JP3131940B2 - ポリイミド共重合体及びその製造方法 - Google Patents
ポリイミド共重合体及びその製造方法Info
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Description
めて小さく、かつその屈折率を精密に制御することが可
能な光学用ポリイミド共重合体と、その製造方法に関す
る。
耐熱性に優れているため、宇宙、航空分野から電子通信
分野まで幅広く使われ始めている。特に最近では、単に
耐熱性に優れているだけでなく、用途に応じて種々の性
能を合せ持つことが期待されている。例えばプリント板
や、LSI用の層間絶縁膜などでは、熱膨張係数、誘電
率が小さいことが期待され、光通信関係特に光導波路の
クラッド材には屈折率が小さいことが期待されている。
また、安定な物性値を保つには、吸水率の小さなことが
必要である。特にポリイミドを光通信用の光学材料とし
て適用する場合、高い耐熱性に加えて、優れた光透過性
や屈折率の精密な制御性が重要となる。これまでに優れ
た耐熱性、光透過性、屈折率制御性を有するポリイミド
が特開平4−8734号公報において明らかにされてい
る。ここでは屈折率の相異なる2種類のフッ素化ポリイ
ミドの共重合を行い、その共重合比を変えることで屈折
率を制御している。一方、耐熱性に優れた芳香族ポリイ
ミドは分子内に構造異方性の大きなベンゼン環やイミド
環を多く含んでいるため、シリコン等の基板上で加熱製
膜した場合に生じる熱応力によりポリイミド分子が面内
に配向し、フィルム面と平行な方向の偏波での屈折率
(TEモードの屈折率、nTE)とフィルム面に垂直な方
向の偏波での屈折率(TMモードの屈折率、nTM)が大
きく異なる、すなわち大きな複屈折を有している。この
複屈折の大きさはポリイミドの分子構造に大きく依存す
る。通常、屈折率の大きく異なるポリイミドはその分子
構造も異なるために、その複屈折の大きさも異なる。特
開平4−8734号公報に示されたポリイミド共重合体
は光通信波長となる波長1.3μmにおいて共重合比を
変えることでnTEの値を1.523から1.614の範
囲で制御することが可能であるが、共重合比を変えるこ
とで同時にその複屈折(TEモードの屈折率とTMモー
ドの屈折率の差、Δn)も0.008から0.123ま
で大きく変化する。種々の光学部品の中で特にシングル
モード光導波路やシングルモード光ファイバを作製する
ためには屈折率を精密に制御した2種類の材料をコアと
クラッドに用いることが必要となるが、上記ポリイミド
共重合体を材料として用いる場合にはコア材料とクラッ
ド材料の複屈折が異なるためにその光導波特性に偏波依
存性が生じるという問題があった。
の光学用ポリイミドでは有していなかった、複屈折の変
動範囲が極めて小さく、かつその屈折率(nTE及び
nTM)の精密な制御性を有するポリイミド共重合体、及
びその製造方法を提供することにある。
発明の第1の発明は、複屈折が0.005以上0.00
8以下の変動範囲を有するポリイミド共重合体に関する
発明であって、下記構造式(化1):
(化2):
ミドの共重合体であることを特徴とする。また本発明の
第2の発明は、上記第1の発明のポリイミド共重合体の
製造方法に関する発明であって、下記構造式(化3):
はそのテトラカルボン酸、若しくはその反応性誘導体
と、下記構造式(化4):
のモル比が0.5、式(化4)と式(化5)のモル比の
和が0.5〔ただし式(化4)と式(化5)とのモル比
は任意〕になるように反応させて、相当するポリアミド
酸共重合体を得、更にこれを脱水閉環させることを特徴
とする。
の屈折率、及び複屈折について種々検討し、原料として
の酸二無水物に構造式(化3)で表される2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン二無水物、又はそのテトラカルボン酸、若しくはそ
の反応性誘導体、また原料としての芳香族ジアミンに構
造式(化4)で表される4,4′−オキシジアニリン、
及び構造式(化5)で表される2,2′−ビス(トリフ
ルオロメチル)−4,4′−ジアミノビフェニルから製
造されるポリイミド共重合体がその共重合比を変えるこ
とで、極めて小さい複屈折変動範囲を有しながらその屈
折率(nTE及びnTM)を特定の範囲で任意に制御できる
ことを明らかにした。すなわち、本発明は、極めて小さ
い複屈折変動範囲を有し、かつその屈折率(nTE及びn
TM)の精密な制御性を有するポリイミド共重合体と、そ
の製造方法に関する。
びそれらの共重合体についてその光透過性、屈折率、複
屈折を評価した結果、特定の化学構造を有する2種類の
ポリイミドとその共重合体が近赤外波長領域での優れた
光透過性と共に、極めて小さい複屈折変動範囲と、特定
の範囲での屈折率(nTE及びnTM)の精密な制御性を有
