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JP2015000871A - フォームエアゾール化粧料組成物 - Google Patents

フォームエアゾール化粧料組成物 Download PDF

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JP2015000871A JP2013127884A JP2013127884A JP2015000871A JP 2015000871 A JP2015000871 A JP 2015000871A JP 2013127884 A JP2013127884 A JP 2013127884A JP 2013127884 A JP2013127884 A JP 2013127884A JP 2015000871 A JP2015000871 A JP 2015000871A
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毅彦 河西
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Abstract

【課題】油相を大量に含有し、化粧もちを改善することができるだけでなく、エアゾールから噴射されて泡が形成されたときに良好な安定特性を有するフォームエアゾール組成物の提供。
【解決手段】(a)水相;(b)脂肪相及び(c)酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルを含む、好ましくは、w/oエマルションの形態の、フォームエアゾール化粧料組成物、およびそれを放出させるデバイス。
【選択図】なし

Description

本発明は、フォームエアゾール化粧料組成物、具体的には、エアゾールタイプのファンデーション及びケラチン物質をメイクアップするための方法に関する。
本発明は、ケラチン物質をケア及び/又はメイクアップするための、フォーム形態の組成物に関する。
本発明の組成物は、例えば、ケラチン物質、具体的には、皮膚、唇、睫毛、眉又は爪、好ましくは、皮膚をメイクアップ又はケアするための組成物でありうる。メイクアップ組成物は、例えば、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウ、コンシーラー、ほほ紅、口紅、リップバーム、リップグロス、マスカラ、アイライナー及び体のメイクアップ用又は皮膚の着色用製品から選択されうる。該組成物は、特に、ファンデーションベースでありうる。化粧料組成物にガスを注入して、これらに軽い質感及びフォーム状の外観を付与することは既に提案されている。これは、急速に広まっていることが知られている。
これらは、噴射剤を用いて加圧容器から分注されて、それによってフォームを形成するエアゾール製品であるか、又は噴射剤を用いずに分注ヘッドに連結した機械式ポンプを使用して容器から分注される製品であるかのいずれかである。しかし、現在入手可能なフォーム形態の組成物は、第一にフォームの品質に関して、そして、第二にフォームの持続性に関して必ずしも十分満足のいくものではない。
エアゾールは、液状の形態の化粧料組成物と揮発性液体、すなわち、組成物中に溶解された又は微細にかつ均一に分散された噴射剤とを含み、そして、該エアゾールが容器から噴射されてフォームになる。
従来使用されているフォームエアゾール化粧料組成物は、水性のフォーム化粧料組成物と油性のフォーム化粧料組成物に大まかに分類される。しかし、水性のフォーム化粧料組成物は、化粧もちを改善し、エモリエント性を提供し、かつ疎水性粉末をその中によく分散させるために通常配合される油成分を大量に含有することができないという欠点を有する。対照的に、油性のフォーム化粧料組成物は、下記に詳細に説明するように、非常にべたつき、かつ/又は非常に油っぽく、そして、新鮮な(しっとりした)質感を与えないという欠点を有する。
油性のフォーム化粧料組成物は、大量の油成分を含有し、そのために、油性のフォーム化粧料組成物は、スキンケア製品として使用したとき、皮膚上に適切なエモリエント性を有する膜を形成することができ、油性のフォーム化粧料組成物は、メイクアップ製品として使用したとき、皮膚上への顔料の伸びとつきの良さを付与することができ、そして、油性のフォーム化粧料組成物は、ヘアケア製品として使用したとき、毛髪に光沢を与えセッティング特性を提供することができる。さらに、油性のフォーム化粧料組成物は、優れた光沢を与え、かつ、メイクアップのくずれが少ない高い撥水性を有するため、ファンデーションとして有利に使用される。しかし、油性のフォーム化粧料組成物は、油成分を大量に含有するために、微細で安定なフォームを得ることが困難であり、かつ、ファンデーションとして使用される油性のフォーム化粧料組成物がべたつき感と油っぽい質感を示すという欠点を有する。油性のフォーム化粧料組成物の例として、下記のものを挙げることができる。
日本国特許第4065841号(特許文献1)は、油及びラウリン酸ジグリセリルを含む、油性のムース状エアゾール組成物(モノエステル含有量は、50%(重量)以上である)を開示している。
日本国特許第4355264号(特許文献2)は、1)少なくとも2種類の特定のポリグリセリンの脂肪酸エステル;2)ポリアルコール;及び3)液体油性成分を含むが、水を含まない、フォームタイプの化粧料組成物を開示している。
日本国特許第4083076号(特許文献3)は、1)液状PEG及びグリセリンから選択される少なくとも1つ;2)特定のポリグリセリンの脂肪酸エステル;3)少なくとも1つの特定のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル及びポリグリセリルポリオキシブチレンアルキル(アルケニル)エーテル;ならびに4)気体成分を含むが、水を含まない、ムース化粧料組成物を開示している。
日本国特許第4169639号(特許文献4)は、1)PEG及びグリセリンから選択される少なくとも1つのポリアルコール;2)モノラウリン酸ジグリセリル及びモノオレイン酸ジグリセリル;3)液状油;ならびに4)気体成分を含むが、水を含まない、ムース化粧料組成物を開示している。
日本国特許第4491279号(特許文献5)は、油性成分ならびにジグリセリンの親油性モノ脂肪酸エステル及びデカグリセリンの親水性モノ脂肪酸エステルを含む、油性のフォームエアゾール化粧料組成物を開示している。
また、欧州特許第1438946号[特許文献6](Taiyo Kagakuの名称で)からは、ジグリセロール脂肪酸エステル及び/又はトリグリセロール脂肪酸エステルを使用して、フォームの洗浄力、適用性、洗浄特性及び安定性に関して良好な特性を有する油性の発泡性エアゾールを得ることができることが知られている。
しかし、大量の油成分を含有し、かつ、べたつき感と油っぽい質感が少ないだけでなく、エアゾールから噴射されたときに微細で安定なフォームを形成することができるという点で有利である、フォーム組成物の開発が依然として求められている。
日本国特許第4065841号 日本国特許第4355264号 日本国特許第4083076号 日本国特許第4169639号 日本国特許第4491279号 欧州特許第1438946号
発明の開示
本発明の目的の1つは、油相を大量に含有し、化粧もちを改善することができるだけでなく、エアゾールから噴射されて泡が形成されたときに良好な安定特性を有することができるという点で有利である、フォームエアゾール化粧料組成物を提供することである。具体的には、そのような組成物は、メイクアップの仕上げ(カバレッジ及びシェード)のためのフィラー及び顔料などの疎水性粉末を均一に分散することができ、そして、高レベルの水相によりエモリエント性及びしっとり感が改善されうる。具体的には、本発明のフォームは、水に均一に分散しない。好ましい1つの実施態様として、フォームエアゾール組成物は、w/oエマルション型である。フォームエアゾール組成物は、単一エアゾール又は二重エアゾール(各相は分離している)を介して形成されうる。
第一の実施態様において、ベース組成物は、単一エアゾール中で気体と接触しているエマルションである。
第二の実施態様において、ベース組成物は、二重エアゾール内部で気体と分離している。
発明を実施するための最良の形態
本発明者らは、精力的な研究の後、フォームエアゾール化粧料組成物であって、該組成物が、(a)水相;(b)脂肪相;及び(c)酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルを含有する場合に、大量の油成分を含有し、かつべたつき感及び油っぽい質感を低減することができ、そして、エアゾールから噴射されたときに微細で安定なフォームを形成することができる、フォームエアゾール化粧料組成物を提供することが可能であることを発見した。
本発明を以降詳細に説明する。好ましくは、w/oエマルションの形態の、フォームエアゾール化粧料組成物は、(a)水相、(b)脂肪相及び(c)酸性部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルを含む。
