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JP2956234B2 - 半導体メモリ装置とその製造方法 - Google Patents

半導体メモリ装置とその製造方法

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Publication number
JP2956234B2
JP2956234B2 JP3035802A JP3580291A JP2956234B2 JP 2956234 B2 JP2956234 B2 JP 2956234B2 JP 3035802 A JP3035802 A JP 3035802A JP 3580291 A JP3580291 A JP 3580291A JP 2956234 B2 JP2956234 B2 JP 2956234B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage node
film
conductive layer
forming
memory device
Prior art date
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Application number
JP3035802A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04274360A (ja
Inventor
康宏 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04274360A publication Critical patent/JPH04274360A/ja
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ装置に係
り,特にDRAMの記憶素子であるセルキャパシタの構造に
関する。
【0002】近年,DRAMの大容量化に伴い, 1ビットの
記憶素子を構成するセルの面積は年々縮小しているが,
回路の安定動作のためにはセルキャパシタには或る限度
以上の静電容量を確保する必要がある。そのための方法
の一つとしてポリシリコン膜とポリシリコン膜の間に容
量を持たせるスタックトキャパシタセルが用いられてい
る。
【0003】本発明は大容量化に対応し,基板表面の段
差を緩和して素子形成を容易にしたスタックトキャパシ
タとして利用できる。
【0004】
【従来の技術】図4 (A)〜(C) は従来例によるスタック
トキャパシタの断面図である。図4(A) は通常のスタッ
クトキャパシタを示す。
【0005】図において,1はp型シリコン(p-Si)基
板,2は分離絶縁膜で二酸化シリコン(SiO2)膜, 3はセ
ルFET のソースドレイン領域,4はセルFET のゲート絶
縁膜,5はセルFET のゲート,6は層間絶縁膜でSiO
2膜, 7はポリシリコン膜からなる記憶ノード,8はキ
ャパシタの誘電体膜,9はポリシリコン膜からなる対向
電極である。
【0006】図4(B) は,容量増加のために記憶ノード
7を厚く形成した例である。この場合は,この場合も図
4(A) よりも記憶ノードのパターニングが困難となり
(A部),さらに対向電極等上層膜の段差被覆が困難と
なる(A部)。
【0007】図4(C) は,2層のポリシリコン膜7A, 7B
を使用し,記憶ノード7の外周を厚く形成して容量を増
やした例で,この場合も図4(A) よりも記憶ノードのパ
ターニングが困難となり(A部),さらに対向電極等上
層膜の段差被覆が困難となる(A部およびB部)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】スタックトキャパシタ
の容量を増加させるための従来例の構造では,記憶ノー
ドのパターニングが困難であり,また,段差が大きくな
り上層膜の段差被覆が悪化し,製造歩留が低下するとい
う問題が生じた。
【0009】本発明は記憶ノードのパターニングや上層
膜の段差被覆を悪化させないで,スタックトキャパシタ
の容量を増加させる構造を提供し,DRAMの製造歩留の向
上を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、基板
上に,導電膜からなる記憶ノードと対向電極が誘電体
膜を介して積層されたセルキャパシタを有し,該記憶ノ
ードは,第1のエッチング端で規定された第1の記憶ノ
ード用導電層と,該第1の記憶ノード用導電層を覆い,
該第1のエッチング端よりも外方の第2のエッチング端
で規定された第2の記憶ノード用導電層とを有し,該記
憶ノードの中央部の厚さが周辺部より厚い半導体メモリ
装置と, 基板表面に形成されたメモリトランジスタの一
端にコンタクトホールを開口し,第1のポリシリコン層
を形成したのち,選択的にエッチングして該コンタクト
ホールの領域に第1のエッチング端で規定された第1の
記憶ノード用導電層を形成し,第2のポリシリコン層を
形成したのち選択的にエッチングして該第1の記憶用導
電層を覆い,該第1のエッチング端よりも外方の第2の
エッチング端で規定された第2の記憶ノード用導電層を
形成し,次いで,誘電体膜,対向電極を形成することに
よってキャパシタを形成する半導体メモリ装置の製造方
法とにより達成される。
【0011】
【作用】本発明によれば,2層のポリシリコン膜を用い
て,記憶ノードの中央部を厚く,周辺部を薄く形成して
いるので,記憶ノードのパターニング(パターンの抜
