JP2558633B2 - テレビジヨン受像機 - Google Patents
テレビジヨン受像機Info
- Publication number
- JP2558633B2 JP2558633B2 JP61062306A JP6230686A JP2558633B2 JP 2558633 B2 JP2558633 B2 JP 2558633B2 JP 61062306 A JP61062306 A JP 61062306A JP 6230686 A JP6230686 A JP 6230686A JP 2558633 B2 JP2558633 B2 JP 2558633B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- circuit
- crt
- pulse
- timer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、赤R,緑G,青Bそれぞれの陰極線管(以下CR
Tと略称する)の画像をレンズで拡大してスクリーンに
投影するようにした投写型のテレビジョン受像機に関す
るものである。
Tと略称する)の画像をレンズで拡大してスクリーンに
投影するようにした投写型のテレビジョン受像機に関す
るものである。
従来の技術 従来の投写形のテレビジョン受像機では、CRTのビー
ム電流が少ない時は管内の帯電状態が不安定で、例えば
電源スイッチをオン・オフする毎に、CRTビームの中心
が動いており、これを防ぐには、入力信号として、CRT
全面を中間調以上に発光させるような信号を用いてい
た。その後で、CPuのディスプレイとして、CRTの一部に
文字を表示していた。
ム電流が少ない時は管内の帯電状態が不安定で、例えば
電源スイッチをオン・オフする毎に、CRTビームの中心
が動いており、これを防ぐには、入力信号として、CRT
全面を中間調以上に発光させるような信号を用いてい
た。その後で、CPuのディスプレイとして、CRTの一部に
文字を表示していた。
発明が解決しようとする問題点 ところが、CRT管内に帯電するいわゆるネックチャー
ジによりCRTビームの中心がずれる量は、例えば10イン
チのCRT管面上で約0.1m/m程度であるとされているが、
投写型テレビで10倍に拡大すると、100インチスクリー
ン上では約1m/mの差となり、R,G,B3本のビーム中心が別
々に動くと、倍の動きとなり、ミスコンバーゼンスとし
て目立ってくる。特に、投写型テレビをディスプレイと
して用い2000〜4000字程度表示する高解像度型では、上
記約1m/mのずれが、静止文字のため目立つ。
ジによりCRTビームの中心がずれる量は、例えば10イン
チのCRT管面上で約0.1m/m程度であるとされているが、
投写型テレビで10倍に拡大すると、100インチスクリー
ン上では約1m/mの差となり、R,G,B3本のビーム中心が別
々に動くと、倍の動きとなり、ミスコンバーゼンスとし
て目立ってくる。特に、投写型テレビをディスプレイと
して用い2000〜4000字程度表示する高解像度型では、上
記約1m/mのずれが、静止文字のため目立つ。
これを防ぐには、例えば、CPuからCRTの全面にわたり
中間色となる信号を投写型テレビへ入力するか、別の信
号源からCRT全面を中間色に発光させる信号を供給し、
しかる後、CPuのディスプレイとして画面の一部に文字
を表示していた。しかるに、この手段は手数がかかると
いう問題点を有していた。
中間色となる信号を投写型テレビへ入力するか、別の信
号源からCRT全面を中間色に発光させる信号を供給し、
しかる後、CPuのディスプレイとして画面の一部に文字
を表示していた。しかるに、この手段は手数がかかると
いう問題点を有していた。
本発明はこの手数を省き、電源スイッチオン後、自動
的にCRT全面を一定時間中間調に発光させ、ネックチャ
ージを除去しようとするものである。
的にCRT全面を一定時間中間調に発光させ、ネックチャ
ージを除去しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、電源スイッチを投入した時、或いは画面を
暗くした状態(高圧を停止した状態)から文字・図形表
示状態へ切替えた時、CRTのカソード又はグリッドのバ
イアスを一定時間強制的にCRTのビーム電流が相当量流
れる値に設定し、もってCRT全面を中間色に発光させ、
ネックチャージを除去するものである。
暗くした状態(高圧を停止した状態)から文字・図形表
示状態へ切替えた時、CRTのカソード又はグリッドのバ
イアスを一定時間強制的にCRTのビーム電流が相当量流
れる値に設定し、もってCRT全面を中間色に発光させ、
ネックチャージを除去するものである。
作用 本発明によれば、例えば電源スイッチを投入すること
により、自動的にテレビジョン受像機内でCRTのカソー
ドまたはグリッドのバイアスを変えてC全面を中間色に
