JP2638871B2 - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置Info
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- JP2638871B2 JP2638871B2 JP63015299A JP1529988A JP2638871B2 JP 2638871 B2 JP2638871 B2 JP 2638871B2 JP 63015299 A JP63015299 A JP 63015299A JP 1529988 A JP1529988 A JP 1529988A JP 2638871 B2 JP2638871 B2 JP 2638871B2
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- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- screw
- slider
- bracket
- gear
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/181—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable with power actuated adjustment, e.g. with position memory
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ステアリングホイールをチルト及びテレス
コピツク動作させる機構を有したステアリング装置に関
するものである。
コピツク動作させる機構を有したステアリング装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来この種のステアリング装置としては、特開昭58−
33596号公報に示されるものが知られている。これは、
車体側に固定されたブレークアウエイブラケツトと、ブ
レークアウエイブラケツトに軸支されたピボツト点を有
するロアメインシヤフトと、該ロアメインシヤフトにセ
レーシヨン係合されたアツパメインシヤフトと、アツパ
メインシヤフトを保持する第1アツパブラケツトと、ロ
アメインシヤフトのピボツト点より上部を保持する第2
アツパブラケツトとを具備する。又、第1アツパブラケ
ツトと第2アツパブラケツトとの間に、第1の駆動手段
を付設し、第1の駆動手段を動作させることで、アツパ
メインシヤフトをロアメインシヤフトに対して前後進さ
せ、ステアリングホイールをテレスコピツク動作させる
構成となつている。更に、第2アツパブラケツトとブレ
ークアウエイブラケツトとの間に、第2の駆動手段を付
設し、第2の駆動手段を動作させることで、アツパメイ
ンシヤフト及び第1,第2アツパブラケツトをロアメイン
シヤフト及びブレークアウエイブラケツトに対し、その
ピボツト点まわりに回動させ、ステアリングホイールを
チルト動作させる構成となつている。
33596号公報に示されるものが知られている。これは、
車体側に固定されたブレークアウエイブラケツトと、ブ
レークアウエイブラケツトに軸支されたピボツト点を有
するロアメインシヤフトと、該ロアメインシヤフトにセ
レーシヨン係合されたアツパメインシヤフトと、アツパ
メインシヤフトを保持する第1アツパブラケツトと、ロ
アメインシヤフトのピボツト点より上部を保持する第2
アツパブラケツトとを具備する。又、第1アツパブラケ
ツトと第2アツパブラケツトとの間に、第1の駆動手段
を付設し、第1の駆動手段を動作させることで、アツパ
メインシヤフトをロアメインシヤフトに対して前後進さ
せ、ステアリングホイールをテレスコピツク動作させる
構成となつている。更に、第2アツパブラケツトとブレ
ークアウエイブラケツトとの間に、第2の駆動手段を付
設し、第2の駆動手段を動作させることで、アツパメイ
ンシヤフト及び第1,第2アツパブラケツトをロアメイン
シヤフト及びブレークアウエイブラケツトに対し、その
ピボツト点まわりに回動させ、ステアリングホイールを
チルト動作させる構成となつている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記した構成のステアリング装置であると、
ステアリングホイールのチルト動作及びテレスコピツク
動作を、夫々個別の駆動手段にて作動させるため、夫々
の駆動手段の制御回路が必要となり、ステアリング装置
