JP2928187B2 - 超微細な泡立性の水中油形エマルションを含有する加圧装置 - Google Patents
超微細な泡立性の水中油形エマルションを含有する加圧装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局所使用用の、特
に皮膚をクレンジングおよびケアするための、良好な泡
立性を有する水中油形エマルションを含有する新規な加
圧装置に関する。
に皮膚をクレンジングおよびケアするための、良好な泡
立性を有する水中油形エマルションを含有する新規な加
圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】皮膚
のクレンジングは、フェイシャルケアにおいて非常に重
要である。過剰な皮脂などの脂肪残留物、毎日使用され
る化粧品およびメークアップ製品、特に耐水性製品の残
留物が、皮膚の皺に蓄積され、皮膚の孔部をブロックす
る可能性があり、結果として吹出物が生じることとな
る。スキンクレンジング製品には主に2つのタイプがし
られている。すなわち、泡立性で水性の洗浄ローション
およびゲル、および、洗い流し可能なクレンジング無水
オイルおよびゲルである。
のクレンジングは、フェイシャルケアにおいて非常に重
要である。過剰な皮脂などの脂肪残留物、毎日使用され
る化粧品およびメークアップ製品、特に耐水性製品の残
留物が、皮膚の皺に蓄積され、皮膚の孔部をブロックす
る可能性があり、結果として吹出物が生じることとな
る。スキンクレンジング製品には主に2つのタイプがし
られている。すなわち、泡立性で水性の洗浄ローション
およびゲル、および、洗い流し可能なクレンジング無水
オイルおよびゲルである。
【0003】泡立性で水性の洗浄ローションおよびゲル
は、メークアップ製品の脂肪残留物および顔料を懸濁す
る界面活性剤によって、洗浄作用を有する。これらは、
泡立ち、容易に除去されるため、有効であり、化粧品的
にも心地よいものでる。これらが化粧品オイルを含有し
ない限りは、その脱脂質作用によって、皮膚が乾燥して
しまうという欠点がある。これはたとえば、非常に流動
的であり加圧可能で、良好な泡を製造するスキンクレン
ジングローションを教示する特許文献:WO95/057
69に開示されている製品を用いる場合であるが、これ
らの製品は、皮膚の水−脂質フィルムを破壊し、皮膚を
清潔にする反面、皮膚は粗くなってしまう。
は、メークアップ製品の脂肪残留物および顔料を懸濁す
る界面活性剤によって、洗浄作用を有する。これらは、
泡立ち、容易に除去されるため、有効であり、化粧品的
にも心地よいものでる。これらが化粧品オイルを含有し
ない限りは、その脱脂質作用によって、皮膚が乾燥して
しまうという欠点がある。これはたとえば、非常に流動
的であり加圧可能で、良好な泡を製造するスキンクレン
ジングローションを教示する特許文献:WO95/057
69に開示されている製品を用いる場合であるが、これ
らの製品は、皮膚の水−脂質フィルムを破壊し、皮膚を
清潔にする反面、皮膚は粗くなってしまう。
【0004】洗い流し可能な無水オイルおよびゲルは、
これらの製剤中に存在するオイルによって、クレンジン
グ作用を有するものである。これらのオイルは、メーク
アップ顔料の分散物および脂肪残留物を溶解することが
可能である。これらの製品は、有効であり、良好な耐容
性があるが、濃く、泡立たず、適用の際、清涼感を与え
ることが無いという欠点を有し、該欠点は化粧品的見地
からみて、不適当である。
これらの製剤中に存在するオイルによって、クレンジン
グ作用を有するものである。これらのオイルは、メーク
アップ顔料の分散物および脂肪残留物を溶解することが
可能である。これらの製品は、有効であり、良好な耐容
性があるが、濃く、泡立たず、適用の際、清涼感を与え
ることが無いという欠点を有し、該欠点は化粧品的見地
からみて、不適当である。
【0005】メークアップを除去すると同時にオイルお
よび乳化剤および洗浄界面活性剤をエマルションを安定
するのに十分な低い量で含有するクリームおよびミルク
を製造することによって、上記問題点を解決する試みが
なされてきた。これらの良好な有効性にも拘わらず、こ
れらの製品は泡立たず、不十分な洗い流し性を有し、結
果として、洗い流して汚れの除去を完全にするために、
さらなる洗浄トニックローションを使用することが必要
となる。そのアストリンゼン性に加えて、該第2製品を
使用することによって、長期間、皮膚が乾燥する結果と
なる可能性がある。
よび乳化剤および洗浄界面活性剤をエマルションを安定
するのに十分な低い量で含有するクリームおよびミルク
を製造することによって、上記問題点を解決する試みが
なされてきた。これらの良好な有効性にも拘わらず、こ
れらの製品は泡立たず、不十分な洗い流し性を有し、結
果として、洗い流して汚れの除去を完全にするために、
さらなる洗浄トニックローションを使用することが必要
となる。そのアストリンゼン性に加えて、該第2製品を
使用することによって、長期間、皮膚が乾燥する結果と
なる可能性がある。
【0006】完全に水で洗い流すことが可能であり、親
水性界面活性剤およびオイルを含有し、同時に、最適に
皮膚の洗浄を行い、種々の乾燥現象を避けるために、水
分を補給して皮膚に栄養を与えることの可能な泡立性洗
浄製品を供給することが望まれている。
水性界面活性剤およびオイルを含有し、同時に、最適に
皮膚の洗浄を行い、種々の乾燥現象を避けるために、水
分を補給して皮膚に栄養を与えることの可能な泡立性洗
浄製品を供給することが望まれている。
【0007】皮膚を乾燥させることなく洗浄する製品を
製造するためには、水性洗浄ローションまたはゲルにオ
イルを含有させるのみでは不可能である。実際、オイル
はこれらの製剤の泡立性を抑制する傾向にあり、オイル
は泡を”消す(kill)”と言われている。さらに、オイ
ル分散物は不安定である。泡立性エマルション、たとえ
ばメークアップ除去用のエマルションは、たとえば特許
文献:WO95/17163から公知である。このタイプ
の製品は非常にマイルドで、皮膚がかぶれることはない
が、これらのエマルションの泡立性は、オイルが存在す
るために、低い。さらに、これらのエマルションは常
に、半透明であり、比較的粘度が高いため、加圧リセプ
タクルに導入することが不可能である。
製造するためには、水性洗浄ローションまたはゲルにオ
イルを含有させるのみでは不可能である。実際、オイル
はこれらの製剤の泡立性を抑制する傾向にあり、オイル
は泡を”消す(kill)”と言われている。さらに、オイ
ル分散物は不安定である。泡立性エマルション、たとえ
ばメークアップ除去用のエマルションは、たとえば特許
文献:WO95/17163から公知である。このタイプ
の製品は非常にマイルドで、皮膚がかぶれることはない
が、これらのエマルションの泡立性は、オイルが存在す
るために、低い。さらに、これらのエマルションは常
に、半透明であり、比較的粘度が高いため、加圧リセプ
タクルに導入することが不可能である。
【0008】同様に、良好な泡立性を得るためには、水
中油形エマルションである従来のメークアップ除去用ク
リームまたはミルクに泡立性界面活性剤を導入するのみ
では不可能である。5重量%よりも高い濃度で該界面活
性剤が導入されると、分散物中の油滴の周りに乳化剤に
より形成された界面フィルムをかき乱すために、これら
のエマルションを壊すこととなる。加圧可能な製品を調
製する試みも行われている:実際、エアゾール形態にパ
ッケージすることは、分配を制御できるため、特に優位
であり、さらにユーザーからはおもちゃのような外観を
