インクタンク94の上方に
配置された密閉インクタンク96とを有する。密閉イン
クタンク96には、インク98が密閉状態に貯えられて
いる。また、密閉インクタンク96の底壁の中央部に
は、開放インクタンク94に貯えられたインク92に接
触して上方に延びる接続管100が形成されている。
ンクタンクの構造に特徴がある。インク供給装置90
は、貯えられたインク92の液面が大気に触れる開放イ
ンクタンク94と、この開放インクタンク94の上方に
配置された密閉インクタンク96とを有する。密閉イン
クタンク96には、インク98が密閉状態に貯えられて
いる。また、密閉インクタンク96の底壁の中央部に
は、開放インクタンク94に貯えられたインク92に接
触して上方に延びる接続管100が形成されている。
【0041】開放インクタンク94に貯えられたインク
92の液面が、印字ヘッド40のノズル42よりも低い
位置に位置するように、開放インクタンク94が配置さ
れている。このため、ノズル42からインクが吐出され
るとノズル42のオリフィス孔(図示せず)の毛細管力
によって、インク供給チューブ60を経由して開放イン
クタンク94からインク92が吸い上げられて印字ヘッ
ド40に供給される。
92の液面が、印字ヘッド40のノズル42よりも低い
位置に位置するように、開放インクタンク94が配置さ
れている。このため、ノズル42からインクが吐出され
るとノズル42のオリフィス孔(図示せず)の毛細管力
によって、インク供給チューブ60を経由して開放イン
クタンク94からインク92が吸い上げられて印字ヘッ
ド40に供給される。
【0042】開放インクタンク94に貯えられたインク
92が消費されてインク92の液面が下がると、接続管
100を通って密閉インクタンク96の上部空間96a
に空気が流入する。このため、密閉インクタンク96か
ら開放インクタンク94にインクが供給される。インク
が供給されて開放インクタンク94に貯えられたインク
92の液面が上がり、接続管100の供給口100aが
インク92で塞がれると、密閉インクタンク96から開
放インクタンク94へのインク供給が止まる。このよう
にして、インクの供給及びその停止が繰り返されること
により、開放インクタンク94に貯えられているインク
92の液面の位置が一定に保たれる。この結果、ノズル
42に供給されるインク量も一定となり、ノズル42か
ら吐出するインク量が安定し、画像品質が低下すること
がない。
92が消費されてインク92の液面が下がると、接続管
100を通って密閉インクタンク96の上部空間96a
に空気が流入する。このため、密閉インクタンク96か
ら開放インクタンク94にインクが供給される。インク
が供給されて開放インクタンク94に貯えられたインク
92の液面が上がり、接続管100の供給口100aが
インク92で塞がれると、密閉インクタンク96から開
放インクタンク94へのインク供給が止まる。このよう
にして、インクの供給及びその停止が繰り返されること
により、開放インクタンク94に貯えられているインク
92の液面の位置が一定に保たれる。この結果、ノズル
42に供給されるインク量も一定となり、ノズル42か
ら吐出するインク量が安定し、画像品質が低下すること
がない。
【0043】図6から図11までを参照して、本発明の
第3実施形態を説明する。
第3実施形態を説明する。
【0044】図6は、印字ヘッドが搭載されたキャリッ
ジを示す平面図であり、図7は、キャリッジの一部を破
断して示す側面図である。図8は、全てのジョイント部
材とインク供給管をジョイント収納部に収納した状態を
示すキャリッジの平面図であり、図9は、図8のキャリ
ッジの一部を破断して示す側面図である。これらの図で
は、図1から図3までの構成要素と同一の構成要素には
同一の符号が付されている。
ジを示す平面図であり、図7は、キャリッジの一部を破
断して示す側面図である。図8は、全てのジョイント部
材とインク供給管をジョイント収納部に収納した状態を
示すキャリッジの平面図であり、図9は、図8のキャリ
ッジの一部を破断して示す側面図である。これらの図で
は、図1から図3までの構成要素と同一の構成要素には
同一の符号が付されている。
【0045】上述した第1及び第2実施形態において、
インク供給管70を印字ヘッド40から取り外したと