していることを見出した。
(トリフルオロメチル)−4,4′−ジアミノビフェニ
ル(TFDB)と4,4′−オキシジアニリンである
が、この中で2,2′−ビス(トリフルオロメチル)−
4,4′−ジアミノビフェニルの製造方法は、例えば日
本化学会誌、第3号、第675〜676頁(1972)
に記載されている。また、本発明ではテトラカルボン酸
成分は2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)
ヘキサフルオロプロパン二無水物、又は2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン、若しくはその反応性誘導体である酸塩化物等を用
いる。これらのジアミンとテトラカルボン酸二無水物等
を反応させることによりポリアミド酸共重合体を製造す
る。
合にはテトラカルボン酸二無水物等のモル比と2種類の
ジアミンのモル比の和が同じになるようにする。ここで
2種類のジアミンのモル比を変えることで最終的に得ら
れるポリイミド共重合体の屈折率を精密に制御すること
が可能である。これらの原料からポリアミド酸共重合体
への反応条件は通常のポリアミド酸の重合条件と同じで
よく、一般的にはN−メチル−2−ピロリドン、N,N
−ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド等の極
性有機溶媒中で反応させる。
ド化によるポリイミド共重合体、及びポリイミド混合物
の合成であるが、これも加熱イミド化や、無水酢酸等を
用いた化学的イミド化等、通常のポリイミドの合成法が
使用できる。
小さい複屈折変動範囲を有するポリイミド共重合体は5
00℃以上の優れた耐熱性に加えて、波長1.3μmに
おける1.523から1.567迄の精密なnTEの制御
性、1.515から1.562迄の精密なnTMの制御
性、及び共重合比を変えた場合の0.005から0.0
08迄の極めて小さな複屈折変動を有することが明らか
となった。一方、比較例に示したように、従来のポリイ
ミド共重合体はその共重合比を変えることで特定の範囲
で屈折率を制御することは可能であるが、同時にその複
屈折も0.008から0.123まで大きく変動するこ
とがわかる。
共重合体は、共重合比を変えることにより、その耐熱性
を損なうことなく、極めて小さい複屈折変動範囲を有す
ると共にTEモードの屈折率、及びTMモードの屈折率
をそれぞれ、1.523〜1.567、1.515〜
1.562、の範囲で精密に制御できることが明らかと
なった。
屈折変動範囲を有するポリイミド共重合体、及びその製
造方法について詳細に説明するが、本発明はこれら実施
例に限定されない。ポリイミドの構造の確認は赤外吸収
スペクトルにおけるカルボニル基の対称及び非対称伸縮
振動による特性吸収から行った。測定はシリコン基板上
のポリイミド膜を測定試料とし、基板に用いたシリコン
ウェハと同じ仕様のシリコンウェハをリファレンスとし
て行った。また、下記各例中、屈折率はプリズムカップ
リング法を用い、波長1.3μmで測定した。熱分解温
度は熱重量測定装置を用い、窒素気流下10℃/分の昇
温速度で測定した。
mol)の4,4′−オキシジアニリンと0.064g
(0.20mmol)の2,2′−ビス(トリフルオロ
メチル)−4,4′−ジアミノビフェニル、及びN,N
−ジメチルアセトアミド73.2gを加え、かくはんし
て4,4′−オキシジアニリンと2,2′−ビス(トリ
フルオロメチル)−4,4′−ジアミノビフェニルを完
全に溶解した。次にこの溶液に8.88g(20.0m
mol)の2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)ヘキサフルオロプロパン二無水物を加えた。これを
窒素雰囲気下、室温で3日間かくはんし、粘度が約40
0ポアズのポリアミド酸共重合体のN,N−ジメチルア
セトアミド溶液を得た。この溶液をシリコン基板上にス
ピンコーティングし、窒素雰囲気下で70℃で2時間、
160℃で1時間、250℃で30分、更に350℃で
1時間で加熱キュアした。この操作によりシリコン基板
上に膜厚2〜50μmのポリイミド共重合体膜が得られ
た。得られたポリイミド共重合体膜の赤外吸収スペクト
ルを測定したところ、1720、及び1790cm-1に
ポリイミドのイミド環のカルボニル基の対称及び非対称
伸縮振動に基づく鋭い吸収ピークが観測され、このこと
からポリイミド共重合体が合成できていることを確認し
た(図1)。すなわち、図1は本実施例1によるポリイ
ミド共重合体の赤外吸収スペクトルを示す図であり、縦
軸は透過数(%)、横軸は波数(cm-1)を意味する。
また、このポリイミド共重合体膜の波長1.3μmでの
屈折率を測定したところnTEは1.567、nTMは1.
