JP3282521B2 - リラクタンスモータ - Google Patents
リラクタンスモータInfo
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- JP3282521B2 JP3282521B2 JP31890896A JP31890896A JP3282521B2 JP 3282521 B2 JP3282521 B2 JP 3282521B2 JP 31890896 A JP31890896 A JP 31890896A JP 31890896 A JP31890896 A JP 31890896A JP 3282521 B2 JP3282521 B2 JP 3282521B2
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/276—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/08—Salient poles
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- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/24—Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors
- H02K1/246—Variable reluctance rotors
-
- H—ELECTRICITY
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- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/14—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】透磁率が異なる部分を周方向
に交互に配置されるようにロータが形成され、この透磁
率の差、すなわちリラクタンスの差によって、磁界との
相互作用を生じさせ、定まった方向に回転するリラクタ
ンスモータが知られている。
に交互に配置されるようにロータが形成され、この透磁
率の差、すなわちリラクタンスの差によって、磁界との
相互作用を生じさせ、定まった方向に回転するリラクタ
ンスモータが知られている。
【0002】
【従来の技術】図14は、リラクタンスモータの作動原
理を示す展開図である。ステータ10には、磁極12が
形成され、一つの磁極に集中して導線が巻き付けられて
コイル13が形成されている。コイル13の各々には
U,V,W相の三相のうち定まった相の交流電流が流さ
れ、各々のコイルが巻き付けられている磁極が各々U,
V,W相に励磁される。以降、磁極12およびコイル1
3の相について区別して説明する場合には、U相の場
合、磁極12-Uおよびコイル13-Uなどと、符号の後ろ
に相を示すアルファベット添えて説明する。ロータ16
には、ステータの三つの磁極12-U,12-V,12-Wに
対して二つの突極18が配置されている。以降の説明に
おいて、各々の突極を区別して説明する必要がある場合
には、図示するように回転方向先頭から-1,-2,-3の添字
を付けて説明する。
理を示す展開図である。ステータ10には、磁極12が
形成され、一つの磁極に集中して導線が巻き付けられて
コイル13が形成されている。コイル13の各々には
U,V,W相の三相のうち定まった相の交流電流が流さ
れ、各々のコイルが巻き付けられている磁極が各々U,
V,W相に励磁される。以降、磁極12およびコイル1
3の相について区別して説明する場合には、U相の場
合、磁極12-Uおよびコイル13-Uなどと、符号の後ろ
に相を示すアルファベット添えて説明する。ロータ16
には、ステータの三つの磁極12-U,12-V,12-Wに
対して二つの突極18が配置されている。以降の説明に
おいて、各々の突極を区別して説明する必要がある場合
には、図示するように回転方向先頭から-1,-2,-3の添字
を付けて説明する。
【0003】位相0°のときには、磁極12-V,磁極1
2-Wが励磁され、この2つの磁極と突極18-1,18-2
の間に図中一点鎖線で示すように磁束が形成される。こ
のとき磁極12-Vと突極18-2の間に吸引力が働き(図
中矢印で示す)、ロータ16が右方向へ回転する。位相
が30°のときには、各磁極12-U,12-V,12-Wが
励磁されるが、磁極12-Vに対向する突極18-2はほぼ
正面に位置するので、ここではトルクの発生はなく、他
の磁極12-U,12-Wにトルクが発生する。このように
順次、形成される磁束の位置が変わりながら全体として
ロータが回転する。
2-Wが励磁され、この2つの磁極と突極18-1,18-2
の間に図中一点鎖線で示すように磁束が形成される。こ
のとき磁極12-Vと突極18-2の間に吸引力が働き(図
中矢印で示す)、ロータ16が右方向へ回転する。位相
が30°のときには、各磁極12-U,12-V,12-Wが
励磁されるが、磁極12-Vに対向する突極18-2はほぼ
正面に位置するので、ここではトルクの発生はなく、他
の磁極12-U,12-Wにトルクが発生する。このように
順次、形成される磁束の位置が変わりながら全体として
ロータが回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したリラクタンス
モータにおいて、ロータ16の回転に伴って磁極12と
突極18の相対位置がずれるために、磁極12および突
極18内の磁束の向きは周方向の成分を有し、この成分
の大きさも変化することとなる。この周方向成分の変化
によって、鉄損が増加し、効率や出力を高めることがで
きないという問題があった。また、これは、言い換えれ
ば小型化ができないということである。
モータにおいて、ロータ16の回転に伴って磁極12と
突極18の相対位置がずれるために、磁極12および突
極18内の磁束の向きは周方向の成分を有し、この成分
の大きさも変化することとなる。この周方向成分の変化
によって、鉄損が増加し、効率や出力を高めることがで
きないという問題があった。また、これは、言い換えれ
ば小型化ができないということである。
【0005】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、鉄損を低減し、小型、高効率、高出
力のリラクタンスモータを提供することを目的とする。
されたものであり、鉄損を低減し、小型、高効率、高出
力のリラクタンスモータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかるリラクタンスモータは、ステータ
とロータの少なくとも一方のコアが、電磁鋼板を積層し
て所定の形状に成形されたコアセグメントを周方向に配
列して形成され、形成されたコアのモータ軸に直交する
断面の形状が、前記電磁鋼板の積層断面が略U字形とな
り、当該略U字形の辺部が隣り合って周方向に配列され
ている形状であり、隣り合う略U字形の各々片方の辺部
で一つの磁極が形成されている。
めに、本発明にかかるリラクタンスモータは、ステータ
とロータの少なくとも一方のコアが、電磁鋼板を積層し
て所定の形状に成形されたコアセグメントを周方向に配
列して形成され、形成されたコアのモータ軸に直交する
断面の形状が、前記電磁鋼板の積層断面が略U字形とな
り、当該略U字形の辺部が隣り合って周方向に配列され
ている形状であり、隣り合う略U字形の各々片方の辺部
で一つの磁極が形成されている。
【0007】この構成によれば、コアの極内の磁束の周
方向成分の変化を小さくすることができるので、この変
化に伴う鉄損の発生も抑制することができる。よって、
モータの効率および出力の向上が達成される。
方向成分の変化を小さくすることができるので、この変
化に伴う鉄損の発生も抑制することができる。よって、
モータの効率および出力の向上が達成される。
【0008】さらに、前記電磁鋼板は、透磁率が方向に
よって異なる方向性電磁鋼板であり、コアセグメント
は、方向性電磁鋼板の高透磁率方向を揃えて積層され、
コアが形成されたときに高透磁率方向が略U字形となる
ように成形されたものとすることができる。
よって異なる方向性電磁鋼板であり、コアセグメント
