JP2854272B2 - スチームサウナバス - Google Patents
スチームサウナバスInfo
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- JP2854272B2 JP2854272B2 JP31109295A JP31109295A JP2854272B2 JP 2854272 B2 JP2854272 B2 JP 2854272B2 JP 31109295 A JP31109295 A JP 31109295A JP 31109295 A JP31109295 A JP 31109295A JP 2854272 B2 JP2854272 B2 JP 2854272B2
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- Japan
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- pipe
- steam
- hot air
- sauna bath
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立式のスチーム
サウナバスに関するものである。
サウナバスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般家庭にて容易に使用できる
組立式のスチームサウナバスがある。一般に、組立式の
スチームサウナバスとしては、パイプ等よりなる骨組み
に可撓性のカバーを被覆させることにより浴室が形成さ
れる。浴室内には折り畳み椅子が配置され、入浴者はそ
の椅子に座ってカバーから頭を露出させた状態で入浴を
行う。
組立式のスチームサウナバスがある。一般に、組立式の
スチームサウナバスとしては、パイプ等よりなる骨組み
に可撓性のカバーを被覆させることにより浴室が形成さ
れる。浴室内には折り畳み椅子が配置され、入浴者はそ
の椅子に座ってカバーから頭を露出させた状態で入浴を
行う。
【0003】前記浴室を構成するカバーには2本の管を
介して温風発生器が連結される。一方の管は、浴室内の
空気を温風発生器に吸い込む吸込用管であり、他方の管
は、温風発生器から浴室内に温風又はスチームを吹き出
す吹出用管である。両管を介して浴室内と温風発生器と
の間で空気を循環させている。
介して温風発生器が連結される。一方の管は、浴室内の
空気を温風発生器に吸い込む吸込用管であり、他方の管
は、温風発生器から浴室内に温風又はスチームを吹き出
す吹出用管である。両管を介して浴室内と温風発生器と
の間で空気を循環させている。
【0004】前記両管は浴室の後方(入浴者の後方側)
の下部に連結されている。従って、温風発生器からの温
風は入浴者の足元に向けて吹き出される。その後、温風
は浴室内を循環して最後には吸込用管により温風発生器
に吸い込まれる。
の下部に連結されている。従って、温風発生器からの温
風は入浴者の足元に向けて吹き出される。その後、温風
は浴室内を循環して最後には吸込用管により温風発生器
に吸い込まれる。
【0005】近年では、椅子の後部にビニールシート等
の可撓性を有する分散シートを垂らし、その垂れた分散
シートに、吹出用管から吹き出される温風を干渉させ、
温風を上下に分散させるようにしたスチームサウナバス
がある。このスチームサウナバスによれば、効率良く、
かつ適温に浴室内を暖めることができる。
の可撓性を有する分散シートを垂らし、その垂れた分散
シートに、吹出用管から吹き出される温風を干渉させ、
温風を上下に分散させるようにしたスチームサウナバス
がある。このスチームサウナバスによれば、効率良く、
かつ適温に浴室内を暖めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の組立式のスチームサウナバスにおいては、次のよう
な問題があった。
来の組立式のスチームサウナバスにおいては、次のよう
な問題があった。
【0007】サウナバスの組み立て時の状態や、入浴者
が体制を変えた際の衝撃等により、吹出用管と分散シー
トとの間の距離が一定に保持できない。すなわち、浴室
を構成するカバーが可撓性であるため、管が温風発生器
により押される状態となって浴室内側にめり込んだりす
る場合がある。
が体制を変えた際の衝撃等により、吹出用管と分散シー
トとの間の距離が一定に保持できない。すなわち、浴室
を構成するカバーが可撓性であるため、管が温風発生器
