JP2857917B2 - 触媒の劣化検出装置 - Google Patents
触媒の劣化検出装置Info
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- JP2857917B2 JP2857917B2 JP2193766A JP19376690A JP2857917B2 JP 2857917 B2 JP2857917 B2 JP 2857917B2 JP 2193766 A JP2193766 A JP 2193766A JP 19376690 A JP19376690 A JP 19376690A JP 2857917 B2 JP2857917 B2 JP 2857917B2
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N11/00—Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus, e.g. for catalytic activity
- F01N11/007—Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus, e.g. for catalytic activity the diagnostic devices measuring oxygen or air concentration downstream of the exhaust apparatus
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2550/00—Monitoring or diagnosing the deterioration of exhaust systems
- F01N2550/02—Catalytic activity of catalytic converters
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの排気系に配設され、排ガスを浄化
する触媒の劣化を検出する触媒の劣化検出装置に関する
ものである。
する触媒の劣化を検出する触媒の劣化検出装置に関する
ものである。
従来、触媒の劣化状態を触媒の上・下流にそれぞれ配
設される酸素センサの検出信号の位相のずれに応じて触
媒の劣化を検出する触媒の劣化検出装置が開示されてい
る(例えば、特開昭51−55818号公報等)。
設される酸素センサの検出信号の位相のずれに応じて触
媒の劣化を検出する触媒の劣化検出装置が開示されてい
る(例えば、特開昭51−55818号公報等)。
通常、エンジンに供給する混合気の空燃比は、触媒の
浄化率を向上させるためほぼ理論空燃比が中心となるよ
うに上流の酸素センサの検出信号に応じて強制的に振っ
ている。よって、前述のような触媒の劣化検出装置にお
いては、酸素センサの応答性はリッチ時間・リーン時間
により異なるため、正確な劣化状態の検出ができないと
いう問題点がある。
浄化率を向上させるためほぼ理論空燃比が中心となるよ
うに上流の酸素センサの検出信号に応じて強制的に振っ
ている。よって、前述のような触媒の劣化検出装置にお
いては、酸素センサの応答性はリッチ時間・リーン時間
により異なるため、正確な劣化状態の検出ができないと
いう問題点がある。
さらに、触媒の劣化状態を検出するためには、空燃比
が理論空燃比で制御されている状態におけるデータが必
要である。しかし、前述のように、空燃比は理論空燃比
で制御されていないため、触媒の劣化検出の精度が悪化
するという問題点もある。
が理論空燃比で制御されている状態におけるデータが必
要である。しかし、前述のように、空燃比は理論空燃比
で制御されていないため、触媒の劣化検出の精度が悪化
するという問題点もある。
本発明は、前述のような問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、精度良く触媒の劣化
検出が可能な触媒の劣化検出装置を提供することにあ
る。
であり、その目的とするところは、精度良く触媒の劣化
検出が可能な触媒の劣化検出装置を提供することにあ
る。
本発明は第1図に示すように、エンジンの排気系に配
設され、排ガスを浄化するための触媒と、 この触媒の上・下流にそれぞれ配設され、空燃比が理
論空燃比に対してリッチかリーンかを検出する上・下流
酸素センサと、 この上流酸素センサの出力信号に応じて前記エンジン
に供給される混合気の空燃比を理論空燃比近傍に制御す
るエンジン制御手段と、 前記上・下流酸素センサの出力信号がリッチからリー
ンおよびリーンからリッチへと変化するまでの位相差を
それぞれ検出する位相差検出手段と、 前記上・下流酸素センサの出力信号がリッチからリー
ンおよびリーンからリッチへと変化するまでのそれぞれ
の前記位相差の所定期間における平均値を検出する平均
値検出手段と、 前記平均値が所定値以下の時、前記触媒が劣化状態に
あると判断する判断手段とを備え、 前記位相差検出手段は、 前記位相差が所定の上限値より大きい時、前記位相差
をこの上限値に制限する制限手段を備えることを特徴と
する触媒の劣化検出装置を要旨としている。
設され、排ガスを浄化するための触媒と、 この触媒の上・下流にそれぞれ配設され、空燃比が理
論空燃比に対してリッチかリーンかを検出する上・下流
酸素センサと、 この上流酸素センサの出力信号に応じて前記エンジン
に供給される混合気の空燃比を理論空燃比近傍に制御す
るエンジン制御手段と、 前記上・下流酸素センサの出力信号がリッチからリー
ンおよびリーンからリッチへと変化するまでの位相差を
それぞれ検出する位相差検出手段と、 前記上・下流酸素センサの出力信号がリッチからリー
ンおよびリーンからリッチへと変化するまでのそれぞれ
の前記位相差の所定期間における平均値を検出する平均
値検出手段と、 前記平均値が所定値以下の時、前記触媒が劣化状態に
あると判断する判断手段とを備え、 前記位相差検出手段は、 前記位相差が所定の上限値より大きい時、前記位相差
をこの上限値に制限する制限手段を備えることを特徴と
する触媒の劣化検出装置を要旨としている。
以上の構成により、エンジン制御手段でエンジンの排
気系に配設される排ガスを浄化するための触媒の上流に
配設され、空燃比が理論空燃比に対してリッチかリーン
かを検出する上流酸素センサの出力信号に応じてエンジ
ンに供給される混合気の空燃比が理論空燃比近傍に制御
される。
気系に配設される排ガスを浄化するための触媒の上流に
配設され、空燃比が理論空燃比に対してリッチかリーン
かを検出する上流酸素センサの出力信号に応じてエンジ
ンに供給される混合気の空燃比が理論空燃比近傍に制御
される。
一方、位相差検出手段で上・下流酸素センサの出力信
号がリッチからリーンおよびリーンからリッチへと変化
するまでの位相差がそれぞれ検出され、上・下流酸素セ
ンサの出力信号がリッチからリーンおよびリーンからリ
ッチへと変化するまでのそれぞれの位相差の所定期間に
おける平均値が平均値検出手段で検出される。そして、
判断手段で平均値が所定値以下の時、触媒が劣化したと
判断される。また、下流酸素センサの出力信号の位相差
が所定の上限値より大きい時、この上限値に位相差が制