有しているように見える。
中油形エマルションである従来のメークアップ除去用ク
リームまたはミルクに泡立性界面活性剤を導入するのみ
では不可能である。5重量%よりも高い濃度で該界面活
性剤が導入されると、分散物中の油滴の周りに乳化剤に
より形成された界面フィルムをかき乱すために、これら
のエマルションを壊すこととなる。加圧可能な製品を調
製する試みも行われている:実際、エアゾール形態にパ
ッケージすることは、分配を制御できるため、特に優位
であり、さらにユーザーからはおもちゃのような外観を
有しているように見える。
【0009】転相法によって、加圧可能な微粒子で安定
性のある流動性水中油形エマルションを調製することが
可能であることは、たとえば、特許文献:WO89/11
907から公知である。これらのエマルションはしばし
ば、溶媒なしでおよび揮発性有機化合物なしで、加圧組
成物の形態でパッケージされており、スプレーの形態で
放出される。しかしながら、従来の転相法によって調製
されたエマルションは、泡立性がないものである。実
際、エマルションを転相可能にするまたはPITエマルシ
ョンを調製するために使用される界面活性剤は、非泡立
性非イオン性化合物、本質的にはポリエトキシル化脂肪
アルコールである。なぜならば、他の界面活性剤では転
相することが不可能であるからである。上記課題に関し
て種々の研究を行った結果、PITエマルションの性質が
エマルションに組み入れられる成分に対して非常に感受
性が高く、ある種の添加物の効果下では、エマルション
は容易に、転相特性を失ったり、不安定化してしまう可
能性があることが判明した。該課題に関して、たとえば
次ぎの参照文献:T.Mitsui et al.,Bulletin of
the Chemical Society of Japan,vol.43,3
044−3048(1970)およびT.Mitsui et a
l.,American Cosmetics and Perfumery,vol.8
7,33−36(1972)が挙げられる。それまで
は、PITエマルションは、適用しやすく皮膚での延びが
容易となる特性を付与する流動性の点で評価されてい
た。
性のある流動性水中油形エマルションを調製することが
可能であることは、たとえば、特許文献:WO89/11
907から公知である。これらのエマルションはしばし
ば、溶媒なしでおよび揮発性有機化合物なしで、加圧組
成物の形態でパッケージされており、スプレーの形態で
放出される。しかしながら、従来の転相法によって調製
されたエマルションは、泡立性がないものである。実
際、エマルションを転相可能にするまたはPITエマルシ
ョンを調製するために使用される界面活性剤は、非泡立
性非イオン性化合物、本質的にはポリエトキシル化脂肪
アルコールである。なぜならば、他の界面活性剤では転
相することが不可能であるからである。上記課題に関し
て種々の研究を行った結果、PITエマルションの性質が
エマルションに組み入れられる成分に対して非常に感受
性が高く、ある種の添加物の効果下では、エマルション
は容易に、転相特性を失ったり、不安定化してしまう可
能性があることが判明した。該課題に関して、たとえば
次ぎの参照文献:T.Mitsui et al.,Bulletin of
the Chemical Society of Japan,vol.43,3
044−3048(1970)およびT.Mitsui et a
l.,American Cosmetics and Perfumery,vol.8
7,33−36(1972)が挙げられる。それまで
は、PITエマルションは、適用しやすく皮膚での延びが
容易となる特性を付与する流動性の点で評価されてい
た。
【0010】ボディおよびヘア用水性クレンジング組成
物は、たとえば特許文献:DE−A−4318171から
公知であり、該組成物は、超微細なエマルションの形態
の水性界面活性組成物に導入するオイルおよびイオン性
界面活性剤を多く含有するものである。該特許文献はこ
のような組成物を加圧可能であることに関して、何ら開
示もしくは示唆していない。
物は、たとえば特許文献:DE−A−4318171から
公知であり、該組成物は、超微細なエマルションの形態
の水性界面活性組成物に導入するオイルおよびイオン性
界面活性剤を多く含有するものである。該特許文献はこ
のような組成物を加圧可能であることに関して、何ら開
示もしくは示唆していない。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本出願会社は驚くべきことに、従来技術の欠点を、いわ
ゆる”超微細な(ultrafine)”特別の水中油形(O/
W)エマルションを用いることによって解消することを
見い出した。すなわち、脂肪相をなす小球の粒径がある
定められた範囲内に存在し、O/Wタイプの前記超微細な
エマルションは好ましくはそれ自体、いわゆる”転相
(phaese inversion)”法に従って得られる。これを
以下に詳細に説明する。これらの超微細なO/Wタイプエ
マルションは、特に皮膚のクレンジングおよびスキンケ
ア用に使用可能であり、オイルリッチで、流動性があ
り、加圧可能で、泡立特性があり、安定で透明である。
これらは加圧してエアゾールリセプタクルにパッケージ
可能である。
本出願会社は驚くべきことに、従来技術の欠点を、いわ
ゆる”超微細な(ultrafine)”特別の水中油形(O/
W)エマルションを用いることによって解消することを
見い出した。すなわち、脂肪相をなす小球の粒径がある
定められた範囲内に存在し、O/Wタイプの前記超微細な
エマルションは好ましくはそれ自体、いわゆる”転相
(phaese inversion)”法に従って得られる。これを
以下に詳細に説明する。これらの超微細なO/Wタイプエ
マルションは、特に皮膚のクレンジングおよびスキンケ
ア用に使用可能であり、オイルリッチで、流動性があ
り、加圧可能で、泡立特性があり、安定で透明である。
これらは加圧してエアゾールリセプタクルにパッケージ
可能である。
【0012】本発明の主題は、分配手段が設けられた加
圧可能なリセプタクルを有するエアゾール装置であっ
て、該リセプタクルが推進ガスと、 (A)少なくとも1つの化粧オイル、 (B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤、 (C)25℃で蒸留水中、界面活性剤を0.02重量%
含有する溶液の場合、ロス−マイルス法に従って測定す
ると、10mmより高い泡によって特徴づけられる泡立
牲を有する、少なくとも1つの泡立性界面活性剤、 (D)水を含有する泡立性の水中油形エマルションとを
含有し、該エマルションの油相を形成する小球の平均粒
子径が50nmから1000nmまでの間であることを
特徴とするエアゾール装置である。
圧可能なリセプタクルを有するエアゾール装置であっ
て、該リセプタクルが推進ガスと、 (A)少なくとも1つの化粧オイル、 (B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤、 (C)25℃で蒸留水中、界面活性剤を0.02重量%
含有する溶液の場合、ロス−マイルス法に従って測定す
ると、10mmより高い泡によって特徴づけられる泡立
牲を有する、少なくとも1つの泡立性界面活性剤、 (D)水を含有する泡立性の水中油形エマルションとを
含有し、該エマルションの油相を形成する小球の平均粒
子径が50nmから1000nmまでの間であることを
特徴とするエアゾール装置である。
【0013】本発明による装置の分配手段に圧力がかけ
