JP2548257Y2 - 洗濯機のドア開閉装置 - Google Patents
洗濯機のドア開閉装置Info
- Publication number
- JP2548257Y2 JP2548257Y2 JP1990401144U JP40114490U JP2548257Y2 JP 2548257 Y2 JP2548257 Y2 JP 2548257Y2 JP 1990401144 U JP1990401144 U JP 1990401144U JP 40114490 U JP40114490 U JP 40114490U JP 2548257 Y2 JP2548257 Y2 JP 2548257Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- door
- latch
- opening
- washing tub
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は洗濯機のドア開閉装置、
詳しくは、洗濯槽に設けた開口部に把手を備えたドアを
開閉自在に支持し、前記把手の操作でドアの開閉をする
ようにした洗濯機のドア開閉装置に関する。
詳しくは、洗濯槽に設けた開口部に把手を備えたドアを
開閉自在に支持し、前記把手の操作でドアの開閉をする
ようにした洗濯機のドア開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として次のようなも
のがある。即ち、図5に示すように、洗濯槽50の開口
部51に前記洗濯槽50に開閉自由に支持したドア52
を設けて、前記洗濯槽50側に螺孔を形成したラッチ5
3を支持すると共に、該ラッチ53に螺合可能なラッチ
軸54を設けた把手55を、前記ドア52に回転自由に
支持するように成して、前記把手55を一方向へ回動操
作することで、前記ドア52を前記洗濯槽50に開口部
51を閉状態にして係止し、前記把手55を他方向へ回
動操作することで、前記ドア55の洗濯槽50に対する
係止を解除するように成されている。(実開昭60−1
50277号参照)
のがある。即ち、図5に示すように、洗濯槽50の開口
部51に前記洗濯槽50に開閉自由に支持したドア52
を設けて、前記洗濯槽50側に螺孔を形成したラッチ5
3を支持すると共に、該ラッチ53に螺合可能なラッチ
軸54を設けた把手55を、前記ドア52に回転自由に
支持するように成して、前記把手55を一方向へ回動操
作することで、前記ドア52を前記洗濯槽50に開口部
51を閉状態にして係止し、前記把手55を他方向へ回
動操作することで、前記ドア55の洗濯槽50に対する
係止を解除するように成されている。(実開昭60−1
50277号参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記した従
来の技術によるものは、把手55の回動操作により、ラ
ッチ軸54と、ラッチ53とを螺合又は、螺脱させるこ
とで、ドア52と洗濯槽50との係止又、解除を行うよ
うに成されており、前記ドア52を前記洗濯槽50に対
し係止又は、解除さすためには、前記把手55を複数回
回動操作する必要があり、操作する人が煩雑を感じるば
かりか、この操作する人の個人差によって、前記ラッチ
軸54と、ラッチ53との螺合状態に変動があって、前
記螺合状態が強すぎると前記ラッチ軸54又は、ラッチ
53を破損させる恐れがあり、前記螺合状態が弱すぎる
ドア52が開口部51を確実に閉状態にすることができ
ず、前記開口部51から水漏れが生じる等の問題があっ
た。
来の技術によるものは、把手55の回動操作により、ラ
ッチ軸54と、ラッチ53とを螺合又は、螺脱させるこ
とで、ドア52と洗濯槽50との係止又、解除を行うよ
うに成されており、前記ドア52を前記洗濯槽50に対
し係止又は、解除さすためには、前記把手55を複数回
回動操作する必要があり、操作する人が煩雑を感じるば
かりか、この操作する人の個人差によって、前記ラッチ
軸54と、ラッチ53との螺合状態に変動があって、前
記螺合状態が強すぎると前記ラッチ軸54又は、ラッチ
53を破損させる恐れがあり、前記螺合状態が弱すぎる
ドア52が開口部51を確実に閉状態にすることができ
ず、前記開口部51から水漏れが生じる等の問題があっ
た。
【0004】本考案は、前記問題点に鑑みて考案したも
ので、その目的はドアの洗濯槽開口部への係止又は、係
止解除の操作が簡単に行われて、係止又は、解除の状態
が常に一定となり、しかも、係止又は、解除位置にある
把手が振動等で移動して、前記係止又は、解除の状態が
過剰係止又は、自然解除となり、これに起因するトラブ
ルの発生するのを確実に防止することのできる洗濯機の
ドア開閉装置を提供するものである。
ので、その目的はドアの洗濯槽開口部への係止又は、係
止解除の操作が簡単に行われて、係止又は、解除の状態
が常に一定となり、しかも、係止又は、解除位置にある
把手が振動等で移動して、前記係止又は、解除の状態が