限される。
号がリッチからリーンおよびリーンからリッチへと変化
するまでの位相差がそれぞれ検出され、上・下流酸素セ
ンサの出力信号がリッチからリーンおよびリーンからリ
ッチへと変化するまでのそれぞれの位相差の所定期間に
おける平均値が平均値検出手段で検出される。そして、
判断手段で平均値が所定値以下の時、触媒が劣化したと
判断される。また、下流酸素センサの出力信号の位相差
が所定の上限値より大きい時、この上限値に位相差が制
限される。
以下、本発明を車両用エンジンに適応した一実施例に
ついて図面に基づいて説明する。
ついて図面に基づいて説明する。
第2図は本実施例の概略構成図である。エンジン1の
吸気通路2にはエアフロメータ3が設けられている。エ
アフロメータ3はエアクリーナ4を通って導かれる吸入
空気量Qを直接計測するものである。さらに、吸気通路
2には運転者のアクセル5の操作量に応じて開閉し、エ
ンジン1へ供給する吸入空気量Qを調節するスロットル
弁6が設けられている。また、エンジン1の各気筒には
燃料供給系7から吸気ポートへ加圧燃料を供給する燃料
噴射弁8がそれぞれ設けられている。
吸気通路2にはエアフロメータ3が設けられている。エ
アフロメータ3はエアクリーナ4を通って導かれる吸入
空気量Qを直接計測するものである。さらに、吸気通路
2には運転者のアクセル5の操作量に応じて開閉し、エ
ンジン1へ供給する吸入空気量Qを調節するスロットル
弁6が設けられている。また、エンジン1の各気筒には
燃料供給系7から吸気ポートへ加圧燃料を供給する燃料
噴射弁8がそれぞれ設けられている。
また、ディストリビュータ9には、720クランク角
(℃A)毎に基準位置検出用信号を発生する基準位置セ
ンサ10および30℃A毎にクランク角検出用信号を発生す
るクランク角センサ11が設けられている。
(℃A)毎に基準位置検出用信号を発生する基準位置セ
ンサ10および30℃A毎にクランク角検出用信号を発生す
るクランク角センサ11が設けられている。
さらに、エンジン1のシリンダブロックのウォータジ
ャケット12には、冷却水温Thwを検出するための水温セ
ンサ13が設けられている。
ャケット12には、冷却水温Thwを検出するための水温セ
ンサ13が設けられている。
一方、排気系には排気マニホールド14の下流に排ガス
中の有害成分(HC,CO,NOx)を同時に浄化する三元触媒1
5が設けられている。この三元触媒15の上流側、即ち排
気マニホールド14には上流酸素センサ16が設けられ、ま
た三元触媒15の下流側の排気管17には下流酸素センサ18
が設けられている。周知のとおり、これら上・下流酸素
センサ16,18は空燃比が理論空燃比に対してリーンであ
るかリッチであるかに応じて異なる出力電圧を発生する
ものである。
中の有害成分(HC,CO,NOx)を同時に浄化する三元触媒1
5が設けられている。この三元触媒15の上流側、即ち排
気マニホールド14には上流酸素センサ16が設けられ、ま
た三元触媒15の下流側の排気管17には下流酸素センサ18
が設けられている。周知のとおり、これら上・下流酸素
センサ16,18は空燃比が理論空燃比に対してリーンであ
るかリッチであるかに応じて異なる出力電圧を発生する
ものである。
また、19は後述する電子制御装置(ECU)20で三元触
媒15が劣化したと判断された時、運転者へ警告を発する
ためのアラームである。
媒15が劣化したと判断された時、運転者へ警告を発する
ためのアラームである。
ECU20は、例えばマイクロコンピュータとして構成さ
れ、周知の通りA/D変換器101,I/Oポート102,CPU103,ROM
104,RAM105,バックアップRAM106,クロック発生回路107
等が設けられている。
れ、周知の通りA/D変換器101,I/Oポート102,CPU103,ROM
104,RAM105,バックアップRAM106,クロック発生回路107
等が設けられている。
以下、第3図〜第6図に示すフローチャートを用いて
エンジン1の空燃比制御方法および三元触媒15の劣化検
出方法について説明する。
エンジン1の空燃比制御方法および三元触媒15の劣化検
出方法について説明する。
第3図は前述の各種センサからの検出信号に応じて燃
料噴射量TAUを演算する燃料噴射量演算ルーチンを示す
フローチャートである。このルーチンは所定期間(例え
ば、本実施例では360℃A)毎に起動・実行されるもの
である。
料噴射量TAUを演算する燃料噴射量演算ルーチンを示す
フローチャートである。このルーチンは所定期間(例え
ば、本実施例では360℃A)毎に起動・実行されるもの
である。
ステップ101で吸入空気量Q、回転数NE等の検出信号
を読み込む。ステップ102で基本燃料噴射量Tpを次式に
より演算する。
を読み込む。ステップ102で基本燃料噴射量Tpを次式に
より演算する。
Tp←K・Q/NE ここで、Kは定数である。
ステップ103で基本燃料噴射量Tpを後述する空燃比フ
ィードバック制御等の各種の補正を行い燃料噴射量TAU
を演算する。
ィードバック制御等の各種の補正を行い燃料噴射量TAU
を演算する。
TAU←Tp・FAF・F ここで、FAFは空燃比フィードバック制御により設定
される空燃比補正係数、Fは各種補正係数である。
される空燃比補正係数、Fは各種補正係数である。
ステップ104で燃料噴射量TAUに対応した制御信号を燃
料噴射弁8へ出力する。
料噴射弁8へ出力する。
第4図は上流酸素センサ16の検出信号(上流出力値)
V1に基づいて行われる主空燃比フィードバック制御、即
ち空燃比補正係数FAFを設定する空燃比フィードバック
制御ルーチンである。このルーチンは所定期間(例え
ば、本実施例では4msec)毎に起動・実行されるもので
ある。
V1に基づいて行われる主空燃比フィードバック制御、即
ち空燃比補正係数FAFを設定する空燃比フィードバック
制御ルーチンである。このルーチンは所定期間(例え
ば、本実施例では4msec)毎に起動・実行されるもので
ある。
ステップ201で主空燃比フィードバック制御の条件
(第1の実行条件)が成立しているか否かを判断する。
ここで、第1の実行条件としては、例えば、本実施例で
はエンジン始動後でかつ上流酸素センサ16が活性状態で
あること等である。ステップ201で第1の実行条件が成
立していないと判断された場合は、ステップ202へ進
む。ステップ202で空燃比補正係数FAFを1.0に設定(FAF
←1.0)し、本ルーチンを終了する。
(第1の実行条件)が成立しているか否かを判断する。
ここで、第1の実行条件としては、例えば、本実施例で
はエンジン始動後でかつ上流酸素センサ16が活性状態で
あること等である。ステップ201で第1の実行条件が成
立していないと判断された場合は、ステップ202へ進
む。ステップ202で空燃比補正係数FAFを1.0に設定(FAF
←1.0)し、本ルーチンを終了する。
一方、ステップ201で第1の実行条件が成立している
と判断された場合はステップ203以降の上流出力値V1に
よるフィードバック処理を実行する。
と判断された場合はステップ203以降の上流出力値V1に
よるフィードバック処理を実行する。
ステップ203で上流出力値V1を読み込む。ステップ204
で上流出力値V1が第1の比較電圧VR1(例えば、本実施
