JP2636616B2 - 室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬化物 - Google Patents
室温硬化性シリコーンゴム組成物及びその硬化物Info
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- JP2636616B2 JP2636616B2 JP3351555A JP35155591A JP2636616B2 JP 2636616 B2 JP2636616 B2 JP 2636616B2 JP 3351555 A JP3351555 A JP 3351555A JP 35155591 A JP35155591 A JP 35155591A JP 2636616 B2 JP2636616 B2 JP 2636616B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/14—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室温下で放置又は加熱
することにより容易に硬化する室温硬化性シリコーンゴ
ム組成物に関し、特にゴム強度が強く、かつ透明性に優
れた硬化物を与える室温硬化性シリコーンゴム組成物に
関する。
することにより容易に硬化する室温硬化性シリコーンゴ
ム組成物に関し、特にゴム強度が強く、かつ透明性に優
れた硬化物を与える室温硬化性シリコーンゴム組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーンゴム組成物は耐熱性、耐寒性、離型性、耐候性等の
諸特性に優れた硬化物を与えることから今日広く使用さ
れている。
ーンゴム組成物は耐熱性、耐寒性、離型性、耐候性等の
諸特性に優れた硬化物を与えることから今日広く使用さ
れている。
【0003】しかしながら、主成分となる線状オルガノ
ポリシロキサンポリマーを過酸化物、縮合反応、付加反
応等で硬化させる室温硬化性シリコーンゴム組成物は、
その硬化物の引張り強度が低く、数kg/cm2 程度し
か得られないという問題があった。そこで、一般には上
記シリコーンゴム組成物にシリカ微粉末を充填して補強
し、数10〜140kg/cm2 の引張り強度を有する
硬化物を得ている。しかし、この場合は充填剤が入った
ことで組成物の粘度が高くなって流動性が悪化したり、
更には硬化物の透明性が低下するといった不都合があっ
た。
ポリシロキサンポリマーを過酸化物、縮合反応、付加反
応等で硬化させる室温硬化性シリコーンゴム組成物は、
その硬化物の引張り強度が低く、数kg/cm2 程度し
か得られないという問題があった。そこで、一般には上
記シリコーンゴム組成物にシリカ微粉末を充填して補強
し、数10〜140kg/cm2 の引張り強度を有する
硬化物を得ている。しかし、この場合は充填剤が入った
ことで組成物の粘度が高くなって流動性が悪化したり、
更には硬化物の透明性が低下するといった不都合があっ
た。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
充填剤を添加しなくてもゴム強度が高く、かつ透明性に
優れた硬化物を与えることができる室温硬化性シリコー
ンゴム組成物を提供することを目的とする。
充填剤を添加しなくてもゴム強度が高く、かつ透明性に
優れた硬化物を与えることができる室温硬化性シリコー
ンゴム組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般式
(1)で示されるシルアルキレンシロキサン単位を主成
分とし、かつ分子中に脂肪族不飽和基を含有するオルガ
ノポリシロキサンと、一分子中に2個以上のSiH基を
有するオルガノ水素ポリシロキサンと、白金族化合物と
を配合することが有効であることを見出した。
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般式
(1)で示されるシルアルキレンシロキサン単位を主成
分とし、かつ分子中に脂肪族不飽和基を含有するオルガ
ノポリシロキサンと、一分子中に2個以上のSiH基を
有するオルガノ水素ポリシロキサンと、白金族化合物と
を配合することが有効であることを見出した。
【0006】
【化2】 (但し、式中R1 ,R2,R3,R4はそれぞれ同一又は異
