JP2724452B2 - 防水型扉用ロックハンドル装置 - Google Patents
防水型扉用ロックハンドル装置Info
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- receiving hole
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Description
クス等に使用され、ハンドルを所定角度回転させること
によって止め金板が固定枠体側の受金部から離脱する扉
用ロックハンドル装置に関するものである。
れた扉用ロックハンドル装置では、扉に固着される受座
本体の軸孔にハンドルの操作軸部を回転可能に嵌挿し、
固定枠体側の受金部に係脱する止め金板を操作軸部の先
端に連結し、操作軸部に前面側に開口した受孔を設け、
受孔の内壁透孔から軸孔の内面凹部に係合して操作軸部
を受座本体に対して回転不能に錠止するラッチを該受孔
の先端部に収容し、受孔の前端部に錠前ユニットを収容
して操作軸部に固定し、ラッチを内面透孔から出没駆動
させるカム部を先端部に設けたジョイント部材を該受孔
の中間部に回転可能に収容し、ジョイント部材の前端部
を錠前ユニットのロータに連動可能に連結している。
設置の配電盤収納ボックス等に適用する場合に問題とな
るのは、錠前ユニットのロータの鍵孔より侵入して来た
雨水が、錠前ユニットの固定本体とロータ間の隙間から
操作軸部の受孔内に侵入し、該受孔の内面を伝って内壁
透孔とラッチ間の隙間から受座本体の軸孔内に到達し、
さらに軸孔内面を伝って軸孔と操作軸部間の隙間からボ
ックス内に入り込むことによって、内部の電気設備を腐
食させたり、漏電事故を招く原因となることである。
環状溝を設け、軸孔内面に圧接するO−リングを該環状
溝に嵌め入れることが提案されたが、前記内壁透孔とラ
ッチ間の隙間より伝って来た雨水の移動を阻止するに
は、当該環状溝は内壁透孔よりも先端側の小径部分に設
ける必要がある。
部分に環状溝を設けることは、当該部分の断面積を更に
縮小することを意味するものであるが、ハンドルの操作
軸部には回転操作時の回転力や他物との接触による衝撃
力といった外力が直接作用するものであるから、断面積
の減縮は操作軸部の捩じりや曲げに対する強度特性を低
下させるという点で不都合がある。
の目的は操作軸部の捩じり強度や曲げ強度を低下させる
ことなく、内壁透孔とラッチ間の隙間を経由した雨水の
侵入を的確に阻止できる防水型扉用ロックハンドル装置
を提供することである。
照符号を用いて説明すると扉用ロックハンドル装置は、
扉1に固着される受座本体2の軸孔3にハンドル4の操
作軸部5を回転可能に嵌挿し、固定枠体6側の受金部7
に係脱する止め金板8を操作軸部5の先端に連結し、操
作軸部5に前面側に開口した受孔9を設け、受孔9の内
壁透孔10から軸孔3の内面凹部11に係合して操作軸
部5を受座本体2に対して回転不能に錠止するラッチ1
2を該受孔9の先端部に収容し、受孔9の前端部に錠前
ユニット13を収容して操作軸部5に固定し、ラッチ1
2を内壁透孔10から出没駆動させるカム部14を先端
部に設けたジョイント部材15を受孔9の中間部に回転
可能に収容し、ジョイント部材15の前端部を錠前ユニ
ット13のロータ16に連動可能に連結したものであ
る。本発明では、上記ジョイント部材15の外周面に環
状溝17を設け、操作軸部5の受孔9の内面に圧接する
O−リング18を該環状溝17に嵌め入れる。
部7に係合することによって固定枠体6に対して開放不
能に錠止されている。ラッチ12の先端部は受座本体2
の内面凹部11に係合している。扉1を開放するには、
錠前ユニット13のロータ16の鍵孔19に所定の鍵2
0を挿入し、錠前ユニット13の固定本体13aに対す
るロータ16の錠止を解除してから、鍵20でロータ1
6を所定方向に回転させる。
が回転するため、カム部14によって牽引駆動されたラ
ッチ12は、先端部が受座本体2の内面凹部11から脱
出し、操作軸部5の内壁透孔10に引き込まれる。これ
によって受座本体2に対する操作軸5の錠止が解除され
るため、ハンドル4は回転可能となり、ハンドル4を所
定方向に回すことによって、止め金板8が固定枠体6側
の受金部7から離脱する。そのため、扉1はハンドル4
を手前に引くことによって開放される。
ット13としては、公知のピンタンブラー錠機構やディ
スクタンブラー錠機構を組み込んだシリンダー錠が使用
されており、錠前ユニット13の固定本体部分は操作軸
部5と一体に形成され、ディスクタンブラ−を実装した
ロータ16のみが操作軸部5の受孔9に挿入され、ロー
タ16の先端部には抜け止めリング41が嵌められてい
る。ロータ16の横断面小判形の連動軸部16aは、円
柱状のジョイント部材15の前端部の割溝部21に嵌め
込まれている。ジョイント部材15のカム部14は先端
面に偏心させて突設され、ラッチ12の基端部の受動溝
22に挿入されている。
部5の先端角軸部5aに嵌められ、座金24を介して締
付ボルト25によって操作軸部5に連結されている。ハ
ンドル4には錠前ユニット10の前面を閉塞するキャッ