例では0.45V)以下か否か、即ち空燃比がリッチかリー
ンかを判定する。ここで、上流出力値V1が第1の比較電
圧VR1以下、即ち空燃比がリーンである場合はステップ2
05へ進む。ステップ205で第1のディレイカウンタCDLY1
が正の値、即ち今回の制御タイミングで上流出力値V1が
リッチからリーンへ反転したか否かを判定する。ここ
で、第1のディレイカウンタCDLY1は上流出力値V1が第
1の比較電圧VR1を横切ってからの経過時間を計測する
ためのカウンタであり、リッチ状態の経過時間は正の
値、リーン状態の経過時間は負の値で定義される。
で上流出力値V1が第1の比較電圧VR1(例えば、本実施
例では0.45V)以下か否か、即ち空燃比がリッチかリー
ンかを判定する。ここで、上流出力値V1が第1の比較電
圧VR1以下、即ち空燃比がリーンである場合はステップ2
05へ進む。ステップ205で第1のディレイカウンタCDLY1
が正の値、即ち今回の制御タイミングで上流出力値V1が
リッチからリーンへ反転したか否かを判定する。ここ
で、第1のディレイカウンタCDLY1は上流出力値V1が第
1の比較電圧VR1を横切ってからの経過時間を計測する
ためのカウンタであり、リッチ状態の経過時間は正の
値、リーン状態の経過時間は負の値で定義される。
ステップ205で第1のディレイカウンタCDLY1が負の値
である場合はステップ207へ進む。また、ステップ205で
第1のディレイカウンタCDLY1が正の値である場合はス
テップ206へ進む。ステップ206で第1のディレイカウン
タCDLY1をリセット(CDLY1←0)し、ステップ207へ進
む。ステップ207で第1のディレイカウンタCDLY1の値を
デクリメントする(CDLY1←CDLY1−1)。ステップ208
で第1のディレイカウンタCDLY1が第1のリーン遅延時
間TDL1未満か否かを判定する。ここで、第1のリーン遅
延時間TDL1は、上流酸素センサ16の出力信号がリッチか
らリーンへの変化があってもリッチであるとの判断を保
持する遅延処理における遅延時間に対応するカウント値
であり、負の値で定義される。ステップ208で第1のデ
ィレイカウンタCDLY1が第1のリーン遅延時間TDL1以上
の場合はステップ217へ進む。
である場合はステップ207へ進む。また、ステップ205で
第1のディレイカウンタCDLY1が正の値である場合はス
テップ206へ進む。ステップ206で第1のディレイカウン
タCDLY1をリセット(CDLY1←0)し、ステップ207へ進
む。ステップ207で第1のディレイカウンタCDLY1の値を
デクリメントする(CDLY1←CDLY1−1)。ステップ208
で第1のディレイカウンタCDLY1が第1のリーン遅延時
間TDL1未満か否かを判定する。ここで、第1のリーン遅
延時間TDL1は、上流酸素センサ16の出力信号がリッチか
らリーンへの変化があってもリッチであるとの判断を保
持する遅延処理における遅延時間に対応するカウント値
であり、負の値で定義される。ステップ208で第1のデ
ィレイカウンタCDLY1が第1のリーン遅延時間TDL1以上
の場合はステップ217へ進む。
一方、ステップ208で第1のディレイカウンタCDLY1が
第1のリーン遅延時間TDL1未満、即ち上流酸素センサ16
の出力信号がリッチからリーンへ変化してから前述の遅
延時間以上経過した場合はステップ209へ進む。ステッ
プ209で第1のディレイカウンタCDLY1を第1のリーン遅
延時間TDL1に設定(CDLY1←TDL1)し、ステップ210へ進
む。ステップ210で遅延処理後の空燃比の状態を示すフ
ラグF1をリセット(F1←0)し、ステップ217へ進む。
即ちフラグF1がリセット状態(F1=0)の場合は遅延処
理後の空燃比がリーンであることを示す。
第1のリーン遅延時間TDL1未満、即ち上流酸素センサ16
の出力信号がリッチからリーンへ変化してから前述の遅
延時間以上経過した場合はステップ209へ進む。ステッ
プ209で第1のディレイカウンタCDLY1を第1のリーン遅
延時間TDL1に設定(CDLY1←TDL1)し、ステップ210へ進
む。ステップ210で遅延処理後の空燃比の状態を示すフ
ラグF1をリセット(F1←0)し、ステップ217へ進む。
即ちフラグF1がリセット状態(F1=0)の場合は遅延処
理後の空燃比がリーンであることを示す。
また、ステップ204で上流出力値V1が第1の比較電圧V
R1より大きい、即ち空燃比がリッチである場合はステッ
プ211へ進む。ステップ211で第1のディレイカウンタCD
LY1が負の値、即ち今回の制御タイミングで上流出力値V
1がリーンからリッチへ反転したか否かを判定する。こ
こで、第1のディレイカウンタCDLY1が正の値である場
合はステップ213へ進む。
R1より大きい、即ち空燃比がリッチである場合はステッ
プ211へ進む。ステップ211で第1のディレイカウンタCD
LY1が負の値、即ち今回の制御タイミングで上流出力値V
1がリーンからリッチへ反転したか否かを判定する。こ
こで、第1のディレイカウンタCDLY1が正の値である場
合はステップ213へ進む。
一方、ステップ211で第1のディレイカウンタCDLY1が
負の値である場合はステップ212へ進む。ステップ212で
第1のディレイカウンタCDLY1をリセット(CDLY1←0)
し、ステップ213へ進む。
負の値である場合はステップ212へ進む。ステップ212で
第1のディレイカウンタCDLY1をリセット(CDLY1←0)
し、ステップ213へ進む。
ステップ213で第1のディレイカウンタCDLY1の値をイ
ンクリメントする(CDLY1←CDLY1+1)。ステップ214
で第1のディレイカウンタCDLY1が第1のリッチ遅延時
間TDR1未満か否かを判定する。ここで、第1のリッチ遅
延時間TDR1は、上流酸素センサ16の出力信号がリーンか
らリッチへの変化があってもリーンであるとの判断を保
持する遅延処理に対応する遅延時間に対応するカウント
値であり、正の値で定義される。ステップ214で第1の
ディレイカウンタCDLY1が第1のリッチ遅延時間TDR1以
上の場合はステップ217へ進む。
ンクリメントする(CDLY1←CDLY1+1)。ステップ214
で第1のディレイカウンタCDLY1が第1のリッチ遅延時
間TDR1未満か否かを判定する。ここで、第1のリッチ遅
延時間TDR1は、上流酸素センサ16の出力信号がリーンか
らリッチへの変化があってもリーンであるとの判断を保
持する遅延処理に対応する遅延時間に対応するカウント
値であり、正の値で定義される。ステップ214で第1の
ディレイカウンタCDLY1が第1のリッチ遅延時間TDR1以
上の場合はステップ217へ進む。
一方、ステップ214で第1のディレイカウンタCDLY1が
第1のリッチ遅延時間TDR1より大きい場合、即ち上流出
力信号V1がリーンからリッチへ変化してから前述の遅延
時間以上経過した場合はステップ215へ進む。ステップ2
15で第1のディレイカウンタCDLY1を第1のリッチ遅延
時間TDR1に設定する(CDLY1←TDR1)。ステップ216で遅
延処理後の空燃比の状態を示すフラグF1をセットする
(F1←1)。即ちフラグF1がセット状態(F1=1)の場