種の非置換又は置換の1価炭化水素基であり、nは4〜
16の整数である。)
種の非置換又は置換の1価炭化水素基であり、nは4〜
16の整数である。)
【0007】即ち、本発明者はシリコーンゴム成分とし
て上記したシルアルキレンシロキサン単位を主成分とす
るオルガノポリシロキサンを使用することにより、シリ
カ微粉末等の充填剤を添加しなくても十分満足できる高
い引張り強度を有し、しかも透明性に優れた硬化物を与
える室温硬化性シリコーンゴム組成物が得られることを
知見し、本発明をなすに至ったものである。
て上記したシルアルキレンシロキサン単位を主成分とす
るオルガノポリシロキサンを使用することにより、シリ
カ微粉末等の充填剤を添加しなくても十分満足できる高
い引張り強度を有し、しかも透明性に優れた硬化物を与
える室温硬化性シリコーンゴム組成物が得られることを
知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】従って、本発明は、(1)上記一般式
(1)で示されるシルアルキレンシロキサン単位を主成
分とし、かつ分子中に脂肪族不飽和基を含有するオルガ
ノポリシロキサン (2)一分子中に2個以上のSiH基を有するオルガノ
水素ポリシロキサン (3)白金族化合物 を含有してなることを特徴とする室温硬化性シリコーン
ゴム組成物、及び、上記室温硬化性シリコーンゴム組成
物を硬化させることにより得られる硬化物を提供する。
(1)で示されるシルアルキレンシロキサン単位を主成
分とし、かつ分子中に脂肪族不飽和基を含有するオルガ
ノポリシロキサン (2)一分子中に2個以上のSiH基を有するオルガノ
水素ポリシロキサン (3)白金族化合物 を含有してなることを特徴とする室温硬化性シリコーン
ゴム組成物、及び、上記室温硬化性シリコーンゴム組成
物を硬化させることにより得られる硬化物を提供する。
【0009】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明の室温硬化性シリコーンゴム組成物の第一必
須成分は下記一般式(1)で示されるシルアルキレンシ
ロキサン単位を主成分とし、かつ分子中に脂肪族不飽和
基を含有するオルガノポリシロキサンである。
と、本発明の室温硬化性シリコーンゴム組成物の第一必
須成分は下記一般式(1)で示されるシルアルキレンシ
ロキサン単位を主成分とし、かつ分子中に脂肪族不飽和
基を含有するオルガノポリシロキサンである。
【0010】
【化3】 (但し、式中R1 ,R2,R3,R4はそれぞれ同一又は異
種の非置換又は置換の1価炭化水素基であり、nは4〜
16の整数である。)
種の非置換又は置換の1価炭化水素基であり、nは4〜
16の整数である。)
【0011】ここで、上記式(1)中のR1 ,R2,
R3,R4はそれぞれ非置換又は置換の1価炭化水素基、
好ましくは炭素数1〜8の1価炭化水素基であり、例え
ばメチル基,エチル基,プロピル基等のアルキル基、シ
クロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基,アリ
ル基,イソプロペノキシ基等のアルケニル基、フェニル
基,トリル基等のアリール基や、3,3,3−トリフル
オロプロピル基,6,6,6,5,5,4,4,3,3
−ノナフルオロヘキシル基,クロロメチル基,3−クロ
ロプロピル基等の前記の基の水素原子が部分的にハロゲ
ン原子などで置換された基などである。なお、R1 ,
R2,R3,R4はそれぞれ同一の基でも異種の基であっ
てもよい。
R3,R4はそれぞれ非置換又は置換の1価炭化水素基、
好ましくは炭素数1〜8の1価炭化水素基であり、例え
ばメチル基,エチル基,プロピル基等のアルキル基、シ
クロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基,アリ
ル基,イソプロペノキシ基等のアルケニル基、フェニル
基,トリル基等のアリール基や、3,3,3−トリフル
オロプロピル基,6,6,6,5,5,4,4,3,3
−ノナフルオロヘキシル基,クロロメチル基,3−クロ
ロプロピル基等の前記の基の水素原子が部分的にハロゲ
ン原子などで置換された基などである。なお、R1 ,
R2,R3,R4はそれぞれ同一の基でも異種の基であっ
てもよい。
【0012】また、このオルガノポリシロキサンの上記