は、方向性電磁鋼板の高透磁率方向を揃えて積層され、
コアが形成されたときに高透磁率方向が略U字形となる
ように成形されたものとすることができる。
【0009】この構成によれば、磁束の形成される方向
が高透磁率の方向であるので、磁気抵抗が小さくなり、
ロータの周方向の部位による透磁率の差が大きくなる。
したがって、モータの出力を向上させることができる。
が高透磁率の方向であるので、磁気抵抗が小さくなり、
ロータの周方向の部位による透磁率の差が大きくなる。
したがって、モータの出力を向上させることができる。
【0010】さらに、前記のリラクタンスモータにおい
て、前記ロータコアセグメントは、電磁鋼板を断面が略
U略字形となるよう積層し、当該略U字形の谷部分の少
なくとも一部に永久磁石を配置したものとすることがで
きる。
て、前記ロータコアセグメントは、電磁鋼板を断面が略
U略字形となるよう積層し、当該略U字形の谷部分の少
なくとも一部に永久磁石を配置したものとすることがで
きる。
【0011】この構成によれば、突極によりコイル電流
が作る磁束の働きのみのリラクタンス出力を最大限に得
ると同時に、永久磁石の磁束の増加分だけトルクを増加
させることができ、高出力、高効率なモータとすること
ができ、小型にすることができる。さらに、本発明の他
の態様によれば、磁性材料で形成されたステータコアを
有し、回転磁界を形成するステータと、前記回転磁界と
の相互作用によって動くロータと、を含むリラクタンス
モータについて、前記ロータを次のようにすることがで
きる。すなわち、ロータは、ロータコアと、このロータ
コアにあけられた穴に埋め込まれるリラクタンスコアと
永久磁石とを含んでいる。前記ロータコアは、ロータ軸
方向に方向性電磁鋼板を積層して形成され、ロータ軸方
向に延び、断面略U字形状の第1埋め込み穴と、前記第
1埋め込み穴の略U字形状の谷部分に位置し、断面略長
方形の第2埋め込み穴とを有している。前記リラクタン
スコアは、前記第1埋め込み穴の略U字形状とほぼ等し
い断面形状を有し、この第1埋め込み穴に挿入され、方
向性電磁鋼板を積層して形成され、前記方向性電磁鋼板
の透磁率の高い方向が前記略U字形状に沿うように配列
されている。前記永久磁石は、前記第2埋め込み穴の略
長方形とほぼ等しい断面形状を有し、この第2埋め込み
穴に挿入されている。
が作る磁束の働きのみのリラクタンス出力を最大限に得
ると同時に、永久磁石の磁束の増加分だけトルクを増加
させることができ、高出力、高効率なモータとすること
ができ、小型にすることができる。さらに、本発明の他
の態様によれば、磁性材料で形成されたステータコアを
有し、回転磁界を形成するステータと、前記回転磁界と
の相互作用によって動くロータと、を含むリラクタンス
モータについて、前記ロータを次のようにすることがで
きる。すなわち、ロータは、ロータコアと、このロータ
コアにあけられた穴に埋め込まれるリラクタンスコアと
永久磁石とを含んでいる。前記ロータコアは、ロータ軸
方向に方向性電磁鋼板を積層して形成され、ロータ軸方
向に延び、断面略U字形状の第1埋め込み穴と、前記第
1埋め込み穴の略U字形状の谷部分に位置し、断面略長
方形の第2埋め込み穴とを有している。前記リラクタン
スコアは、前記第1埋め込み穴の略U字形状とほぼ等し
い断面形状を有し、この第1埋め込み穴に挿入され、方
向性電磁鋼板を積層して形成され、前記方向性電磁鋼板
の透磁率の高い方向が前記略U字形状に沿うように配列
されている。前記永久磁石は、前記第2埋め込み穴の略
長方形とほぼ等しい断面形状を有し、この第2埋め込み
穴に挿入されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるリラクタン
スモータの好適な実施の形態(以下、実施形態と記す)
を図面に従って説明する。
スモータの好適な実施の形態(以下、実施形態と記す)
を図面に従って説明する。
【0013】図1には、本実施形態のリラクタンスモー
タの側面および断面構造が示されている。ステータ10
は、略円筒形状のケース12の内側に、略U字形のステ
ータコアセグメント14が周方向に配列されて形成され
たステータコア15を有している。ステータコアセグメ
ント14は、U字形の直線部分である辺部16(図2参
照)が内側を向き、これらの辺部16を結び付ける円弧
部18(図2参照)が外側を向いて配置され、隣り合う
セグメント14の各々の片方の辺部16が並んで配置さ
れる。本実施形態においては、ステータコアセグメント
14の二つの辺部16はほぼ平行であり、円周方向に配
列したときに外側には隙間ができるので、図示するよう
に隣合うセグメント14の間にはセグメントの位置決め
を行うために、固定片20が配置されている。また、隣
合うステータコアセグメント14の略U字形の内側部分
には、導線が巻き渡されてコイル22が形成されてい
る。したがって、隣り合うセグメント14の各々片方の
辺部16が対となって一つの磁極が形成される。本実施
形態の場合、磁極は24極形成されている。
タの側面および断面構造が示されている。ステータ10
は、略円筒形状のケース12の内側に、略U字形のステ
ータコアセグメント14が周方向に配列されて形成され
たステータコア15を有している。ステータコアセグメ
ント14は、U字形の直線部分である辺部16(図2参
照)が内側を向き、これらの辺部16を結び付ける円弧
部18(図2参照)が外側を向いて配置され、隣り合う
セグメント14の各々の片方の辺部16が並んで配置さ
れる。本実施形態においては、ステータコアセグメント
14の二つの辺部16はほぼ平行であり、円周方向に配
列したときに外側には隙間ができるので、図示するよう
に隣合うセグメント14の間にはセグメントの位置決め
を行うために、固定片20が配置されている。また、隣
合うステータコアセグメント14の略U字形の内側部分
には、導線が巻き渡されてコイル22が形成されてい
る。したがって、隣り合うセグメント14の各々片方の
辺部16が対となって一つの磁極が形成される。本実施
形態の場合、磁極は24極形成されている。
【0014】ロータ26は、円筒形状の中心部材28の
周囲に、略U字形のロータコアセグメント30を周方向
に配列したロータコア32を有している。ロータコアセ
グメント30も、ステータコアセグメント14と同様、
隣り合うセグメント30の各々片方の辺部が対となって
一つの突極34を形成している。本実施形態の場合、突
極は32極形成されている。
周囲に、略U字形のロータコアセグメント30を周方向
に配列したロータコア32を有している。ロータコアセ
グメント30も、ステータコアセグメント14と同様、
隣り合うセグメント30の各々片方の辺部が対となって
一つの突極34を形成している。本実施形態の場合、突
極は32極形成されている。
【0015】図2には、ステータコアセグメント14の
概略構成が示されている。ステータコアセグメントは、
方向性電磁鋼板を複数枚積層して、その積層断面(図2
において手前の面)が略U字形になるように曲げられて
いる。また、方向性電磁鋼板の高透磁率の方向は揃えて
積層され、その高透磁率の方向に沿ってU字形に曲げら
れている。すなわち、図2の矢印Aで示す方向が高透磁
率の方向である。
概略構成が示されている。ステータコアセグメントは、
方向性電磁鋼板を複数枚積層して、その積層断面(図2
において手前の面)が略U字形になるように曲げられて
いる。また、方向性電磁鋼板の高透磁率の方向は揃えて
積層され、その高透磁率の方向に沿ってU字形に曲げら
れている。すなわち、図2の矢印Aで示す方向が高透磁
率の方向である。
【0016】このように、電磁鋼板を積層したので、磁
極24内の磁束は、層を貫く方向には形成されにくくな
り、したがって周方向の成分が減少する。前述のよう
に、リラクタンスモータでは、磁極24と突極34の位
置関係によって、磁極内の磁束の周方向成分が変動しよ
うとするが、電磁鋼板を積層することにより磁束の周方
向成分の発生を抑制することができる。よって、この周
方向成分の変動によって生じるヒステリシス損や渦電流
損からなる鉄損が低減し、モータの効率を高めることが
できる。また、本実施形態においては方向性電磁鋼板の
高透磁率の方向を磁束の方向に一致させているので、無
方向性の電磁鋼板を使用する場合よりこの方向の透磁率