発光させることにより、ネックチャージを除去すること
ができ、その操作は極めて簡単である。ネックチャージ
を除いた後、画面の一部のみに文字を表示する。このよ
うにすれば、ビームの中心はずれない。
により、自動的にテレビジョン受像機内でCRTのカソー
ドまたはグリッドのバイアスを変えてC全面を中間色に
発光させることにより、ネックチャージを除去すること
ができ、その操作は極めて簡単である。ネックチャージ
を除いた後、画面の一部のみに文字を表示する。このよ
うにすれば、ビームの中心はずれない。
実 施 例 第1図に本発明の実施例の主要部を示す。第2図に実
施例の回路を組込んだ投写型テレビのブロック図を示
す。
施例の回路を組込んだ投写型テレビのブロック図を示
す。
先ず第2図と共に全体の構成およびその動作の概要を
述べる。第2図は業務用の大型ディスプレイ用投写型テ
レビとする。入力信号としては、チューナ38で同調した
信号を取り出しVIF回路39で増幅し、検被回路40で被検
したNTSCの映像信号と、CPu36の出力(例えば25kHzの水
平周波数)と、信号発生器(S・G)37の出力(例えば
31.5kHzの水平周波数)の3種類の信号を切替える形式
とする。これら入力信号の選択は切替回路35で行い、入
力信号に合わせて、クロマ・ビデオ処理回路26、水平垂
直(H・V)同期回路34の動作も追随するものとする。
述べる。第2図は業務用の大型ディスプレイ用投写型テ
レビとする。入力信号としては、チューナ38で同調した
信号を取り出しVIF回路39で増幅し、検被回路40で被検
したNTSCの映像信号と、CPu36の出力(例えば25kHzの水
平周波数)と、信号発生器(S・G)37の出力(例えば
31.5kHzの水平周波数)の3種類の信号を切替える形式
とする。これら入力信号の選択は切替回路35で行い、入
力信号に合わせて、クロマ・ビデオ処理回路26、水平垂
直(H・V)同期回路34の動作も追随するものとする。
いま、時刻T0で電源スイッチイを投入すると、第3図
の如く、+B電圧はT0から立上り、例えばT1とT2の間で
定常になる。+B電圧が定常になる時刻は第3図でT2,T
3より早ければ問題はない。+B電圧が定常になれば、
クロマビデオ処理回路26、H・V同期回路34は勿論各ビ
デオ出力回路30R,30G,30Bも偏向出力回路33も正常動作
となり、各CRT11R,11G,11Bの各電極に正規の電圧がかゝ
る。ここでは、入力信号があって、CRT(3本の全部又
は1本)の全面又は一部が発光するものとする。
の如く、+B電圧はT0から立上り、例えばT1とT2の間で
定常になる。+B電圧が定常になる時刻は第3図でT2,T
3より早ければ問題はない。+B電圧が定常になれば、
クロマビデオ処理回路26、H・V同期回路34は勿論各ビ
デオ出力回路30R,30G,30Bも偏向出力回路33も正常動作
となり、各CRT11R,11G,11Bの各電極に正規の電圧がかゝ
る。ここでは、入力信号があって、CRT(3本の全部又
は1本)の全面又は一部が発光するものとする。
いま第1図のタイマー20の出力AがT4で現われると、
タイマー期間T4〜T5の間、ビデオ出力回路30R,30G,30B
の動作点がダイオード1R,1G,1Bを介し、スイッチング回
路31の出力によって変化し、各CRT11R,11G,11Bを中間調
に発色させるような状態になる。即ち第1図,第2図
で、CRT11R,11G,11Bのカソード電位が低下する。T4〜T5
をネックチャージ除去に必要な時間に設定すれば、時刻
T5からビーム電流が少い状態で動作させても、各CRTの
ビームの中心の位置は標準設定状態となる。この状態で
コンバーゼンスを合わせておけば、CRTのネックチャー
ジに基づくミスコンバーゼンスは無くなる。
タイマー期間T4〜T5の間、ビデオ出力回路30R,30G,30B
の動作点がダイオード1R,1G,1Bを介し、スイッチング回
路31の出力によって変化し、各CRT11R,11G,11Bを中間調
に発色させるような状態になる。即ち第1図,第2図
で、CRT11R,11G,11Bのカソード電位が低下する。T4〜T5
をネックチャージ除去に必要な時間に設定すれば、時刻
T5からビーム電流が少い状態で動作させても、各CRTの
ビームの中心の位置は標準設定状態となる。この状態で
コンバーゼンスを合わせておけば、CRTのネックチャー
ジに基づくミスコンバーゼンスは無くなる。
なお、第2図で33は偏向出力回路であるが動作説明に
は関係しない。
は関係しない。
以下、第1図,第2図の動作を第3図とともに詳しく
述べる。第1図は、赤Rの映像出力系と、CRTを示して
いるが、緑,青についても同様である。切替回路35の出
力のひとつである映像信号をクロマ・ビデオ処理回路26
で処理し、赤の映像信号を抵抗4Rと容量(無極性電界コ
ンデンサ)3Rを介し、出力トランジスタ2Rへ伝える。こ
こで抵抗4Rと抵抗5RでDC伝送量を決めている。6Rは出力
