JP2866257B2 - 磁性現像剤 - Google Patents
磁性現像剤Info
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Description
ごとき画像形成方法における静電荷潜像を顕像化するた
めの磁性現像剤に関する。
297,691号明細書、特公昭42−23910号公
報(米国特許第3,666,363号明細書)及び特公
昭43−24748号公報(米国特許第4,071,3
61号明細書)等に記載されているごとく、多数の方法
が知られているが、一般には光導電性物質を利用し、種
々の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次いで
該潜像をトナーで現像を行って可視像とし、必要に応じ
て、紙等の転写材にトナー画像を転写した後、加熱、圧
力などにより定着し、複写物を得るものである。
像方法も種々知られている。例えば米国特許第2,87
4,063号明細書に記載されている磁気ブラシ法、同
第2,618,552号明細書に記載されているカスケ
ード現像法及び同第2,221,776号明細書に記載
されているパウダークラウド法、ファーブラシ現像法、
液体現像法等、多数の現像法が知られている。これらの
現像法において、特にトナー及びキャリヤーを主体とす
る現像剤を用いる磁気ブラシ法、カスケード法、液体現
像法などが広く実用化されている。これらの方法はいず
れも比較的安定に良画像の得られる優れた方法である
が、反面キャリヤーの劣化、トナーとキャリヤーの混合
比の変動という二成分現像剤にまつわる共通の問題点を
有する。
よりなる一成分系現像剤を用いる現像方法が各種提案さ
れている。中でも、磁性を有するトナー粒子より成る現
像剤を用いる方法に優れたものが多い。
は電気的に導電性を有する磁性トナーを用いて現像する
方法が提案されている。これは内部に磁性を有する円筒
状の導電性スリーブ上に導電性磁性トナーを支持し、こ
れを静電像に接触せしめ現像するものである。この際、
現像部において、記録体表面とスリーブ表面の間にトナ
ー粒子により導電路が形成され、この導電路を経てスリ
ーブよりトナー粒子に電荷が導かれ、静電像の画像部と
の間のクローン力によりトナー粒子が画像部に付着して
現像される。この導電性磁性トナーを用いる現像方法は
従来の二成分現像方法にまつわる問題点を回避した優れ
た方法であるが、反面トナーが導電性であるため、現像
した画像を、記録体から普通紙等の最終的な支持部材へ
静電的に転写することが困難であるという問題を有して
いる。
の磁性トナーを用いる現像方法として、トナー粒子の誘
電分極を利用した現像方法がある。しかし、かかる方法
は本質的に現像速度がおそい、現像画像の濃度が十分に
得られていない等の問題点を有しており、実用上困難で
ある。
他の現像方法として、トナー粒子相互の摩擦、トナー粒
子とスリーブ等との摩擦等によりトナー粒子を摩擦帯電
し、これを静電像保持部材に接触して現像する方法が知
られている。しかしこれらの方法は、トナー粒子と摩擦
部材との接触回数が少なく摩擦帯電が不十分となり易
い、帯電したトナー粒子はスリーブとの間のクローン力
が強まりスリーブ上で凝集し易い等の問題点を有してお
り、実用上困難であった。
等において、上述の問題点を除去した新規なジャンピン
グ現像方法が提案された。これはスリーブ上に磁性トナ
ーをきわめて薄く塗布し、これを摩擦帯電し、次いでこ
れを静電像にきわめて近接して現像するものである。こ
の方法は、磁性トナーをスリーブ上にきわめて薄く塗布
することによりスリーブとトナーの接触する機会を増
し、十分な摩擦帯電を可能にしたこと、磁力によって磁
性トナーを支持し、かつ磁石とトナーを相対的に移動さ
せることによりトナー粒子相互の凝集をとくと共にスリ
ーブと十分に摩擦せしめていること、等によって優れた
画像が得られるものである。
用いる現像方法には、用いる絶縁性トナーに関わる不安
定要素がある。それは、絶縁性トナー中には微粉末状の
磁性帯電特性が相当量混合分散されており、該磁性体の
一部がトナー粒子の表面に露出しているため、磁性帯電
特性の種類が、磁性トナーの流動性及び摩擦帯電性に影
響し、結果として、磁性トナーの現像特性、耐久性等の
磁性トナーに要求される種々の特性の変動あるいは劣化
を引き起こすというものである。
る磁性トナーを用いたジャンピング現像方法において
は、長期間の繰り返しの現像工程(例えば複写)を続け
ると、磁性トナーを含有する現像剤の流動性が悪化し、
正常な摩擦帯電が得られず、帯電が不均一となりやす
く、低温低湿環境において、カブリ現像が発生しやす
く、トナー画像上の大きな問題点となりやすい。また、
磁性トナー粒子を構成している結着樹脂と磁性帯電特性
との密着性が弱い場合には、繰り返しの現像工程によ
り、磁性トナー表面から磁性体が取れて、トナー画像濃
度低下等の悪影響を与える傾向がある。
が不均一である場合には、磁性体を多く含有する粒子の
小さな磁性トナー粒子がスリーブ上に蓄積し、画像濃度
低下及びスリーブゴーストと呼ばれる濃淡のムラの発生
が見られる場合もある。
に関する提案は出されているが、いまだ改良すべき点を
有している。
においては、ケイ素元素を含有する磁性酸化鉄を含有す
る磁性トナーが提案されている。かかる磁性酸化鉄は、
意識的にケイ素元素を磁性酸化鉄内部に存在させている
が、該磁性酸化鉄を含有する磁性トナーの流動性に、い
まだ改良すべき点を有している。
は、ケイ酸塩を添加することで、磁性酸化鉄の形状を球
形に制御する提案がされている。この方法で得られた磁
性酸化鉄は、粒子形状の制御のためにケイ酸塩を使用す
るため磁性酸化鉄内部にケイ素元素が多く分布し、磁性
酸化鉄表面におけるケイ素元素の存在量が少なく、磁性
トナーの流動性改良、及び磁性酸化鉄の平滑度が高く、
磁性トナーを構成する結着樹脂と磁性酸化鉄との密着性
が不十分となりやすい。
いては、四三酸化鉄への酸化反応中にヒドロキソケイ酸
塩溶液を添加して四三酸化鉄の製造方法が提案されてい
る。この方法による四三酸化鉄は、表面近傍にSi元素
を有するものの、Si元素が四三酸化鉄表面近傍に層を
成して存在し、表面が摩擦のごとき機械的衝撃に対して
弱いという問題点を有している。
置が広く普及するに従い、その用途も多種多様に広が
り、その画像品質への要求も厳しくなってきている。一
般の書類、書物の如き画像の複写では、微細な文字に至
るまで、つぶれたり、とぎれたりすることなく、極めて
微細且つ忠実に再現することが求められている。特に、
画像形成装置が有する感光体上の潜像が100μm以下
の線画像の場合に従来の現像剤では細線再現性が一般に
悪く、線画像の鮮明さがいまだ充分ではない。また、最
近、デジタルな画像信号を使用している電子写真プリン
ターの如き画像形成装置では、潜像は一定単位のドット
が集まって形成されており、ベタ部、ハーフトーン部お
よびライト部はドット密度をかえることによって表現さ
れている。ところが、ドットに忠実にトナー粒子がのら
ず、ドットからトナー粒子がはみ出した状態では、デジ
タル潜像の黒部と白部のドット密度の比に対応するトナ
ー画像の階調性が得られないという問題点がある。さら
に、画質を向上させるために、ドットサイズを小さくし
て解像度を向上させる場合には、微小なドットから形成
される潜像の再現性がさらに困難になり、解像度及び階
調性の悪い、シャープネスさに欠けた画像となる傾向が
ある。
が、プリントアウトをつづけているうちに、画質が劣悪
化してゆくことがある。この現象は、プリントアウトを
つづけるうちに、現像されやすいトナー粒子のみが先に
消費され、現像機中に、現像性の劣ったトナー粒子が蓄
積し残留することによって起こると考えられる。
ために、いくつかの現像剤が提案されている。特開昭5
1−3244号公報では、粒度分布を規制して、画質の
向上を意図した非磁性トナーが提案されている。該トナ
ーにおいて、8〜12μmの粒径を有するトナーが主体
であり、比較的粗く、この粒径では本発明者らの検討に
よると、潜像への均密なる“のり”は困難であり、か
つ、5μm以下が30個数%以下であり、20μm以上
が5個数%以下であるという特性から、粒度分布はブロ
ードであるという点も均一性を低下させる傾向がある。
このような粗めのトナー粒子であり、且つブロードな粒
度分布を有するトナーを用いて、鮮明なる画像を形成す
るためには、トナー粒子を厚く重ねることでトナー粒子
間の間隙を埋めて見かけの画像濃度を上げる必要があ
り、所定の画像濃度を出すために必要なトナー消費量が
増加するという問題点も有している。
は、前者よりもシャープな分布を有する非磁性トナーが
提案されているが、中間の重さの粒子の寸法が8.5〜
11.0μmと粗く、高解像性のトナーとしては、いま
だ改良すべき余地を残している。
均粒径が6〜10μmであり、最多粒子が5〜8μmで
ある非磁性トナーが提案されているが、5μm以下の粒
子が15個数%以下と少なく、鮮鋭さの欠けた画像が形
成される傾向がある。
トナー粒子が、潜像の輪郭を明確に再現し、且つ潜像全
体への緻密なトナーの“のり”の主要なる機能をもつこ
とが知見された。特に、感光体上の静電荷潜像において
は電気力線の集中のため、輪郭たるエッジ部は内部より
電界強度が高く、この部分に集まるトナー粒子の質によ
り、画質の鮮鋭さが決まる。本発明者らの検討によれば
5μm以下の粒子の量が画質の鮮鋭さの問題点の解決に
有効であることが判明した。
書では、20〜35μmの磁性トナーを10〜50重量
%有する現像剤を使用するジャンピング現像法が提案さ
れている。すなわち、磁性トナーを摩擦帯電させ、スリ
ーブ上にトナー層を均一に薄く塗布し、さらに現像剤の
耐環境性を向上させるために適したトナー粒径の工夫が
なされている。しかしながら、細線再現性、解像力、反
転現像方式への適合性等のさらに厳しい要求に対応でき
る改良が求められている。
において、良好な画質の可視画像を形成するために、従
来よりケイ酸微粉体をトナー粉末に添加混合することが
行われている。しかるにケイ酸微粉体はそのままでは親
水性であるためにこれが添加された現像剤は空気中の湿
気により凝集を生じて流動性が低下したり、はなはだし
い場合にはケイ酸微粉体の吸湿により現像剤の帯電性能
