JP3117394B2 - 光学的立体造形用樹脂組成物 - Google Patents
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Description
樹脂組成物およびそれを用いる立体造形物の製造方法に
関する。より詳細には、本発明は、寸法精度および形状
安定性、特に光の照射方向(以下これを「Z軸方向」と
いうことがある)の寸法精度と形状安定性に優れてい
て、しかも硬度、引張強度、引張弾性率などで代表され
る物理的特性や力学的特性にも優れる立体造形物を得る
ことのできる光学的立体造形用樹脂組成物、およびそれ
を用いる立体造形物の光学的製造方法に関する。
た光エネルギーを供給して薄層状に硬化させ、その上に
更に液状光硬化性樹脂を供給した後に制御下に光照射し
て薄層状に積層硬化させるという工程を繰り返すことに
よって立体造形物を製造する方法、いわゆる光学的立体
造形法が特開昭56−144478号公報によって開示
された。そして、その基本的な実用方法が更に特開昭6
0−247515号公報によって提案されて以来、光学
的立体造形技術に関する多数の提案がなされており、例
えば、特開昭62−35966号公報、特開平1−20
4915号公報、特開平1−213304号公報、特開
平2−28261号公報、特開平2−80422号公
報、特開平2−80423号公報、特開平2−1139
25号公報、特開平2−145616号公報、特開平2
−208305号公報、特開平2−153722号公
報、特開平3−21432号公報、特開平3−4112
6号公報、特開平3−201364号公報、特開平5−
5004号公報、特開平5−279436号公報、特開
平6−19962号公報、特開平6−228413号公
報、特開平6−228271号公報などには光学的立体
造形法に係る技術が開示されている。
な方法としては、容器に入れた液状光硬化性樹脂組成物
の液面に所望のパターンが得られるようにコンピュータ
ーで制御された紫外線レーザーを選択的に照射して所定
の厚みに硬化させ、次にその硬化層の上に1層分の液状
樹脂組成物を供給して同様に紫外線レーザーを照射して
前記と同じように硬化させて連続した硬化層を形成させ
るという積層操作を繰り返して最終的な形状を有する立
体造形物を製造する方法が一般に採用されている。そし
て、この方法による場合は、造形物の形状がかなり複雑
であっても、簡単に且つ比較的短時間で目的とする立体
造形物を製造することが出来るために近年大きな注目を
集めている。
られる立体造形物が単なるコンセプトモデルから、テス
トモデル、試作品などへと用途が展開されるようになっ
ており、それに伴ってその立体造形物は寸法精度が高く
且つ形状安定性に優れていることが益々要求されるよう
になっている。しかも、そのような特性と併せて力学的
特性などにおいても優れていることが求められている。
光学的立体造形法おいては、光硬化性樹脂組成物とし
て、光重合性化合物、例えば光重合性の変性ウレタン
(メタ)アクリレート系化合物、オリゴエステルアクリ
レート系化合物、エポキシアクリレート系化合物、エポ
キシ系化合物、ポリイミド系化合物、アミノアルキド系
化合物、ビニルエーテル系化合物の1種または2種以上
を主成分としそれに光重合開始剤を添加したものが一般
に用いられている。そして、上記で挙げた多数の従来技
術(公報類)でも立体造形物の寸法精度、形状安定性、
力学的特性の向上などを目的として、光硬化性樹脂組成
物に用いる光重合性化合物の種類や光重合開始剤の種類
などに関して種々の提案がなされているが未だ目的を充
分に達成し得ていない。
ことを目的として、光硬化性樹脂組成物中に可溶性で且
つ樹脂組成物の硬化時に分離して別の相を形成する添加
剤を含有させておく方法(特開平3−20315号公
報)や、光硬化性樹脂組成物中に熱的に凝集し得るポリ
マー性凝集材料を含有させておく方法(特開平3−10
4626号公報)などが提案されている。しかしなが
ら、これらの方法による場合は、樹脂組成物の硬化時に
別の相を形成し得る添加剤や、熱的に凝集し得るポリマ
ー性凝集材料の選択がむつかしく、またそれらの添加剤
やポリマー性凝集材料を光硬化性樹脂組成物中に安定に
溶解させておくのが困難である。しかも、それらの添加
剤やポリマー性凝集材料は樹脂の硬化時に別の相を形成
するために透明な立体造形物が得られないという欠点が
あり、また相分離のために連続相をきちんと形成させる
ことができず硬化物の機械的強度が低下し充分な効果が
得られていないのが現状である。
する立体造形物を短い時間で生産性良く得るためには光
造形時の反応率を向上させることが必要であり、そのた
めに高い光重合エネルギーの照射が必要となる。しかし
ながら、照射する光のエネルギーが高い場合は、光の照
射方向(Z軸方向)における光の進入深度が必要以上に
高くなり過ぎ、且つZ軸方向への光の進入深度の不均一
が生じ易くなる。そしてその結果、Z軸方向における樹
脂の硬化状態が不均一になって、光照射により形成され
る硬化樹脂薄層の厚さが均一にならず、そのような厚さ
の不均一な多数の薄層の積み重ねによって立体造形物が
形成されていることにより、得られる立体造形物の寸法
精度や形状安定性、特にZ軸方向の寸法精度や寸法安定
性が大幅に低下するという問題がある。すなわち、造形
時の反応率の向上と得られる立体造形物の寸法精度や形
状安定性の向上とは互いに相反する現象となっており、
両立が難しい。
を照射して造形時の樹脂の反応率の向上および造形時間
の短縮化を図る一方で、光照射時の光硬化性樹脂組成物
中へのZ軸方向の光の進入深度の制御・均一化を達成す
るための検討および提案が立体造形物の製造装置、光照
射時の制御方法、光硬化性樹脂組成物の組成などの点か
ら色々なされている。そして、光照射の際のZ軸方向の
光の進入進度の調整・均一化に関する光硬化性樹脂組成
物の素材面からの提案としては、Z軸方向に照射された
光をX軸、Y軸、その他の方向に偏向(散乱)させ得る
偏向物質を光硬化性樹脂組成物に添加する方法(特開平
3−15520号公報、特開平3−41126号公報、
特開平3−1147732号公報、特開平3−1147
33号公報)が挙げられる。そしてこの方法による場合
は、Z軸方向に進行してきた光が光硬化性樹脂組成物中
に含まれる光偏向物質(光散乱物質)に衝突して偏向
(散乱)され、それによって光が樹脂のZ軸方向に必要
以上に深く進入するのが防止されることにより、従来法
に比べてZ軸方向における樹脂の硬化が均一になり易い
という特徴を有している。
を光硬化性樹脂組成物中に添加する上記した従来法によ
る場合は、Z軸方向に進入してきて光偏向物質(光散乱
物質)に衝突した光が、立体造形物において目的とされ
ている所定のXY面における境界を超えて偏向(散乱)
される結果、光の照射方向と直角なX軸方向やY軸方向
またはその他の方向では樹脂の硬化の制御がむつかしく
なり余分な光硬化が生じ、XY面での光照射部分と光照
射を行うべきでない部分との間の境界が不鮮明になり、
その結果、XY面などにおいて良好な輪郭をもった立体
造形物が得られないという欠点がある。そしてこの方法
による場合に、XY面などに偏向(散乱)される光の量
を考慮して光の照射を制御しようとすると、その制御内