(a)水相
フォームエアゾール化粧料組成物は、(a)水相を含む。水相は水を含む。本発明において使用に適する水は、花水(ヤグルマソウ水など)及び/又は硬水(Vittel水、Lucas水又はLa Roche Posay水など)及び/又は天然水でありうる。
水相は、また、水混和性の有機溶媒(室温:25℃)、例えば、2〜6個の炭素原子を含有するモノアルコール、例えば、エタノール又はイソプロパノール;特に、2〜20個の炭素原子を含有する、好ましくは、2〜10個の炭素原子を含有する、優先的には、2〜6個の炭素原子を含有するポリオール、例えば、グリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコール又はジエチレングリコール;グリコールエーテル(特に、3〜16個の炭素原子を含有する)、例えば、モノ−、ジ−又はトリプロピレングリコール(C−C)アルキルエーテル、モノ−、ジ−又はトリエチレングリコール(C−C)アルキルエーテル及びそれらの混合物を含みうる。
1つの実施態様において、(a)水相は、フォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、少なくとも10.0%、好ましくは、少なくとも15.0%、より好ましくは、20.0〜70.0%、さらに好ましくは、20.0〜60.0%(重量)の範囲の量で存在しうる。
(b)脂肪相
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、少なくとも1つの油を含有する少なくとも1つの脂肪相を含む。
用語「油」は、室温(20〜25℃)及び大気圧下で液体形態である、任意の脂肪物質を意味する。
本発明の化粧料組成物を調製するために適する脂肪相は、炭化水素系油、シリコーン油、フルオロ油もしくは非フルオロ油、又はそれらの混合物、好ましくは、炭化水素系油及びシリコーン油、より好ましくは、炭化水素系油、さらにより好ましくは、アルコールの脂肪酸エステル由来のエステルを含みうる。油は、揮発性であっても非揮発性であってもよく、好ましくは、非揮発性油である。これらは、動物、植物、鉱物又は合成物起源のものでありうる。
用語「揮発性油」は、室温及び大気圧下で皮膚又は唇と接触させたときに1時間未満で蒸発することが可能な、任意の非水性媒体を意味する。揮発性油は、室温で液状である化粧用揮発性油である。より具体的には、揮発性油は、0.01〜200mg/cm2/分の蒸発率を有するが、限定値を含む。
用語「非揮発性油」は、室温及び大気圧下で皮膚又はケラチン繊維上に残存する油を意味する。より具体的には、非揮発性油は、厳密に0.01mg/cm2/分未満の蒸発率を有する。
この蒸発率を測定するために、試験する油又は油混合物15gを直径7cmの結晶皿に載せ、これを、25℃の温度に温度調節し、かつ湿度測定により50%の相対湿度に調節した約0.3m3の大きなチャンバー内の天秤に載せる。液体を撹拌することなく自由に蒸発させ、その間、前記油又は前記混合物を含有する結晶皿上に垂直位置で置いたファン(Papst-Motoren、参照番号8550N、2700rpmで回転)を用いて、回転翼を結晶皿に向け、結晶皿の底から20cm離して換気する。結晶皿中に残っている油の質量を一定間隔で測定する。蒸発率は、単位面積(cm2)当たり及び単位時間(分)当たりの蒸発した油のmgで表される。
本発明のために、用語「シリコーン油」は、少なくとも1個のケイ素原子、特に、少なくとも1個のSi−O基を含む油を意味する。用語「フルオロ油」は、少なくとも1個のフッ素原子を含む油を意味する。用語「炭化水素系油」は、主に水素及び炭素原子を含有する油を意味する。油は、場合により、酸素、窒素、硫黄及び/又はリン原子を、例えば、ヒドロキシル又は酸ラジカルの形態で含みうる。
揮発性油
揮発性油は、8〜16個の炭素原子を含有する炭化水素系油、特に、C8−16分岐鎖アルカン(イソパラフィンとしても知られる)、例えば、イソドデカン(2,2,4,4,6−ペンタメチルヘプタンとしても知られる)、イソデカン及びイソヘキサデカン、例えば、Isopar(登録商標)又はPermethyl(登録商標)という商品名で販売されている油から選択されうる。
また、使用されうる揮発性油としては、揮発性シリコーン、例えば、揮発性の直鎖又は環状シリコーン油、特に、8センチストーク(cSt)(8×10−6m2/s)以下の粘度を有し、特に、2〜10個のケイ素原子、具体的には、2〜7個のケイ素原子を含有するものが含まれ、これらのシリコーンは、1〜10個の炭素原子を含有するアルキル又はアルコキシ基を場合により含む。本発明で使用されうる揮発性シリコーン油として、特に、5及び6cStの粘度を有するジメチコン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサン、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン及びドデカメチルペンタシロキサンならびにそれらの混合物を挙げることができる。
ノナフルオロメトキシブタン又はペルフルオロメチルシクロペンタン及びそれらの混合物などの揮発性のフルオロ油も使用されうる。
1つの実施態様において、本発明の組成物は、フォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、15.0%未満、またさらに、0〜10.0%、またさらに、0〜5.0%(重量)の揮発性油を含みうる。
非揮発性油
非揮発性油は、特に、非揮発性の炭化水素系油、フルオロ油及び/又はシリコーン油から選択されうる。
特に挙げることができる非揮発性の炭化水素系油としては、下記のものが含まれる:
− 動物起源の炭化水素系油(ペルヒドロスクアレンなど)、植物起源の炭化水素系油(フィトステアリルエステル、例えば、オレイン酸フィトステアリル、イソステアリン酸フィトステアリル及びグルタミン酸ラウロイル/オクチルドデシル/フィトステアリル(Ajinomoto, Eldew PS203)など)、グリセロールの脂肪酸エステルから形成されるトリグリセリド(具体的には、脂肪酸が、C〜C36、特に、C18〜C36の範囲の鎖長を有しうるトリグリセリド、これらの油は、直鎖又は分岐鎖であっても、飽和又は不飽和であってもよい);(これらの油は、特に、ヘプタン酸又はオクタン酸トリグリセリド、シア油、アルファルファ油、ケシ油、冬カボチャ油、キビ油、オオムギ油、キノア油、ライムギ油、ククイナッツ油、パッションフラワー油、シアバター、アロエ油、スイートアーモンド油、桃核油、ラッカセイ油、アルガン油、アボカド油、バオバブ油、ルリヂサ油、ブロッコリー油、キンセンカ油、ツバキ油、キャノーラ油、ニンジン油、サフラワー油、アマニ油、菜種油、綿実油、ヤシ油、カボチャ種子油、コムギ胚芽油、ホホバ油、ユリ油、マカダミアナッツ油、トウモロコシ油、メドウフォーム油、セイヨウオトギリソウ油、モノイ油、ヘーゼルナッツ油、杏仁油、クルミ油、オリーブ油、月見草油、パーム油、クロフサスグリ種油、キーウィ種子油、ブドウ種子油、ピスタチオ油、冬カボチャ油、カボチャ油、ジャコウバラ油、ゴマ油、大豆油、ヒマワリ油、ヒマシ油及びスイカ種油ならびにそれらの混合物、あるいは、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリドでありうる)、例えば、Stearineries Duboisから販売されているもの又はDynamit Nobel社からMiglyol810(登録商標)、812(登録商標)及び818(登録商標)という名称で販売されているもの、
− 鉱物又は合成物起源の直鎖又は分岐鎖炭化水素、例えば、流動パラフィン及びそれらの誘導体、ワセリン、ポリデセン、ポリブテン、Parleamなどの水素化ポリイソブテン、及びスクアラン;
− 10〜40個の炭素原子を含有する合成エーテル;
− 合成エステル、例えば、式RCOOR(式中、鎖R及びR中の炭素原子の総数が10個以上であるという条件で、Rは、1〜40個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐鎖脂肪酸残基を表し、そして、Rは、1〜40個の炭素原子を含有する、特に、分岐鎖の炭化水素系鎖を表す)で表される油(エステルは、特に、アルコールの脂肪酸エステル、例えば、オクタン酸セトステアリル、イソプロピルアルコールエステル、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ヒドロキシル化エステル、例えば、乳酸イソステアリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、アジピン酸ジイソプロピル、ヘプタン酸エステル、特に、ヘプタン酸イソステアリル、オクタン酸、デカン酸又はリシノール酸アルコール又はポリアルコール、例えば、ジオクタン酸プロピレングリコール、オクタン酸セチル、オクタン酸トリデシル、4−ジヘプタン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、安息香酸アルキル、ジヘプタン酸ポリエチレングリコール、2−ジエチルヘキサン酸プロピレングリコール及びそれらの混合物、安息香酸C12−C15アルコール、ラウリン酸ヘキシル、ネオペンタン酸エステル、例えば、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、イソノナン酸エステル、例えば、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸オクチル、ヒドロキシル化エステル、例えば、乳酸イソステアリル及びリンゴ酸ジイソステアリル、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、及びテトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスライトから選択されうる);