過剰係止又は、自然解除となり、これに起因するトラブ
ルの発生するのを確実に防止することのできる洗濯機の
ドア開閉装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は目的達成のため
に、洗濯槽の開口部に把手を備えたドアを枢支させて開
閉自在に支持し、前記把手の回動操作でドアと洗濯槽と
の係止、係止解除を行うドア開閉装置を有した洗濯機に
おいて、前記ドアに設けたボスを貫通して回動自在に支
持され、一端部を該ドアの外方へ向けて突出させ、他端
部を前記洗濯槽の開口部側へ向けて突出させたラッチ軸
と、該ラッチ軸の外方側基部より略直角方向に突出形成
された把手と、前記ラッチ軸の前記他端部に連結され、
円周方向に斬次肉厚を変化させた傾斜面をもち平面視欠
円形をなすラッチと該ラッチを係止せしめるラッチ受金
とからなり、前記ドアと前記洗濯槽開口部との間に設け
られ、前記把手が第1の操作位置にあるとき前記ドアを
前記洗濯槽に対して閉状態で係止し、前記把手が第2の
操作位置にあるとき前記ドアの洗濯槽に対する係止を解
除する係止手段と、前記ボスと前記ラッチ軸の基部との
間に設けられ、前記把手が前記第1の操作位置及び、前
記第2の操作位置にあるとき、前記把手の移動を規制す
る規制手段とを備え、該規制手段は、前記ドアのボスと
前記ラッチ軸の基部との間に位置させたボールと、この
ボールを付勢するスプリングと、前記ボス又は基部に設
けられる、このスプリングを収納するジャケットホール
と、該ジャケットホールが設けられていない基部又はボ
スの前記ジャケットホールに対向する面に設けられ、前
記スプリングの付勢力で押出された前記ボールが係合し
て前記把手のそれ以上の回動操作を規制する規制孔とか
ら構成したことを特徴としている。
に、洗濯槽の開口部に把手を備えたドアを枢支させて開
閉自在に支持し、前記把手の回動操作でドアと洗濯槽と
の係止、係止解除を行うドア開閉装置を有した洗濯機に
おいて、前記ドアに設けたボスを貫通して回動自在に支
持され、一端部を該ドアの外方へ向けて突出させ、他端
部を前記洗濯槽の開口部側へ向けて突出させたラッチ軸
と、該ラッチ軸の外方側基部より略直角方向に突出形成
された把手と、前記ラッチ軸の前記他端部に連結され、
円周方向に斬次肉厚を変化させた傾斜面をもち平面視欠
円形をなすラッチと該ラッチを係止せしめるラッチ受金
とからなり、前記ドアと前記洗濯槽開口部との間に設け
られ、前記把手が第1の操作位置にあるとき前記ドアを
前記洗濯槽に対して閉状態で係止し、前記把手が第2の
操作位置にあるとき前記ドアの洗濯槽に対する係止を解
除する係止手段と、前記ボスと前記ラッチ軸の基部との
間に設けられ、前記把手が前記第1の操作位置及び、前
記第2の操作位置にあるとき、前記把手の移動を規制す
る規制手段とを備え、該規制手段は、前記ドアのボスと
前記ラッチ軸の基部との間に位置させたボールと、この
ボールを付勢するスプリングと、前記ボス又は基部に設
けられる、このスプリングを収納するジャケットホール
と、該ジャケットホールが設けられていない基部又はボ
スの前記ジャケットホールに対向する面に設けられ、前
記スプリングの付勢力で押出された前記ボールが係合し
て前記把手のそれ以上の回動操作を規制する規制孔とか
ら構成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】前記構成により、把手の第1及び第2の操作位
置に規制手段を設けたことで、ドアと洗濯槽との係止又
は、解除の操作を簡単に行えて、前記ドアと洗濯槽との
係止又は、解除の状態を常に一定にすることができ、し
かも、前記第1及び第2の操作位置にある把手の移動を
規制することができるので、把手の移動に起因する過剰
な係止や、自然な解除を確実に防止することができるの
である。
置に規制手段を設けたことで、ドアと洗濯槽との係止又
は、解除の操作を簡単に行えて、前記ドアと洗濯槽との
係止又は、解除の状態を常に一定にすることができ、し
かも、前記第1及び第2の操作位置にある把手の移動を
規制することができるので、把手の移動に起因する過剰
な係止や、自然な解除を確実に防止することができるの
である。
【0007】
【実施例】本考案に係る洗濯機のドア開閉装置を図面の
実施例に基づいて説明する。図3は本考案を装備した洗
濯機の一例を示す外観斜視図である。この洗濯機は、本
体1に内装した洗濯槽2に、ドア3がヒンジ4により開
閉自由に支持されていて、前記ドア3に設けられた把手
5の回動操作で、前記ドア3を洗濯槽2に係止手段Kを
介して係止又は、解除するようになされている。詳しく
は、図1に示すように、洗濯槽2に開口部6を設け、該
開口部6と符号する位置に、該開口部6を密閉可能で、
かつ、開閉自由なドア3を設け、該ドア3の一側端付近
外面に、中空な内周面をもったボス部7を設けて、該ボ
ス部7の内周面には、ラッチ軸8を回動自由に嵌合支持
すると共に、該ラッチ軸8の上部を前記ボス部7の上面