式(1)のシルアルキレンシロキサン単位以外の単位と
しては、R5R6SiO単位、R7R8R9SiO1/2単位な
どが挙げられる。なお、R5〜R9は上記R1〜R4と同様
の基であり、これらはそれぞれ互いに同一であっても異
なっていてもよい。
式(1)のシルアルキレンシロキサン単位以外の単位と
しては、R5R6SiO単位、R7R8R9SiO1/2単位な
どが挙げられる。なお、R5〜R9は上記R1〜R4と同様
の基であり、これらはそれぞれ互いに同一であっても異
なっていてもよい。
【0013】上記オルガノポリシロキサンにおいて、上
記式(1)のシルアルキレンシロキサン単位の含有割合
は全シロキサン単位の50mol%以上、特に70mo
l%以上であることが好ましく、50mol%に満たな
いと硬化物の強度が低下してしまう場合がある。
記式(1)のシルアルキレンシロキサン単位の含有割合
は全シロキサン単位の50mol%以上、特に70mo
l%以上であることが好ましく、50mol%に満たな
いと硬化物の強度が低下してしまう場合がある。
【0014】また、脂肪族不飽和基はオルガノポリシロ
キサン分子中の鎖内にあっても末端にあってもよいが、
その含有割合はオルガノポリシロキサン全体に対して
0.5モル/100g以下、特に0.1モル/100g
以下であることが好ましく、0.5モル/100gを超
えると架橋密度が上がりすぎてエラストマーの伸びが低
下してしまう場合がある。
キサン分子中の鎖内にあっても末端にあってもよいが、
その含有割合はオルガノポリシロキサン全体に対して
0.5モル/100g以下、特に0.1モル/100g
以下であることが好ましく、0.5モル/100gを超
えると架橋密度が上がりすぎてエラストマーの伸びが低
下してしまう場合がある。
【0015】更に、上記オルガノポリシロキサンは25
℃における粘度が25〜500000cs、特に100
0〜100000csであることが好ましい。
℃における粘度が25〜500000cs、特に100
0〜100000csであることが好ましい。
【0016】このような第一必須成分のオルガノポリシ
ロキサンとして具体的には、下記構造のものを例示する
ことができる。なお、下記式においてMeはメチル基、
Phはフェニル基を示す(以下同様)。
ロキサンとして具体的には、下記構造のものを例示する
ことができる。なお、下記式においてMeはメチル基、
Phはフェニル基を示す(以下同様)。
【0017】
【化4】
【0018】
【化5】
【0019】なお、上記オルガノポリシロキサンは、例
えば下記工程に従って合成することができる。
えば下記工程に従って合成することができる。
【0020】
【化6】
【0021】この場合、出発原料である上記式(2)の
化合物は目的とするオルガノポリシロキサン中のシルア
ルキレンシロキサン単位に応じたものが使用され、その
加水分解は通常の方法で行うことができる。
化合物は目的とするオルガノポリシロキサン中のシルア
ルキレンシロキサン単位に応じたものが使用され、その
加水分解は通常の方法で行うことができる。
【0022】次の重合反応も通常の方法で行うことがで
き、更にこの重合後に中間体として得られる上記式
(3)の化合物と下記式で示されるジシラノール等とを
共重合させると、種々のシルアルキレンシロキサンポリ
マーを合成することができる。
き、更にこの重合後に中間体として得られる上記式
(3)の化合物と下記式で示されるジシラノール等とを
共重合させると、種々のシルアルキレンシロキサンポリ
マーを合成することができる。
【0023】
【化7】
【0024】また、シリル化反応はシリル化剤を用いて
行うことが好ましく、シリル化剤としては、例えば下記
のようなものを挙げることができる。
行うことが好ましく、シリル化剤としては、例えば下記
のようなものを挙げることができる。
【0025】
【化8】
【0026】このような種々のシリル化剤を添加してシ
リル化反応を進めると、末端に下記のような基を導入す
ることが可能である。
リル化反応を進めると、末端に下記のような基を導入す
ることが可能である。
【0027】
【化9】
【0028】なお、シリル化の反応条件は通常の条件と
することができる。
することができる。
【0029】また、第二必須成分の一分子中に2個以上
のSiH基を有するオルガノ水素ポリシロキサンは架橋
剤として働くものである。