トランジスタ2Rのエミッタ抵抗、7Rは出力トランジスタ
2Rの負荷抵抗、8Rは赤CRT11Rのカソード、9Rは赤CRT11R
のグリッド、10Rは赤CRT11Rの高圧電極である。
述べる。第1図は、赤Rの映像出力系と、CRTを示して
いるが、緑,青についても同様である。切替回路35の出
力のひとつである映像信号をクロマ・ビデオ処理回路26
で処理し、赤の映像信号を抵抗4Rと容量(無極性電界コ
ンデンサ)3Rを介し、出力トランジスタ2Rへ伝える。こ
こで抵抗4Rと抵抗5RでDC伝送量を決めている。6Rは出力
トランジスタ2Rのエミッタ抵抗、7Rは出力トランジスタ
2Rの負荷抵抗、8Rは赤CRT11Rのカソード、9Rは赤CRT11R
のグリッド、10Rは赤CRT11Rの高圧電極である。
なお、本例ではカソード8Rへ信号を入れているが、グ
リッド9Rへ逆極性の信号を入れてもよく、本発明のスイ
ッチング素子はどちらにも使える。ダイオード1Rは出力
トランジスタ2Rのベース電位を第3図T4〜T5の期間のみ
高レベルとするためのスイッチング素子(ダイオード)
である。電源スイッチをT0でONすると、T1までにパワー
オン・クリアパルス発生回路23から負パルスが出力さ
れ、ORゲート22を介してフリップフロップ21をリセット
する。フリップフロップ21を通常のTTLのフリップフロ
ップとすれば、+B電圧が定常になる時刻T1付近より早
く能動状態となっているので、リセットした後T1で、パ
ワーオンディレー回路24の出力が立上ると、反転器25の
出力が立下がり,フリップフロップ21がセットされ、フ
リップフロップ21のQ出力が高レベルになる。従って3
入力NANDゲート19は導通可となる。この後、CRTのビー
ムが流れ始めると、ビーム電流は当初高抵抗14を介して
さらにフライバックトランスFBTの高圧巻線13を介して
整流ダイオード12で整流され、CRT11Rの高圧電極10Rへ
流れ込み、カソード8Rへ到達する。もし、輝度調整でCR
Tが3本ともカットオフしていればビーム電流は流れな
いが、CPuのディスプレイの場合でも、画面の一部に文
字が表示されていると、3本のCRTの全部又は一部にビ
ーム電流が流れる。この電流により、高抵抗1の両端に
電圧降下を発生させると、例えば時刻T3で端子P1が端子
P2よりダイオード15の順方向ドロップ分を含めTTL反転
器18のLow判定電圧(一般に0.8V)より低くなると、反
転器18の出力は高レベルになる。従って時刻T4で、NAND
ゲート19の出力が低レベルになり、タイマー20がトリガ
ーされる。タイマー20の構成はタイマーICでも、単安定
マルチでもよいが、タイマー20のA出力は第3図の如
く、T4からT5まで低レベルの為、抵抗28を介しトランジ
スタ29のベースが低レベルとなってトランジスタ29が遮
断される。従って、トランジスタ29のコレクタ電位は上
昇し、出力トランジスタ2Rのベースには抵抗27と抵抗5R
で分圧される電圧が加わる。(但し、ここでは抵抗4Rへ
ダイオード1Rを介して流れる電流を無視している)抵抗
27,5Rを適当に選べばCRT11Rのカソード8Rの電位は、CRT
11Rの全面が中間調に発色するような値になる。この
時、映像信号の白成分があればその部分が更に明るくな
る。しかし、T4〜T5の期間を短かく(例えば10秒以下)
すれば支障はない。なお、T4〜T5以外の期間はタイマー
20のA出力は低レベルの為、トランジスタ29のベースは
トランジスタ29を遮断するような電位に保たれる。これ
は、抵抗28,41の抵抗値と−B電圧の選び方で容易に実
現される。時刻T5で、タイマーのA出力が終る時、B出
力が下向きに発生し、2入力負論理ORゲート22を介して
フリップフロップ21をリセットするので、時刻T5以降フ
リップフロップ21のQ出力が低レベルとなり、NANDゲー
ト19が遮断される。従って、たとえばTxからTyまで反転
器18の出力が低レベル、即ちビーム電流が零に近くなっ
てもタイマー20は働かない。即ち、電源スイッチをONし
た時のみ、タイマー20が働いて、CRT11R(11G,11Bも同
じ)のビーム電流を流して、ネックチャージの影響を除
く事ができる。
リッド9Rへ逆極性の信号を入れてもよく、本発明のスイ
ッチング素子はどちらにも使える。ダイオード1Rは出力
トランジスタ2Rのベース電位を第3図T4〜T5の期間のみ
高レベルとするためのスイッチング素子(ダイオード)
である。電源スイッチをT0でONすると、T1までにパワー
オン・クリアパルス発生回路23から負パルスが出力さ
れ、ORゲート22を介してフリップフロップ21をリセット
する。フリップフロップ21を通常のTTLのフリップフロ
ップとすれば、+B電圧が定常になる時刻T1付近より早
く能動状態となっているので、リセットした後T1で、パ
ワーオンディレー回路24の出力が立上ると、反転器25の
出力が立下がり,フリップフロップ21がセットされ、フ