られると、バルブが作動し、装置はその内容物をクリー
ム状の泡の形態に放出する。このような粘稠性を有する
プロダクトは特にクレンジングおよび皮膚または髪のケ
アに適している。
られると、バルブが作動し、装置はその内容物をクリー
ム状の泡の形態に放出する。このような粘稠性を有する
プロダクトは特にクレンジングおよび皮膚または髪のケ
アに適している。
【0014】このような装置は通常、0.5から20%
の推進ガスと80から99.5%のエマルションを含有
する。該適用用として知られている種々の推進ガスが、
本発明の装置には使用可能である。特に、炭化水素ガ
ス、たとえばプロパン、イソプロパンおよびn−ブタ
ン、イソブタン、およびこれらの混合物、沸素含有ガ
ス、たとえばクロロジフルオロメタン、ジクロロジフル
オロメタン、ジフルオロエタン、クロロジフルオロエタ
ン、ジクロロテトラフルオロエタンなど、およびこれら
の混合物、二酸化炭素および窒素、およびこれらの混合
物が、本発明において推進ガスとして使用可能である。
の推進ガスと80から99.5%のエマルションを含有
する。該適用用として知られている種々の推進ガスが、
本発明の装置には使用可能である。特に、炭化水素ガ
ス、たとえばプロパン、イソプロパンおよびn−ブタ
ン、イソブタン、およびこれらの混合物、沸素含有ガ
ス、たとえばクロロジフルオロメタン、ジクロロジフル
オロメタン、ジフルオロエタン、クロロジフルオロエタ
ン、ジクロロテトラフルオロエタンなど、およびこれら
の混合物、二酸化炭素および窒素、およびこれらの混合
物が、本発明において推進ガスとして使用可能である。
【0015】本発明によるエマルションは好ましくは、
透明のエアゾールリセプタクルに入れられる。このよう
なエマルションは当業者には公知であり、一般的に使用
されている。特許出願WO95/05796に記載されて
いるものが好ましい。このようなリセプタクルは本発明
の驚くべき特性を活用するものであり、エアゾールを通
すとリセプタクルには、水の流動性と匹敵する流動性を
有する青みがかった透明なエマルションを見ることがで
き、該エマルションは分配手段を通過してクリーム状の
形態になって放出されてくるものであり、予想されるよ
うなスプレーの形態ではない。
透明のエアゾールリセプタクルに入れられる。このよう
なエマルションは当業者には公知であり、一般的に使用
されている。特許出願WO95/05796に記載されて
いるものが好ましい。このようなリセプタクルは本発明
の驚くべき特性を活用するものであり、エアゾールを通
すとリセプタクルには、水の流動性と匹敵する流動性を
有する青みがかった透明なエマルションを見ることがで
き、該エマルションは分配手段を通過してクリーム状の
形態になって放出されてくるものであり、予想されるよ
うなスプレーの形態ではない。
【0016】優位には、本発明によるエマルションのB
形粘度は20mPa.s.以下であり、優先的には10mP
a.s.以下である。
形粘度は20mPa.s.以下であり、優先的には10mP
a.s.以下である。
【0017】本発明によるエマルションは好ましくは、
(A)少なくとも1つの化粧オイルを0.5%から50
%、(B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤を0.5%から30%、(C)少なく
とも1つの泡立性界面活性剤を1%から40%、(D)
水を10%から90%含有する。
(A)少なくとも1つの化粧オイルを0.5%から50
%、(B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤を0.5%から30%、(C)少なく
とも1つの泡立性界面活性剤を1%から40%、(D)
水を10%から90%含有する。
【0018】本発明によるエマルションの好ましい実施
態様によれば、(A)少なくとも1つの化粧オイルを1
0%から30%、(B)9から18までの間のHLBの少な
くとも1つの非イオン性乳化剤を2%から10%、
(C)少なくとも1つの泡立性界面活性剤を5%から1
5%、(D)水を40%から60%含有する。
態様によれば、(A)少なくとも1つの化粧オイルを1
0%から30%、(B)9から18までの間のHLBの少な
くとも1つの非イオン性乳化剤を2%から10%、
(C)少なくとも1つの泡立性界面活性剤を5%から1
5%、(D)水を40%から60%含有する。
【0019】優位には、本発明によるエマルション中、
該オイルの重量の該泡立性界面活性剤の重量に対する比
率が、0.5以上であり、優先的には1以上であり、よ
り優先的には2以上である。
該オイルの重量の該泡立性界面活性剤の重量に対する比
率が、0.5以上であり、優先的には1以上であり、よ
り優先的には2以上である。
【0020】本発明の他の主題は、 (A)少なくとも1つの化粧オイルを10%から30
%、 (B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤を2%から10%、 (C)25℃で蒸留水中、界面活性剤を0.02重量%
含有する溶液の場合、ロス−マイルス法に従って測定す
ると、10mmより高い泡によって特徴づけられる泡立
性を有する、少なくとも1つの泡立性界面活性剤を5%
から15%、 (D)水を40%から60%含有し、エマルションの油
相を形成する小球の平均粒子径が50nmから1000
nmまでの間である、泡立性で加圧可能な新規な水中油
形エマルションである。
%、 (B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤を2%から10%、 (C)25℃で蒸留水中、界面活性剤を0.02重量%
含有する溶液の場合、ロス−マイルス法に従って測定す
ると、10mmより高い泡によって特徴づけられる泡立
性を有する、少なくとも1つの泡立性界面活性剤を5%
から15%、 (D)水を40%から60%含有し、エマルションの油
相を形成する小球の平均粒子径が50nmから1000
nmまでの間である、泡立性で加圧可能な新規な水中油
形エマルションである。
【0021】該エマルションの油性粒子の粒子径は、好
ましくは70nmから350nmまでの間であり、より好ま
しくは100nmから300nmまでの間である。本発明に
よるエマルションは極めて安定であり、水の流動性に匹
敵するほどの流動性を有し、透明である。
ましくは70nmから350nmまでの間であり、より好ま
しくは100nmから300nmまでの間である。本発明に
よるエマルションは極めて安定であり、水の流動性に匹
敵するほどの流動性を有し、透明である。
【0022】本発明によるエマルションは通常、多分散
性(polydispersity)が非常に低いという事実によって
特徴づけられる。一般的なルールによれば、本発明によ
る”超微細な”エマルションの粒子の90%は、100
nmから300nmまでの間の粒子径を有する。最も大きい
粒子と最も小さい粒子の粒子径の差異は、一般的には2
0nmから400nmまでの間であり、好ましくは30nmか
ら200nmまでの間であり、これに対して、(マイクロ
エマルションまたはPITエマルション以外の)従来のエ
マルションでは、最も大きい粒子と最も小さい粒子の粒
子径の差異は、1000nmよりも大きい。
性(polydispersity)が非常に低いという事実によって
特徴づけられる。一般的なルールによれば、本発明によ
る”超微細な”エマルションの粒子の90%は、100
nmから300nmまでの間の粒子径を有する。最も大きい
粒子と最も小さい粒子の粒子径の差異は、一般的には2
