JP2855415B2 - カートンの搬送装置における受け取り部の構造 - Google Patents
カートンの搬送装置における受け取り部の構造Info
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- bottomed carton
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Description
を積層した包装容器(カートン)の素材から等間隔に放
射状に配置した複数のマンドレルを有するタレットで有
底カートンを形成し、形成した有底カートンをマンドレ
ルから降下させ、水平搬送ラインへ載置し、ライン上を
移動搬送させながら、牛乳、ジュース、酒等の液体を充
填し、上部開口部を密封して直方体状の包装品を製造す
る一連の装置において、有底カートンをマンドレルから
降下させ、水平搬送ラインへ載置する受け取り部の構造
に関するものである。
搬送ラインの受け渡しは、マンドレルに挿入した筒状体
の素材をタレットの間欠回転にあわせ、停止時に底形成
工程を行ってカートンの底面を形成し、形成した有底カ
ートンを6時の位置でマンドレルから下方へ押し出し、
水平搬送ライン上へ渡すのである。
に構成した無端チェーンコンベアを平行に設置し、その
間に固定レールを設置し、このレール上を有底カートン
を走行させるべく、無端チェーンに取り付けたキャリア
の挾持片で有底カートンの四隅を挾持するようにしたも
のである。
チェーンコンベアの対応する前後の挾持片で有底カート
ンの四隅を挾持できるように上下の無端チェーンコンベ
アに渡設してキャリアが取り付けてある。
る位置は、無端チェーンコンベアの基端の近傍とし、挾
持する前方のキャリアが基部スプロケットを周回し、互
いに対向した無端チェーンの平行区間にあり、かつ後方
のキャリアが基部スプロケットの周回途中で挾持片が外
開きの状態にある時に、前後左右の挾持片で形成する空
間内としているのである。
であることによって、左右前後の挾持片で形成する空間
が広くなり、その空間へ有底カートンを降下させるタイ
ミングの誤差を吸収できるためであり、受け渡しのトラ
ブルの回避とキャリアの取り付け位置、及びマンドレル
からの押し出し位置を容易に決定できるからである。
レルから水平搬送ラインへの受け渡しを確実とするため
の工夫が施されているのであるが、現実の装置では種々
の問題が発生しているのである。
方体の容器とするには充分な折り目加工が要求されるの
であるが、板紙からの一連の成形装置では形態を確実に
維持する加工は不可能であり、しかも受け渡し時は底部
のみ加工され、上部は開口しているため、上方に行くに
したがって捻れが発生するのを防止できないのである。
さ、工場内の温湿度の変化によっても発生し、定まった
ものではない。その結果、底面は所定の位置に降下して
いても、上部が挾持片で挾持補足できない空間にまで捻
れが生じている場合があり、搬送ミスによるトラブルの
原因となるのである。
端部にスプロケットを配設して構成しているのであり、
先端部のスプロケットを駆動とし、基部のスプロケット
は従動と成っている。したがって、キャリアの挾持片が
カートンを挾持し搬送する範囲では、チェーンが駆動ス
プロケットに引っ張られる力が作用し、稼働によってチ
ェーンの弛みが生じるのである。
なって現れ、チェーンに取り付けられたキャリアの前後
の位置関係に影響し、前方挾持片が有底カートンの降下
位置を通過できない弛みとなるのである。
アの位置に余裕を持って位置決めすれば、後方挾持片が
有底カートンに当たることとなり、結局のところ正確な
キャリアの位置決めと、チェーンを強く締めて弛みの発
生を防止する方法を最良策としているが、強く締めたこ
とが却って伸びを助長する悪循環となっているのであ
る。
れず、正確な受け渡しを可能とし、トラブルの発生を防
止できる受け取り部の構造とせんとするものである。
無端チェーンコンベアに挾持片を有するキャリアを取り
付け、マンドレルから降下した有底カートンを受け取
り、有底カートンの四隅を前後左右のキャリアの挾持片
で挾持し、無端チェーンコンベア間に固定したレール上
を搬送するに当たり、有底カートンを挾持する前方キャ
リアが基部スプロケットを周回した平行区間で対向し、
後方キャリアが基部スプロケットの周回途中の挾持片が
外開きの状態で、有底カートンがマンドレルから降下す
べく無端チェーンコンベアが間欠運動をするカートンの
搬送装置において、搬送方向である前方が開放され、有