を低下させてしまう。そこで疎水化処理したシリカ微粉
体を用いることが特開昭46−5782号、特開昭48
−47345号、特開昭48−47346号等で提案さ
れている。具体的にはケイ酸微粉体とシランカップリン
グ剤を反応させ、ケイ酸微粉体表面のシラノール基を他
の有機基で置換し疎水化する方法であり、シランカップ
リング剤としては例えばジメチルジクロルシラン、トリ
メチルアルコオキシシラン等が使用されている。
シランカップリング剤で処理された後に、さらにD/2
5±D/30重量部(D:ケイ酸微粉体の比表面積)の
シリコーンオイルで処理され、疎水化度が90%以上の
ケイ酸微粉体を使用することが特開昭63−13936
7号、特開昭63−139369号等で提案されてい
る。
のごとき電子写真技術を用いた画像形成装置の機能が多
様化し、高精彩化、高画質化を目的としてトナーの微小
粒径化が行われており、従来よりトナーを均一に帯電さ
せることが難しくなっており、よりトナーの均一帯電性
を増すことが求められている。
のごとき問題点を解決した磁性現像剤を提供するもので
ある。
画像再現性の優れた磁性現像剤を提供することにある。
いてもカブリがなく、安定した帯電性能を有する磁性現
像剤を提供することにある。
温、高湿等の大きな環境の変動を受けにくい磁性現像剤
を提供することにある。
潜像を忠実に現像し、鮮明で、高濃度の画像を得ること
のできる磁性現像剤を提供することにある。
の“のり”が緊密でエッジ部分がシャープな鮮明で高濃
度の画像を得ることのできる磁性現像剤を提供すること
にある。
い画像濃度を得ることの可能な磁性現像剤を提供するこ
とにある。
れた高解像性の磁性現像剤を提供することにある。
は、結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含有する磁性
トナーと、樹脂微粒子を含有する磁性現像剤において、
該磁性トナーは、重量平均粒径が13.5μm以下であ
り、該磁性トナーの粒径分布において、粒径12.7μ
m以上の磁性トナー粒子の含有量が50重量%以下であ
り、該磁性酸化鉄は、該磁性酸化鉄のケイ素元素の含有
率が、鉄元素を基準として0.5〜4重量%であり、該
磁性酸化鉄の鉄元素溶解率が20重量%までに存在する
ケイ素元素の含有量Bと、該磁性酸化鉄のケイ素元素の
全含有量Aとの比(B/A)×100が44〜84%で
あり、該磁性酸化鉄の表面に存在するケイ素元素の含有
量Cと該含有量Aとの比(C/A)×100が10〜5
5%であり、該樹脂微粒子は、平均粒径が0.03〜
2.0μmであり、かつ磁性トナーと同極性の帯電特性
を有することを特徴とする磁性現像剤である。
酸化鉄を少なくとも含有する磁性トナーを含有する磁性
現像剤において、該磁性酸化鉄は、該磁性酸化鉄のケイ
素元素の含有率が、鉄元素を基準として0.5〜4重量
%であり、該磁性酸化鉄の鉄元素溶解率が20重量%ま
でに存在するケイ素元素の含有量Bと、該磁性酸化鉄の
ケイ素元素の全含有量Aとの比(B/A)×100が4
4〜84%であり、該磁性酸化鉄表面に存在するケイ素
元素の含有量Cと該含有量Aとの比(C/A)×100
が10〜55%であり、該磁性トナーは、重量平均粒径
6〜8μmを有し、5μm以下の粒径を有する磁性トナ
ー粒子が17〜60個数%含有され、6.35〜10.
08μmの粒径を有する磁性トナー粒子が5〜50個数
%含有され、12.7μm以上の粒径を有する磁性トナ
ー粒子が2.0体積%以下で含有され、5μm以下の磁
性トナー粒子群が下記式 N/V=−0.05N+k [式中、Nは5μm以下の粒径を有する磁性トナー粒子
の個数%を示し、Vは5μm以下の粒径を有する磁性ト
ナー粒子の体積%を示し、kは4.6乃至6.7の正数
を示す。但し、Nは17乃至60の正数を示す。]を満
足する粒度分布を有することを特徴とする磁性現像剤で
ある。
酸化鉄を少なくとも含有する磁性トナーと、疎水性無機
微粉体を含有する磁性現像剤において、該磁性酸化鉄
は、磁性酸化鉄のケイ素元素の含有率が、鉄元素を基準
として0.5〜4重量%であり、該磁性酸化鉄の鉄元素
溶解率が20重量%までに存在するケイ素元素の含有量
Bと、該磁性酸化鉄のケイ素元素の全含有量Aとの比
(B/A)×100が44〜84%であり、該磁性酸化
鉄の表面に存在するケイ素元素の含有量Cと該含有量A
との比(C/A)×100が10〜55%であり、該疎
水性無機微粉体が、シリコーンオイルまたはシリコーン
ワニスで処理した微粉体であり、該処理による炭素の付
着量が3〜8重量%であることを特徴とする磁性現像剤
である。
酸化鉄を少なくとも含有する磁性トナーと、疎水性無機
微粉体を含有する磁性現像剤において、該磁性酸化鉄
は、磁性酸化鉄のケイ素元素の含有率が、鉄元素を基準
として0.5〜4重量%であり、該磁性酸化鉄の鉄元素
溶解率が20重量%までに存在するケイ素元素の含有量
Bと、該磁性酸化鉄のケイ素元素の全含有量Aとの比
(B/A)×100が44〜84%であり、該磁性酸化
鉄の表面に存在するケイ素元素の含有量Cと該含有量A
との比(C/A)×100が10〜55%であり、該疎
水性無機微粉体が、シリコーンオイルまたはシリコーン
ワニスで処理した微粉体であり、該疎水性無機微粉体の
比表面積が、前記シリコーンオイルまたはシリコーンワ
ニスで処理する前の比表面積の0.4倍〜0.6倍であ
ることを特徴とする磁性現像剤である。
性トナーにおいては、重量平均粒径が13.5μm以下
(好ましくは3.5〜13.5μm)であり、磁性トナ
ーの粒度分布において、粒径12.7μm以上の磁性ト
ナー粒子の含有量が50重量%以下である磁性トナー
に、ケイ素元素を含有する特定な磁性酸化鉄を用いるこ
とが特徴の1つである。
を越える場合、または、粒径12.7μm以上の磁性ト
ナー粒子の含有量が50重量%を越えるような場合、比
較的粗い磁性トナー粒子を多く含む磁性トナーにおいて
は、従来より一般的に使用されている磁性酸化鉄を用い
ても磁性トナーの帯電安定化は可能である。
mより小さい場合には、本発明(1)の特殊な磁性酸化
鉄を用いても磁性トナーの流動性は、低くなり、帯電不
良によるカブリ、濃度うす、等の問題が発生しやすくな
るので、重量平均粒径は3.5μm以上が好ましい。
て帯電安定性、流動性の改善等従来例と比較して顕著な
効果が見られるのは、重量平均粒径が13.5μm以下
(好ましくは3.5〜13.5μm、より好ましくは
5.0〜13.0μm)であり、且つ、粒径12.7μ
m以上の磁性トナー粒子の含有量が50重量%以下(よ
り好ましくは40%以下)である場合である。
化鉄のケイ素元素の含有率が鉄元素を基準にして0.5
〜4.0重量%(より好ましくは0.8〜3.0重量
%、さらに好ましくは0.9〜3.0重量%)であるこ
とが特徴の1つである。ケイ素元素の含有率が0.5重
量%より少ない場合には、磁性トナーヘの改善効果(特
に磁性トナーの流動性の改善)が弱く、ケイ素元素の含
有率が4.0重量%より多い場合には、ケイ酸成分が磁
性酸化鉄表面に必要以上に残留したり、磁気特性に悪影
響を与えやすく、好ましくない。
性酸化鉄に存在するケイ素元素の全含有量Aと、該磁性
酸化鉄の鉄元素溶解率が約20重量%までに存在するケ
イ素元素の含有量Bとの比B/A×100(%)が44
〜84%(好ましくは60〜80%)であり、該磁性酸
化鉄の粒子表面に存在するケイ素元素の含有量Cと含有
量Aとの比C/A×100(%)が10〜55%(好ま
しくは25〜40%)であることが特徴の1つである。
B/A×100(%)が44%より小さい場合には、必
要以上のケイ素元素が磁性酸化鉄の中心部分に多量に存
在し、製造効率が悪化しやすいことに加え、磁気特性が
不安定な磁性酸化鉄となる場合がある。
える場合には、磁性酸化鉄の表層部分にケイ素元素が多
く存在し過ぎて、ケイ素元素が磁性酸化鉄表面に層状に
多量に存在し磁性酸化鉄表面が機械的衝撃に対してもろ
くなり、磁性トナーに用いた場合多くの弊害が発生しや
すい。
小さい場合には、磁性酸化鉄表面のケイ素元素が少な
く、磁性酸化鉄及び磁性トナーに良好な流動性が得られ
にくいことに加え、磁性酸化鉄の帯電量及び体積固有抵
抗値が低下し、磁性トナーの帯電安定性及び環境安定性
を損ないやすい。
多くなると磁性酸化鉄表面の凸凹が目立ち、磁性トナー
を製造する際に磁性酸化鉄表面の凸凹部分が欠片となっ
て磁性トナー中に分散し、磁性トナー特性に悪影響を与
えやすい。
は、上記したように磁性酸化鉄中に存在するケイ素元素
の分布が内部から表面に向って連続的または段階的に増
加して行くことが好ましい。
−25〜−70μc/g(より好ましくは−40〜−6
0μc/g)であり、且つ磁性酸化鉄の体積固有抵抗値
が1×104 〜1×108 Ω・cm(より好ましくは5
×104 〜5×107 Ω・cm)であることが好まし
い。
の場合、磁性トナーを繰り返し長期間使用すると、磁性
トナーが必要とする帯電量を持てなくなりやすく、画像
濃度の低下、画像カブリ等の問題が発生する。一方、磁
性酸化鉄の帯電量が−70μc/gを越える場合には、
磁性トナーの帯電量が高くなり過ぎて、低温、低湿環境
において画像濃度の低下が見られやすい。
103 Ω・cmより小さい場合には、磁性トナーが必要
とする帯電量を保持することが、困難となりやすく、画
像濃度の低下が起こりやすい。一方、磁性酸化鉄の体積
固有抵抗値が1×108 Ω・cmを越える場合には、低
温、低湿環境での繰り返し使用に際して、帯電量が必要
以上に高くなりやすく、画像濃度の低下が見られやす
い。
3〜40%(より好ましくは5〜30%)であることが
好ましい。
合には、磁性トナー製造時にフラッシングと呼ばれる磁
性トナーの吹出しが発生しやすく、効率よく磁性トナー
の製造をおこなうことが困難である。
磁性トナー中への磁性酸化鉄の分散を十分に行うことが
容易ではなく、画像濃度、カブリ等に悪影響を及ぼしや
すい。また、本発明においては、磁性酸化鉄の流動性が
磁性トナーの流動性に反映されており、凝集度が40%
を越える磁性酸化鉄を使用した場合には、磁性トナーの
流動性が十分には得られにくく、磁性トナーの帯電性に
悪影響を与え、カブリ等の発生が見られる傾向にある。
Dが0.2〜0.6(より好ましくは、0.3〜0.