容が極めて複雑なものとならざるを得ない。また、この
方法による場合は、粒状の光偏向物質(光散乱物質)を
液状の光硬化性樹脂組成物に予め添加したり、または光
硬化時に樹脂マトリックスから相分離し得る物質を添加
しているため、透明な立体造形物が得られにくく、立体
造形物が着色物である場合はその色調が白っぽく不鮮明
になり易いという欠点がある。
寸法精度および良好な寸法安定性を有しており、しかも
硬度、引張強度、引張弾性率やその他の力学的特性など
にも優れる高品質の光学的立体造形物を、高い造形速度
で生産性よく製造することのできる光学的立体造形用樹
脂組成物を提供することである。そして、本発明の目的
は、上記した優れた諸特性を有する高品質の光学的立体
造形物を、高い造形速度で生産性よく製造することので
きる光学的立体造形方法を提供することである。
的を達成すべく、高エネルギーの光照射による反応率の
向上(すなわち造形時間の短縮)と、造形物の寸法精度
および寸法安定性の向上という本来互いに両立しにくい
特性を同時に満足し得る方策を求めて色々研究を重ねて
きた。その結果、光エネルギー吸収剤を所定の量で光硬
化性樹脂組成物中に添加すると、全く予想外のことに、
樹脂の光反応率(光硬化性の程度)を阻害することなく
Z軸方向の光の進入深度を良好に制御することができ
て、高い造形速度で、寸法精度や形状安定性に極めて優
れる立体造形物、特にZ軸方向の寸法精度や形状安定性
に極めて優れる高品質の立体造形物が得られることを見
出した。しかも、それによって得られる立体造形物は、
寸法精度や形状安定性に優れているだけではなく、硬
度、引張強度、引張弾性率などの力学的特性などにも優
れていることを見出し、それらの知見に基づいて本発明
を完成した。
よび光重合開始剤を含有する液状光硬化性樹脂組成物
に、該光硬化性樹脂組成物の重量に基づいて0.001
〜1.0重量%の光エネルギー吸収剤を添加した光学的
立体造形用樹脂組成物であって、前記光エネルギー吸収
剤が、その1mgをエタノール100mlに溶解した溶
液を光路長10mmの石英セルを用いて測定したとき
に、波長域300〜350nmにおける吸光度が0.1
以上のものであることを特徴とする光学的立体造形用樹
脂組成物である。
用樹脂組成物を用いて、常法にしたがって光照射による
樹脂組成物の硬化および造形を行って立体造形物を製造
する方法である。
する。本発明で用いる“光エネルギー吸収剤”は、光硬
化性樹脂組成物の主要成分である光重合性化合物(重合
性のモノマー、オリゴマー、ポリマーなど)および光硬
化性樹脂組成物中に含まれる光重合開始剤に比べて、よ
り高い光エネルギーの吸収能を有しており、しかも光重
合開始能を持たないか又は殆ど持たない剤である。 光学
的立体造形法では、光エネルギーとして紫外線または紫
外線を多く含む光が主に用いられていることから、光エ
ネルギー吸収剤としては紫外線の吸収能の高い化合物が
好ましく、そのため、本発明では、光エネルギー吸収剤
として、光エネルギー吸収剤の1mgをエタノール10
0mlに溶解し、その溶液を光路長10mmの石英セル
を用いて測定したときに、波長域300〜350nmに
おける吸光度が0.1以上である化合物を使用する。本
発明で用いる光エネルギー吸収剤は、上記した性質を持
つものである限りは、光硬化性樹脂組成物を構成する光
重合性化合物および光重合開始剤の種類や量、照射する
光の種類や強さなどに応じて適宜選択して使用できる。
ここで、上記した吸光度は、具体的には次のようにして
測定したときの吸光度をいう。
エネルギー吸収剤の1mgを温度25℃のエタノール1
00mlに溶解し、その溶液(25℃)の5mlを石英
セル(光路長10mm)に充填し、島津製作所製「UV
−210A」(分光光度計)を用いて、波長域300〜
350nmにおける吸光度を測定する。
して、光硬化性樹脂組成物中に均一に溶解し得るものを
用いるのが、寸法精度、寸法安定性、力学的特性などに
優れる立体造形物を得る上で、更には光学的立体造形用
樹脂組成物の取り扱い性などの点からも望ましい。
吸収剤の代表としては、ベンゾトリアゾール系化合物、
ベンゾフェノン系化合物、サリチル酸フェニル系化合物
およびシアノアクリレート系化合物を挙げることがで
き、本発明では光エネルギー吸収剤として、これらの化
合物のうちの1種を単独で使用してもまたは2種以上を
併用してもよい。
て用いるベンゾトリアゾール系化合物としては、下記の
一般式(I);
換基を有していてもよい炭素原子数1〜20の鎖状また
は分岐状アルキル基或いは非置換のまたは置換されたフ
ェニル基、そしてXは水素原子またはハロゲン原子を示
す)で表されるベンゾトリアゾール系化合物がより好ま
しい。
ンゾトリアゾール系化合物のうちのさらに好ましい例と
しては、2(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2(2'−ヒドロキシ−5'−オク
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2(2'−ヒドロ
キシ−3',5'−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2(2'−ヒドロキシ−5'−t−ブチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2(2'−ヒドロキシ−3'
−t−ブチル−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2[2'−ヒドロキシ−3'−ブチル−5'−
(2''−カルボキシオクチル−エチル)フェニル]ベン
ゾトリアゾール、2(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ
−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2(2'
−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2(2'−ヒドロキシ−3'−
t−ブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、2(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−
t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
などを挙げることができる。
ンゾフェノン系化合物としては、下記の一般式(II);
換基を有していてもよい炭素原子数1〜20の鎖状また
は分岐状アルキル基或いは非置換のまたは置換されたフ
ェニル基、そしてaおよびbはそれぞれ独立して0また
は1を示す)で表されるベンゾフェノン系化合物がより
好ましい。
ンゾフェノン系化合物のうちでもより一層好ましいもの
の例としては、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−オクタデシルオキシベンゾフェノン、2,
2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2,2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフ
ェノンなどを挙げることができる。なお、ベンゼン核が
水酸基などによって置換されていないベンゾフェノン
は、ラジカル重合性の光重合性化合物を含む光硬化性樹
脂組成物における光重合開始剤として広く用いられてい
る。しかし、本発明において光エネルギー吸収剤の1種
として好ましく用いられるベンゾフェノン系化合物は、
上記で説明したように、光重合開始能を持たないベンゾ
フェノン系化合物をいい、かかる点で光重合開始剤とし
て用いられるベンゾフェノンは本発明でいう光エネルギ
ー吸収剤に範疇には包含されず、光重合開始剤として用
いられるベンゾフェノンとは明確に区別される。
リチル酸フェニル系化合物としては、下記の一般式(II
I);
素原子数1〜20の鎖状または分岐状アルキル基或いは
非置換のまたは置換されたフェニル基を示す)で表され
るサリチル酸フェニル系化合物がより好ましい。そし
て、上記の一般式(III)で表されるサリチル酸フェニ
ル系化合物のうちの一層好ましい例としては、フェニル
サリチレート、p−メチルフェニルサリチレート、p−
オクチルフェニルサリチレート、p−t−ブチルフェニ
ルサリチレート、p−ドデシルフェニルサリチレートな
どを挙げることができる。
アノアクリレート系化合物としては、下記の一般式(I
V);
換基を有していてもよい炭素原子数1〜20の鎖状また
は分岐状アルキル基或いは非置換のまたは置換されたフ
ェニル基、そしてR8は置換基を有していてもよい炭素
原子数1〜20の鎖状または分岐状アルキル基を示す)
で表されるシアノアクリレート系化合物が好ましい。そ
して、上記の一般式(IV)で表されるシアノアクリレー
ト系化合物のうちでもより一層好ましいものの例として
は、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェ
ニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3−ジフ
ェニルアクリレートなどを挙げることができる。
剤のうちでも、2(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2[2'−ヒドロキシ−
3'−ブチル−5'−(2''−カルボキシオクチル−エチ
ル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン、p−メチルフェニルサリ
チレート、2−ヒドロキシ−4−オクチロキシベンゾフ
ェノン、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−
5’−メチルフェニル)5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブ
チルフェニル)5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾールなどが、高い光エネルギー吸収能、光
硬化性樹脂組成物中への良好な溶解性、入手容易性など
の点から特に好ましく用いられる。
成物では、光エネルギー吸収剤の添加量(2種類以上の
光エネルギー吸収剤を用いる場合はその合計添加量)
が、光エネルギー吸収剤を添加する前の、光重合性化合
物および光重合開始剤を含有する液状光硬化性樹脂組成
物の重量に基づいて0.001〜1.0重量%であるこ
とが必要であり、0.005〜0.5重量%であるのが
好ましく、0.01〜0.2重量%であるのが更に好ま
しい。光エネルギー吸収剤の添加量が、液状光硬化性樹
脂組成物の重量に基づいて、0.001重量%未満であ
ると、本発明の目的が充分に達成されず、寸法精度、寸
法安定性、力学的特性などに優れる立体造形物を得るこ
とができなくなる。一方、光エネルギー吸収剤の添加量
が液状光硬化性樹脂組成物の重量に基づいて1.0重量
%を超えると、光造形時の樹脂組成物の硬化速度が遅く
なって造形速度の著しい低下をきたし、しかも得られる
立体造形物の力学的特性が低くなり実用上問題が生ず
る。また、光エネルギー吸収剤の添加量を光硬化性樹脂
組成物に含まれる光重合開始剤の含有量との関係でみる
と、光重合開始剤の種類などに応じて異なり得るが、一
般に、光学的立体造形用樹脂組成物中に、光重合開始剤
1重量に対して光エネルギー吸収剤が0.001〜0.
25重量部含まれるようにすると、光重合速度の低下な
どを招くことなく、寸法安定性、形状安定性、力学的特
性などに優れる立体造形物を得ることができるので、好
ましい。
ギー吸収剤を上記の量で添加した本発明の光学的立体造
形用樹脂組成物を用いると、硬化膜厚に対する光照射エ
ネルギー量の許容範囲が拡大することにより、所望の厚
み内でのエネルギー量のコントロールが従来よりも極め
て簡単に且つ円滑に行えるようになるため、寸法精度や
寸法安定性に優れる立体造形物が得られるようになる。
しかも、光化学的な反応率の向上も可能となり、それに
伴って立体造形物の力学的特性などの向上をも図ること
ができる。そのような優れた効果が得られる理由は充分
には明らかではないが、次のような理由によるものと考
えられる。すなわち、光硬化性樹脂組成物中に上記した
所定量の光エネルギー吸収剤を添加することによって、
光エネルギー吸収剤が活性エネルギー光線のエネルギー
を一部吸収して主にZ軸方向方向の光エネルギーの進入
深度の調節および均一化をもたらして光硬化層の厚さが
均一になり、それと共に光エネルギー吸収剤に吸収され
た光エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されてその
熱エネルギーも樹脂の硬化に関与することによって、光
エネルギー吸収剤を添加してあるにも拘わらず、樹脂の
硬化速度の低減などが生じず、高い造形速度で立体造形
物の製造を行っても寸法精度や寸法安定性などの特性に
優れる高品質の立体造形物が形成されることによるもの
と推測される。
光重合性化合物を主成分として、それと共に光重合開始
剤を含有する光硬化性樹脂組成物であって、光学的立体
造形技術で用い得ることが知られている従来既知の液状
光硬化性樹脂組成物のいずれが使用でき、その種類など
は特に制限されない。限定されるものではないが、本発
明で用い得る光硬化性樹脂組成物としては、例えば、ア
クリレート系光硬化性樹脂組成物、ウレタンアクリレー
ト系光硬化性樹脂組成物、エポキシ系光硬化性樹脂組成
物、エポキシアクリレート系光硬化性樹脂組成物、ビニ
ルエーテル系光硬化性樹脂組成物などを挙げることがで
きる。その場合に、光硬化性樹脂組成物は前記した光重
合性化合物の1種類のみを含有していても、または2種
以上を含有していてもよい。そして、光硬化性樹脂組成
物中に含まれる光重合性化合物の種類に応じて、光重合
開始剤の種類も、例えば、光ラジカル重合開始剤、光カ
チオン重合開始剤、光ラジカル重合開始剤と光カチオン
重合開始剤の併用というようにそれぞれ異なってくる。
用い得る光硬化性樹脂組成物の例を具体的に挙げると以
下のとおりである。 (1) アクリレート系光硬化性樹脂組成物の例として
は、単官能、多官能のポリエステル(メタ)アクリレー
ト、ポリエーテル(メタ)アクリレートなどを主体とし