から上方へ突出させ、この突出部に、前記ボス部7の上
面に対し、摺回動自由に回動する把手5の基部9を相対
回転不能に支持している。
実施例に基づいて説明する。図3は本考案を装備した洗
濯機の一例を示す外観斜視図である。この洗濯機は、本
体1に内装した洗濯槽2に、ドア3がヒンジ4により開
閉自由に支持されていて、前記ドア3に設けられた把手
5の回動操作で、前記ドア3を洗濯槽2に係止手段Kを
介して係止又は、解除するようになされている。詳しく
は、図1に示すように、洗濯槽2に開口部6を設け、該
開口部6と符号する位置に、該開口部6を密閉可能で、
かつ、開閉自由なドア3を設け、該ドア3の一側端付近
外面に、中空な内周面をもったボス部7を設けて、該ボ
ス部7の内周面には、ラッチ軸8を回動自由に嵌合支持
すると共に、該ラッチ軸8の上部を前記ボス部7の上面
から上方へ突出させ、この突出部に、前記ボス部7の上
面に対し、摺回動自由に回動する把手5の基部9を相対
回転不能に支持している。
【0008】又、前記ラッチ軸8の下端部には、円周方
向に斬次肉厚を変化させた傾斜面をもち、平面視欠円形
をなすカム式ラッチ10を一体的に形成していて、この
カム式ラッチ10を、前記基部9から一方側へ延長させ
た前記把手5の回動操作で回動するようにしてある。一
方、前記洗濯槽2の開口部6周辺で、前記カム式ラッチ
10と係合離脱可能な位置に、このカム式ラッチ10と
係合可能なラッチ受金11をシム12を介して取付けて
あり、このラッチ受金11と、前記カム式ラッチ10と
で係止手段Kを構成している。
向に斬次肉厚を変化させた傾斜面をもち、平面視欠円形
をなすカム式ラッチ10を一体的に形成していて、この
カム式ラッチ10を、前記基部9から一方側へ延長させ
た前記把手5の回動操作で回動するようにしてある。一
方、前記洗濯槽2の開口部6周辺で、前記カム式ラッチ
10と係合離脱可能な位置に、このカム式ラッチ10と
係合可能なラッチ受金11をシム12を介して取付けて
あり、このラッチ受金11と、前記カム式ラッチ10と
で係止手段Kを構成している。
【0009】又、前記ドア3側のボス部7の上面と、把
手5側の基部9の下面との間に、前記把手15の回動操
作域を規制する規制手段13を設けている。該規制手段
13は、図2に示してるように、スチールボール14
と、スプリング15からなるボールストッパ構造を用い
ており、ボス部7側には前記ボール14と、スプリング
15とを収納可能なジャケットホール16が、又、基部
9側には、前記ボール14と係合可能な規制孔17a、
17bが同径円周上に形成されていて、前記スプリング
15の付勢で押出されたボール14が、前記規制孔17
a、17bの一個と係合するとき、前記両者7、9の相
対移動を規制するようになしている。
手5側の基部9の下面との間に、前記把手15の回動操
作域を規制する規制手段13を設けている。該規制手段
13は、図2に示してるように、スチールボール14
と、スプリング15からなるボールストッパ構造を用い
ており、ボス部7側には前記ボール14と、スプリング
15とを収納可能なジャケットホール16が、又、基部
9側には、前記ボール14と係合可能な規制孔17a、
17bが同径円周上に形成されていて、前記スプリング
15の付勢で押出されたボール14が、前記規制孔17
a、17bの一個と係合するとき、前記両者7、9の相
対移動を規制するようになしている。
【0010】又、前記規制手段13は、図4により平面
的に示すように、把手5の操作でカム式ラッチ10が回
動し、ラッチ受金11に確実に係合したとき、前記ボー
ル14が規制孔17aに係合して把手5の回動操作を規
制するようにしてある。即ち、この状態を把手5の第1
の操作位置Aとなすのである。又、前記把手5を前記に
対し逆方向に回動操作して、前記カム式ラッチ10が、
ラッチ受金11から確実に離脱したとき、再び前記ボー
ル14が他の規制孔17bに係合して把手5の回動操作
を規制する。即ち、この状態を把手5の第2の操作位置
Bとなしている。
的に示すように、把手5の操作でカム式ラッチ10が回
動し、ラッチ受金11に確実に係合したとき、前記ボー
ル14が規制孔17aに係合して把手5の回動操作を規
制するようにしてある。即ち、この状態を把手5の第1
の操作位置Aとなすのである。又、前記把手5を前記に
対し逆方向に回動操作して、前記カム式ラッチ10が、
ラッチ受金11から確実に離脱したとき、再び前記ボー
ル14が他の規制孔17bに係合して把手5の回動操作
を規制する。即ち、この状態を把手5の第2の操作位置
Bとなしている。
【0011】尚、把手5が第1の操作位置Aにあると
き、この把手5の延長先端が、鉛直方向下方へ向くよう
に規制孔17a、17bの位置を配設することが好まし
い。次に以上のようになした実施例の作用について説明
する。洗濯槽2の開口部6にドア3を閉状態に係止する
ときは、先ずドア3を開口部6に位置させて、次に把手
5を回動操作し、該把手5を第1の操作位置に位置さす
