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JP3190310B2 - 扉開閉用ハンドル装置 - Google Patents

扉開閉用ハンドル装置

Info

Publication number
JP3190310B2
JP3190310B2 JP18505398A JP18505398A JP3190310B2 JP 3190310 B2 JP3190310 B2 JP 3190310B2 JP 18505398 A JP18505398 A JP 18505398A JP 18505398 A JP18505398 A JP 18505398A JP 3190310 B2 JP3190310 B2 JP 3190310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
handle
arm member
fixed frame
handle shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18505398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000017925A (ja
Inventor
英人 井指
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tochigiya Co Ltd
Original Assignee
Tochigiya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tochigiya Co Ltd filed Critical Tochigiya Co Ltd
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Publication of JP3190310B2 publication Critical patent/JP3190310B2/ja
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  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定枠とそれに
対して開閉する扉とに取り付けるハンドル装置に関し、
より詳しくは、閉じた扉に内圧がかかっているときに、
その圧力を解放しながら扉を安全に開けることができる
前記装置に関する。
【0002】
【従来の技術】扉や蓋を開閉できる圧力容器では、その
扉等を開ける前に内部の圧力を解放する。そのために、
一般的には、圧力解放弁が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ただし、圧力解放弁が
唯一の圧力解放手段であると、圧力解放前に扉を開けた
ときに、内圧によって勢いよく開く扉で事故を招くとい
う場合がある。
【0004】この発明は、そのような事故を解消するた
めに、圧力を解放しながら扉を開けることができる扉開
閉用ハンドル装置の提供を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
この発明が手段とするところは、下記の扉開閉用ハンド
ル装置にある。
【0006】すなわち、前記装置が、扉に取り付けられ
るハンドルと、前記扉が開閉する固定枠に取り付けられ
る係合部材とで構成される。前記ハンドルが、前記扉の
内外面間を貫通する回動可能なハンドル軸と、前記ハン
ドル軸の外端部に取り付けられた握持部材と、前記ハン
ドル軸の内端部に取り付けられて前記ハンドル軸と平行
に前記固定枠内方へ向かって延びるアーム部材とを有す
る。前記アーム部材が、前記ハンドル軸の径方向外方へ
ばね付勢に抗して旋回し得るように該アーム部材の基端
部において前記ハンドル軸に取り付けられる一方、前記
基端部の反対端部である自由端部に前記径方向内方への
突起が形成されている。前記係合部材が、前記ハンドル
軸方向に直交しかつ所要寸法離間して互いに平行して並
ぶ前記固定枠内方の内側係合板と前記固定枠外方の外側
係合板とを有する。前記ハンドル軸の径方向における前
記内外側係合板それぞれの寸法は、前記扉を閉めるとき
に、前記アーム部材自由端部が前記係合板周縁部に外方
から当接して、前記アーム部材が前記ばね付勢に抗して
前記ハンドル軸の径方向外方へ旋回しながら前記外側係
合板と前記内側係合板とを順次乗り越えることができ、
