JP3012184U - 折り曲げプレス機 - Google Patents
折り曲げプレス機Info
- Publication number
- JP3012184U JP3012184U JP1994012369U JP1236994U JP3012184U JP 3012184 U JP3012184 U JP 3012184U JP 1994012369 U JP1994012369 U JP 1994012369U JP 1236994 U JP1236994 U JP 1236994U JP 3012184 U JP3012184 U JP 3012184U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abutment
- bending
- folding press
- fingers
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/002—Positioning devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D43/00—Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
- B21D43/26—Stops
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 個々の当接フィンガーの位置が手動でかつ危
険なしに変更可能であるように、折り曲げプレス機を改
良する。 【構成】 曲げ線に沿って工作物を折り曲げるための折
り曲げプレス機は、操作範囲17と、当接範囲24と、
曲げ工具の昇降運動のための駆動装置と、駆動装置を作
動させる昇降操作装置と、昇降操作装置のためのスイッ
チ投入阻止装置と、当接範囲に設けられた当接装置とを
備えている。当接フィンガー28,29がレール27に
沿って手で摺動および位置決め可能であり、かつ締付け
装置42で固定可能である。締付け装置42を解除する
ためのロック装置が設けられている。当接フィンガー2
8,29が曲げ線を越えて折り曲げプレス機の操作範囲
17内へ達し、スイッチ投入阻止装置が作用し、そして
締付け装置42の解除のためのロック装置が作用しない
ような位置へ、当接装置が移動可能である。
険なしに変更可能であるように、折り曲げプレス機を改
良する。 【構成】 曲げ線に沿って工作物を折り曲げるための折
り曲げプレス機は、操作範囲17と、当接範囲24と、
曲げ工具の昇降運動のための駆動装置と、駆動装置を作
動させる昇降操作装置と、昇降操作装置のためのスイッ
チ投入阻止装置と、当接範囲に設けられた当接装置とを
備えている。当接フィンガー28,29がレール27に
沿って手で摺動および位置決め可能であり、かつ締付け
装置42で固定可能である。締付け装置42を解除する
ためのロック装置が設けられている。当接フィンガー2
8,29が曲げ線を越えて折り曲げプレス機の操作範囲
17内へ達し、スイッチ投入阻止装置が作用し、そして
締付け装置42の解除のためのロック装置が作用しない
ような位置へ、当接装置が移動可能である。
Description
【0001】
本考案は、曲げ線に沿って工作物を折り曲げるための折り曲げプレス機に関し 、更に詳しくは、曲げ線の手前にある操作範囲と、曲げ線の前方にある当接範囲 、曲げ工具の昇降運動のための駆動装置と、駆動装置を作動させる昇降操作装置 と、昇降操作装置のためのスイッチ投入阻止装置と、当接範囲に設けられた当接 装置とを備え、この当接装置がレールを備え、このレールが制御可能な駆動装置 によって曲げ線に対して垂直に移動可能でかつ位置決め可能であり、レールに少 なくとも2個の当接フィンガーが設けられ、この当接フィンガーがレールに沿っ て手で摺動および位置決め可能であり、かつ締付け装置で固定可能である折り曲 げプレス機に係る。
【0002】
折り曲げプレス機はいろいろな実施形が知られている。一般的に、折り曲げプ レス機は前方ストッパーを備えている。折り曲げられる工作物が折り曲げ前にこ の前方ストッパーに当てられ、それによって折り曲げを正確な位置で行うことが できる。この前方ストッパーはX軸、すなわち工作物の平面内で曲げ線に対して 垂直に調節可能であり、かつR軸、すなわち工作物の平面に対して垂直に調節可 能である。この調節はかなりの実施形では手動で行われ、他の折り曲げプレス機 の場合にはモータ、空気圧または液圧で行うことができる。若干の折り曲げプレ ス機は前方ストッパーに加えて手前ストッパーと場合によっては側方ストッパー を備えている。これらのストッパーを介して、工作物の位置を操作範囲で決定可 能であり、場合によって変更可能である。
【0003】 前方ストッパーを一体の当接帯片としてあるいは複数の個々の当接フィンガー の形に形成することが知られている。この場合にも、当接帯片と当接フィンガー は手動であるいは適当な駆動装置によって調節可能である。更に、複数の個々の 当接フィンガーからなる前方ストッパーの場合、個々の当接フィンガーをZ軸、 すなわち曲げ線の方向に調節し、特に個々の当接フィンガーの相互間隔を変更す ることが知られている。これも、適当な駆動装置を介してまたは手動で行われる 。
【0004】 折り曲げプレス機の場合更に、曲げ工具の昇降運動のための駆動装置を昇降操 作装置によって作動させることが知られている。曲げ工具がその停止位置にある と、昇降操作装置はスイッチ投入阻止装置によってロックされる。このロックは 、スイッチ投入阻止装置が操作人によって意識的に作動停止されるまで行われる 。その後初めて、昇降操作装置の操作によって駆動装置が作動する。これにより 、昇降装置の不意の操作が防止される。
