JP3139344B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
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- JP3139344B2 JP3139344B2 JP07280351A JP28035195A JP3139344B2 JP 3139344 B2 JP3139344 B2 JP 3139344B2 JP 07280351 A JP07280351 A JP 07280351A JP 28035195 A JP28035195 A JP 28035195A JP 3139344 B2 JP3139344 B2 JP 3139344B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収容液体を加熱、保
温する電気湯沸かし器に関するものである。
温する電気湯沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、湯を沸かして保温する電気湯沸か
し器が広く普及している。この電気湯沸かし器に配設さ
れている加熱装置104への通電の有無を表示する発光
体102を具備した基板106は、図13、図14、図
15に示すような構成で取り付けられていた。
し器が広く普及している。この電気湯沸かし器に配設さ
れている加熱装置104への通電の有無を表示する発光
体102を具備した基板106は、図13、図14、図
15に示すような構成で取り付けられていた。
【0003】すなわち、図15に示す回路図の発光体1
02a,102bや加熱装置104、温度感知装置10
3に接続するための電線105を搭載した基板106を
下枠101に設けた穴107に、発光体102a,10
2bの位置決めを行うランプホルダー108を介して配
置し、さらに下枠101に設けたボス109にネジ11
0などを用いて固定を行っていた。また電線105は組
み立て時作業の妨げにならないようにインシュロック1
11等を用いて結束しておく必要があった。
02a,102bや加熱装置104、温度感知装置10
3に接続するための電線105を搭載した基板106を
下枠101に設けた穴107に、発光体102a,10
2bの位置決めを行うランプホルダー108を介して配
置し、さらに下枠101に設けたボス109にネジ11
0などを用いて固定を行っていた。また電線105は組
み立て時作業の妨げにならないようにインシュロック1
11等を用いて結束しておく必要があった。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、このような構
成の取り付けでは、下枠101に基板106を取り付け
するためには、ランプホルダー108を仮セットした後
に基板106をセットし、さらにネジ110を締めつけ
なければならないために、非常に組み立てが困難であ
り、かつ下枠101の内径ΦD大きさによる工具の制約
が生じた。また、樹脂成形で下枠101にボス109を
一体で設けるためには、金型の構成が複雑になるためコ
スト高になる可能性があった。さらに、電線105をイ
ンシュロック111により結束することは、手間がかか
りコスト高になる要因にもなっていた。
成の取り付けでは、下枠101に基板106を取り付け
するためには、ランプホルダー108を仮セットした後
に基板106をセットし、さらにネジ110を締めつけ
なければならないために、非常に組み立てが困難であ
り、かつ下枠101の内径ΦD大きさによる工具の制約
が生じた。また、樹脂成形で下枠101にボス109を
一体で設けるためには、金型の構成が複雑になるためコ
スト高になる可能性があった。さらに、電線105をイ
ンシュロック111により結束することは、手間がかか
りコスト高になる要因にもなっていた。
【0005】本発明は上記従来の欠点を解消し、加熱装
置への通電の有無を表示する発光体を具備した基板を極
めて簡単でかつ、容易な取り付けができる構成を提供す
ることを目的とするものである。
置への通電の有無を表示する発光体を具備した基板を極
めて簡単でかつ、容易な取り付けができる構成を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の一つの手段は、加熱装置への通電の有無を表
示する発光体を具備した基板の2端面以上を前記基板の
板厚以上の凹部で保持する基板ホルダーと、前記発光体
の光を透過させる穴部を備えた下枠で狭持したものであ
る。
に本発明の一つの手段は、加熱装置への通電の有無を表
示する発光体を具備した基板の2端面以上を前記基板の
板厚以上の凹部で保持する基板ホルダーと、前記発光体
