JP2756418B2 - サウナバス用加温装置 - Google Patents
サウナバス用加温装置Info
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- JP2756418B2 JP2756418B2 JP6326131A JP32613194A JP2756418B2 JP 2756418 B2 JP2756418 B2 JP 2756418B2 JP 6326131 A JP6326131 A JP 6326131A JP 32613194 A JP32613194 A JP 32613194A JP 2756418 B2 JP2756418 B2 JP 2756418B2
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- bathroom
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- pipe
- hot air
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温風及びスチームを発
生可能なサウナバス用加温装置に関するものである。
生可能なサウナバス用加温装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、折り畳み可能な簡易式のサウナバ
スが一般家庭に普及しつつある。従来、簡易式のサウナ
バスで使用される加温装置としては、ヒータにより空気
を熱し、その熱せられた空気を加温装置と浴室とを連結
する吹出管から吹き出して浴室内の温度を上昇させてい
た。この浴室内の温度は任意に設定できる。すなわち、
加温装置に設けられた温度設定スイッチを所望の温度に
設定することで浴室内をその温度に設定できる。
スが一般家庭に普及しつつある。従来、簡易式のサウナ
バスで使用される加温装置としては、ヒータにより空気
を熱し、その熱せられた空気を加温装置と浴室とを連結
する吹出管から吹き出して浴室内の温度を上昇させてい
た。この浴室内の温度は任意に設定できる。すなわち、
加温装置に設けられた温度設定スイッチを所望の温度に
設定することで浴室内をその温度に設定できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】浴室内に吹き出される
温風は、吹出管の開口方向と同方向に向けて吹き出され
る。そのため、例えば吹出管が足元付近に向けられてい
る場合には、吹出管から吹き出される温風は足元に向け
てのみ吹き出される。温風は足元に向けて吹き出された
後、浴室内を循環して浴室内の空気を吸い込む吸込管か
ら再度加温装置に吸い込まれる。
温風は、吹出管の開口方向と同方向に向けて吹き出され
る。そのため、例えば吹出管が足元付近に向けられてい
る場合には、吹出管から吹き出される温風は足元に向け
てのみ吹き出される。温風は足元に向けて吹き出された
後、浴室内を循環して浴室内の空気を吸い込む吸込管か
ら再度加温装置に吸い込まれる。
【0004】吹出管から温風が吹き出され、その温風が
吸込管から吸い込まれるまでの間、温風の温度は大幅に
低下している。すなわち、浴室内を循環する間に温風は
温度が低下する。そのため、浴室内の上側と下側との温
度差が大きくなり、快適な入浴ができない。
吸込管から吸い込まれるまでの間、温風の温度は大幅に
低下している。すなわち、浴室内を循環する間に温風は
温度が低下する。そのため、浴室内の上側と下側との温
度差が大きくなり、快適な入浴ができない。
【0005】また、浴室内の温度と温度設定スイッチに
より設定した温度とに大幅にズレが生じることがあっ
た。浴室内の温度はコントローラにより制御される。コ
ントローラは温度センサにより検出された浴室内の温度
と、温度設定スイッチにより設定された温度とを比較
し、浴室内の実温度が設定温度よりも低くなった場合に
はヒータを駆動して浴室内の温度を上げる。また、浴室
内の実温度が設定温度よりも高くなった場合にはヒータ
の駆動を停止(又はヒータ温度を低下)させ、浴室内の
温度を下げる。
より設定した温度とに大幅にズレが生じることがあっ
た。浴室内の温度はコントローラにより制御される。コ
ントローラは温度センサにより検出された浴室内の温度
と、温度設定スイッチにより設定された温度とを比較
し、浴室内の実温度が設定温度よりも低くなった場合に
はヒータを駆動して浴室内の温度を上げる。また、浴室
内の実温度が設定温度よりも高くなった場合にはヒータ
の駆動を停止(又はヒータ温度を低下)させ、浴室内の
温度を下げる。
【0006】前記温度センサは配線等の関係により直接
浴室内には設置できないことから、加温装置の吸込管に
設けられている。しかし、温度センサにより検出される
温度は、浴室内を循環し、温度が低下した空気であるこ
とから、実際の浴室内の温度と温度センサにより検出さ
れる温度とに大きな誤差が発生する。そのため、例えば