き、インク供給管70に付着しているインクが飛び散っ
て周囲を汚すことがある。また、取り外したインク供給
管70をそのままにしておき、、キャリッジ120を往
復動させると、インク供給チューブ60がキャリッジ1
20に引っ掛かるおそれもある。そこで、第3実施形態
のインク供給装置には、ジョイント部材80とインク供
給管70を収納するジョイント収納部110がキャリッ
ジ120に形成されている。また、このジョイント収納
部110はカバーを備えており、カバーをすることによ
りジョイント収納部110の乾燥が防止される。
インク供給管70を印字ヘッド40から取り外したと
き、インク供給管70に付着しているインクが飛び散っ
て周囲を汚すことがある。また、取り外したインク供給
管70をそのままにしておき、、キャリッジ120を往
復動させると、インク供給チューブ60がキャリッジ1
20に引っ掛かるおそれもある。そこで、第3実施形態
のインク供給装置には、ジョイント部材80とインク供
給管70を収納するジョイント収納部110がキャリッ
ジ120に形成されている。また、このジョイント収納
部110はカバーを備えており、カバーをすることによ
りジョイント収納部110の乾燥が防止される。
【0046】キャリッジ120には、ブラック、シア
ン、マゼンダ、イエローのインクを充填した印字ヘッド
40B,40C,40M,40Yが搭載されている。各
印字ヘッド40B,40C,40M,40Yには、ジョ
イント部材80B,80C,80M,80Yを介して第
2チューブ66が接続されている。また、各ジョイント
部材80B,80C,80M,80Yにはそれぞれイン
ク供給管70が接続されており、各インク供給管70は
各印字ヘッド40B,40C,40M,40Yのスポン
ジ44(図2参照)に差し込まれている。
ン、マゼンダ、イエローのインクを充填した印字ヘッド
40B,40C,40M,40Yが搭載されている。各
印字ヘッド40B,40C,40M,40Yには、ジョ
イント部材80B,80C,80M,80Yを介して第
2チューブ66が接続されている。また、各ジョイント
部材80B,80C,80M,80Yにはそれぞれイン
ク供給管70が接続されており、各インク供給管70は
各印字ヘッド40B,40C,40M,40Yのスポン
ジ44(図2参照)に差し込まれている。
【0047】通常の印字中、及び待機中は、図6、図7
に示すように、ジョイント部材80によって第2チュー
ブ66と印字ヘッド40とが密閉して接続されており、
インクタンク50(図1参照)から印字ヘッド40にイ
ンクが供給されている。
に示すように、ジョイント部材80によって第2チュー
ブ66と印字ヘッド40とが密閉して接続されており、
インクタンク50(図1参照)から印字ヘッド40にイ
ンクが供給されている。
【0048】印字ヘッド40を交換する際などは、ジョ
イント部材80とインク供給管70を印字ヘッド40か
ら取り外し、ジョイント収納部110にジョイント部材
80とインク供給管70を収納する。これにより、イン
クが付着しているインク供給管70が、ジョイント収納
部110の中に完全に収納される。このため、インクが
周囲の部品に付着したり飛び散ったりすることがない。
また、第2チューブ66の先端が保持されるため、キャ
リッジ120が往復動しても第2チューブ66がキャリ
ッジ120に引っ掛かることもない。
イント部材80とインク供給管70を印字ヘッド40か
ら取り外し、ジョイント収納部110にジョイント部材
80とインク供給管70を収納する。これにより、イン
クが付着しているインク供給管70が、ジョイント収納
部110の中に完全に収納される。このため、インクが
周囲の部品に付着したり飛び散ったりすることがない。
また、第2チューブ66の先端が保持されるため、キャ
リッジ120が往復動しても第2チューブ66がキャリ
ッジ120に引っ掛かることもない。
【0049】図10は、印字ヘッド40C,40Yに接
続されていたジョイント部材80C,80Yをジョイン
ト収納部110に収納したキャリッジを示す平面図であ
り、図11は、キャリッジの一部を破断して示す側面図
である。
続されていたジョイント部材80C,80Yをジョイン
ト収納部110に収納したキャリッジを示す平面図であ