合は遅延処理後の空燃比がリッチであることを示す。
第1のリッチ遅延時間TDR1より大きい場合、即ち上流出
力信号V1がリーンからリッチへ変化してから前述の遅延
時間以上経過した場合はステップ215へ進む。ステップ2
15で第1のディレイカウンタCDLY1を第1のリッチ遅延
時間TDR1に設定する(CDLY1←TDR1)。ステップ216で遅
延処理後の空燃比の状態を示すフラグF1をセットする
(F1←1)。即ちフラグF1がセット状態(F1=1)の場
合は遅延処理後の空燃比がリッチであることを示す。
ステップ217でフラグF1が反転したか否か、即ち遅延
処理後の空燃比の状態が反転したか否かを判別する。こ
こで、遅延処理後の空燃比の状態が反転した場合は、ス
テップ218〜ステップ220のスキップ処理を行う。まず、
ステップ218でフラグF1がリセット状態か否かを判定す
る。ここで、フラグF1がリセット状態である、即ちリッ
チからリーンへの反転である場合はステップ219へ進
む。ステップ219で空燃比補正係数FAFを第1のリッチス
キップ量RSR1だけ増大させ(FAF←FAF+RSR1)、ステッ
プ224へ進む。また、ステップ218でフラグF1がセット状
態である、即ちリーンからリッチへの反転である場合は
ステップ220へ進む。ステップ220で空燃比補正係数FAF
を第1のリーンスキップ量RSL1だけ減少させ(FAF←FAF
−RSL1)、ステップ224へ進む。
処理後の空燃比の状態が反転したか否かを判別する。こ
こで、遅延処理後の空燃比の状態が反転した場合は、ス
テップ218〜ステップ220のスキップ処理を行う。まず、
ステップ218でフラグF1がリセット状態か否かを判定す
る。ここで、フラグF1がリセット状態である、即ちリッ
チからリーンへの反転である場合はステップ219へ進
む。ステップ219で空燃比補正係数FAFを第1のリッチス
キップ量RSR1だけ増大させ(FAF←FAF+RSR1)、ステッ
プ224へ進む。また、ステップ218でフラグF1がセット状
態である、即ちリーンからリッチへの反転である場合は
ステップ220へ進む。ステップ220で空燃比補正係数FAF
を第1のリーンスキップ量RSL1だけ減少させ(FAF←FAF
−RSL1)、ステップ224へ進む。
一方、ステップ217で遅延処理後の空燃比の状態が反
転していない場合はステップ221〜ステップ223の積分処
理を行う。まず、ステップ221でフラグF1がリセット状
態である、即ちリーンであるか否かを判別する。ここ
で、リーンである場合はステップ222へ進む。ステップ2
22で空燃比補正係数FAFを第1のリッチ積分定数KIR1だ
け増加させ(FAF←FAF+KIR1)、ステップ224へ進む。
また、ステップ221でリッチである場合はステップ223へ
進む。ステップ223で空燃比補正係数FAFを第1のリーン
積分定数KIL1だけ減少させ(FAF←FAF−KIL1)、ステッ
プ224へ進む。
転していない場合はステップ221〜ステップ223の積分処
理を行う。まず、ステップ221でフラグF1がリセット状
態である、即ちリーンであるか否かを判別する。ここ
で、リーンである場合はステップ222へ進む。ステップ2
22で空燃比補正係数FAFを第1のリッチ積分定数KIR1だ
け増加させ(FAF←FAF+KIR1)、ステップ224へ進む。
また、ステップ221でリッチである場合はステップ223へ
進む。ステップ223で空燃比補正係数FAFを第1のリーン
積分定数KIL1だけ減少させ(FAF←FAF−KIL1)、ステッ
プ224へ進む。
ステップ224で前述のようにして設定された空燃比係
数FAFが所定範囲(例えば、本実施例では0.8〜1.2)と
なるようにガード処理を行い本ルーチンを終了する。
数FAFが所定範囲(例えば、本実施例では0.8〜1.2)と
なるようにガード処理を行い本ルーチンを終了する。
第5図は下流酸素センサ18の出力値(下流出力値)V2
に基づいて主空燃比フィードバック制御における第1の
リッチスキップ量RSR1、第1のリーンスキップ量RSL1を
補正する副空燃比フィードバック制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。本ルーチンは所定期間(例えば、
本実施例では1sec)毎に起動・実行されるものである。
に基づいて主空燃比フィードバック制御における第1の
リッチスキップ量RSR1、第1のリーンスキップ量RSL1を
補正する副空燃比フィードバック制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。本ルーチンは所定期間(例えば、
本実施例では1sec)毎に起動・実行されるものである。
まず、ステップ301で空燃比フィードバック条件(第
2の実行条件)が成立しているか否か、即ち副空燃比フ
ィードバック制御を実行するか否かを判断する。ここ
で、第2の実行条件とは、例えば本実施例では、第1の
実行条件が成立している、即ち主空燃比フィードバック
制御中である。下流酸素センサ18が活性状態である等で
ある。
2の実行条件)が成立しているか否か、即ち副空燃比フ
ィードバック制御を実行するか否かを判断する。ここ
で、第2の実行条件とは、例えば本実施例では、第1の
実行条件が成立している、即ち主空燃比フィードバック
制御中である。下流酸素センサ18が活性状態である等で
ある。
ステップ301で第2の実行条件が成立していない場合
はステップ302へ進む。ステップ302で第1のリッチスキ
ップ量RSR1を所定のリッチスキップ量RSR0に設定する。
つづくステップ303で第1のリーンスキップ量RSL1を所
定のリーンスキップ量RSL0に設定し、本ルーチンを終了
する。
はステップ302へ進む。ステップ302で第1のリッチスキ
ップ量RSR1を所定のリッチスキップ量RSR0に設定する。
つづくステップ303で第1のリーンスキップ量RSL1を所
定のリーンスキップ量RSL0に設定し、本ルーチンを終了
する。
また、ステップ301で第2の実行条件が成立している
場合はステップ304以降の下流出力値V2に基づく副空燃
比フィードバック処理を実行する。まず、ステップ304
で下流出力値V2を読み込む。ステップ305で下流出力値V
2が第2の比較電圧VR2(例えば、本実施例では第1の比
較電圧VR1と同じ0.45Vと設定)以下か否か、即ち空燃比
がリッチかリーンかを判定する。ここで、下流出力値V2
が第2の比較電圧VR2以下、即ち空燃比がリーンである
場合はステップ306へ進む。ステップ306で第2のディレ
イカウンタCDLY2が正の値、即ち今回の制御タイミング
で下流出力値V2がリッチからリーンへ反転したか否かを
判定する。ここで、第2のディレイカウンタCDLY2は前
述の第1のディレイカウンタCDLY1と同様に下流出力値V
2が第2の比較電圧VR2を横切ってからの経過時間を計測
するためのカウンタであり、リッチ状態の経過時間は正
の値、リーン状態の経過時間は負の値で定義される。
場合はステップ304以降の下流出力値V2に基づく副空燃
比フィードバック処理を実行する。まず、ステップ304
で下流出力値V2を読み込む。ステップ305で下流出力値V
2が第2の比較電圧VR2(例えば、本実施例では第1の比