− ポリオールエステル及びペンタエリトリトールエステル、例えば、テトラヒドロキシステアリン酸/テトライソステアリン酸ジペンタエリトリチル、
− ジオール二量体のエステル及び二酸二量体のエステル、例えば、Nippon Fine Chemical社から販売され、米国特許出願2004-175338号に記載される、Lusplan DD-DA5(登録商標)及びLusplan DD-DA7(登録商標)、
− ジオール二量体の共重合体及び二酸二量体の共重合体ならびにそのエステル、例えば、ジリノレイルジオール二量体/ジリノール酸二量体の共重合体及びそのエステル、例えば、Plandool-G、
− ポリオールの共重合体及び二酸二量体の共重合体ならびにそのエステル、例えば、Hailuscent ISDA又はジリノール酸/ブタンジオール共重合体、
− 室温で液状であり、12〜26個の炭素原子を含有する分岐鎖及び/又は不飽和の炭素系鎖を有する脂肪族アルコール、例えば、2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−ブチルオクタノール及び2−ウンデシル-ペンタデカノール;
− C12−C22高級脂肪酸、例えば、オレイン酸、リノール酸又はリノレン酸及びそれらの混合物、
− 2個のアルキル鎖が同一であっても異なっていてもよい炭酸ジアルキル、例えば、CognisからCetiol CC(登録商標)という名称で販売されている炭酸ジカプリリル、
− 高いモル質量、具体的には、約400〜約10,000g/mol、具体的には、約650〜約10,000g/mol、具体的には、約750〜約7,500g/molの範囲、より具体的には、約1,000〜約5,000g/molの範囲のモル質量を有する油(本発明で使用されうる高いモル質量の油として、特に、親油性ポリマー;35〜70個の範囲の総炭素数を有する直鎖脂肪酸エステル;ヒドロキシル化エステル;芳香族エステル;C24−C28分岐鎖脂肪酸又は脂肪族アルコールエステル;シリコーン油;植物起源の油;及びそれらの混合物から選択される油を挙げることができる);
− 場合により部分炭化水素系油及び/又はシリコーンフルオロ油、例えば、フルオロシリコーン油、フルオロポリエテール及び文書EP-A-847752号に記載されているようなフルオロシリコーン;
− シリコーン油、例えば、直鎖又は環状の非揮発性ポリジメチルシロキサン(PDMS);シリコーン鎖にペンダント型である又はシリコーン鎖の末端にアルキル、アルコキシ又はフェニル基(これらの基は、2〜24個の炭素原子を含有する)を含むポリジメチルシロキサン;フェニルシリコーン、例えば、フェニルトリメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン及び2−フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート、ならびに
− それらの混合物。
1つの実施態様において、本発明の組成物は、フォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、1.0〜64.0%、またさらに、10.0〜55.0%、またさらに、25.0〜45.0%(重量)の非揮発性油を含みうる。
親油性構造化剤
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、脂肪相に、ロウ及びペースト状化合物ならびにそれらの混合物から選択される、1つ又は複数の親油性構造化剤を含みうる。
具体的には、本発明での使用に適するロウは、特に、動物、植物、鉱物又は合成物起源のロウ及びそれらの混合物から選択されうる。
本発明に従って使用されうるロウの例として、下記のものを挙げることができる:
− 動物起源のロウ、例えば、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリンロウ及びラノリン誘導体、植物ロウ、例えば、カルナウバロウ、カンデリラロウ、オーリクリーロウ(ouricurry wax)、モクロウ、ココアバター、コルク繊維ロウ又はサトウキビロウ、
− 鉱物ロウ、例えば、パラフィンロウ、ワセリンロウ、亜炭ロウもしくは微結晶ロウ、又はオゾケライト、
− ポリエチレンロウ及びフィッシャー・トロプシュ合成によって得られるロウを含む、合成ロウ、
− シリコーンロウ、具体的には、置換直鎖ポリシロキサン(挙げることができる例としては、ポリエテールシリコーンロウ、16〜45個の炭素原子を含有するアルキル又はアルコキシジメチコン及びアルキルメチコン、例えば、Dow CorningからAMS C 30という商品名で販売されているC30−C45アルキルメチコンが含まれる)、
− 25℃で凝固する水素化油、例えば、水素化ヒマシ油、水素化ホホバ油、水素化パーム油、水素化獣脂、水素化ヤシ油及び25℃で固体である脂肪酸エステル、例えば、Koster Keunen社からKester Wax K82Hという商品名で販売されているステアリン酸C20−C40アルキル、
ならびにそれらの混合物。
好ましくは、ポリエチレンロウ、微結晶ロウ、カルナウバロウ、水素化ホホバ油、カンデリラロウ及びミツロウならびに/又はそれらの混合物を用いることができる。
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、また、1つ又は複数のペースト状化合物を含みうる。ペースト状化合物を存在させることにより、有利には、本発明の組成物のケラチン繊維への適用時に、向上した快適性を付与することができる。そのような化合物は、有利には、ラノリン及びそれらの誘導体;ポリマー又は非ポリマー性シリコーン化合物;ポリマー又は非ポリマー性フルオロ化合物;ビニルポリマー、特に、オレフィンホモポリマー;オレフィン共重合体;水素化ジエンホモポリマー及び共重合体;好ましくは、C−C30アルキル基を含有するアルキル(メタ)アクリレートの直鎖又は分岐鎖オリゴマー、ホモポリマー又は共重合体;C−C30アルキル基を含有するビニルエステルのオリゴマー、ホモポリマー及び共重合体;C−C30アルキル基を含有するビニルエーテルのオリゴマー、ホモポリマー及び共重合体;1つ又は複数のC−C100、具体的には、C−C50ジオール間のポリエテール化から生じる脂溶性ポリエテール;脂肪酸又は脂肪族アルコールのエステル;ならびにそれらの混合物から選択されうる。
構造化剤(複数)は、本発明の化粧料組成物中に、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.1〜30.0%、好ましくは、0.5〜20.0%(重量)の範囲の含有量で存在しうる。
1つの実施態様において、(b)脂肪相は、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、10.0〜65.0%、好ましくは、15.0〜60.0%、より好ましくは、25.0〜55.0%(重量)で存在しうる。
(c)酸部分としてC 12−16 鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステル
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、界面活性剤として、酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ、25℃で、7.5〜10.0、好ましくは、7.5〜9.5、より好ましくは、7.5〜9.0のHLB値を有する、少なくとも1つの(c)脂肪酸エステルを含む。
本明細書において、HLB値(HLBバランス(親水性−親油性バランス)としても知られる)は、以下に示すGriffinn式に基づいて計算される:
HLB=20(Mh/M)
(式中、Mhは、分子の親水性部分の分子量であり、そして、Mは、分子全体の分子量である)
Griffinn式に従うHLB値は、J. Soc. Cosm. Chem. 1954, vol.5, 249-256に定義される。界面活性剤の特性及び機能の定義については、Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology, volume 22, p. 333-432, 3rd edition, 1979, Wiley、特に、この文献のp. 347-377を参照されたい。