設定温度を40℃とした際には温度センサが40℃を検
出するまでヒータが駆動される。しかし、実際には浴室
内の温度は40℃を越してしまうため、入浴者は快適に
入浴ができない。
浴室内には設置できないことから、加温装置の吸込管に
設けられている。しかし、温度センサにより検出される
温度は、浴室内を循環し、温度が低下した空気であるこ
とから、実際の浴室内の温度と温度センサにより検出さ
れる温度とに大きな誤差が発生する。そのため、例えば
設定温度を40℃とした際には温度センサが40℃を検
出するまでヒータが駆動される。しかし、実際には浴室
内の温度は40℃を越してしまうため、入浴者は快適に
入浴ができない。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、浴室内の温度を均一に
して快適な入浴が可能なサウナバス用加温装置を提供す
ることにある。
れたものであって、その目的は、浴室内の温度を均一に
して快適な入浴が可能なサウナバス用加温装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、吸込管及び吹出管を介
して浴室内と連通し、前記吸込管から浴室内の空気を吸
い込むとともに、吹出管から温風を吹き出すサウナバス
用加温装置において、前記吹出管には、浴室内に吹き出
す温風を複数方向に分散させる温風分散手段であって、
前記吹出管から吹き出される温風の一部を、浴室内の温
度を検出する温度センサ側に向けて分散する温風分散手
段を設けたことをその要旨とする。
に、請求項1に記載の発明では、吸込管及び吹出管を介
して浴室内と連通し、前記吸込管から浴室内の空気を吸
い込むとともに、吹出管から温風を吹き出すサウナバス
用加温装置において、前記吹出管には、浴室内に吹き出
す温風を複数方向に分散させる温風分散手段であって、
前記吹出管から吹き出される温風の一部を、浴室内の温
度を検出する温度センサ側に向けて分散する温風分散手
段を設けたことをその要旨とする。
【0009】
【0010】請求項2に記載の発明では、前記温風分散
手段は、吹出管の側面の一部を切り欠き、その切欠部よ
り吹出管から吹き出される温風の一部を分散することを
その要旨とする。
手段は、吹出管の側面の一部を切り欠き、その切欠部よ
り吹出管から吹き出される温風の一部を分散することを
その要旨とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、吹出管から吹
き出される温風は、温風分散手段により広範囲にわたっ
て分散される。また、温風分散手段により分散される温
風の一部は温度センサ側に向けて吹き出される。これに
より、温度センサにより検出される温度は、吹出管から
吹き出された直後の温風の温度と、浴室を循環してきた
温風の温度とが混合された温風の温度となる。
き出される温風は、温風分散手段により広範囲にわたっ
て分散される。また、温風分散手段により分散される温
風の一部は温度センサ側に向けて吹き出される。これに
より、温度センサにより検出される温度は、吹出管から
吹き出された直後の温風の温度と、浴室を循環してきた
温風の温度とが混合された温風の温度となる。
【0012】
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加え、吹出管から吹き出される温
風は切欠部から分散される。
に記載の発明の作用に加え、吹出管から吹き出される温
風は切欠部から分散される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、簡易式サ
ウナバス1はシートカバー2、枠体3、椅子4、踏み台
5及び加温装置6から構成されている。浴室Yを構成す
るシートカバー2は袋状に形成され、その表地はキルト
地でソフト感覚を有している。また、シートカバー2の
裏地は防水機能を有するとともに、殺菌効果のある銅繊
維を使用している。シートカバー2はその中央部におい
て左右に分割され、第1のファスナー8及び第2のファ
スナー9を開閉することで、入浴者が浴室Yから出入り
できるようになっている。前記第1のファスナー8と第
2のファスナー9との間には、入浴者の頭を外部に露出
させるための頭部露出用孔10が形成されている。頭部
露出用孔10は未使用時において、開閉蓋11により閉
鎖され、浴室Y内は密閉される。シートカバー2の頭部
露出用孔10の左右両側には、入浴者が本を読むとき等
に腕を出す腕露出用孔12が形成されている。この腕露
出用孔12は入浴者が腕を出していない場合には、開閉
蓋13により閉鎖され、浴室Y内は密閉される。また、
シートカバー2後部には、浴室Y内と加温装置6とを連
通する吸込管15及び吹出管16が形成されている。加
温装置6は浴室Y内の空気を吸い込むとともに、温風又
はスチームを発生し浴室Y内に供給する。
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、簡易式サ