較電圧VR1と同じ0.45Vと設定)以下か否か、即ち空燃比
がリッチかリーンかを判定する。ここで、下流出力値V2
が第2の比較電圧VR2以下、即ち空燃比がリーンである
場合はステップ306へ進む。ステップ306で第2のディレ
イカウンタCDLY2が正の値、即ち今回の制御タイミング
で下流出力値V2がリッチからリーンへ反転したか否かを
判定する。ここで、第2のディレイカウンタCDLY2は前
述の第1のディレイカウンタCDLY1と同様に下流出力値V
2が第2の比較電圧VR2を横切ってからの経過時間を計測
するためのカウンタであり、リッチ状態の経過時間は正
の値、リーン状態の経過時間は負の値で定義される。
ステップ306で第2のディレイカウンタCDLY2が負の値
である場合はステップ308へ進む。また、ステップ306で
第2のディレイカウンタCDLY2が正の値である場合はス
テップ307へ進む。ステップ307で第2のディレイカウン
タCDLY2をリセット(CDLY2←0)し、ステップ308へ進
む。
である場合はステップ308へ進む。また、ステップ306で
第2のディレイカウンタCDLY2が正の値である場合はス
テップ307へ進む。ステップ307で第2のディレイカウン
タCDLY2をリセット(CDLY2←0)し、ステップ308へ進
む。
ステップ308で第2のディレイカウンタCDLY2の値をデ
クリメントする(CDLY2←CDLY2−1)。続くステップ30
9で第2のディレイカウンタCDLY2が第2のリーン遅延時
間TDL2未満か否かを判定する。ここで、第2のリーン遅
延時間TDL2は、下流酸素センサ18の出力信号がリッチか
らリーンへの変化があってもリッチであるとの判断を保
持する遅延処理における遅延時間に対応するカウント値
であり、負の値で定義される。ステップ309で第2のデ
ィレイカウンタCDLY2が第2のリーン遅延時間TDL2以上
の場合はステップ318へ進む。
クリメントする(CDLY2←CDLY2−1)。続くステップ30
9で第2のディレイカウンタCDLY2が第2のリーン遅延時
間TDL2未満か否かを判定する。ここで、第2のリーン遅
延時間TDL2は、下流酸素センサ18の出力信号がリッチか
らリーンへの変化があってもリッチであるとの判断を保
持する遅延処理における遅延時間に対応するカウント値
であり、負の値で定義される。ステップ309で第2のデ
ィレイカウンタCDLY2が第2のリーン遅延時間TDL2以上
の場合はステップ318へ進む。
一方、ステップ309で第2のディレイカウンタCDLY2が
第2のリーン遅延時間TDL2未満、即ち下流酸素センサ18
の出力信号がリッチからリーンへの変化してから前述の
遅延時間以上経過した場合はステップ310へ進む。ステ
ップ310で第2のディレイカウンタCDLY2を第2のリーン
遅延時間TDL2に設定する(CDLY2←TDL2)。ステップ311
で遅延処理後の空燃比の状態を示すフラグF2をリセット
(F2←0)し、ステップ318へ進む。即ちフラグF2がリ
セット状態(F2=0)の場合は遅延処理後の空燃比がリ
ーンであることを示す。
第2のリーン遅延時間TDL2未満、即ち下流酸素センサ18
の出力信号がリッチからリーンへの変化してから前述の
遅延時間以上経過した場合はステップ310へ進む。ステ
ップ310で第2のディレイカウンタCDLY2を第2のリーン
遅延時間TDL2に設定する(CDLY2←TDL2)。ステップ311
で遅延処理後の空燃比の状態を示すフラグF2をリセット
(F2←0)し、ステップ318へ進む。即ちフラグF2がリ
セット状態(F2=0)の場合は遅延処理後の空燃比がリ
ーンであることを示す。
また、ステップ305で下流出力値V2が第2の比較電圧V
R2より大きい、即ち空燃比がリッチである場合はステッ
プ312へ進む。ステップ312で第2のディレイカウンタCD
LY2が負の値、即ち今回の制御タイミングで下流出力値V
2がリーンからリッチへ反転したか否かを判定する。こ
こで、第2のディレイカウンタCDLY2が正の値である場
合はステップ314へ進む。
R2より大きい、即ち空燃比がリッチである場合はステッ
プ312へ進む。ステップ312で第2のディレイカウンタCD
LY2が負の値、即ち今回の制御タイミングで下流出力値V
2がリーンからリッチへ反転したか否かを判定する。こ
こで、第2のディレイカウンタCDLY2が正の値である場
合はステップ314へ進む。
一方、ステップ312で第2のディレイカウンタCDLY2が
負の値である場合はステップ313へ進む。ステップ313で
第2のディレイカウンタCDLY2をリセットする(CDLY2←
0)。ステップ314で第2のディレイカウンタCDLY2の値
をインクリメントする(CDLY2←CDLY2+1)。ステップ
315で第2のディレイカウンタCDLY2が第2のリッチ遅延
時間TDR2未満か否かを判定する。ここで、第2のリッチ
遅延時間TDR2は、下流酸素センサ18の出力信号がリーン
からリッチへの変化があってもリーンであるとの判断を
保持する遅延処理に対応する遅延時間に対応するカウン
ト値であり、正の値で定義される。ステップ315で第2
のディレイカウンタCDLY2が第2のリッチ遅延時間TDR2
以上の場合はステップ318へ進む。
負の値である場合はステップ313へ進む。ステップ313で
第2のディレイカウンタCDLY2をリセットする(CDLY2←
0)。ステップ314で第2のディレイカウンタCDLY2の値
をインクリメントする(CDLY2←CDLY2+1)。ステップ
315で第2のディレイカウンタCDLY2が第2のリッチ遅延
時間TDR2未満か否かを判定する。ここで、第2のリッチ
遅延時間TDR2は、下流酸素センサ18の出力信号がリーン
からリッチへの変化があってもリーンであるとの判断を
保持する遅延処理に対応する遅延時間に対応するカウン
ト値であり、正の値で定義される。ステップ315で第2
のディレイカウンタCDLY2が第2のリッチ遅延時間TDR2
以上の場合はステップ318へ進む。
一方、ステップ315で第2のディレイカウンタCDLY2が
第2のリッチ遅延時間TDR2より大きい、即ち下流出力値
V2がリーンからリッチへ変化してから前述の遅延時間以
上経過した場合はステップ316へ進む。ステップ316で第
2のディレイカウンタCDLY2を第2のリッチ遅延時間TDR
2に設定する(CDLY2←TDR2)。ステップ317で遅延処理
後の空燃比の状態を示すフラグF2をセット(F2←1)
し、ステップ318へ進む。即ちフラグF2がセット状態(F
2=1)の場合は遅延処理後の空燃比がリッチであるこ
とを示す。
第2のリッチ遅延時間TDR2より大きい、即ち下流出力値
V2がリーンからリッチへ変化してから前述の遅延時間以
上経過した場合はステップ316へ進む。ステップ316で第
2のディレイカウンタCDLY2を第2のリッチ遅延時間TDR
2に設定する(CDLY2←TDR2)。ステップ317で遅延処理
後の空燃比の状態を示すフラグF2をセット(F2←1)
し、ステップ318へ進む。即ちフラグF2がセット状態(F
2=1)の場合は遅延処理後の空燃比がリッチであるこ
とを示す。
ステップ318でフラグF2がリセット状態か否か、即ち