0nmから400nmまでの間であり、好ましくは30nmか
ら200nmまでの間であり、これに対して、(マイクロ
エマルションまたはPITエマルション以外の)従来のエ
マルションでは、最も大きい粒子と最も小さい粒子の粒
子径の差異は、1000nmよりも大きい。
【0023】上記したように、該方法は転相法によるO
/Wエマルションの製造技術に基づくものである。その
原理において、該技術は当業者に良く知られており、特
に、文献:”Phase Inversion Emulsification”,by
Th.Forster et al.,Cosmetics & Toiletrie
s,vol.106,December 1991,pp.49−52
に記載されている。その基本は、以下のようなものであ
る。エマルションが(油中に水を導入することによっ
て)システムの転相温度(またはPIT)よりも高い温
度、すなわち、使用される乳化剤の親水性および親油性
の間で平衡となる温度で調製される;昇温(>PIT)す
ると、エマルションは油中水形タイプのエマルションと
なり、冷却するにつれて、転相温度で、エマルションは
この時、転相して水中油形タイプのエマルションとな
り、マイクロエマルション状態を通過してから、水中油
形タイプのエマルションとなる。
/Wエマルションの製造技術に基づくものである。その
原理において、該技術は当業者に良く知られており、特
に、文献:”Phase Inversion Emulsification”,by
Th.Forster et al.,Cosmetics & Toiletrie
s,vol.106,December 1991,pp.49−52
に記載されている。その基本は、以下のようなものであ
る。エマルションが(油中に水を導入することによっ
て)システムの転相温度(またはPIT)よりも高い温
度、すなわち、使用される乳化剤の親水性および親油性
の間で平衡となる温度で調製される;昇温(>PIT)す
ると、エマルションは油中水形タイプのエマルションと
なり、冷却するにつれて、転相温度で、エマルションは
この時、転相して水中油形タイプのエマルションとな
り、マイクロエマルション状態を通過してから、水中油
形タイプのエマルションとなる。
【0024】本発明によるエマルションは、転相法によ
って得られ、通常のエマルションを得るために、以下の
成分: (A)少なくとも1つの化粧オイル、(B)9から18ま
での間のHLBの少なくとも1つの非イオン性乳化剤、
(C)少なくとも1つの泡立性界面活性剤、(D)水、任
意に、(E)転相温度で安定である添加剤を混合するこ
と、および、該エマルションを次いで、転相領域内また
は以上の温度に加熱すること、または、該エマルション
がこのような温度で調製されること、および、第2工程
において、該エマルションは転相領域よりも低い温度に
冷却すること、少なくとも1つの泡立性界面活性剤
(C)が該エマルションに導入されて均一な混合物を得
ること、および、任意に、得られたエマルションがさら
なる水で希釈され、添加剤(E)がさらに添加されるこ
とによって特徴づけられるものである。
って得られ、通常のエマルションを得るために、以下の
成分: (A)少なくとも1つの化粧オイル、(B)9から18ま
での間のHLBの少なくとも1つの非イオン性乳化剤、
(C)少なくとも1つの泡立性界面活性剤、(D)水、任
意に、(E)転相温度で安定である添加剤を混合するこ
と、および、該エマルションを次いで、転相領域内また
は以上の温度に加熱すること、または、該エマルション
がこのような温度で調製されること、および、第2工程
において、該エマルションは転相領域よりも低い温度に
冷却すること、少なくとも1つの泡立性界面活性剤
(C)が該エマルションに導入されて均一な混合物を得
ること、および、任意に、得られたエマルションがさら
なる水で希釈され、添加剤(E)がさらに添加されるこ
とによって特徴づけられるものである。
【0025】転相温度領域は、ある組成物に対して、加
熱された組成物のサンプルの伝導性を測定することによ
って確立される。転相領域に達すると、エマルションの
伝導性が非常に急激に増加する:転相領域内では、5℃
から15℃の温度範囲でcmあたり約50マイクロジーメ
ンス以上の伝導性が増加するのが観察される。一方、転
相領域外の温度範囲ではcmあたり約5マイクロジーメン
スのみの伝導性である。
熱された組成物のサンプルの伝導性を測定することによ
って確立される。転相領域に達すると、エマルションの
伝導性が非常に急激に増加する:転相領域内では、5℃
から15℃の温度範囲でcmあたり約50マイクロジーメ
ンス以上の伝導性が増加するのが観察される。一方、転
相領域外の温度範囲ではcmあたり約5マイクロジーメン
スのみの伝導性である。
【0026】本発明によるエマルションの組成物の脂肪
相形成部の特性は重要ではなく、したがって、水中油形
タイプのエマルションの製造に適した、既に一般的に知
られている種々の化合物から形成されていてもよい。特
に、これらの化合物は、単独でまたは混合物として、種
々の脂肪物質、植物、動物、または鉱物由来のオイル、
天然または合成ワックスなどから選択可能である。
相形成部の特性は重要ではなく、したがって、水中油形
タイプのエマルションの製造に適した、既に一般的に知
られている種々の化合物から形成されていてもよい。特
に、これらの化合物は、単独でまたは混合物として、種
々の脂肪物質、植物、動物、または鉱物由来のオイル、
天然または合成ワックスなどから選択可能である。
【0027】本発明において使用可能なオイルとして
は、植物または動物由来のオイル、たとえば、ペルヒド
ロスクアレン、スクアラン、コプラ油、マカデミア油、
ひまし油、かめ油、ダイズ油、ブドウ種油、ゴマ油、コ
ーン油、せいようあぶらな油、ひまわり油、綿実油、ア
ボカド油、オリーブ油、ホホバ油、および落花生油、炭
化水素油、たとえば、パラフィン油および流動ワセリ
ン、シリコーン油、たとえばポリメチルシロキサン、ポ
リメチルフェニルシロキサン、脂肪酸で変性されたポリ
シロキサン、脂肪アルコールで変性されたポリシロキサ
ン、ポリアルキレンで変性されたポリシロキサン、フッ
化シリコーン、ペルフルオロおよび/またはオルガノフ
ルオロ油、高級脂肪酸、たとえば、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リ
ノレイン酸、リノール酸、およびイソステアリン酸、高
級脂肪アルコール、たとえば、セタノール、ステアリル
アルコール、およびオレイルアルコール、以下の式
(I)、(II)、(III)の1つに相当するモノ−および
ジエステルが挙げられる: (I) R1−COOR2 (II) R2OOC−R3−COOR2 (III) R1−COOR3OOC−R1 式中、R1およびR2は、1から22の炭素原子を有するア
ルキル基、または8から22の炭素原子を有するアルケ
ン基を示し、R3は2から16の炭素原子を有するアルカ
ンジイル基を示し、前記エステルは少なくとも10の炭
素原子を有し、これらの化合物としては、特にイソプロ
ピル=ミリスタート、イソプロピル=パルミタート、ブ
チル=ステアラート、ヘキシル=ラウラート、イソノニ
ル=イソノナノアート、2−エチルヘキシル=パルミタ
ート、2−ヘキシルデシル=ラウラート、2−オクチル
デシル=パルミタート、2−オクチルドデシル=ミリス
タート、ジ−2−エチルヘキシル=スクシナート、ジイ
ソステアリル=マラート、2−オクチルドデシル=ラク
タート、グリセリル=トリイソステアラート、グリセリ
