JP2019172280A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
。
液体内容物を収納可能な包装袋であって、
該包装袋は、包装袋本体と保護テープとからなり、
包装袋本体はプラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなり、
保護テープもまたプラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなり、
該シーラント層は、いずれも低吸着性を有する低吸着シーラントであって、
該包装袋本体は、シーラント層同士が対向して重ねられ、包装袋本体の胴部の周縁部が本体シール部としてシールされて製袋されており、
該包装袋本体を構成する積層体の、シーラント層とは反対側の表面には、外側シール層が配置されており、
該包装袋本体の本体シール部は折り返されて、さらに外側シール層同士が対向して胴部とシールされており、
該保護テープのシーラント層は、外側シール層とシール可能であって、
該保護テープは、折り返された本体シール部の外側シール層から始まって、周縁部の端面を覆い、さらに包装袋本体の胴部に達して、包装袋本体の外側シール層にシールされていることを特徴とする包装袋である。
前記低吸着シーラントは、ポリエチレンテレフタレート樹脂、またはポリアクリルニトリル樹脂、または環状ポリオレフィン樹脂、またはエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂のいずれか、またはそのうち複数を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の包装袋である。
前記低吸着シーラントは、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムに、部分的にレーザー光照射による非晶化を施したものであることを特徴とする、請求項1に記載の包装袋である。
前記包装袋は、その容量が1リットル〜10リットルの範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装袋である。
前記包装袋本体には、口栓が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋である。
ト層との密着性の向上を図ることができる。
図4は本発明に係る包装袋の、保護テープの積層体の層構成の実施態様のうちの構成例1を説明するための部分断面模式図である。
ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(33)(厚さ15μm〜25μm)/無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)
である。
図5は本発明に係る包装袋の、保護テープの積層体の層構成の実施態様のうちの構成例2を説明するための部分断面模式図である。
ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)
である。
図6は本発明に係る包装袋の、保護テープの積層体の層構成の実施態様のうちの構成例3を説明するための部分断面模式図である。
ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレンテレフタレートフィルム(35)(厚さ9μm〜25μm)
である。
図7は本発明に係る包装袋の、保護テープの積層体の層構成の実施態様のうちの構成例4を説明するための部分断面模式図である。
ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)/ポリアミドフィルム(32)(15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(33)(厚さ15μm〜25μm)/環状ポリエチレン(37)(厚さ9μm〜50μm)
である。
図8は本発明に係る包装袋の、保護テープの積層体の層構成の実施態様のうちの構成例5を説明するための部分断面模式図である。
ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)/ポリエチレンテレフタレートフィルム(35)(厚さ9μm〜25μm)
である。
図9は本発明に係る包装袋の、保護テープの積層体の層構成の実施態様のうちの構成例6を説明するための部分断面模式図である。
ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)/無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)
である。
評価方法は下記のとおりである。
低吸着性:嗅覚による官能検査である。
落下耐性:目視による包装袋の破袋の有無、状態の観察である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図10に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(33)(厚さ15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図11に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図12に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
環状ポリエチレン(37)(厚さ10μm〜50μm)/ポリアミドフィルム(33)(厚さ15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図13に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(35)(厚さ9μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図14に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(35)(厚さ9μm〜25μm)/ポリエチレン(39)(厚さ10μm〜100μm)/空気層(42)/ポリエチレン(39)(厚さ10μm〜100μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図15に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)/ポリエチレン(39)(厚さ10μm〜100μm)/空気層(42)/ポリエチレン(39)(厚さ10μm〜100μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図16に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(33)(厚さ15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(36
)(厚さ15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図17に示す。包装袋(20)全体の構成については図3に示す。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(35)(厚さ9μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(33)(厚さ15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(36)(厚さ15μm〜25μm)/ポリアミドフィルム(32)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図18に示す。包装袋(20)全体の
構成については図3に示す。
無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(34)(厚さ9μm〜25μm)/延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム(43)(厚さ15μm〜25μm)/ポリエチレン(31)(厚さ10μm〜100μm)
である。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図10に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例1とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図11に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例2とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図12に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例3とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図13に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例4とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図14に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例5とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図15に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例6とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図16に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例7とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図17に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例8とは異なる。
包装袋本体(21)の積層体(10)の層構成を、図18に示す。包装袋(20)全体の構成については図1に示す。
なお、保護テープ(5)は用いない。この部分が実施例9とは異なる。
た同じ構成の積層体を用いており、内容物の液体に接する層は全て低吸着性を有するものであることから生じた結果である、すなわち、本発明による、低吸着シーラントが効果的であることが検証できたと考えられる。
2・・・シーラント層
3・・・保護テープ基材層
4・・・保護テープシール層
5・・・保護テープ
6・・・周縁部の端面
7・・・外側シール部
8・・・胴部表面
10・・・積層体
11・・・周縁部
12・・・本体シール部
20・・・包装袋
21・・・包装袋本体
23・・・内容物の液体
31・・・ポリエチレン
32・・・ポリアミドフィルム
33・・・ポリアミドフィルム
34・・・無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム
35・・・ポリエチレンテレフタレートフィルム
36・・・ポリアミドフィルム
37・・・環状ポリエチレン
38・・・無機化合物蒸着層
39・・・ポリエチレン
40・・・レーザー光
41・・・非晶化部分
42・・・空気層
43・・・延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム
A・・・矢印
B・・・矢印
Claims (5)
- 液体内容物を収納可能な包装袋であって、
該包装袋は、包装袋本体と保護テープとからなり、
包装袋本体はプラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなり、
保護テープもまたプラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなり、
該シーラント層は、いずれも低吸着性を有する低吸着シーラントであって、
該包装袋本体は、シーラント層同士が対向して重ねられ、包装袋本体の胴部の周縁部が本体シール部としてシールされて製袋されており、
該包装袋本体を構成する積層体の、シーラント層とは反対側の表面には、外側シール層が配置されており、
該包装袋本体の本体シール部は折り返されて、さらに外側シール層同士が対向して胴部とシールされており、
該保護テープのシーラント層は、外側シール層とシール可能であって、
該保護テープは、折り返された本体シール部の外側シール層から始まって、周縁部の端面を覆い、さらに包装袋本体の胴部に達して、包装袋本体の外側シール層にシールされていることを特徴とする包装袋。 - 前記低吸着シーラントは、ポリエチレンテレフタレート樹脂、またはポリアクリルニトリル樹脂、または環状ポリオレフィン樹脂、またはエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂のいずれか、またはそのうち複数を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の包装袋。
- 前記低吸着シーラントは、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムに、部分的にレーザー光照射による非晶化を施したものであることを特徴とする、請求項1に記載の包装袋。
- 前記包装袋は、その容量が1リットル〜10リットルの範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装袋。
- 前記包装袋本体には、口栓が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装袋。
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2018
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JP7418284B2 (ja) | 2020-05-22 | 2024-01-19 | 共同印刷株式会社 | アミン吸収フィルム |
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