り、図11は、キャリッジの一部を破断して示す側面図
である。
【0050】上述したように、キャリッジ120にはブ
ラック、シアン、マゼンダ、イエローのインクを充填し
た印字ヘッド40B,40C,40M,40Yが搭載さ
れている。キャリッジ120の構成上、ブラックのイン
クを充填した印字ヘッド40Bが印字ヘッドノズル幅だ
けずれた位置にセットされている。このため、印字ヘッ
ド40Cを搭載する位置にも、ブラックのインクを充填
した印字ヘッド40Bを搭載させることにより、ブラッ
クを2倍のスピードで印字できる。この場合、印字ヘッ
ド40Cに接続された第2チューブ66のバルブ67を
閉じ、印字ヘッド40Cからジョイント部材80Cを取
り外してジョイント収納部110に収納しておく。この
ように、ジョイント部材80を印字ヘッド40に自在に
着脱できるようにしておくと、インク供給チューブに接
続されない印字ヘッドを使用することもできる。また、
ジョイント収納部110を設けたことで、ジョイント部
材80をジョイント収納部110に収納し、従来のブラ
ック、シアン、マゼンダ、イエロー以外の任意の色、例
えば蛍光色などを搭載し特殊な色を印字することも可能
となる。なお、第2チューブ66に複数の分岐点を設け
ておき、1本の第2チューブから複数の印字ヘッドにイ
ンクを供給できる構成にしてもよい。
ラック、シアン、マゼンダ、イエローのインクを充填し
た印字ヘッド40B,40C,40M,40Yが搭載さ
れている。キャリッジ120の構成上、ブラックのイン
クを充填した印字ヘッド40Bが印字ヘッドノズル幅だ
けずれた位置にセットされている。このため、印字ヘッ
ド40Cを搭載する位置にも、ブラックのインクを充填
した印字ヘッド40Bを搭載させることにより、ブラッ
クを2倍のスピードで印字できる。この場合、印字ヘッ
ド40Cに接続された第2チューブ66のバルブ67を
閉じ、印字ヘッド40Cからジョイント部材80Cを取
り外してジョイント収納部110に収納しておく。この
ように、ジョイント部材80を印字ヘッド40に自在に
着脱できるようにしておくと、インク供給チューブに接
続されない印字ヘッドを使用することもできる。また、
ジョイント収納部110を設けたことで、ジョイント部
材80をジョイント収納部110に収納し、従来のブラ
ック、シアン、マゼンダ、イエロー以外の任意の色、例
えば蛍光色などを搭載し特殊な色を印字することも可能
となる。なお、第2チューブ66に複数の分岐点を設け
ておき、1本の第2チューブから複数の印字ヘッドにイ
ンクを供給できる構成にしてもよい。
【0051】図12から図16までを参照して、本発明
の第4実施形態を説明する。
の第4実施形態を説明する。
【0052】図12から図16までは、印字ヘッドに装
着されたジョイント部材を示す説明図である。図12
は、ジョイント部材の蓋が閉じられて、第2チューブ6
6にインクが充填されていない状態を示す説明図であ
り、図13は、ジョイント部材の蓋が開けられた状態を
示す説明図である。図14は、ジョイント部材の第3接
続口に吸引器が接続された状態を示す説明図であり、図
15は、吸引器で第2チューブ66にインクを充填して
いる状態を示す説明図である。図16は、第2チューブ
66にインクを充填し終って蓋を閉じた状態を示す説明
図である。これらの図では、図1から図3までの構成要
素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
着されたジョイント部材を示す説明図である。図12
は、ジョイント部材の蓋が閉じられて、第2チューブ6
6にインクが充填されていない状態を示す説明図であ
り、図13は、ジョイント部材の蓋が開けられた状態を
示す説明図である。図14は、ジョイント部材の第3接
続口に吸引器が接続された状態を示す説明図であり、図
15は、吸引器で第2チューブ66にインクを充填して
いる状態を示す説明図である。図16は、第2チューブ
66にインクを充填し終って蓋を閉じた状態を示す説明
図である。これらの図では、図1から図3までの構成要
素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0053】ジョイント部材130には、第2チューブ
66の先端部が接続される第1接続口132と、インク