(c)脂肪酸エステルは、好ましくは、式(I):
−C(=O)−OR (I)
(式中、Rは、C11−15直鎖又は分岐鎖アルキルであり、そして、Rは、ポリグリセリル部分又は脱水糖アルコール部分である)
で表されるエステルである。C11−15直鎖又は分岐鎖アルキルは、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、イソウンデシル、イソデデシル(isodedecyl)、イソトリデシル、イソテトラデシル、イソペンタデシルなどでありうる。ポリグリセリル部分は、ジグリセリル、トリグリセリル、テトラグリセリル、ペンタグリセリル、ヘキサグリセリル基、好ましくは、ジグリセリル、トリグリセリル又はテトラグリセリルでありうる。脱水糖アルコール部分は、好ましくは、ソルビタン部分である。
(c)脂肪酸エステルの例としては、ミリスチン酸ジグリセリル、ラウリン酸ジグリセリル、ラウリン酸ソルビタン、ミリスチン酸ソルビタンが含まれる。これらの中で、ミリスチン酸ジグリセリル、ラウリン酸ソルビタン及びラウリン酸ジグリセリルが好ましく、ミリスチン酸ジグリセリル及びラウリン酸ソルビタンがより好ましく、ミリスチン酸ジグリセリルがさらにより好ましい。
ポリグリセロール脂肪酸エステルのポリグリセロールとしては、特に限定されないが、例えば、グリセロールポリマー、例えば、ジグリセロール、トリグリセロール、テトラグリセロール、ペンタグリセロール、ヘキサグリセロール、ヘプタグリセロール、オクタグリセロール、ノナグリセロール及びデカグリセロールが含まれる。ポリグリセロールは、フォームの安定性の向上の観点から、好ましくは、ジグリセロール及びトリグリセロールである。言い換えれば、ポリグリセロール脂肪酸エステルは、好ましくは、ジグリセロール脂肪酸エステル及びトリグリセロール脂肪酸エステルである。また、ポリグリセロール脂肪酸エステルの脂肪酸は、特に限定されない。脂肪酸としては、フォームの安定性の向上の観点から、8〜22個の炭素原子を有する飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖脂肪酸及びそれらのヒドロキシ化合物が好ましく、14〜18個の炭素原子を有する脂肪酸がより好ましい。
ポリグリセロール脂肪酸エステルとして、例えば、ミリスチン酸ジグリセリル、ラウリン酸ジグリセリル、パルミチン酸ジグリセリル、ステアリン酸ジグリセリル、ミリスチン酸トリグリセリル、パルミチン酸トリグリセリル、ステアリン酸トリグリセリルなど、好ましくは、ミリスチン酸ジグリセリル及びミリスチン酸トリグリセリルを好ましく使用することができる。
特定の実施態様において、本発明者らは、TAIYO KAGAKUからSUNSOFT Q-14D-Cという商品名で供給されるミリスチン酸ポリグリセリル−2を使用しうる。
ポリグリセロール脂肪酸エステルの各々は、単独で又は少なくとも2種類の混合物として使用することができる。また、ポリグリセロール脂肪酸エステルは、所定のエステル化度を有するポリグリセロール脂肪酸エステルの混合物でありうる。エステル化度は、特に限定されない。混合物のモノエステル含有量として表される場合、モノエステル含有量は、フォームの洗浄特性及び安定性の向上の観点から、好ましくは、50パーセント(重量)以上、より好ましくは、70パーセント(重量)以上である。
ポリグリセロール脂肪酸エステルは、例えば、公知の方法に従って、窒素ガスなどの不活性ガスの存在下、加熱して、ポリグリセロールと脂肪酸のエステル化反応を行うこと、そして所望であれば、さらに、得られた生成物を蒸留及び精製に供することによって得られるが、このプロセスに限定されない。
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物中のポリグリセロール脂肪酸エステルの含有量は、特に限定されない。ポリグリセロール脂肪酸エステルの含有量は、(b)脂肪相の総重量に対して、好ましくは、0.01〜50.0%(重量)、より好ましくは、0.05〜30.0%(重量)、さらにより好ましくは、0.1〜20.0%(重量)、特に好ましくは、1〜20.0%(重量)であり、これが本発明を構成する。
1つの実施態様において、(c)酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルは、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.1〜10.0%、好ましくは、1.0〜8.0%、より好ましくは、2.0〜7.0%(重量)の範囲の量で存在することができる。
その他の成分
(1)w/o界面活性剤
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、共乳化剤として、w/o界面活性剤をさらに含みうる。w/o界面活性剤の例としては、脂肪酸エステル、例えば、ポリリシノール酸ヘキサグリセリル、ステアリン酸グリセリル、アセチル化ステアリン酸エチレングリコール、コハク酸ジグリセリルイソステアリル及びステアリン酸ソルビタン;ジメチコンコポリオール又はアルキルジメチコンコポリオールシリコーン界面活性剤、例えば、Evonik Goldschmidt GmbHから市販されているAbil EM 90(商標)及びAbil WE 90(商標);ならびにDow Corning Corporationから市販されているDC 3225C(商標)及びDC 5200(商標)が含まれる。これらの中で、ポリリシノール酸ヘキサグリセリルが好ましい。
1つの実施態様において、w/o界面活性剤は、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.5〜10.0%、好ましくは、1.0〜8.0%、より好ましくは、2.0〜5.0%(重量)の範囲の量で存在することができる。
(2)染料
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、有利には、有機又は無機染料(特に、化粧料組成物において従来使用されている顔料又は真珠層など)、脂溶性又は水溶性染料、特定の光学効果を有する材料、及びそれらの混合物から選択される、少なくとも1つの染料を配合しうる。
用語「顔料」は、水溶液に不溶性であり、かつ得られる膜の着色及び/又は不透明化を意図する、白色又は有色の無機又は有機粒子を意味するものと理解すべきである。
顔料は、フォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.1〜40.0%、特に、1.0〜30.0%、具体的には、5.0〜15.0%(重量)の量で存在しうる。
本発明で使用することができる無機顔料として、酸化チタン、酸化ジルコニウム又は酸化セリウム、そしてまた、酸化亜鉛、酸化鉄又は酸化クロム、フェリックブルー、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー及びクロム水和物を挙げることができる。本発明の1つの特定の形態によれば、無機顔料は、酸化鉄及び酸化チタンならびにそれらの混合物から選択される。
それは、また、例えば、セリサイト/酸化鉄粉/二酸化チタン/シリカタイプでありうる構造を有する顔料でありうる。そのような顔料は、例えば、Chemicals and Catalysts社から参照番号Coverleaf NS又はJSで販売されており、30の領域のコントラスト比を有する。
着色剤は、また、例えば、酸化鉄を含有するシリカマイクロスフェアなどのタイプでありうる構造を有する顔料を含みうる。この構造を有する顔料の一例は、Miyoshi社から参照番号PC Ball PC-LL-100 Pで販売されている製品であり、この顔料は、黄色酸化鉄を含有するシリカマイクロスフェアから構成される。
本発明で使用されうる有機顔料の中では、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、コチニールカルミン(cochineal carmine)又はバリウム、ストロンチウム、カルシウムもしくはアルミニウムベースのレーキ、あるいは、文書欧州特許第542 669号、欧州特許第787 730号、欧州特許第787 731号及び国際公開公報第96/08537号に記載されるジケトピロロピロール(DPP)を挙げることができる。
用語「真珠層」は、特に、ある種の軟体動物によってそれらの殻内で産生されるかあるいは合成される、光学干渉を介して色彩効果を有する任意の形態の真珠光沢又は非真珠光沢の着色粒子を意味するものと理解すべきである。
真珠層は、酸化鉄で被覆されたチタンマイカ、オキシ塩化ビスマスで被覆されたチタンマイカ、酸化クロムで被覆されたチタンマイカ、有機染料で被覆されたチタンマイカなどの真珠層の顔料、そしてまた、オキシ塩化ビスマスベースの真珠層の顔料から選択されうる。これらは、また、表面に金属酸化物及び/又は有機染料の少なくとも2つの連続相が積層されたマイカ粒子でありうる。
