JP2528639Y2 - 門 柱 - Google Patents
門 柱Info
- Publication number
- JP2528639Y2 JP2528639Y2 JP1990049454U JP4945490U JP2528639Y2 JP 2528639 Y2 JP2528639 Y2 JP 2528639Y2 JP 1990049454 U JP1990049454 U JP 1990049454U JP 4945490 U JP4945490 U JP 4945490U JP 2528639 Y2 JP2528639 Y2 JP 2528639Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- frame
- anchor
- support member
- vertical frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、パネルを箱型に組立てることによって構
成される門柱に関するものである。
成される門柱に関するものである。
第7図は従来の門柱の構造を示したものである。すな
わち、化粧コンクリートパネル50の裏面の角部近傍の上
端および下端(図示せず)にアンカー金具51を露出する
ように埋設し、各アンカー金具51,51をL型金物52に溶
接することにより、箱型の門柱を構成していた。
わち、化粧コンクリートパネル50の裏面の角部近傍の上
端および下端(図示せず)にアンカー金具51を露出する
ように埋設し、各アンカー金具51,51をL型金物52に溶
接することにより、箱型の門柱を構成していた。
しかしながら、各アンカー金具51,51とL型金物52を
溶接することは容易でなくその作業に時間がかかるとい
う問題があった。
溶接することは容易でなくその作業に時間がかかるとい
う問題があった。
また溶接によるものであるため微調整が難しく、溶接
位置が所定の位置からずれた場合には各パネル50,50に
段差が生じ、外観が悪くなるという問題があった。
位置が所定の位置からずれた場合には各パネル50,50に
段差が生じ、外観が悪くなるという問題があった。
したがって、この考案の目的は、容易に組立てること
ができるとともに、その組立精度がよい門柱を提供する
ことである。
ができるとともに、その組立精度がよい門柱を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕 この考案の門柱は、枠組みされた上枠の四角部に4本
の縦枠の上端をそれぞれ固定しこれらの縦枠の下部に断
面形状がL字形の支持材が設けられた枠体と、裏面の上
部と下端面にアンカー金具を埋設した化粧コンクリート
パネルとを備え、前記化粧コンクリートパネルを前記支
持材の水平部に支持した状態で前記枠体の周囲に当接さ
せて前記アンカー金具を前記上枠と前記支持材にボルト
固定したことを特徴とするものである。
の縦枠の上端をそれぞれ固定しこれらの縦枠の下部に断
面形状がL字形の支持材が設けられた枠体と、裏面の上
部と下端面にアンカー金具を埋設した化粧コンクリート
パネルとを備え、前記化粧コンクリートパネルを前記支
持材の水平部に支持した状態で前記枠体の周囲に当接さ
せて前記アンカー金具を前記上枠と前記支持材にボルト
固定したことを特徴とするものである。
この考案の構成によれば、枠体が枠組みされた上枠の
四角部に4本の縦枠の上端をそれぞれ固定しこれらの縦
枠の下部に断面形状がL字形の支持材が設けられたもの
であるので、化粧コンクリートパネルを支持材の水平部
に仮置きできる。このため、パネルを枠体に固定する作
業が容易になる。また、パネルに埋設したアンカー金具
を上枠と支持材にボルト固定するので取付強度が高く、
またパネルを取外すこともできるので、パネル間に段差
が生じたとしても調整することができる。
四角部に4本の縦枠の上端をそれぞれ固定しこれらの縦
枠の下部に断面形状がL字形の支持材が設けられたもの
であるので、化粧コンクリートパネルを支持材の水平部
に仮置きできる。このため、パネルを枠体に固定する作
業が容易になる。また、パネルに埋設したアンカー金具
を上枠と支持材にボルト固定するので取付強度が高く、
またパネルを取外すこともできるので、パネル間に段差
が生じたとしても調整することができる。
この考案の一実施例の門柱を第1図ないし第6図に基
づいても説明する。1は化粧コンクリートパネル、2は
枠体であり、3は門柱を組立てる際に用いられる組立治
具である。
づいても説明する。1は化粧コンクリートパネル、2は
枠体であり、3は門柱を組立てる際に用いられる組立治
具である。
化粧コンクリートパネル(以下、パネルと呼ぶ)1
は、850℃以上の高温に耐える特殊軽量コンクリートに
鉄筋および中空穴が設けられたものを基材としてこの基
材の表面に上薬を塗布して一体に焼成したものである。
このパネル1の裏面の上端から一定距離下位にはボルト
を実施例とするアンカー金具4が埋設してありその先端
を突出させてある。パネル1の下端面にはねじ穴を実施