ことで、係止手段Kにおけるカム式ラッチ10がラッチ
受金11に喰込み状に係合してドア3を洗濯槽2に閉状
態で係止できると共に、規制手段13のボール14が規
制孔17aに係合して前記把手5のそれ以上に及ぶ回動
操作を規制して、前記係止手段Kの過剰係合による破損
を防止すると共に、前記把手が振動などで移動して前記
係止手段Kの係合状態が弛んで開口部6から水漏れする
のを防止できる。
き、この把手5の延長先端が、鉛直方向下方へ向くよう
に規制孔17a、17bの位置を配設することが好まし
い。次に以上のようになした実施例の作用について説明
する。洗濯槽2の開口部6にドア3を閉状態に係止する
ときは、先ずドア3を開口部6に位置させて、次に把手
5を回動操作し、該把手5を第1の操作位置に位置さす
ことで、係止手段Kにおけるカム式ラッチ10がラッチ
受金11に喰込み状に係合してドア3を洗濯槽2に閉状
態で係止できると共に、規制手段13のボール14が規
制孔17aに係合して前記把手5のそれ以上に及ぶ回動
操作を規制して、前記係止手段Kの過剰係合による破損
を防止すると共に、前記把手が振動などで移動して前記
係止手段Kの係合状態が弛んで開口部6から水漏れする
のを防止できる。
【0012】又、開口部6を開口するために、前記ドア
3を開状態にするときは、前記把手5を前記と逆方向に
回動操作して、該把手5を第2の操作位置Bにすること
で、前記係止手段Kにおけるカム式ラッチ10が、ラッ
チ受金11から離脱して、前記係止手段Kの係止状態が
解除されると共に、規制手段13のボール14が規制孔
17bに係合して把手5の移動を規制するので、ドア3
を開くときに、前記把手5が不用意に移動するようなこ
とがなく、安心してドア3を開くことができる。
3を開状態にするときは、前記把手5を前記と逆方向に
回動操作して、該把手5を第2の操作位置Bにすること
で、前記係止手段Kにおけるカム式ラッチ10が、ラッ
チ受金11から離脱して、前記係止手段Kの係止状態が
解除されると共に、規制手段13のボール14が規制孔
17bに係合して把手5の移動を規制するので、ドア3
を開くときに、前記把手5が不用意に移動するようなこ
とがなく、安心してドア3を開くことができる。
【0013】又、前記把手5を第1又は、第2の操作位
置A、Bに位置させたとき、前記規制手段13のボール
14が規制孔17a又は、17bと係合するとき発する
クリック音により、前記把手5が前記第1又は、第2の
操作位置A、Bにあることを確認できて、誤操作の防止
に役立つのである。又、把手5が第1の操作位置Aにあ
るとき、前記把手5の延長先端が鉛直方向下方向きにな
るようになすときは、規制手段13の規制能力に勝る強
振動等で、係止手段Kの係止状態が解除されるのを防止
するための補助的作用をなすことができるのである。
置A、Bに位置させたとき、前記規制手段13のボール
14が規制孔17a又は、17bと係合するとき発する
クリック音により、前記把手5が前記第1又は、第2の
操作位置A、Bにあることを確認できて、誤操作の防止
に役立つのである。又、把手5が第1の操作位置Aにあ
るとき、前記把手5の延長先端が鉛直方向下方向きにな
るようになすときは、規制手段13の規制能力に勝る強
振動等で、係止手段Kの係止状態が解除されるのを防止
するための補助的作用をなすことができるのである。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、係止手段
を操作する把手の操作域を規制することができるので、
前記把手を簡単に操作位置に位置させられて、前記係止
手段の係止又は、解除の状態を常に一定にでき、しか
も、規制手段により把手の移動を規制できるので、該把
手が移動することに起因するトラブルの発生を確実に防
止することができる効果を有するものである。
を操作する把手の操作域を規制することができるので、
前記把手を簡単に操作位置に位置させられて、前記係止
手段の係止又は、解除の状態を常に一定にでき、しか
も、規制手段により把手の移動を規制できるので、該把
手が移動することに起因するトラブルの発生を確実に防
止することができる効果を有するものである。
【図1】本考案の要部断面図である。
【図2】規制手段の拡大断面図である。
【図3】本考案を装備した洗濯機の外観斜視図である。
【図4】把手の操作位置を示す平面方向説明図である。
【図5】従来例の断面図である。
2 洗濯槽 3 ドア 5 把手 6 開口部 13 規制手段 A 第1の操作位置 B 第2の操作位置 K 係止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−122485(JP,U) 実開 昭53−140699(JP,U) 実開 昭48−86099(JP,U) 実開 昭54−28699(JP,U) 実開 昭57−50556(JP,U) 実開 昭61−177169(JP,U) 実開 昭56−98960(JP,U) 実開 昭55−123571(JP,U) 実開 昭57−39476(JP,U) 実開 平1−98247(JP,U) 実開 昭60−150278(JP,U) 実開 昭60−112561(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】洗濯槽の開口部に把手を備えたドアを枢支