プ26が枢着されている。キャップ26の軸部27はハ
ンドル4の透孔28に挿通され、該軸部27には抜止め
用ビス29がねじ込まれ、ビス29の座金30とハンド
ル4の間には、キャップ26をハンドル側似引き寄せる
圧縮コイルバネ31が挿入されている。
受溝32が設けられ、環状受溝32には操作軸部5の外
周面に圧接するO−リング33が嵌め込まれている。こ
のO−リング33によって、受座本体2とハンドル4の
合わせ目からの雨水の侵入が阻止されている。受座本体
2は扉1の取付孔34に軸受筒部35を嵌挿され、中間
鍔部36の背面突起37を扉1の回転止め孔38に挿入
され、軸受筒部35にねじ合わせたナット39によって
扉1に締付け固着される。中間鍔部36と扉1の間には
円形パッキング40が挿入されており、該パッキング4
0は前記取付孔34や回転止め孔38からの雨水の侵入
を阻止している。
部材15の外周面に環状溝17を設け、操作軸部5の受
孔9の内面に圧接するO−リング18を環状溝17に嵌
め入れたので、錠前ユニット13のロータ16の鍵孔1
9より侵入して来た雨水は、ロータ16のタンブラーと
タンブラ受溝間の隙間から操作軸部5の受孔9内に侵入
し、受孔9の内面を伝って内壁透孔10とラッチ12間
の隙間から受座本体2の軸孔3の途中までは到達する
が、それ以降はO−リング18によって移動を完全に阻
止されるので、軸孔3と操作軸部5間の隙間から固定枠
体6内に入り込むことがなく、鍵孔19からの雨水に対
して高い防水機能を有する。
O−リング用環状溝を設けないため、操作軸部5の捩じ
りや曲げに対する強度低下を招く危険性は全くなく、ま
た、ジョイント部材15はロータ16の回転力をラッチ
12に伝達するものであって本来的に大きな捩じり力や
曲げ力が作用する部材ではないから、ジョイント部材1
5に環状溝17を設けても強度上の支障は何ら存しな
い。
ハンドル装置の施錠状態の正面図である。
示した右側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 扉1に固着される受座本体2の軸孔3に
ハンドル4の操作軸部5を回転可能に嵌挿し、固定枠体
6側の受金部7に係脱する止め金板8を操作軸部5の先
端に連結し、操作軸部5に前面側に開口した受孔9を設
け、受孔9の内壁透孔10から軸孔3の内面凹部11に
係合して操作軸部5を受座本体2に対して回転不能に錠
止するラッチ12を受孔9の先端部に収容し、受孔9の
前端部に錠前ユニット13を収容して操作軸部5に固定
し、ラッチ12を内壁透孔10から出没駆動させるカム
部14を先端部に設けたジョイント部材15を受孔9の
中間部に回転可能に収容し、ジョイント部材15の前端
部を錠前ユニット13のロータ16に連動可能に連結し
た扉用ロックハンドル装置において、ジョイント部材1
5の外周面に環状溝17を設け、操作軸部5の受孔9の
内面に圧接するO−リング18を該環状溝17に嵌め入
れたことを特徴とする防水型扉用ロックハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30354395A JP2724452B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 防水型扉用ロックハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30354395A JP2724452B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 防水型扉用ロックハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09125758A JPH09125758A (ja) | 1997-05-13 |
JP2724452B2 true JP2724452B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17922273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30354395A Expired - Lifetime JP2724452B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 防水型扉用ロックハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724452B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
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-
1995
- 1995-10-27 JP JP30354395A patent/JP2724452B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09125758A (ja) | 1997-05-13 |
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