のSiH基を有するオルガノ水素ポリシロキサンは架橋
剤として働くものである。
【0030】このオルガノ水素ポリシロキサンはその形
状、分子量等に別に制限はなく、線状、環状、低分子、
高分子などいずれでもよいが、その分子量は一般的に製
造のし易さから300000以下の比較的低分子量のも
のが好適である。
状、分子量等に別に制限はなく、線状、環状、低分子、
高分子などいずれでもよいが、その分子量は一般的に製
造のし易さから300000以下の比較的低分子量のも
のが好適である。
【0031】また、この架橋剤としてのオルガノ水素ポ
リシロキサンは均一な硬化物を得るために第一成分と相
溶するものであることが好ましい。
リシロキサンは均一な硬化物を得るために第一成分と相
溶するものであることが好ましい。
【0032】このようなオルガノ水素ポリシロキサンと
しては、例えば下記構造の化合物を挙げることができ
る。
しては、例えば下記構造の化合物を挙げることができ
る。
【0033】
【化10】
【0034】
【化11】
【0035】なお、上記オルガノ水素ポリシロキサンは
例えば下記方法などにより合成することができる。
例えば下記方法などにより合成することができる。
【0036】
【化12】 (2)対応するシラン又はシロキサンとを共加水分解分
解反応させる。 (3)特別な官能基を持つものは例えば特公昭51−3
3540号公報に記載の方法で部分付加反応させる。
解反応させる。 (3)特別な官能基を持つものは例えば特公昭51−3
3540号公報に記載の方法で部分付加反応させる。
【0037】第二成分のオルガノ水素ポリシロキサンの
配合量は、第一成分100部(重量部、以下同様)に対
して0.1〜50部、特に1〜10部とすることが好ま
しいが、とりわけ組成物全体に含まれる脂肪族不飽和基
1モルに対してSiH基を0.5〜5モル、特に1.2
〜3モル供給する量とすることが好ましい。オルガノ水
素ポリシロキサンの配合量が上記範囲より少ないと架橋
度合いが不十分となる場合があり、多すぎると発泡した
り、耐熱性、圧縮永久歪特性等が悪化する場合がある。
配合量は、第一成分100部(重量部、以下同様)に対
して0.1〜50部、特に1〜10部とすることが好ま
しいが、とりわけ組成物全体に含まれる脂肪族不飽和基
1モルに対してSiH基を0.5〜5モル、特に1.2
〜3モル供給する量とすることが好ましい。オルガノ水
素ポリシロキサンの配合量が上記範囲より少ないと架橋
度合いが不十分となる場合があり、多すぎると発泡した
り、耐熱性、圧縮永久歪特性等が悪化する場合がある。
【0038】本発明組成物の第三必須成分としての白金
族化合物は、第一成分と第二成分との付加反応(ヒドロ
シリル化)を進めるための触媒として働くものである。
族化合物は、第一成分と第二成分との付加反応(ヒドロ
シリル化)を進めるための触媒として働くものである。
【0039】ここで白金族化合物としては、一般に貴金
属の化合物であるため高価である白金族化合物の中でも
比較的入手し易い白金化合物が好適に使用される。白金
化合物として具体的には、塩化白金酸、塩化白金酸とエ
チレン等のオレフィン,アルコール,ビニルシロキサン
などとの鎖体、白金/シリカ、アルミナ、カーボン等の
固体触媒などが挙げられるが、より均一な硬化物を得る
ためには上記塩化白金酸や鎖体などを適切な溶媒に溶解
させ、第一成分と相溶させて使用することが望ましい。
属の化合物であるため高価である白金族化合物の中でも
比較的入手し易い白金化合物が好適に使用される。白金
化合物として具体的には、塩化白金酸、塩化白金酸とエ
チレン等のオレフィン,アルコール,ビニルシロキサン
などとの鎖体、白金/シリカ、アルミナ、カーボン等の
固体触媒などが挙げられるが、より均一な硬化物を得る
ためには上記塩化白金酸や鎖体などを適切な溶媒に溶解
させ、第一成分と相溶させて使用することが望ましい。
【0040】また、第三成分として上記白金化合物以外
にも例えばロジウム,ルテニウム,イリジウム,パラジ
ウム系化合物などを使用することも可能であり、具体的
には下記化合物が例示される。 RhCl(C2H4)2,Ru3(CO)12,IrCl(C
O)(PPh3)2,Pd(PPh3)4,RhCl(PP
h3)3,RhCl(CO)(PPh3)2
にも例えばロジウム,ルテニウム,イリジウム,パラジ
ウム系化合物などを使用することも可能であり、具体的