てこれに必要に応じて単官能(メタ)アクリレートモノ
マー、多官能(メタ)アクリレートモノマーを混合し、
これに光ラジカル重合開始剤を含有させたラジカル重合
型の液状光硬化性樹脂組成物が挙げられる。 (2) エポキシアクリレート系光硬化性樹脂組成物の
例としては、単官能、多官能のエポキシ(メタ)アクリ
レートを主体としてこれに必要に応じて単官能(メタ)
アクリレートモノマー、多官能(メタ)アクリレートモ
ノマーを混合し、これに光ラジカル重合開始剤および必
要に応じて光カチオン重合開始剤を含有させた液状光硬
化性樹脂組成物が挙げられる。 (3) ウレタンアクリレート系光硬化性樹脂組成物の
例としては、単官能、多官能のウレタン(メタ)アクリ
レートを主体としてこれに必要に応じて単官能(メタ)
アクリレートモノマー、多官能(メタ)アクリレートモ
ノマーを混合し、これに光ラジカル重合開始剤を含有さ
せたラジカル重合型の液状光硬化性樹脂組成物が挙げら
れる。
例としては、脂肪族ジエポキシ化合物、脂環族ジエポキ
シ化合物、芳香族ジエポキシ化合物の1種または2種以
上を主体とし、これに必要に応じて単官能(メタ)アクリ
レートモノマー、多官能(メタ)アクリレートモノマー
を混合し、これに光カチオン重合開始剤および必要に応
じて光ラジカル重合開始剤を含有させた液状光硬化性樹
脂組成物が挙げられる。 (5) ビニルエーテル系光硬化性樹脂組成物の例とし
ては、脂肪族ジビニルエーテル化合物、脂環族ジビニル
エーテル化合物、芳香族ジビルエーテル化合物などを主
体とし、これ光ラジカル重合開始剤を含有させた液状光
硬化性樹脂組成物が挙げられる。 (6) また、混在型の光硬化性樹脂組成物の例とし
て、アクリレート系化合物、ウレタンアクリレート系化
合物およびエポキシアクリレート系化合物のうちの2者
以上を含み、これに光ラジカル重合開始剤および必要に
応じて光カチオン重合開始剤を含有させた混在型の液状
光硬化性樹脂組成物を挙げることができる。
(6)の液状光硬化性樹脂組成物は、枚挙にいとまがな
いほど極めて多数の刊行物に記載されており、本発明で
はそのいずれもが使用できる。また、上記(4)のエポ
キシ系光硬化性樹脂組成物については、参考までに挙げ
ると、例えば特開平2−28261号公報に記載されて
おり、また上記(5)のビニルエーテル系光硬化性樹脂
組成物については参考までに挙げると例えば特開平2−
36925号公報、R.J.Brautigam,S.C.L.apln,
and J.R.Snyder(1990)Radtech' 90 Conf,Paper
s,Radtech Intl.,Chicagoなどに記載されているが、
勿論、それに限定されるものではない。
上記したもののうちでも、上記(3)のウレタンアクリ
レート系光硬化性樹脂組成物、上記(4)のエポキシ系
光硬化性樹脂組成物、または上記(6)のうちのウレタ
ンアクリレート系化合物を含む混在型の光硬化性樹脂組
成物を用い、それに前記したトリアゾール系化合物から
なる光エネルギー吸収剤を添加して光学的立体造形用樹
脂組成物を調製し、その光学的立体造形用樹脂組成物を
用いて光造形を行うと、寸法精度、寸法安定性、力学的
特性などの性質に特に優れる立体造形物を得ることがで
きるので、好ましい。
上記した成分以外にも、支障のない範囲の量で、必要に
応じてレベリング剤、界面活性剤、有機高分子化合物、
有機可塑剤、有機充填剤、無機充填剤等を含有していて
もよい。本発明の光学的立体造形用樹脂組成物の調製法
や混合法は特に制限されず、従来既知の方法にしたがっ
て調製して混合することができる。例えば光重合性化合
物を従来法にしたがって調製し、それに光、特に紫外線
を遮断した雰囲気下で光重合開始剤を添加して光硬化性
樹脂組成物をつくり、それにやはり光を遮断した状態で
光エネルギー吸収剤を添加して光学的立体造形用樹脂組
成物を調製し、得られた光学的立体造形用樹脂組成物を
光を遮断して重合が生じないようにして保存、流通、販
売するようにするとよい。そして、光エネルギー吸収剤
を含有する本発明の光学的立体造形用樹脂組成物をポリ
エチレンなどから製造された光遮断性の容器などに入れ
て5〜30℃の温度で保存した場合には、一般に、約3
6〜48ケ月の長期に亙って保存しても物性等の変化が
全く生じず、そのような長期保存後に容器より取り出し
て光造形を行っても、寸法精度、寸法安定性、力学的特
性などに優れる目的とする立体造形物を円滑に得ること
ができる。
いて光学的立体造形を行うに当たっては、従来既知の光
学的立体造形方法および装置のいずれもが使用できる。
そのうちでも、本発明では、樹脂を硬化させるための光
エネルギーとして、Arレーザー、He−Cdレーザ
ー、キセノンランプ、メタルハライドランプ、水銀灯、
蛍光灯などから発生される活性エネルギー光線を用いる
のが好ましく、レーザー光線が特に好ましく用いられ
る。活性エネルギー光線としてレーザー光線を用いた場
合には、エネルギーレベルを高めて造形時間を短縮する
ことが可能であり、しかもレーザー光線の良好な集光性
を利用して、造形精度の高い立体造形物を得ることがで
きる。
用樹脂組成物を用いて光学的立体造形を行うに当たって
は、従来既知の方法や従来既知の光造形システム装置の
いずれもが採用でき特に制限されないが、本発明で好ま
しく用いられる光学的立体造形法の代表例としては、光
エネルギー吸収剤を含有する液状の光学的立体造形用樹
脂組成物に所望のパターンを有する硬化層が得られるよ
うに活性エネルギー光線を選択的に照射して硬化層を形
成し、次いでその硬化層に未硬化液状組成物を供給し、
同様に活性エネルギー光線を照射して前記の硬化層と連
続した硬化層を新たに形成する積層する操作を繰り返す
ことによって最終的に目的とする立体的造形物を得る方
法を挙げることができる。また、それによって得られる
立体造形物はそのまま用いても、また場合によっては更
に光照射によるポストキュアや熱によるポストキュアな
どを行って、その力学的特性や形状安定性などを一層高
いものとしてから使用するようにしてもよい。
などは特に制限されず、各々の用途に応じて決めること
ができる。そして、本発明の光学的立体造形法の代表的
な応用分野としては、設計の途中で外観デザインを検証
するためのモデル、部品の機能性をチェックするための
モデル、鋳型を制作するための樹脂型、金型を制作する
ためのベースモデル、試作金型用の直接型などの作製な
どを挙げることができる。より具体的には、精密部品、
電気・電子部品、家具、建築構造物、自動車用部品、各
種容器類、鋳物、金型、母型などのためのモデルや加工
用モデルなどの製作を挙げることができ、高い寸法精度
および良好な寸法安定性が強く求められる精密部品用の
モデルの作製などに特に大きな威力を発揮する。
に説明するが、本発明は以下の例によって何ら限定され
ない。以下の例中で「部」は重量部を意味する。
前のウレタンアクリレート系光硬化性樹脂組成物の調
製] (1) 攪拌機、温度調節器、温度計及び凝縮器を備え
た内容積20リットルの四つ口フラスコに、ビスフェノ
ールAのプロピレングリコール4モル付加物4600部
とイソホロンジイソシアネート4420部を入れ、これ
に40〜50℃でジラウリン酸ジ−n−ブチルスズ2.