ウナバス1はシートカバー2、枠体3、椅子4、踏み台
5及び加温装置6から構成されている。浴室Yを構成す
るシートカバー2は袋状に形成され、その表地はキルト
地でソフト感覚を有している。また、シートカバー2の
裏地は防水機能を有するとともに、殺菌効果のある銅繊
維を使用している。シートカバー2はその中央部におい
て左右に分割され、第1のファスナー8及び第2のファ
スナー9を開閉することで、入浴者が浴室Yから出入り
できるようになっている。前記第1のファスナー8と第
2のファスナー9との間には、入浴者の頭を外部に露出
させるための頭部露出用孔10が形成されている。頭部
露出用孔10は未使用時において、開閉蓋11により閉
鎖され、浴室Y内は密閉される。シートカバー2の頭部
露出用孔10の左右両側には、入浴者が本を読むとき等
に腕を出す腕露出用孔12が形成されている。この腕露
出用孔12は入浴者が腕を出していない場合には、開閉
蓋13により閉鎖され、浴室Y内は密閉される。また、
シートカバー2後部には、浴室Y内と加温装置6とを連
通する吸込管15及び吹出管16が形成されている。加
温装置6は浴室Y内の空気を吸い込むとともに、温風又
はスチームを発生し浴室Y内に供給する。
【0015】枠体3はパイプを平面長方形状に折曲形成
したものから形成され、シートカバー2の内底に配置さ
れている。踏み台5は枠体3の前部に配置される。椅子
4は踏み台5の後方における枠体3内に配置される。カ
バー受けパイプ7は椅子4に設けられ、入浴時に前記シ
ートカバー2を所定形状に張り、浴室Yを形成する。
したものから形成され、シートカバー2の内底に配置さ
れている。踏み台5は枠体3の前部に配置される。椅子
4は踏み台5の後方における枠体3内に配置される。カ
バー受けパイプ7は椅子4に設けられ、入浴時に前記シ
ートカバー2を所定形状に張り、浴室Yを形成する。
【0016】次に、加温装置6について説明する。図4
〜図8に示すように、ケース30内には配管ブロック3
1が配置されている。配管ブロック31にはファン収容
室32及び合流室33が形成されている。ファン収容室
32と合流室33との間は連通路36により連通されて
いる。前記ファン収容室32にはシロッコファン34が
収容され、同ファン34はファン駆動用モータ35の駆
動に伴い回転する。ファン収容室32には吸込管37が
連結されている。前記合流室33には吹出管38が形成
されている。前記吸込管37及び吹出管38はケース3
0から外部に突出している。加温装置6側の吸込管37
と浴室Y側の吸込管15とは吸込接続管81により連結
されている。また、加温装置6側の吹出管38と浴室Y
側の吹出管16とは吹出接続管82により連結されてい
る。
〜図8に示すように、ケース30内には配管ブロック3
1が配置されている。配管ブロック31にはファン収容
室32及び合流室33が形成されている。ファン収容室
32と合流室33との間は連通路36により連通されて
いる。前記ファン収容室32にはシロッコファン34が
収容され、同ファン34はファン駆動用モータ35の駆
動に伴い回転する。ファン収容室32には吸込管37が
連結されている。前記合流室33には吹出管38が形成
されている。前記吸込管37及び吹出管38はケース3
0から外部に突出している。加温装置6側の吸込管37
と浴室Y側の吸込管15とは吸込接続管81により連結
されている。また、加温装置6側の吹出管38と浴室Y
側の吹出管16とは吹出接続管82により連結されてい
る。
【0017】前記連通路36付近の合流室33には温風
用ヒータ39が設けられ、同温風用ヒータ39には複数
枚のフィン40が設けられている。また、前記合流室3
3にはスチーム流入口41が開口形成されている。同ス
チーム流入口41には環状プレート42を介して金属製
の水槽43が連結されている。前記環状プレート42の
内径は、前記スチーム流入口41及び水槽43の内径よ
りも小径である。前記水槽43の外底面にはスチーム用
ヒータ44が取付固定されている。また、水槽43の底
にはポート45が開口形成されている。
用ヒータ39が設けられ、同温風用ヒータ39には複数
枚のフィン40が設けられている。また、前記合流室3
3にはスチーム流入口41が開口形成されている。同ス
チーム流入口41には環状プレート42を介して金属製
の水槽43が連結されている。前記環状プレート42の
内径は、前記スチーム流入口41及び水槽43の内径よ
りも小径である。前記水槽43の外底面にはスチーム用
ヒータ44が取付固定されている。また、水槽43の底
にはポート45が開口形成されている。
【0018】ケース30の上部には水Wを貯溜したタン
ク46が配置されている。タンク46の下方にはサブタ
ンク50が配置され、タンク46内の水Wはサブタンク
50に供給される。前記サブタンク50の底にはポート
51が開口形成されている。サブタンク50のポート5