には下記化合物が例示される。 RhCl(C2H4)2,Ru3(CO)12,IrCl(C
O)(PPh3)2,Pd(PPh3)4,RhCl(PP
h3)3,RhCl(CO)(PPh3)2
【0041】第三成分の配合量は特に制限されないが、
高価であることも考慮して一般的には1〜1000pp
m、特に10〜500ppm程度とすることが好まし
い。
高価であることも考慮して一般的には1〜1000pp
m、特に10〜500ppm程度とすることが好まし
い。
【0042】本発明組成物には、上記必須成分以外にそ
の他の任意成分として種々の添加剤を添加することがで
きる。具体的には硬化物として得られる弾性体の強度を
補強するために添加するSiO2単位、CH2=CH
(R’)2SiO0.5単位、R’3SiO0.5単位(式中
R’は脂肪族不飽和二重結合を含まない一価炭化水素基
である。)からなるレジン構造のオルガノポリシロキサ
ン(特公昭38−26771号、同45−9476号公
報参照)、組成物の硬化速度を制御する目的で加えるC
H2=CH(R)SiO単位(式中Rは非置換又は置換
一価炭化水素基である。)を含むポリシロキサン(特公
昭48−10947号公報参照)、アセチレン化合物
(米国特許第3445420号、特公昭54−3774
号公報参照)、重金属のイオン性化合物(米国特許第3
532649号公報参照)などが例示される。また、耐
熱衝撃性、可とう性などを向上させる目的で無官能のオ
ルガノポリシロキサンを適当量添加しても差し支えな
い。
の他の任意成分として種々の添加剤を添加することがで
きる。具体的には硬化物として得られる弾性体の強度を
補強するために添加するSiO2単位、CH2=CH
(R’)2SiO0.5単位、R’3SiO0.5単位(式中
R’は脂肪族不飽和二重結合を含まない一価炭化水素基
である。)からなるレジン構造のオルガノポリシロキサ
ン(特公昭38−26771号、同45−9476号公
報参照)、組成物の硬化速度を制御する目的で加えるC
H2=CH(R)SiO単位(式中Rは非置換又は置換
一価炭化水素基である。)を含むポリシロキサン(特公
昭48−10947号公報参照)、アセチレン化合物
(米国特許第3445420号、特公昭54−3774
号公報参照)、重金属のイオン性化合物(米国特許第3
532649号公報参照)などが例示される。また、耐
熱衝撃性、可とう性などを向上させる目的で無官能のオ
ルガノポリシロキサンを適当量添加しても差し支えな
い。
【0043】なお、これらの添加剤を添加する場合は、
全組成物中のけい素原子に直接結合するアルケニル基及
びエチニル基の合計量の不飽和結合1個に対してけい素
原子に直接結合する水素原子が0.5〜5個存在するよ
うな量とすることが望ましい。
全組成物中のけい素原子に直接結合するアルケニル基及
びエチニル基の合計量の不飽和結合1個に対してけい素
原子に直接結合する水素原子が0.5〜5個存在するよ
うな量とすることが望ましい。
【0044】更に、本発明組成物には硬化時における熱
収縮を減少させたり、硬化物(弾性体)の熱膨張率を低
下させたり、熱安定性、耐候性、耐薬品性、難燃性、機
械強度を向上させたり、あるいはガス透過率を下げたり
する目的で本発明の効果を妨げない範囲で充填剤を添加
してもよい。充填剤としては、例えば煙霧質シリカ、フ
ュームドシリカ、石英粉末、ガラス繊維、カーボン、酸
化鉄、酸化チタン、酸化セリウム等の金属酸化物、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム等の金属炭酸塩などを挙
げることができるが、硬化物の透明性維持の点から煙霧
質シリカが好適である。また、必要に応じて適当な顔
料、染料、酸化防止剤等を添加することも可能である。
収縮を減少させたり、硬化物(弾性体)の熱膨張率を低
下させたり、熱安定性、耐候性、耐薬品性、難燃性、機
械強度を向上させたり、あるいはガス透過率を下げたり
する目的で本発明の効果を妨げない範囲で充填剤を添加
してもよい。充填剤としては、例えば煙霧質シリカ、フ
ュームドシリカ、石英粉末、ガラス繊維、カーボン、酸
化鉄、酸化チタン、酸化セリウム等の金属酸化物、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム等の金属炭酸塩などを挙
げることができるが、硬化物の透明性維持の点から煙霧