また、挙げることができる真珠層の例としては、酸化チタン、酸化鉄、天然顔料又はオキシ塩化ビスマスで被覆された天然のマイカが含まれる。
市販されている真珠層の中で、Engelhard社から販売されているTimica、Flamenco及びDuochrome真珠層(マイカベース)、Merck社から販売されているTimiron真珠層、Eckart社から販売されているPrestigeマイカベース真珠層、ならびにSun Chemical社から販売されているSunshine合成マイカベース真珠層を挙げることができる。
真珠層は、より具体的には、黄色、桃色、赤色、青銅、橙色、褐色、金色及び/又は銅色の色又は色あい(tint)を有しうる。
本発明の枠内で使用されうる真珠層の実例として、特に、Engelhard社からBrilliant gold 212G(Timica)、Gold 222C(Cloisonne)、Sparkle gold(Timica)、Gold 4504(Chromalite)及びMonarch gold 233X(Cloisonne)という名称で販売されている金色の真珠層;特に、Merck社からBronze fine(17384)(Colorona)及びBronze(17353)(Colorona)という名称で、ならびにEngelhard社からSuper bronze(Cloisonne)という名称で販売されている青銅の真珠層;特に、Engelhard社からOrange 363C(Cloisonne)及びOrange MCR 101(Cosmica)という名称で、ならびにMerck社からPassion orange(Colorona)及びMatte orange(17449)(Microna)という名称で販売されている橙色の真珠層;特に、Engelhard社からNuantique copper 340XB(Cloisonne)及びBrown CL4509(Chromalite)という名称で販売されている褐色の真珠層;特に、Engelhard社からCopper 340A(Timica)という名称で販売されている銅色の真珠層;特に、Merck社からSienna fine(17386)(Colorona)という名称で販売されている赤色の真珠層;特に、Engelhard社からYellow(4502)(Chromalite)という名称で販売されている黄色の真珠層;特に、Engelhard社からSunstone G012(Gemtone)という名称で販売されている金色がかった赤色の真珠層;特に、Engelhard社からTan opale G005(Gemtone)という名称で販売されている桃色の真珠層;特に、Engelhard社からNu antique bronze 240 AB(Timica)という名称で販売されている金色がかった黒色の真珠層;特に、Merck社からMatte blue(17433)(Microna)という名称で販売されている青色の真珠層;特に、Merck社からXirona Silverという名称で販売されている銀色がかった白色の真珠層;ならびに特に、Merck社からIndian summer(Xirona)という名称で販売されている金緑色の桃色がかった橙色の真珠層、ならびにそれらの混合物を挙げることができる。
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、また、水溶性又は脂溶性の染料を含みうる。脂溶性の染料は、例えば、スダンレッド、DCレッド17、DCグリーン6、β−カロテン、大豆油、スダンブラウン、DCイエロー11、DCバイオレット2、DCオレンジ5及びキノリンイエローである。水溶性の染料は、例えば、ビートルートジュース及びカラメルである。
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、また、特定の光学効果を有する少なくとも1つの材料を含有しうる。
この効果は、単純な従来の色彩効果、すなわち、標準的な染料、例えば、単色性顔料によって生成されるような単一かつ安定した効果とは異なる。本発明のために、用語「安定した」は、観察角度の関数としてあるいは温度変化に応じて色が変動する効果を欠くことを意味する。
例えば、この材料は、金属がかった色あいを有する粒子、ゴニオクロマチック着色剤、回折顔料、サーモクロミック剤、光学的光沢剤、そしてまた、繊維、特に、干渉繊維から選択されうる。言うまでもないが、これらの様々な材料は、本発明に従って、同時に2つの効果を与えるように、またさらに新しい効果も与えるように組み合わせられうる。
本発明で使用されうる金属がかった色あいを有する粒子は、特に、下記のものから選択される:
− 少なくとも1つの金属及び/又は少なくとも1つの金属誘導体の粒子、
− 単一の材料又は複数の材料の有機又は無機物を含む粒子であって、少なくとも1つの金属及び/又は少なくとも1つの金属誘導体を含む金属光沢をもつ少なくとも1つの層で少なくとも部分的に被覆された粒子、ならびに
− 前記粒子の混合物。
前記粒子中に存在しうる金属の中で、例えば、Ag、Au、Cu、Al、Ni、Sn、Mg、Cr、Mo、Ti、Zr、Pt、Va、Rb、W、Zn、Ge、Te及びSeならびにそれらの混合物又は合金を挙げることができる。Ag、Au、Cu、Al、Zn、Ni、Mo及びCrならびにそれらの混合物又は合金(例えば、青銅及び黄銅)が好ましい金属である。
用語「金属誘導体」は、金属、特に、酸化物、フッ化物、塩化物及び硫化物から誘導される化合物を示すことを意図する。
挙げることができるこれらの粒子の実例としては、アルミニウム粒子、例えば、Siberline社からStarbrite 1200 EAC(登録商標)及びEckart社からMetalure(登録商標)という名称で販売されているものが含まれる。
また、銅又は合金混合物の金属粉末、例えば、Radium Bronze社から販売されている参照番号2844のもの、金属顔料、例えば、アルミニウム又は青銅、例えば、Eckart社からRotosafe 700という名称で販売されているもの、Eckart社からVisionaire Bright Silverという名称で販売されているシリカ被覆アルミニウム粒子、ならびに金属合金粒子、例えば、Eckart社からVisionaire Bright Natural Goldという名称で販売されているシリカ被覆青銅(銅と亜鉛の合金)粉末を挙げることができる。
これらは、また、ガラス物質を含む粒子、例えば、Nippon Sheet GlassからMicroglass Metashineという名称で販売されているものでありうる。
ゴニオクロマチック着色剤は、例えば、多層干渉構造物及び液晶着色剤から選択されうる。
本発明に従って調製される組成物で使用されうる対称の多層干渉構造物の例は、例えば、下記の構造である:Al/SiO/Al/SiO/Al、DuPont de Nemours社から販売されているこの構造を有する顔料;Cr/MgF/Al/MgF/Cr、Flex社からChromaflairという名称で販売されているこの構造を有する顔料;MoS/SiO/Al/SiO/MoS;Fe/SiO/Al/SiO/Fe、ならびにFe/SiO/Fe/SiO/Fe、BASF社からSicopearlという名称で販売されているこれらの構造を有する顔料;MoS/SiO/酸化マイカ/SiO/MoS;Fe/SiO/酸化マイカ/SiO/Fe;TiO/SiO/TiO及びTiO/Al/TiO;SnO/TiO/SiO/TiO/SnO;Fe/SiO/Fe;SnO/マイカ/TiO/SiO/TiO/マイカ/SnO、Merck(Darmstadt)社からXironaという名称で販売されているこれらの構造を有する顔料。例として、これらの顔料は、Merck社からXirona Magicという名称で販売されているシリカ/酸化チタン/酸化スズ構造の顔料、Merck社からXirona Indian Summerという名称で販売されているシリカ/褐色酸化鉄構造の顔料、及びMerck社からXirona Caribbean Blueという名称で販売されているシリカ/酸化チタン/マイカ/酸化スズ構造の顔料でありうる。また、Shiseido社からのInfinite Colors顔料を挙げることができる。様々な被覆の厚さ及び性質に依存して、異なる効果が得られる。従って、Fe/SiO/Al/SiO/Fe構造を有するものでは、320〜350nmのSiO層では緑がかった金色から赤みを帯びた灰色;380〜400nmのSiO層では赤色から金色;410〜420nmのSiO層では紫色から緑色;430〜440nmのSiO層では銅色から赤色に色が変化する。
挙げることができるポリマー多層構造を有する顔料の例としては、3M社からColor Glitterという名称で販売されているものが含まれる。
使用されうる液晶ゴニオクロマチック粒子の例としては、Chenixから販売されているもの、そしてまた、Wacker社からHelicone(登録商標)HCという名称で販売されている製品が含まれる。