1と前記水槽43のポート45との間はパイプ52によ
り連結されている。従って、タンク46からサブタンク
50に供給された水Wは、パイプ52を経て水槽43に
供給される。
ク46が配置されている。タンク46の下方にはサブタ
ンク50が配置され、タンク46内の水Wはサブタンク
50に供給される。前記サブタンク50の底にはポート
51が開口形成されている。サブタンク50のポート5
1と前記水槽43のポート45との間はパイプ52によ
り連結されている。従って、タンク46からサブタンク
50に供給された水Wは、パイプ52を経て水槽43に
供給される。
【0019】前記ケース30の上面には操作パネル53
が設けられている。この操作パネル53には装置を起動
させる入浴時間を設定するタイマースイッチSW1や温
度設定スイッチSW2等の各種スイッチが設けられてい
る。
が設けられている。この操作パネル53には装置を起動
させる入浴時間を設定するタイマースイッチSW1や温
度設定スイッチSW2等の各種スイッチが設けられてい
る。
【0020】前記吸込管37には温度センサ83が装着
されている。同温度センサ83は吸込管37から吸い込
んだ浴室Y内の空気の温度(浴室Y内の温度)を検出
し、図示しないコントローラに検出信号を出力する。コ
ントローラは温度センサ83からの検出信号に基づいて
ヒータ39,44を駆動制御する。すなわち、温度設定
スイッチSW2により設定された温度よりも温度センサ
83により検出された浴室Y内の温度が高い場合にはヒ
ータ39,44の駆動を停止又はヒータ39,44の温
度を下げる。一方、温度設定スイッチSW2により設定
された温度よりも温度センサ83により検出された浴室
Y内の温度が低い場合にはコントローラはヒータ39,
44を駆動し続ける、又はヒータ39,44の温度を上
げる。
されている。同温度センサ83は吸込管37から吸い込
んだ浴室Y内の空気の温度(浴室Y内の温度)を検出
し、図示しないコントローラに検出信号を出力する。コ
ントローラは温度センサ83からの検出信号に基づいて
ヒータ39,44を駆動制御する。すなわち、温度設定
スイッチSW2により設定された温度よりも温度センサ
83により検出された浴室Y内の温度が高い場合にはヒ
ータ39,44の駆動を停止又はヒータ39,44の温
度を下げる。一方、温度設定スイッチSW2により設定
された温度よりも温度センサ83により検出された浴室
Y内の温度が低い場合にはコントローラはヒータ39,
44を駆動し続ける、又はヒータ39,44の温度を上
げる。
【0021】図7及び図8に示すように、前記浴室Y側
の吹出管16の上部側面には温風分散手段としての切欠
部91が形成されている。また、吹出管16の下部側面
には温風分散手段としての貫通孔92が形成されてい
る。この貫通孔92は前記吸込管15側に向かって開口
している。吹出管16の内周面には図8において右上が
りに傾斜する温風分散手段としての分散プレート93が
突出形成されている。
の吹出管16の上部側面には温風分散手段としての切欠
部91が形成されている。また、吹出管16の下部側面
には温風分散手段としての貫通孔92が形成されてい
る。この貫通孔92は前記吸込管15側に向かって開口
している。吹出管16の内周面には図8において右上が
りに傾斜する温風分散手段としての分散プレート93が
突出形成されている。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
温風用ヒータ39及びファン駆動用モータ35が駆動さ
れると、浴室Y内の空気が吸込管15、吸込用接続管8
1及び吸込管37を経てファン収容室32に吸い込まれ
る。ファン収容室32に吸い込まれた空気は連通路36
を経て合流室33に送り込まれる。このとき、空気は温
風用ヒータ39により加熱されて高温となる。高温とな
った空気は吹出管38から吹出用接続管82を経て吹出
管16から浴室Y内に吹き出される。これにより、浴室
Y内の温度が上昇する。
温風用ヒータ39及びファン駆動用モータ35が駆動さ
れると、浴室Y内の空気が吸込管15、吸込用接続管8
1及び吸込管37を経てファン収容室32に吸い込まれ
る。ファン収容室32に吸い込まれた空気は連通路36
を経て合流室33に送り込まれる。このとき、空気は温
風用ヒータ39により加熱されて高温となる。高温とな
った空気は吹出管38から吹出用接続管82を経て吹出
管16から浴室Y内に吹き出される。これにより、浴室
Y内の温度が上昇する。
【0023】このとき、温風は分散プレート93に干渉
して吹出管16の正面、切欠部91及び貫通孔92に分
散されて浴室Y内に吹き出される。切欠部91から吹き
出された温風は上昇して入浴者の腰、臀部に向かって流
れる。また、吹出管16の正面から吹き出される温風は
入浴者の足元に向かって流れる。さらに、貫通孔92か
ら下方に向かって吹き出された温風は吸込管15に向か
って流れる。温風の吹き出し動作と並行して吸込管37