質シリカが好適である。また、必要に応じて適当な顔
料、染料、酸化防止剤等を添加することも可能である。
【0045】本発明のシリコーンゴム組成物は、用途、
目的等に応じて上記成分を適当な有機溶剤、例えばトル
エン、キシレン等に溶解して所望の濃度に溶解して使用
してもよい。
目的等に応じて上記成分を適当な有機溶剤、例えばトル
エン、キシレン等に溶解して所望の濃度に溶解して使用
してもよい。
【0046】本発明のシリコーンゴム組成物は第一成分
の官能基の種類、第三成分の触媒の種類により室温硬化
が可能であるが、100〜150℃で数分から数時間の
短時間で硬化させることも可能である。
の官能基の種類、第三成分の触媒の種類により室温硬化
が可能であるが、100〜150℃で数分から数時間の
短時間で硬化させることも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の室温硬化性シリコーンゴム組成
物は、ゴム強度が高く、かつ透明性に優れた硬化物を与
えるものである。
物は、ゴム強度が高く、かつ透明性に優れた硬化物を与
えるものである。
【0048】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の部はいずれも重量部であ
る。また、Meはメチル基である。
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の部はいずれも重量部であ
る。また、Meはメチル基である。
【0049】〔実施例1、比較例1〕下記組成を配合し
てシリコーンゴム組成物Aを調製し、真空脱泡後、内寸
13×17×0.20cmの金型に注入し、100℃で
60分硬化させたところ、透明なエラストマーが得られ
た(実施例1)。
てシリコーンゴム組成物Aを調製し、真空脱泡後、内寸
13×17×0.20cmの金型に注入し、100℃で
60分硬化させたところ、透明なエラストマーが得られ
た(実施例1)。
【0050】
【化13】
【0051】また、上記式(4)の化合物の代わりに両
末端ビニル基のジメチルポリシロキサン(粘度5000
cs)を用いる以外は上記と同様の組成を配合してシリ
コーンゴム組成物Bを調製し、上記と同様に硬化させた
ところ、透明なエラストマーが得られた(比較例1)。
末端ビニル基のジメチルポリシロキサン(粘度5000
cs)を用いる以外は上記と同様の組成を配合してシリ
コーンゴム組成物Bを調製し、上記と同様に硬化させた
ところ、透明なエラストマーが得られた(比較例1)。
【0052】〔実施例2〕下記組成を配合してシリコー
ンゴム組成物Cを調製し、実施例1と同様に硬化させた
ところ、透明なエラストマーが得られた(実施例2)。
ンゴム組成物Cを調製し、実施例1と同様に硬化させた
ところ、透明なエラストマーが得られた(実施例2)。
【0053】
【化14】 実施例1で使用して式(5)のメチル水素ポリシロキサン 2.2部 塩化白金酸の2−エチルヘキサノール変性触媒 0.05部 (白金濃度2.0重量%) 実施例1で使用した式(6)のシクロテトラシロキサン 0.05部
【0054】上記エラストマーについてJIS K−6
301に準じて物性を測定した。結果を表1に示す。
301に準じて物性を測定した。結果を表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】表1の結果より、シルアルキレンシロキサ
ン単位と脂肪族不飽和基を有するオルガノポリシロキサ
ンを配合したシリコーンゴム組成物(実施例1,2)は
ジメチルポリシロキサンを配合したシリコーンゴム組成
物(比較例1)に比べて優れた強度を有する硬化物を与
えることがわかった。
ン単位と脂肪族不飽和基を有するオルガノポリシロキサ
ンを配合したシリコーンゴム組成物(実施例1,2)は
ジメチルポリシロキサンを配合したシリコーンゴム組成
物(比較例1)に比べて優れた強度を有する硬化物を与
えることがわかった。
【0057】〔実施例3、比較例2〕下記組成を配合し
てシリコーンゴム組成物Dを調製し、真空脱泡後、内寸
13×17×0.20cmの金型に注入し、120℃で
20分硬化させたところ、透明なエラストマーが得られ
た(実施例3)。
てシリコーンゴム組成物Dを調製し、真空脱泡後、内寸
13×17×0.20cmの金型に注入し、120℃で