6部を加えて同じ温度で30分間反応させた。次いで、
反応温度を80〜90℃に上げて2時間反応させた後、
2−ヒドロキシエチルアクリレート2320部、ハイド
ロキノンモノメチルエーテル5.5部を加えて同温度で
更に2時間反応させ、ビスフェノールAジオール骨格を
有するウレタンアクリレートオリゴマーを製造した。 (2) 上記(1)で得たウレタンアクリレートオリゴ
マー1320部、ポリエチレングリコール200ジアク
リレート(新中村化学社製「NKエステルA−20
0」)1080部及びエチレンオキサイド変性トリメチ
ロールプロパントリアクリレート(新中村化学社製「A
−TMPT−3EO」)480部を5リットルの容器に
仕込み、減圧脱気窒素置換した後、内容物を50℃の温
度で約1時間攪拌混合した。 (3) 上記(2)で得られた混合物2880部に、紫
外線を遮断した環境下に、2,2−ジメトキシ−2−フ
ェニルアセトフェノン(チバガイギー社製「イルガキュ
アー651」;光ラジカル重合開始剤)120部を添加
し、完全に溶解するまで温度25℃で混合攪拌して(混
合撹拌時間約6時間)、ウレタンアクリレート系液状光
硬化性樹脂組成物を調製して、紫外線の遮断下に25℃
で保存した。
する前のエポキシ系光硬化性樹脂組成物の調製] (1) 攪拌機、温度調節器、温度計及び凝縮器を備え
た内容積20リットルの四つ口フラスコに、3,4−エ
ポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート4,000部、1,4−ブタ
ンジオールジグリシジルエーテル1,000部、2,2
−ビス[4−(アクリロキシジエトキシ)フェニルプロ
パン(新中村化学社製「NKエステルA−BPE−
4」)2,500部、エチレンオキサイド変性トリメチ
ロールプロパントリアクリレート(新中村化学社製「A
−TMPT−3EO」)2,500部を加えて20〜2
5℃の温度で約1時間攪拌混合した。 (2) 上記(1)で得られた混合物3000部に、紫
外線を遮断した環境下に、2,2−ジメトキシ−2−フ
エニルアセトフエノン(チバガイギー社製「イルガキュ
アー651」;光ラジカル重合開始剤)60部およびビ
ス[4−(ジフェニルスルホニオ)フェニル]スルフィ
ドビスヘキサフルオロアンチモネート(光カチオン重合
開始剤)45部を添加し、完全に溶解するまで温度25
℃で混合攪拌して(混合撹拌時間約6時間)、エポキシ
系液状光硬化性樹脂組成物を調製し、紫外線の遮断下に
25℃で保存した。
する前のエポキシ系光硬化性樹脂組成物の調製] (1) 攪拌機、温度調節器、温度計及び凝縮器を備え
た内容積100リットルの容器に、3,4−エポキシシ
クロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサン
カルボキシレート15,000部、ビスフェノールAエ
チレンオキサイド変性ジアクリレート(新中村化学社製
「NKエステルA−BPE−4」;エチレンオキサイド
単位4モル付加)5,000部、ビスフェノールAエチ
レンオキサイド変性ジアクリレート(新中村化学社製
「NKエステルA−BPE−20」;エチレンオキサイ
ド単位20モル付加)4,000部、エチレンオキサイ
ド変性ペンタエリスリトールテトラアクリレート(新中
村化学社製「ATM−4E」)3,000部およびジシ
クロペンタジエニルジアクリレート(新中村化学社製)
3,000部を加えて20〜25℃の温度で約1時間攪
拌混合した。 (2) 上記(1)で得られた混合物30,000部
に、紫外線を遮断したの環境下に、1−ヒドロキシシク
ロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー社製「イルガ
キュアー184」;光ラジカル重合開始剤)600部、
ビス[4−(ジフェニルスルホニオ)フェニル]スルフ
ィドビスヘキサフルオロアンチモネート(光カチオン重
合開始剤)900部およびエチレングリコール600部
を添加し、完全に溶解するまで温度25℃で混合攪拌し
て(混合撹拌時間約6時間)、エポキシ系液状光硬化性
樹脂組成物を調製し、紫外線の遮断下に25℃で保存し
た。
状光硬化性樹脂組成物100部に、0.01部の2−ヒ
ドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン(光エネ
ルギー吸収剤)を添加して、25℃の温度で均一な液状
物が得られるまで約1時間充分に撹拌して、光学的立体
造形用樹脂組成物を製造した。 (2) 上記(1)得られた光学的立体造形用樹脂組成
物を用いて、超高速光造形システム(帝人製機株式会社
製「SOLIFORM300」)を使用して、水冷Ar
レーザー光(出力400mW;波長354,365n
m;ビーム径0.2mm;液面出力175mW)を照射
して、照射エネルギー50mJ/cm2の条件下にスラ
イスピッチ(積層厚み)0.2mm、1層当たりの平均
造形時間2分で光造形を行った。 なお、造形に先立ち、硬化深度と照射エネルギーとの関
係を調べたところ、下記の表2に示すとおりであった。
ここで硬化深度の測定は次のようにして行った。
“Rapid Prototyping & Manufacturing,Fundamentals
ofStereo-Lithography" Paul F. Jacobs 著,Society o