乗り越えた後には前記アーム部材が前記ばね付勢下に旋
回して前記自由端部の突起が前記固定枠の内側から当接
可能に形成されている。前記内外側係合板それぞれは、
前記扉を開けるときに、前記突起がほぼ水平に移動しな
がら通過可能な溝部を有する。前記内外側係合板それぞ
れの溝部は、前記ハンドル軸の異なる回動角度位置に形
成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、この発明
に係る扉開閉用ハンドル装置の詳細を説明すると、以下
のとおりである。
【0008】図1は、圧力容器の固定枠1と、固定枠1
に対して開閉する扉2と、固定枠1と扉2とに取り付け
られていて扉2を閉じた状態に保つ扉開閉用ハンドル装
置3との要部斜視図である。
【0009】ハンドル装置3は、扉2に取り付けられて
いるハンドル6と、固定枠1に取り付けられている係合
部材7とで構成されている。ハンドル6は、扉2の内外
面間を貫通する回動可能なハンドル軸8(図2参照)の
外端部に取り付けられて扉2の外側に位置する握持部材
9と、ハンドル軸8の内端部に取り付けられて扉2の内
側に位置するアーム部材11とを有する。ハンドル軸8
は、扉2に外側から当接している固定用部材12と、扉
2に内側から当接しているナット13とによって、扉2
に回動可能に取り付けられている。
【0010】係合部材7は、固定枠1にビス14によっ
て固定されたベース板16と、ベース板16から扉2へ
向かって水平に延びる支持棒17と、支持棒17と一体
をなして固定枠1の内方寄りに位置する環状の内側係合
板18と、外方寄りに位置する環状の外側係合板19と
を有する。内外側係合板18,19のそれぞれには、板
の内外面間に延びる第1溝部21と第2溝部22とがそ
れぞれ形成されている。
【0011】図1において、ハンドル6のアーム部材1
1が係合部材7の内側係合板18に固定枠1の内方から
当接しているので、扉2は開けることができない。
【0012】図2は、図1の状態にあるハンドル装置3
のII−II線矢視断面図であるが、ハンドル6の一部
と係合部材7とが側面図で示されている。図において、
扉2の内外を貫通する回動軸8が固定用部材12に形成
されたスリーブ23に挿入されて、内端部8Aがスリー
ブ23から延出している。内端部8Aには、ナット24
とワッシャー25とビス26とを介してアーム支持部材
27(図1を併せて参照)が固定されている。支持部材
27は、回動軸8の上方において回動軸8と直交する方
向へ延びる支軸28を有し、この支軸28がアーム部材
11の基端部11Bに挿通されている。かかるアーム部
材11は、支軸28を中心に時計方向と反時計方向と
に、回動軸8に関していえば、軸8の径方向下方と上方
とに旋回可能であり、ばね29によって、支軸28の時
計方向へ向かって付勢されている。ただし、図のアーム
部材11は、基端部11Bが支持部材27に当接して、
これ以上時計方向へ旋回することがない。アーム部材1
1には、固定枠1の内方へ向かって延びる自由端部11
Aに、係合部材7の支持棒17へ向かって突出する係合
突起31が形成されている。係合突起31は、傾斜した
前面32と、ほぼ垂直な後面33とを有する。
【0013】図2において、係合部材7は、円柱状支持
棒17の中心と回動軸8の中心とがほぼ一致するように
固定枠1に取り付けられている。内外側係合板18と1
9とは、スペーサ34を介して所要寸法離間している。
図では、内側係合板18の内面にアーム部材11の係合
突起31が当接して、扉2の開く方向(図の左方向)へ
の動きを阻止している。なお、閉じている扉2は、所要
部位が固定枠1に当接して図の右方向へ動くことがない
が、その機構の図示は省略されている。
【0014】図3の(A),(B),(C)は、アーム
部材11の突起31と内外側係合板18,19の第1、
2溝部21,22との位置関係を示す図面である。図3
(A)は、図2のA−A線矢視図であって、アーム部材
11が係合部材7を左右に2分する中心線C−Cと一致
した位置にある。内側係合板18の第1溝部21は、支
持棒17を中心に、中心線C−Cから時計方向へ約30
°傾いた位置にある。
【0015】図3(B)は、図3(A)と同様な図面で
あるが、図1において握持部材9を矢印Pで示す時計方
向へ約30°旋回させたときのアーム部材11の位置が
示されている。部材11が旋回して、突起31の位置が
第1溝部21に一致している。第1溝部21は、突起3
1よりも大きく作られていて、扉2が開く方向へ動く