5)であることが好ましい。
鉄表面の凸凹が目立ち、磁性トナー製造時に凸凹部分が
欠片となって、磁性トナー中に分散しトナー特性に悪影
響を与えやすい。
には、磁性トナーに用いられる結着樹脂と磁性酸化鉄と
の十分な密着性が得られにくく、繰り返し使用において
徐々に磁性トナー表面の磁性酸化鉄が取れてしまい、画
像濃度低下等の悪影響を与えやすい。
が0.8以上であることが好ましい。
性酸化鉄の個々の粒子が、面と面で接触する形となり、
粒径0.1〜1.0μm付近の小さな磁性酸化鉄粒子で
は、機械的せん断力をもってしても容易に磁性酸化鉄粒
子同志を引き離すことができず、そのため、磁性トナー
中ヘの磁性酸化鉄の分散が十分に行えない場合がある。
は、平均粒径が0.1〜0.4μm、より好ましくは
0.1〜0.3μmを有していることが好ましい。
子は、平均粒径が0.03〜2.0μm、より好ましく
は0.05〜1.0μmを有していることが好ましい。
明確ではないが、以下のように推測できる。
の流動性及び帯電安定性の向上に効果があるが、さらに
樹脂微粒子を添加することで、多数枚のプリントを行な
った場合でも非常に安定した画像が低温,低湿,高温,
高湿環境においても得られる。これは、本発明に使用す
る磁性体を用いて流動性が改良された磁性トナーの中で
の樹脂微粒子の分散が、流動性の悪い磁性トナー中に比
較して大きく向上し、より均一にトナー中に分散するた
め樹脂微粒子がコロのような働きをしてトナーどうしが
直接接触する機会が少なくなり、特に大量にプリントを
行なった場合に環境変動による流動性の悪化が見られな
いものと考えられる。
が0.03μmより小さい場合には、現像剤のトリボが
高くなりすぎ、チャージアップによる濃度低下を引き起
こしやすい。樹脂微粒子の粒径が2.0μmより大きい
場合には、トナー粒子間への分散が不十分となり、現像
剤の帯電安定性が不十分となる。
粒子はトナー粒子と同極性に帯電することが望ましい。
ー粒子と反対極性に帯電する場合には、画像がカブリ望
ましくない。
量は、磁性トナー100重量部に対して0.01〜1.
0重量部、より好ましくは、0.02〜0.6重量部が
好ましい。添加量が0.01重量部より少ない場合に
は、樹脂微粒子の添加効果が見られず、1.0重量部よ
り多い場合には現像剤の帯電量が不安定になり、画像上
にトナー粒子が飛び散った状態、所謂「飛び散り」が発
生する。
以下に詳述する。
定できるが、本発明においてはコールターカウンターを
用いて行う。
ウンターTA−II型(コールター社製)を用い、個数
分布、体積分布を出力するインターフェイス(日科機
製)及びCX−1パーソナルコンピュータ(キヤノン
製)を接続し、電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1
%NaCl水溶液を調製する。測定法としては前記電解
水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤
(好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩)を0.1
〜5ml加え、さらに測定試料を2〜20mg加える。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分
散処理を行い、前記コールターカウンターTAII型に
より、アパチャーとして100μmアパチャーを用い
て、トナーの体積、個数を測定して2〜40μmの粒子
の体積分布と個数分布とを算出する。それから体積分布
から求めた重量基準の重量平均径D4(各チャンネルの
中央値をチャンネルごとの代表値とする)を求める。
元素の含有量Cは、次のような方法によって求めること
ができる。例えば、5リットルのビーカーに約3リット
ルの脱イオン水を入れ50〜60℃になるようにウォー
ターバスで加温する。約400mlの脱イオン水でスラ
リーとした磁性酸化鉄約25gを約300mlの脱イオ
ン水で水洗しながら、該脱イオン水とともに5リットル
ビーカー中に加える。
約200rpmに保ちながら、特級水酸化ナトリウムを
加え約1規定の水酸化ナトリウム溶液として、この時磁
性酸化鉄濃度を約5g/リットルとする磁性酸化鉄粒子
表面のケイ酸の如きケイ素化合物の溶解を開始する。溶
解開始から30分後に20mlサンプリングし、0.1
μメンブランフィルターでろ過し、ろ液を採取する。ろ
液をプラズマ発光分光(ICP)によってケイ素元素の
定量を行う。
ム水溶液中の磁性酸化鉄の単位重量(磁性酸化鉄5g/
リットル)当りのケイ素元素濃度(mg/リットル)に
相当する。
の含有率(鉄元素を基準とする)および鉄元素の溶解率
及びケイ素元素の含有量A及びBは、次のような方法に
よって求めることができる。例えば、5リットルのビー
カーに約3リットルの脱イオン水を入れ45〜50℃に
なるようにウォーターバスで加温する。約400mlの
脱イオン水でスラリーとした磁性酸化鉄約25gを約3
00mlの脱イオン水で水洗しながら、該脱イオン水と
ともに5リットルビーカー中に加える。
約200rpmに保ちながら、特級塩酸を加え、溶解を
開始する。このとき、磁性酸化鉄濃度は約5g/リット
ル、塩酸水溶液は約3規定となっている。溶解開始か
ら、すべて溶解して透明になるまでの間に数回約20m
lサンプリングし、0.1μメンブランフィルターでろ
過し、ろ液を採取する。ろ液をプラズマ発光分光(IC
P)によって、鉄元素及びケイ素元素の定量を行う。
解率が計算される。
式によって計算される。
後の磁性酸化鉄の単位重量(磁性酸化鉄5g/リット
ル)当りのケイ素元素濃度(mg/リットル)に相当す
る。
性酸化鉄の溶解率が20%の場合に、検出される磁性酸
化鉄の単位重量(磁性酸化鉄5g/リットル)当りのケ
イ素元素濃度(mg/リットル)に相当する。
は、(1)磁性酸化鉄の試料を2つに分けて、ケイ素元
素の含有率及び含有量A及びBを測定する一方で、含有
量Cを別途測定する方法と、(2)磁性酸化鉄の試料の
含有量Cを測定し、測定後の試料を使用して次いで含有
量B’(含有量Bから含有量Cを引いた量)及び含有量
A’(含有量Aから含有量Cを引いた量)を測定し、最
終的に含有量A及びBを算出する方法等が挙げられる。
/g)は次のように測定する。
V200〜300mesh)(日本鉄粉(株))約19
8gを500mlポリビンに秤取し、手で10秒間振と
うした後V型ブンレンダーで20分間振とうし、ブロー
オフ粉体帯電量測定装置(東芝ケミカル(株))を用い
て磁性酸化鉄の帯電量を測定する。この時測定用ファラ
デーゲージには400meshのステンレス製網をセッ
トし、測定試量約0.4gを秤取し、30秒間ブローオ
フを行った時の値から算出する。
値は次のように測定する。
リンダーにより成型(圧600Kg/cm2 )する。圧
力を解放した後、抵抗計(横河電気製YEW MODE
L2506A DIGITAL MALTIMETO
R)をセットし、再度油圧シリンダーにより150Kg
/cm2 の圧力を加える。測定を開始し、3分後の測定
値を読み取る。さらに試量の厚さを測定し下式より体積
固有抵抗値を測定する。
る。
00meshのフルイをパスさせたものを2g秤取す
る。パウダーテスター(細川ミクロン(株))に上から
60mesh,100mesh,200meshの順で
フルイを3段重ねてセットし、秤取した試料2gをしず
かにフルイ上に乗せ、振幅1mmの振動を65秒間与え
各フルイ上に残った磁性酸化鉄の重さを測定し、下式に
従って凝集度を算出する。
る。
い、BET多点法により求める。なお、サンプルの前処
理としては、50℃で1時間の脱気を行う。
面積の算出は次のように行う。
コロジオン膜銅メッシュに処理した磁性酸化鉄の試料を
用いて、加電圧100KVにて、10,000倍で撮影
し、焼きつけ倍率3倍として、最終倍率30,000倍
とする。これによって、形状の観察を行い、各粒子の最
大長(μm)を計測しランダムに100個を選び出しそ
の平均をもって平均粒径とする。
直径とした球形と仮定し、通常の方法で磁性酸化鉄の密
度を測定し表面積の値を求める。
出は次のように行う。
子検体を選び出し、最大長及び最小長を測定し、次いで
計算値を平均したものとする。
を求める方法に従う。
0.6〜0.7の0.8未満であるのに対し、本発明に
好ましく使用される球形度ψが0.8以上(好ましくは
0.85以上、より好ましくは0.9以上)の磁性酸化
鉄は角ばった端部のない球形状に近似の形状を有してい
る。
元素が磁性酸化鉄粒子表面に偏在していたとしても結着
樹脂への分散性が0.8以上の場合よりも劣るため、得
られる磁性トナーの現像特性が低下しやすく、ドット再
現性の劣った磁性トナーになりやすい傾向がある。
は、結着樹脂100重量部に対して、20重量部乃至2
00重量部を用いることが好ましい。さらに好ましくは
30〜150重量部を用いることが良い。
用いる磁性酸化鉄は、シランカップリング剤、チタンカ
ップリング剤、チタネート、アミノシラン等で処理して
も良い。
種々の方法によって測定できるが、本発明(1)におい
ては、電子顕微鏡写真を用いて行う。すなわち、電子顕
微鏡S−800(日立製作所)を用いて10000〜2
0000倍の倍率で写真撮影を行ない、撮影された樹脂
微粒子からランダムに100〜200個を抽出し、ノギ
スを用いてそれぞれの直径を測定し、平均化したものを
樹脂微粒子の粒径とした。
リボ値は次の方法で測定される。すなわち、23.5
℃,60%RHの環境下に1晩放置された樹脂微粒子
0.2gと200〜300メッシュに主体粒度を持つ、
樹脂で被覆されていないキャリアー鉄粉(例えば、日本
鉄粉社製EFV200/300)20.0gとを前記環
境下で精秤し、およそ50mlの容積を持つポリエチレ
ン製ふた付広口びん中で十分に(手に持って上下におよ
そ125回約50秒間振とうする)混合する。
スクリーン33のある金属製の測定容器32に混合物約
2.0gを入れ金属製のフタ34をする。このときの測
定容器32全体の重量を秤りW1 (g)とする。次に、
吸引機31(測定容器32と接する部分は少なくとも絶
縁体)において、吸引口37から吸引し風量調節弁36
を調整して真空計35の圧力を250mmHgとする。
この状態で充分吸引を5分間行い樹脂微粒子を吸引除去
する。このときの電位計39の電位をV(ボルト)とす
る。ここで38はコンデンサーであり容量をC(μF)
とする。また、吸引後の測定容器全体の重量を秤りW2
(g)とする。この樹脂微粒子のトリボ電荷量(μc/
g)は下式の如く計算される。
重合法、乳化重合法などによって製造される。好ましく
は、スチレン,アクリル酸,メチルメタクリレート,ブ
チルアクリレート,2エチルヘキシルアクリレート,等