染料は、フォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.5〜30.0wt%、好ましくは、1.0〜20.0wt%、より好ましくは、2.0〜15.0wt%の範囲の量で存在することができる。
(3)フィラー
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、また、1つ又は複数のフィラーを含みうる。
用語「フィラー」は、組成物の媒体に不溶性でありかつ分散された形態である、任意の形状の無色又は白色の固体粒子を意味するものと理解すべきである。無機性又は有機性のこれらの粒子は、組成物にボリューム(body)又は剛性を与え、そして/又はメイクアップ類に柔軟性及び均一性を与えることができる。
本発明の組成物で使用されるフィラーは、層状、球状(globular)もしくは球形(spherical)の形態、繊維の形態、又はこれらの定義される形態間の任意の他の中間形態でありうる。
本発明のフィラーは、表面被覆されていてもいなくてもよく、具体的には、これらは、シリコーン、アミノ酸、フルオロ誘導体、又は組成物中のフィラーの分散及び相溶性を促進する任意の他の物質で表面処理されうる。
挙げることができる無機フィラーの例としては、タルク、マイカ、シリカ、中空シリカマイクロスフェア、カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素、ガラス又はセラミックマイクロカプセル、ならびにシリカ及び二酸化チタンの複合体、例えば、Nippon Sheet Glassから販売されているTSGシリーズが含まれる。
挙げることができる有機フィラーの例としては、ポリアミド粉末(AtochemからのNylon(登録商標)Orgasol)、ポリエチレン粉末又はポリメチルメタクリレート粉末、ポリテトラフルオロエチレン(Teflon)粉末、アクリル酸共重合体の粉末(Dow Corning社からのPolytrap)、ラウロイルリシン、中空ポリマーマイクロスフェア、例えば、塩化ポリビニリデン/アクリロニトリルのマイクロスフェア、例えば、Expancel(Nobel Industrie)、ヘキサメチレンジイソシアネート/トリメチロールヘキシルラクトン共重合体粉末(ToshikiからのPlastic Powder)、シリコーン樹脂マイクロビーズ(例えば、ToshibaからのTospearl)、天然又は合成微粉化ロウ、8〜22個の炭素原子、好ましくは、12〜18個の炭素原子を含有する有機カルボン酸から誘導される金属石鹸、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛又はミリスチン酸マグネシウム、Polypore(登録商標)L 200(Chemdal Corporation)、ならびにポリウレタン粉末、具体的には、共重合体を含む架橋ポリウレタン粉末(前記共重合体は、トリメチロールヘキシルラクトンを含む)(それは、具体的には、ヘキサメチレンジイソシアネート/トリメチロールヘキシルラクトンポリマーでありうる。そのような粒子は、特に、例えば、Toshiki社からPlastic Powder D-400(登録商標)又はPlastic Powder D-800(登録商標)という名称で市販されている)、ならびにそれらの混合物が含まれる。
1つの実施態様において、フィラーは、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.1〜15.0%、好ましくは、1.0〜12.0%、より好ましくは、3.0〜10.0%(重量)の範囲の量で存在しうる。
(4)増粘剤
所望の組成物の流動性に応じて、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物に1つ又は複数の増粘剤(又はゲル化剤)を配合することが可能である。
本発明での使用に適する増粘剤は、親水性、すなわち、水に可溶性又は分散性でありうる。
挙げることができる親水性増粘剤としては、具体的には、水溶性又は水分散性の増粘性ポリマーが含まれる。これらのポリマーは、特に、下記のものから選択されうる:修飾又は非修飾カルボキシビニルポリマー、例えば、Goodrich社からCarbopol(CTFA名:Carbomer)という名称で販売されている製品;ポリアクリレート及びポリメタクリレート、例えば、Guardian社からLubrajel及びNorgelという名称で、又はHispano Chimica社からHispagelという名称で販売されている製品;ポリアクリルアミド;場合により架橋及び/又は中和された2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ポリマー及び共重合体、例えば、Clariant社からHostacerin AMPS(CTFA名:アンモニウムポリアクリルジメチルタウリン酸アミド(tauramide))という名称で販売されているポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸);w/oエマルションの形態であるアクリルアミド及びAMPSの架橋陰イオン性共重合体、例えば、SEPPIC社からSepigel 305(CTFA名:ポリアクリルアミド/C13−14イソパラフィン/Laureth-7)という名称で、及びSimulgel 600(CTFA名:アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80)という名称で販売されているもの;多糖バイオポリマー、例えば、キサンタンガム、グアーガム、カロブガム、アカシアゴム、スクレログルカン、キチン及びキトサン誘導体、カラギーナン、ジェラン、アルギネート、セルロース、例えば、微結晶性セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース及びヒドロキシプロピルセルロース;ならびにそれらの混合物。
本発明での使用に適する増粘剤は、親油性でありうる。それは、無機物又は有機物でありうる。挙げることができる親油性増粘剤の例としては、改質粘土、例えば、修飾ケイ酸マグネシウム(RheoxからのBentone gel VS38)、改質ヘクトライト、例えば、C10〜C22脂肪酸塩化アンモニウムで改変されたヘクトライト、例えば、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムで改変されたヘクトライト、例えば、Elementis社からBentone 38V(登録商標)という名称で販売されている製品又はRheox社からBentone 38 CEという名称で販売されている製品、又はElementis社からBentone Gel V5 5Vという名称で販売されている製品が含まれる。
ポリマー有機親油性増粘剤は、例えば、3次元構造の部分的又は完全に架橋された弾性オルガノポリシロキサン、例えば、Shin-EtsuからKSG6(登録商標)、KSG16(登録商標)及びKSG18(登録商標)、Dow CorningからTrefil E-505C(登録商標)及びTrefil E-506C(登録商標)、Grant IndustriesからGransil SR-CYC(登録商標)、SR DMF10(登録商標)、SR-DC556(登録商標)、SR 5CYC gel(登録商標)、SR DMF 10 gel(登録商標)及びSR DC 556 gel(登録商標)、ならびにGeneral ElectricからSF 1204(登録商標)及びJK 113(登録商標)という名称で販売されているもの;エチルセルロース、例えば、Dow ChemicalからEthocel(登録商標)という名称で販売されている製品;少なくとも32個の炭素原子を含有するジカルボン酸間の縮合から生じるポリアミドタイプの重縮合体、例えば、脂肪酸二量体、及びアルキレンジアミン、具体的には、エチレンジアミン(ポリマーは、12〜30個の炭素原子を含有する少なくとも1つの飽和及び直鎖モノアルコール又はモノアミンでエステル化又はアミド化された、少なくとも1つのカルボン酸末端基を含む)、具体的には、エチレンジアミン/ジリノール酸ステアリル共重合体、例えば、Arizona ChemicalからUniclear 100 VG(登録商標)という名称で販売されている製品;飽和又は不飽和アルキル鎖で置換されている、単糖あたり1〜6個の、具体的には、2〜4個のヒドロキシル基を含むガラクトマンナン、例えば、C〜C、具体的には、C〜Cのアルキル鎖でアルキル化されたグアーガム、ならびにそれらの混合物である。「ジブロック」、「トリブロック」もしくは「放射状」タイプ、ポリスチレン/ポリイソプレンもしくはポリスチレン/ポリブタジエンタイプのブロック共重合体、例えば、BASF社からLuvitol HSB(登録商標)という名称で販売されている製品、ポリスチレン/コポリ(エチレン−プロピレン)タイプのブロック共重合体、例えば、Shell Chemical Co.社からKraton(登録商標)という名称で販売されている製品、又はポリスチレン/コポリ(エチレン−ブチレン)タイプのブロック共重合体、ならびにイソドデカン中のトリブロック及び放射状(星形)共重合体の混合物、例えば、Penreco社からVersagel(登録商標)という名称で販売されているもの、例えば、イソドデカン中のブチレン/エチレン/スチレントリブロック共重合体及びエチレン/プロピレン/スチレン星形共重合体の混合物(Versagel M 5960)。