ル=トリイソステアラート、ジ−n−ブチル=アジパー
ト、ジ(2−エチルヘキシル)アジパート、エチレン=
グリコール=ジオレアート、エチレン=グリコール=ジ
イソトリデカノアート、エチレン=グリコール=ジイソ
ステアラート、およびネオペンチル=グリコール=ジカ
プリラートが挙げられる。
は、植物または動物由来のオイル、たとえば、ペルヒド
ロスクアレン、スクアラン、コプラ油、マカデミア油、
ひまし油、かめ油、ダイズ油、ブドウ種油、ゴマ油、コ
ーン油、せいようあぶらな油、ひまわり油、綿実油、ア
ボカド油、オリーブ油、ホホバ油、および落花生油、炭
化水素油、たとえば、パラフィン油および流動ワセリ
ン、シリコーン油、たとえばポリメチルシロキサン、ポ
リメチルフェニルシロキサン、脂肪酸で変性されたポリ
シロキサン、脂肪アルコールで変性されたポリシロキサ
ン、ポリアルキレンで変性されたポリシロキサン、フッ
化シリコーン、ペルフルオロおよび/またはオルガノフ
ルオロ油、高級脂肪酸、たとえば、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リ
ノレイン酸、リノール酸、およびイソステアリン酸、高
級脂肪アルコール、たとえば、セタノール、ステアリル
アルコール、およびオレイルアルコール、以下の式
(I)、(II)、(III)の1つに相当するモノ−および
ジエステルが挙げられる: (I) R1−COOR2 (II) R2OOC−R3−COOR2 (III) R1−COOR3OOC−R1 式中、R1およびR2は、1から22の炭素原子を有するア
ルキル基、または8から22の炭素原子を有するアルケ
ン基を示し、R3は2から16の炭素原子を有するアルカ
ンジイル基を示し、前記エステルは少なくとも10の炭
素原子を有し、これらの化合物としては、特にイソプロ
ピル=ミリスタート、イソプロピル=パルミタート、ブ
チル=ステアラート、ヘキシル=ラウラート、イソノニ
ル=イソノナノアート、2−エチルヘキシル=パルミタ
ート、2−ヘキシルデシル=ラウラート、2−オクチル
デシル=パルミタート、2−オクチルドデシル=ミリス
タート、ジ−2−エチルヘキシル=スクシナート、ジイ
ソステアリル=マラート、2−オクチルドデシル=ラク
タート、グリセリル=トリイソステアラート、グリセリ
ル=トリイソステアラート、ジ−n−ブチル=アジパー
ト、ジ(2−エチルヘキシル)アジパート、エチレン=
グリコール=ジオレアート、エチレン=グリコール=ジ
イソトリデカノアート、エチレン=グリコール=ジイソ
ステアラート、およびネオペンチル=グリコール=ジカ
プリラートが挙げられる。
【0028】脂肪相は無論、1以上の通常の親油性化粧
品添加剤を含有可能である。本発明において使用可能な
非イオン性乳化剤は、一方で、たとえば、炭素原子6〜
30のアルキルまたはアシル官能基から選択される親油
性残基を有し、他方で、たとえば、グリコールおよびグ
ルコース基およびポリオールエーテルから選択される親
水性残基を有する化合物から選択可能である。これらの
HLBバランスは9から18までの間であってもよく、好
ましくは9.5から11.5までの間の範囲のHLBの乳
化剤が好ましい。乳化剤のHLBバランス(hydrophilic
lipophilic balance)は、以下の式: HLB=(100−L)/5 (式中、Lは全分子の重量に対する親油性基(すなわち
炭素数6から30のアルキルまたはアシル基)の重量%
を示す)から計算される。
品添加剤を含有可能である。本発明において使用可能な
非イオン性乳化剤は、一方で、たとえば、炭素原子6〜
30のアルキルまたはアシル官能基から選択される親油
性残基を有し、他方で、たとえば、グリコールおよびグ
ルコース基およびポリオールエーテルから選択される親
水性残基を有する化合物から選択可能である。これらの
HLBバランスは9から18までの間であってもよく、好
ましくは9.5から11.5までの間の範囲のHLBの乳
化剤が好ましい。乳化剤のHLBバランス(hydrophilic
lipophilic balance)は、以下の式: HLB=(100−L)/5 (式中、Lは全分子の重量に対する親油性基(すなわち
炭素数6から30のアルキルまたはアシル基)の重量%
を示す)から計算される。
【0029】本発明において好ましく使用される非イオ
ン性乳化剤としては、特に炭素数6から30の脂肪アル
コールに、または、炭素数3から16のポリオールのお
よび炭素数14から22の脂肪酸の部分エステルにエチ
レンオキシドを付加した生成物が挙げられる。エチレン
オキシドの脂肪アルコールへの付加生成物は、商業的に
入手可能である。ポリオールのおよび脂肪酸の部分エス
テルへのエチレンオキシドの付加生成物は、ソルビトー
ルの脂肪酸モノ−またはジエステルのまたはグリセロー
ルの部分脂肪酸エステルのエトキシ化によって容易に得
られる。
ン性乳化剤としては、特に炭素数6から30の脂肪アル
コールに、または、炭素数3から16のポリオールのお
よび炭素数14から22の脂肪酸の部分エステルにエチ
レンオキシドを付加した生成物が挙げられる。エチレン
オキシドの脂肪アルコールへの付加生成物は、商業的に
入手可能である。ポリオールのおよび脂肪酸の部分エス
テルへのエチレンオキシドの付加生成物は、ソルビトー
ルの脂肪酸モノ−またはジエステルのまたはグリセロー
ルの部分脂肪酸エステルのエトキシ化によって容易に得
られる。
【0030】好ましくは、乳化剤が、式(IV): R4−(O−CH2−CH2)n−OH (IV) (式中、R4は、分岐または直鎖で、飽和または不飽和
の、炭素数が8から28の炭化水素基を示し、nは8か
ら50まで、好ましくは8から30までの範囲の数を示
す)で表わされる生成物と、4モルから20モルのエチ
レンオキシドが、1以上のグリセロールの部分エステル
に付加した生成物が使用される。グリセロールの部分エ
ステルとは、たとえば、1モルのグリセロールを炭素数
10から20の脂肪酸、1、2モルでエステル化するこ
とによって得られる、炭素数10から20の脂肪酸モノ
−、ジ−、またはトリグリセリドの混合物を意味する。
使用された乳化剤は好ましくは、9エチレンオキシドの
およびベヘニルアルコールの縮合生成物である。
の、炭素数が8から28の炭化水素基を示し、nは8か
ら50まで、好ましくは8から30までの範囲の数を示
す)で表わされる生成物と、4モルから20モルのエチ
レンオキシドが、1以上のグリセロールの部分エステル
に付加した生成物が使用される。グリセロールの部分エ
ステルとは、たとえば、1モルのグリセロールを炭素数
10から20の脂肪酸、1、2モルでエステル化するこ
とによって得られる、炭素数10から20の脂肪酸モノ
−、ジ−、またはトリグリセリドの混合物を意味する。
使用された乳化剤は好ましくは、9エチレンオキシドの
およびベヘニルアルコールの縮合生成物である。
【0031】本発明によるエマルションは、アニオン
性、カチオン性、非イオン性および両性の泡立性界面活
性剤から選択される少なくとも1つの泡立性界面活性剤
を含有する。
性、カチオン性、非イオン性および両性の泡立性界面活
性剤から選択される少なくとも1つの泡立性界面活性剤
を含有する。
【0032】本発明により使用される泡立性界面活性剤
は、25℃で蒸留水中、界面活性剤(活性物質)を0.
02重量%含有する溶液の場合、ロス−マイルス法(Ro
ss−Miles method)に従って測定すると、10mmより
高い泡によって特徴づけられる泡立性を有するものから
選択される。
は、25℃で蒸留水中、界面活性剤(活性物質)を0.