【0005】 簡単な折り曲げプレス機の場合には、個々の当接フィンガーは一般的に手動で 位置決めされる。そのために、操作人は操作範囲から曲げ線を越えて当接範囲に 達する。これは面倒であり、かつ危険である。
【0006】
本考案の根底をなす課題は、個々の当接フィンガーの位置が手動でかつ危険な しに変更可能であるように、冒頭に述べた種類の折り曲げプレス機を改良するこ とである。
【0007】
この課題は本考案に従い、締付け装置を解除するためのロック装置が設けられ 、当接フィンガーが曲げ線を越えて折り曲げプレス機の操作範囲内へ達し、スイ ッチ投入阻止装置が作用し、そして締付け装置の解除のためのロック装置が作用 しないような位置へ、当接装置が移動可能であることによって解決される。
【0008】 本考案による折り曲げプレス機の場合には、曲げ工具がその停止位置にあり、 駆動装置用昇降操作装置が作用するスイッチ投入阻止装置によってロックされる 。曲げ工具のこの位置で、当接フィンガーは当接範囲から曲げ線を越えて曲げ範 囲にまで達することができ、従って操作人による取り扱い操作が一層良好である 。しかし、重要な利点は、操作人が個々の当接フィンガーを摺動させるために、 もはや曲げ線を越えて当接範囲に手を伸ばす必要がないことにある。それによっ て、本考案による折り曲げプレス機の場合には、個々の当接フィンガーを危険な しに手動で摺動させることができる。昇降操作装置のためのスイッチ投入阻止装 置が作用するので、曲げ工具が昇降運動行う危険がなくなり、その際危険にさら されることや負傷することがない。
【0009】 本考案の他の特徴は、当接フィンガーが曲げ線を越えて操作範囲に達するとき に、当接フィンガーの締付け装置を解除するためのロック装置が作用しないこと にある。この状態でのみ、個々の当接フィンガーを摺動させることができる。配 向および締付け固定された当接フィンガーがこの状態から再び出るや否や、ロッ ク装置が作用し、締付け装置はもはや解除できなくなる。このような折り曲げプ レス機は熟練していない操作人によっても、危険なしに迅速に操作可能であり、 操作人は最少の操作知識しか必要としない。なぜなら、当接フィンガーの位置を 手動で変更可能であるからである。すなわち、機械のプログラムを変更する必要 がない。
【0010】 本考案による折り曲げ機械の他の実施形では、締付け装置が締付け片によって 形成され、この締付け片が作用時に当接フィンガーをレールに締付け固定する。 この締付け片は持続的に作用し、そして当接フィンガーが曲げ線にかぶさるとき にのみ作用を停止し、その際同時に、曲げ工具を駆動するための昇降操作装置が スイッチ投入阻止装置によってロックされる。フィンガーをレールに挟持するこ とにより、個々の当接フィンガーがレールの送り運動を行うことができる。
【0011】 好ましい実施形では、締付け片が、作用時にレールと当接フィンガーを押圧す る要素または適当な部分を備えている。それによって、当接フィンガーがレール に簡単に挟持される。
【0012】 他の実施形では、締付け片が圧縮空気シリンダ、磁石等によって形成されてい る。この圧縮空気シリンダは圧縮空気を供給することによって付勢されるかまた は付勢解除される。この場合、例えば予備圧縮ばねの力によって圧縮空気シリン ダを予備付勢し、それによって締付け作用が達成されるようにすることにより、 高い安全性が得られる。この場合、圧縮空気シリンダは圧力を加えることによっ てその付勢解除位置を占める。これは磁石の場合にも言える。この磁石は、電圧 を加えないときに締付け作用を生じ、電圧を加えて初めて締付け作用を解除する 。
【0013】 その際、本考案では、締付け片が流体を供給することによって位置およびまた は形を変更可能である。流体はガスでもよいし、液体でもよい。位置の変更の際 には、例えばくさびを動かすことができる。
【0014】 好ましい実施形では、締付け片が流体を充填可能なホース、例えば圧縮空気ホ ースからなり、このホースの横断面形状およびまたはその位置が内圧によって変 更可能である。その際、締付け作用は例えば圧縮空気を供給することによっても たらすことができる。
【0015】 他の実施形では、スイッチ投入阻止装置がスイッチを備え、このスイッチが昇 降操作装置へのエネルギー供給を遮断する。このスイッチは通常は持続的に投入 され、昇降操作装置へのエネルギー供給を行うためにわざと遮断される。
【0016】 本考案に従って更に、締付け装置を解除するためのロック装置がスイッチを備 え、このスイッチが締付け装置を解除するためのエネルギー供給を遮断する。こ の場合にも、スイッチはエネルギー供給を遮断する位置を持続的に占める。冒頭 に述べたように、当接フィンガーが曲げ線にかぶさり、昇降操作装置のためのス イッチ投入阻止装置が作用するときに初めて、スイッチはその切換位置を変える 。
【0017】 本考案に従って、締付け装置を解除するための解除装置が設けられ、ロック装 置が解除装置の作動を停止する。この実施形の場合、締付け装置の解除は手動で 行う必要がない。当接フィンガーはロック装置の作用停止後直ちに手動で摺動さ せることができる。
【0018】
本考案の他の効果、特徴および詳細は、次の説明から明らかである。次に、図 を参照して、有利な実施例を詳細に説明する。