f Manufacturing Engineers,1992年 に示された理論に
基づいて測定した。露光量は描画スピードを変化するこ
とによりコントロールし、6〜10種類のステップ状硬
化物を作製した。この硬化物をピンセットで未硬化液中
から取り出し、未硬化樹脂を取り除き、6〜10種類の
露光量に対する硬化膜厚を定圧ノギスで測定した。
的立体造形用樹脂組成物を用いて、上記の(2)で使用
したのと同じ超高速光造形システムを使用して、水冷A
rレーザー光(出力400mW;波長354.365n
m)を照射して、照射エネルギー50mJ/cm2の条
件下にJIS K7113に準拠するダンベル試験片
[X軸×Y軸×Z軸(厚さ)の最大サイズ=20.0m
m×175.0mm×3.0mm]に相当する立体造形
物(硬化物)を作製した。 (4) 上記(3)で得られた立体造形物(硬化物)を
前記の光造形システムから取り出して、付着している未
硬化物をイソプロピルアルコールで洗浄除去して、その
ときのショアD硬度(「グリーン硬度」)をJIS K
7215に準じて測定したところ、下記の表2に示すと
おりであった。 (5) 次に、上記(4)で得られた、未硬化物を洗浄
除去した後の立体造形物を3KW紫外線ランプを用いて
10分間ポストキュアして、そのショアD硬度、引張強
度および引張弾性率をJIS K7113に準じて測定
したところ、下記の表2に示すとおりであった。 (6) また、得られた立体造形物(ダンベル試験片)
の寸法精度および形状安定性を下記の表1に示す評価基
準にしたがって評価したところ、下記の表2に示すとお
りであった。
アクリレート系液状光硬化性樹脂組成物100部に0.
05部の2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
を添加して実施例1の(1)と同様にして光学的立体造
形用樹脂組成物を製造し、その光学的立体造形用樹脂組
成物を用いて実施例1の(2)および(3)と全く同様
にして硬化深度を測定すると共に、光学的立体造形を行
って得られた立体造形物の機械的な物性を実施例1と同
様にして測定したところ、下記の表2に示すとおりであ
った。また、得られた立体造形物(ダンベル試験片)の
寸法精度および形状安定性を上記の表1に示す評価基準
にしたがって評価したところ、下記の表2に示すとおり
であった。
アクリレート系液状光硬化性樹脂組成物100部に0.
1部の2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェ
ノンを添加して実施例1の(1)と同様にして光学的立
体造形用樹脂組成物を製造し、その光学的立体造形用樹
脂組成物を用いて実施例1の(2)および(3)と全く
同様にして硬化深度を測定すると共に、光学的立体造形
を行って得られた立体造形物の機械的な物性を実施例1
と同様にして測定したところ、下記の表2に示すとおり
であった。また、得られた立体造形物(ダンベル試験
片)の寸法精度および形状安定性を上記の表1に示す評
価基準にしたがって評価したところ、下記の表2に示す
とおりであった。
アクリレート系液状光硬化性樹脂組成物100部に0.
05部のp−メチルフェニルサリチレートを添加して実
施例1の(1)と同様にして光学的立体造形用樹脂組成
物を製造し、その光学的立体造形用樹脂組成物を用いて
実施例1の(2)および(3)と全く同様にして硬化深
度を測定すると共に、光学的立体造形を行って得られた
立体造形物の機械的な物性を実施例1と同様にして測定
したところ、下記の表2に示すとおりであった。また、
得られた立体造形物(ダンベル試験片)の寸法精度およ
び形状安定性を上記の表1に示す評価基準にしたがって
評価したところ、下記の表2に示すとおりであった。
アクリレート系液状光硬化性樹脂組成物100部に0.
01部の2(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを添加して実施例1の(1)と
同様にして光学的立体造形用樹脂組成物を製造し、その
光学的立体造形用樹脂組成物を用いて実施例1の(2)
および(3)と全く同様にして硬化深度を測定すると共
に、光学的立体造形を行って得られた立体造形物の機械
的な物性を実施例1と同様にして測定したところ、下記
の表2に示すとおりであった。また、得られた立体造形
物(ダンベル試験片)の寸法精度および形状安定性を上
記の表1に示す評価基準にしたがって評価したところ、
下記の表2に示すとおりであった。
アクリレート系液状光硬化性樹脂組成物100部に0.
05部の2(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールを添加して実施例1の(1)と
同様にして光学的立体造形用樹脂組成物を製造し、その
光学的立体造形用樹脂組成物を用いて実施例1の(2)
および(3)と全く同様にして硬化深度を測定すると共
に、光学的立体造形を行って得られた立体造形物の機械
的な物性を実施例1と同様にして測定したところ、下記
の表2に示すとおりであった。また、得られた立体造形
物(ダンベル試験片)の寸法精度および形状安定性を上
記の表1に示す評価基準にしたがって評価したところ、
下記の表2に示すとおりであった。
アクリレート系液状光硬化性樹脂組成物100部に0.