のモノマーを単独もしくは2種類以上を組合わせて重合
して得られる樹脂微粒子が良好な効果を示す。
ても良く、比電気抵抗,トリボ電荷量等の調整のため
に、表面が金属,金属酸化物,顔料,染料,界面活性剤
等で処理されていることも本発明(1)の好ましい形態
である。
は、重量平均粒径6〜8μmを有し、5μm以下の粒径
の磁性トナー粒子が17〜60個数%であることが一つ
の特徴である。従来、磁性トナーにおいては5μm以下
の磁性トナー粒子は、帯電量コントロールが困難であっ
たり、磁性トナーの流動性を損ない、また、トナー飛散
して機械を汚す成分として、さらに、画像のかぶりを生
ずる成分として、積極的に減少することが必要であると
考えられていた。
ば、5μm以下の磁性トナー粒子が高品質な画質を形成
するための必須の成分であることが判明した。
度分布を有する磁性トナーを用いて、感光体上の表面電
位を変化し、多数のトナー粒子が現像され易い大きな現
像電位コントラストから、ハーフトーンへ、さらに、ご
くわずかのトナー粒子しか現像されない小さな現像電位
コントラストまで、感光体上の表面電位を変化させた潜
像を現像し、感光体上の現像されたトナー粒子を集め、
トナー粒度分布を測定したところ、8μm以下の磁性ト
ナー粒子が多く、特に5μm以下の磁性トナー粒子が多
いことが判明した。すなわち、現像にもっとも適した5
μm以下の粒径の磁性トナー粒子が感光体の潜像の現像
に円滑に供給される場合に潜像に忠実であり、潜像から
はみ出すことなく、真に再現性の優れた画像がえられる
ものである。この現像は、デジタル潜像の反転現像の場
合も、同様であった。
いては、6.35〜10.08μmの範囲の粒子が5〜
50個数%であることが一つの特徴である。これは、前
述のごとく、5μm以下の粒径の磁性トナー粒子の存在
の必要性と関係があり、5μm以下の粒径の磁性トナー
粒子は、潜像を厳密に覆い、忠実に再現する能力を有す
るが、潜像自身において、その周囲のエッジ部の電界強
度が中央部よりも高く、そのため、潜像内部がエッジ部
より、トナー粒子の“のり”がうすくなり、画像濃度が
薄く見えることがある。特に、5μm以下の磁性トナー
粒子は、その傾向が強い。しかしながら、本発明者ら
は、6.35〜10.08μmの範囲のトナー粒子を5
個数%〜50個数%含有させることによって、この問題
を解決し、さらに鮮明にできることを知見した。すなわ
ち、6.35〜10.08μmの粒径の範囲のトナー粒
子が5μm以下の粒径の磁性トナー粒子に対して、適度
にコントロールされた帯電量をもつためと考えられる
が、潜像のエッジ部より電界強度の小さい内側に供給さ
れて、エッジ部に対する内側のトナー粒子の“のり”の
少なさを補って、均一なる現像画像が形成され、その結
果、高い濃度で解像性及び階調性の優れたシャープな画
像が提供されるものである。
て、その個数%(N)と体積%(V)との間に、N/V
=−0.05N+k(但し、4.6≦k≦6.7;17
≦N≦60)なる関係を本発明(2)に係る磁性トナー
が満足していることも特徴の一つである。図9にこの範
囲を示すが、他の特徴と共に、この範囲を満足する粒度
分布の本発明(2)に係る磁性トナーを含有する磁性現
像剤は高精細潜像に対して優れた現像性を達成しうる。
態を検討する中で、上記式で示すような最も目的を達成
するに適した微粉の存在状態があることを知見した。す
なわち、あるNの値に対してN/Vが大きいということ
は、5μm以下の粒子まで広く含んでいることを示して
おり、N/Vが小さいということは、5μm付近の粒子
の存在率が高く、それ以下の粒径の粒子が少ないことを
示していると解され、N/Vの値が1.6〜5.85の
範囲内にあり、且つNが17〜60の範囲にあり、且つ
上記関係式をさらに満足する場合に、良好な細線再現性
及び高解像性が達成される。
ー粒子については、2.0体積%以下にし、できるだけ
少ないことが好ましい。
を解決し、最近の厳しい高画質への要求にも耐えること
を可能としたものである。
く説明をする。
子数の17〜60個数%であることが良く、好ましくは
25〜60個数%が良く、さらに好ましくは30〜60
個数%が良い。5μm以下の粒径の磁性トナー粒子が1
7個数%未満であると、高画質に有効な磁性トナー粒子
が少なく、特に、プリントアウトをつづけることによっ
てトナーが使われるに従い、有効な磁性トナー粒子成分
が減少して、本発明(2)で示すところの磁性トナーの
粒度分布のバラツキが悪化し、画質がしだいに低下して
くる。また、60個数%を越える場合は、磁性トナー粒
子相互の凝集状態が生じやすく、本来の粒径以上のトナ
ー塊となるため、荒れた画質となり、解像性を低下さ
せ、または潜像のエッジ部と内部との濃度差が大きくな
り、中ぬけ気味の画像となりやすい。
粒子が5〜50個数%であることが良く、好ましくは8
〜40個数%が良い。50個数%より多いと、画質が悪
化すると共に、必要以上の現像、すなわち、トナーの
“のり”すぎが起こり、細線再現性が低下し、トナー消
費量の増大をまねく一方、5個数%未満であると、高画
像濃度が得られにくくなる。また、5μm以下の粒径の
磁性トナー粒子群の個数%(N%)、体積%(V%)の
間に、N/V=−0.05N+kなる関係があり、4.
6≦k≦6.7の範囲の正数を示す。好ましくは4.6
≦k≦6.2、さらに好ましくは4.6≦k≦5.7で
ある。先に示したように、17≦N≦60、好ましくは
25≦N≦60、さらに好ましくは30≦N≦60であ
る。
径の磁性トナー粒子数が少なく、画像濃度、解像性、鮮
鋭さで劣ったものとなる。従来、不要と考えがちであっ
た微細な磁性トナー粒子の適度な存在が、現像におい
て、トナーの最密充填化を果たし、粗れのない均一な画
像を形成するのに貢献する。特に細線及び画像の輪郭部
を均一に埋めることにより、視覚的にも鮮鋭さをより助
長するものである。すなわち、k<4.6では、この粒
度分布成分の不足に起因して、これらの特性の点で劣っ
たものとなる。
件を満足するには分級等によって、多量の微粉をカット
する必要があり、収率及びトナーコストの点でも不利な
ものとなる。また、k>6.7では、必要以上の微粉の
存在によって、くり返しプリントアウトをつづけるうち
に、画像濃度が低下する傾向がある。この様な現象は、
必要以上の荷電をもった過剰の微粉磁性トナー粒子が現
像スリーブ上に帯電付着して、正常な磁性トナーの現像
スリーブへの担持および荷電付与を阻害することによっ
て発生すると考えられる。
ー粒子が2.0体積%以下であることが良く、さらに好
ましくは1.0体積%以下であり、さらに好ましくは
0.5体積%以下である。2.0体積%より多いと、細
線再現における妨げになる。
mであり、この値は先にのべた各構成要素と切りはなし
て考えることはできないものである。重量平均粒径6μ
m未満では、グラフィク画像などの画像面積比率の高い
デジタル潜像の用途では、転写紙上のトナーの“のり”
量が少なく、画像濃度の低いという問題点が生じやす
い。これは、先に述べた潜像におけるエッジ部に対し
て、内部の濃度が下がる理由と同じ原因によると考えら
れる。重量平均粒径8μmを越える場合では100μm
以下の微小スポットの解像度が良好でなく非画像部への
とびちりも多い。またプリントアウトの初めは良くとも
使用をつづけていると画質低下を発生しやすい。
体または疎水性無機微粉体が混合されることが好まし
い。例えば、シリカ微粉末を添加して用いることが好ま
しい。
化処理されているものが好ましい。疎水化処理するに
は、シリカ微粉体と反応あるいは物理吸着する有機ケイ
素化合物などで化学的に処理することによって付与され
る。好ましい方法としては、ケイ素ハロゲン化合物の蒸
気相酸化により生成された乾式シリカ微粉体をシランカ
ップリング剤で処理した後、あるいはシランカップリン
グ剤で処理すると同時にシリコーンオイルの如き有機ケ
イ素化合物で処理する方法が挙げられる。
水性無機微粉体が、シリコーンオイルまたはシリコーン
ワニスで処理した微粉体であって、該処理による炭素付
着量が、3〜8重量%であることが特徴の1つである。
る疎水性無機微粉体が、シリコーンオイルまたはシリコ
ーンワニスで処理した微粉体であって、微粉体の比表面
積が、シリコーンオイルまたはシリコーンワニスで処理
する前の比表面積の0.4倍〜0.6倍であることが特
徴の1つである。
処理においては、シリコーンオイルまたはシリコーンワ
ニスが微粉体の表面に塗布されることにより、表面を完
全に覆いかくすことができ、耐湿性は飛躍的に向上す
る。
いては、負帯電性の強いシリコーンオイルまたはシリコ
ーンワニスでの処理が行われるため、微粉体が強く負に
帯電するため現像剤に添加した場合、現像剤に強く均一
な負荷電性を与えることができる。この特性は帯電の不
安定になりやすい磁性一成分トナーには有効である。特
に、高画質化を目的とする微小粒径化したトナーには有
効である。
合物が好ましい。例えば、ケイ酸、アルミナ、酸化チタ
ン等、第3族、第4族の金属酸化物等の微粉体が好まし
い。好ましい微粉体としては、ケイ素ハロゲン化合物の
蒸気相酸化により生成されたいわゆる乾式法またはヒュ
ームドシリカと称される乾式シリカ、及び水ガラス等か
ら製造されているいわゆる湿式シリカの両方が使用可能
であるが、表面及びケイ酸微粉体の内部にあるシラノー
ル基が少なく、またNa2 O,SO3 2- 等の製造残渣の
少ない乾式シリカの方が望ましい。また、乾式シリカに
おいては製造工程において例えば、塩化アルミニウムま
たは塩化チタンなど他の金属ハロゲン化合物をケイ素ハ
ロゲン化合物と共に用いることによって、シリカと他の
金属酸化物の複合微粉体を得る事も可能であり、それら
も包含する。その粒径は平均の一次粒径として、0.0
01〜2μmの範囲である事が望ましく、特に望ましく
は0.002〜0.2μmの範囲のシリカ微粉体を使用
するのが良い。
はシリコーンワニスの固形分は、一般に次の式で示され
るものであり、
性フェニル等のシリコーンオイル変性基 R”:C1 〜C3 のアルキル基またはアルコオキシル基 例えばジメチルシリコーンオイル、アルキル変性シリコ
ーンオイル、α−メチルスチレン変性シリコーンオイ
ル、クロルフェニルシリコーンオイル、フッ素変性シリ
コーンオイル等があげられる。
25℃における粘度が50〜1000センチストークス
のものが用いられる。分子量が低すぎるとシリコーンオ
イルは加熱処理等により、揮発分が発生することがあ
り、また、分子量が高すぎると粘度が高くなりすぎ処理
操作がしにくくなる。
処理の方法は公知の技術が用いられ、例えばケイ酸微粉
体とシリコーンオイルとをヘンシェルミキサー等の混合
機を用いて直接混合しても良いし、ベースのケイ酸微粉
体へシリコーンオイルを噴霧する方法によっても良い。