リップフロップ21のQ出力が高レベルになる。従って3
入力NANDゲート19は導通可となる。この後、CRTのビー
ムが流れ始めると、ビーム電流は当初高抵抗14を介して
さらにフライバックトランスFBTの高圧巻線13を介して
整流ダイオード12で整流され、CRT11Rの高圧電極10Rへ
流れ込み、カソード8Rへ到達する。もし、輝度調整でCR
Tが3本ともカットオフしていればビーム電流は流れな
いが、CPuのディスプレイの場合でも、画面の一部に文
字が表示されていると、3本のCRTの全部又は一部にビ
ーム電流が流れる。この電流により、高抵抗1の両端に
電圧降下を発生させると、例えば時刻T3で端子P1が端子
P2よりダイオード15の順方向ドロップ分を含めTTL反転
器18のLow判定電圧(一般に0.8V)より低くなると、反
転器18の出力は高レベルになる。従って時刻T4で、NAND
ゲート19の出力が低レベルになり、タイマー20がトリガ
ーされる。タイマー20の構成はタイマーICでも、単安定
マルチでもよいが、タイマー20のA出力は第3図の如
く、T4からT5まで低レベルの為、抵抗28を介しトランジ
スタ29のベースが低レベルとなってトランジスタ29が遮
断される。従って、トランジスタ29のコレクタ電位は上
昇し、出力トランジスタ2Rのベースには抵抗27と抵抗5R
で分圧される電圧が加わる。(但し、ここでは抵抗4Rへ
ダイオード1Rを介して流れる電流を無視している)抵抗
27,5Rを適当に選べばCRT11Rのカソード8Rの電位は、CRT
11Rの全面が中間調に発色するような値になる。この
時、映像信号の白成分があればその部分が更に明るくな
る。しかし、T4〜T5の期間を短かく(例えば10秒以下)
すれば支障はない。なお、T4〜T5以外の期間はタイマー
20のA出力は低レベルの為、トランジスタ29のベースは
トランジスタ29を遮断するような電位に保たれる。これ
は、抵抗28,41の抵抗値と−B電圧の選び方で容易に実
現される。時刻T5で、タイマーのA出力が終る時、B出
力が下向きに発生し、2入力負論理ORゲート22を介して
フリップフロップ21をリセットするので、時刻T5以降フ
リップフロップ21のQ出力が低レベルとなり、NANDゲー
ト19が遮断される。従って、たとえばTxからTyまで反転
器18の出力が低レベル、即ちビーム電流が零に近くなっ
てもタイマー20は働かない。即ち、電源スイッチをONし
た時のみ、タイマー20が働いて、CRT11R(11G,11Bも同
じ)のビーム電流を流して、ネックチャージの影響を除
く事ができる。
なお、第1図で、パワーオンディレイ回路24の出力で
直接タイマー20を駆動してもよい。しかるにこの場合、
CRTのビームを流した後、T5以降ビームが全く流れない
ような時は、ネックチャージが再び発生する可能性もあ
り、したがってCRTのビームを流し始める時にネックチ
ャージを除去する方が良い。また、最良から反転器18の
出力が高レベルの時は時刻T3が時刻T2より早いが、その
時は時刻T2から少し送れて、NANDゲート19より出力が発
生し、後の動作は上述と同一である。又、時刻T3とT4の
時間差は極めて少ない。他の部分も動作特性の説明に支
障のない部分は時間遅れを無視してある。なお、T4〜T5
の期間、出力トランジスタ2Rのベース入力を交流的にア
ースする必要があれば、トランジスタ29のコレクタとア
ース間に容量は接続すればよく、出力トランジスタ2Rの
ベースはダイオード1Rを介して交流的に接地される事に
なる。以上の如く構成することによって、電源スイッチ
ON時にCRTにビーム電流を流してネックチャージを除去
することができる。
直接タイマー20を駆動してもよい。しかるにこの場合、
CRTのビームを流した後、T5以降ビームが全く流れない
ような時は、ネックチャージが再び発生する可能性もあ
り、したがってCRTのビームを流し始める時にネックチ
ャージを除去する方が良い。また、最良から反転器18の
出力が高レベルの時は時刻T3が時刻T2より早いが、その
時は時刻T2から少し送れて、NANDゲート19より出力が発
生し、後の動作は上述と同一である。又、時刻T3とT4の
時間差は極めて少ない。他の部分も動作特性の説明に支
障のない部分は時間遅れを無視してある。なお、T4〜T5
の期間、出力トランジスタ2Rのベース入力を交流的にア
ースする必要があれば、トランジスタ29のコレクタとア
ース間に容量は接続すればよく、出力トランジスタ2Rの
ベースはダイオード1Rを介して交流的に接地される事に
なる。以上の如く構成することによって、電源スイッチ
ON時にCRTにビーム電流を流してネックチャージを除去
することができる。
発明の効果 以上実施例より明らかなように、本発明によれば大画
面を形成する3管式投写型テレビジョン受像機におい
て、CPuを、また別の信号源を使用することなく、CRTの
ネックチャージによるミスコンバーゼンスの除去を自動
的に行うことができる。