【0019】 図2は、公知構造の折り曲げプレス機、特に型曲げプレス機の斜視図である。 全体を20で示したこの折り曲げプレス機は、例えば2本のスタンド1,2を有 する台を備えている。このスタンドには、アッパービーム3が案内されている。 駆動装置21としての働きをするプレスシリンダ4,5は、このアッパービーム 3を矢印6の方向に下方へおよび反対方向に上方へ動かす。折り曲げプレス機2 0の少なくともこの昇降運動は、主操作装置7によって開始されるかまたは制御 される。アッパービーム3には、曲げ工具9、例えば曲げポンチ9のためのホル ダー8が設けられている。この曲げポンチは曲げ型10と協働する。曲げ工具9 は図2ではほぼ帯片状であり、曲げ型10はこれに相応して角材状である。曲げ 型は概略的に記入した適当な型ホルダー11,12によって、折り曲げプレス機 20のテーブル13に固定保持される。図2には更に、工作物22としての金属 板14が示してある。この金属板は矢印18方向に折り曲げプレス機20に挿入 可能である。この挿入は、19で示した線が曲げ線23と一致するまで行われる 。工作物22がこの位置にあると、曲げ工具9の刃15が工作物22の線19の 上方に位置し、曲げ型10のV字状凹部16が線19の下方に位置する。曲げ線 23の手前にある範囲は操作範囲17と呼ばれ、曲げ線23の前方にある範囲は 当接範囲24と呼ばれる。操作範囲17には通常は操作人が居る。操作人は工作 物22を案内し、制御盤25で命令を入力する。その際、制御盤25はスイッチ 投入阻止装置を備えている。このスイッチ投入阻止装置は、それが作動すると、 昇降操作装置7をロックするので、駆動装置21またはプレスシリンダ4,5は 操作不可能になる。その際、アッパービーム3は図2に示した位置でロックされ る。
【0020】 図2に示した折り曲げプレス機20は前方ストッパーとして形成された当接装 置26を備えている。この当接装置は図2に示していないが、図3、図4に図示 した公知の他の折り曲げプレス機20の場合に示してある。図3は、折り曲げを 行なう前の状態を示し、図4は、折り曲げを行なった後の状態を示す。
【0021】 図3、図4に示したこの当接装置26は実質的にレール27からなっている。 このレール上には、2個の当接フィンガー28,29が設けられている。この当 接フィンガー28,29はZ方向を示す矢印30の方向にレール27上を移動可 能である。当接フィンガー28,29は曲げ線23の方へ延び、工作物22の前 方の縁部、すなわち当接範囲24内にある縁部に接触する。これにより、X軸( 矢印31)方向において工作物22の位置を定めることができる。工作物22が 正しく配向されると、スイッチ投入阻止装置が作動を停止させられ、それによっ て昇降操作装置7がロック解除される。従って、昇降操作装置を操作すると、曲 げ工具9が両方向矢印32の方向に昇降運動を行う。その際、工作物22は曲げ 線23のところで折り曲げられ、実線で示した状態になる。曲げ工具9が曲げ型 10から離れると、工作物22は矢印33の方向に落下して図示していない載置 テーブル上に戻る。
【0022】 図1には本考案による折り曲げプレス機20の好ましい実施例が、その個々の 部品とともに示してある。操作範囲17には工作物22用の載置ブラケット34 が設けられている。この工作物は見易くするために図示していない。制御装置2 5の下方には、昇降操作装置7を作動させることができる両手/脚押しボタン3 5が設けられている。当接範囲24の上方には、曲げ工具9のアッパービーム3 の駆動装置21のための液圧装置36が設けられている。当接装置26は当接範 囲24から完全に前方へ(図1において左側へ)出ている。
【0023】 図5,6に当接装置26が拡大して示してある。この当接装置はキャリッジ3 7を備えている。このキャリッジはX方向、すなわち曲げ線23に対して垂直方 向に延びるレール38上を移動可能である。これにより、当接フィンガー28, 29は図示していない工作物22の方へ、すなわち曲げ線23の方へ近づくこと ができる。図5には、当接フィンガー28,29の出発位置が示してある。この 出発位置において当接フィンガーは完全に後退している。すなわち、曲げ線23 に対して最も離れている。128,129で示した当接フィンガーは、曲げ線2 3に接触する直前まで、当接範囲24内へ前進している。228,229で示し た当接フィンガーは、例えばスピンドル40を動かす他の駆動装置39を介して 、高さ方向に、すなわちR方向に移動している。328,329で示した当接フ ィンガーは同様にR軸方向において下方へずれている。
【0024】 当接範囲24の外側において、すなわち操作範囲17内において、同様に当接 フィンガーが428で示してある。当接フィンガー428は、操作人がこの当接 フィンガーをZ軸方向(図6参照)に新たに位置決めするときに、この位置を占 める。その際、アッパービーム3はその最も上側の位置にあり、昇降操作装置7 はスイッチ投入ロック装置を介してロックされている。従って、両手/脚押しボ タン35の不適切な時期に操作しても、曲げ昇降運動は行われない。フィンガー 28,29はレール27上を摺動可能に支承されている。従って、フィンガーは 、それが428で示すような位置を占めるときには、新たに位置決めすることが できる。これは手動で行われる。
【0025】 当接フィンガー28,29は、図7に示した締付け装置42を介してレール2 7に固定されている。更に、図7から判るように、当接フィンガー28,29は 、レール27に作用する保持部分43と、外側へ揺動可能な部分44からなって いる。この部分44はヒンジ45を介して保持部分43に固定されている。図7 に示す静止位置において、部分44は水平な位置を占める。膨張可能な要素46 を圧力付勢することにより、部分44は図5に示唆的に示すように上方へ揺動す る。