底カートンが緩挿しながら降下する捻れ抑制ガイドをマ
ンドレルの直下に設置し、捻れ抑制ガイドの後壁面より
前方へ出ない位置に押圧体を前方へ突出可能に設け、前
記捻れ抑制ガイドはキャリアの挾持片の上端より高く、
降下した有底カートンの上部と等位置に、又押圧体は左
右の挾持片の非移動占有空間に突出すべく位置決めされ
ていることを特徴とするものである。
筒体は有底カートンとなり、6時の位置で押し出され、
降下して直下にある水平搬送ラインの固定レール上に載
置する。両側には無端チェーンコンベアが間欠回動し、
一対の無端チェーンコンベアに配置した前後左右のキャ
リアの挾持片で有底カートンの四隅を挾持し、搬送する
基本的構成は従来と同一である。
向である前方が開放した捻れ抑制ガイドを挿通し、かつ
固定レールに載置した時は有底カートンの上部の三方を
抱持する恰好となり、有底カートンの捻れを抑える作用
を奏する。
置する押圧体が突出し、有底カートンを前方へ押すた
め、有底カートンは押されて前方へ移動し、前方キャリ
アの挾持片に当接するに至り、有底カートンの前面隅部
は前方キャリアの挾持片で、側面は捻れ抑制ガイドの側
面壁で、後面は押圧体で形態及び位置を維持する作用を
奏し、次の間欠回動で有底カートンの後面隅部を後方キ
ャリアの挾持片が挾持し、四隅を挾持して有底カートン
を搬送することとなる。
チェーンの回動によって移動するキャリア及び挾持片の
移動占有空間と干渉しない空間に設置してあり、回動の
支障となるものでない。
明する。図1は受け取り部の平面図、図2は縦断正面図
及び図3は要部側面図を示す。
ェーンコンベアであり、間隔を設けて平行に設置され、
基部スプロケット2、2と先端部スプロケット(図示せ
ず)間をチェーンコンベア1、1は対向面が基部から先
端方向へ動くように間欠回動し、先端部スプロケットが
積極回転する駆動源に連結し、基部スプロケットは従動
回転すると共に、左右のチェーンコンベア1、1間にカ
ートンが搬送される固定レール3が設置してある。
上下チェーンに渡設して固定したキャリア4、4…が対
向面では対向関係になるように配置して取り付けてあ
り、かつ左右前後のキャリア4、4、4、4でカートン
の四隅を挾持する平面L型の高さを有する挾持片5、
5、5、5を前後向かい合って有する。図中13はチェ
ーンガイドである。
は、複数本のマンドレル6を放射状に有し、挿入される
筒状素材の底面成形を行うタレットがあり、6時の位置
をマンドレル6から底面成形した有底カートン7が下方
へ押し出され、降下した有底カートン7が基部スプロケ
ット2、2間の固定レール3上に載置するように構成し
てある。
ーンコンベア1、1は停止状態であり、降下した有底カ
ートン7を搬送するための挾持片5、5、5、5の左右
の先方キャリア4、4は対面した平行区間に位置し、後
方キャリア4、4は基部スプロケット2、2の周回途中
で後方の挾持片5、5は外開きと成って、前方の挾持片
5、5とで形成する空間が広くなっている所へ降下すべ
く、タレットと無端チェーンコンベア1、1の駆動を同
調させてある。
マンドレル6と挾持片5の間の高さに、降下する有底カ
ートン7の後面及び両側面が軽く接しながら降下する位
置に設置してある。前面を開放した後壁8A及び左右側
壁8B、8Bより成り、上端付近内側をテーパー面9と
して、有底カートン7の挿通を確実に行えるようにして
あり、有底カートン7が固定レール3に載置した状態で
もその上部の三面に接し、形態の捻れるのを防止し、形
態の維持を図り、左右側壁8B,8Bは有底カートン7
の側面より長く形成してあり、後述の有底カートン7が
前方へ押し出された場合も側面との接触を保ち、ガイド
及び形態の維持を行える。
方に固定レール3上に載置した有底カートン7の後面の
略上下高さにわたって押圧できる面11Aをもつ押圧体
11が設置してあり、後方に設けたエアシリンダー12
で前方への突出を可能とし、有底カートン7を前方へ押
し出し挾持する前方挾持片5、5へ圧接するものであ
り、同時に有底カートン7の後面の成形を保っている。
壁8Aの中央部に設けた凹穴10に挿入し、横巾は挾持
片5、5…が回動する移動占有空間へ突出時にも入らな
いような長さとし、互いに干渉しないよう構成してあ
る。捻れ抑制ガイド8の後壁8Aの凹穴10は壁面の一
部であるから、有底カートン7の後面への抑制作用は可
能であり、又押圧体11の押圧面11Aは後壁8Aと同
一面であってもよい。
捻れ抑制ガイドを有底カートンが降下する直下に、かつ
固定レール上に載置した場合もその上部を抑制する位置