の光を透過させる穴部を備えた下枠で狭持したものであ
る。
【0007】また他の手段は、基板の2端面を基板ホル
ダーに設けた平行な凹部で保持し、他端面に基板ホルダ
ーあるいは、下枠に設けた凸部に対応する略同一形状の
凹部を備えたものである。
ダーに設けた平行な凹部で保持し、他端面に基板ホルダ
ーあるいは、下枠に設けた凸部に対応する略同一形状の
凹部を備えたものである。
【0008】またさらに他の手段は、液体を収納する容
器の底部から外部に湯を流出する昇水管を弾性体のU字
管を用いて接続した流路のガイドを備えた基板ホルダー
を有するものである。
器の底部から外部に湯を流出する昇水管を弾性体のU字
管を用いて接続した流路のガイドを備えた基板ホルダー
を有するものである。
【0009】またさらに他の手段は、加熱装置への通電
の有無を表示する発光体を基板ホルダーと下枠で覆う構
成としたものである。
の有無を表示する発光体を基板ホルダーと下枠で覆う構
成としたものである。
【0010】またさらに他の手段は、加熱装置への通電
の有無を表示する発光体を具備した基板に接続する電線
の外形寸法以下の幅の溝部を有する基板ホルダーを具備
したものである。
の有無を表示する発光体を具備した基板に接続する電線
の外形寸法以下の幅の溝部を有する基板ホルダーを具備
したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、加熱装置
への通電の有無を表示する発光体を具備した基板を極め
て簡単で、かつ容易な取り付けができ、また金型構成を
容易にできることによりコストを低減することができる
ものである。
への通電の有無を表示する発光体を具備した基板を極め
て簡単で、かつ容易な取り付けができ、また金型構成を
容易にできることによりコストを低減することができる
ものである。
【0012】請求項2記載の発明は、基板ホルダーを取
り付けることにより、組み立て時に生じる取りつけ違い
を事前に防止できるものである。
り付けることにより、組み立て時に生じる取りつけ違い
を事前に防止できるものである。
【0013】請求項3記載の発明は、弾性体のU字管を
基板ホルダーにより保持することにより、湯を容器外へ
流出する時に加わる外部力より、接続されている容器か
ら抜けることを防止することにより、接続の信頼性を向
上させることができるものである。
基板ホルダーにより保持することにより、湯を容器外へ
流出する時に加わる外部力より、接続されている容器か
ら抜けることを防止することにより、接続の信頼性を向
上させることができるものである。
【0014】請求項4記載の発明は、発光体を基板ホル
ダーと下枠で覆っているので、加熱装置への通電の有無
を表示する発光体の光が、下枠に設けた穴部のみを通過
させることができるものである。
ダーと下枠で覆っているので、加熱装置への通電の有無
を表示する発光体の光が、下枠に設けた穴部のみを通過
させることができるものである。
【0015】請求項5記載の発明は、基板ホルダーには
電線の外形寸法以下の幅の溝部を有するので基板に接続
する電線を用意に基板ホルダーで結束することができ、
結束手間をなくすと同時に、電線結束に必要なコストを
低減させることができるものである。
電線の外形寸法以下の幅の溝部を有するので基板に接続
する電線を用意に基板ホルダーで結束することができ、
結束手間をなくすと同時に、電線結束に必要なコストを
低減させることができるものである。
【0016】以下本発明の実施の形態を添付図面を参照
にしながら説明する。図1〜図12において、1は筒状
の容器外胴で、その上端開口部に注口2を固定し、かつ
下端に下枠3を一体に装着している。4は容器外胴1内
に装備された有底の容器で、この容器4の上端にはフラ
ンジ部4aを有し、容器パッキング5を介して注口2に
支持されている。容器4の底部には、湯沸かし用ヒータ
ー6aと、保温用ヒーター6bを一体に内蔵している加
熱装置6が設けられている。この加熱装置6の近傍に
は、湯沸かし用ヒーター6aを制御するための温度検知
手段7が接続され、また保温用ヒーター6bを制御する
ためのサーマルリードスイッチ8aが並列に接続されて
いる。
にしながら説明する。図1〜図12において、1は筒状
の容器外胴で、その上端開口部に注口2を固定し、かつ
下端に下枠3を一体に装着している。4は容器外胴1内
に装備された有底の容器で、この容器4の上端にはフラ
ンジ部4aを有し、容器パッキング5を介して注口2に
支持されている。容器4の底部には、湯沸かし用ヒータ
ー6aと、保温用ヒーター6bを一体に内蔵している加
熱装置6が設けられている。この加熱装置6の近傍に
は、湯沸かし用ヒーター6aを制御するための温度検知
手段7が接続され、また保温用ヒーター6bを制御する