の大型化すると共に、コスト高となる。
ステアリングホイールのチルト動作及びテレスコピツク
動作を、夫々個別の駆動手段にて作動させるため、夫々
の駆動手段の制御回路が必要となり、ステアリング装置
の大型化すると共に、コスト高となる。
故に、本発明は、一つの駆動手段によりチルト動作及
びテレスコピツク動作をさせることにより、上記した問
題点を解決することを、その技術的課題とするものであ
る。
びテレスコピツク動作をさせることにより、上記した問
題点を解決することを、その技術的課題とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本発明において講じ
た技術的手段は、車体側に固定された固定ブラケット
と、該固定ブラケットに軸支されたロアシャフトと、前
記ロアシャフトの軸方向に移動可能に前記固定ブラケッ
トに支持されたスライダと、前記ロアシャフトにその軸
方向に移動可能に連結され、前記スライダに軸支された
ミドルシャフトと、車両の上下方向に揺動可能に前記ス
ライダにピボット結合されたアッパブラケットと、前記
アッパブラケットと同方向に揺動可能に前記ミドルシャ
フトにピボット結合され、前記アッパブラケットに軸支
され、ステアリングホイールが結合されるアッパシャフ
トと、前記ロアシャフトに平行に延在するように前記固
定ブラケットに軸支された第1スクリュシャフトと、該
第1スクリュシャフトに螺合し、前記スライダに固定さ
れ、前記第1スクリュシャフトの回転によりその軸方向
に移動し、前記スライダ及び前記ミドルシャフトを介し
て前記アッパシャフトを前記ロアシャフトに対しその軸
方向に移動させる第1ナットと、前記ロアシャフトに平
行に延在するよう前記スライダに軸支された第2スクリ
ュシャフトと、該第2スクリュシャフトに螺合し、前記
アッパブラケットに連結され、前記第2スクリュシャフ
トの回転によりその軸方向に移動し、前記アッパブラケ
ットを介して前記アッパシャフトを前記ミドルシャフト
に対し前記車両の上下方向に揺動させる第2ナットと、
前記第1及び第2スクリュシャフトを回転させる駆動手
段と、前記駆動手段の作動を前記第1スクリュシャフト
又は前記第2スクリュシャフトに選択的に伝達する切替
機構とを有した、ことである。
た技術的手段は、車体側に固定された固定ブラケット
と、該固定ブラケットに軸支されたロアシャフトと、前
記ロアシャフトの軸方向に移動可能に前記固定ブラケッ
トに支持されたスライダと、前記ロアシャフトにその軸
方向に移動可能に連結され、前記スライダに軸支された
ミドルシャフトと、車両の上下方向に揺動可能に前記ス
ライダにピボット結合されたアッパブラケットと、前記
アッパブラケットと同方向に揺動可能に前記ミドルシャ
フトにピボット結合され、前記アッパブラケットに軸支
され、ステアリングホイールが結合されるアッパシャフ
トと、前記ロアシャフトに平行に延在するように前記固
定ブラケットに軸支された第1スクリュシャフトと、該
第1スクリュシャフトに螺合し、前記スライダに固定さ
れ、前記第1スクリュシャフトの回転によりその軸方向
に移動し、前記スライダ及び前記ミドルシャフトを介し
て前記アッパシャフトを前記ロアシャフトに対しその軸
方向に移動させる第1ナットと、前記ロアシャフトに平
行に延在するよう前記スライダに軸支された第2スクリ
ュシャフトと、該第2スクリュシャフトに螺合し、前記
アッパブラケットに連結され、前記第2スクリュシャフ
トの回転によりその軸方向に移動し、前記アッパブラケ
ットを介して前記アッパシャフトを前記ミドルシャフト
に対し前記車両の上下方向に揺動させる第2ナットと、
前記第1及び第2スクリュシャフトを回転させる駆動手
段と、前記駆動手段の作動を前記第1スクリュシャフト
又は前記第2スクリュシャフトに選択的に伝達する切替
機構とを有した、ことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。切替機構によ
り駆動手段の作動を第1シヤフト又は第2シヤフトに選
択的に伝達することができるため、一つの駆動手段によ
り、ステアリングホイールのチルト動作及びテレスコピ
ツク動作を行うことができ、ステアリング装置の小型化
及びコストダウンを計ることができる。
り駆動手段の作動を第1シヤフト又は第2シヤフトに選
択的に伝達することができるため、一つの駆動手段によ
り、ステアリングホイールのチルト動作及びテレスコピ
ツク動作を行うことができ、ステアリング装置の小型化
及びコストダウンを計ることができる。