【0026】 当接フィンガー28,29がレール27上で正しい位置を占めると、当接フィ ンガーは締付け装置42によって固定される。そのために、圧縮空気ホース47 が設けられている。この圧縮空気ホースはほぼC字状に形成された成形部材48 内に設けられている。圧縮空気ホース47と成形部材48の上側の脚部との間に ばね要素49が作用している。このばね要素は例えばねじを介して当接フィンガ ー28の保持部分43に固定され、レール27上での当接フィンガーの運動に追 随する。圧縮空気ホース47、成形部材48およびばね要素49は、当接フィン ガー28をレール27に錠止する締付け装置42を形成する。その際、圧縮空気 ホース47が圧縮空気で付勢されるので、圧縮空気ホースが膨らみ、ばね要素4 9が圧縮空気ホースと成形部材48との間に締付け固定される。これにより、当 接フィンガー28はその位置に固定される。圧縮空気ホース47からの圧縮空気 の放出は、図示していない解除装置によって制御される。この解除装置には、そ れを作動または停止するロック装置が接続されている。当接フィンガー28が図 7に示す位置にあって曲げ線23にかぶさっていると、ロック装置が作用しない ので、解除装置を介して圧縮空気ホース47から圧縮空気が放出され、それによ って締付け作用が解除される。従って、当接フィンガー28はレール27上で所 望の位置へ摺動可能である。その際、上述のように、アッパービーム3用の昇降 操作装置7はスイッチ投入阻止装置によってロックされている。
【0027】 当接フィンガー28が図7に示す位置から当接範囲24へ戻ると、解除装置用 のロック装置が作用するので、当接フィンガー28を所望の位置に締付け固定し た後、空気は圧縮空気ホース47からもはや放出されない。すなわち、当接フィ ンガー28は、曲げ線23にかぶさる位置でのみレール27上を摺動可能である 。この場合、締付け装置42が解除されると、ばね要素49は圧縮空気ホース4 7と成形部材48の間で摺動可能である。
【0028】
本考案の折り曲げプレス機は、操作人が個々の当接フィンガーを摺動させるた めに、もはや曲げ線を越えて当接範囲に手を伸ばす必要がない。そのため、個々 の当接フィンガーを危険なしに手動で摺動させることができる。昇降操作装置の ためのスイッチ投入阻止装置が作用するので、曲げ工具が昇降運動して負傷する 危険がなくなる。
【図1】本考案による折り曲げプレス機の実施例を示す
図である。
図である。
【図2】公知の折り曲げプレス機の斜視図である。
【図3】他の公知の折り曲げプレス機の原理的な横断面
図であり、折り曲げを行なう前の状態を示す。
図であり、折り曲げを行なう前の状態を示す。
【図4】図3のプレス機において、折り曲げを行なった
後の状態を示す。
後の状態を示す。
【図5】図1の折り曲げプレス機の横断面図である。
【図6】図5の矢印V方向から見た図である。
【図7】当接フィンガーの拡大横断面図である。
【図8】図7の当接フィンガーの平面図である。
9 曲げ工具 17 操作範囲 20 折り曲げプレス機 21 駆動装置 22 工作物 23 曲げ線 24 当接範囲 26 当接装置 27 レール 28,29 当接フィンガー 42 締付け装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 フリードリヒ キリアン ドイツ連邦共和国 D−73035 ゲッピン ゲンリストシュトラーセ 11
Claims (9)
- 【請求項1】 曲げ線(23)に沿って工作物(22)
を折り曲げるための折り曲げプレス機(20)であっ
て、曲げ線(23)の手前にある操作範囲(17)と、
曲げ線(23)の前方にある当接範囲(24)、曲げ工
具(9)の昇降運動のための駆動装置(21)と、駆動
装置(21)を作動させる昇降操作装置(7)と、昇降
操作装置(7)のためのスイッチ投入阻止装置と、当接
範囲(24)に設けられた当接装置(26)とを備え、
この当接装置がレール(27)を備え、このレールが制
御可能な駆動装置によって曲げ線(23)に対して垂直
に移動可能でかつ位置決め可能であり、レールに少なく
とも2個の当接フィンガー(28,29)が設けられ、
この当接フィンガーがレール(27)に沿って手で摺動
および位置決め可能であり、かつ締付け装置(42)で
固定可能である折り曲げプレス機において、締付け装置
(42)を解除するためのロック装置が設けられ、当接
フィンガー(28,29)が曲げ線(23)を越えて折
り曲げプレス機の操作範囲(17)内へ達し、スイッチ
投入阻止装置が作用し、そして締付け装置(42)の解
除のためのロック装置が作用しないような位置へ、当接
装置(26)が移動可能であることを特徴とする折り曲
げプレス機。 - 【請求項2】 締付け装置(42)が締付け片によって
形成され、この締付け片が作用時に当接フィンガー(2
8,29)をレール(27)に締付け固定することを特
徴とする請求項1の折り曲げプレス機。 - 【請求項3】 締付け片が、作用時にレール(27)と
当接フィンガー(28,29)を押圧する要素または適
当な部分を備えていることを特徴とする請求項2の折り
曲げプレス機。 - 【請求項4】 締付け片が圧縮空気シリンダ、磁石等に
よって形成されていることを特徴とする請求項2または
3の折り曲げプレス機。 - 【請求項5】 締付け片が流体を供給することによって
位置およびまたは形を変更可能であることを特徴とする