を高めることができる。磁束が形成する方向に透磁率が
高ければ、コイルに流す電流が同じであっても、より強
い磁束を形成することができる。よって出力を増加させ
ることができる。
極24内の磁束は、層を貫く方向には形成されにくくな
り、したがって周方向の成分が減少する。前述のよう
に、リラクタンスモータでは、磁極24と突極34の位
置関係によって、磁極内の磁束の周方向成分が変動しよ
うとするが、電磁鋼板を積層することにより磁束の周方
向成分の発生を抑制することができる。よって、この周
方向成分の変動によって生じるヒステリシス損や渦電流
損からなる鉄損が低減し、モータの効率を高めることが
できる。また、本実施形態においては方向性電磁鋼板の
高透磁率の方向を磁束の方向に一致させているので、無
方向性の電磁鋼板を使用する場合よりこの方向の透磁率
を高めることができる。磁束が形成する方向に透磁率が
高ければ、コイルに流す電流が同じであっても、より強
い磁束を形成することができる。よって出力を増加させ
ることができる。
【0017】また、本実施形態においては、ステータコ
アセグメント14の二つの辺部16はほぼ平行に形成さ
れているが、円弧部18に近いほうの幅を広げて隣り合
うセグメント14の辺部を密着させるようにすることも
可能である。この場合、U字形の内側部分の断面積が増
え、その分より多くの導線を巻き付けることができるよ
うになる。これによれば、モータ外形を大きくしなくて
も出力を増加することができる。
アセグメント14の二つの辺部16はほぼ平行に形成さ
れているが、円弧部18に近いほうの幅を広げて隣り合
うセグメント14の辺部を密着させるようにすることも
可能である。この場合、U字形の内側部分の断面積が増
え、その分より多くの導線を巻き付けることができるよ
うになる。これによれば、モータ外形を大きくしなくて
も出力を増加することができる。
【0018】また、ロータコアセグメント30も、ステ
ータコアセグメント14とほぼ同様の構成を有してい
る。すなわち、方向性電磁鋼板をその透磁率方向を揃え
て積層し、その透磁率の方向に沿ってU字形が形成され
るように曲げて成形されている。この場合も、電磁鋼板
を積層したことによって、突極34内の磁束の周方向成
分を減少させることができるので、周方向成分の変動に
よって生じる鉄損を減少させることができる。また、磁
束に沿う方向に方向性電磁鋼板の高透磁率の方向を一致
させているので、ロータの高透磁率の部分と低透磁率の
部分の透磁率の差を大きくすることができる。前述した
ように、リラクタンスモータは、ロータの周方向に透磁
率の高い部分と低い部分を設け、この2種の部分の透磁
率の差によってトルクを発生している。したがって、高
透磁率の部分の透磁率をより高くすることにより、前述
の透磁率の差を大きくすることができ、よってモータの
出力を増加することができる。
ータコアセグメント14とほぼ同様の構成を有してい
る。すなわち、方向性電磁鋼板をその透磁率方向を揃え
て積層し、その透磁率の方向に沿ってU字形が形成され
るように曲げて成形されている。この場合も、電磁鋼板
を積層したことによって、突極34内の磁束の周方向成
分を減少させることができるので、周方向成分の変動に
よって生じる鉄損を減少させることができる。また、磁
束に沿う方向に方向性電磁鋼板の高透磁率の方向を一致
させているので、ロータの高透磁率の部分と低透磁率の
部分の透磁率の差を大きくすることができる。前述した
ように、リラクタンスモータは、ロータの周方向に透磁
率の高い部分と低い部分を設け、この2種の部分の透磁
率の差によってトルクを発生している。したがって、高
透磁率の部分の透磁率をより高くすることにより、前述
の透磁率の差を大きくすることができ、よってモータの
出力を増加することができる。
【0019】図3には、本発明にかかるリラクタンスモ
ータの他の実施形態の概略構成を示す断面図が示されて
いる。本実施形態は、ステータ50が内側に、ロータ5
2が外側に形成されたものである。ステータ50は、略
円筒形の中心部材54の周囲に略U字形のステータコア
セグメント56を配置して形成されたステータコアを有
している。そして、隣り合うセグメント56の各々片方
の略U字形の辺部によって一つの磁極58が形成され、
この磁極58に導線が巻回されてコイル60が形成され
ている。ステータコアセグメント56は、図2に示すス
テータコアセグメント14とほぼ同様の構成を有してい
る。すなわち、方向性電磁鋼板が積層され、略U字形に
形成され、鋼板の高透磁率を示す方向が磁束が形成され
る方向(図2においては矢印Aの方向)に揃えられてい
る。
ータの他の実施形態の概略構成を示す断面図が示されて
いる。本実施形態は、ステータ50が内側に、ロータ5
2が外側に形成されたものである。ステータ50は、略
円筒形の中心部材54の周囲に略U字形のステータコア
セグメント56を配置して形成されたステータコアを有
している。そして、隣り合うセグメント56の各々片方
の略U字形の辺部によって一つの磁極58が形成され、
この磁極58に導線が巻回されてコイル60が形成され
ている。ステータコアセグメント56は、図2に示すス
テータコアセグメント14とほぼ同様の構成を有してい
る。すなわち、方向性電磁鋼板が積層され、略U字形に
形成され、鋼板の高透磁率を示す方向が磁束が形成され
る方向(図2においては矢印Aの方向)に揃えられてい
る。
【0020】一方、ロータ52は、略円筒形のケース6
2の内側に、略U字形のロータコアセグメント64が周
方向に配列して形成されたロータコアを有している。そ
して、隣り合うセグメント64の各々片方の略U字形の
辺部によって一つの突極66が形成されている。ロータ
コアセグメント64は、図2に示すステータコアセグメ
ント14とほぼ同様の構成を有している。すなわち、方
向性電磁鋼板が積層され、略U字形に形成され、鋼板の
高透磁率を示す方向が磁束が形成される方向(図2にお
いては矢印Aの方向)に揃えられている。
2の内側に、略U字形のロータコアセグメント64が周
方向に配列して形成されたロータコアを有している。そ
して、隣り合うセグメント64の各々片方の略U字形の
辺部によって一つの突極66が形成されている。ロータ
コアセグメント64は、図2に示すステータコアセグメ
ント14とほぼ同様の構成を有している。すなわち、方
向性電磁鋼板が積層され、略U字形に形成され、鋼板の
高透磁率を示す方向が磁束が形成される方向(図2にお
いては矢印Aの方向)に揃えられている。
【0021】そして、コイル60に所定の電流を流して
磁極58を励磁し、回転磁界を形成する。この回転磁界
とロータの相互作用によってモータが回転する。本実施
形態においては、前述の実施形態とステータとロータの
配置を替えただけであるので、同等の効果を奏すること
ができる。すなわち、磁極および突極内の磁束の周方向
成分の発生を抑えることができるので、この周方向成分
により生じる鉄損を低減させることができる。よって、
モータの効率が向上する。また、電磁鋼板の高透磁率の
方向に沿って磁束が形成されるので、より強い磁束とな
り、モータの出力を高めることができる。
磁極58を励磁し、回転磁界を形成する。この回転磁界
とロータの相互作用によってモータが回転する。本実施
形態においては、前述の実施形態とステータとロータの
配置を替えただけであるので、同等の効果を奏すること
ができる。すなわち、磁極および突極内の磁束の周方向
成分の発生を抑えることができるので、この周方向成分
により生じる鉄損を低減させることができる。よって、
モータの効率が向上する。また、電磁鋼板の高透磁率の
方向に沿って磁束が形成されるので、より強い磁束とな
り、モータの出力を高めることができる。
【0022】図4には、ステータコアセグメントの他の
形状が示されている。ステータコアセグメント80は、
略J字形の二つの部材80A,80Bを背中合わせにし
た形状となっている。各々の略J字形の部材80A,8
0Bは、方向性電磁鋼板を積層して形成されており、そ
の高透磁率の方向は図中矢印Bで示す方向に一致されて
いる。このステータコアセグメント80を周方向に配列
すると、図1に示すステータコア14と同じ形状、すな
わち積層断面が略U字形である積層された電磁鋼板が周
方向に配列された形状となる。したがって、図1に示さ
れる実施形態と同様の効果を奏することができる。ま
