JP3218394B2 - 自動車ドア下部のシール構造 - Google Patents
自動車ドア下部のシール構造Info
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- B60J10/30—Sealing arrangements characterised by the fastening means
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
のシール構造に関するものである。
イズが室内へ侵入するのを防止するために、ウエザース
トリップの他に泥除けシールが設けられている。従来、
図4および図5に示すように、泥除けシール40は、ド
アパネル10に、ウエザーストリップ30取付用の第一
段差50とは別に、泥除けシール専用の第二段差51を
設けてその第二段差51に両面テープ53で取付けた
り、また、図6に示すように、ロアモール52を介して
取付けていた。
0専用の第二段差51を設ける従来技術にあっては、ド
アパネル10のプレス成形が複雑になり、シール材を取
付けるスペースが必要で、ドアの開口面積が狭くなり乗
降性に問題が発生していた。また、ロアモール52を介
して取付ける従来技術においては、さらにロアモール5
2という別個の部品が必要で、それをドアパネル10に
取付ける余分な作業も必要となる。また、泥除けシール
40をロアモール52に取付けるための手段も厄介であ
った。
題は、従来のウエザーストリップ30と泥除けシール4
0を備える自動車ドア下部のシール構造は、ドアパネル
10に泥除けシール40専用の第二段差51を設けた
り、ロアモール52を取付ける必要があるので、人の乗
降性や生産性が悪いことである。
て説明する。第1の発明は、ドアパネル10の室内側6
0下端部に,水平壁部12とその車外側70に連設位置
する垂直壁部13とからなる取付段部11を形成し、水
平壁部12に,中空部32がボディパネル20に弾接す
るウエザーストリップ30の基底部31を取付け、垂直
壁部13に,ウエザーストリップ30に接して,リップ
部42がボディパネル20に弾接する泥除けシール40
の基部41を取付け、中空部32の車外側面にシール片
34を突設して泥除けシール基部41の室内側面に弾接
させ、泥除けシール40のリップ部42付根の車外側面
に第一突起部43を突設して,少なくともドア閉時に,
ドアパネル10の垂直壁部13の車外側に連設する水平
下連設部14に弾接させたものである。
内側下端部に,水平壁部12とその車外側に連設位置す
る垂直壁部13とからなる取付段部11を形成し、水平
壁部12に,中空部32がボディパネル20に弾接する
ウエザーストリップ30の基底部31を取付け、ウエザ
ーストリップ30に接し且つリップ部42がボディパネ
ル20に弾接する泥除けシール40の基部41を垂直壁
部13に取付け、ウエザーストリップ基底部31の車外
側面に凸部33を突設すると共に,中空部32の車外側
面にシール片34を突設し、凸部33とシール片34を
それぞれ泥除けシール基部41の室内側面に弾接させ、
さらに、泥除けシール40のリップ部42付根の車外側
面に第一突起部43を突設すると共に、基部41上端部
の室内側面に第二突起部44を立設し、少なくともドア
閉時に第一突起部43をドアパネル10の垂直壁部13
の車外側に連設する水平下連設部14に弾接させ、第二
突起部44をドアパネル10の水平壁部12に弾接させ
てなるものである。
部のシール構造は、ドアパネル10の室内側60下端部
に、水平壁部12とその車外側70に連設して位置する
垂直壁部13とからなる取付段部11を形成している。
そして、水平壁部12に、中空部32がボディパネル2
0に弾接するウエザーストリップ30の基底部31をク
リップ15で取付けると共に、垂直壁部13に、ウエザ
ーストリップ30に接して、リップ部42がボディパネ
ル20に弾接する泥除けシール40の基部41を同じく
クリップ16で取付けて構成している。なお、本実施形
態において、ウエザーストリップ30と泥除けシール4
0の取付けはクリップ15,16で行っているが、両面
テープで行うこともできる。
段部11にウエザーストリップ30と泥除けシール40
の両方を取付けることとしているので、従来のように泥
除けシール40専用の第二段差51を形成する必要がな
い。従って、ドアパネル10のプレス成形が容易とな
り、シール材を取付けるスペースが小さくなり、ドアの
開口が広くなり乗降性が向上する。また、ロアモール5
2を必要としないので、余分な部材を要せず、それを取
付ける作業も不要となる。
構造は、ウエザーストリップ基底部31の車外側面に凸
部33を突設すると共に、中空部32の車外側面にシー
ル片34を突設し、凸部33とシール片34をそれぞれ
泥除けシール基部41の室内側面に弾接させている。ま
た、泥除けシール40のリップ部42付根の車外側面に
第一突起部43を突設すると共に、基部41上端部の室
内側面に第二突起部44を立設し、少なくともドア閉時