例とするアンカー金具5が埋設してある。また、パネル
1の上部には照明等の設備を組込むための切欠部10が設
けられるとともに、パネル1の所定箇所には穴部11が設
けられ、この穴部11に相当するパネル1の裏面に箱型金
具12が固定されている(第3図)。この穴部11および箱
型金具12に門扉用アンカー13を貫通させてモルタル15を
充填することにより門扉用アンカー13が取付けられる。
は、850℃以上の高温に耐える特殊軽量コンクリートに
鉄筋および中空穴が設けられたものを基材としてこの基
材の表面に上薬を塗布して一体に焼成したものである。
このパネル1の裏面の上端から一定距離下位にはボルト
を実施例とするアンカー金具4が埋設してありその先端
を突出させてある。パネル1の下端面にはねじ穴を実施
例とするアンカー金具5が埋設してある。また、パネル
1の上部には照明等の設備を組込むための切欠部10が設
けられるとともに、パネル1の所定箇所には穴部11が設
けられ、この穴部11に相当するパネル1の裏面に箱型金
具12が固定されている(第3図)。この穴部11および箱
型金具12に門扉用アンカー13を貫通させてモルタル15を
充填することにより門扉用アンカー13が取付けられる。
枠体2は、枠組みされた上枠16の四角部に4本の縦枠
17…の上端をそれぞれ固定しこれらの縦枠17…の下端か
ら一定距離上位に断面形状がL字形の支持材7が設けら
れたものである。上枠16にはアンカー金具4を挿通でき
る穴部6…が設けてあり、支持材7の水平部にはボルト
8を挿通できる穴部9…が設けてある。
17…の上端をそれぞれ固定しこれらの縦枠17…の下端か
ら一定距離上位に断面形状がL字形の支持材7が設けら
れたものである。上枠16にはアンカー金具4を挿通でき
る穴部6…が設けてあり、支持材7の水平部にはボルト
8を挿通できる穴部9…が設けてある。
組立用治具3は、第4図および第5図に示すように、
パネル1の在庫品等を2枚重ねたものであって、下段の
パネル1の中空穴に連通するように上段のパネル1に穴
を開けてアンカーボルト14を通してモルタル15を充填し
たものである。
パネル1の在庫品等を2枚重ねたものであって、下段の
パネル1の中空穴に連通するように上段のパネル1に穴
を開けてアンカーボルト14を通してモルタル15を充填し
たものである。
つぎに、この門柱の組立方法について説明する。第6
図に示すように、組立治具3のアンカーボルト14に枠体
2の下端部を固定する。つぎに枠体2の支持材7にパネ
ル1を仮置きして枠体2の周囲にパネル1…を当接させ
る。このとき、パネル1の上部に設けたアンカー金具4
を枠体2の上枠16に設けた穴部6に挿通してナット16で
締着し、ボルト8を支持材7に設けた穴部9に挿通して
パネル1の下端部に設けたアンカー金具5に締着する
(第2図)。
図に示すように、組立治具3のアンカーボルト14に枠体
2の下端部を固定する。つぎに枠体2の支持材7にパネ
ル1を仮置きして枠体2の周囲にパネル1…を当接させ
る。このとき、パネル1の上部に設けたアンカー金具4
を枠体2の上枠16に設けた穴部6に挿通してナット16で
締着し、ボルト8を支持材7に設けた穴部9に挿通して
パネル1の下端部に設けたアンカー金具5に締着する
(第2図)。
この実施例によれば、化粧コンクリートパネル1を支
持材7の水平部に仮置きできる。このため、パネル1を
枠体2に固定する作業が容易になる。また、パネル1に
埋設したアンカー金具4,5を上枠16と支持材7にボルト
固定するので取付強度が高く、またパネル1を取外すこ
ともできるのでパネル1間に段差が生じたとしても調整
することができる。また、門扉用アンカー13を取付ける
に際し、パネル1の裏面に箱型金具12を取付けたので、
モルタル15の埋めしろを十分取ることができ、門扉用ア
ンカー13の付着強度が向上する。パネル1に開ける穴部
11は小さくてよいのでパネル1の表面の美観を保つこと
ができる。また、組立治具3に枠体2を固定して組立て
るようにしたので、安全に作業を行うことができる。ま
た組立作業場の移動が可能であり、パレット化して現場
へ搬送することができる。また、アンカー金具4を上端
から一定距離下位に埋設したので、パネル1の上端部に
切欠部10を設けることができ、パネル1上部に照明等の
設備を組込むことができる。
持材7の水平部に仮置きできる。このため、パネル1を
枠体2に固定する作業が容易になる。また、パネル1に
埋設したアンカー金具4,5を上枠16と支持材7にボルト
固定するので取付強度が高く、またパネル1を取外すこ
ともできるのでパネル1間に段差が生じたとしても調整
することができる。また、門扉用アンカー13を取付ける
に際し、パネル1の裏面に箱型金具12を取付けたので、
モルタル15の埋めしろを十分取ることができ、門扉用ア
ンカー13の付着強度が向上する。パネル1に開ける穴部
11は小さくてよいのでパネル1の表面の美観を保つこと
ができる。また、組立治具3に枠体2を固定して組立て
るようにしたので、安全に作業を行うことができる。ま