から浴室Y内の空気が吸い込まれる。
して吹出管16の正面、切欠部91及び貫通孔92に分
散されて浴室Y内に吹き出される。切欠部91から吹き
出された温風は上昇して入浴者の腰、臀部に向かって流
れる。また、吹出管16の正面から吹き出される温風は
入浴者の足元に向かって流れる。さらに、貫通孔92か
ら下方に向かって吹き出された温風は吸込管15に向か
って流れる。温風の吹き出し動作と並行して吸込管37
から浴室Y内の空気が吸い込まれる。
【0024】上記のように本実施例では簡易式サウナバ
スを構成したことにより、次のような効果を得ることが
できる。 (1)吹出管16に切欠部91を形成し、浴室Y内に温
風を分散して吹き出すように構成した。これにより、浴
室Y内を均一に温めることができ、より快適な入浴が可
能となる。
スを構成したことにより、次のような効果を得ることが
できる。 (1)吹出管16に切欠部91を形成し、浴室Y内に温
風を分散して吹き出すように構成した。これにより、浴
室Y内を均一に温めることができ、より快適な入浴が可
能となる。
【0025】(2)吹出管16に吸込管15側に向かっ
て開口する貫通孔92を形成し、その貫通孔92から吸
込管15に向けて温風が吹き出るように構成した。これ
により、吸込管15に吸い込まれる空気は、浴室Y内を
循環して温度の下がった空気と、吹出管16の貫通孔9
2から吹き出された高温の温風とが混ざった状態の空気
となる。その結果、温度センサ83により検出される温
度は、浴室Y内の中央付近の実際の温度と近似した値と
なり、温度設定スイッチSW2により設定された温度と
浴室Y内の実際の温度とをほぼ同温にできる。その結
果、より快適な入浴が可能となる。
て開口する貫通孔92を形成し、その貫通孔92から吸
込管15に向けて温風が吹き出るように構成した。これ
により、吸込管15に吸い込まれる空気は、浴室Y内を
循環して温度の下がった空気と、吹出管16の貫通孔9
2から吹き出された高温の温風とが混ざった状態の空気
となる。その結果、温度センサ83により検出される温
度は、浴室Y内の中央付近の実際の温度と近似した値と
なり、温度設定スイッチSW2により設定された温度と
浴室Y内の実際の温度とをほぼ同温にできる。その結
果、より快適な入浴が可能となる。
【0026】(3)吹出管16の内周面に分散プレート
93を形成したことにより、吹出管16から吹き出され
る温風の分散範囲が広げられ、さらに浴室Y内を均一に
温めることができる。また、貫通孔92から吹き出る温
風を後方側(吸込管15側)に向けて吹き出させること
ができる。
93を形成したことにより、吹出管16から吹き出され
る温風の分散範囲が広げられ、さらに浴室Y内を均一に
温めることができる。また、貫通孔92から吹き出る温
風を後方側(吸込管15側)に向けて吹き出させること
ができる。
【0027】なお、本発明は次のように実施することも
できる。 (1)図9に示すように、筒状の吹出管95内に風向変
更板96を設ける。風向変更板96の一部は吹出管95
から突出しており、その突出風向変更板96の部位には
上方に向けて屈曲する屈曲部97が形成されている。風
向変更板96の下方を通過する温風は浴室Yに真っ直ぐ
に吹き出され、風向変更板96の上方を通過する温風は
屈曲部97に干渉し、同屈曲部97に案内されて浴室Y
の上方に吹き出される。このように構成しても浴室Y内
を均一に温めることができる。
できる。 (1)図9に示すように、筒状の吹出管95内に風向変
更板96を設ける。風向変更板96の一部は吹出管95
から突出しており、その突出風向変更板96の部位には
上方に向けて屈曲する屈曲部97が形成されている。風
向変更板96の下方を通過する温風は浴室Yに真っ直ぐ
に吹き出され、風向変更板96の上方を通過する温風は
屈曲部97に干渉し、同屈曲部97に案内されて浴室Y
の上方に吹き出される。このように構成しても浴室Y内
を均一に温めることができる。
【0028】以上の各実施例によって把握される請求項
以外の技術的思想について、その効果とともに以下に記
載する。 (1)前記請求項1に記載のサウナバス用加温装置にお
いて、前記温風分散手段は吹出管内に設けられ、吹出管
内を流動する温風と干渉することで切欠部側に温風を誘
導するプレートであるサウナバス用加温装置。
以外の技術的思想について、その効果とともに以下に記
載する。 (1)前記請求項1に記載のサウナバス用加温装置にお
いて、前記温風分散手段は吹出管内に設けられ、吹出管
内を流動する温風と干渉することで切欠部側に温風を誘
導するプレートであるサウナバス用加温装置。
【0029】この構成によれば、より効率良く温風を分
散して吹き出すことができる。
散して吹き出すことができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、吹出管から吹き出される温風は、温風分
散手段により広範囲にわたって分散されることから、浴