き)は従来の1層ポリシリコン膜を用いた場合と同程度
に容易となり,また,記憶ノードの段差が段階的に形成
されているため,記憶ノードの上部の層,例えばビット
線やワード線のパターニングも容易となる。
【0012】上記のように,本発明は,2層構造にして
キャパシタ面積を増加させ,かつセルのパターニングを
従来と同程度に容易にすることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるスタックトキ
ャパシタの断面図である。図において,1はp-Si基板,
2は分離絶縁膜でSiO2膜, 3はセルFET のソースドレイ
ン領域,4はセルFET のゲート絶縁膜,5はセルFET の
ゲート,6は層間絶縁膜でSiO2膜, 7C, 7Dはポリシリコ
ン膜からなる記憶ノード,8はキャパシタの誘電体膜,
9はポリシリコン膜からなる対向電極である。
【0014】ここで,7Cは第1のポリシリコン膜で記憶
ノードの中央部を構成し,7Dは第2のポリシリコン膜で
第1のポリシリコン膜7Cを覆って被着形成されている。
図のように,記憶ノードは周辺部で薄くなっているの
で,パターニングは従来の1層のものと同様に容易であ
り,記憶ノードの段差が段階的につくため上層膜の段差
被覆が良好となる(A部)。
【0015】図2 (A)〜(F) は実施例のスタックトキャ
パシタの製造工程の概略を説明する断面図である。図2
(A) において,1はp-Si基板,2は分離絶縁膜でSiO
2膜, 3はセルFET のソースドレイン領域,4はセルFET
のゲート絶縁膜,5はセルFET のゲート,6は層間絶
縁膜でSiO2膜である。
【0016】セルキャパシタの製造工程は通常の工程に
よりセルFET が形成された状態より出発する。まず, 気
相成長(CVD) 法により, 基板上に層間絶縁膜として厚さ
1000ÅのSiO2膜6を成長し,ドライエッチング法によ
り,FET のドレイン領域3上にコンタクトホールを開口
する。
【0017】図2(B) において, CVD 法により,コンタ
クトホールを覆って基板上に厚さ2000Åの第1のポリシ
リコン膜7Cを成長する。図2(C) において,第1のポリ
シリコン膜7Cをパターニングし, 記憶ノードの中央部を
残す。
【0018】図2(D) において,CVD 法により,基板上
に厚さ1000Åの第2のポリシリコン膜7Dを成長する。図
2(E) において,第2のポリシリコン膜7Dをパターニン
グし, 記憶ノードを形成する。
【0019】図2(F) において,CVD 法により,キャパ
シタの誘電体膜となる厚さ70ÅのSi3N4 膜8を成長し,
パターニングして記憶ノードの露出面を残す。つぎに,
キャパシタの対向電極として,CVD 法により基板上に厚
さ1500Åの第3のポリシリコン膜9を成長してキャパシ
タの形成を終わる。
【0020】図3はDRAMセルの回路図である。図は実施
例の構造図に対応する回路図である。対応する箇所に構
造図と同じ符号を記入した。
【0021】
【発明の効果】記憶ノードのパターニングや上層膜の段
差被覆を悪化させないで,スタックトキャパシタの容量
を増加させることができた。
【0022】この結果, 記憶保持の確実性が増し,DRAM
の製造歩留が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるスタックトキャパシ
タの断面図
【図2】 本発明の実施例のスタックトキャパシタの製
造工程の概略を説明する断面図
【図3】 DRAMセルの回路図
【図4】 従来例によるスタックトキャパシタの断面図
【符号の説明】
1 半導体基板でp-Si基板 2 分離絶縁膜でSiO2膜 3 セルFET のソースドレイン領域 4 セルFET のゲート絶縁膜 5 セルFET のゲート 6 層間絶縁膜でSiO2膜 7 記憶ノード 7C 記憶ノードの中央部を構成する第2のポリシリコン
膜 7D 記憶ノードで第1のポリシリコン膜 8 キャパシタの誘電体膜でSi3N4 膜 9 対向電極でポリシリコン膜

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に,導電膜からなる記憶ノードと
    対向電極が誘電体膜を介して積層されたセルキャパシ
    タを有し,該記憶ノードは,第1のエッチング端で規定された第1
    の記憶ノード用導電層と,該第1の記憶ノード用導電層
    を覆い,該第1のエッチング端よりも外方の第2のエッ
    チング端で規定された第2の記憶ノード用導電層とを有
    し, 該記憶ノードの中央部の厚さが周辺部より厚いことを特
    徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 基板表面に形成されたメモリトランジス
    タの一端にコンタクトホールを開口し, 第1のポリシリコン層を形成したのち,選択的にエッチ
    ングして該コンタクトホールの領域に第1のエッチング
    端で規定された第1の記憶ノード用導電層を形成し, 第2のポリシリコン層を形成したのち選択的にエッチン
    グして該第1の記憶用導電層を覆い,該第1のエッチン
    グ端よりも外方の第2のエッチング端で規定された第2
    の記憶ノード用導電層を形成し, 次いで,誘電体膜,対向電極を形成することによってキ
    ャパシタを形成することを特徴とする半導体メモリ装置
    の製造方法。
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