02重量%含有する溶液の場合、ロス−マイルス法(Ro
ss−Miles method)に従って測定すると、10mmより
高い泡によって特徴づけられる泡立性を有するものから
選択される。
【0033】本発明において特に使用可能な泡立性界面
活性剤としては、以下のものが挙げられる。泡立性アニ
オン性界面活性剤としては、以下のものが挙げられる。 −アルキル=ホスファート、たとえば、ラウリルリン酸
ナトリウム、 −アルキル=タウラート、たとえば、メチルパルミトイ
ルタウリン酸ナトリウム、 −スルホスクシナート、たとえば、ココイル=スルホス
クシナートまたはオキシエチレン化ラウリルアルコール
スルホスクシナートのニナトリウム塩、 −アルキル=スルファート、たとえば、トリエタノール
アミンラウリルスルファート、 −サルコシナート、たとえばラウロイルサルコシンのナ
トリウム塩、 −アルキルエーテルスルファート、たとえば、ラウリル
エーテルスルホン酸ナトリウム、 −イセチオナート、たとえば、ココイルイセチオン酸ナ
トリウム、 −アルキルエーテルカルボキシラート、たとえば、オキ
シエチレン化デシルエーテルカルボン酸ナトリウム。
活性剤としては、以下のものが挙げられる。泡立性アニ
オン性界面活性剤としては、以下のものが挙げられる。 −アルキル=ホスファート、たとえば、ラウリルリン酸
ナトリウム、 −アルキル=タウラート、たとえば、メチルパルミトイ
ルタウリン酸ナトリウム、 −スルホスクシナート、たとえば、ココイル=スルホス
クシナートまたはオキシエチレン化ラウリルアルコール
スルホスクシナートのニナトリウム塩、 −アルキル=スルファート、たとえば、トリエタノール
アミンラウリルスルファート、 −サルコシナート、たとえばラウロイルサルコシンのナ
トリウム塩、 −アルキルエーテルスルファート、たとえば、ラウリル
エーテルスルホン酸ナトリウム、 −イセチオナート、たとえば、ココイルイセチオン酸ナ
トリウム、 −アルキルエーテルカルボキシラート、たとえば、オキ
シエチレン化デシルエーテルカルボン酸ナトリウム。
【0034】泡立性非イオン性界面活性剤としては、以
下のものが挙げられる。 −ポリグリセリルアルキルエーテル、たとえば、ポリグ
リセロール化ドデカンジオール、 −アルキルグルコシド、たとえば、デシルグルコシド。
下のものが挙げられる。 −ポリグリセリルアルキルエーテル、たとえば、ポリグ
リセロール化ドデカンジオール、 −アルキルグルコシド、たとえば、デシルグルコシド。
【0035】泡立性カチオン性界面活性剤としては、以
下のものが挙げられる。 −アミンオキシド、 −第4級アンモニウム塩、たとえば、ポリクオテリニウ
ム22(polyquaternium22:INCI命名法)。
下のものが挙げられる。 −アミンオキシド、 −第4級アンモニウム塩、たとえば、ポリクオテリニウ
ム22(polyquaternium22:INCI命名法)。
【0036】泡立性両性界面活性剤としては、以下のも
のが挙げられる。 −ベタイン、たとえば、ココアンホジ酢酸二ナトリウ
ム、ココアミドプロピルベタインもよびココベタイン。
のが挙げられる。 −ベタイン、たとえば、ココアンホジ酢酸二ナトリウ
ム、ココアミドプロピルベタインもよびココベタイン。
【0037】さらに、本発明によるエマルションは、少
なくとも1つの共乳化剤(coemulsifier)を、共乳化剤
および乳化剤を組み合わせた重量が、組成物の全重量に
対して0.5重量%から30重量%、好ましくは、2重
量%から10重量%存在するような量で含有可能であ
る。共乳化剤は、共乳化剤および乳化剤の組み合わせの
重量に対して50重量%までの量で存在可能である。該
共乳化剤は、12から22の炭素数を有する脂肪アルコ
ール、または、12から22の炭素数を有する脂肪酸を
用いた炭素数2から6のポリオールの部分エステルから
選択される。12から22の炭素数を有するグリセロー
ル脂肪エステルを使用することが好ましい。
なくとも1つの共乳化剤(coemulsifier)を、共乳化剤
および乳化剤を組み合わせた重量が、組成物の全重量に
対して0.5重量%から30重量%、好ましくは、2重
量%から10重量%存在するような量で含有可能であ
る。共乳化剤は、共乳化剤および乳化剤の組み合わせの
重量に対して50重量%までの量で存在可能である。該
共乳化剤は、12から22の炭素数を有する脂肪アルコ
ール、または、12から22の炭素数を有する脂肪酸を
用いた炭素数2から6のポリオールの部分エステルから
選択される。12から22の炭素数を有するグリセロー
ル脂肪エステルを使用することが好ましい。
【0038】本発明によるエマルションは、水を10%
から90%、好ましくは40%から60%含有する。水
とは通常、純水を意味する。しかしながら、本発明によ
るエマルションにおいて使用される水の比率は、任意
に、鉱水または熱水から選択可能である。一般的には、
鉱水は飲料用に適するが、熱水は常にはそうではない。
これらの水の各々は、特に、溶解した鉱物およびオリゴ
エレメントを含有する。これらの水は、オリゴエレメン
トおよび特に鉱物に依存して、特別な処理、たとえば皮
膚の水和化および脱感受性化または皮膚炎の治療処理を
するために、使用されることが知られている。鉱水また
は熱水は、天然の鉱水または熱水のみならず、鉱物が豊
富でおよび/または添加オリゴエレメントが豊富な天然
の鉱水または熱水、並びに、純水(脱イオン化または蒸
留水)から調製された鉱物のおよび/またはオリゴエレ
メントの水溶液を示す。
から90%、好ましくは40%から60%含有する。水
とは通常、純水を意味する。しかしながら、本発明によ
るエマルションにおいて使用される水の比率は、任意
に、鉱水または熱水から選択可能である。一般的には、
鉱水は飲料用に適するが、熱水は常にはそうではない。
これらの水の各々は、特に、溶解した鉱物およびオリゴ
エレメントを含有する。これらの水は、オリゴエレメン
トおよび特に鉱物に依存して、特別な処理、たとえば皮
膚の水和化および脱感受性化または皮膚炎の治療処理を
するために、使用されることが知られている。鉱水また
は熱水は、天然の鉱水または熱水のみならず、鉱物が豊
富でおよび/または添加オリゴエレメントが豊富な天然
の鉱水または熱水、並びに、純水(脱イオン化または蒸
留水)から調製された鉱物のおよび/またはオリゴエレ
メントの水溶液を示す。
【0039】本発明により使用される天然の熱水または
鉱水は、たとえば、ビッテル水(オー・ド・ビッテ
ル)、ビッシーバッサン水(オー・ド・バッサン・ド・
ビッシー)、ウリアージュ水(オー・ジュリアージ
ュ)、ロッシュポゼイ水(オー・ド・ラ・ロッシュ・ポ
ゼイ)、ブーブル水(オー・ド・ラ・ブーブル)、アン
ギアン−レ−バン水(オー・ダンギアン−レ−バン)、
サン−ジェルベ−レ−バン水(オー・ド・サン−ジェル
ベ−レ−バン)、ネリス−レ−バン水(オー・ド・ネリ
ス−レ−バン)、アンバール−レ−バン水(オー・ダン
バール−レ−バン)、ディーニュ水(オー・ド・ディー
ニュ)、メジエール水(オー・デ・メジエール)、ネイ
ラック−レ−バン水(オ−・ド・ネイラック−レ−バ
ン)、ロン・ル・ソーニエ水(オー・ド・ロン・ル・ソ
ーニエ)、ボンヌ水(オー・ボンヌ)、ロシュフォール
水(オー・ド・ロシュフォール)、サン・クリストー水
(オー・ド・サン・クリストー)、フュマード水(オー
・デ・フュマード)、およびテルシス−レ−バン水(オ
ー・ド・テルシス−レ−バン)から選択可能である。
鉱水は、たとえば、ビッテル水(オー・ド・ビッテ
ル)、ビッシーバッサン水(オー・ド・バッサン・ド・
ビッシー)、ウリアージュ水(オー・ジュリアージ
ュ)、ロッシュポゼイ水(オー・ド・ラ・ロッシュ・ポ
ゼイ)、ブーブル水(オー・ド・ラ・ブーブル)、アン
ギアン−レ−バン水(オー・ダンギアン−レ−バン)、
サン−ジェルベ−レ−バン水(オー・ド・サン−ジェル
ベ−レ−バン)、ネリス−レ−バン水(オー・ド・ネリ
ス−レ−バン)、アンバール−レ−バン水(オー・ダン