た、このように略J字形の二つの部材を背中合わせにし
たセグメントによって、図1に示されるロータコア32
を形成することも可能であり、同等の効果を奏すること
ができる。もちろん、図3に示す実施形態のステータコ
アやロータコアに採用しても同等の効果を有することが
できる。
形状が示されている。ステータコアセグメント80は、
略J字形の二つの部材80A,80Bを背中合わせにし
た形状となっている。各々の略J字形の部材80A,8
0Bは、方向性電磁鋼板を積層して形成されており、そ
の高透磁率の方向は図中矢印Bで示す方向に一致されて
いる。このステータコアセグメント80を周方向に配列
すると、図1に示すステータコア14と同じ形状、すな
わち積層断面が略U字形である積層された電磁鋼板が周
方向に配列された形状となる。したがって、図1に示さ
れる実施形態と同様の効果を奏することができる。ま
た、このように略J字形の二つの部材を背中合わせにし
たセグメントによって、図1に示されるロータコア32
を形成することも可能であり、同等の効果を奏すること
ができる。もちろん、図3に示す実施形態のステータコ
アやロータコアに採用しても同等の効果を有することが
できる。
【0023】さらに、図4に示される形状のステータコ
アセグメントの場合、セグメントを配列する前に、図5
のようにセグメント80に直接導線を巻回してコイル8
2を形成し、その後このコイルが形成されたセグメント
を周方向に配列してステータコアを形成することができ
る。図1に示されるモータのように、円筒内面側に導線
を巻回しコイルを形成するのは、比較的困難な作業であ
り、自動化についても困難な面が多い。特に自動化し
て、かつ導線の巻数を増加させ、占積率を向上させるこ
とは難しい。しかし、図4に示されるような分割された
セグメントに単に導線を巻回するのであれば、容易にか
つ高速で巻回することができる。したがって、モータの
作製工数を削減し、コストを低減させることができる。
アセグメントの場合、セグメントを配列する前に、図5
のようにセグメント80に直接導線を巻回してコイル8
2を形成し、その後このコイルが形成されたセグメント
を周方向に配列してステータコアを形成することができ
る。図1に示されるモータのように、円筒内面側に導線
を巻回しコイルを形成するのは、比較的困難な作業であ
り、自動化についても困難な面が多い。特に自動化し
て、かつ導線の巻数を増加させ、占積率を向上させるこ
とは難しい。しかし、図4に示されるような分割された
セグメントに単に導線を巻回するのであれば、容易にか
つ高速で巻回することができる。したがって、モータの
作製工数を削減し、コストを低減させることができる。
【0024】以上説明した各実施形態においては、ステ
ータとロータの双方のコアに方向性磁性鋼板の積層断面
が略U字形に形成されたコアを用いたが、いずれか一方
に用いても相当程度の効果を得ることができる。さら
に、略U字形の円弧部18も電磁鋼板を積層して形成さ
れているが、特に磁束の向きが変化しやすいのは、コア
の極(磁極、突極)であるので、この部分のみ、各々の
電磁鋼板がモータ軸に平行となるように積層される構成
を採ることによっても相当程度の効果を得ることができ
る。
ータとロータの双方のコアに方向性磁性鋼板の積層断面
が略U字形に形成されたコアを用いたが、いずれか一方
に用いても相当程度の効果を得ることができる。さら
に、略U字形の円弧部18も電磁鋼板を積層して形成さ
れているが、特に磁束の向きが変化しやすいのは、コア
の極(磁極、突極)であるので、この部分のみ、各々の
電磁鋼板がモータ軸に平行となるように積層される構成
を採ることによっても相当程度の効果を得ることができ
る。
【0025】図6および図7には、本発明にかかるリラ
クタンスモータのさらに他の実施態様が示されている。
本実施形態はロータに永久磁石を配置したことを特徴と
している。図6には一部を破断した状態で一つのロータ
コアセグメント100が示され、図7に示すように、こ
のロータコアセグメント100を周方向に配列すること
で、ロータ102が形成される。ロータ102の周囲に
は、回転磁界を形成するステータ104が配置されてい
る。
クタンスモータのさらに他の実施態様が示されている。
本実施形態はロータに永久磁石を配置したことを特徴と
している。図6には一部を破断した状態で一つのロータ
コアセグメント100が示され、図7に示すように、こ
のロータコアセグメント100を周方向に配列すること
で、ロータ102が形成される。ロータ102の周囲に
は、回転磁界を形成するステータ104が配置されてい
る。
【0026】ロータコアセグメント100は、方向性磁
性鋼板を複数枚積層して、その積層断面がU字形になる
ように曲げられて形成されたリラクタンスコア106
と、このリラクタンスコア106のU字形の谷部分に形
成されたマグネットコア108とを有している。リラク
タンスコア106は、図2に示すようなステータコアセ
グメント14またはロータコアセグメント30と同様
に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向を揃えて積層され
ており、さらにこの方向に沿ってU字形に曲げられてい
る。そして、隣り合うロータコアセグメント100のリ
ラクタンスコア106の辺部が対となって、一つの突極
109を形成している。この突極109は、図1に示す
突極34に相当するものである。
性鋼板を複数枚積層して、その積層断面がU字形になる
ように曲げられて形成されたリラクタンスコア106
と、このリラクタンスコア106のU字形の谷部分に形
成されたマグネットコア108とを有している。リラク
タンスコア106は、図2に示すようなステータコアセ
グメント14またはロータコアセグメント30と同様
に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向を揃えて積層され
ており、さらにこの方向に沿ってU字形に曲げられてい
る。そして、隣り合うロータコアセグメント100のリ
ラクタンスコア106の辺部が対となって、一つの突極
109を形成している。この突極109は、図1に示す
突極34に相当するものである。
【0027】マグネットコア108は、無方向性磁性鋼
板をモータ軸方向に積層し、モータ軸方向に下部を溶接
して形成されており、ロータ102として形成されたと
き、その外周付近に永久磁石110が埋め込まれて配置
される。このマグネットコア108の先端部分が硬磁性
極111として機能する。マグネットコア108におい
て磁性鋼板を積層しているのは、ステータにより形成さ
れる磁界の変化によってロータコア内に生じる渦電流を
抑制するためである。また、マグネットコア108とリ
ラクタンスコア106の各々の外周先端の間には溝11
2が形成されており、この溝112によって永久磁石1
10の磁束がステータコアを通らず、直接リラクタンス
コア106へと漏れることを抑制している。
板をモータ軸方向に積層し、モータ軸方向に下部を溶接
して形成されており、ロータ102として形成されたと
き、その外周付近に永久磁石110が埋め込まれて配置
される。このマグネットコア108の先端部分が硬磁性
極111として機能する。マグネットコア108におい
て磁性鋼板を積層しているのは、ステータにより形成さ
れる磁界の変化によってロータコア内に生じる渦電流を
抑制するためである。また、マグネットコア108とリ
ラクタンスコア106の各々の外周先端の間には溝11
2が形成されており、この溝112によって永久磁石1
10の磁束がステータコアを通らず、直接リラクタンス
コア106へと漏れることを抑制している。
【0028】ロータコアセグメント100は中心部材1
14の外周に六角穴付きボルト116により締結され
る。すなわち、ロータコアセグメント100には、段付
き貫通穴118内に設けられ、この段付き貫通穴118
内に挿入された六角穴付きボルト116のねじ部が中心
部材のねじ穴120に螺合してロータコアセグメント1
00を固定している。段付き貫通穴118は角穴でも良
く、この場合、無方向性磁性鋼板を打ち抜くプレス型の
種類を少なくすることができる。なお、六角穴付ボルト
116を締め付けたあと、樹脂材料を充填硬化させるこ
とにより、ボルトの緩み防止を図っている。