により押される状態となって浴室内側にめり込んだりす
る場合がある。
【0008】この場合、吹出用管から吹き出される温風
又はスチームが適度に分散されず、浴室内を効率良くか
つ適温に暖めることができない。また、吹出用管と分散
シートとの間の距離が所定よりも短い場合には、分散シ
ートが熱変形し、温風又はスチームの分散方向が不均一
になり、快適な入浴ができない。
又はスチームが適度に分散されず、浴室内を効率良くか
つ適温に暖めることができない。また、吹出用管と分散
シートとの間の距離が所定よりも短い場合には、分散シ
ートが熱変形し、温風又はスチームの分散方向が不均一
になり、快適な入浴ができない。
【0009】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、管と分散シートとの間
の距離を一定に保持して、浴室内を効率良くかつ、適度
に暖めることが可能なスチームサウナバスを提供するこ
とにある。
れたものであって、その目的は、管と分散シートとの間
の距離を一定に保持して、浴室内を効率良くかつ、適度
に暖めることが可能なスチームサウナバスを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、骨組みに可撓性のカバ
ーを被覆して浴室を形成し、その浴室に温風又はスチー
ムを供給する温風発生器を管を介して連結して浴室内の
温度を上昇させる組立式のスチームサウナバスにおい
て、前記浴室に配置される椅子に設けられ、管から吹き
出される温風又はスチームと干渉して同温風又はスチー
ムを分散させる分散シートと前記管との間の距離を一定
に保持する保持手段を備えたことをその要旨とする。
に、請求項1に記載の発明では、骨組みに可撓性のカバ
ーを被覆して浴室を形成し、その浴室に温風又はスチー
ムを供給する温風発生器を管を介して連結して浴室内の
温度を上昇させる組立式のスチームサウナバスにおい
て、前記浴室に配置される椅子に設けられ、管から吹き
出される温風又はスチームと干渉して同温風又はスチー
ムを分散させる分散シートと前記管との間の距離を一定
に保持する保持手段を備えたことをその要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、前記保持手段
は骨組みの一部と干渉することで、管と分散シートとの
間の距離を一定に保持することをその要旨とする。請求
項3に記載の発明では、前記管は、浴室内の空気を温風
発生器に吸い込む吸込用管と、温風発生器にて発生され
た温風又はスチームを浴室に吹き出す吹出用管であっ
て、前記保持手段は、少なくともいずれか一方の管に設
けられていることをその要旨とする。
は骨組みの一部と干渉することで、管と分散シートとの
間の距離を一定に保持することをその要旨とする。請求
項3に記載の発明では、前記管は、浴室内の空気を温風
発生器に吸い込む吸込用管と、温風発生器にて発生され
た温風又はスチームを浴室に吹き出す吹出用管であっ
て、前記保持手段は、少なくともいずれか一方の管に設
けられていることをその要旨とする。
【0012】従って、請求項1に記載の発明において
は、保持手段により分散シートと管との間の距離が一定
に保持される。請求項2に記載の発明においては、請求
項1に記載の発明の作用に加え、保持手段が骨組みの一
部に干渉することで、分散シートと管の間の距離が一定
に保持される。
は、保持手段により分散シートと管との間の距離が一定
に保持される。請求項2に記載の発明においては、請求
項1に記載の発明の作用に加え、保持手段が骨組みの一
部に干渉することで、分散シートと管の間の距離が一定
に保持される。
【0013】請求項3に記載の発明においては、請求項
1又は請求項2に記載の発明の作用に加え、管に設けら
れた保持手段により分散シートと管との間の距離が一定
に保持される。
1又は請求項2に記載の発明の作用に加え、管に設けら
れた保持手段により分散シートと管との間の距離が一定
に保持される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、
組立式サウナバス11はシートカバー12、枠体13、
椅子14、踏み台15及び加温装置16から構成されて
いる。浴室Yを構成するシートカバー12は袋状に形成
され、その表地はキルト地でソフト感覚を有している。
また、シートカバー12の裏地は防水機能を有するとと
もに、殺菌効果のある銅繊維を使用している。