バール−レ−バン)、ディーニュ水(オー・ド・ディー
ニュ)、メジエール水(オー・デ・メジエール)、ネイ
ラック−レ−バン水(オ−・ド・ネイラック−レ−バ
ン)、ロン・ル・ソーニエ水(オー・ド・ロン・ル・ソ
ーニエ)、ボンヌ水(オー・ボンヌ)、ロシュフォール
水(オー・ド・ロシュフォール)、サン・クリストー水
(オー・ド・サン・クリストー)、フュマード水(オー
・デ・フュマード)、およびテルシス−レ−バン水(オ
ー・ド・テルシス−レ−バン)から選択可能である。
【0040】分散水相は通常、水、または、水および多
価アルコール、たとえば、グリセロール、プロピレング
リコール、およびソルビトールなどの混合物、または、
水および水溶性低級アルコールたとえばエタノール、イ
ソプロパノールまたはブタノール(ヒドロアルコール溶
液)の混合物からなるものであってもよく、無論、さら
に水溶性の通常の化粧品添加剤をさらに含有してもよ
い。該水相は通常、組成物の50%から95%、好まし
くは70%から90%、存在するものである。
価アルコール、たとえば、グリセロール、プロピレング
リコール、およびソルビトールなどの混合物、または、
水および水溶性低級アルコールたとえばエタノール、イ
ソプロパノールまたはブタノール(ヒドロアルコール溶
液)の混合物からなるものであってもよく、無論、さら
に水溶性の通常の化粧品添加剤をさらに含有してもよ
い。該水相は通常、組成物の50%から95%、好まし
くは70%から90%、存在するものである。
【0041】本発明の化粧品または皮膚病学的エマルシ
ョンは、さらに(E)通常化粧品分野において使用され
る水溶性または油溶性添加剤、たとえば、防腐剤、酸化
防止剤、香料、遮蔽剤、着色剤、および親水性または親
油性剤を含有可能である。
ョンは、さらに(E)通常化粧品分野において使用され
る水溶性または油溶性添加剤、たとえば、防腐剤、酸化
防止剤、香料、遮蔽剤、着色剤、および親水性または親
油性剤を含有可能である。
【0042】皮膚用薬剤は、抗老化剤、抗しわ剤、水和
化または保湿化剤、スリミング剤、脱色素剤、抗フリー
ラジカル剤、栄養剤、保護剤、再構成剤(restructurin
g agent)、凝固剤、抗にきび剤、はくり剤、エモリエ
ント剤、または皮膚病、たとえば真菌症、皮膚炎、乾せ
んなどの皮膚炎の治療剤であってもよい。該薬剤は、そ
の性質に応じて、マイクロエマルションの通常の比率、
たとえばマイクロエマルションの全重量に対して、0.
01重量%から10重量%で使用される。
化または保湿化剤、スリミング剤、脱色素剤、抗フリー
ラジカル剤、栄養剤、保護剤、再構成剤(restructurin
g agent)、凝固剤、抗にきび剤、はくり剤、エモリエ
ント剤、または皮膚病、たとえば真菌症、皮膚炎、乾せ
んなどの皮膚炎の治療剤であってもよい。該薬剤は、そ
の性質に応じて、マイクロエマルションの通常の比率、
たとえばマイクロエマルションの全重量に対して、0.
01重量%から10重量%で使用される。
【0043】本発明のさらなる主題は、上記本発明によ
るエマルションの、皮膚または髪用、特に皮膚のクレン
ジングおよびケア用、化粧品および/または皮膚病学的
組成物である。
るエマルションの、皮膚または髪用、特に皮膚のクレン
ジングおよびケア用、化粧品および/または皮膚病学的
組成物である。
【0044】医療行為を除く、皮膚または髪の美容処理
方法は、上記化粧品組成物を有効量、皮膚または髪に適
用することを含有する。
方法は、上記化粧品組成物を有効量、皮膚または髪に適
用することを含有する。
【0045】本発明を、以下の具体的な実施例を挙げて
例解する。
例解する。
【0046】
【実施例】実施例中に示す%は重量%である。エマルシ
ョンの粘度は、mPa.s.で示す。粘度は、200回転/
分のスピードで回転するモジュール(モジュールI)を
装備したB形粘度計を用いて、25℃で測定する。
ョンの粘度は、mPa.s.で示す。粘度は、200回転/
分のスピードで回転するモジュール(モジュールI)を
装備したB形粘度計を用いて、25℃で測定する。
【0047】実施例1 相1 −ジカプリルエーテル 7.7% −イソセチル=ステアラート 3% −セテアリル=イソノナノアート 4% −ベヘネス(beheneth)−9 4.5% 相2 −蒸留水 14.5% −防腐剤 適量 相3 −蒸留水 合計 100 −ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 5%
【0048】方法:相1および2を別々に、60℃に加
熱して均一化する。相2をゆっくり、相1を攪拌してい
る中に注ぎ、該混合物を転相温度、約85℃まで加熱す
る。得られたエマルションは実質的に透明で青みがか
る。加熱をストップして、相3を加熱していない混合物
に注ぎ、該混合物を、攪拌しながら冷却する。
熱して均一化する。相2をゆっくり、相1を攪拌してい
る中に注ぎ、該混合物を転相温度、約85℃まで加熱す
る。得られたエマルションは実質的に透明で青みがか
る。加熱をストップして、相3を加熱していない混合物
に注ぎ、該混合物を、攪拌しながら冷却する。
【0049】エマルションの粘度は、3.5mPa.s.で
ある。得られた組成物を、97/3の重量比率でイソブ
タンを用いて加圧されたエアゾールリセプタクルに導入
する。全体は、数ヵ月の保存後、透明で完全に安定であ
る。リセプタクルのディスペンシングヘッドに加えられ
た圧力によって、フェース用水和洗浄剤として使用され
るクリーム状泡として放出可能である。
ある。得られた組成物を、97/3の重量比率でイソブ
タンを用いて加圧されたエアゾールリセプタクルに導入
する。全体は、数ヵ月の保存後、透明で完全に安定であ
る。リセプタクルのディスペンシングヘッドに加えられ
た圧力によって、フェース用水和洗浄剤として使用され
るクリーム状泡として放出可能である。
【0050】実施例2 相1 −セテアレス(ceteareth)−12 3% −グリセリル=ステアラート 2% −オクチル=パルミタート 10% −ジオクチル=アジパート 10% 相2 −蒸留水 20% −グリセロール 3% 相3 −蒸留水 合計 100 −防腐剤 適量 −デシル=ポリグルコース 5% −ココイルアミドプロピルベタイン 5%
【0051】メークアップ除去用泡立性エマルションを
得るべく、実施例1と同様の方法を行う。該エマルショ
ンは皮膚を洗浄し、適用して洗い流した後は皮膚をソフ
トにするクリーム状の泡の形態で放出されるものであ
る。エマルションの粘度は、5.9mPa.s.である。
得るべく、実施例1と同様の方法を行う。該エマルショ
ンは皮膚を洗浄し、適用して洗い流した後は皮膚をソフ
トにするクリーム状の泡の形態で放出されるものであ
る。エマルションの粘度は、5.9mPa.s.である。
【0052】実施例3 相1 −ジカプリルエーテル 7% −イソセチル=ステアラート 7% −ヘキシル=ラウラート 1.5% −ベヘネス(beheneth)−9 4.5% 相2 −蒸留水 17.5% −ピロリドンカルボン酸ナトリウム 3% 相3 −蒸留水 合計 100 −防腐剤 適量 −ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 5% −デシルグルコシド 3%
【0053】クリーム状の泡の形態で放出される水和性
で泡立性のエマルションを得るべく、実施例1と同様の
方法を行う。エマルションの粘度は、2.6mPa.s.で
ある。
で泡立性のエマルションを得るべく、実施例1と同様の
方法を行う。エマルションの粘度は、2.6mPa.s.で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B05B 9/04 B05B 9/04 B65D 83/16 B65D 83/14 D 83/28 83/42 83/58
Claims (26)
- 【請求項1】 分配手段が設けられた加圧可能なリセプ