ためのサーマルリードスイッチ8aが並列に接続されて
いる。
【0017】8bは温度ヒューズであり、サーマルリー
ドスイッチ8aと共に押さえばね9により容器4の底面
に押圧保持されている。11は加熱装置6の湯沸かし用
ヒーター6aへの通電の有無を表示する発光体12a、
12b、固定抵抗13a、13b電線14を具備した基
板で、各々の接続は基板11上に設けた穴11aに、一
方向よりはとめ15を介在させて挿入され、ハンダ付け
により結線されている。また発光体12a、12bは、
長穴11bにより、位置を付勢されている。これらの電
気回路は図12に示す如くである。
ドスイッチ8aと共に押さえばね9により容器4の底面
に押圧保持されている。11は加熱装置6の湯沸かし用
ヒーター6aへの通電の有無を表示する発光体12a、
12b、固定抵抗13a、13b電線14を具備した基
板で、各々の接続は基板11上に設けた穴11aに、一
方向よりはとめ15を介在させて挿入され、ハンダ付け
により結線されている。また発光体12a、12bは、
長穴11bにより、位置を付勢されている。これらの電
気回路は図12に示す如くである。
【0018】16は基板ホルダーで、基板11の板厚t
1以上の幅t2をもつ平行な凹部16aが設置されてお
り、基板11は凹部16aにより基板ホルダー16で保
持される。このとき、基板ホルダー16に設けられた凸
部16bが、同一位置にある基板11に設けた略同一形
状の凹部11cにより、基板11の上下を正規位置に導
くことができる。また、凸部16bを基板11の中心以
外の位置に設けることより、基板11の裏表を正規位置
に導くことができる。基板ホルダー16に設けられた溝
部16cの幅Aは、電線14の外形寸法ΦD以下となっ
ており、電線14のシリコンゴムなどの絶縁体を変形さ
せることにより電線14を保持することができる。基板
ホルダー16は、発光体12a、12bの光を透過させ
る穴部3aと発光体12a、12bの間にリブ3bを設
けた下枠3の外周3cと底面3dとで付合せると同時に
基板11を覆い、狭持するようになっている。
1以上の幅t2をもつ平行な凹部16aが設置されてお
り、基板11は凹部16aにより基板ホルダー16で保
持される。このとき、基板ホルダー16に設けられた凸
部16bが、同一位置にある基板11に設けた略同一形
状の凹部11cにより、基板11の上下を正規位置に導
くことができる。また、凸部16bを基板11の中心以
外の位置に設けることより、基板11の裏表を正規位置
に導くことができる。基板ホルダー16に設けられた溝
部16cの幅Aは、電線14の外形寸法ΦD以下となっ
ており、電線14のシリコンゴムなどの絶縁体を変形さ
せることにより電線14を保持することができる。基板
ホルダー16は、発光体12a、12bの光を透過させ
る穴部3aと発光体12a、12bの間にリブ3bを設
けた下枠3の外周3cと底面3dとで付合せると同時に
基板11を覆い、狭持するようになっている。
【0019】なお、溝部16cは、凹部16aで保持さ
れている基板11の部品挿入側に設けられており、溝部
16cの深さBは電線14外形寸法ΦDの総和以上設定
することにより、取り付け時、電線14下枠3と基板ホ
ルダー16に噛み込まれないようになっている。
れている基板11の部品挿入側に設けられており、溝部
16cの深さBは電線14外形寸法ΦDの総和以上設定
することにより、取り付け時、電線14下枠3と基板ホ
ルダー16に噛み込まれないようになっている。
【0020】10は下枠3に接着等で固定されている発
光体12a、12bの光を透過できる表示パネルであり
17は、基板ホルダー16を下枠3に設けたボス3dに
固定するネジである。また、基板ホルダー16の上面に
は、容器4と昇水管18をU字管19を用いて接続した
流路が設置されており、U字管19は、基板ホルダー1
6に設けられたガイド部16dにより保持されている。
また昇水管18は透明であり、容器外胴1に可視できる
長穴1aを設け、容器4内の水位を水位ゲージを構成し
ている。20は昇水管18を可視でき、容器外胴1に接
着等で固定されている水位表示板である。
光体12a、12bの光を透過できる表示パネルであり
17は、基板ホルダー16を下枠3に設けたボス3dに
固定するネジである。また、基板ホルダー16の上面に
は、容器4と昇水管18をU字管19を用いて接続した
流路が設置されており、U字管19は、基板ホルダー1
6に設けられたガイド部16dにより保持されている。
また昇水管18は透明であり、容器外胴1に可視できる
長穴1aを設け、容器4内の水位を水位ゲージを構成し
ている。20は昇水管18を可視でき、容器外胴1に接
着等で固定されている水位表示板である。