20分硬化させたところ、透明なエラストマーが得られ
た(実施例3)。
【0058】
【化15】 実施例1で使用した式(5)のメチル水素ポリシロキサン 2.5部 塩化白金酸の2−エチルヘキサノール変性触媒 0.05部 (白金濃度2.0重量%) 実施例1で使用した式(6)のシクロテトラシロキサン 0.05部 トリメチルシロキシ基で処理した比表面積200m2/g の煙霧質シリカ 15部
【0059】また、上記式(7)の化合物の代わりに両
末端ビニル基のジメチルポリシロキサン(粘度5000
cs)を用いる以外は上記と同様の組成を配合してシリ
コーンゴム組成物Eを調製し、上記と同様に硬化させた
ところ、乳白色のエラストマーが得られた(比較例
2)。得られたエラストマーについてJIS K−63
01に準じて物性を測定した。結果を表2に示す。
末端ビニル基のジメチルポリシロキサン(粘度5000
cs)を用いる以外は上記と同様の組成を配合してシリ
コーンゴム組成物Eを調製し、上記と同様に硬化させた
ところ、乳白色のエラストマーが得られた(比較例
2)。得られたエラストマーについてJIS K−63
01に準じて物性を測定した。結果を表2に示す。
【0060】
【表2】
【0061】表2の結果より、シルアルキレンシロキサ
ン単位及び脂肪族不飽和基を有するオルガノポリシロキ
サンを配合したシリコーンゴム組成物(実施例3)は、
煙霧質シリカを配合しても屈折率が近いことから硬化物
の透明性が維持され、かつ煙霧質シリカによる補強効果
がジメチルシロキサンを配合したシリコーンゴム組成物
(比較例2)に比べて格段に大きいことがわかった。
ン単位及び脂肪族不飽和基を有するオルガノポリシロキ
サンを配合したシリコーンゴム組成物(実施例3)は、
煙霧質シリカを配合しても屈折率が近いことから硬化物
の透明性が維持され、かつ煙霧質シリカによる補強効果
がジメチルシロキサンを配合したシリコーンゴム組成物
(比較例2)に比べて格段に大きいことがわかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 則之 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内 (72)発明者 松田 高至 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 (1)下記一般式(1)で示されるシル
アルキレンシロキサン単位を主成分とし、かつ分子中に
脂肪族不飽和基を含有するオルガノポリシロキサン 【化1】 (但し、式中R1 ,R2,R3,R4はそれぞれ同一又は異
種の非置換又は置換の1価炭化水素基であり、nは4〜
16の整数である。) (2)一分子中に2個以上のSiH基を有するオルガノ
水素ポリシロキサン (3)白金族化合物 を含有してなることを特徴とする室温硬化性シリコーン
ゴム組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴ
ム組成物を硬化させることにより得られる硬化物。
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-
1991
- 1991-12-12 JP JP3351555A patent/JP2636616B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-12-09 US US07/987,681 patent/US5247046A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-11 EP EP92311342A patent/EP0549214B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-11 DE DE69218156T patent/DE69218156T2/de not_active Expired - Fee Related
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DE69218156D1 (de) | 1997-04-17 |
US5247046A (en) | 1993-09-21 |
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