(実施例) 本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図ないし第6図に示されるように、車体側に固定
される固定ブラケツト1には、内周面にセレーシヨン部
2aが形成されている筒状のロアメインシヤフト2が回転
可能に軸支されている。又、スライダ3にピン5を中心
に揺動可能に軸支されるアツパブラケツト6には、ステ
アリングホイール7が固定されているアツパメインシヤ
フト8が回転可能に軸支されており、このアツパメイン
シヤフト8は、ピン5と同軸上のピン9を中心に揺動可
能に且つ一体回転可能にミドルメインシヤフト4に連結
されている。このミドルメインシヤフト4は、セレーシ
ヨン部2aとセレーシヨン部4aとの係合により、摺動可能
且つ一体回転するようにロアメインシヤフト2に連結さ
れている。
される固定ブラケツト1には、内周面にセレーシヨン部
2aが形成されている筒状のロアメインシヤフト2が回転
可能に軸支されている。又、スライダ3にピン5を中心
に揺動可能に軸支されるアツパブラケツト6には、ステ
アリングホイール7が固定されているアツパメインシヤ
フト8が回転可能に軸支されており、このアツパメイン
シヤフト8は、ピン5と同軸上のピン9を中心に揺動可
能に且つ一体回転可能にミドルメインシヤフト4に連結
されている。このミドルメインシヤフト4は、セレーシ
ヨン部2aとセレーシヨン部4aとの係合により、摺動可能
且つ一体回転するようにロアメインシヤフト2に連結さ
れている。
固定ブラケツト1に固定されている駆動モータ(駆動
手段)10には、固定ブラケツト1内でウオーム11を介し
てウオームホイール12が噛合されている。(減速機構)
更に、ウオームホイール12を軸支する軸13には、ギヤ14
がウオームホイール12と一体回転するように固定されて
おり、ギヤ14には、内周面にセレーシヨン部15aが形成
されているギヤ15が螺合されている。このギヤ15を軸支
するロツド16には、セレーシヨン部16aが形成されてお
り、セレーシヨン部15aとセレーシヨン部16aとの係合に
より、ギヤ15とロツド16とが摺動可能且つ一体回転する
ようになつている。ロツド16には、内周面にメネジ部17
aが形成されているスライダ17がロツド16の円周上に形
成された溝16bとピン27との係合により、相対回転で且
つ一体摺動するように保持されている。このスライダ17
は、切替モータ18のスクリユ18aとメネジ部16aとの螺合
により、切替モータ18に結合されており、切替モータ18
の回転によりロツド16と共に摺動する。
手段)10には、固定ブラケツト1内でウオーム11を介し
てウオームホイール12が噛合されている。(減速機構)
更に、ウオームホイール12を軸支する軸13には、ギヤ14
がウオームホイール12と一体回転するように固定されて
おり、ギヤ14には、内周面にセレーシヨン部15aが形成
されているギヤ15が螺合されている。このギヤ15を軸支
するロツド16には、セレーシヨン部16aが形成されてお
り、セレーシヨン部15aとセレーシヨン部16aとの係合に
より、ギヤ15とロツド16とが摺動可能且つ一体回転する
ようになつている。ロツド16には、内周面にメネジ部17
aが形成されているスライダ17がロツド16の円周上に形
成された溝16bとピン27との係合により、相対回転で且
つ一体摺動するように保持されている。このスライダ17
は、切替モータ18のスクリユ18aとメネジ部16aとの螺合
により、切替モータ18に結合されており、切替モータ18
の回転によりロツド16と共に摺動する。
固定ブラケツト1内には、内周面にセレーシヨン部16
aと係合可能はセレーシヨン部19aが形成されているギヤ
19が回転可能に支持されており、このギヤ19は、ロツド
16の摺動によるセレーシヨン部16aとセレーシヨン部19a
との係合により、ロツド16と一体回転する。更に、ギヤ
19には、固定ブラケツト1に回転可能に軸支されている
ギヤ20が噛合されており、このギヤ20はギヤ21と噛合さ
れている。このギヤ21は固定ブラケツト1に回転可能に
軸支されている第1スクリユ22に一体成形されており、
この第1スクリユ22は、スライダ3に保持されているナ
ツト23と螺合している。これにより、ロツド16の回転
で、ギヤ19,ギヤ20及びギヤ21を介して第1スクリユ22
が回転し、この第1スクリユ22の回転で、ナツト23が摺
動して、スライダ3,ミドルメインシヤフト4,アツパブラ
ケツト6及びアツパメインシヤフト8を前後方向に摺動
させ、ステアリング7のテレスコピツク動作を行う。