より好ましくは、適当な溶剤にシリコーンオイルを溶解
あるいは分散せしめた後、ベースのケイ酸微粉体とを混
合した後、溶剤を除去して作成する方法が良い。
たはシリコーンワニスの処理は、シリコーンオイルまた
はシリコーンワニス処理による炭素の付着量がケイ酸微
粉体の3〜8重量%になるように処理することが好まし
い。ここで、炭素の付着量とは元素分析装置(CHN
計)により求めた値である。
イルまたはシリコーンワニスの処理は、シリコーンオイ
ルまたはシリコーンワニス処理後のケイ酸微粉体の比表
面積が処理前のケイ酸微粉体の比表面積に対し0.4〜
0.6倍になるように処理することが好ましい。ここ
で、ケイ酸微粉体の比表面積とはBET法におけるN2
吸着から求めた値である。本発明(3,4)において上
記の処理具合を限定した理由は、シリコーンオイルまた
はシリコーンワニス処理によるケイ酸微粉体の比表面積
の減少が少ない場合は、シリコーンオイルまたはシリコ
ーンワニスによる処理が少ない場合、もしくは不均一な
場合であり、前者の場合耐湿性が向上せず高湿下ではケ
イ酸微粉体が吸湿してしまい高品位の画像が得られなく
なる、また後者の場合は、さらにシリコーンオイルまた
はシリコーンワニス処理による負帯電性の付加が均一に
行われないため現像剤の均一帯電性が不十分であり特に
微小粒径のトナーに適用した場合トナー画像を転写する
工程において、除去、回収する感光体上の残余のトナー
の量を減少させることができないなどの欠点が生じる。
また一方、シリコーンオイルまたはシリコーンワニス処
理によるケイ酸微粉体の比表面積の減少が多すぎる場合
は、ケイ酸微粉体の凝集体が生じ、現像剤に適用した場
合流動性を向上することができないなどの欠点が生じ
る。
の処理に際し、仕込まれるシリコーンオイルまたはシリ
コーンワニスの固形分の量は、一般にケイ酸微粉体10
0重量部に対し、3〜50重量部である。
は、まずシランカップリング剤で処理し、しかる後にシ
リコーンオイルまたはシリコーンワニスで処理すること
がより好ましい。
ワニス処理のみでは、ケイ酸微粉体表面を覆うためのシ
リコーンオイル量が多く、処理中にケイ酸微粉体の凝集
体ができやすく現像剤に適用した場合現像剤の流動性が
悪くなる等の欠点を生じるため、シリコーンオイルまた
はシリコーンワニスの処理工程を十分注意する必要があ
る。そこで良好な耐湿性を保持しつつ、ケイ酸微粉体の
凝集を除くために、ケイ酸微粉体をシランカップリング
剤で処理した後、シリコーンオイルまたはシリコーンワ
ニスで処理する方がシリコーンオイルまたはシリコーン
ワニスの処理効果を十分発揮できるということである。
は一般式 Rm SiYn R:アルコオキシ基または、塩素原子 m:1〜3の整数 Y:アルキル基,ビニル基,グリシド基,メタクリル基
を含む炭化水素 n:3〜1の整数 で表され、例えば代表的にはジメチルジクロルシラン、
トリメチルクロルシラン、アリルジメチルクロルシラ
ン、ヘキサメチルジシラザン、アリルフェニルジクロル
シラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリエト
キシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ジビニルク
ロルシラン、ジメチルビニルクロルシラン等をあげるこ
とができる。
処理は、ケイ酸微粉体を撹拌等によりクラウド状とした
ものに気化したシランカップリング剤を反応させる乾式
処理または、ケイ酸微粉体を溶媒中に分散させシランカ
ップリング剤を滴下反応させる湿式法等一般に知られた
方法で処理することができる。
に対する適用量は磁性トナー100重量部に対して0.
01〜20重量部、より好ましくは0.1〜3重量部で
ある。
ケイ酸微粉体以外の外部添加剤を添加してもよい。
付与剤、ケーキング防止剤、熱ロール定着時の離型剤、
滑剤、研磨剤等の働きをする樹脂微粒子や無機微粒子で
ある。
ポリスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及び
その置換体の単重合体;スチレン−プロピレン共重合
体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビ
ニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル
酸オクチル共重合体、スチレン−アクリル酸ジメチルア
ミノエチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル
共重合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、
スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−
メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体、スチレン
−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエ
チルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−
イソプレン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、
スチレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン
系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメ
タクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリビニルブチラール、シリコン樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリア
クリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テンペル樹脂、フ
ェノール樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳香
族系石油樹脂、パラフィンワックス、カルナバワックス
などが単独或いは混合して使用できる。特に、スチレン
系共重合体及びポリエステル樹脂が現像特性、定着性等
の点で好ましい。
て、炭化水素系ワックス及びエチレン系オレフィン重合
体を結着樹脂と共に用いてもよい。
くはエチレン系オレフィン共重合体として適用するもの
には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−エチルアクリレート共重合体、ポリエチレン骨格
を有するアイオノマーなどがあり、上記共重合体におい
てはオレフィンモノマーを50モル%以上(より好まし
くは60モル%以上)を含んでいるものが好ましい。
加し得る着色材料としては、従来公知のカーボンブラッ
ク、銅フタロシアニンの如き顔料または染料などが使用
できる。
荷電制御剤を含有しても良く、負帯電性トナーの場合、
モノアゾ染料の金属錯塩、サリチル酸、アルキルサリチ
ル酸、ジアルキルサリチル酸またはナフトエ酸の金属錯
塩等の負荷電制御剤が用いられる。
系化合物、有機四級アンモニウム塩の如き正荷電制御剤
が用いられる。
形成装置、装置ユニット及びファクシミリ装置について
説明する。
参照しながら説明する。
極性に帯電し、レーザ光による露光5によりイメージス
キャニングによりデジタル潜像を形成し、カウンター方
向に設置されたウレタンゴム性の弾性ブレード9および
磁石15を内包している現像スリーブ6を具備する現像
装置1の磁性トナーを有する一成分系磁性現像剤13で
該潜像を反転現像する。現像部において感光ドラム3の
導電性基体と現像スリーブ6との間で、バイアス印加手
段12により交互バイアス、パルスバイアス及び/又は
直流バイアスが印加されている。転写紙Pが搬送され
て、転写部にくると静電的転写手段4により転写紙Pの
背面(感光ドラム側と反対面)からコロナ帯電をするこ
とにより、感光ドラム表面上の現像画像(トナー像)が
転写紙P上へ静電転写される。感光ドラム3から分離さ
れた転写紙Pは、加熱加圧ローラ定着器7により転写紙
P上のトナー画像を定着するために定着処理される。
系現像剤は、クリーニングブレード8を有するクリーニ
ング器14で除去される。クリーニング後の感光ドラム
3は、イレース露光19により除電され、再度、一次帯
電器11による帯電工程から始まる工程が繰り返され
る。
び導電性基体を有し、矢印方向に動く。トナー担持体で
ある非磁性円筒の現像スリーブ6は、現像部において静
電像保持体表面と同方向に進むように回転する。非磁性
円筒の現像スリーブ6の内部には、磁界発生手段である
多極永久磁石15(マグネットロール)が回転しないよ
うに配されている。現像装置1内の一成分系絶縁性現像
剤13は非磁性円筒面上に塗布され、かつ現像スリーブ
6の表面と磁性トナー粒子との摩擦によって、磁性トナ
ー粒子は例えばマイナスのトリボ電荷が与えられる。さ
らに弾性ドクターブレード9を配置することにより、現
像剤層の厚さを薄く(30μm〜300μm)且つ均一
に規制して、現像部における感光ドラム3と現像スリー
ブ6の間隙よりも薄い現像剤層を非接触となるように形
成する。このスリーブ6の回転速度を調整することによ
り、スリーブ表面速度が静電像保持面の速度と実質的に
当速、もしくはそれに近い速度となるようにする。
との間で交流バイアスまたはパルスバイアスをバイアス
手段12により印加しても良い。この交流バイアスはf
が200〜4,000Hz、Vppが500〜3,00
0Vであることが好ましい。
際し、静電像を保持する感光ドラム3の表面の静電的力
及び交流バイアスまたはパルスバイアスの作用によって
磁性トナー粒子は静電像側に転移する。
置の他の例を説明する。
6上の磁性現像剤の層厚を磁性ドクターブレード16で
規制している点で図4に示す画像形成装置と相違してい
る。図5において、図4と同じ参照番号の部材は、同一
の部材を示す。
鉄製のドクターブレードを円筒表面に近接して(間隔5
0μm〜500μm)、多極永久磁石の一つの磁極位置
に対向して配置することにより、現像剤層の厚さを薄く
(30μm〜300μm)且つ均一に規制して、現像部
における静電荷像担持体1と現像スリーブ2の間隙より
も薄い現像剤層を非接触となるように形成する。この現
像スリーブ2の回転速度を調整することにより、スリー
ブ表面速度が静電像保持面の速度と実質的に当速、もし
くはそれに近い速度となるようにする。磁性ドクターブ
レード6として鉄のかわりに永久磁石を用いて対向磁極
を形成してもよい。
の如き静電潜像担持体や現像装置、クリーニング手段な