1部の2(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾールを添加して実施例1の(1)と同様
にして光学的立体造形用樹脂組成物を製造し、その光学
的立体造形用樹脂組成物を用いて実施例1の(2)およ
び(3)と全く同様にして硬化深度を測定すると共に、
光学的立体造形を行って得られた立体造形物の機械的な
物性を実施例1と同様にして測定したところ、下記の表
2に示すとおりであった。また、得られた立体造形物
(ダンベル試験片)の寸法精度および形状安定性を上記
の表1に示す評価基準にしたがって評価したところ、下
記の表2に示すとおりであった。
アクリレート系液状光硬化性樹脂組成物100部をその
まま用いて実施例1の(2)および(3)と全く同様に
して硬化深度を測定すると共に、光学的立体造形を行っ
て得られた立体造形物の機械的な物性を実施例1と同様
にして測定したところ、下記の表2に示すとおりであっ
た。また、得られた立体造形物(ダンベル試験片)の寸
法精度および形状安定性を上記の表1に示す評価基準に
したがって評価したところ、下記の表2に示すとおりで
あった。
物(ウレタンアクリル系光硬化性樹脂組成物)中に本発
明の範囲内の量で光エネルギー吸収剤を添加してなる光
学的立体造形用樹脂組成物を用いて光学的立体造形を行
っている実施例1〜7の場合には、Arレーザー光のよ
うな高エネルギー光を使用して光造形を行った際に、Z
軸方向の光の進入深度が過度にならないように適当に調
節されて、所定の厚みの硬化層を形成させることがで
き、それによって寸法精度および寸法安定性に優れる立
体造形物が得られること、しかも得られた立体造形物は
硬度、引張強度、引張弾性率などの力学的特性において
も極めて優れていることがわかる。それに対して、光エ
ネルギー吸収剤を添加していない光硬化性樹脂組成物
(ウレタンアクリレート系光硬化性樹脂組成物)をその
まま用いて光学的立体造形を行っている比較例1の場合
には、Arレーザー光のような高エネルギー光を使用し
て光造形を行った際に、Z軸方向の光の進入深度が大き
くなり過ぎて、その硬化深度が大きく所定の厚みの硬化
層を形成させることができず、それによって寸法精度お
よび寸法安定性に劣ったものになり、しかも得られる立
体造形物の硬度、引張強度、引張弾性率などの力学的特
性が実施例のものに比べて大幅に劣っていることがわか
る。
脂組成物100部に、0.05部の2(2’−ヒドロキ
シ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを添加
して、25℃の温度で均一な液状物が得られるまで約1
時間充分に撹拌して、光学的立体造形用樹脂組成物を製
造した。 (2) 上記(1)得られた光学的立体造形用樹脂組成
物を用い、超高速光造形システム(帝人製機株式会社製
「SOLIFORM−500」)に金門電機製の空冷H
e/Cdレーザー光(出力100mW;波長325n
m)をセットし、光照射して、照射エネルギー20mJ
/cm2の条件下にスライスピッチ(積層厚み)0.1
0mm、1層当たりの平均造形時間3分で光造形を行っ
た。なお、この光造形に先立って硬化深度と照射エネル
ギーとの関係を実施例1と同様にして調べたところ、下
記の表3に示すとおりであった。 (3) また、上記(1)で得られた光学的立体造形用
樹脂組成物を用いて実施例1の(2)および(3)と全
く同様にして光学的立体造形を行って、得られた立体造
形物の機械的な物性を実施例1と同様にして測定したと
ころ、下記の表3に示すとおりであった。また、得られ
た立体造形物(ダンベル試験片)の寸法精度および形状
安定性を上記の表1に示す評価基準にしたがって評価し
たところ、下記の表3に示すとおりであった。
系液状光硬化性樹脂組成物100部に、0.01部の2
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾールを添加して、実施例8の(1)と同様にして
光学的立体造形用樹脂組成物を製造し、その光学的立体
造形用樹脂組成物を用いて、実施例1の(2)および
(3)と全く同様にしてその硬化深度を測定すると共
に、Arレーザー光を用いて光学的立体造形を行って得
られた立体造形物の機械的な物性を実施例1と同様にし
て測定したところ、下記の表3に示すとおりであった。
また、得られた立体造形物(ダンベル試験片)の寸法精
度および形状安定性を上記の表1に示す評価基準にした
がって評価したところ、下記の表3に示すとおりであっ
た。
シ系液状光硬化性樹脂組成物100部に、0.05部の
2(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾールを添加して、実施例8の(1)と同様にし
て光学的立体造形用樹脂組成物を製造し、その光学的立
体造形用樹脂組成物を用いて実施例1の(2)および
(3)と全く同様にしてその硬化深度を測定すると共
に、Arレーザー光を用いて光学的立体造形を行って得
られた立体造形物の機械的な物性を実施例1と同様にし
て測定したところ、下記の表3に示すとおりであった。
また、得られた立体造形物(ダンベル試験片)の寸法精
度および形状安定性を上記の表1に示す評価基準にした
がって評価したところ、下記の表3に示すとおりであっ
た。
キシ系液状光硬化性樹脂組成物100部に、0.1部の
2(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾールを添加して、実施例8の(1)と同様にし
て光学的立体造形用樹脂組成物を製造し、その光学的立
体造形用樹脂組成物を用いて実施例1の(2)および
(3)と全く同様にしてその硬化深度を測定すると共
に、Arレーザー光を用いて光学的立体造形を行って得
られた立体造形物の機械的な物性を実施例1と同様にし
て測定したところ、下記の表3に示すとおりであった。
また、得られた立体造形物(ダンベル試験片)の寸法精
度および形状安定性を上記の表1に示す評価基準にした
がって評価したところ、下記の表3に示すとおりであっ
た。
系液状光硬化性樹脂組成物100部をそのまま用いて実
施例9と全く同様にしてその硬化深度を測定すると共
に、光学的立体造形を行って得られた立体造形物の機械
的な物性を実施例1と同様にして測定したところ、下記
の表3に示すとおりであった。また、得られた立体造形
物(ダンベル試験片)の寸法精度および形状安定性を上
記の表1に示す評価基準にしたがって評価したところ、
下記の表3に示すとおりであった。
物(エポキシ系光硬化性樹脂組成物)中に本発明の範囲
内の量の光エネルギー吸収剤を添加してなる光学的立体
造形用樹脂組成物を用いて光学的立体造形を行っている
実施例8〜11の場合には、Arレーザー光やHe/C
dレーザー光のような高エネルギー光を使用して光造形
を行った際に、Z軸方向の光の進入深度が過度にならな
いように良好に調節されて、所定の厚みの硬化層を形成
させることができ、それによって寸法精度および寸法安
定性に優れる立体造形物が得られること、しかも得られ
た立体造形物は硬度、引張強度、引張弾性率などの力学