aと係合可能はセレーシヨン部19aが形成されているギヤ
19が回転可能に支持されており、このギヤ19は、ロツド
16の摺動によるセレーシヨン部16aとセレーシヨン部19a
との係合により、ロツド16と一体回転する。更に、ギヤ
19には、固定ブラケツト1に回転可能に軸支されている
ギヤ20が噛合されており、このギヤ20はギヤ21と噛合さ
れている。このギヤ21は固定ブラケツト1に回転可能に
軸支されている第1スクリユ22に一体成形されており、
この第1スクリユ22は、スライダ3に保持されているナ
ツト23と螺合している。これにより、ロツド16の回転
で、ギヤ19,ギヤ20及びギヤ21を介して第1スクリユ22
が回転し、この第1スクリユ22の回転で、ナツト23が摺
動して、スライダ3,ミドルメインシヤフト4,アツパブラ
ケツト6及びアツパメインシヤフト8を前後方向に摺動
させ、ステアリング7のテレスコピツク動作を行う。
固定ブラケツト1内は、内周面にセレーシヨン部16a
の係合可能はセレーシヨン部24aが形成されているギヤ2
4が回転可能に支持されており、このギヤ24は、ロッド1
6の摺動によるセレーシヨン部16aとセレーシヨン部24a
との係合により、ロツド16と一体回転する。更に、ギヤ
24の内周面には、セレーシヨン部24aより径の小さいセ
レーシヨン部24bが形成されており、ギヤ24は、セレー
シヨン部24bとスライダ3の回転可能に支持された第2
スクリユ25に形成されたセレーシヨン部25aとの係合に
より、第2スクリユに摺動可能且つ一体回転するように
連結されている。この第2スクリユ25はアツパブラケツ
ト6にリンク結合されているナツト機構26と螺合してい
る。これにより、ロツド16の回転で、ギヤ24を介して第
2スクリユ25が回転し、この第2シヤフト25の回転で、
ナツト機構26が摺動して、アツパブラケツト6及びアツ
パメインシヤフト8がピン5及びピン9を中心に上下動
し、ステアリングホイール7のチルト動作を行う。
の係合可能はセレーシヨン部24aが形成されているギヤ2
4が回転可能に支持されており、このギヤ24は、ロッド1
6の摺動によるセレーシヨン部16aとセレーシヨン部24a
との係合により、ロツド16と一体回転する。更に、ギヤ
24の内周面には、セレーシヨン部24aより径の小さいセ
レーシヨン部24bが形成されており、ギヤ24は、セレー
シヨン部24bとスライダ3の回転可能に支持された第2
スクリユ25に形成されたセレーシヨン部25aとの係合に
より、第2スクリユに摺動可能且つ一体回転するように
連結されている。この第2スクリユ25はアツパブラケツ
ト6にリンク結合されているナツト機構26と螺合してい
る。これにより、ロツド16の回転で、ギヤ24を介して第
2スクリユ25が回転し、この第2シヤフト25の回転で、
ナツト機構26が摺動して、アツパブラケツト6及びアツ
パメインシヤフト8がピン5及びピン9を中心に上下動
し、ステアリングホイール7のチルト動作を行う。
次に作用について説明する。
第3図の状態で、駆動モータ10を作動させると、ウオ
ーム11,ウオームホイール12及びギヤ14を介してギヤ15
が回転する。更に、セレーシヨン部15aとセレーシヨン
部16aとの係合により、ロツド16が回転し、セレーシヨ
ン部16aとセレーシヨン部19aとの係合により、ギヤ19が
回転し、この結果、ギヤ20が回転する。このギヤ20の回
転により、ギヤ21が回転し、第1スクリユ22が回転す
る。この第1シヤフト22の回転により、ナツト23が第1
スクリユ22に沿つて摺動し、これにより、スライダ3及
びアツパブラケツト6が固定ブラケツト1に対して、ミ
ドルメインシヤフト4及びアツパメインシヤフト8がロ
アメインシヤフト2に対して、夫々前後方向に摺動し、
この結果、ステアリングホイール7が前後方向に移動
(テレスコピツク動作)し、使用者の最適な位置にステ
アリングホイールを調整することができる。
ーム11,ウオームホイール12及びギヤ14を介してギヤ15
が回転する。更に、セレーシヨン部15aとセレーシヨン
部16aとの係合により、ロツド16が回転し、セレーシヨ
ン部16aとセレーシヨン部19aとの係合により、ギヤ19が
回転し、この結果、ギヤ20が回転する。このギヤ20の回
転により、ギヤ21が回転し、第1スクリユ22が回転す
る。この第1シヤフト22の回転により、ナツト23が第1
スクリユ22に沿つて摺動し、これにより、スライダ3及
びアツパブラケツト6が固定ブラケツト1に対して、ミ
ドルメインシヤフト4及びアツパメインシヤフト8がロ