供給管70が接続される第2接続口134と、インクを
吸引する吸引器140が接続される第3接続口136と
が形成されている。即ち、ジョイント部材130は、三
方弁に似た構造になっている。また、ジョイント部材1
30は、第3接続口136を閉じる開閉自在な蓋138
を備えている。
66の先端部が接続される第1接続口132と、インク
供給管70が接続される第2接続口134と、インクを
吸引する吸引器140が接続される第3接続口136と
が形成されている。即ち、ジョイント部材130は、三
方弁に似た構造になっている。また、ジョイント部材1
30は、第3接続口136を閉じる開閉自在な蓋138
を備えている。
【0054】吸引器140は、負圧を生成するシリンジ
142と、このシリンジ142の先端に取りつけられた
インク充填キャップ144を備えている。インク充填キ
ャップ144の挿入方向の先端144aは閉じており、
先端144aよりもやや上の部分に横孔144bが形成
されている。このため、インク充填キャップ144を第
3接続口136に挿入すると、横孔144bと第2チュ
ーブ66とが連通し、第2接続口134は閉じられる。
142と、このシリンジ142の先端に取りつけられた
インク充填キャップ144を備えている。インク充填キ
ャップ144の挿入方向の先端144aは閉じており、
先端144aよりもやや上の部分に横孔144bが形成
されている。このため、インク充填キャップ144を第
3接続口136に挿入すると、横孔144bと第2チュ
ーブ66とが連通し、第2接続口134は閉じられる。
【0055】インクタンク50(図1参照)に貯えられ
たインクをインク供給チューブ60に初めて充填すると
きは、蓋138を外して、図13に示すように、インク
充填キャップ144を取り付けたシリンジ142を矢印
B方向から挿入する。これにより、吸引器140(シリ
ンジ142)は、第1及び第3接続口132,136と
に接続され、第2接続口134とは遮断される。なお、
第3接続口136の壁面のうち、第1接続口に向き合う
部分には溝136aが形成されており、インク充填キャ
ップ144には、この溝136aに嵌り込む凸条部14
4cが形成されている。従って、溝136aに凸条部1
44cが嵌り込むように、インク充填キャップ144を
第3接続口に挿入することにより、横孔144bと第2
チューブ66とを確実に連通させられる。
たインクをインク供給チューブ60に初めて充填すると
きは、蓋138を外して、図13に示すように、インク
充填キャップ144を取り付けたシリンジ142を矢印
B方向から挿入する。これにより、吸引器140(シリ
ンジ142)は、第1及び第3接続口132,136と
に接続され、第2接続口134とは遮断される。なお、
第3接続口136の壁面のうち、第1接続口に向き合う
部分には溝136aが形成されており、インク充填キャ
ップ144には、この溝136aに嵌り込む凸条部14
4cが形成されている。従って、溝136aに凸条部1
44cが嵌り込むように、インク充填キャップ144を
第3接続口に挿入することにより、横孔144bと第2
チューブ66とを確実に連通させられる。
【0056】インク充填キャップ144を第3接続口1
36に接続した状態で、図14に示すように、シリンジ
142で負圧を生成してインクタンク50からインクを
吸引する。これにより、図15に示すように、第2チュ
ーブ66及び第1チューブ62(図1参照)、即ちイン
ク供給チューブ60にインクが充填される。インク供給
チューブ60にインクが充填されると、バルブ67を閉
めて、インクタンク50内のインク52の液面とノズル
42の水頭差によって起きるインクの逆流を止める。そ
の後、図16に示すように、蓋138を閉じてバルブ6
7を開ける。このように、ジョイント部材130と吸引
器140を用いることにより、インクの初期充填が簡単
かつ素早く行え、使い勝手の良いインク供給装置とな
る。
36に接続した状態で、図14に示すように、シリンジ
142で負圧を生成してインクタンク50からインクを
吸引する。これにより、図15に示すように、第2チュ
ーブ66及び第1チューブ62(図1参照)、即ちイン
ク供給チューブ60にインクが充填される。インク供給
チューブ60にインクが充填されると、バルブ67を閉