14の外周に六角穴付きボルト116により締結され
る。すなわち、ロータコアセグメント100には、段付
き貫通穴118内に設けられ、この段付き貫通穴118
内に挿入された六角穴付きボルト116のねじ部が中心
部材のねじ穴120に螺合してロータコアセグメント1
00を固定している。段付き貫通穴118は角穴でも良
く、この場合、無方向性磁性鋼板を打ち抜くプレス型の
種類を少なくすることができる。なお、六角穴付ボルト
116を締め付けたあと、樹脂材料を充填硬化させるこ
とにより、ボルトの緩み防止を図っている。
【0029】このように形成されたロータ102を有す
るモータにおいては、リラクタンスコア106により形
成される突極109の作用によるトルクに加え、永久磁
石110により形成される硬磁性極111とステータ1
04の発生する磁界の相互作用に基づくトルクが発生す
る。突極109によるトルクは、前述したように、ロー
タの周方向に形成されたリラクタンスの不均一性に基づ
き発生する。すなわち、リラクタンスの高い部分がステ
ータ104により形成された磁界に引き寄せられる力が
ロータ102を回転させるトルクとなる。このとき、図
1などに示される実施例と同様に、リラクタンスコア1
06の極内の磁束の周方向成分の変化を小さくすること
ができるので鉄損の発生を抑制することができる。
るモータにおいては、リラクタンスコア106により形
成される突極109の作用によるトルクに加え、永久磁
石110により形成される硬磁性極111とステータ1
04の発生する磁界の相互作用に基づくトルクが発生す
る。突極109によるトルクは、前述したように、ロー
タの周方向に形成されたリラクタンスの不均一性に基づ
き発生する。すなわち、リラクタンスの高い部分がステ
ータ104により形成された磁界に引き寄せられる力が
ロータ102を回転させるトルクとなる。このとき、図
1などに示される実施例と同様に、リラクタンスコア1
06の極内の磁束の周方向成分の変化を小さくすること
ができるので鉄損の発生を抑制することができる。
【0030】また、硬磁性極111によるトルクは、ス
テータにより形成された磁界に、硬磁性極111が引っ
張られる引力と、反発する斥力によってロータ102を
回転させるトルクとなる。このように、リラクタンスに
よるトルクと、硬磁性極111すなわち永久磁石による
トルクの双方が発生するので、小型で高出力のモータを
得ることができる。
テータにより形成された磁界に、硬磁性極111が引っ
張られる引力と、反発する斥力によってロータ102を
回転させるトルクとなる。このように、リラクタンスに
よるトルクと、硬磁性極111すなわち永久磁石による
トルクの双方が発生するので、小型で高出力のモータを
得ることができる。
【0031】図8には、図6および図7に示す実施形態
とロータコアセグメントの取り付け方法の異なる実施形
態が示されている。ロータコアセグメント130は、方
向性磁性鋼板を複数枚積層して、その積層断面がU字形
になるように曲げられて形成されたリラクタンスコア1
32と、このリラクタンスコア132のU字形の谷部分
に形成されたマグネットコア134とを有している。リ
ラクタンスコア132は、図2に示すようなステータコ
アセグメント14またはロータコアセグメント30と同
様に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向を揃えて積層さ
れており、さらにこの方向に沿ってU字形に曲げられて
いる。マグネットコア134は、無方向性磁性鋼板をモ
ータ軸方向に積層し、ロータとして形成されたとき、そ
の外周付近に永久磁石136が埋め込まれて配置され
る。そして、図6および図7に示す実施形態と同様に、
ロータコアセグメント130がロータ周方向に配列され
て、突極と硬磁性極が交互に配置される。
とロータコアセグメントの取り付け方法の異なる実施形
態が示されている。ロータコアセグメント130は、方
向性磁性鋼板を複数枚積層して、その積層断面がU字形
になるように曲げられて形成されたリラクタンスコア1
32と、このリラクタンスコア132のU字形の谷部分
に形成されたマグネットコア134とを有している。リ
ラクタンスコア132は、図2に示すようなステータコ
アセグメント14またはロータコアセグメント30と同
様に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向を揃えて積層さ
れており、さらにこの方向に沿ってU字形に曲げられて
いる。マグネットコア134は、無方向性磁性鋼板をモ
ータ軸方向に積層し、ロータとして形成されたとき、そ
の外周付近に永久磁石136が埋め込まれて配置され
る。そして、図6および図7に示す実施形態と同様に、
ロータコアセグメント130がロータ周方向に配列され
て、突極と硬磁性極が交互に配置される。
【0032】図6に示されるロータコアセグメント10
0と図8のロータコアセグメント130の相違は、その
取り付け方法にある。ロータコアセグメント130にお
いては、その中心部材114と接する底部に開口部を有
し、モータ軸方向に延びるT字形スロット138が設け
られている。T字形スロット138は、ロータコアセグ
メント130のモータ軸方向の全長にわたって設けられ
ている。
0と図8のロータコアセグメント130の相違は、その
取り付け方法にある。ロータコアセグメント130にお
いては、その中心部材114と接する底部に開口部を有
し、モータ軸方向に延びるT字形スロット138が設け
られている。T字形スロット138は、ロータコアセグ
メント130のモータ軸方向の全長にわたって設けられ
ている。
【0033】ロータコアセグメント130の取り付け時
には、中心部材114に設けられたねじ穴120に六角
ボルト140を螺合させ、六角ボルト140とT字形ス
ロット138を係合させつつ、中心部材114とロータ
コアセグメント130をモータ軸方向に相対移動させて
正規の位置に合わせる。その後、ボルト締め穴142よ
り六角ボルト140を締め付けて、中心部材114にロ
ータコアセグメント130を固定し、樹脂材料を充填硬
化させ六角ボルト140の緩み防止を行なう。上記以外
の構成については、図6などに示す実施形態の構成と同
一であり、本実施形態のモータの性能は、図6および図
7に示される実施形態とほぼ同様の効果を奏することが
できる。
には、中心部材114に設けられたねじ穴120に六角
ボルト140を螺合させ、六角ボルト140とT字形ス
ロット138を係合させつつ、中心部材114とロータ
コアセグメント130をモータ軸方向に相対移動させて
正規の位置に合わせる。その後、ボルト締め穴142よ
り六角ボルト140を締め付けて、中心部材114にロ
ータコアセグメント130を固定し、樹脂材料を充填硬
化させ六角ボルト140の緩み防止を行なう。上記以外
の構成については、図6などに示す実施形態の構成と同
一であり、本実施形態のモータの性能は、図6および図
7に示される実施形態とほぼ同様の効果を奏することが
できる。
【0034】さらに、図9には、図6および図7に示す
実施形態とロータコアセグメントの取り付け方法がさら
に異なる実施形態が示されている。ロータコアセグメン
ト150は、方向性磁性鋼板を複数枚積層して、その積
層断面がU字形になるように曲げられて形成されたリラ
クタンスコア152と、このリラクタンスコア152の
U字形の谷部分に形成されたマグネットコア154とを
有している。リラクタンスコア152は、図2に示すよ
うなステータコアセグメント14またはロータコアセグ
メント30と同様に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向
を揃えて積層されており、さらにこの方向に沿ってU字
形に曲げられている。マグネットコア154は、無方向
性磁性鋼板をモータ軸方向に積層し、ロータとして形成
されたとき、その外周付近に永久磁石156が埋め込ま
れる埋め込み穴158を有している。埋め込み穴158
内に永久磁石156が埋め込まれることによって、図6
および図7に示す実施形態と同様に、ロータコアセグメ
ント150がロータ周方向に配列されて、突極と硬磁性
極が交互に配置される。
実施形態とロータコアセグメントの取り付け方法がさら
に異なる実施形態が示されている。ロータコアセグメン