【0021】21は注口2に開閉自在に取付けられた蓋
体でこの蓋体21は背部21aを支点とし前面先端部2
1bに設けたロックつまみ22により開閉自在に止着さ
れている。またこの蓋体21の中央部には上面開口の円
筒部21cを設け、この円筒部21c内には上下摺動可
能な押し板23を備えている。24は押し板23の下部
に備えたベローズポンプで上面を上板25に、下面を蓋
カバー26に超音波溶着で取り付けることにより密閉し
ている。
体でこの蓋体21は背部21aを支点とし前面先端部2
1bに設けたロックつまみ22により開閉自在に止着さ
れている。またこの蓋体21の中央部には上面開口の円
筒部21cを設け、この円筒部21c内には上下摺動可
能な押し板23を備えている。24は押し板23の下部
に備えたベローズポンプで上面を上板25に、下面を蓋
カバー26に超音波溶着で取り付けることにより密閉し
ている。
【0022】27は押し板23が下動したときに連動し
て動作する連結軸で、上板25中央に設けられた可動弁
28と蓋カバー26間に復帰用コイルバネ30を介在さ
せて取り付けられている。31は蓋体21の後方に設け
られた蒸気口21dに連続する蒸気通路で、連結軸27
の一先端に設けられた弁パッキン32により、ベローズ
ポンプ24側と蒸気通路31側の通路切換えを気密的に
行う。なお、押し板7を作動させない時は、常時蒸気通
路31側の通路がつながっている。29は容器4と蓋体
21を密閉する蓋パッキンである。
て動作する連結軸で、上板25中央に設けられた可動弁
28と蓋カバー26間に復帰用コイルバネ30を介在さ
せて取り付けられている。31は蓋体21の後方に設け
られた蒸気口21dに連続する蒸気通路で、連結軸27
の一先端に設けられた弁パッキン32により、ベローズ
ポンプ24側と蒸気通路31側の通路切換えを気密的に
行う。なお、押し板7を作動させない時は、常時蒸気通
路31側の通路がつながっている。29は容器4と蓋体
21を密閉する蓋パッキンである。
【0023】次に、上記構成における作用について説明
する。まず、容器4内に水を投入し通電を開始すると、
加熱装置加熱装置6の湯沸かし用ヒーター6aと、保温
用ヒーター6bが発熱し、容器4内の水は加熱されると
同時に発光体12aが点灯する。容器4内の水は加熱さ
れて、水温が上昇すると温度検知手段7、サーマルリー
ドスイッチ8aが湯沸かし用ヒーター6aと、保温用ヒ
ーター6bの通電を各々断つと同時に、発光体12aが
消灯し、発光体12bが点灯を開始する。また、容器4
内に充満した蒸気は、蒸気通路31を通過し蓋体21の
後方に設けられた蒸気口5dより器体外に排出される。
温度検知手段7が一度作動した後は、保温用ヒーター6
bがサーマルリードスイッチ8aの動作により容器4内
の湯は、約95℃の水温に維持され、発光体12bは通
電を停止するまで点灯しつづける。
する。まず、容器4内に水を投入し通電を開始すると、
加熱装置加熱装置6の湯沸かし用ヒーター6aと、保温
用ヒーター6bが発熱し、容器4内の水は加熱されると
同時に発光体12aが点灯する。容器4内の水は加熱さ
れて、水温が上昇すると温度検知手段7、サーマルリー
ドスイッチ8aが湯沸かし用ヒーター6aと、保温用ヒ
ーター6bの通電を各々断つと同時に、発光体12aが
消灯し、発光体12bが点灯を開始する。また、容器4
内に充満した蒸気は、蒸気通路31を通過し蓋体21の
後方に設けられた蒸気口5dより器体外に排出される。
温度検知手段7が一度作動した後は、保温用ヒーター6
bがサーマルリードスイッチ8aの動作により容器4内
の湯は、約95℃の水温に維持され、発光体12bは通
電を停止するまで点灯しつづける。
【0024】このように電気湯沸かし器が通電中発光体
12a、発光体12bの光のいづれが点灯しているが、
基板ホルダー16と下枠3により電気湯沸かし器内部へ
の発光を防止することができる。この遮蔽作用により、
水位表示板20から、発光体12a、発光体12bの光
が漏れを防止でき、使用者が異常を感じないようにする
配慮ができる。また、リブ3bにより下枠3の穴部3a
の1つを確実に発光させることが可能であることはいう
までもない。
12a、発光体12bの光のいづれが点灯しているが、
基板ホルダー16と下枠3により電気湯沸かし器内部へ
の発光を防止することができる。この遮蔽作用により、
水位表示板20から、発光体12a、発光体12bの光
が漏れを防止でき、使用者が異常を感じないようにする
配慮ができる。また、リブ3bにより下枠3の穴部3a
の1つを確実に発光させることが可能であることはいう
までもない。
【0025】押し板23を作動させ、可動弁27と連結
軸24を作動させ、ベローズポンプ24内の空気を容器
4内に供給すると、前記容器4内の内圧は上昇し容器4