と、突起31がほぼ水平に移動しながら第1溝部21を
通り抜けて、外側係合板19の内面に当接する。この当
接状態では、扉2が僅かに開いて固定枠1との間に隙間
を生じるが、扉2はそれ以上に開くことがない。
【0016】図3(C)は、図2のC−C線矢視図であ
るが、アーム部材11の位置は、図2のそれと異なる。
外側係合板19の第2溝部22は、中心線C−Cから反
時計方向へ30°傾いた位置にある。図3(B)におい
て、突起31が第1溝部21を通過した後に、握持部材
9を図1の反時計方向へ約60°旋回させると、アーム
部材11の突起31が第2溝部22に一致する。第2溝
部22は、突起31よりも大きく作られているから、扉
2が開く方向へ動くと、突起31がほぼ水平に移動して
第2溝部22を通り抜ける。この状態の扉2は、もはや
動きを止めるものがなにもないから、大きく開くことが
できる。
【0017】図4は、ハンドル6の握持部材9が図1の
ように垂直方向へ延びている状態で扉2が閉じるとき
の、アーム部材11と係合部材7との側面図である。ア
ーム部材11は、突起31の傾斜した前面32が外側係
合板19の周縁部に外方から当接すると、支軸28を中
心に図の反時計方向へ旋回して係合板19を乗り越え
る。さらに扉2が閉じると、突起31が内側係合板18
を乗り越えて、図1の状態となる。
【0018】
【発明の効果】この発明に係る装置では、閉じた扉が僅
かに開いた後に必ず一旦停止するから、停止したときに
容器内の圧力が解放されて常圧に戻る。それゆえ、この
装置によれば、圧力解放弁を操作しなくても、内圧のか
かった容器の扉を安全に開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態にあるハンドル装置の斜視図。
【図2】図1のII−II線矢視断面図。
【図3】(A)〜(C)によって、アーム部材と係合部
材との位置関係の変化を示す図面。
【図4】扉が閉まるときのアーム部材と係合部材との側
面図。
【符号の説明】
1 固定枠 2 扉 3 ハンドル装置 6 ハンドル 7 係合部材 8 ハンドル軸 9 握持部材 11 アーム部材 18 内側係合板 19 外側係合板 21 溝部(第1) 22 溝部(第2) 29 ばね 31 突起部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 5/00 E05B 65/00 E05C 17/46 E05C 19/00 E05C 21/00 E05B 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉に取り付けられるハンドルと、前記扉
    が開閉する固定枠に取り付けられる係合部材とからな
    り、 前記ハンドルが、前記扉の内外面間を貫通する回動可能
    なハンドル軸と、前記ハンドル軸の外端部に取り付けら
    れた握持部材と、前記ハンドル軸の内端部に取り付けら
    れて前記ハンドル軸と平行に前記固定枠内方へ向かって
    延びるアーム部材とを有し、前記アーム部材が、前記ハ
    ンドル軸の径方向外方へばね付勢に抗して旋回し得るよ
    うに該アーム部材の基端部において前記ハンドル軸に取
    り付けられる一方、前記基端部の反対端部である自由端
    部に前記径方向内方への突起が形成されており、 前記係合部材が、前記ハンドル軸方向に直交しかつ所要
    寸法離間して互いに平行して並ぶ前記固定枠内方の内側
    係合板と前記固定枠外方の外側係合板とを有し、 前記ハンドル軸の径方向における前記内外側係合板それ
    ぞれの寸法は、前記扉を閉めるときに、前記アーム部材
    自由端部が前記係合板周縁部に外方から当接して、前記
    アーム部材が前記ばね付勢に抗して前記ハンドル軸の径
    方向外方へ旋回しながら前記外側係合板と内側係合板と
    を順次乗り越えることができ、乗り越えた後には前記ア
    ーム部材が前記ばね付勢下に旋回して前記自由端部の突
    起が前記固定枠の内側から当接可能に形成され、 前記内外側係合板それぞれは、前記扉を開けるときに、
    前記突起がほぼ水平に移動しながら通過可能な溝部を有
    し、 前記内外側係合板それぞれの溝部は、前記ハンドル軸の
    異なる回動角度位置に形成されていること、を特徴とす
    る扉開閉用ハンドル装置。
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