の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、
組立式サウナバス11はシートカバー12、枠体13、
椅子14、踏み台15及び加温装置16から構成されて
いる。浴室Yを構成するシートカバー12は袋状に形成
され、その表地はキルト地でソフト感覚を有している。
また、シートカバー12の裏地は防水機能を有するとと
もに、殺菌効果のある銅繊維を使用している。
【0015】図2に示すように、シートカバー12はそ
の中央部において左右に分割され、第1のファスナー1
8及び第2のファスナー19を開閉することで、入浴者
が浴室Yから出入りできるようになっている。前記第1
のファスナー18と第2のファスナー19との間には、
入浴者の頭を外部に露出させるための頭部露出用孔20
が形成されている。頭部露出用孔20は未使用時におい
て、開閉蓋21により閉鎖され、浴室Y内は密閉され
る。シートカバー12の頭部露出用孔20の左右両側に
は、入浴者が本を読むとき等に腕を出す腕露出用孔22
が形成されている。この腕露出用孔22は入浴者が腕を
出していない場合には、開閉蓋23により閉鎖され、浴
室Y内は密閉される。
の中央部において左右に分割され、第1のファスナー1
8及び第2のファスナー19を開閉することで、入浴者
が浴室Yから出入りできるようになっている。前記第1
のファスナー18と第2のファスナー19との間には、
入浴者の頭を外部に露出させるための頭部露出用孔20
が形成されている。頭部露出用孔20は未使用時におい
て、開閉蓋21により閉鎖され、浴室Y内は密閉され
る。シートカバー12の頭部露出用孔20の左右両側に
は、入浴者が本を読むとき等に腕を出す腕露出用孔22
が形成されている。この腕露出用孔22は入浴者が腕を
出していない場合には、開閉蓋23により閉鎖され、浴
室Y内は密閉される。
【0016】図1、図3、図4に示すように、枠体13
はシートカバー12の内底に配置されている。踏み台1
5は枠体13の前部に配置される。椅子14は踏み台1
5の後方における枠体13内に保持される。カバー受け
管17は椅子14の左右に設けられ、入浴時に前記シー
トカバー12を所定形状に張って浴室Yを形成する。ま
た、シート張り調整管36は椅子14の左右に設けら
れ、入浴時にシートカバー12が入浴者の腕に触れない
ようシートカバー12を外方に張り拡げる。
はシートカバー12の内底に配置されている。踏み台1
5は枠体13の前部に配置される。椅子14は踏み台1
5の後方における枠体13内に保持される。カバー受け
管17は椅子14の左右に設けられ、入浴時に前記シー
トカバー12を所定形状に張って浴室Yを形成する。ま
た、シート張り調整管36は椅子14の左右に設けら
れ、入浴時にシートカバー12が入浴者の腕に触れない
ようシートカバー12を外方に張り拡げる。
【0017】図3及び図4に示すように、シートカバー
12の後部には、浴室Y内と加温装置16との間を連通
する吸込用管25及び吹出用管26が装着されている。
図4に示すように、吹出用管26の周面には前記吸込用
管25側に向けて開管する貫通孔37が形成されてい
る。この実施の形態では、吸込用管25は吹出用管26
よりも低い位置に設けられている。
12の後部には、浴室Y内と加温装置16との間を連通
する吸込用管25及び吹出用管26が装着されている。
図4に示すように、吹出用管26の周面には前記吸込用
管25側に向けて開管する貫通孔37が形成されてい
る。この実施の形態では、吸込用管25は吹出用管26
よりも低い位置に設けられている。
【0018】前記椅子14を構成する座管30の後部に
は可撓性(例えば、ビニールシート)を有する分散シー
トとしての風向調整シート31が吊下されている。図4
に示すように、この風向調整シート31の底辺には段差
が設けられ、高さが異なる第1の底辺31aと第2の底
辺31bとが形成されている。第1の底辺31aは第2
の底辺31bよりも高い位置にある。第1の底辺31a
はサウナバスの組み立て時において、前記吹出口26の
中央部とほぼ同じ高さにある。一方、第2の底辺31b
はサウナバスの組み立て時において、前記吸込口25の
最上部とほぼ同じ高さにある。前記両底辺31a,31
bには棒状の錘32が装着され、風向調整シート31に
適度な張力を付与している。
は可撓性(例えば、ビニールシート)を有する分散シー
トとしての風向調整シート31が吊下されている。図4
に示すように、この風向調整シート31の底辺には段差
が設けられ、高さが異なる第1の底辺31aと第2の底