タクルを有するエアゾール装置であって、該リセプタク
ルが推進ガスと、 (A)少なくとも1つの化粧オイル、 (B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤、 (C)25℃で蒸留水中、界面活性剤を0.02重量%
含有する溶液の場合、ロス−マイルス法に従って測定す
ると、10mmより高い泡によって特徴づけられる泡立
性を有する、少なくとも1つの泡立性界面活性剤、 (D)水を含有する泡立性の水中油形エマルションとを
含有し、該エマルションの油相を形成する小球の平均粒
子径が50nmから1000nmまでの間であることを
特徴とするエアゾール装置。 - 【請求項2】 該エマルションが転相法により調製され
ることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 該エマルションの油性粒子の粒子径が7
0nmから350nmまでの間であることを特徴とす
る、請求項1または2に記載の装置。 - 【請求項4】 該油性粒子の粒子径が100nmから3
00nmまでの間であることを特徴とする、請求項1な
いし3のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】 該粒子の90%が100nmから300
nmまでの間の粒子径を有することを特徴とする、請求
項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】 該エマルションが、 (A)少なくとも1つの化粧オイルを0.5%から50
%、 (B) 9から18までの間のHLBの少なくとも1つ
の非イオン性乳化剤を0.5%から30%、 (C)少なくとも1つの泡立性界面活性剤を1%から4
0%、 (D)水を10%から90%含有することを特徴とす
る、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項7】 該エマルションが、 (A)少なくとも1つの化粧オイルを10%から30
%、 (B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤を2%から10%、 (C)少なくとも1つの泡立性界面活性剤を5%から1
5%、 (D)水を40%から60%含有することを特徴とす
る、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項8】 該エマルションのB形粘度が20mP
a.s.以下であることを特徴とする、請求項1ないし
7のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項9】 該エマルションのB形粘度が10mP
a.s.以下であることを特徴とする、請求項8に記載
の装置。 - 【請求項10】 該オイルの重量の該泡立性界面活性剤
の重量に対する比率が、0.5以上であることを特徴と
する、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項11】 該オイルの重量の該泡立性界面活性剤
の重量に対する比率が、1以上であることを特徴とす
る、請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 該オイルの重量の該泡立性界面活性剤
の重量に対する比率が、2以上であることを特徴とす
る、請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 該非イオン性乳化剤が、炭素数が6か
ら30のアルキルまたはアシル官能基から選択される親
油性基と、グリコールおよびグルコース基から選択され
る親水性基とを含有する化合物、およびポリオールエー
テルから選択されることを特徴とする、請求項1ないし
12のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項14】 該乳化剤が、9.5から11.5まで
の範囲のHLBの非イオン乳化剤から選択されることを
特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載
の装置。 - 【請求項15】 該乳化剤が、式(IV): R4−(O−CH2−CH2)n−OH (IV) (式中、R4は、分岐または直鎖で、飽和または不飽和
の、炭素数が8から28の炭化水素基を示し、nは8か
ら50までの範囲の数を示す)で表わされる生成物と、
4モルから20モルのエチレンオキシドが、1以上のグ
リセロールの部分エステルに付加した生成物とから選択
されることを特徴とする、請求項1ないし14のいずれ
か1項に記載の装置。 - 【請求項16】 該泡立性界面活性剤が、 −アルキル=ホスファート、 −アルキル=タウラート、 −スルホスクシナート、 −アルキル=スルファート、 −サルコシナート、 −アルキルエーテルスルファート、 −イセチオナート、 −アルキルエーテルカルボキシラート、 −ポリグリセリルアルキルエーテル、 −アルキルグルコシド、 −アミンオキシド、 −第4級アンモニウム塩、 −ベタインから選択されることを特徴とする、請求項1
ないし15のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項17】 12から22の炭素数を有する脂肪ア
ルコールおよび12から22の炭素数を有する脂肪酸を
用いた炭素数2から6のポリオールの部分エステルから
選択された少なくとも1つの共乳化剤を、乳化剤の重量
に対して1重量部まで含有することを特徴とする、請求
項1ないし16のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項18】 共乳化剤が、乳化剤と共乳化剤からな
る組み合わせが組成物の全体に対して0.5%から30
%存在するような量で存在することを特徴とする、諸求
項17に記載の装置。 - 【請求項19】 共乳化剤が、乳化剤と共乳化剤からな
る組み合わせが組成物の全体に対して2%から10%存
在するような量で存在することを特徴とする、請求項1
8に記載の装置。 - 【請求項20】 エマルションが、鉱水または熱水を含
有することを特徴とする、請求項1ないし19のいずれ
か1項に記載の装置。 - 【請求項21】 エマルションが、化粧品分野において
通常使用される水溶性または油溶性添加剤をさらに含有
することを特徴とする、請求項1ないし20のいずれか
1項に記載の装置。 - 【請求項22】 該添加剤が、防腐剤、酸化防止剤、香
料、遮蔽剤、着色剤、および親水性または親油性剤であ
ることを特徴とする、請求項21に記載の装置。 - 【請求項23】 該エアゾールリセプタクルが透明であ
ることを特徴とする、請求項1ないし22のいずれか1
項に記載の装置。 - 【請求項24】 (A)少なくとも1つの化粧オイルを
10%から30%、 (B)9から18までの間のHLBの少なくとも1つの
非イオン性乳化剤を2%から10%、 (C)25℃で蒸留水中、界面活性剤を0.02重量%
含有する溶液の場合、ロス−マイルス法に従って測定す
ると、10mmより高い泡によって特徴づけられる泡立
性を有する、少なくとも1つの泡立性界面活性剤を5%
から15%、 (D)水を40%から60%含有し、エマルションの油
相を形成する小球の平均粒子径が50nmから1000
nmまでの間であることを特徴とする泡立性で加圧可能
な水中油形エマルション。 - 【請求項25】 請求項24に記載のエマルションと、
化粧品分野において許容される水溶性または油溶性添加
剤とを含有する、皮膚をケアおよび/またはクレンジン
グするための、化粧品および/または皮膚病学的組成
物。 - 【請求項26】 該添加剤が、防腐剤、酸化防止剤、香
料、遮蔽剤、着色剤、および親水性または親油性剤であ
ることを特徴とする、請求項25に記載の組成物。
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