請求項2〜4のいずれか一つの折り曲げプレス機。 - 【請求項6】 締付け片が流体を充填可能なホース、例
えば圧縮空気ホース(47)からなり、このホースの横
断面形状およびまたはその位置が内圧によって変更可能
であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つの
折り曲げプレス機。 - 【請求項7】 スイッチ投入阻止装置がスイッチを備
え、このスイッチが昇降操作装置(7)へのエネルギー
供給を遮断することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
か一つの折り曲げプレス機。 - 【請求項8】 締付け装置(42)を解除するためのロ
ック装置がスイッチを備え、このスイッチが締付け装置
(42)を解除するためのエネルギーの供給を遮断する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つの折り曲
げプレス機。 - 【請求項9】 締付け装置(42)を解除するための解
除装置が設けられ、ロック装置が解除装置の作動を停止
することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つの折
り曲げプレス機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9315209U DE9315209U1 (de) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | Abkantpresse |
DE9315209-4 | 1993-10-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012184U true JP3012184U (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=6899065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012369U Expired - Lifetime JP3012184U (ja) | 1993-10-08 | 1994-10-07 | 折り曲げプレス機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5501095A (ja) |
EP (1) | EP0650782B1 (ja) |
JP (1) | JP3012184U (ja) |
AT (1) | ATE198058T1 (ja) |
DE (2) | DE9315209U1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108326169A (zh) * | 2018-01-10 | 2018-07-27 | 邓瑜 | 一种箱包胚料双边四角同步折弯机 |
CN114192613A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-03-18 | 湖南沁峰机器人有限公司 | 折弯机上下料装置 |
JP7386306B1 (ja) | 2022-10-13 | 2023-11-24 | 株式会社アマダ | 突き当て機構の動作制御方法、突き当て機構の動作制御プログラム及び突き当て機構の動作制御装置 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5657656A (en) * | 1995-12-29 | 1997-08-19 | Aeroquip Corporation | Automatic positioning system for a hose assembly and method therefor |
WO1998005442A1 (fr) * | 1996-08-05 | 1998-02-12 | Amada Co., Ltd. | Dispositif de butee arriere |
US6082164A (en) * | 1998-01-24 | 2000-07-04 | Palmer; Steven E. | Method and apparatus for supporting and positioning a workpiece in relation to a machine |
ATE249293T1 (de) * | 2000-12-04 | 2003-09-15 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh | Maschine für die bearbeitung von werkstücken, insbesondere von blechen, mit wenigstens einer biegestation sowie wenigstens einer fügevorrichtung |
FR2825036B1 (fr) * | 2001-05-23 | 2003-09-19 | Amada Europ Sa | Presse plieuse pour toles, munie d'un dispositif mobile de butee |
DE10163498C1 (de) * | 2001-12-21 | 2003-02-20 | Eht Werkzeugmaschinen Gmbh | Biegemaschine, insbesondere Gesenk- oder Abkantpresse, mit einem verstellbaren Unterwerkzeug |