めて、インクタンク50内のインク52の液面とノズル
42の水頭差によって起きるインクの逆流を止める。そ
の後、図16に示すように、蓋138を閉じてバルブ6
7を開ける。このように、ジョイント部材130と吸引
器140を用いることにより、インクの初期充填が簡単
かつ素早く行え、使い勝手の良いインク供給装置とな
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインク供
給装置によれば、ノズルにつながった連胞組織の多孔質
体が印字ヘッドに内蔵されており、この多孔質体がイン
ク供給チューブにつながっているので、ノズルから吐出
するインクの量を安定にできる。このため、ノズルから
吐出するインクの量のむらに起因する画像品質の低下を
防止できる。
給装置によれば、ノズルにつながった連胞組織の多孔質
体が印字ヘッドに内蔵されており、この多孔質体がイン
ク供給チューブにつながっているので、ノズルから吐出
するインクの量を安定にできる。このため、ノズルから
吐出するインクの量のむらに起因する画像品質の低下を
防止できる。
【0058】ここで、インク供給チューブの一端に接続
されて多孔質体に差し込まれたインク供給管を備えた場
合は、多孔質体に効率よくインクを供給できるので、ノ
ズルから吐出するインクの量をいっそう安定にできる。
されて多孔質体に差し込まれたインク供給管を備えた場
合は、多孔質体に効率よくインクを供給できるので、ノ
ズルから吐出するインクの量をいっそう安定にできる。
【0059】また、インク供給管は、その先端が多孔質
体の中央部もしくはこの中央部よりもノズルに近い部分
に差し込まれたものである場合は、インク供給管がノズ
ルに近いので、ノズルから吐出するインクの量をさらに
いっそう安定にできる。
体の中央部もしくはこの中央部よりもノズルに近い部分
に差し込まれたものである場合は、インク供給管がノズ
ルに近いので、ノズルから吐出するインクの量をさらに
いっそう安定にできる。
【0060】さらに、インク供給管は、インクが出る孔
が側壁に形成されたものである場合は、インク供給管の
先端が多孔質につぶされるようになってもインクを安定
してスムーズに多孔質体に供給できる。
が側壁に形成されたものである場合は、インク供給管の
先端が多孔質につぶされるようになってもインクを安定
してスムーズに多孔質体に供給できる。
【0061】さらにまた、多孔質体は、その毛細管力に
よってインク供給チューブ内の圧力変動を吸収するもの
である場合は、圧力変動に起因するノズルからのインク
吐出量の不安定を無くせる。
よってインク供給チューブ内の圧力変動を吸収するもの
である場合は、圧力変動に起因するノズルからのインク
吐出量の不安定を無くせる。
【0062】さらにまた、インクタンクは、貯えられた
インクの液面が大気に触れる開放インクタンクと、開放
インクタンクに貯えられたインクに接触して上方に延び
る接続管を有し、インクが密閉状態に貯えられる、開放
インクタンクの上方に配置された密閉インクタンクとを
有するものである場合は、開放インクタンクに貯えられ
ているインクの液面の位置が一定に保たれる結果、ノズ
ルに供給されるインク量も一定となり、ノズルから吐出
するインク量が安定し、画像品質が低下することがな
い。
インクの液面が大気に触れる開放インクタンクと、開放
インクタンクに貯えられたインクに接触して上方に延び
る接続管を有し、インクが密閉状態に貯えられる、開放
インクタンクの上方に配置された密閉インクタンクとを
有するものである場合は、開放インクタンクに貯えられ
ているインクの液面の位置が一定に保たれる結果、ノズ
ルに供給されるインク量も一定となり、ノズルから吐出
するインク量が安定し、画像品質が低下することがな
い。
【0063】さらにまた、開放インクタンクは、印字ヘ
ッドのノズルの位置よりも低い位置に液面が位置するよ
うにインクが貯えられるものである場合は、ノズルから
吐出するインク量がいっそう安定する。
ッドのノズルの位置よりも低い位置に液面が位置するよ
うにインクが貯えられるものである場合は、ノズルから
吐出するインク量がいっそう安定する。
【0064】さらにまた、インク供給チューブの先端部
に取り付けられると共に印字ヘッドに着脱自在に装着さ