させて開閉自在に支持し、前記把手の回動操作でドアと
洗濯槽との係止、係止解除を行うドア開閉装置を有した
洗濯機において、前記ドアに設けたボスを貫通して回動
自在に支持され、一端部を該ドアの外方へ向けて突出さ
せ、他端部を前記洗濯槽の開口部側へ向けて突出させた
ラッチ軸と、該ラッチ軸の外方側基部より略直角方向に
突出形成された把手と、前記ラッチ軸の前記他端部に連
結され、円周方向に斬次肉厚を変化させた傾斜面をもち
平面視欠円形をなすラッチと該ラッチを係止せしめるラ
ッチ受金とからなり、前記ドアと前記洗濯槽開口部との
間に設けられ、前記把手が第1の操作位置にあるとき前
記ドアを前記洗濯槽に対して閉状態で係止し、前記把手
が第2の操作位置にあるとき前記ドアの洗濯槽に対する
係止を解除する係止手段と、前記ボスと前記ラッチ軸の
基部との間に設けられ、前記把手が前記第1の操作位置
及び、前記第2の操作位置にあるとき、前記把手の移動
を規制する規制手段とを備え、該規制手段は、前記ドア
のボスと前記ラッチ軸の基部との間に位置させたボール
と、このボールを付勢するスプリングと、前記ボス又は
基部に設けられる、このスプリングを収納するジャケッ
トホールと、該ジャケットホールが設けられていない基
部又はボスの前記ジャケットホールに対向する面に設け
られ、前記スプリングの付勢力で押出された前記ボール
が係合して前記把手のそれ以上の回動操作を規制する規
制孔とから構成したことを特徴とする洗濯機のドア開閉
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990401144U JP2548257Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 洗濯機のドア開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990401144U JP2548257Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 洗濯機のドア開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493081U JPH0493081U (ja) | 1992-08-13 |
JP2548257Y2 true JP2548257Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=31879291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990401144U Expired - Lifetime JP2548257Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 洗濯機のドア開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548257Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101391733B1 (ko) * | 2007-07-09 | 2014-05-12 | 삼성전자주식회사 | 도어 및 이를 구비하는 세탁기 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6667252B2 (ja) * | 2015-10-16 | 2020-03-18 | シャープ株式会社 | 衣類処理装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53140699U (ja) * | 1977-04-07 | 1978-11-07 | ||
JPS56122485U (ja) * | 1980-02-20 | 1981-09-18 |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP1990401144U patent/JP2548257Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101391733B1 (ko) * | 2007-07-09 | 2014-05-12 | 삼성전자주식회사 | 도어 및 이를 구비하는 세탁기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0493081U (ja) | 1992-08-13 |
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