CN100391641C (zh) * | 2006-03-20 | 2008-06-04 | 上海圣诺机床有限公司 | 可拆装组合式后定位结构 |
AT509857B1 (de) * | 2010-08-05 | 2011-12-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh | Biegepresse mit einer werkteil-positionier- vorrichtung sowie ein verfahren zum betrieb |
AT510689B1 (de) * | 2011-03-07 | 2012-06-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh | Verfahren zum positionieren eines werkstücks an einer abkantpresse |
ITVI20110331A1 (it) * | 2011-12-22 | 2013-06-23 | Codatto Internat S P A | Macchina industriale per la piegatura di elementi metallici piani |
CN102699653B (zh) * | 2012-05-22 | 2016-04-20 | 大明重工有限公司 | 一种多厚度金属板材拼焊折弯方法 |
CN102950203A (zh) * | 2012-10-27 | 2013-03-06 | 安徽多达皖晶新能源有限公司 | 一种加工外筒对合搭接口处的折弯机专用模具结构 |
AT514930B1 (de) * | 2013-12-04 | 2015-05-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh | Hinteranschlageinheit für Biegemaschine |
TW201720640A (zh) * | 2015-12-08 | 2017-06-16 | 財團法人金屬工業研究發展中心 | 沖壓裝置及其沖壓方法 |
AT519203B1 (de) | 2016-10-14 | 2018-10-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co Kg | Hinteranschlag für eine Biegemaschine |
CN109108655B (zh) * | 2018-10-16 | 2024-02-23 | 珠海市艾森工匠科技有限公司 | 端子折弯机构及其折弯方法、汽车线圈绕线点焊流水线 |
CN110774307B (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-28 | 汇网电气有限公司 | 基于模块化机械臂的充气柜折弯生产线及模块联动方法 |
CN112742912B (zh) * | 2020-12-21 | 2022-06-03 | 南京斯伯克数控装备有限公司 | 一种高效的带有后挡料调节的折弯机 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4089200A (en) * | 1976-08-18 | 1978-05-16 | Dynamics Research Corporation | Gaging system |
JPS5794428A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-11 | Hitachi Ltd | Back gauge device for press brake |
CA1181673A (en) * | 1980-12-09 | 1985-01-29 | Naoaki Itano | Bending press |
US4411150A (en) * | 1981-10-21 | 1983-10-25 | Houdaille Industries, Inc. | Backgauge structure |
US4494312A (en) * | 1982-09-07 | 1985-01-22 | Hurco Manufacturing Co., Inc. | Press brake gauging apparatus |
DE3739949C1 (en) * | 1987-11-25 | 1989-03-16 | Hewlett Packard Gmbh | Stop device for a plate-bending machine |
JP2849428B2 (ja) * | 1990-01-24 | 1999-01-20 | 株式会社アマダ | 板材加工装置のバックゲージ装置 |
JPH04190924A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-09 | Mitsubishi Electric Corp | プレス装置 |
DE4109028A1 (de) * | 1991-03-20 | 1992-09-24 | Peddinghaus Rolf | Vorrichtung zum positionieren von werkstuecken |
-
1993