どの構成要素のうち、複数のものを装置ユニットとして
一体に結合して構成し、このユニットを装置本体に対し
て着脱自在に構成しても良い。例えば、帯電手段、現像
装置およびクリーニング手段の少なくとも1つを感光ド
ラムとともに一体に支持してユニットを形成し、装置本
体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールな
どの案内手段を用いて着脱自在の構成にしても良い。こ
のとき、上記の装置ユニットのほうに帯電手段および/
または現像装置を伴って構成しても良い。
している。本実施例では、現像装置1、ドラム状の潜像
担持体(感光体ドラム)3、クリーナ14、一次帯電器
11を一体とした画像形成ユニット(所謂、カートリッ
ジ)を備えた電子写真方式の画像形成装置が例示され
る。
の現像装置1の磁性現像剤13がなくなった時に新たな
カートリッジと交換される。
しては一成分系磁性現像剤を用い、現像時には、感光体
ドラム3と現像スリーブ6との間に所定の電界が形成さ
れ、現像工程が好適に実施されるためには、感光ドラム
3と現像スリーブ6との間の距離は非常に大切である。
本実施例では300μm中心とし、誤差が±30μmと
なるように測定し調整される。
収容するための現像剤容器2と、現像剤容器2内の磁性
現像剤13を現像剤容器2から潜像担持体3に対面した
現像域へと担持し搬送する現像スリーブ6と、現像スリ
ーブ6にて担持され、現像域へと搬送される磁性現像剤
を所定厚さに規制し該現像スリーブ上に現像剤薄層を形
成するために弾性ブレード9とを有する。
る。通常は、磁石15を内蔵した非磁性の現像スリーブ
6から構成される。現像スリーブ6は図示されるように
円筒状の回転体とすることもできる。循環移動するベル
ト状とすることも可能である。その材質としては通常、
アルミニウムやSUSが用いられることが好ましい。
リコーンゴム、NBRの如きゴム弾性体;リン青銅、ス
テンレス板の如き金属弾性体;ポリエチレンテレフタレ
ート、高密度ポリエチレン等の如き樹脂弾性体で形成さ
れた弾性板で構成される。弾性ブレード9は、その部材
自体のもつ弾性により現像スリーブ6に当接され、鉄の
如き剛体から成るブレード支持部材10にて現像剤容器
2に固定される。弾性ブレード9は、線圧5〜80g/
cmで現像スリーブ6の回転方向に対してカウンター方
向に当接することが好ましい。
リンターとして使用する場合には、光像露光は受信デー
タをプリントするための露光になる。図7はこの場合の
一例をブロック図で示したものである。
プリンター619を制御する。コントローラ611の全
体はCPU617により制御されている。画像読取部か
らの読取データは、送信回路613を通して相手局に送
信される。相手局から受けたデータは受信回路612を
通してプリンター619に送られる。画像メモリには所
定の画像データが記憶される。プリンタコントローラ6
18はプリンター619を制御している。614は電話
である。
して接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信
回路612で復調された後、CPU617は画像情報の
復号処理を行ない、順次画像メモリ616に格納され
る。そして、少なくとも1ページの画像がメモリ616
に格納されると、そのページの画像記録を行う。CPU
617は、メモリ616より1ページの画像情報を読み
出しプリンタコントローラ618に復号化された1ペー
ジの画像情報を送出する。プリンタコントローラ618
は、CPU618からの1ページの画像情報を受け取る
とそのぺージの画像情報記録を行うべく、プリンタ61
9を制御する。
中に、次のページの受信を行っている。
る。
性トナーを作製するには磁性粉及びビニル系、非ビニル
系の熱可塑性樹脂、必要に応じて着色剤としての顔料又
は染料、荷電制御剤、その他の添加剤等をボールミルの
如き混合機により充分混合してから加熱ロール、ニーダ
ー、エクストルーダーの如き熱混練機を用いて熔融、捏
和及び練肉して樹脂類を互いに相溶せしめた中に顔料又
は染料を分散又は溶解せしめ、冷却固化後粉砕及び厳密
な分級をおこなって本発明に係るところの磁性トナーを
得ることが出来る。
鉄は、例えば下記方法で製造される。
添加した後に、鉄成分に対して当量または当量以上の水
酸化ナトリウムの如きアルカリを加え、水酸化第一鉄を
含む水溶液を調製する。調製した水溶液のpHをpH7
以上(好ましくはpH8〜10)に維持しながら空気を
吹き込み、水溶液を70℃以上に加温しながら水酸化第
一鉄の酸化反応をおこない、磁性酸化鉄粒子の芯となる
種晶をまず生成する。
えたアルカリの添加量を基準として約1当量の硫酸第一
鉄を含む水溶液を加える。液のpHを6〜10に維持し
ながら空気を吹込みながら水酸化第一鉄の反応をすすめ
種晶を芯にして磁性酸化鉄粒子を成長させる。酸化反応
がすすむにつれて液のpHは酸性側に移行していくが、
液のpHは6未満にしない方が好ましい。酸化反応の終
期に液のpHを調整することにより、磁性酸化鉄粒子の
表層および表面にケイ酸化合物を所定量偏在させること
が好ましい。
酸ソーダ等のケイ酸塩類、加水分解等で生じるゾル状ケ
イ酸等のケイ酸が例示される。尚、本発明に悪影響を与
えない限り硫酸アルミ、アルミナ等のその他添加剤を加
えても良い。
製造に副生する硫酸鉄、鋼板の表面洗浄に伴って副生す
る硫酸鉄の利用が可能であり、更に塩化鉄等可能であ
る。
般に反応時の粘度の上昇を防ぐこと、及び、硫酸鉄の溶
解度から鉄濃度0.5〜2mol/リットルが用いられ
る。硫酸鉄の濃度は一般に薄いほど製品の粒度が細かく
なる傾向を有する。又、反応に際しては、空気量が多い
程、そして反応温度が低いほど微粒化しやすい。
る観察で、ケイ酸成分を有する磁性酸化鉄粒子が、主に
板状面を有さない曲面で形成された球形状粒子から構成
され、八面体粒子を殆ど含まない磁性酸化鉄を生成し、
その磁性酸化鉄をトナーに使用することが好ましい。
的に説明する。実施例に記載されている部数または%
は、重量部または重量%を示す。
ついて述べる。
率が1.8%となるようにケイ酸ソーダを添加した後、
鉄イオンに対してl.0〜1.1当量の苛性ソーダ溶液
を混合し、水酸化第一鉄を含む水溶液を調製した。
9)に維持しながら、空気を吹き込み、80〜90℃で
酸化反応を行い、種晶を生成させるスラリー液を調製し
た。
量(ケイ酸ソーダのナトリウム成分及び苛性ソーダのナ
トリウム成分)に対し0.9〜1.2当量となるよう硫
酸第一鉄水溶液を加えた後、スラリー液のpH6〜10
(例えばpH8)に維持して、空気を吹込みながら酸化
反応をすすめ、酸化反応の終期にpHを調整し、磁性酸
化鉄粒子表面にケイ酸成分を偏在させた。生成した磁性
酸化鉄粒子を常法により洗浄、濾過、乾燥し、次いで凝
集している磁性酸化鉄粒子を解砕処理し、表2に示すよ
うな特性を有する磁性酸化鉄を得た。
を測定したデータを表1に示し、図1に磁性酸化鉄の鉄
元素とケイ素元素の溶解率の関係を示す。
に示す磁性酸化鉄粒子表面Cに存在するアルカリで溶出
されるケイ酸の如きケイ素化合物由来のケイ素元素の含
有量Cは17.9mg/リットルであり、図2に示す磁
性酸化鉄粒子表層部Bに存在するケイ素化合物由来のケ
イ素元素の含有量Bは38.8mg/リットルであり、
含有量Aは59.7mg/リットルであった。
%となるようにケイ酸ソーダを添加した以外は、製造例
1と同様にして表2に示すような特性を有する磁性酸化
鉄を得た。
%となるようにケイ酸ソーダを添加した以外は、製造例
1と同様にして表2に示すような特性を有する磁性酸化
鉄を得た。
%となるようにケイ酸ソーダを添加した以外は、製造例
1と同様にして表2に示すような特性を有する磁性酸化
鉄を得た。
と同様にして表2に示すような特性を有する磁性酸化鉄
を得た。
対して、1.5重量部のケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで混合し表2に示すような特性を有する磁性酸化鉄
を得た。
現像剤の実施例を説明する。
関連し、実施例6〜11は本発明(2)に関連し、実施
例12〜19は本発明(3)に関連し、実施例20〜2
7は本発明(4)に関連するものである。
ダで溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉
砕し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕し、得られた微
粉砕粉を固定壁型風力分級機で分級して分級粉を生成し
た。さらに、得られた分級粉をコアンダ効果を利用した
多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルボジェット分級機)
で超微粉及び粗粉を同時に厳密に分級除去して重量平均
粒径(D4)6.9μm(粒径12.7μmの磁性トナ
ー粒子の含有量0.2重量%)の負帯電性磁性トナーを
得た。
樹脂微粒子A 0.10部と、ヘキサメチルジシラザン
処理した後シリコーンオイルで処理した疎水性シリカ微
粉体1.2部とをヘンシェルミキサーで混合して磁性現
像剤を調製した。
8II(キヤノン(株)製)の装置ユニット部分(トナ
ーカートリッジ)を図6に示す如く改造し、ウレタンゴ
ム製弾性ブレードをアルミニウム製現像スリーブへ当接
圧35g/cmで当接した。
00Vとして反転現像のための静電潜像をOPC感光ド
ラム3上に形成し、現像スリーブ6(磁石内包)上の現
像剤層を感光ドラム3と非接触に間隙(300μm)を
設定し、交流バイアス(f=1,800Hz、Vpp=
1,600V)および直流バイアス(VDC=−500
V)とを現像スリーブに印加しながら、VL を−170
Vにして静電荷像を反転現像により現像して磁性トナー
像をOPC感光体上に形成した。形成された磁性トナー
像をプラス転写電位で普通紙へ転写し、磁性トナー像を
有する普通紙を加熱加圧ローラ定着器を通して磁性トナ
ー像を定着した。
環境下(23.5℃、60%RH)8000枚まで画出
し試験をおこなった。マクベス反射濃度計により測定し
た画像濃度、リフレクメータ(東京電色(株)製)によ
り測定した転写紙の白色度とベタ白をプリント後の転写
紙の白色度との比較から算出したカブリ、及び、図8に
示す模様の画出し試験をおこなってドット再現性をみた
結果を表4に示す。
℃、85%RH)及び低温低湿環境下(10℃、15%
RH)において画出し試験をおこなった。結果を表4に
示す。
ーで溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉
砕し、該粗粉砕物をジェットミルで微粉砕した。得られ
た微粉砕粉を風力分級して重量平均粒径(D4)11.