辺31bとが形成されている。第1の底辺31aは第2
の底辺31bよりも高い位置にある。第1の底辺31a
はサウナバスの組み立て時において、前記吹出口26の
中央部とほぼ同じ高さにある。一方、第2の底辺31b
はサウナバスの組み立て時において、前記吸込口25の
最上部とほぼ同じ高さにある。前記両底辺31a,31
bには棒状の錘32が装着され、風向調整シート31に
適度な張力を付与している。
【0019】前記加温装置16を構成するケース40内
には温風及びスチームを発生させるためのファン及びヒ
ータ(共に図示せず)が設けられている。また、図1,
図3,図5に示すように、ケース40には加温装置側吸
込用管47及び加温装置側吹出用管48が設けられてい
る。加温装置側吸込用管47及び加温装置側吹出用管4
8はケース40から外部に突出し、吸込用管47は前記
シートカバー12の吸込用管25と連結され、吹出用管
48はシートカバー12の吹出用管26とそれぞれ連結
される。前記吸込用管47の内周面には温度センサ(図
示せず)が装着されている。前記ファン及びヒータが駆
動することで浴室Yの空気が吸込用管25及び加温装置
側吸込用管47からケース40内に吸い込まれるととも
に、吹出用管26及び加温装置側吹出用管48から温風
が送りこまれる。前記温度センサは吸込用管47を通過
する空気の温度、すなわち、浴室Y内の温度を検出す
る。センサにより検出される温度に基づき、加温装置1
6のコントローラはヒータを駆動制御する。
には温風及びスチームを発生させるためのファン及びヒ
ータ(共に図示せず)が設けられている。また、図1,
図3,図5に示すように、ケース40には加温装置側吸
込用管47及び加温装置側吹出用管48が設けられてい
る。加温装置側吸込用管47及び加温装置側吹出用管4
8はケース40から外部に突出し、吸込用管47は前記
シートカバー12の吸込用管25と連結され、吹出用管
48はシートカバー12の吹出用管26とそれぞれ連結
される。前記吸込用管47の内周面には温度センサ(図
示せず)が装着されている。前記ファン及びヒータが駆
動することで浴室Yの空気が吸込用管25及び加温装置
側吸込用管47からケース40内に吸い込まれるととも
に、吹出用管26及び加温装置側吹出用管48から温風
が送りこまれる。前記温度センサは吸込用管47を通過
する空気の温度、すなわち、浴室Y内の温度を検出す
る。センサにより検出される温度に基づき、加温装置1
6のコントローラはヒータを駆動制御する。
【0020】図5に示すように、前記吹出用管26の上
部側面には切欠部51が形成されている。また、吹出用
管26の下部側面には貫通孔37が形成されている。こ
の貫通孔37は前記吸込用管25側に向かって開管して
いる。吹出用管26の内周面には同図において右上がり
に傾斜する分散プレート53が突出形成されている。
部側面には切欠部51が形成されている。また、吹出用
管26の下部側面には貫通孔37が形成されている。こ
の貫通孔37は前記吸込用管25側に向かって開管して
いる。吹出用管26の内周面には同図において右上がり
に傾斜する分散プレート53が突出形成されている。
【0021】図3〜図6に示すように、前記吸込用管2
5の外周面には保持手段としてのストッパ片55が一体
形成されている。ストッパ片55はプレート状に形成さ
れ、浴室Yの組み立て時にはストッパ片55がシートカ
バー12を介して枠体13に接触するようになってい
る。そして、ストッパ片55はが枠体13と接触してい
る状態においては、ストッパ片55の下端は、サウナバ
スが載置されている床面とほぼ面一となる。
5の外周面には保持手段としてのストッパ片55が一体
形成されている。ストッパ片55はプレート状に形成さ
れ、浴室Yの組み立て時にはストッパ片55がシートカ
バー12を介して枠体13に接触するようになってい
る。そして、ストッパ片55はが枠体13と接触してい
る状態においては、ストッパ片55の下端は、サウナバ
スが載置されている床面とほぼ面一となる。
【0022】本実施の形態では、上記のように組立式サ
ウナバスを構成したことにより、以下の効果を得ること
ができる。 (1)吸込用管25の外周面に、サウナバスの組み立て
時において枠体13と接触し、それ以上浴室Yの内側に
吸込用管26が移動するのを規制するストッパ片55を
設けた。これにより、吸込用管25が浴室Yの内側にめ
り込むのが防止される。これに伴い、図5に示すよう
に、吹出側管26が浴室Yの内側にめり込むのも防止さ