ト150は、方向性磁性鋼板を複数枚積層して、その積
層断面がU字形になるように曲げられて形成されたリラ
クタンスコア152と、このリラクタンスコア152の
U字形の谷部分に形成されたマグネットコア154とを
有している。リラクタンスコア152は、図2に示すよ
うなステータコアセグメント14またはロータコアセグ
メント30と同様に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向
を揃えて積層されており、さらにこの方向に沿ってU字
形に曲げられている。マグネットコア154は、無方向
性磁性鋼板をモータ軸方向に積層し、ロータとして形成
されたとき、その外周付近に永久磁石156が埋め込ま
れる埋め込み穴158を有している。埋め込み穴158
内に永久磁石156が埋め込まれることによって、図6
および図7に示す実施形態と同様に、ロータコアセグメ
ント150がロータ周方向に配列されて、突極と硬磁性
極が交互に配置される。
【0035】図6に示されるロータコアセグメント10
0と図9のロータコアセグメント150の相違は、永久
磁石の装着方法にある。ロータコアセグメント150に
おいては、これが中心部材114に固定された後に、永
久磁石156が当該ロータコアセグメント150、すな
わちロータに装着される。より詳細に説明すれば、ま
ず、永久磁石156が装着されていない状態で、六角穴
付きボルト160をロータコアセグメント150の段付
き貫通穴162に挿入し、六角穴付きボルト160のね
じ部を中心部材114のねじ穴120と螺合させる。段
付き貫通穴162の段部164は、六角穴付きボルト1
62の頭部が埋め込み穴158に突出しないように十分
深い位置に形成されている。また、前述の例と同様、樹
脂材料を充填硬化させボルトの緩み防止を図っている。
以上のようにして、ロータコアセグメント150が中心
部材114に締結固定される。
0と図9のロータコアセグメント150の相違は、永久
磁石の装着方法にある。ロータコアセグメント150に
おいては、これが中心部材114に固定された後に、永
久磁石156が当該ロータコアセグメント150、すな
わちロータに装着される。より詳細に説明すれば、ま
ず、永久磁石156が装着されていない状態で、六角穴
付きボルト160をロータコアセグメント150の段付
き貫通穴162に挿入し、六角穴付きボルト160のね
じ部を中心部材114のねじ穴120と螺合させる。段
付き貫通穴162の段部164は、六角穴付きボルト1
62の頭部が埋め込み穴158に突出しないように十分
深い位置に形成されている。また、前述の例と同様、樹
脂材料を充填硬化させボルトの緩み防止を図っている。
以上のようにして、ロータコアセグメント150が中心
部材114に締結固定される。
【0036】次に、図示するように、埋め込み穴158
に対しモータ軸方向から永久磁石156を挿入し、これ
によりロータに永久磁石156が装着される。本実施形
態の場合、永久磁石156にボルトを通すため、または
ボルトを締めるための穴を設ける必要がなくなり、その
分硬磁性極の発生する磁力を大きくすることができる。
したがって、ステータにより形成される磁界と、硬磁性
極すなわち永久磁石との相互作用によるトルクを、図6
および図8に示した実施形態の場合より大きくすること
ができる。よって、これらの実施形態の場合より、より
小型で高出力のモータとすることができる。なお、リラ
クタンスコア152の構成は、図6などに示す実施形態
と同様のものである。よって、本実施形態は、リラクタ
ンスコアに関する効果において、図1に示される実施形
態および図6に示される実施形態と同様の効果を奏する
ことができる。
に対しモータ軸方向から永久磁石156を挿入し、これ
によりロータに永久磁石156が装着される。本実施形
態の場合、永久磁石156にボルトを通すため、または
ボルトを締めるための穴を設ける必要がなくなり、その
分硬磁性極の発生する磁力を大きくすることができる。
したがって、ステータにより形成される磁界と、硬磁性
極すなわち永久磁石との相互作用によるトルクを、図6
および図8に示した実施形態の場合より大きくすること
ができる。よって、これらの実施形態の場合より、より
小型で高出力のモータとすることができる。なお、リラ
クタンスコア152の構成は、図6などに示す実施形態
と同様のものである。よって、本実施形態は、リラクタ
ンスコアに関する効果において、図1に示される実施形
態および図6に示される実施形態と同様の効果を奏する
ことができる。
【0037】図10ないし図12には、本発明にかかる
リラクタンスモータのさらに他の実施態様が示されてい
る。本実施形態は、図6に示される実施形態に比して、
マグネットコアの構成が異なる。
リラクタンスモータのさらに他の実施態様が示されてい
る。本実施形態は、図6に示される実施形態に比して、
マグネットコアの構成が異なる。
【0038】図10に示すように、ロータコアセグメン
ト170は、方向性磁性鋼板を複数枚積層して、その積
層断面がU字形になるように曲げられて形成されたリラ
クタンスコア172と、このリラクタンスコア172の
U字形の谷部分に形成されたマグネットコア174とを
有している。リラクタンスコア172は、図2に示すよ
うなステータコアセグメント14またはロータコアセグ
メント30と同様に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向
を揃えて積層されており、さらにこの方向に沿ってU字
形に曲げられている。マグネットコア174は、図6に
示された永久磁石と積層された磁性鋼板とからなるマグ
ネットコア108を、これと同じ形状の永久磁石で形成
したものである。このマグネットコア174の外周部と
リラクタンスコア172の外周部の間には、図6の溝1
12と同様に溝176が形成されている。溝112と同
様、この溝176によって、マグネットコア174の永
久磁石により発生する磁束のうちステータコアと鎖交し
ない磁束を減少させている。
ト170は、方向性磁性鋼板を複数枚積層して、その積
層断面がU字形になるように曲げられて形成されたリラ
クタンスコア172と、このリラクタンスコア172の
U字形の谷部分に形成されたマグネットコア174とを
有している。リラクタンスコア172は、図2に示すよ
うなステータコアセグメント14またはロータコアセグ
メント30と同様に、方向性磁性鋼板の高透磁率の方向
を揃えて積層されており、さらにこの方向に沿ってU字
形に曲げられている。マグネットコア174は、図6に
示された永久磁石と積層された磁性鋼板とからなるマグ
ネットコア108を、これと同じ形状の永久磁石で形成
したものである。このマグネットコア174の外周部と
リラクタンスコア172の外周部の間には、図6の溝1
12と同様に溝176が形成されている。溝112と同
様、この溝176によって、マグネットコア174の永
久磁石により発生する磁束のうちステータコアと鎖交し
ない磁束を減少させている。
【0039】図11に示すように、ロータコアセグメン
ト170は、中心部材114の周上に設けられたねじ穴
120に六角穴付きボルト178によって固定され、前
述の例と同様樹脂材料によりボルトの緩み防止が図られ
ている。このため、ロータコアセグメント170は、図
6の段付き穴118に相当する段付き穴180を有して
いる。この段付き穴180内に六角穴付きボルト178
は挿入され、ねじ部120と螺合する。
ト170は、中心部材114の周上に設けられたねじ穴
120に六角穴付きボルト178によって固定され、前
述の例と同様樹脂材料によりボルトの緩み防止が図られ
ている。このため、ロータコアセグメント170は、図
6の段付き穴118に相当する段付き穴180を有して
いる。この段付き穴180内に六角穴付きボルト178
は挿入され、ねじ部120と螺合する。
【0040】このように中心部材114に複数のロータ
コアセグメント170がロータ周方向に配列されて、突
極と硬磁性極が交互に配置される。そして、図12に示
すようなモータが形成される。図12のステータは、図
1のステータ10と同様の構成であり、各構成部材に同
一の符号を付してその説明は省略する。
コアセグメント170がロータ周方向に配列されて、突
極と硬磁性極が交互に配置される。そして、図12に示