た組立作業場の移動が可能であり、パレット化して現場
へ搬送することができる。また、アンカー金具4を上端
から一定距離下位に埋設したので、パネル1の上端部に
切欠部10を設けることができ、パネル1上部に照明等の
設備を組込むことができる。
この考案の門柱によれば、枠体が枠組みされた上枠の
四角部に4本の縦枠の上端をそれぞれ固定しこれらの縦
枠の下部に断面形状がL字形の支持材が設けられたもの
であるので、化粧コンクリートパネルを支持材の水平部
に仮置きできる。このため、パネルを枠体に固定する作
業が容易になる。また、パネルに埋設したアンカー金具
を上枠と支持材にボルト固定するので取付強度が高く、
またパネルを取外すこともできるので、パネル間に段差
が生じたとしても調整することができる。このため、門
柱の組立精度が向上する。
四角部に4本の縦枠の上端をそれぞれ固定しこれらの縦
枠の下部に断面形状がL字形の支持材が設けられたもの
であるので、化粧コンクリートパネルを支持材の水平部
に仮置きできる。このため、パネルを枠体に固定する作
業が容易になる。また、パネルに埋設したアンカー金具
を上枠と支持材にボルト固定するので取付強度が高く、
またパネルを取外すこともできるので、パネル間に段差
が生じたとしても調整することができる。このため、門
柱の組立精度が向上する。
第1図はこの考案の一実施例の門柱の分解斜視図、第2
図はその要部断面側面図、第3図は門扉用アンカーの取
付構造を示す断面平面図、第4図は組立用治具の斜視
図、第5図はその要部断面側面図、第6図は組立用治具
の使用状態を示す正面図、第7図は従来例の門柱の要部
斜視図。 1……パネル、2……枠体、4,5……アンカー金具
図はその要部断面側面図、第3図は門扉用アンカーの取
付構造を示す断面平面図、第4図は組立用治具の斜視
図、第5図はその要部断面側面図、第6図は組立用治具
の使用状態を示す正面図、第7図は従来例の門柱の要部
斜視図。 1……パネル、2……枠体、4,5……アンカー金具
Claims (1)
- 【請求項1】枠組みされた上枠の四角部に4本の縦枠の
上端をそれぞれ固定しこれらの縦枠の下部に断面形状が
L字形の支持材が設けられた枠体と、裏面の上部と下端
面にアンカー金具を埋設した化粧コンクリートパネルと
を備え、前記化粧コンクリートパネルを前記支持材の水
平部に支持した状態で前記枠体の周囲に当接させて前記
アンカー金具を前記上枠と前記支持材にボルト固定した
ことを特徴とする門柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990049454U JP2528639Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 門 柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990049454U JP2528639Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 門 柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048699U JPH048699U (ja) | 1992-01-27 |
JP2528639Y2 true JP2528639Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=31567161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990049454U Expired - Lifetime JP2528639Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 門 柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528639Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51121230U (ja) * | 1975-03-24 | 1976-10-01 | ||
JPH059383Y2 (ja) * | 1987-01-23 | 1993-03-09 | ||
JPH01299944A (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-04 | Natl House Ind Co Ltd | 柱への柱カバー取り付け構造 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP1990049454U patent/JP2528639Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH048699U (ja) | 1992-01-27 |
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