れ、風向調整シート31と吸込用管25との間の距離L
が一定に保持される。その結果、吹出用管26から吹き
出される温風が風向調整シート31に適度に干渉し、上
下方向に分散され、浴室Y内は効率良く、かつ適温に暖
められ、より快適な入浴が可能となる。
ウナバスを構成したことにより、以下の効果を得ること
ができる。 (1)吸込用管25の外周面に、サウナバスの組み立て
時において枠体13と接触し、それ以上浴室Yの内側に
吸込用管26が移動するのを規制するストッパ片55を
設けた。これにより、吸込用管25が浴室Yの内側にめ
り込むのが防止される。これに伴い、図5に示すよう
に、吹出側管26が浴室Yの内側にめり込むのも防止さ
れ、風向調整シート31と吸込用管25との間の距離L
が一定に保持される。その結果、吹出用管26から吹き
出される温風が風向調整シート31に適度に干渉し、上
下方向に分散され、浴室Y内は効率良く、かつ適温に暖
められ、より快適な入浴が可能となる。
【0023】(2)吹出用管26よりも下位置に設けら
れた吸込用管25にのみストッパ片55を形成し、両管
25,26と浴室Yとの間の距離を一定に保持するよう
にした。これにより、ストッパ片55を吹出用管26に
設けた場合よりも、ストッパ片55の長さを短くでき
る。その結果、サウナバスの収納時(シートカバー12
の折り畳み時)に、ストッパ片55が邪魔になることも
なく、容易にシートカバー12を折り畳むことができ
る。
れた吸込用管25にのみストッパ片55を形成し、両管
25,26と浴室Yとの間の距離を一定に保持するよう
にした。これにより、ストッパ片55を吹出用管26に
設けた場合よりも、ストッパ片55の長さを短くでき
る。その結果、サウナバスの収納時(シートカバー12
の折り畳み時)に、ストッパ片55が邪魔になることも
なく、容易にシートカバー12を折り畳むことができ
る。
【0024】(3)吸込用管25及び吹出用管26の取
付状態を一定に保持できることから、吹出用管26から
吸込用管25側に常時一定方向から温風が吹き出され
る。これにより、正確な浴室Y内の温度を検出すること
でき、延いてはより快適な入浴が可能となる。
付状態を一定に保持できることから、吹出用管26から
吸込用管25側に常時一定方向から温風が吹き出され
る。これにより、正確な浴室Y内の温度を検出すること
でき、延いてはより快適な入浴が可能となる。
【0025】なお、本発明は次のように実施することも
できる。 (1)吹出用管26に保持手段としてのストッパ片55
を設けて具体化したり、両管25,26にストッパ片5
5を設けて具体化してもよい。
できる。 (1)吹出用管26に保持手段としてのストッパ片55
を設けて具体化したり、両管25,26にストッパ片5
5を設けて具体化してもよい。
【0026】(2)保持手段としてのストッパ片55の
形状を適宜変更して具体化してもよい。 (3)分散シートとしての風向調整シート31を保形性
を有する部材から構成してもよい。
形状を適宜変更して具体化してもよい。 (3)分散シートとしての風向調整シート31を保形性
を有する部材から構成してもよい。
【0027】(4)加温装置16側に保持手段としての
ストッパ片55を設けてもよい。すなわち、加温装置側
吸込用管47又は加温装置側吹出管42に設けて具体化
してもよい。
ストッパ片55を設けてもよい。すなわち、加温装置側
吸込用管47又は加温装置側吹出管42に設けて具体化
してもよい。
【0028】次に、以上の各実施例によって把握される
請求項以外の技術的思想について、その効果とともに以
下に記載する。 (1)前記請求項2又は請求項3に記載のスチームサウ
ナバスにおいて、前記保持手段はカバー下部で外郭を保
持する枠体と干渉するスチームサウナバス。
請求項以外の技術的思想について、その効果とともに以
下に記載する。 (1)前記請求項2又は請求項3に記載のスチームサウ
ナバスにおいて、前記保持手段はカバー下部で外郭を保
持する枠体と干渉するスチームサウナバス。
【0029】この構成によれば、請求項2又は請求項3
のスチームサウナバスと同様の効果を得ることができ
る。
のスチームサウナバスと同様の効果を得ることができ
る。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、保持手
段により分散シートと管との間の距離を一定に保持でき
ることから、管から吹き出される温風を常時一定に分散
できるとともに、分散シートの熱変形を防止することが
きる。これにより、浴室を効率良く、かつ適温に暖める
ことができ、快適な入浴が可能となる。
段により分散シートと管との間の距離を一定に保持でき
ることから、管から吹き出される温風を常時一定に分散
できるとともに、分散シートの熱変形を防止することが
きる。これにより、浴室を効率良く、かつ適温に暖める
ことができ、快適な入浴が可能となる。
【0031】請求項2及び請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加え、保持手段が骨
組みの一部に干渉するだけで、容易に分散シートと管の
間の距離を一定に保持することができる。
ば、請求項1に記載の発明の効果に加え、保持手段が骨
組みの一部に干渉するだけで、容易に分散シートと管の
間の距離を一定に保持することができる。
【図1】本発明を具体化した一実施の形態のサウナバス
の透視斜視図。
の透視斜視図。
【図2】サウナバスの斜視図。
【図3】サウナバスの側面図。
【図4】サウナバスの正面図。
【図5】加温装置の側断面図。
【図6】吸込側管の斜視図。
17,36,13…骨組みを構成するパイプ及び枠体、
12…カバーとしてのシートカバー、Y…浴室、16…
温風発生器、55…保持手段としてのストッパ片、25
…吸込用管、26…吹出用管。
12…カバーとしてのシートカバー、Y…浴室、16…
温風発生器、55…保持手段としてのストッパ片、25
…吸込用管、26…吹出用管。
Claims (3)
- 【請求項1】 骨組みに可撓性のカバーを被覆して浴室
を形成し、その浴室に温風又はスチームを供給する温風
発生器を管を介して連結して浴室内の温度を上昇させる
組立式のスチームサウナバスにおいて、 前記浴室に配置される椅子に設けられ、管から吹き出さ
れる温風又はスチームと干渉して同温風又はスチームを
分散させる分散シートと前記管との間の距離を一定に保
持する保持手段を備えたスチームサウナバス。 - 【請求項2】 前記保持手段は骨組みの一部と干渉する
ことで、管と分散シートとの間の距離を一定に保持する
請求項1に記載のスチームサウナバス。 - 【請求項3】 前記管は、浴室内の空気を温風発生器に
吸い込む吸込用管と、温風発生器にて発生された温風又
はスチームを浴室に吹き出す吹出用管であって、前記保
持手段は、少なくともいずれか一方の管に設けられてい
る請求項1又は請求項2に記載のスチームサウナバス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31109295A JP2854272B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | スチームサウナバス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31109295A JP2854272B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | スチームサウナバス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09140765A JPH09140765A (ja) | 1997-06-03 |
JP2854272B2 true JP2854272B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=18013043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31109295A Expired - Fee Related JP2854272B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | スチームサウナバス |
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JP (1) | JP2854272B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP31109295A patent/JP2854272B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09140765A (ja) | 1997-06-03 |
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