面を形成する3管式投写型テレビジョン受像機におい
て、CPuを、また別の信号源を使用することなく、CRTの
ネックチャージによるミスコンバーゼンスの除去を自動
的に行うことができる。
第1図は本発明の一実施例におけるテレビジョン受像機
の要部回路図、第2図は同テレビジョン受像機の全体の
ブロック図、第3図は第1図,第2図の動作説明のため
の波形図である。 1……スイッチングダイオード、2……映像出力トラン
ジスタ、8……CRTのカソード、9……CRTのグリッド、
11……CRT、13……フライバックトランス、14……高抵
抗、15……スイッチングダイオード、18……反転器、19
……NANDゲート、20……タイマー、21……フリップフロ
ップ、22……ORゲート、23……パワーオンクリアパルス
発生回路、24……パワーオンディレイ回路、25……反転
器、26……クロマビデオ処理回路、29……スイッチング
トランジスタ。
の要部回路図、第2図は同テレビジョン受像機の全体の
ブロック図、第3図は第1図,第2図の動作説明のため
の波形図である。 1……スイッチングダイオード、2……映像出力トラン
ジスタ、8……CRTのカソード、9……CRTのグリッド、
11……CRT、13……フライバックトランス、14……高抵
抗、15……スイッチングダイオード、18……反転器、19
……NANDゲート、20……タイマー、21……フリップフロ
ップ、22……ORゲート、23……パワーオンクリアパルス
発生回路、24……パワーオンディレイ回路、25……反転
器、26……クロマビデオ処理回路、29……スイッチング
トランジスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】電源ONパルスを発生する第1のパルス発生
回路と、前記電源ONパルスを遅延させる遅延回路と、前
記第1のパルス発生回路と前記遅延回路の出力により電
源スイッチ投入後に出力を発生する第2のパルス発生回
路と、前記遅延回路と前記第2のパルス発生回路の出力
により制御されて電源スイッチ投入後のみに駆動され陰
極線管のビーム電流が流れ始める時に、一定の短時間だ
けパルス出力を発生するタイマー回路と、前記タイマー
回路の出力が存在している期間中は、前記陰極線管のカ
ソードとグリッド間の電圧を、前記陰極線管の前面又は
大部分を電子ビームが走査し、中間調に発光するような
バイアスに固定する回路と、前記タイマー回路の出力を
用いて出力が存在している時のみバイアスを前記陰極線
管を中間調となる値とするスイッチング素子を備えたこ
とを特徴とするテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61062306A JP2558633B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | テレビジヨン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61062306A JP2558633B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | テレビジヨン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62219889A JPS62219889A (ja) | 1987-09-28 |
JP2558633B2 true JP2558633B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=13196319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61062306A Expired - Lifetime JP2558633B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | テレビジヨン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558633B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6046184A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-12 | Hitachi Ltd | インデックス方式カラ−画像再生装置 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP61062306A patent/JP2558633B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62219889A (ja) | 1987-09-28 |
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