内の湯を外部に吐出させることができる。このとき、容
器4内の内圧の影響により、力FがU字管19を抜ける
方向にが働くが、基板ホルダー16により保持している
ため、U字管19が容器4から抜けることを防止するこ
とができる。
軸24を作動させ、ベローズポンプ24内の空気を容器
4内に供給すると、前記容器4内の内圧は上昇し容器4
内の湯を外部に吐出させることができる。このとき、容
器4内の内圧の影響により、力FがU字管19を抜ける
方向にが働くが、基板ホルダー16により保持している
ため、U字管19が容器4から抜けることを防止するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、加熱装置への通電の有無を表示する発光体を具備し
た基板の2端面以上を前記基板の板厚以上の凹部で保持
する基板ホルダーと、前記発光体の光を透過させる穴部
を備えた下枠で狭持することにより、極めて簡単でか
つ、容易な取り付けができ、また金型構成を容易にでき
ることによりコストを低減させることができる。
ば、加熱装置への通電の有無を表示する発光体を具備し
た基板の2端面以上を前記基板の板厚以上の凹部で保持
する基板ホルダーと、前記発光体の光を透過させる穴部
を備えた下枠で狭持することにより、極めて簡単でか
つ、容易な取り付けができ、また金型構成を容易にでき
ることによりコストを低減させることができる。
【0027】また、請求項2記載の発明によれば、基板
の2端面を基板ホルダーに設けた平行な凹部で保持し、
他2端面に基板ホルダーあるいは、下枠に設けた凸部に
対応する略同一形状の凹部を備えることにより、組み立
て時に生じる取りつけ違いを事前に防止できる。
の2端面を基板ホルダーに設けた平行な凹部で保持し、
他2端面に基板ホルダーあるいは、下枠に設けた凸部に
対応する略同一形状の凹部を備えることにより、組み立
て時に生じる取りつけ違いを事前に防止できる。
【0028】また、請求項3記載の発明によれば、液体
を収納する容器の底部から外部に湯を流出する昇水管を
弾性体のU字管を用いて接続した流路のガイドを備えた
基板ホルダーを有することにより、湯を容器外へ流出す
る時に加わる外部力より、接続されている容器および昇
水管から抜けることを防止することにより、接続の信頼
性を向上させることができる。
を収納する容器の底部から外部に湯を流出する昇水管を
弾性体のU字管を用いて接続した流路のガイドを備えた
基板ホルダーを有することにより、湯を容器外へ流出す
る時に加わる外部力より、接続されている容器および昇
水管から抜けることを防止することにより、接続の信頼
性を向上させることができる。
【0029】また、請求項4記載の発明によれば、加熱
装置への通電の有無を表示する発光体を基板ホルダーと
下枠で覆う構成をとることにより、加熱装置への通電の
有無を表示する発光体の光が、下枠に設けた穴部のみか
ら通過させることができる。
装置への通電の有無を表示する発光体を基板ホルダーと
下枠で覆う構成をとることにより、加熱装置への通電の
有無を表示する発光体の光が、下枠に設けた穴部のみか
ら通過させることができる。
【0030】また、請求項5記載の発明によれば、加熱
装置への通電の有無を表示する発光体を具備した基板に
接続する電線の外形寸法以下の幅の溝部を有する基板ホ
ルダーを具備することにより、基板に接続する電線を容
易に基板ホルダーで結束することができ、結束手間をな
くすと同時に、電線結束に必要なコストを低減させるこ
とができる。
装置への通電の有無を表示する発光体を具備した基板に
接続する電線の外形寸法以下の幅の溝部を有する基板ホ
ルダーを具備することにより、基板に接続する電線を容
易に基板ホルダーで結束することができ、結束手間をな
くすと同時に、電線結束に必要なコストを低減させるこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の斜
視図
視図
【図2】同電気湯沸かし器の断面図
【図3】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の基
板ホルダーの正面図
板ホルダーの正面図
【図4】同基板ホルダーの上面図
【図5】同基板ホルダーの底面図
【図6】同基板ホルダーの側面図
【図7】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の基
板の正面図
板の正面図
【図8】同基板の側面図
【図9】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の基
板の取り付け構成を示す分解斜視図
板の取り付け構成を示す分解斜視図