また、本発明の化粧料組成物で使用されうる親油性増粘剤の中で、デキストリンの脂肪酸エステル、例えば、パルミチン酸デキストリン、特に、Chiba Flour社からRheopearl TL(登録商標)又はRheopearl KL(登録商標)という名称で販売されているものなど、水素化植物油、例えば、水素化ヒマシ油、脂肪族アルコール、具体的には、C〜C26、より具体的には、C12〜C22の脂肪族アルコール、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール又はベヘニルアルコールを挙げることができる。
1つの実施態様において、増粘剤は、フォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.01〜40.0%、好ましくは、0.1〜20.0%、より好ましくは、0.3〜15.0%(重量)の範囲の量で存在することができる。
(5)添加剤
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、また、例えば、ゴム状物、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤、シリコーン界面活性剤、樹脂、分散剤、半結晶性ポリマー、酸化防止剤、エッセンシャルオイル、保存剤、香料、pH調整剤、防腐剤、UV遮断剤、微量成分、軟化剤、シール剤、ビタミンなどの防腐性化粧料活性剤、保湿剤、エモリエント剤又はコラーゲン保護剤及びそれらの混合物から選択される、対象とする当分野において通常使用される任意の添加剤を含みうる。所望の化粧料特性及びその安定特性に影響を与えないように本発明の組成物中に存在する添加剤の性質及び量を調整することは、当業者にとって日常的な操作である。
1つの実施態様において、これらの様々な成分は、対応する分野において通常使用される量で、例えば、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、0.01〜20.0%(重量)の範囲の量で組成物中に存在しうる。
ベース組成物の製造
前述の成分を含有するベース組成物は、公知の方法に従って製造することができる。例えば、ベース組成物は、前述の様々な成分を一緒に適切に混合し、そして、例えば、撹拌しながら40〜80℃に加熱することによってこれらを溶解し、得られた混合物を室温まで冷却することによって製造することができる。
ベース組成物は、(a)水相、(b)脂肪相及び(c)酸性部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルを含む。
1つの実施態様において、(a)水相は、ベース組成物の総重量に対して、少なくとも10.0%、好ましくは、少なくとも15.0%、より好ましくは、20.0〜70.0%、さらに好ましくは、20.0〜60.0%(重量)の範囲の量で存在しうる。
1つの実施態様において、(b)脂肪相は、本発明のベース組成物の総重量に対して、10.0〜65.0%、好ましくは、15.0〜60.0%、より好ましくは、25.0〜55.0%(重量)で存在しうる。
1つの実施態様において、(c)酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルは、本発明のベース組成物の総重量に対して、0.1〜10.0%、好ましくは、1.0〜8.0%、より好ましくは、2.0〜7.0%(重量)の範囲の量で存在することができる。
染料は、ベース化粧料組成物の総重量に対して、0.5〜30wt%、好ましくは、1.0〜20.0wt%、より好ましくは、2.0〜15.0wt%の範囲の量で存在することができる。
1つの実施態様において、フィラーは、本発明のベース化粧料組成物の総重量に対して、0.1〜15.0%、好ましくは、1.0〜12.0%、より好ましくは、3.0〜10.0%(重量)の範囲の量で存在しうる。
フォームエアゾール化粧料組成物の製造
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、ベース組成物と任意の噴射剤の組み合わせから公知の方法に従って製造することができる。例えば、フォームエアゾール化粧料組成物は、ベース組成物を任意の容器に入れ、該容器に噴射剤を充填することによって製造することができる。容器として、例えば、エアゾールを好ましく使用することができる。
含有される噴射剤の好ましい量は、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の総重量に対して、1.0〜25.0%、好ましくは、2.0〜20.0%、より好ましくは、3.0〜15.0%(重量)である。
空気又は不活性ガスは、フォーム形態の組成物の容量に対して、特に、10〜500%、好ましくは、20〜200%、例えば、30〜100%で存在しうる。
この容量は、ベース組成物の密度とフォーム形態の組成物の密度を比較することによって計算されうる。
空気の他に、フォーム形態の組成物を得ることが可能な気体は、具体的には、不活性ガス、例えば、窒素、二酸化炭素、酸化窒素、希ガス又は前記気体の混合物である。組成物が酸化感受性の化合物を含有する場合、窒素又は二酸化炭素などの酸素不含ガスを使用することが好ましい。
フォーム形態の組成物を得るために用いるベース組成物は、空気又は不活性ガスが不含である限り、その密度がより高い以外はフォーム形態の組成物と同様の組成を有する。
ベース組成物に注入されるガスの量は、フォーム形態の組成物の密度を、所望の値、例えば、0.25g/ml以下、好ましくは、0.10〜0.22g/ml、より好ましくは、0.15〜0.20g/mlに調整することに寄与し、この密度は、下記のプロトコルに従って、分注後の30秒間に約20℃の温度及び大気圧で測定される。
従って、本発明はまた、好ましくは、w/oエマルションの形態の、フォームエアゾール化粧料組成物を、装置からその放出口を通って放出するための化粧料エアゾールデバイスであって、
(i)(a)水相;(b)脂肪相及び(c)酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルを含む、ベース組成物、ならびに
(ii)ベース組成物を膨張させるための噴射剤を含み、
(i)ベース組成物及び(ii)噴射剤が、1つの同じ受容器又は互いに連結された別々の受容器に調整される、デバイスに関する。
密度測定
該試験は、直径46mmの底部を有する高さ30mmの円筒状充填空間を規定する、50mlの研磨したPlexiglasゴブレット(V)中に注入した50mlの組成物について実施される。ゴブレットは、10mm厚の底壁及び12mm厚の側壁を有する。
測定前に、特徴付けすべき組成物及びゴブレットを約20℃の温度で維持する。ゴブレットの風袋を計量し、重量値(M)を記録する。次に、フォーム形態の組成物を、全体積を占めるようにゴブレットに注入し、その間、ゴブレットの充填中に空気泡が形成されないようにする。そのアセンブリを5秒間静置し、フォーム組成物を完全に膨張させる。次に、ゴブレットの蓋を外した後の重量(M)を測定する。慣用のρ=(M−M)/50に従って密度を評価する。
安定性及び微細性の評価
放出後、本発明のフォーム形態の組成物は、十分な安定性を示すが、これを、下記のスコア基準に従う、例えば、微細性及び安定性の経時的な視覚的評価に基づく評価に供することができる。
フォーム微細性
極めて微細:ホールが観察されず、フォーム密度が0.22g/ml未満である
微細:いくつかのホールが観察される
粗い:多くのホールが観察される
フォーム安定性
極めて良好:フォームは5分間安定であった
良好:フォームは5分間安定であったが、いくつかのホールが観察された
不良:フォームは直ちに崩壊した
フォームエアゾール化粧料組成物の使用
本発明のフォームエアゾール化粧料組成物の使用に関して、特に限定されないが、フォームエアゾール化粧料組成物は、例えば、メイクアップ製品、好ましくは、フェイスメイクアップ製品、例えば、ファンデーション、メイクアップベースもしくはアイシャドウ、又はスキンケア化粧剤、例えば、クレンジング剤もしくはマッサージフォームとして使用することができる。該組成物は、好ましくは、ファンデーションとして使用することができる。
従って、本発明のフォームエアゾール化粧料組成物は、これを皮膚に適用することにより、皮膚のケアのために又はケラチン物質のメイクアップのために使用することができ、従って、本発明は、ケラチン物質、好ましくは、顔の皮膚をメイクアップするための方法であって、フォームエアゾール化粧料組成物を皮膚に適用する工程を含む方法に関する。
実施例
本発明は、下記の実施例を参照してより詳細に記載されるが、本発明は該実施例に限定されない。
実施例1