に第一突起部43をドアパネル10の垂直壁部13の車
外側に連設する水平下連設部14に弾接させ、第二突起
部44をドアパネル10の水平壁部12に弾接させてい
る。
トリップ30に設けた凸部33とシール片34を泥除け
シール40の基部41に弾接させているので、ドアを閉
じた際に、凸部33およびシール片34の基部41に対
する弾接力が増加する。これによって、ウエザーストリ
ップ30と泥除けシール40の密着性が上昇し、シール
性が向上し泥やノイズの侵入防止効果を高めることがで
きる。それと同時に、泥よけシール40とドアパネル1
0との密着性が向上し、同じく泥やノイズの侵入をより
未然に防止することができる。
ては、泥除けシール40に第一突起部43を設けている
ので、ドア閉時に、リップ部42がボディパネル20に
弾接した際、第一突起部43が水平下連設部14に突き
当たる。これによって、リップ部42のボディパネル2
0に対する反力が高くなってリップ部42がボディパネ
ル20に強く弾接する。よって、高いシール性が得られ
る。
44を設けたことにより、第一突起部43が水平下連設
部14が強く弾接すると共に、第二突起部44が凸部3
3に押圧されて水平壁部12に強く弾接する。これによ
って、泥除けシール40は、クリップ16の他に、第一
突起部43と第二突起部44とで固定された状態となっ
て安定姿勢を維持することができ、いわゆる転びの発生
を未然に防止することができる。この第一突起部43と
第二突起部44は、泥除けシール40をクリップ16で
固定する場合に、当該泥除けシール40の安定姿勢を確
保するために特に有効である。勿論、この第一突起部4
3と第二突起部44は、泥除けシール40を両面テープ
で取付ける場合にも、効果的である。
は、一つの取付段部11にウエザーストリップ30と泥
よけシール40の両方を取付けることとしているので、
ドアパネル10のプレス成形が容易となり、シール材を
取付けるスペースが小さくなり、ドア開口が広くなり乗
降性が向上する。また、ロアモール52を必要としない
ので、余分な部材とそれを取付ける作業が不要となり、
生産性が向上する。
エザーストリップ30に設けた凸部33とシール片34
を泥除けシール40の基部41に弾接させているので、
ウエザーストリップ30と泥除けシール40の密着性が
上昇してシール性が向上し、泥やノイズの侵入を未然に
防止することができる。また、泥除けシール40とドア
パネル10との密着性も向上し、泥やノイズの侵入をさ
らに未然に防止することができる。
を設けているので、リップ部42のボディパネル20に
対する反力が高くなってリップ部42がボディパネル2
0に強く弾接し、高いシール性を得ることができる。
44を設けたことにより、泥除けシール40は、クリッ
プ16の他に、第一突起部43と第二突起部44とで固
定された状態となって安定姿勢を維持することができ、
いわゆる転びの発生を未然に防止することができる。
1におけるA−A断面図である。
1におけるA−A断面図である。
である。
である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ドアパネル(10)の室内側下端部に,
水平壁部(12)とその車外側に連設位置する垂直壁部
(13)とからなる取付段部(11)を形成し、水平壁
部に,中空部(32)がボディパネル(20)に弾接す
るウエザーストリップ(30)の基底部(31)を取付
け、垂直壁部(13)に,ウエザーストリップに接し
て,リップ部(42)がボディパネルに弾接する泥除け
シール(40)の基部(41)を取付け、中空部の車外
側面にシール片(34)を突設して泥除けシール基部の
室内側面に弾接させ、泥除けシールのリップ部付根の車
外側面に第一突起部(43)を突設して,少なくともド
ア閉時に,ドアパネルの垂直壁部の車外側に連設する水
平下連設部(14)に弾接させてなる自動車ドア下部の
シール構造。 - 【請求項2】 ドアパネル(10)の室内側下端部に,
水平壁部(12)とその車外側に連設位置する垂直壁部
(13)とからなる取付段部(11)を形成し、水平壁
部に,中空部(32)がボディパネル(20)に弾接す
るウエザーストリップ(30)の基底部(31)を取付
け、ウエザーストリップに接し且つリップ部(42)が
ボディパネルに弾接するところの泥除けシール(40)
の基部(41)を垂直壁部に取付け、ウエザーストリッ
プ基底部の車外側面に凸部(33)を突設すると共に,
中空部の車外側面にシール片(34)を突設し、凸部と
シール片をそれぞれ泥除けシール基部の室内側面に弾接
させ、さらに、泥除けシールのリップ部付根の車外側面
に第一突起部(43)を突設すると共に、基部上端部の
室内側面に第二突起部(44)を立設し、少なくともド
ア閉時に第一突起部をドアパネルの垂直壁部の車外側に
連設する水平下連設部(14)に弾接させ、第二突起部
(44)をドアパネルの水平壁部に弾接させてなる自動
車ドア下部のシール構造。
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