すようなモータが形成される。図12のステータは、図
1のステータ10と同様の構成であり、各構成部材に同
一の符号を付してその説明は省略する。
【0041】本実施形態においては、リラクタンスコア
172の谷部分のほとんどが永久磁石で埋められてお
り、図6などに示す実施形態などに比して、永久磁石の
量が増加しており、それだけ大きな磁束を発生すること
ができる。よって、リラクタンスコアによるトルクと、
マグネットコアによるトルクのうち、後者をより大きく
することができ、より小型、高出力のモータとすること
ができる。なお、リラクタンスコア172の構成は、図
6などに示す実施形態と同様のものである。よって、本
実施形態は、リラクタンスコアに関する効果において、
図1に示される実施形態および図6に示される実施形態
と同様の効果を奏することができる。
172の谷部分のほとんどが永久磁石で埋められてお
り、図6などに示す実施形態などに比して、永久磁石の
量が増加しており、それだけ大きな磁束を発生すること
ができる。よって、リラクタンスコアによるトルクと、
マグネットコアによるトルクのうち、後者をより大きく
することができ、より小型、高出力のモータとすること
ができる。なお、リラクタンスコア172の構成は、図
6などに示す実施形態と同様のものである。よって、本
実施形態は、リラクタンスコアに関する効果において、
図1に示される実施形態および図6に示される実施形態
と同様の効果を奏することができる。
【0042】図13には、さらに他の実施形態が示され
ている。本実施形態はロータコア180が前述の実施形
態のようにセグメントに分割されたものではなく、一体
のものである。ロータコア180は、略円環形状の無方
向性の磁性鋼板182をロータの軸方向に複数枚積層し
て形成されている。磁性鋼板182には、2種類の埋め
込み穴184,186が穿設されており、一方の埋め込
み穴184はロータコア180の外周付近に位置するよ
うに設けられ、略長方形の形状を有している。他方の埋
め込み穴186は、略U字形の形状を有しており、U字
形の両端が、ロータコア180の外周部で半径方向外側
を向くように設けられている。磁性鋼板182が積層さ
れた後、埋め込み穴184には、略直方体の永久磁石1
88が挿入され固定される。さらに、埋め込み穴186
には、これと同じU字形の断面形状を有するリラクタン
スコア190が挿入される。リラクタンスコア190
は、図2に示すようなステータコアセグメント14また
はロータコアセグメント30と同様に、方向性磁性鋼板
の高透磁率の方向を揃えて積層されており、さらにこの
方向に沿ってU字形に曲げられている。
ている。本実施形態はロータコア180が前述の実施形
態のようにセグメントに分割されたものではなく、一体
のものである。ロータコア180は、略円環形状の無方
向性の磁性鋼板182をロータの軸方向に複数枚積層し
て形成されている。磁性鋼板182には、2種類の埋め
込み穴184,186が穿設されており、一方の埋め込
み穴184はロータコア180の外周付近に位置するよ
うに設けられ、略長方形の形状を有している。他方の埋
め込み穴186は、略U字形の形状を有しており、U字
形の両端が、ロータコア180の外周部で半径方向外側
を向くように設けられている。磁性鋼板182が積層さ
れた後、埋め込み穴184には、略直方体の永久磁石1
88が挿入され固定される。さらに、埋め込み穴186
には、これと同じU字形の断面形状を有するリラクタン
スコア190が挿入される。リラクタンスコア190
は、図2に示すようなステータコアセグメント14また
はロータコアセグメント30と同様に、方向性磁性鋼板
の高透磁率の方向を揃えて積層されており、さらにこの
方向に沿ってU字形に曲げられている。
【0043】埋め込み穴184,186内に、それぞれ
永久磁石188、リラクタンスコア190が埋め込まれ
ることによって、図6および図7に示す実施形態と同様
に、ロータ周方向に突極と硬磁性極が交互に配置され
る。
永久磁石188、リラクタンスコア190が埋め込まれ
ることによって、図6および図7に示す実施形態と同様
に、ロータ周方向に突極と硬磁性極が交互に配置され
る。
【0044】本実施形態の場合、永久磁石188および
リラクタンスコア190にボルトを通すため、またはボ
ルトを締めるための穴を設ける必要がなくなり、その分
硬磁性極によるトルクと、リラクタンスによるトルクを
より大きくすることができる。よって、より小型で高出
力のモータとすることができる。
リラクタンスコア190にボルトを通すため、またはボ
ルトを締めるための穴を設ける必要がなくなり、その分
硬磁性極によるトルクと、リラクタンスによるトルクを
より大きくすることができる。よって、より小型で高出
力のモータとすることができる。
【0045】
【発明の望ましい実施の態様】本発明の望ましい実施の
態様を以下に記す。
態様を以下に記す。
【0046】(1) コイルが巻回されたステータコア
を励磁して回転磁界を形成し、この回転磁界と、周方向
に透磁率の異なる部分が交互に配列されたロータコアと
の相互作用によりロータを回転させるリラクタンスモー
タにおいて、ステータコアとロータコアの少なくとも一
方の極は、各々がモータ軸に平行に配置されるように電
磁鋼板を積層して形成されている、リラクタンスモー
タ。
を励磁して回転磁界を形成し、この回転磁界と、周方向
に透磁率の異なる部分が交互に配列されたロータコアと
の相互作用によりロータを回転させるリラクタンスモー
タにおいて、ステータコアとロータコアの少なくとも一
方の極は、各々がモータ軸に平行に配置されるように電
磁鋼板を積層して形成されている、リラクタンスモー
タ。
【0047】(2) (1)のリラクタンスモータにお
いて、前記電磁鋼板は、透磁率が方向によって異なる方
向性電磁鋼板であり、前記方向性電磁鋼板の高透磁率の
方向がほぼモータの半径方向である、リラクタンスモー
タ。
いて、前記電磁鋼板は、透磁率が方向によって異なる方
向性電磁鋼板であり、前記方向性電磁鋼板の高透磁率の
方向がほぼモータの半径方向である、リラクタンスモー
タ。
【0048】(3) コイルが巻回されたステータコア
を励磁して回転磁界を形成し、この回転磁界と、周方向
に透磁率の異なる部分が交互に配列されたロータコアと
の相互作用によりロータを回転させるリラクタンスモー
タにおいて、ステータコアとロータコアの少なくとも一
方は、電磁鋼板を積層し、積層断面が略U字形となるよ
うに全体を略U字形に成形した複数のコアセグメント
を、その略U字形の辺部を隣り合わせて円周に沿って配
列して形成されている、リラクタンスモータ。
を励磁して回転磁界を形成し、この回転磁界と、周方向
に透磁率の異なる部分が交互に配列されたロータコアと
の相互作用によりロータを回転させるリラクタンスモー
タにおいて、ステータコアとロータコアの少なくとも一
方は、電磁鋼板を積層し、積層断面が略U字形となるよ
うに全体を略U字形に成形した複数のコアセグメント
を、その略U字形の辺部を隣り合わせて円周に沿って配
列して形成されている、リラクタンスモータ。
【0049】(4) (3)のリラクタンスモータにお
いて、前記電磁鋼板は、透磁率が方向によって異なる方
向性電磁鋼板であり、コアセグメントは、方向性電磁鋼
板の高透磁率方向を揃えて積層され、この高透磁率方向
が略U字形となるように成形されたものである、リラク
タンスモータ。
いて、前記電磁鋼板は、透磁率が方向によって異なる方
向性電磁鋼板であり、コアセグメントは、方向性電磁鋼
板の高透磁率方向を揃えて積層され、この高透磁率方向
が略U字形となるように成形されたものである、リラク
タンスモータ。
【図1】 本発明にかかるリアクタンスモータの実施形
態を示す概略構成図である。
態を示す概略構成図である。
【図2】 本実施形態のコアセグメントの詳細図であ
る。
る。
【図3】 本発明にかかる他の実施形態を示す概略構成
図である。
図である。
【図4】 本実施形態の他の形状のコアセグメントの詳
細図である。
細図である。
【図5】 図4に示すコアセグメントにコイルを形成し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図6】 本発明にかかるさらに他の実施形態のロータ
コアセグメントの詳細図である。