れてインク供給チューブを印字ヘッドに密閉して接続す
るジョイント部材を備えた場合は、インク供給チューブ
を印字ヘッドに容易に接続できる。
に取り付けられると共に印字ヘッドに着脱自在に装着さ
れてインク供給チューブを印字ヘッドに密閉して接続す
るジョイント部材を備えた場合は、インク供給チューブ
を印字ヘッドに容易に接続できる。
【0065】さらにまた、ジョイント部材を収納する、
キャリッジに形成されたジョイント収納部を備えた場合
は、ジョイント部材を印字ヘッドから取り外したとき
に、ジョイント部材に付着しているインクが周囲に飛び
散るのを防止できる。
キャリッジに形成されたジョイント収納部を備えた場合
は、ジョイント部材を印字ヘッドから取り外したとき
に、ジョイント部材に付着しているインクが周囲に飛び
散るのを防止できる。
【0066】さらにまた、ジョイント収納部は、キャリ
ッジに搭載される印字ヘッドに装着されたジョイント部
材の数だけ形成されたものである場合は、いずれの印字
ヘッドからジョイント部材を取り外しても、ジョイント
部材に付着しているインクが周囲に飛び散るのを防止で
きる。
ッジに搭載される印字ヘッドに装着されたジョイント部
材の数だけ形成されたものである場合は、いずれの印字
ヘッドからジョイント部材を取り外しても、ジョイント
部材に付着しているインクが周囲に飛び散るのを防止で
きる。
【0067】さらにまた、ジョイント収納部を塞ぐカバ
ーを備えた場合は、ジョイント収納部の乾燥を防止でき
る。
ーを備えた場合は、ジョイント収納部の乾燥を防止でき
る。
【0068】さらにまた、ジョイント部材は、インク供
給チューブの先端部が接続される第1接続口と、インク
供給管が接続される第2接続口と、第1及び第2接続口
とは異なる第3接続口とが形成されたものである場合
は、第2接続口を閉じて、第3接続口からインクを吸引
することにより、インクが充填されていないインク供給
チューブに容易にインクを充填できることとなる。
給チューブの先端部が接続される第1接続口と、インク
供給管が接続される第2接続口と、第1及び第2接続口
とは異なる第3接続口とが形成されたものである場合
は、第2接続口を閉じて、第3接続口からインクを吸引
することにより、インクが充填されていないインク供給
チューブに容易にインクを充填できることとなる。
【0069】また、本発明のインク充填方法によれば、
上記のジョイント部材の第3接続口に、インクを吸引す
る吸引器を接続すると共に、ジョイント部材の第2接続
口を閉じ、吸引器でインクを吸引するので、インク供給
チューブにインクをスムースに充填できる。
上記のジョイント部材の第3接続口に、インクを吸引す
る吸引器を接続すると共に、ジョイント部材の第2接続
口を閉じ、吸引器でインクを吸引するので、インク供給
チューブにインクをスムースに充填できる。
【図1】本発明の第1実施形態のインク供給装置の概略
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図2】図1のインク供給装置の印字ヘッドの一部を破
断して示す模式図である。
断して示す模式図である。
【図3】図2の印字ヘッドに差し込まれたインク供給管
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図4】本発明の第2実施形態のインク供給装置の概略
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図5】図4のインク供給装置を示す側面図である。
【図6】印字ヘッドが搭載されたキャリッジを示す平面
図である。
図である。
【図7】図7のキャリッジの一部を破断して示す側面図
である。
である。
【図8】全てのジョイント部材とインク供給管をジョイ
ント収納部に収納した状態を示すキャリッジの平面図で
ある。
ント収納部に収納した状態を示すキャリッジの平面図で
ある。
【図9】図8のキャリッジの一部を破断して示す側面図
である。
である。
【図10】印字ヘッドに接続されていたジョイント部材
をジョイント収納部に収納したキャリッジを示す平面図
である。
をジョイント収納部に収納したキャリッジを示す平面図
である。
【図11】キャリッジの一部を破断して示す側面図であ
る。
る。
