JP2742029B2 - 屋根構造 - Google Patents
屋根構造Info
- Publication number
- JP2742029B2 JP2742029B2 JP6318731A JP31873194A JP2742029B2 JP 2742029 B2 JP2742029 B2 JP 2742029B2 JP 6318731 A JP6318731 A JP 6318731A JP 31873194 A JP31873194 A JP 31873194A JP 2742029 B2 JP2742029 B2 JP 2742029B2
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- JP
- Japan
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- roof
- panel
- wall
- outer peripheral
- peripheral wall
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、隣合う構造用外壁パネ
ル同士を相互に接合して外周壁を構成する建物本体の屋
根構造に関するものである。
ル同士を相互に接合して外周壁を構成する建物本体の屋
根構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、隣合う構造用外壁パネル１同士を
相互に接合して外周壁２を構成する建物本体Ａの屋根部
は、図２、図３に示されるように隣合う構造用外壁パネ
ル１の上端部間に受け金具２０を設置し、対向する受け
金具２０間に補強梁４を架設し、この補強梁４上に屋根
パネル体２１を設置するようにしている。
相互に接合して外周壁２を構成する建物本体Ａの屋根部
は、図２、図３に示されるように隣合う構造用外壁パネ
ル１の上端部間に受け金具２０を設置し、対向する受け
金具２０間に補強梁４を架設し、この補強梁４上に屋根
パネル体２１を設置するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、屋根水平耐力の大部分を屋根パネル
体２１によって保持するようになっているために使用す
る屋根パネル体２１として高い剛性を有する屋根パネル
体２１を採用する必要があり、屋根形状に限界があり、
また、屋根パネル体２１を構成する部材点数も多数必要
であるという問題があった。
従来例にあっては、屋根水平耐力の大部分を屋根パネル
体２１によって保持するようになっているために使用す
る屋根パネル体２１として高い剛性を有する屋根パネル
体２１を採用する必要があり、屋根形状に限界があり、
また、屋根パネル体２１を構成する部材点数も多数必要
であるという問題があった。
【０００４】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、外周壁を構成する構造用外壁パネルの上部で
屋根水平耐力の大部分を支持するようにし、屋根形状の
構成を拡げることができる屋根構造を提供しようとする
ものである。
のであり、外周壁を構成する構造用外壁パネルの上部で
屋根水平耐力の大部分を支持するようにし、屋根形状の
構成を拡げることができる屋根構造を提供しようとする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、隣合う構造用外壁パネル１同
士を相互に接合して建物本体Ａの外周壁２を構成し、外
周壁２の上部に沿って屋根梁３を設け、屋根梁３で囲ま
れる水平空間ａ内に略水平状態で、枠材６ａの上面側に
屋根板６ｂを設けて構成される屋根パネル体６を設置し
たことを特徴とするものである。
に、請求項１の発明では、隣合う構造用外壁パネル１同
士を相互に接合して建物本体Ａの外周壁２を構成し、外
周壁２の上部に沿って屋根梁３を設け、屋根梁３で囲ま
れる水平空間ａ内に略水平状態で、枠材６ａの上面側に
屋根板６ｂを設けて構成される屋根パネル体６を設置し
たことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】請求項１の発明によれば、外周壁２及び屋根を
共にパネル化しているために短工期での施工の効率化が
図れる。また、屋根梁３上にパラペットパネル等の部材
を立設することができ、軒の出のない陸屋根を形成する
ことができる。
共にパネル化しているために短工期での施工の効率化が
図れる。また、屋根梁３上にパラペットパネル等の部材
を立設することができ、軒の出のない陸屋根を形成する
ことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。隣合う構造用外壁パネル１同士を相互に接合
して建物本体Ａの外周壁２が構成されている。隣合う構
造用外壁パネル１同士を相互に接合して形成される外周
壁２の上部には長手方向に沿って屋根梁３が載設されて
いる。
詳述する。隣合う構造用外壁パネル１同士を相互に接合
して建物本体Ａの外周壁２が構成されている。隣合う構
造用外壁パネル１同士を相互に接合して形成される外周
壁２の上部には長手方向に沿って屋根梁３が載設されて
いる。
【０００８】図１は本発明の実施例を示しており、屋根
梁３は図１に示されるように縦片３ａの上部に上横片３
ｂを設けると共に縦片３ａの下部に下横片３ｃを設けて
断面コ字状に形成されており、下横片３ｃを構造用外壁
パネル１の枠材１ａの上部に固着具７にて連結固定する
ことによって外周壁２の上部に沿って設置されている。
屋根梁３の上部にはパラペットパネル８が配設されてお
り、このパラペットパネル８は枠材８ａの下部を屋根梁
３の上横片３ｂに固着具７にて連結固定することで屋根
梁３の上に立設配置されている。パラペットパネル８及
び構造用外壁パネル１の外面化粧板９と略面一となるよ
うにパラペットパネル８と構造用外壁パネル１の間には
外面化粧板９が設置されている。
梁３は図１に示されるように縦片３ａの上部に上横片３
ｂを設けると共に縦片３ａの下部に下横片３ｃを設けて
断面コ字状に形成されており、下横片３ｃを構造用外壁
パネル１の枠材１ａの上部に固着具７にて連結固定する
ことによって外周壁２の上部に沿って設置されている。