562、Δnは0.005であった。次に、このポリイ
ミド膜をシリコン基板からはく離し、得られたポリイミ
ドフィルムの熱分解温度を測定したところ、10wt%
重量減少温度は534℃であった。
mmol)の4,4′−オキシジアニリンと6.34g
(19.8mmol)の2,2′−ビス(トリフルオロ
メチル)−4,4′−ジアミノビフェニル、及びN,N
−ジメチルアセトアミド86.5gを加え、かくはんし
て4,4′−オキシジアニリンと2,2′−ビス(トリ
フルオロメチル)−4,4′−ジアミノビフェニルを完
全に溶解した。次にこの溶液に8.88g(20.0m
mol)の2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)ヘキサフルオロプロパン二無水物を加えた。これを
窒素雰囲気下、室温で3日間かくはんし、粘度が約25
0ポアズのポリアミド酸共重合体のN,N−ジメチルア
セトアミド溶液を得た。この溶液をシリコン基板上にス
ピンコーティングし、窒素雰囲気下で70℃で2時間、
160℃で1時間、250℃で30分、更に350℃で
1時間で加熱キュアした。この操作によりシリコン基板
上に膜厚2〜50μmのポリイミド共重合体膜が得られ
た。得られたポリイミド共重合体膜の赤外吸収スペクト
ルを測定したところ、1720、及び1790cm-1に
ポリイミドのイミド環のカルボニル基の対称及び非対称
伸縮振動に基づく鋭い吸収ピークが観測され、このこと
からポリイミド共重合体が合成できていることを確認し
た(図2)。すなわち、図2は本実施例2によるポリイ
ミド共重合体の赤外吸収スペクトルを示す図であり、縦
軸及び横軸は図1と同義である。また、このポリイミド
共重合体膜の波長1.3μmでの屈折率を測定したとこ
ろnTEは1.523、nTMは1.515、Δnは0.0
08であった。次に、このポリイミド膜をシリコン基板
からはく離し、得られたポリイミドフィルムの熱分解温
度を測定したところ、10wt%重量減少温度は569
℃であった。
mmol)の4,4′−オキシジアニリンと1.361
g(4.25mmol)の2,2′−ビス(トリフルオ
ロメチル)−4,4′−ジアミノビフェニル、及びN,
N−ジメチルアセトアミド37.5gを加え、かくはん
して4,4′−オキシジアニリンと2,2′−ビス(ト
リフルオロメチル)−4,4′−ジアミノビフェニルを
完全に溶解した。次にこの溶液に3.78g(8.50
mmol)の2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェ
ニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物を加えた。これ
を窒素雰囲気下、室温で3日間かくはんし、粘度が約3
30ポアズのポリアミド酸共重合体のN,N−ジメチル
アセトアミド溶液を得た。この溶液をシリコン基板上に
スピンコーティングし、窒素雰囲気下で70℃で2時
間、160℃で1時間、250℃で30分、更に350
℃で1時間で加熱キュアした。この操作によりシリコン
基板上に膜厚2〜50μmの均一なポリイミド共重合体
膜が得られた。得られた共重合体膜の赤外吸収スペクト
ルを測定したところ、1720、及び1790cm-1に
ポリイミドのイミド環のカルボニル基の対称及び非対称
伸縮振動に基づく鋭い吸収ピークが観測され、このこと
からポリイミド共重合体が合成できていることを確認し
た(図3)。すなわち、図3は本実施例3によるポリイ
ミド共重合体の赤外吸収スペクトルを示す図であり、縦
軸及び横軸は図1と同義である。また、このポリイミド
共重合体膜の波長1.3μmでの屈折率を測定したとこ
ろnTEは1.542、nTMは1.535、Δnは0.0
07であった。次に、このポリイミド膜をシリコン基板
からはく離し、得られたポリイミドフィルムの熱分解温
度を測定したところ、10wt%重量減少温度は545
℃であった。
2′−ビス(トリフルオロメチル)−4,4′−ジアミ
ノビフェニルのモル比を表1に示すように種々に変え
て、実施例3と同等の操作を行い、種々のポリイミド共
重合体を得た。合成したポリイミド共重合体の赤外吸収
スペクトルにおけるイミド環の吸収バンド、波長1.3
μmでのnTE、nTM、Δn、及び10wt%重量減少温
度を表2に示す。
4,4′−ジアミノビフェニル 6FDA:2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)ヘキサフルオロプロパン二無水物
するピロメリット酸二無水物:
0.089g(0.20mmol)の2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン二無水物、及びN,N−ジメチルアセトアミド9
7.3gを加えた。次にこの溶液に6.40g(20.