的特性においても極めて優れていることがわかる。それ
に対して、光エネルギー吸収剤を添加していない光硬化
性樹脂組成物(エポキシ系光硬化性樹脂組成物)をその
まま用いて光学的立体造形を行っている比較例2の場合
には、Arレーザー光やHe/Cdレーザー光のような
高エネルギー光を使用して光造形を行った際に、Z軸方
向の光の進入深度が大きくなり過ぎて、その硬化深度が
大きく所定の厚みの硬化層を形成させることができず、
それによって寸法精度および寸法安定性に劣ったものに
なり、しかも得られる立体造形物の硬度、引張強度、引
張弾性率などの力学的特性が実施例のものに比べて大幅
に劣っていることがわかる。
脂組成物1000部に、0.5部の下記の化学式(V)
で表される2[2’−ヒドロキシ−3’−ブチル−5’
−(2''−カルボキシオクチル−エチル)フェニル]ベ
ンゾトリアゾール(チバガイギー社製「チヌビン38
4」)を添加して、25℃の温度で均一な液状物が得ら
れるまで約1時間充分に撹拌して、光学的立体造形用樹
脂組成物を製造した。
形用樹脂組成物を用い、超高速光造形システム(帝人製
機株式会社製「 SOLIFORM−500」)を使用
して、水冷Arレーザー光(出力400mW;波長33
3,351,364nm)を照射して、照射エネルギー
70mJ/cm2の条件下にスライスピッチ(積層厚
み)0.1016mm、1層当たりの平均造形時間4分
で光造形を行って、X軸×Y軸×Z軸の寸法が50mm
×4mm×20mmであって、直径10.000mm〜
1.000mmの6個の貫通孔A〜Fが形成されている
図1に示す立体造形物(直方体)を製造した。なお、露
光量の制御はSOLIFORMシステムの通常条件を用
いた。 (3) 上記(2)で得られた立体造形物における各貫
通孔A〜FのX軸方向の寸法(内径)xとZ軸方向の寸
法(内径)yをそれぞれ測定して、両者の比:x/yを
求めて、各貫通孔の真円度を調べたところ下記の表4に
示すとおりであった。
系液状光硬化性樹脂組成物をそのまま用いた以外は実施
例12と全く同様にして図1に示す立体造形物を製造
し、得られた立体造形物における各貫通孔A〜FのX軸
方向の寸法(内径)xとZ軸方向の寸法(内径)zをそ
れぞれ測定して、両者の比:x/zを求めて、各貫通孔
の真円度を調べたところ下記の表4に示すとおりであっ
た。
剤を添加した光学的立体造形用樹脂組成物を用いて光学
的立体造形を行っている実施例12による場合は、特に
Z軸方向の光エネルギーの進入深度が過度にならずに良
好に調節できて、立体造形物における貫通孔A〜Fの変
形(特にZ軸方向のつぶれ)が殆ど生じておらず、目的
とする寸法および形状にほぼ一致する立体造形物を、極
めて高い寸法精度で且つ良好な寸法安定性で製造できる
ことがわかる。それに対して、光エネルギー吸収剤を添
加していない光硬化性樹脂組成物を用いて光学的立体造
形を行っている比較例3の場合は、Z軸方向の光エネル
ギーの進入深度の調節が円滑に行われず、立体造形物に
おける貫通孔A〜Fの変形(特にZ軸方向のつぶれ)が
大きく、特に孔の直径が小さくなるにしたがってその変
形程度が一層大きくなっていて、目的とする寸法および
形状に一致する立体造形物が得られないことがわかる。
物中に所定量の光エネルギー吸収剤を添加するという極
めて簡単な方法で、寸法精度および形状安定性、特にZ
軸方向の寸法精度および形状安定性に優れる光学的立体
造形物を得ることができる。しかも、本発明により得ら
れる立体造形物は、高い寸法精度および良好な寸法安定
性と共に、硬度、引張強度、引張弾性率などで代表され
る物理的特性や力学的特性にも極めて優れており、種々
の用途に有効に使用することができる。更に、本発明に
よる場合は光エネルギー吸収剤を添加しているにも拘わ
らず、従来の光学的立体造形と同様に、高エネルギーの
光を用いて、高速で生産性よく立体造形物を製造するこ
とができる。また、本発明による場合は、光偏向物質
(光散乱物質)を光硬化性樹脂組成物中に添加する従来
法に比べて、X軸およびY軸方向にも目的とする輪郭お
よび寸法を有する立体造形物を得ることができる。
物の構造を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光重合性化合物および光重合開始剤を含
有する液状光硬化性樹脂組成物に、該光硬化性樹脂組成
物の重量に基づいて0.001〜1.0重量%の光エネ
ルギー吸収剤を添加した光学的立体造形用樹脂組成物で
あって、前記光エネルギー吸収剤が、その1mgをエタ
ノール100mlに溶解した溶液を光路長10mmの石
英セルを用いて測定したときに、波長域300〜350
nmにおける吸光度が0.1以上のものであることを特
徴とする光学的立体造形用樹脂組成物。 - 【請求項2】 光エネルギー吸収剤が、ベンゾトリアゾ
ール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、サリチル酸フ
ェニル系化合物およびシアノアクリレート系化合物のう
ちの少なくとも1種である請求項1の光学的立体造形用
樹脂組成物。 - 【請求項3】 ベンゾトリアゾール系化合物が下記の一
般式(I); 【化1】 (式中、R1及びR2はそれぞれ独立して水素原子、置換
基を有していてもよい炭素原子数1〜20の鎖状または
分岐状アルキル基或いは非置換のまたは置換されたフェ
ニル基、そしてXは水素原子またはハロゲン原子を示
す)で表されるベンゾトリアゾール系化合物であり; ベンゾフェノン系化合物が下記の一般式(II); 【化2】 (式中、R3及びR4はそれぞれ独立して水素原子、置換
基を有していてもよい炭素原子数1〜20の鎖状または
分岐状アルキル基或いは非置換のまたは置換されたフェ
ニル基、そしてaおよびbはそれぞれ独立して0または
1を示す)で表されるベンゾフェノン系化合物であり; サリチル酸フェニル系化合物が下記の一般式(III); 【化3】 (式中、R5は水素原子、置換基を有していてもよい炭
素原子数1〜20の鎖状または分岐状アルキル基或いは
非置換のまたは置換されたフェニル基を示す)で表され
るサリチル酸フェニル系化合物であり;そしてシアノア
クリレート系化合物が下記の一般式(IV); 【化4】 (式中、R6およびR7はそれぞれ独立して水素原子、置
換基を有していてもよい炭素原子数1〜20の鎖状また
は分岐状アルキル基或いは非置換のまたは置換されたフ
ェニル基、そしてR8は置換基を有していてもよい炭素
原子数1〜20の鎖状または分岐状アルキル基を示す)
で表されるシアノアクリレート系化合物である請求項2
の光学的立体造形用樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項の光学的立
体造形用樹脂組成物を用いて、常法にしたがって光照射
による樹脂組成物の硬化および造形を行って立体造形物
を製造する方法。 - 【請求項5】 照射する光が紫外線または紫外線を含む
光である請求項4の方法。
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