遅延処理後の空燃比がリーンであるかリッチであるかを
検出する。ここで、フラグF2がリセット状態、即ち遅延
処理後の空燃比がリーンである場合はステップ319へ進
む。ステップ319で第1のリッチスキップ量RSR1を所定
値RSだけ増加させる(RSR1←RSR1+RS)。ステップ320
で第1のリーンスキップ量RSL1を所定値RSだけ減少させ
(RSL1←RSL1−RS)、ステップ323へ進む。
遅延処理後の空燃比がリーンであるかリッチであるかを
検出する。ここで、フラグF2がリセット状態、即ち遅延
処理後の空燃比がリーンである場合はステップ319へ進
む。ステップ319で第1のリッチスキップ量RSR1を所定
値RSだけ増加させる(RSR1←RSR1+RS)。ステップ320
で第1のリーンスキップ量RSL1を所定値RSだけ減少させ
(RSL1←RSL1−RS)、ステップ323へ進む。
一方、ステップ318でフラグF2がセット状態、即ち遅
延処理後の空燃比がリッチである場合はステップ321へ
進む。ステップ321で第1のリッチスキップ量RSR1を所
定値RSだけ減少させる(RSR1←RSR1−RS)。ステップ32
2で第1のリーンスキップ量RSL1を所定値RSだけ増加さ
せ(RSL1←RSL1+RS)、ステップ323へ進む。
延処理後の空燃比がリッチである場合はステップ321へ
進む。ステップ321で第1のリッチスキップ量RSR1を所
定値RSだけ減少させる(RSR1←RSR1−RS)。ステップ32
2で第1のリーンスキップ量RSL1を所定値RSだけ増加さ
せ(RSL1←RSL1+RS)、ステップ323へ進む。
ステップ323で前述のようにして設定された第1のリ
ッチスキップ量RSR1、第1のリーンスキップ量RSL1が所
定範囲内となるようにガード処理し、本ルーチンを終了
する。
ッチスキップ量RSR1、第1のリーンスキップ量RSL1が所
定範囲内となるようにガード処理し、本ルーチンを終了
する。
第6図は所定期間(例えば、本実施例では20sec)に
おける第1出力値V1と第2出力値V2との位相差(例え
ば、本実施例では上流出力値V1がリッチからリーンへ変
化してから下流出力値V2がリッチからリーンへ変化する
までの時間)の平均値に応じて三元触媒15の劣化を検出
する劣化検出処理を示すフローチャートである。劣化検
出処理ルーチンは、所定期間(例えば、本実施例では16
msec)毎に起動・実行される。
おける第1出力値V1と第2出力値V2との位相差(例え
ば、本実施例では上流出力値V1がリッチからリーンへ変
化してから下流出力値V2がリッチからリーンへ変化する
までの時間)の平均値に応じて三元触媒15の劣化を検出
する劣化検出処理を示すフローチャートである。劣化検
出処理ルーチンは、所定期間(例えば、本実施例では16
msec)毎に起動・実行される。
ステップ400で劣化状態検出条件が成立しているか否
かを検出する。劣化状態検出条件とは、例えば本実施例
では、エンジン1が定常状態であり、前述の上・下流酸
素センサ16,18による主・副空燃比制御中である等であ
る。ここで、劣化状態検出条件が成立していない場合
は、ステップ440〜448の初期化ルーチンへ進む。
かを検出する。劣化状態検出条件とは、例えば本実施例
では、エンジン1が定常状態であり、前述の上・下流酸
素センサ16,18による主・副空燃比制御中である等であ
る。ここで、劣化状態検出条件が成立していない場合
は、ステップ440〜448の初期化ルーチンへ進む。
一方、ステップ400で劣化状態検出条件が成立してい
る場合はステップ402へ進む。ステップ402で後述するス
テップ404〜428の位相差検出ルーチンが所定期間以上経
過したか否かを検出時間カウンタCCが所定値α以上か否
かによって検出する。ここで、所定値αは所定期間のカ
ウント値に対応する値(例えば、本実施例では1250)で
ある。
る場合はステップ402へ進む。ステップ402で後述するス
テップ404〜428の位相差検出ルーチンが所定期間以上経
過したか否かを検出時間カウンタCCが所定値α以上か否
かによって検出する。ここで、所定値αは所定期間のカ
ウント値に対応する値(例えば、本実施例では1250)で
ある。
ステップ402で検出時間カウンタCCが所定値α未満の
場合はステップ404〜428の位相差検出ルーチンを実行す
る。ステップ404で位相差を検出中であるか否かを位相
差検出フラグXFRLから検出する。ここで、位相差検出フ
ラグXFRLは位相差を検出中である時はセット状態(XFRL
=1)であり、検出中でない時はリセット状態(XFRL=
0)である。
場合はステップ404〜428の位相差検出ルーチンを実行す
る。ステップ404で位相差を検出中であるか否かを位相
差検出フラグXFRLから検出する。ここで、位相差検出フ
ラグXFRLは位相差を検出中である時はセット状態(XFRL
=1)であり、検出中でない時はリセット状態(XFRL=
0)である。
ステップ404でフラグXFRLがリセット状態である、即
ち検出中でない時はステップ406へ進む。ステップ406で
第1出力値V1が今回の制御タイミングにおいて、リッチ
からリーンへ変化したか否かを検出する。ここで、第1
出力値V1が今回の制御タイミングにおいて、リッチから
リーンへ変化していない場合はステップ428へ進む。
ち検出中でない時はステップ406へ進む。ステップ406で
第1出力値V1が今回の制御タイミングにおいて、リッチ
からリーンへ変化したか否かを検出する。ここで、第1
出力値V1が今回の制御タイミングにおいて、リッチから
リーンへ変化していない場合はステップ428へ進む。
また、ステップ406で第1出力値V1が今回の制御タイ
ミングにおいて、リッチからリーンへ変化した場合はス
テップ408〜412の位相差検出の初期設定ルーチンへ進
む。ステップ408で位相差検出フラグXFRLをセットす
る。ステップ410で上・下流酸素センサ16,18の出力信号
の位相差をカウントする位相差カウンタCMをリセットす
る。ステップ412で所定期間における位相差の積算回数
をカウントする積算回数カウンタCNをリセットして、ス
テップ428へ進む。
ミングにおいて、リッチからリーンへ変化した場合はス
テップ408〜412の位相差検出の初期設定ルーチンへ進
む。ステップ408で位相差検出フラグXFRLをセットす
る。ステップ410で上・下流酸素センサ16,18の出力信号
の位相差をカウントする位相差カウンタCMをリセットす
る。ステップ412で所定期間における位相差の積算回数
をカウントする積算回数カウンタCNをリセットして、ス
テップ428へ進む。
また、ステップ404で位相差検出フラグXFRLがセット
状態である、即ち位相差を検出中である場合は、ステッ
プ414〜426の位相差積算値検出ルーチンへ進む。ステッ
プ414で位相差カウンタCMをインクリメントする(CM←C
M+1)。ステップ416で第2出力値V2がリッチからリー
ンへ変化したか否かを検出する。ここで、第2出力値V2
がリッチからリーンへ変化した場合はステップ418へ進
む。ステップ418でフラグXFRLをリセット(XFRL←0)
し、ステップ422へ進む。
状態である、即ち位相差を検出中である場合は、ステッ
プ414〜426の位相差積算値検出ルーチンへ進む。ステッ