2μm(粒径12.7μm以上の磁性トナー粒子の含有
量33重量%)の負帯電性磁性トナーを得た。
した樹脂微粒子B 0.07部と、ジメチルシリコーン
オイルで処理した疎水性コロイダルシリカ0.6部とを
ヘンシェルミキサーで混合して磁性現像剤を調製した。
ーLBP−8IIの装置ユニット(トナーカートリッ
ジ)に供給し、実施例1と同様にして12,000枚ま
で画出し試験をおこなった。結果を表4に示す。
(D4)4.1μm(粒径12.7μm以上の磁性トナ
ー粒子の含有量0重量%)の磁性トナーを得た。
した樹脂微粒子C 0.3部と、シリコーンオイルで処
理した疎水性コロイダルシリカ1.6部とをヘンシェル
ミキサーで混合して磁性現像剤を調製した。
にして8000枚までの多数枚画出し試験をおこなっ
た。結果を表4に示す。
(D4)8.5μm(粒径12.7μm以上の磁性トナ
ー粒子の含有量4重量%)の磁性トナーを得た。
した樹脂微粒子D 0.03部を、ヘキサメチルジシラ
ザン処理した後にシリコーンオイルで処理した疎水性コ
ロイダルシリカ微粉体1部とをヘンシェルミキサーにて
混合して磁性現像剤を調製した。
ターLBP−8IIをA4コピー用紙の縦の画出しで1
6枚/分となるように改造した改造機の装置ユニット
(トナーカートリッジ)に供給し、実施例1と同様にし
て12,000枚まで画出し試験をおこなった。結果を
表4に示す。
3μm(粒径12.7μm以上の磁性トナー粒子の含有
量45重量%)の磁性トナーを得た。
した樹脂微粒子A 0.05部と、シリコーンオイルで
処理した疎水性コロイダルシリカ微粉体0.4部とをヘ
ンシェルミキサーで混合して磁性現像剤を調製した。
プリンターLBPA404の装置ユニット(トナーカー
トリッジ)に供給し、実施例1と同様にして5000枚
の多数枚耐久試験をおこなった。結果を表4に示す。
施例1と同様にして重量平均粒径7.1μm(粒径1
2.7μm以上の磁性トナー粒子の含有量0.3重量
%)の磁性トナーを得た。得られた磁性トナーを用い
て、実施例1と同様にして磁性現像剤を調製し、調製し
た磁性現像剤を用いて実施例1と同様にして8000枚
まで画出し試験を行った。結果を表4に示す。
重量平均粒径14μm(粒径12.7μm以上の磁性ト
ナー粒子の含有量60重量%)を有する磁性トナーを
得、実施例1と同様にして磁性現像剤を調製し、実施例
1と同様にして画出し試験をおこなった。結果を表4に
示す。
再現性が劣り、トナーのトビチリも見られた。
には、REFLECTMETER(東京電色(株))を
用いた。
ェッカー模様を用いて画出し試験をおこない、顕微鏡に
より、トナー画像の鮮鋭さ、非画像部へのトナーのとび
ちり、黒色部の欠損の有無を評価した。
ダで溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉
砕し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕し、得られた微
粉砕粉を固定壁型風力分級機で分級して分級粉を生成し
た。さらに、得られた分級粉をコアンダ効果を利用した
多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルボジェット分級機)
で超微粉及び粗粉を同時に厳密に分級除去して重量平均
粒径(D4)6.8μmの負帯電性磁性トナーを得た。
100μのアパーチャーを具備するコールターカウンタ
ーTAII型を用いて測定したデータを下記表5に示
す。また、5μm以下の粒径のトナー粒子の含有量等本
発明(2)の粒度分布に係るデータを表6に示す。
理した後シリコーンオイルで処理した疎水性シリカ微粉
体1.2部とをヘンシェルミキサーで混合して磁性現像
剤を調製した。
8II(キヤノン(株)製)を600dpiに改造し、
さらに現像装置を図4に示す如く改造し、ウレタンゴム
製弾性ブレードをアルミニウム製現像スリーブへ当接圧
30g/cmで当接した装置に、上記磁性現像剤を用い
て低温低湿環境(15℃/10%RH)にて、1万枚の
耐久評価を前記実施例と同様にして行なった。この結果
を表7に示す。表に示した通り非常に良好な結果が得ら
れた。なお、画像濃度はマクベス反射濃度計により5点
平均を測定したものであり、消費量は、4%の画像比率
のプリントを1000枚時と4000枚時に1千枚ずつ
プリントしその1枚当りの消費量を平均したものであ
る。
鉄を用いる他は実施例6と同様にトナーを作成し、表6
に示す重量平均粒径、及び粒度分布を有するトナーを作
成した。これらのトナーを実施例6と同様に評価したと
ころ表7に示す通り良好な結果が得られた。
な重量平均粒径、粒度分布を有するトナーを作成し、実
施例6と同様の評価を行なったところ、若干ドット再現
性が劣るものの表7に示すとおり優れた耐久性を示し
た。
用いる他は実施例6と同様にしてトナーを作成し、表6
に示す重量平均粒径及び粒度分布を有するトナーを作成
した。これらのトナーを実施例6と同様に評価したとこ
ろ、表7に示すとおり、実施例6〜11に比べて耐久性
が著しく劣っていた。
溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉砕
し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕し得られた微粉砕
物を多分割分級機で超微粉及び粗粉を分級除去して重量
平均粒径6.3μmの磁性トナー分級品を得た。
(日本アエロジル社製)100部にジメチルジクロルシ
ラン30部で処理を行った後(炭素含有量:2.2重量
%)、ジメチルシリコーンオイルKF−96 100c
s(信越化学工業社製)15部を溶剤で希釈したものに
混合した後、溶剤を減圧下で揮発除去させた後、190
℃で加熱処理を行い、炭素含有量6.5重量%(即ち、
シリコーンオイル処理による炭素の付着量4.3重量
%)のケイ酸微粉体を得た。
1.0部のジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで外添し磁性現像剤を得た。
ーLBP−8IIを8枚/分から16枚/分に改造した
プリンターに入れ、常温常湿(23℃,60%RH)の
条件下8千枚まで画出し試験を行った。
%RH)条件下及び低温低湿(10℃,15%RH)条
件下において画出し試験を行った。
計により測定した画像濃度、リフレクメーター(東京電
色(株)製)により測定した転写紙の白色度と全面白画
像をプリント後の白色度との比較から算出したカブリ、
図8に示す模様の画出し試験を行いドット再現性をみた
結果、及び、トランスペアレンシーフィルムへの印字の
転写中抜けをみた結果を表8に示す。
5.4μmの磁性トナー分級品を得た。
ル#200 100部にジメチルジクロルシラン20部
で処理を行った後(炭素含有量:1.1重量%)、ジメ
チルシリコーンオイルKF−96 100cs(信越化
学工業社製)15部を溶剤で希釈したものに混合した
後、溶剤を減圧下で揮発させた後、190℃で加熱処理
を行って得た、炭素含有量5.2重量%(シリコーンオ
イル処理による炭素付着量:4.1重量%)の処理ケイ
酸微粉体を得た。
1.6部のジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
7.8μmの磁性トナー分級品を得た。
3で用いたジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体を前述の磁性トナ
ー分級品100部に対し1.0部ヘンシェルミキサーで
外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
6.9μmの磁性トナー分級品を得た。
ル#200 100部にトリメチルクロルシラン30部
で処理を行った後(炭素含有量:3.5重量%)、ジメ
チルシリコーンオイルKF−96 100cs(信越化
学工業社製)10部を溶剤で希釈したものに混合した
後、溶剤を減圧下で揮発させた後、190℃で加熱処理
を行って得た、炭素含有量7.1重量%(シリコーンオ
イル処理による炭素付着量:3.6重量%)の処理ケイ
酸微粉体を得た。
1.0部のトリメチルクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
部にジメチルジクロルシラン25部で処理を行った後
(炭素含有量:1.5重量%)、ジメチルシリコーンオ
イルKF−96 100cs(信越化学工業社製)5部
を溶剤で希釈したものに混合した後、溶剤を減圧下で揮
発させた後、190℃で加熱処理を行って得た、炭素含
有量:4.6重量%(シリコーンオイル処理による炭素
付着量:3.1重量%)の処理ケイ酸微粉体を得た。
0部に対し1.0部の上記処理したケイ酸微粉体をヘン
シェルミキサーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
部にジメチルジクロルシラン20部で処理を行った後
(炭素含有量:1.1重量%)、ジメチルシリコーンオ
イルKF−96 100cs(信越化学工業社製)20
部を溶剤で希釈したものに混合した後、溶剤を減圧下で
揮発させた後、190℃で加熱処理を行って得た、炭素
含有量:7.3重量%(シリコーンオイル処理による炭
素付着量:6.2重量%)の処理ケイ酸微粉体を得た。
0部に対し1.0部の上記処理したケイ酸微粉体をヘン
シェルミキサーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
部にジメチルジクロルシラン30部で処理を行った後
(炭素含有量:2.2重量%)、α−メチルスチレン変
性シリコーンオイルKF−410(信越化学工業社製)
15部を溶剤で希釈したものに混合した後、溶剤を減圧
下で揮発させた後、190℃で加熱処理を行って得た、
炭素含有量:6.1重量%(シリコーンオイル処理によ
る炭素付着量:3.9重量%)の処理ケイ酸微粉体を得
た。
0部に対し1.0部の上記処理したケイ酸微粉体をヘン
シェルミキサーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
11.6μmの磁性トナー分級品を得た。
3で用いたジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体を前述の磁性トナ
ー分級品100部に対し0.6部ヘンシェルミキサーで
外添し磁性現像剤を得た。
ーLBPA404に入れ、実施例12と同様にして画出
し試験を行った。結果を表8に示す。
施例12と同様にして重量平均粒径6.5μmの磁性ト
ナー分級品を得た。
3で用いたジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体を前述の磁性トナ
ー分級品100部に対し1.0部ヘンシェルミキサーで
外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
ン20部で処理を行って、処理ケイ酸微粉体を得た。
で用いた磁性トナー分級品100部に対しヘンシェルミ
キサーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
施例12と同様にして重量平均粒径6.4μmの磁性ト
ナー分級品を得た。
1.0部、比較例6で用いたジメチルジクロルシラン処
理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキサーで外添し磁性
現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表8に示す。
溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉砕
し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕し得られた微粉砕
物を多分割分級機で超微粉及び粗粉を分級除去して重量
平均粒径6.6μmの磁性トナー分級品を得た。
(日本アエロジル社製)100部にトリメチルクロルシ
ラン20部で処理を行った後(比表面積:160m2 /
g)、ジメチルシリコーンオイルKF−96 100c
s(信越化学工業社製)10部を溶剤で希釈したものに
混合した後、溶剤を減圧下で揮発除去させた後、150
℃で加熱処理を行い、比表面積90m2 /g(即ち、シ
リコーンオイル処理前の比表面積の0.56倍)のケイ
酸微粉体を得た。
1.0部のトリメチルクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで外添し磁性現像剤を得た。
ーLBP−8IIを8枚/分から16枚/分に改造した
プリンターに入れ、常温常湿(23℃,60%RH)の
条件下8千枚まで画出し試験を行った。
%RH)条件下及び低温低湿(10℃,15%RH)条
件下において画出し試験を行った。
計により測定した画像濃度、リフレクメーター(東京電
色(株)製)により測定した転写紙の白色度と全面白画
像をプリント後の白色度との比較から算出したカブリ、
図8に示す模様の画出し試験を行いドット再現性をみた
結果、及び、トランスペアレンシーフィルムへの印字の
転写中抜けをみた結果を表9に示す。
6.2μmの磁性トナー分級品を得た。
ル#300 100部にジメチルジクロルシラン30部
で処理を行った後(比表面積:230m2 /g)、ジメ
チルシリコーンオイルKF−96 100cs(信越化
学工業社製)15部を溶剤で希釈したものに混合した
後、溶剤を減圧下で揮発させた後、150℃で加熱処理
を行って得た、比表面積120m2 /g(シリコーンオ
イル処理前の比表面積の0.52倍)の処理ケイ酸微粉
体を得た。
1.0部のジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
7.5μmの磁性トナー分級品を得た。
1で用いたジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体を前述の磁性トナ
ー分級品100部に対し1.0部ヘンシェルミキサーで
外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
5.2μmの磁性トナー分級品を得た。
ル#200 100部にジメチルジクロルシラン20部
で処理を行った後(比表面積:180m2 /g)、ジメ
チルシリコーンオイルKF−96 100cs(信越化
学工業社製)15部を溶剤で希釈したものに混合した
後、溶剤を減圧下で揮発させた後、150℃で加熱処理
を行って得た、比表面積100m2 /g(シリコーンオ
イル処理前の比表面積の0.56倍)の処理ケイ酸微粉
体を得た。
1.6部のジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
7.2μmの磁性トナー分級品を得た。
ル#300 100部にジメチルジクロルシラン30部
で処理を行った後(比表面積:230m2 /g)、ジメ
チルシリコーンオイルKF−96 100cs(信越化
学工業社製)20部を溶剤で希釈したものに混合した
後、溶剤を減圧下で揮発させた後、150℃で加熱処理
を行って得た、比表面積100m2 /g(シリコーンオ
イル処理前の比表面積の0.43倍)の処理ケイ酸微粉
体を得た。
0.8部のジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキ
サーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
部にジメチルジクロルシラン35部で処理を行った後
(比表面積:210m2 /g)、ジメチルシリコーンオ
イルKF−96 100cs(信越化学工業社製)5部
を溶剤で希釈したものに混合した後、溶剤を減圧下で揮
発させた後、150℃で加熱処理を行って得た、比表面
積125m2 /g(シリコーンオイル処理前の比表面積
の0.59倍)の処理ケイ酸微粉体を得た。
0部に対し0.8部の上記処理したケイ酸微粉体をヘン
シェルミキサーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
部にトリメチルクロルシラン20部で処理を行った後
(比表面積:160m2 /g)、α−メチルスチレン変
性シリコーンオイルKF−410(信越化学工業社製)
15部を溶剤で希釈したものに混合した後、溶剤を減圧
下で揮発させた後、150℃で加熱処理を行って得た、
比表面積80m2 /g(シリコーンオイル処理前の比表
面積の0.50倍)の処理ケイ酸微粉体を得た。
0部に対し0.8部の上記処理したケイ酸微粉体をヘン
シェルミキサーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
11.8μmの磁性トナー分級品を得た。
1で用いたジメチルジクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体を前述の磁性トナ
ー分級品100部に対し0.6部ヘンシェルミキサーで
外添し磁性現像剤を得た。
ーLBPA404に入れ、実施例20と同様にして画出
し試験を行った。結果を表9に示す。
施例20と同様にして重量平均粒径6.8μmの磁性ト
ナー分級品を得た。
0で用いたトリメチルクロルシラン処理後ジメチルシリ
コーンオイルで処理したケイ酸微粉体を前述の磁性トナ
ー分級品100部に対し1.0部ヘンシェルミキサーで
外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
ン20部で処理を行って、処理ケイ酸微粉体を得た。
で用いた磁性トナー分級品100部に対しヘンシェルミ
キサーで外添し磁性現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
施例20と同様にして重量平均粒径6.7μmの磁性ト
ナー分級品を得た。
1.0部、比較例9で用いたジメチルジクロルシラン処
理したケイ酸微粉体をヘンシェルミキサーで外添し磁性
現像剤を得た。
様にして画出し試験を行った。結果を表9に示す。
布に特徴のある磁性酸化鉄を、重量平均粒径13.5μ
m以下であり、粒径12.7μm以上の磁性トナー粒子
の含有量が50重量%以下の、粒径の細かい磁性トナー
粒子が多い磁性トナーの磁性体として使用し、また、平
均粒径が0.03〜2.0μmで磁性トナーと同極性の
帯電特性をもつ樹脂微粒子を添加した磁性現像剤を使用
することにより、磁性現像剤の環境安定性及び現像特性
を向上させることができる。
布に特徴のある磁性酸化鉄を用いて重量平均粒径6〜8
μm、また5μm以下の粒径の量等を規定した磁性トナ
ーを用いることで高解像性、高濃度でカブリ、飛びちり
が少なく、かつ耐久性に優れた特性を示す。
分布に特徴のある磁性酸化鉄を、磁性トナーの磁性体と
して使用し、また、シリコーンオイルまたはシリコーン
ワニスで特定の処理をした疎水性無機微粉体を添加した
磁性現像剤を使用することにより、磁性現像剤の環境安
定性及び現像特性を向上させることができる。
化鉄粒子の模式図である。
を示す概略的説明図である。
を示す概略的説明図である。
説明図である。
である。
カー模様の説明図である。
するトナー粒子の量の範囲を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含
有する磁性トナーと、樹脂微粒子を含有する磁性現像剤
において、 該磁性トナーは、重量平均粒径が13.5μm以下であ
り、 該磁性トナーの粒径分布において、粒径12.7μm以
上の磁性トナー粒子の含有量が50重量%以下であり、 該磁性酸化鉄は、該磁性酸化鉄のケイ素元素の含有率
が、鉄元素を基準として0.5〜4重量%であり、該磁
性酸化鉄の鉄元素溶解率が20重量%までに存在するケ
イ素元素の含有量Bと、該磁性酸化鉄のケイ素元素の全
含有量Aとの比(B/A)×100が44〜84%であ
り、該磁性酸化鉄の表面に存在するケイ素元素の含有量
Cと該含有量Aとの比(C/A)×100が10〜55
%であり、 該樹脂微粒子は、平均粒径が0.03〜2.0μmであ
り、かつ磁性トナーと同極性の帯電特性を有することを
特徴とする磁性現像剤。 - 【請求項2】 結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含
有する磁性トナーを含有する磁性現像剤において、 該磁性酸化鉄は、該磁性酸化鉄のケイ素元素の含有率
が、鉄元素を基準として0.5〜4重量%であり、該磁
性酸化鉄の鉄元素溶解率が20重量%までに存在するケ
イ素元素の含有量Bと、該磁性酸化鉄のケイ素元素の全
含有量Aとの比(B/A)×100が44〜84%であ
り、該磁性酸化鉄の表面に存在するケイ素元素の含有量
Cと該含有量Aとの比(C/A)×100が10〜55
%であり、 該磁性トナーは、重量平均粒径6〜8μmを有し、5μ
m以下の粒径を有する磁性トナー粒子が17〜60個数
%含有され、6.35〜10.08μmの粒径を有する
磁性トナー粒子が5〜50個数%含有され、12.7μ
m以上の粒径を有する磁性トナー粒子が2.0体積%以
下で含有され、 5μm以下の磁性トナー粒子群が下記式 N/V=−0.05N+k [式中、Nは5μm以下の粒径を有する磁性トナー粒子
の個数%を示し、Vは5μm以下の粒径を有する磁性ト
ナー粒子の体積%を示し、kは4.6乃至6.7の正数
を示す。但し、Nは17乃至60の正数を示す。]を満
足する粒度分布を有することを特徴とする磁性現像剤。 - 【請求項3】 結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含
有する磁性トナーと、疎水性無機微粉体を含有する磁性
現像剤において、 該磁性酸化鉄は、磁性酸化鉄のケイ素元素の含有率が、
鉄元素を基準として0.5〜4重量%であり、該磁性酸
化鉄の鉄元素溶解率が20重量%までに存在するケイ素
元素の含有量Bと、該磁性酸化鉄のケイ素元素の全含有
量Aとの比(B/A)×100が44〜84%であり、
該磁性酸化鉄の表面に存在するケイ素元素の含有量Cと
該含有量Aとの比(C/A)×100が10〜55%で
あり、 該疎水性無機微粉体が、シリコーンオイルまたはシリコ
ーンワニスで処理した微粉体であり、該処理による炭素
の付着量が3〜8重量%であることを特徴とする磁性現
像剤。 - 【請求項4】 結着樹脂及び磁性酸化鉄を少なくとも含
有する磁性トナーと、疎水性無機微粉体を含有する磁性
現像剤において、 該磁性酸化鉄は、磁性酸化鉄のケイ素元素の含有率が、
鉄元素を基準として0.5〜4重量%であり、該磁性酸
化鉄の鉄元素溶解率が20重量%までに存在するケイ素
元素の含有量Bと、該磁性酸化鉄のケイ素元素の全含有
量Aとの比(B/A)×100が44〜84%であり、
該磁性酸化鉄の表面に存在するケイ素元素の含有量Cと
該含有量Aとの比(C/A)×100が10〜55%で
あり、 該疎水性無機微粉体が、シリコーンオイルまたはシリコ
ーンワニスで処理した微粉体であり、該疎水性無機微粉
体の比表面積が、前記シリコーンオイルまたはシリコー
ンワニスで処理する前の比表面積の0.4倍〜0.6倍
であることを特徴とする磁性現像剤。
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