0mmol)の2,2′−ビス(トリフルオロメチル)
−4,4′−ジアミノビフェニルを加えた。これを窒素
雰囲気下、室温で3日間かくはんし、粘度が約350ポ
アズのポリアミド酸のN,N−ジメチルアセトアミド溶
液を得た。この溶液をシリコン基板上にスピンコーティ
ングし、窒素雰囲気下で70℃で2時間、160℃で1
時間、250℃で30分、更に350℃で1時間で加熱
キュアした。この操作によりシリコン基板上に膜厚2〜
50μmのポリイミド膜が得られた。このポリイミド膜
の波長1.3μmでのnTE、nTM、Δnを、後記表3に
他の比較例と共に示す。
mol)のピロメリット酸二無水物、及び4.44g
(10.0mmol)の2,2−ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、及
びN,N−ジメチルアセトアミド73.8gを加えた。
次にこの溶液に6.40g(20.0mmol)の2,
2′−ビス(トリフルオロメチル)−4,4′−ジアミ
ノビフェニルを加えた。これを窒素雰囲気下、室温で3
日間かくはんし、粘度が約500ポアズのポリアミド酸
共重合体のN,N−ジメチルアセトアミド溶液を得た。
この溶液をシリコン基板上にスピンコーティングし、窒
素雰囲気下で70℃で2時間、160℃で1時間、25
0℃で30分、更に350℃で1時間で加熱キュアし
た。このポリイミド共重合体膜の波長1.3μmでのn
TE、nTM、Δnを表3に示す。
mmol)のピロメリット酸二無水物、及び8.80g
(19.8mmol)の2,2−ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、及
びN,N−ジメチルアセトアミド86.4gを加えた。
次にこの溶液に6.40g(20.0mmol)の2,
2′−ビス(トリフルオロメチル)−4,4′−ジアミ
ノビフェニルを加えた。これを窒素雰囲気下、室温で3
日間かくはんし、粘度が約300ポアズのポリアミド酸
のN,N−ジメチルアセトアミド溶液を得た。この溶液
をシリコン基板上にスピンコーティングし、窒素雰囲気
下で70℃で2時間、160℃で1時間、250℃で3
0分、更に350℃で1時間で加熱キュアした。この操
作によりシリコン基板上に膜厚2〜50μmのポリイミ
ド膜が得られた。このポリイミド膜の波長1.3μmで
のnTE、nTM、Δnを表3に示す。
ル)ヘキサフルオロプロパン二無水物
ド共重合体は、極めて小さい複屈折変動範囲を有し、か
つ精密な屈折率制御が可能であるため、光導波路材料等
の耐熱性光学材料として極めて有用である。
の赤外吸収スペクトルを示す図である。
の赤外吸収スペクトルを示す図である。
の赤外吸収スペクトルを示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記構造式(化1): 【化1】 で表される繰り返し単位と、下記構造式(化2): 【化2】 で表される繰り返し単位とからなるポリイミドの共重合
体であることを特徴とする、複屈折が0.005以上
0.008以下の変動範囲を有するポリイミド共重合
体。 - 【請求項2】 下記構造式(化3): 【化3】 で表されるテトラカルボン酸二無水物、又はそのテトラ
カルボン酸、若しくはその反応性誘導体と、下記構造式
(化4): 【化4】 及び下記構造式(化5): 【化5】 で表される芳香族ジアミンを、式(化3)のモル比が
0.5、式(化4)と式(化5)のモル比の和が0.5
〔ただし式(化4)と式(化5)とのモル比は任意〕に
なるように反応させて、相当するポリアミド酸共重合体
を得、更にこれを脱水閉環させることを特徴とする請求
項1に記載のポリイミド共重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP06305717A JP3131940B2 (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | ポリイミド共重合体及びその製造方法 |
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Family Applications (1)
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- 1994-11-16 JP JP06305717A patent/JP3131940B2/ja not_active Expired - Lifetime
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