に設けたため、マンドレルから押し出された有底カート
ンが種々の原因で捻れるのを三面で規制し、形態を維持
する効果を発揮するのである。
定レール上に載置させる位置の不変性と形態の安定性を
図れるから、前方挾持片との間隙が余裕をもって決定で
き、その余裕のある分チェーンの伸びにも対応できる効
果を有し、他方、チェーンの連結自体を弛めに設定し、
伸びの防止を図ることもできる効果を有する。
前方挾持片へ押し当て、しかも有底カートンの捻れを防
いだままの状態で後方挾持片の当接を待つものであるか
ら、有底カートンは降下から四隅を挾持片で挾持される
まで形態に捻れが発生せず、したがって、確実に挾持片
の挾持による受け取りを行える効果を発揮するものであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の平行な無端チェーンコンベアに挾
持片を有するキャリアを取り付け、マンドレルから降下
した有底カートンを受け取り、有底カートンの四隅を前
後左右のキャリアの挾持片で挾持し、無端チェーンコン
ベア間に固定したレール上を搬送するに当たり、有底カ
ートンを挾持する前方キャリアが基部スプロケットを周
回した平行区間で対向し、後方キャリアが基部スプロケ
ットの周回途中の挾持片が外開きの状態で、有底カート
ンがマンドレルから降下すべく無端チェーンコンベアが
間欠運動をするカートンの搬送装置において、搬送方向
である前方が開放され、有底カートンが緩挿しながら降
下する捻れ抑制ガイドをマンドレルの直下に設置し、捻
れ抑制ガイドの後壁面より前方へ出ない位置に押圧体を
前方へ突出可能に設け、前記捻れ抑制ガイドはキャリア
の挾持片の上端より高く、降下した有底カートンの上部
と等位置に、又押圧体は左右の挾持片の非移動占有空間
に突出すべく位置決めされていることを特徴とするカー
トンの搬送装置における受け取り部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265895A JP2855415B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | カートンの搬送装置における受け取り部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265895A JP2855415B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | カートンの搬送装置における受け取り部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310628A JPH08310628A (ja) | 1996-11-26 |
JP2855415B2 true JP2855415B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=15320491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14265895A Expired - Lifetime JP2855415B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | カートンの搬送装置における受け取り部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855415B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004080854A1 (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-23 | Shikoku Kakoki Co., Ltd. | 容器搬送コンベア装置 |
KR101300242B1 (ko) * | 2012-12-20 | 2013-08-29 | 케이엠테크 주식회사 | 센터링 머신 |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP14265895A patent/JP2855415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08310628A (ja) | 1996-11-26 |
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