【図12】ジョイント部材の蓋が閉じられて、第2チュ
ーブにインクが充填されていない状態を示す説明図であ
る。
ーブにインクが充填されていない状態を示す説明図であ
る。
【図13】ジョイント部材の蓋が開けられた状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図14】ジョイント部材の第3接続口に吸引器が接続
された状態を示す説明図である。
された状態を示す説明図である。
【図15】吸引器で第2チューブにインクを充填してい
る状態を示す説明図である。
る状態を示す説明図である。
【図16】第2チューブにインクを充填し終って蓋を閉
じた状態を示す説明図である。
じた状態を示す説明図である。
【図17】従来のインク供給装置の概略構成を示す斜視
図である。
図である。
30,90 インク供給装置
40 印字ヘッド
42 ノズル
44 スポンジ
50 インクタンク
60 インク供給チューブ
70 インク供給管
80,130 ジョイント部材
94 開放インクタンク
96 密閉インクタンク
100 接続管
110 ジョイント収納部
132 第1接続口
134 第2接続口
136 第3接続口
140 吸引器
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−2013(JP,A)
特開 昭50−74341(JP,A)
特開 平4−141445(JP,A)
特開 平5−338196(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B41J 2/175
Claims (4)
- 【請求項1】 所定方向に往復動するキャリッジを備
え、インクを吐出して記録媒体に画像を形成するインク
ジェット方式画像形成装置における、インクを吐出する
ノズルが形成された、前記キャリッジに搭載される複数
の印字ヘッドと、該複数の印字ヘッドに供給されるイン
クが貯えられるインクタンクと、該インクタンクに貯え
られたインクを前記複数の印字ヘッドに供給するための
複数のインク供給チューブとを備えたインク供給装置に
おいて、 前記複数のインク供給チューブの先端部に取り付けられ
ると共に前記印字ヘッドに着脱自在にかつ密閉して装着
されて前記インク供給チューブを前記印字ヘッドに接続
する複数のジョイント部材と、これら複数のジョイント部材それぞれに対応して 前記キ
ャリッジに形成された、前記ジョイント部材を密閉して
収納する複数のジョイント収納部とを備えたことを特徴
とするインク供給装置。 - 【請求項2】 前記キャリッジを往復動して画像を形
成する際にインク供給が不要な印字ヘッドのジョイント
部材は、前記ジョイント収納部に収納できるものである
ことを特徴とする請求項1に記載のインク供給装置。 - 【請求項3】 前記ジョイント収納部を塞ぐカバーを
備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインク
供給装置。 - 【請求項4】 所定方向に往復動するキャリッジを備
え、インクを吐出して記録媒体に画像を形成するインク
ジェット方式画像形成装置における、インクを吐出する
ノズルが形成された、前記キャリッジに搭載される印字
ヘッドと、 該印字ヘッドに供給されるインクが貯えられるインクタ
ンクと、 該インクタンクに貯えられたインクを前記印字ヘッドに
供給するためのインク供給チューブと、 前記インク供給チューブの先端部に取り付けられると共
に前記印字ヘッドに着脱自在にかつ密閉して装着されて
前記インク供給チューブを前記印字ヘッドに接続するジ
ョイント部材とを備えたインク供給装置を用いたインク
充填方法において、 該ジョイント部材は、 前記インク供給チューブの前記先端部が接続される第1
接続口と、 前記インク供給管が接続される第2接続口と、 前記第1及び前記第2接続口とは異なる第3接続口とが
形成されたものであり、 該第3接続口に、インクを吸引する吸引器を接続すると
共に、前記ジョイント部材の第2接続口を閉じ、 前記吸引器でインクを吸引することにより前記インク供
給チューブにインクを充填することを特徴とするインク
充填方法。
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