【図10】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の
基板の取り付け構成の詳細図
基板の取り付け構成の詳細図
【図11】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の
リード線の処理を示した図
リード線の処理を示した図
【図12】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の
回路図
回路図
【図13】従来の電気湯沸かし器の基板取り付け構成の
詳細断面図
詳細断面図
【図14】従来の電気湯沸かし器の基板の取り付け構成
を示す分解斜視図
を示す分解斜視図
【図15】従来の電気湯沸かし器の回路図
1 容器外胴 3 下枠 4 容器 6 加熱装置 11 基板 12 発光体 14 電線 16 基板ホルダー 18 昇水管 19 U字管
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101
Claims (5)
- 【請求項1】 液体を収納する容器と、前記容器内の液
体を加熱する加熱装置と、前記加熱装置への通電の有無
を表示する発光体を具備した基板の2端面以上を前記基
板の板厚以上の凹部で保持する基板ホルダーと、前記発
光体の光を透過させる穴部を備えた下枠で狭持した電気
湯沸かし器。 - 【請求項2】 基板の2端面を基板ホルダーに設けた凹
部で保持し、他端面に基板ホルダーあるいは、下枠に設
けた凸部に対応する略同一形状の凹部を備えた請求項1
記載の電気湯沸かし器。 - 【請求項3】 液体を収納する容器と、前記容器の底部
から外部に湯を流出する昇水管を弾性体のU字管を用い
て接続した流路と、前記U字管のガイドを備えた基板ホ
ルダーを有する請求項1記載の電気湯沸かし器。 - 【請求項4】 加熱装置への通電の有無を表示する発光
体を基板ホルダーと下枠で覆うことことを特徴とする請
求項1記載の電気湯沸かし器。 - 【請求項5】 加熱装置への通電の有無を表示する発光
体を具備した基板に接続する電線の外形寸法以下の幅の
溝部を有する基板ホルダーを具備した請求項1記載の電
気湯沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07280351A JP3139344B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07280351A JP3139344B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 電気湯沸かし器 |
Publications (2)
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JPH09117370A JPH09117370A (ja) | 1997-05-06 |
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ID=17623799
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07280351A Expired - Fee Related JP3139344B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 電気湯沸かし器 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3139344B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111603025A (zh) * | 2019-02-26 | 2020-09-01 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具 |
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-
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- 1995-10-27 JP JP07280351A patent/JP3139344B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111603025A (zh) * | 2019-02-26 | 2020-09-01 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具 |
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