コアセグメントの詳細図である。
【図7】 図6に示すロータコアセグメントにより形成
されたモータの概略構成図である。
されたモータの概略構成図である。
【図8】 ロータコアセグメントの他の形態の詳細図で
ある。
ある。
【図9】 ロータコアセグメントのさらに他の形態の詳
細図である。
細図である。
【図10】 ロータコアセグメントのさらに他の形態の
詳細図である。
詳細図である。
【図11】 図10に示すロータコアセグメントの固定
方法の説明図である。
方法の説明図である。
【図12】 図10に示すロータコアセグメントにより
形成されたモータの概略構成図である。
形成されたモータの概略構成図である。
【図13】 ロータコアの他の形態の詳細図である。
【図14】 リラクタンスモータの作動原理の説明図で
ある。
ある。
10,104 ステータ、 14 ステータコアセグメ
ント、 24 磁極、26,102 ロータ、 30,
100 ロータコアセグメント、 34,109 突
極、 106 リラクタンスコア、 108 マグネッ
トコア、 110永久磁石、 111 硬磁性極。
ント、 24 磁極、26,102 ロータ、 30,
100 ロータコアセグメント、 34,109 突
極、 106 リラクタンスコア、 108 マグネッ
トコア、 110永久磁石、 111 硬磁性極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許4110646(US,A) 米国特許3671789(US,A) 国際公開91/14875(WO,A1) 英国特許出願公開1114562(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 19/10 H02K 1/06
Claims (3)
- 【請求項1】 コイルが巻回されたステータのコアを励
磁して回転磁界を形成し、この回転磁界と、周方向に透
磁率の異なる部分が交互に配列されたロータのコアとの
相互作用によりロータを回転させるリラクタンスモータ
において、 ステータとロータの少なくとも一方のコアは、電磁鋼板
を積層して所定の形状に形成されたコアセグメントを周
方向に配列して形成され、形成されたコアのモータ軸に
直交する断面の形状が、前記電磁鋼板の積層断面が略U
字形となり、当該略U字形の辺部が隣り合って周方向に
配列されている形状であり、隣り合う略U字形の各々片
方の辺部で一つの極が形成され、 前記電磁鋼板は、透磁率が方向によって異なる方向性電
磁鋼板であり、 前記コアセグメントは、方向性電磁鋼板の高透磁率方向
を揃えて積層され、コアが形成されたときに高透磁率の
方向が略U字形となるように形成されたものであり、 前記ロータのコアセグメントは、電磁鋼板を断面が略U
字形となるように積層し、当該略U字形の谷部分の少な
くとも一部に永久磁石を配置したものである、リラクタ
ンスモータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のリラクタンスモータで
あって、前記ロータの谷部分は、前記永久磁石でほぼ満
たされている、リラクタンスモータ。 - 【請求項3】 磁性材料で形成されたステータコアを有
し、回転磁界を形成するステータと、 前記回転磁界との相互作用によって動くロータと、 を含むリラクタンスモータであって、 前記ロータは、 ロータ軸方向に方向性電磁鋼板を積層して形成されたロ
ータコアであって、ロータ軸方向に延び、断面略U字形
の第1埋め込み穴と、前記第1埋め込み穴の略U字形の
谷部分に位置し、断面略長方形の第2埋め込み穴と、を
有するロータコアと、 前記第1埋め込み穴の略U字形とほぼ等しい断面形状を
有し、この第1埋め込み穴に挿入されたリラクタンスコ
アであって、方向性電磁鋼板を積層して形成され、前記
方向性電磁鋼板の透磁率の高い方向が前記略U字形に沿
うように配列された、リラクタンスコアと、 前記第2埋め込み穴の略長方形とほぼ等しい断面形状を
有し、この第2埋め込み穴に挿入された永久磁石と、 を含む、 リラクタンスモータ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31890896A JP3282521B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-11-29 | リラクタンスモータ |
US08/888,897 US5994814A (en) | 1996-07-08 | 1997-07-07 | Reluctance motor having magnetic poles formed by laminating steel plates in circumferential direction |
EP97111479A EP0818870B1 (en) | 1996-07-08 | 1997-07-07 | Reluctance motor having magnetic poles formed by laminating steel plates in circumferential direction |
DE69724883T DE69724883T2 (de) | 1996-07-08 | 1997-07-07 | Reluktanzmotor mit Magnetpole, die aus in der Umfangsrichtung angeordneten Blechpakete bestehen |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-177856 | 1996-07-08 | ||
JP17785696 | 1996-07-08 | ||
JP31890896A JP3282521B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-11-29 | リラクタンスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1080116A JPH1080116A (ja) | 1998-03-24 |
JP3282521B2 true JP3282521B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=26498251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31890896A Expired - Fee Related JP3282521B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-11-29 | リラクタンスモータ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5994814A (ja) |
EP (1) | EP0818870B1 (ja) |
JP (1) | JP3282521B2 (ja) |
DE (1) | DE69724883T2 (ja) |
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JP4038633B2 (ja) * | 1998-11-17 | 2008-01-30 | 株式会社富士通ゼネラル | リラクタンスモータ |
JP2000166131A (ja) * | 1998-12-02 | 2000-06-16 | Yoho Han | モ―タ或いは発電機用のステ―タ |
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KR100600758B1 (ko) * | 2004-09-15 | 2006-07-19 | 엘지전자 주식회사 | 모터의 스테이터 및 그 제조방법 |
KR100739408B1 (ko) * | 2004-11-25 | 2007-07-18 | 가부시끼가이샤 도시바 | 영구 자석형 모터 및 세탁기 |
KR100688206B1 (ko) * | 2005-03-08 | 2007-03-02 | 엘지전자 주식회사 | 모터 |
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