- 1993-10-08 DE DE9315209U patent/DE9315209U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-09-29 EP EP94115354A patent/EP0650782B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-29 AT AT94115354T patent/ATE198058T1/de active
- 1994-09-29 DE DE59409607T patent/DE59409607D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-07 JP JP1994012369U patent/JP3012184U/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-07 US US08/319,813 patent/US5501095A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108326169A (zh) * | 2018-01-10 | 2018-07-27 | 邓瑜 | 一种箱包胚料双边四角同步折弯机 |
CN114192613A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-03-18 | 湖南沁峰机器人有限公司 | 折弯机上下料装置 |
JP7386306B1 (ja) | 2022-10-13 | 2023-11-24 | 株式会社アマダ | 突き当て機構の動作制御方法、突き当て機構の動作制御プログラム及び突き当て機構の動作制御装置 |
JP2024057953A (ja) * | 2022-10-13 | 2024-04-25 | 株式会社アマダ | 突き当て機構の動作制御方法、突き当て機構の動作制御プログラム及び突き当て機構の動作制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE198058T1 (de) | 2000-12-15 |
US5501095A (en) | 1996-03-26 |
DE59409607D1 (de) | 2001-01-18 |
EP0650782A1 (de) | 1995-05-03 |
DE9315209U1 (de) | 1995-02-16 |
EP0650782B1 (de) | 2000-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3012184U (ja) | 折り曲げプレス機 | |
US4335296A (en) | Machine tool with a laser beam cutting device | |
US4619448A (en) | Stop mechanism, particularly for stampling machines | |
US4523749A (en) | Hole forming machine with adjustable work clamps | |
US7296455B2 (en) | Tool system for bending sheet materials and method of using same | |
US20170266712A1 (en) | Machine Tools and Methods for Processing Workpieces with a Punching Device and Laser Processing Device | |
CA1060490A (en) | Tip table worktable section | |
US5199338A (en) | Automatic workholder avoidance system for a press | |
US4515355A (en) | Sheet metal workholder utilizing linear wedge action | |
JP2507741B2 (ja) | 板材の原点位置決め装置 | |
JP5547430B2 (ja) | 安全装置を備えた部品成形プレス装置 | |
US5441001A (en) | Easy loading sewing station | |
JPH04371396A (ja) | 溶接機のワーククランプ装置 | |
JP2779588B2 (ja) | 主として動力プレス機における安全装置 | |
CN219708377U (zh) | 料架调整设备 | |
EP3705226B1 (en) | Working center provided with an interchangeable working plane and operation method thereof | |
JPS5927648B2 (ja) | プレスブレ−キの制御回路 | |
JP2594785Y2 (ja) | 切断機におけるバイス装置 | |
JPS6364257B2 (ja) | ||
JPH018255Y2 (ja) | ||
JP2578954Y2 (ja) | ワーククランプ装置 | |
JP2004090038A (ja) | フットプレス機における安全補助装置 | |
JP2572924Y2 (ja) | プレス成形機の被加工板用支持装置 | |
JPH031155Y2 (ja) | ||
KR200299325Y1 (ko) | 판넬 펀칭 프레스의 안전장치 |