アメインシヤフト2に対して、夫々前後方向に摺動し、
この結果、ステアリングホイール7が前後方向に移動
(テレスコピツク動作)し、使用者の最適な位置にステ
アリングホイールを調整することができる。
第3図の状態において、切替モータ18を作動させる
と、スクリユ18aとメネジ部17aとの螺合により、スライ
ダ17及びロツド16が摺動し、第4図に示されるように、
セレーシヨン部16aとセレーシヨン部24aとが係合状態と
なる。
と、スクリユ18aとメネジ部17aとの螺合により、スライ
ダ17及びロツド16が摺動し、第4図に示されるように、
セレーシヨン部16aとセレーシヨン部24aとが係合状態と
なる。
この第4図の状態で、駆動モータ10を作動させると、
ウオーム11,ウオームホイール12及びギヤ14を介してギ
ヤ15が回転する。更に、セレーシヨン部15aとセレーシ
ヨン部16aとの係合により、ロツド16が回転し、セレー
シヨン部16aとセレーシヨン部24aとの係合により、ギヤ
24が回転する。このギヤ24の回転により、セレーシヨン
部24bとセレーシヨン部25aとの係合で、第2スクリユ25
が回転する。この第2スクリユ25の回転により、ナツト
機構26が第2スクリユ25に沿つて摺動し、これにより、
アツパブラケツト6がピン5を中心にスライダ3に対し
て、アツパメインシヤフト8がピン9を中心にミドルメ
インシヤフト4に対して夫々上下方向に揺動し、この結
果、ステアリングホイール7が上下方向に移動(チルト
動作)し、使用者の最適な位置にステアリングホイール
1を調整することができる。
ウオーム11,ウオームホイール12及びギヤ14を介してギ
ヤ15が回転する。更に、セレーシヨン部15aとセレーシ
ヨン部16aとの係合により、ロツド16が回転し、セレー
シヨン部16aとセレーシヨン部24aとの係合により、ギヤ
24が回転する。このギヤ24の回転により、セレーシヨン
部24bとセレーシヨン部25aとの係合で、第2スクリユ25
が回転する。この第2スクリユ25の回転により、ナツト
機構26が第2スクリユ25に沿つて摺動し、これにより、
アツパブラケツト6がピン5を中心にスライダ3に対し
て、アツパメインシヤフト8がピン9を中心にミドルメ
インシヤフト4に対して夫々上下方向に揺動し、この結
果、ステアリングホイール7が上下方向に移動(チルト
動作)し、使用者の最適な位置にステアリングホイール
1を調整することができる。
上記したように、本発明では、一つの駆動モータ10に
おいてステアリングホイール7をチルト動作及びテレス
コピツク動作ができるため、小型化及びコストダウンを
計ることができる。又、前述した構成によりテレスコピ
ツク動作を行う第1スクリユ22は二本、チルト動作を行
う第2スクリユ25は一本で夫々の動作を行うことができ
るため、夫々の動作によりモータ10にかかる負荷の差が
小さく、夫々の動作による作動時間の差を小さくするこ
とができる。更に、前述した構成により、テレスコピツ
ク動作を行う第1スクリユ22と螺合するナツト23をチル
ト動作のピポツト点(ピン5,9)より離すことができる
ため、ステアリングホイール7に上下方向の加重がかか
つた時の剛性をアツプさせることができる。
おいてステアリングホイール7をチルト動作及びテレス
コピツク動作ができるため、小型化及びコストダウンを
計ることができる。又、前述した構成によりテレスコピ
ツク動作を行う第1スクリユ22は二本、チルト動作を行
う第2スクリユ25は一本で夫々の動作を行うことができ
るため、夫々の動作によりモータ10にかかる負荷の差が
小さく、夫々の動作による作動時間の差を小さくするこ
とができる。更に、前述した構成により、テレスコピツ
ク動作を行う第1スクリユ22と螺合するナツト23をチル
ト動作のピポツト点(ピン5,9)より離すことができる
ため、ステアリングホイール7に上下方向の加重がかか
つた時の剛性をアツプさせることができる。
本発明は、駆動手段の作動を第1スクリュシャフト又
は第2スクリュシャフトに選択的に伝達する切替機構を
設けたので、チルト動作及びテレスコピツク動作を一つ
の駆動手段にて行うことができ、ステアリング装置の小
型化及びコストダウンを計ることができる。又、テレス
コピツク動作を行う第1スクリユシヤフトを二本、チル
ト動作を行う第2スクリユシヤフトを一本で夫々の動作
を行うことができるため、夫々の動作による駆動手段に
かかる負荷の差が小さく、夫々の動作による作動時間の
差を小さくすることができる。更に、第1ナツトをチル
ト動作のピボツト点より離すことができるため、ステア