プ414で位相差カウンタCMをインクリメントする(CM←C
M+1)。ステップ416で第2出力値V2がリッチからリー
ンへ変化したか否かを検出する。ここで、第2出力値V2
がリッチからリーンへ変化した場合はステップ418へ進
む。ステップ418でフラグXFRLをリセット(XFRL←0)
し、ステップ422へ進む。
一方、ステップ416で第2出力値V2がリッチからリー
ンへ変化していない場合はステップ420へ進む。ステッ
プ420で第1出力値V1がリッチからリーンへ変化したか
否かを検出する。第1出力値V1がリッチからリーンへ変
化していない場合はステップ428へ進む。また、ステッ
プ420で第1出力値V1がリッチからリーンへ変化した場
合はステップ422へ進む。
ンへ変化していない場合はステップ420へ進む。ステッ
プ420で第1出力値V1がリッチからリーンへ変化したか
否かを検出する。第1出力値V1がリッチからリーンへ変
化していない場合はステップ428へ進む。また、ステッ
プ420で第1出力値V1がリッチからリーンへ変化した場
合はステップ422へ進む。
ステップ422で位相差カウンタCMの値を位相差積算値
カウンタTCMの値に加算する(TCM←TCM+CM)。ステッ
プ424で積算回数カウンタCNをインクリメントする(CN
←CN+1)。ステップ426で位相差カウンタCMをリセッ
トする(CM←0)。
カウンタTCMの値に加算する(TCM←TCM+CM)。ステッ
プ424で積算回数カウンタCNをインクリメントする(CN
←CN+1)。ステップ426で位相差カウンタCMをリセッ
トする(CM←0)。
ステップ428で検出時間カウンタCCをインクリメント
(CC←CC+1)し、本ルーチンを終了する。
(CC←CC+1)し、本ルーチンを終了する。
一方、ステップ402で検出時間カウンタCCが所定値α
以上の場合はステップ430〜438の劣化検出ルーチンへ進
む。ステップ430で平均位相差TCM/CNが所定値β未満か
否かを検出する。ここで、平均位相差と三元触媒15の浄
化率との関係は第7図に示すようになる。所定値βは三
元触媒15が劣化したと判断する浄化率の最大値(例え
ば、本実施例では50%)に対応する平均位相差のカウン
ト値に対応する値である。
以上の場合はステップ430〜438の劣化検出ルーチンへ進
む。ステップ430で平均位相差TCM/CNが所定値β未満か
否かを検出する。ここで、平均位相差と三元触媒15の浄
化率との関係は第7図に示すようになる。所定値βは三
元触媒15が劣化したと判断する浄化率の最大値(例え
ば、本実施例では50%)に対応する平均位相差のカウン
ト値に対応する値である。
ステップ430で平均位相差TCM/CNが所定値β未満の場
合は、三元触媒15が劣化したと判断してステップ432へ
進む。ステップ432で三元触媒15の劣化状態を表すフラ
グXCATをセット(XCAT←1)し、ステップ434へ進む。
ステップ434でアラーム19を点灯させる信号ONを出力
し、ステップ440へ進む。
合は、三元触媒15が劣化したと判断してステップ432へ
進む。ステップ432で三元触媒15の劣化状態を表すフラ
グXCATをセット(XCAT←1)し、ステップ434へ進む。
ステップ434でアラーム19を点灯させる信号ONを出力
し、ステップ440へ進む。
また、ステップ430で平均位相差TCM/CNが所定値β以
上の場合は、三元触媒15は劣化していないと判断してス
テップ436へ進む。ステップ436でフラグXCATをリセット
する(XCAT←0)。ステップ438でアラーム19を消灯さ
せる信号OFFを出力し、ステップ440へ進む。
上の場合は、三元触媒15は劣化していないと判断してス
テップ436へ進む。ステップ436でフラグXCATをリセット
する(XCAT←0)。ステップ438でアラーム19を消灯さ
せる信号OFFを出力し、ステップ440へ進む。
ステップ440〜448の初期化ルーチンでは各種のカウン
タおよびフラグをリセットする。ステップ440で検出時
間カウンタCCをリセットする。ステップ442で位相差カ
ウンタCMをリセットする。ステップ444で積算回数カウ
ンタCNをリセットする。ステップ446で位相差積算カウ
ンタTCMをリセットする。ステップ448で位相差検出フラ
グXFRLをリセットし、本ルーチンを終了する。
タおよびフラグをリセットする。ステップ440で検出時
間カウンタCCをリセットする。ステップ442で位相差カ
ウンタCMをリセットする。ステップ444で積算回数カウ
ンタCNをリセットする。ステップ446で位相差積算カウ
ンタTCMをリセットする。ステップ448で位相差検出フラ
グXFRLをリセットし、本ルーチンを終了する。
以上の劣化検出処理により、位相差検出ルーチンで上
流酸素センサ16の検出信号がリッチからリーンへ変化し
てから、下流酸素センサ18の検出信号がリッチからリー
ンへ変化するまでまたは上流酸素センサ16の検出信号が
リッチからリーンへ変化するまでの経過時間(位相差)
を検出する。さらに、所定期間における位相差積算値を
検出する。そして、劣化検出ルーチンで平均位相差(位
相差積算値/積算回数)が所定値以上か否かによって三
元触媒15の劣化を検出する。したがって、通常制御され
る空燃比がリッチ側とリーン側との双方にずれるが、上
・下流酸素センサの出力信号の所定期間における位相差
の平均値はリッチ側とリーン側とが互いに平均化されて
空燃比が理論空燃比で制御された時の位相差と近似でき
るため、触媒の劣化を精度良く検出できる。
流酸素センサ16の検出信号がリッチからリーンへ変化し
てから、下流酸素センサ18の検出信号がリッチからリー
ンへ変化するまでまたは上流酸素センサ16の検出信号が
リッチからリーンへ変化するまでの経過時間(位相差)
を検出する。さらに、所定期間における位相差積算値を
検出する。そして、劣化検出ルーチンで平均位相差(位
相差積算値/積算回数)が所定値以上か否かによって三
元触媒15の劣化を検出する。したがって、通常制御され
る空燃比がリッチ側とリーン側との双方にずれるが、上
・下流酸素センサの出力信号の所定期間における位相差
の平均値はリッチ側とリーン側とが互いに平均化されて
空燃比が理論空燃比で制御された時の位相差と近似でき
るため、触媒の劣化を精度良く検出できる。
また、位相差の上限値を上流酸素センサ16の1周期と
して制限手段により制限している。よって、平均位相差
と三元触媒15の浄化率との関係は第7図に示すような
る。よって、平均位相差の最大値はフィードバック周期
となるため、三元触媒15の浄化率を精度良く検出でき
る。
して制限手段により制限している。よって、平均位相差
と三元触媒15の浄化率との関係は第7図に示すような
る。よって、平均位相差の最大値はフィードバック周期
となるため、三元触媒15の浄化率を精度良く検出でき
る。
また、第6図では上流酸素センサ16の出力信号がリッ
チからリーンに変化してから下流酸素センサ18の出力信
号がリッチからリーンに変化するまでの経過時間におけ
る平均値を平均位相差として代表して説明しているが、
本発明においては、平均位相差として、上流酸素センサ
16の検出信号がリッチからリーンに変化してから下流酸