屋根梁３の上部にはパラペットパネル８が配設されてお
り、このパラペットパネル８は枠材８ａの下部を屋根梁
３の上横片３ｂに固着具７にて連結固定することで屋根
梁３の上に立設配置されている。パラペットパネル８及
び構造用外壁パネル１の外面化粧板９と略面一となるよ
うにパラペットパネル８と構造用外壁パネル１の間には
外面化粧板９が設置されている。
【０００９】そして、屋根梁３で囲まれる水平空間ａ内
に略水平状態で屋根パネル体６を設置するようにしてい
る。屋根パネル体６は断面コ字状に形成された枠材６ａ
の上面側に屋根板６ｂを設けて構成されており、枠材６
ａの端部を屋根梁３の縦片３ａに当接した状態で固着具
７にて連結固定されている。屋根パネル体６の端部とパ
ラペットパネル８の内壁面との間には水切り材１２が設
置されており、パラペットパネル８の内側壁と水切り材
１２の端部との間には水密材１３が設けられている。そ
して、屋根構成材としてパネル化された屋根パネル体６
を用いるようにすることにより外周壁２及び屋根を共に
パネル化しているために短工期での施工の効率化が図れ
るものであり、また、屋根パネル体６を設置しながら屋
根梁３上にパラペットパネル８等の部材を立設すること
ができ、軒の出のない陸屋根を形成することができるよ
うになっている。
に略水平状態で屋根パネル体６を設置するようにしてい
る。屋根パネル体６は断面コ字状に形成された枠材６ａ
の上面側に屋根板６ｂを設けて構成されており、枠材６
ａの端部を屋根梁３の縦片３ａに当接した状態で固着具
７にて連結固定されている。屋根パネル体６の端部とパ
ラペットパネル８の内壁面との間には水切り材１２が設
置されており、パラペットパネル８の内側壁と水切り材
１２の端部との間には水密材１３が設けられている。そ
して、屋根構成材としてパネル化された屋根パネル体６
を用いるようにすることにより外周壁２及び屋根を共に
パネル化しているために短工期での施工の効率化が図れ
るものであり、また、屋根パネル体６を設置しながら屋
根梁３上にパラペットパネル８等の部材を立設すること
ができ、軒の出のない陸屋根を形成することができるよ
うになっている。
【００１０】
【発明の効果】請求項１の発明は、隣合う構造用外壁パ
ネル同士を相互に接合して建物本体の外周壁を構成し、
外周壁の上部に沿って屋根梁を設け、屋根梁で囲まれる
水平空間内に略水平状態で、枠材の上面側に屋根板を設
けて構成される屋根パネル体を設置してあるので、外周
壁及び屋根を共にパネル化しているために短工期での施
工の効率化が図れるものであり、また、屋根梁上にパラ
ペットパネル等の部材を立設することができるものであ
り、軒の出のない陸屋根を形成することができるもので
ある。
ネル同士を相互に接合して建物本体の外周壁を構成し、
外周壁の上部に沿って屋根梁を設け、屋根梁で囲まれる
水平空間内に略水平状態で、枠材の上面側に屋根板を設
けて構成される屋根パネル体を設置してあるので、外周
壁及び屋根を共にパネル化しているために短工期での施
工の効率化が図れるものであり、また、屋根梁上にパラ
ペットパネル等の部材を立設することができるものであ
り、軒の出のない陸屋根を形成することができるもので
ある。
【図１】本発明の実施例を示す部分断面図である。
【図２】従来例を示す斜視図である。
【図３】従来例を示す部分斜視図である。
Ａ 建物本体 ａ 水平空間 １ 構造用外壁パネル ２ 外周壁 ３ 屋根梁 ４ 補強梁 ５ 水平ブレース ６ 屋根パネル体６ａ 枠材 ６ｂ 屋根板
Claims (1)
- 【請求項１】 隣合う構造用外壁パネル同士を相互に接
合して建物本体の外周壁を構成し、外周壁の上部に沿っ
て屋根梁を設け、屋根梁で囲まれる水平空間内に略水平
状態で、枠材の上面側に屋根板を設けて構成される屋根
パネル体を設置して成ることを特徴とする屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6318731A JP2742029B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6318731A JP2742029B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 屋根構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08177158A JPH08177158A (ja) | 1996-07-09 |
| JP2742029B2 true JP2742029B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=18102322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6318731A Expired - Fee Related JP2742029B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2742029B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6324820B2 (ja) * | 2014-06-11 | 2018-05-16 | トヨタホーム株式会社 | 陸屋根の小屋裏換気構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05280124A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-26 | Nikken Kogyo Kk | パネル建物構造 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP6318731A patent/JP2742029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08177158A (ja) | 1996-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980113 |
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