リングホイールに上下方向の加重がかかつた時の剛性を
アツプさせることができる。
は第2スクリュシャフトに選択的に伝達する切替機構を
設けたので、チルト動作及びテレスコピツク動作を一つ
の駆動手段にて行うことができ、ステアリング装置の小
型化及びコストダウンを計ることができる。又、テレス
コピツク動作を行う第1スクリユシヤフトを二本、チル
ト動作を行う第2スクリユシヤフトを一本で夫々の動作
を行うことができるため、夫々の動作による駆動手段に
かかる負荷の差が小さく、夫々の動作による作動時間の
差を小さくすることができる。更に、第1ナツトをチル
ト動作のピボツト点より離すことができるため、ステア
リングホイールに上下方向の加重がかかつた時の剛性を
アツプさせることができる。
第1図は本発明に係るステアリング装置の側面図、第2
図は第1図の分解斜視図、第3図は第1テレスコピツク
動作が可能な状態を表す断面図、第4図はチルト動作が
可能な状態を表す断面図、第5図は第1図示V−V線断
面図、第6図は第1図示VI−VI線断面図である。 1……固定ブラケツト, 2……ロアメインシヤフト, 3,17……スライダ, 4……ミドルメインシヤフト, 5,9,27……ピン, 6……アツパブラケツト, 7……ステアリングホイール, 8……アツパメインシヤフト, 10……駆動モータ 11……ウオーム, 12……ウオームホイール, 13……軸, 14,15,19,20,21,24……ギヤ, 16……ロツド, 18……切替モータ, 22……第1シヤフト, 23……ナツト, 25……第2シヤフト, 26……ナツト機構,
図は第1図の分解斜視図、第3図は第1テレスコピツク
動作が可能な状態を表す断面図、第4図はチルト動作が
可能な状態を表す断面図、第5図は第1図示V−V線断
面図、第6図は第1図示VI−VI線断面図である。 1……固定ブラケツト, 2……ロアメインシヤフト, 3,17……スライダ, 4……ミドルメインシヤフト, 5,9,27……ピン, 6……アツパブラケツト, 7……ステアリングホイール, 8……アツパメインシヤフト, 10……駆動モータ 11……ウオーム, 12……ウオームホイール, 13……軸, 14,15,19,20,21,24……ギヤ, 16……ロツド, 18……切替モータ, 22……第1シヤフト, 23……ナツト, 25……第2シヤフト, 26……ナツト機構,
Claims (1)
- 【請求項1】車体側に固定された固定ブラケットと、 該固定ブラケットに軸支されたロアシャフトと、 前記ロアシャフトの軸方向に移動可能に前記固定ブラケ
ットに支持されたスライダと、 前記ロアシャフトにその軸方向に移動可能に連結され、
前記スライダに軸支されたミドルシャフトと、 車両の上下方向に揺動可能に前記スライダにピボット結
合されたアッパブラケットと、 前記アッパブラケットと同方向に揺動可能に前記ミドル
シャフトにピボット結合され、前記アッパブラケットに
軸支され、ステアリングホイールが結合されるアッパシ
ャフトと、 前記ロアシャフトに平行に延在するよう前記固定ブラケ
ットに軸支された第1スクリュシャフトと、 該第1スクリュシャフトに螺合し、前記スライダに固定
され、前記第1スクリュシャフトの回転によりその軸方
向に移動し、前記スライダ及び前記ミドルシャフトを介
して前記アッパシャフトを前記ロアシャフトに対しその
軸方向に移動させる第1ナットと、 前記ロアシャフトに平行に延在するよう前記スライダに
軸支された第2スクリュシャフトと、 該第2スクリュシャフトに螺合し、前記アッパブラケッ
トに連結され、前記第2スクリュシャフトの回転により
その軸方向に移動し、前記アッパブラケットを介して前
記アッパシャフトを前記ミドルシャフトに対し前記車両
の上下方向に揺動させる第2ナットと、 前記第1及び第2スクリュシャフトを回転させる駆動手
段と、 前記駆動手段の作動を前記第1スクリュシャフト又は前
記第2スクリュシャフトに選択的に伝達する切替機構と
を有するステアリング装置。
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-
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- 1989-01-26 US US07/301,714 patent/US4901593A/en not_active Expired - Lifetime
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