以下に示す配合比を有する成分を、得られる混合物が均一になるまで、撹拌しながら加熱することによって溶解し、エアゾール用の化粧料エマルション組成物を得た。
脂肪相(ミリスチン酸オクチルドデシル) 47.5wt%
水相(水) 47.5wt%
界面活性剤 5.0wt%
得られた化粧料エマルション組成物をエアゾールに注入し、該エアゾールに、90gの組成物に対して10gの液化プロパン(0.31mPa)を充填し、エアゾールを得た。得られた組成物を得られたエアゾールから噴射し、フォーム密度及びフォーム安定性を評価した。
フォーム密度及び微細性
これらのフォーム形態の組成物の密度を、慣用のρ=(M2−M1)/50に従って、上述のプロトコルにより測定した。低密度のフォームがより多くのガスを内部に含有するため、密度が低ければ、フォームもより微細であることが想定される。
極めて微細(4):フォーム密度は、0.20g/ml未満であるが、ホールは観察されなかった
微細(3):フォーム密度は、0.15〜0.20g/mlであり、いくつかのホールが観察された
わずかに粗い(2):フォーム密度は、0.20より高く、多くのホールが観察された
粗い(1):フォームが形成されなかった
フォーム安定性
フォーム安定性に関して、アクリルシート上にエアゾールから噴射されたフォームの状態を下記の基準に従って評価した。
極めて良好(4):形成されたフォームは、見掛けのサイズ変化なく5分間安定であった
良好(3):形成されたフォームは、5分間ほぼ安定であったが、いくつかのフォームの消滅が見られた
中等度(2):最初にフォームが形成されたが、フォームは5分以内で外見上収縮した
不良(1):フォームが形成されないか、又はフォームが最初に形成されたが、噴射後直ちに崩壊した
エマルションタイプ
エマルションタイプを判定するために、フォームを水中で動かし、水中における差を確認した。エマルションタイプがO/Wであった場合、エマルションは水中に直ちに分散した。一方で、エマルションタイプがW/Oであった場合、エマルションは分散しなかった。
配合及び結果を下記の表1に示す。
実施例2
表2に示す配合を有するベース組成物を調製し、さらに、調製したベース組成物及び噴射剤を容器に充填して、エアゾールファンデーションとしてのフォーム化粧料組成物を調製した。

水相:33.57wt%
脂肪相:35.10wt%
脂肪酸エステル:4.50wt%
粉末相(フィラー及び顔料):18.91wt%
フォーム安定性は、極めて良好であり、フォーム微細性は、極めて微細であり、そして、フォーム密度は、0.198g/mlであった。
(評価)
上記のフォームエアゾール化粧料組成物を5秒間エアゾールから噴射し、Beaulaxから販売されている黒色のBioskin(登録商標)製の表面に適用した。次に、Bioskin(登録商標)を10秒間流水で洗浄し、次に、撥水度を評価した。Bioskin(登録商標)上の実施例2のファンデーションは、流水で洗浄した後でさえ除去されることなく明らかに残っていた。
実施例3
表2に示す配合を有するベース組成物を第一の容器中で調製し、別に、第二の容器に噴射剤を充填した。第一の容器及び第二の容器を缶に収容し、エアゾールタイプのファンデーションとしてのフォームエアゾール化粧料組成物を調製した。

Claims (16)

  1. (a)水相;(b)脂肪相及び(c)酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルを含む、好ましくは、w/oエマルションの形態の、フォームエアゾール化粧料組成物。
  2. (c)脂肪酸エステルが、式(I):
    −C(=O)−OR (I)
    (式中、Rは、C11−15直鎖又は分岐鎖アルキルであり、そして、Rは、ポリグリセリル部分又は脱水糖アルコール部分、好ましくは、ジグリセリル、トリグリセリル基又はテトラグリセリル基、又はソルビタン基である)
    で表されるエステルである、請求項1に記載の組成物。
  3. (c)脂肪酸エステルが、ミリスチン酸ジグリセリル、ラウリン酸ソルビタン又はラウリン酸ジグリセリル、好ましくは、ミリスチン酸ジグリセリル又はラウリン酸ソルビタン、より好ましくは、ミリスチン酸ジグリセリルである、請求項1に記載の組成物。
  4. (c)脂肪酸エステルの量が、組成物の総重量に対して、0.1〜10.0%、好ましくは、1.0〜8.0%、より好ましくは、2.0〜7.0%(重量)である、請求項1に記載の組成物。
  5. (b)脂肪相が、揮発性油又は非揮発性油及び親油性構造化剤からなる群より選択される少なくとも1つの成分を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. (b)脂肪相が、炭化水素系油及びシリコーン油からなる群より選択される少なくとも1つの成分、好ましくは、炭化水素系油、より好ましくは、アルコールの脂肪酸エステル由来のエステルを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. アルコールの脂肪酸エステル由来のエステルが、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、乳酸イソステアリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、アジピン酸ジイソプロピル、ヘプタン酸イソステアリル、ジオクタン酸プロピレングリコール、オクタン酸セチル、オクタン酸トリデシル、4−ジヘプタン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、安息香酸アルキル、ジヘプタン酸ポリエチレングリコール、2−ジエチルヘキサン酸プロピレングリコール、ラウリン酸ヘキシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸オクチル、乳酸イソステアリル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソオクタン酸セチル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン及びテトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスライトからなる群より選択される、請求項6に記載の組成物。
  8. (a)水相の量が、組成物の総重量に対して、少なくとも10.0%、好ましくは、少なくとも15.0%、より好ましくは、20.0〜70.0%、さらに好ましくは、20.0〜60.0%(重量)である、請求項1に記載の組成物。
  9. (b)脂肪相の量が、組成物の総重量に対して、10.0〜65.0%、好ましくは、15.0〜60.0%、より好ましくは、25.0〜55.0%(重量)である、請求項1に記載の組成物。
  10. 追加のw/o界面活性剤、好ましくは、ポリリシノール酸ヘキサグリセリル、ステアリン酸グリセリル、アセチル化ステアリン酸エチレングリコール、コハク酸ジグリセリルイソステアリル及びステアリン酸ソルビタン;ジメチコンコポリオール又はアルキルジメチコンコポリオールシリコーン界面活性剤をさらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 追加のw/o界面活性剤の量が、組成物の総重量に対して、0.5〜10.0%、好ましくは、1.0〜8.0%、より好ましくは、2.0〜5.0%(重量)である、請求項10に記載の組成物。
  12. フィラー及び/又は顔料をさらに含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 組成物の密度が、分注後の30秒間に、0.25g/ml以下、好ましくは、0.10〜0.22g/ml、より好ましくは、0.15〜0.20g/mlである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. メイクアップ製品、好ましくは、フェイスメイクアップ製品、より好ましくは、ファンデーション、メイクアップベース又はアイシャドウである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 好ましくは、w/oエマルションの形態の、フォームエアゾール化粧料組成物を、装置からその放出口を通って放出するための化粧料エアゾールデバイスであって、
    (i)(a)水相;(b)脂肪相及び(c)酸部分としてC12−16鎖を有し、かつ7.5〜10.0のHLB値を有する脂肪酸エステルを含む、ベース組成物、ならびに
    (ii)ベース組成物を膨張させるための噴射剤を含み、
    (i)ベース組成物及び(ii)噴射剤が、1つの同じ受容器又は互いに連結された別々の受容器に調整される、デバイス。
  16. ケラチン物質、好ましくは、顔の皮膚をメイクアップするための方法であって、請求項1〜14のいずれか一項に記載のフォームエアゾール化粧料組成物を皮膚に適用する工程を含む方法。
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