室内が均一に温められるとともに、浴室内の温度が高く
なりすぎるのを防止できるので、より快適に入浴でき
る。
発明によれば、吹出管から吹き出される温風は、温風分
散手段により広範囲にわたって分散されることから、浴
室内が均一に温められるとともに、浴室内の温度が高く
なりすぎるのを防止できるので、より快適に入浴でき
る。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、吹出管から吹き出される温
風は切欠部から分散されることから、浴室内が均一に温
められ、より快適に入浴できる。
に記載の発明の効果に加え、吹出管から吹き出される温
風は切欠部から分散されることから、浴室内が均一に温
められ、より快適に入浴できる。
【図1】 本発明を具体化した実施例のサウナバスの透
視斜視図。
視斜視図。
【図2】 サウナバスの斜視図。
【図3】 サウナバスの側面図。
【図4】 加温装置の側断面図。
【図5】 図6のA−A線断面図。
【図6】 図5のB−B線断面図。
【図7】 吹出管の斜視図。
【図8】 吸込管及び吹出管の側断面図。
【図9】 (a)は別例の吹出管の側断面図。(b)は
吹出管の斜視図。
吹出管の斜視図。
Y…浴室、15…浴室側の吸込管、16…浴室側の吹出
管、37…加温装置側の吸込管、38…加温装置側の吹
出管、83…温度センサ、91…温風分散手段としての
切欠部、92…温風分散手段としての貫通孔、93…温
風分散手段としての分散プレート。
管、37…加温装置側の吸込管、38…加温装置側の吹
出管、83…温度センサ、91…温風分散手段としての
切欠部、92…温風分散手段としての貫通孔、93…温
風分散手段としての分散プレート。
Claims (2)
- 【請求項1】 吸込管及び吹出管を介して浴室内と連通
し、前記吸込管から浴室内の空気を吸い込むとともに、
吹出管から温風を吹き出すサウナバス用加湿装置におい
て、 前記吹出管には、浴室内に吹き出す温風を複数方向に分
散させる温風分散手段であって、前記吹出管から吹き出
される温風の一部を、浴室内の温度を検出する温度セン
サ側に向けて分散する温風分散手段を設けたサウナバス
用加温装置。 - 【請求項2】 前記温風分散手段は、吹出管の側面の一
部を切り欠き、その切欠部より吹出管から吹き出される
温風の一部を分散する請求項1に記載のサウナバス用加
温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326131A JP2756418B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | サウナバス用加温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326131A JP2756418B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | サウナバス用加温装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182724A JPH08182724A (ja) | 1996-07-16 |
JP2756418B2 true JP2756418B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=18184413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6326131A Expired - Lifetime JP2756418B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | サウナバス用加温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2756418B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338547U (ja) * | 1976-09-07 | 1978-04-04 | ||
JPS5649619Y2 (ja) * | 1977-06-20 | 1981-11-19 | ||
JPS6324907Y2 (ja) * | 1980-02-29 | 1988-07-07 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6326131A patent/JP2756418B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08182724A (ja) | 1996-07-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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