素センサがリッチからリーンに変化するまでの経過時間
と上流酸素センサ16の検出信号がリーンからリッチに変
化してから下流酸素センサがリーンからリッチに変化す
るまでの経過時間のそれぞれの所定期間における平均位
相差の平均値としてあることは勿論である。
チからリーンに変化してから下流酸素センサ18の出力信
号がリッチからリーンに変化するまでの経過時間におけ
る平均値を平均位相差として代表して説明しているが、
本発明においては、平均位相差として、上流酸素センサ
16の検出信号がリッチからリーンに変化してから下流酸
素センサがリッチからリーンに変化するまでの経過時間
と上流酸素センサ16の検出信号がリーンからリッチに変
化してから下流酸素センサがリーンからリッチに変化す
るまでの経過時間のそれぞれの所定期間における平均位
相差の平均値としてあることは勿論である。
さらに、位相差の上限値として所定時間としてもよ
い。
い。
以上詳述したように本発明では、所定期間における上
・下流酸素センサの出力信号がリッチからリーンおよび
リーンからリッチへと変化するまでのそれぞれの位相差
の平均値が所定値以下か否かに応じて触媒が劣化してい
るか否かが検出される。したがって、通常制御される空
燃比がリッチ側とリーン側との双方にずれるが、上・下
流酸素センサの出力信号の所定期間における位相差の平
均値はリッチ側とリーン側とが互いに平均化されて空燃
比が理論空燃比で制御された時の位相差と近似できるた
め、触媒の劣化を精度良く検出できるという優れた効果
がある。さらに、上・下流酸素センサの位相差が所定の
上限値に制限されるため、平均位相差の最大値も上限値
に制限されて、触媒の浄化率をより精度良く検出するこ
とができるという優れた効果がある。
・下流酸素センサの出力信号がリッチからリーンおよび
リーンからリッチへと変化するまでのそれぞれの位相差
の平均値が所定値以下か否かに応じて触媒が劣化してい
るか否かが検出される。したがって、通常制御される空
燃比がリッチ側とリーン側との双方にずれるが、上・下
流酸素センサの出力信号の所定期間における位相差の平
均値はリッチ側とリーン側とが互いに平均化されて空燃
比が理論空燃比で制御された時の位相差と近似できるた
め、触媒の劣化を精度良く検出できるという優れた効果
がある。さらに、上・下流酸素センサの位相差が所定の
上限値に制限されるため、平均位相差の最大値も上限値
に制限されて、触媒の浄化率をより精度良く検出するこ
とができるという優れた効果がある。
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明を適
応した一実施例の概略構成図、第3図〜第6図は前記実
施例の作動説明に供するフローチャート、第7図は三元
触媒15の浄化率に応じた上・下流酸素センサの平均位相
差の特性図。 1……エンジン,8……インジェクタ,15……三元触媒,16
……上流酸素センサ,18……下流酸素センサ,19……アラ
ーム,20……ECU。
応した一実施例の概略構成図、第3図〜第6図は前記実
施例の作動説明に供するフローチャート、第7図は三元
触媒15の浄化率に応じた上・下流酸素センサの平均位相
差の特性図。 1……エンジン,8……インジェクタ,15……三元触媒,16
……上流酸素センサ,18……下流酸素センサ,19……アラ
ーム,20……ECU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−55818(JP,A) 特開 平1−273842(JP,A) 特開 平2−33408(JP,A) 実開 昭56−65140(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/00 - 41/40 F01N 3/20 F02D 45/00
Claims (2)
- 【請求項1】エンジンの排気系に配設され、排ガスを浄
化するための触媒と、 この触媒の上・下流にそれぞれ配設され、空燃比が理論
空燃比に対してリッチかリーンかを検出する上・下流酸
素センサと、 この上流酸素センサの出力信号に応じて前記エンジンに
供給される混合気の空燃比を理論空燃比近傍に制御する
エンジン制御手段と、 前記上・下流酸素センサの出力信号がリッチからリーン
およびリーンからリッチへと変化するまでの位相差をそ
れぞれ検出する位相差検出手段と、 前記上・下流酸素センサの出力信号がリッチからリーン
およびリーンからリッチへと変化するまでのそれぞれの
前記位相差の所定期間における平均値を検出する平均値
検出手段と、 前記平均値が所定値以下の時、前記触媒が劣化状態にあ
ると判断する判断手段と、 を備え、 前記位相差検出手段は、 前記位相差が所定の上限値より大きい時、前記位相差を
この上限値に制限する制限手段を備えることを特徴とす
る触媒の劣化検出装置。 - 【請求項2】前記制限手段は、前記位相差の上限値を前
記上流酸素センサの1周期としていることを特徴とする
請求項(1)記載の触媒の劣化検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193766A JP2857917B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 触媒の劣化検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193766A JP2857917B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 触媒の劣化検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0481540A JPH0481540A (ja) | 1992-03-16 |
JP2857917B2 true JP2857917B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=16313454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2193766A Expired - Fee Related JP2857917B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 触媒の劣化検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857917B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084750A (ja) | 2008-09-04 | 2010-04-15 | Denso Corp | 排気浄化用触媒の劣化診断装置 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP2193766A patent/JP2857917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0481540A (ja) | 1992-03-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |