JP2019031961A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】区画壁部80は、燃焼室CCを、シリンダボア壁及びピストン冠面部が露出する主燃焼室CMと、火花発生部が露出する点火室CIと、に区画する。区画壁部には、点火室と主燃焼室とを連通させる「第1貫通孔81及び第2貫通孔82」が形成されている。点火室にて火花発生部から発生する火花により混合気の燃焼を開始させると、点火室に火炎が生成される。その火炎は、点火室から主燃焼室へと第1及び第2貫通孔を通して噴出する。第1貫通孔とシリンダボア壁との距離は、第2貫通孔とシリンダボア壁との距離よりも長い。第1及び第2貫通孔は、第1貫通孔から噴出される火炎の貫徹力が、第2貫通孔から噴出される火炎の貫徹力よりも大きくなるように形成されている。
【選択図】図1
Description
火花発生部(71、71a)を有する点火プラグ(70、70a)と、
シリンダボア壁(21)とピストン冠面部(31)とシリンダヘッド壁(41)とにより画成される燃焼室(CC)を、前記シリンダボア壁及び前記ピストン冠面部が露出する主燃焼室(CM)と、前記火花発生部が露出する点火室(CI)と、に区画するとともに、前記主燃焼室と前記点火室とを連通させる複数の貫通孔が形成された区画壁部(80、90及び130等)と、
を備え、
前記点火室において前記火花発生部から発生する火花により混合気の燃焼を開始させることにより火炎を生成し、前記点火室から前記主燃焼室へと前記火炎を前記複数の貫通孔を通して噴出させるように構成された内燃機関である。
前記第1貫通孔の前記主燃焼室側の端部である第1開口部(81k、91k、131k)と、前記シリンダボア壁の当該第1開口部に対向する部分と、の距離が第1距離(M1、M1a、M1b)であり、
前記第2貫通孔の前記主燃焼室側の端部である第2開口部(82k、92k、132k)と、前記シリンダボア壁の当該第2開口部に対向する部分と、の距離が「前記第1距離よりも短い第2距離(M2、M2a、M2b)」であり、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔が、前記第1貫通孔から噴出される前記火炎の貫徹力が前記第2貫通孔から噴出される前記火炎の貫徹力よりも大きくなる(強くなる)ように形成されている。
前記第1貫通孔(81)は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第1直径(D1)を有し且つ前記軸線方向の長さが第1通路長(L)を有し、
前記第2貫通孔(82)は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第2直径(D2)を有し且つ前記軸線方向の長さが第2通路長(L)を有し、
前記第1通路長と前記第2通路長とが互いに等しく、前記第1直径(D1)が前記第2直径(D2)よりも小さい(D1<D2)。
前記第1貫通孔(91)は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第1直径(D1a)を有し且つ前記軸線方向の長さが第1通路長(L1a)を有し、
前記第2貫通孔(92)は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第2直径(D2a)を有し且つ前記軸線方向の長さが第2通路長(L2a)を有し、
前記第1直径と前記第2直径とが互いに等しく(D1a=D2a=D0)、前記第1通路長(L1a)が前記第2通路長(L2a)よりも長い(L1a>L2a)。
前記点火室(CI)に燃料噴射用の噴孔部(61a)が露出するように前記シリンダヘッド壁(41)に配設された燃料噴射弁(60a)を更に備え、
前記噴孔部から前記点火室に噴射された燃料を含む混合気の燃焼を前記火花発生部(71a)から発生する火花により開始させることにより前記火炎を生成するように構成されている。
(構成)
図1に示したように、本発明の第1実施形態に係る機関10は、シリンダブロック20、ピストン30、シリンダヘッド40、吸気弁50、燃料噴射弁60、点火プラグ70及び区画壁部(隔壁)80を備えている。更に、機関10は、図1に図示されない排気弁を備えている。なお、図1は特定の気筒の縦断面図であり、他の気筒も図1に示した構造と同様の構造を有している。
同様に、シリンダヘッド40は図示しない排気ポート形成している。排気ポートの一端部は排気連通部43a(図2を参照。)にて燃焼室CCに連通している。
同様に、図示しない排気弁は、図示しない排気カムシャフトに配設された排気カムにより駆動されることにより、排気連通部43a(図2を参照。)を開閉するようになっている。
M1>M3=M4>M2 …(1)
D1<D3=D4<D2 …(2)
複数の貫通孔81乃至84のうち、主燃焼室CMに開口した開口部から当該開口部に対向するシリンダボア壁21の部分までの距離が最も長い貫通孔は第1貫通孔81であり、第1貫通孔81の直径D1が複数の貫通孔81乃至84の直径D1乃至D4の中で最も小さい。
複数の貫通孔81乃至84のうち、主燃焼室CMに開口した開口部から当該開口部に対向するシリンダボア壁21の部分までの距離が最も短い貫通孔は第2貫通孔82であり、第2貫通孔82の直径D2が複数の貫通孔81乃至84の直径D1乃至D4の中で最も大きい。
機関10においては、吸気行程において燃料噴射弁60から燃料が噴射される。この燃料は、吸気行程において空気とともに吸気連通部42aを通って主燃焼室CM内に吸入される。その結果、混合気(ガソリン混合気)が主燃焼室CM内に供給され、圧縮行程においてその混合気が圧縮される。このとき、混合気が主燃焼室CMから点火室CI内に第1乃至第4貫通孔81乃至84を通って流入する。その後、圧縮上死点近傍において火花発生部71から点火用火花が発生させられる。この点火用火花によって点火室CI内の混合気が点火され混合気の燃焼が開始する。即ち、火炎が発生する。この混合気の燃焼により点火室CI内の圧力が高圧となるので、火炎(燃焼中の混合気、即ち、高温のガス)が点火室CIから第1乃至第4貫通孔81乃至84を通って主燃焼室CMに放射状に噴出する。この噴出された火炎により主燃焼室CM内に大きな気流の乱れが生成される。そして、主燃焼室CM内に残存する混合気が、噴出した火炎により一気に点火されて短時間で燃焼する。
本発明の第2実施形態に係る機関は、図5及び図6に示したように、第1実施形態に係る機関10が備える区画壁部80に代わる区画壁部90を備えている点のみにおいて、第1実施形態に係る機関10と相違している。より具体的に述べると、区画壁部80は、その厚さが一定の長さLであった。これに対し、区画壁部90は、その厚さが周方向において変化している。更に、区画壁部90が備える複数の貫通孔は、互いに同じ長さの直径を有する。以下、これらの相違点を中心に説明を加える。
M1a>M3a=M4a>M2a …(3)
D1a=D3a=D4a=D2a=D0 …(4)
L1a>L3a=L4a>L2a …(5)
複数の貫通孔91乃至94のうち、主燃焼室CMに開口した開口部から当該開口部に対向するシリンダボア壁21の部分までの距離が最も長い貫通孔は第1貫通孔91であり、第1貫通孔91の通路長L1aが複数の貫通孔91乃至94の通路長L1a乃至L4aの中で最も長い。
複数の貫通孔91乃至94のうち、主燃焼室CMに開口した開口部から当該開口部に対向するシリンダボア壁21の部分までの距離が最も短い貫通孔は第2貫通孔92であり、第2貫通孔92の通路長L2aが複数の貫通孔91乃至94の通路長L1a乃至L4aの中で最も短い。
第2実施形態に係る機関は、第1実施形態に係る機関10と同様に作動する。即ち、圧縮行程において混合気が主燃焼室CMから点火室CIへと流入し、その点火室CI内の混合気が圧縮上死点近傍において火花発生部71からの点火用火花により点火される。従って、点火室CI内の混合気の燃焼が開始して点火室CI内に火炎が発生する。この火炎(燃焼中の混合気、即ち、高温のガス)が第1乃至第4貫通孔91乃至94を通って点火室CIから主燃焼室CMに放射状に噴出する。この噴出された火炎により主燃焼室CM内には大きな気流の乱れが生成される。そして、主燃焼室CM内に残存する混合気が、噴出した火炎により一気に点火されて短時間で燃焼する。
貫通孔から噴出される火炎の貫徹力を強めるために、図8の(B)に示したように、貫通孔の点火室CI側の端部(入り口側開口部の縁)の形状を曲面Rとしてもよい。これによれば、点火室CIから貫通孔に流入する火炎(燃焼中の混合気)が貫通孔に流入する際に生じる渦を、図8の(A)に示した入り口側開口部の縁が直角形状になっている場合に比較して弱めることができる。よって、入り口側開口部の縁の形状を曲面形状とすれば、火炎の渦は貫通孔の出口(主燃焼室CM側の開口部)に到達するまでに減衰(消滅)する。そのため、貫通孔の出口から主燃焼室CMに噴出した火炎は広がることがない。この結果、貫通孔を通して噴出する火炎の貫徹力を相対的に強くすることができる。
図9の(A)及び(B)に示したように、貫通孔から噴出される火炎の貫徹力を調整するために、貫通孔の直径を中心軸線に沿って点火室CIから主燃焼室CM側の開口部に進むにつれて可変にしてもよい。
図10及び図11に示したように、区画壁部に形成される貫通孔の数は4つに限られない。即ち、図10及び図11に示した区画隔壁120には、6つの貫通孔(81乃至86)が形成されている。区画隔壁120は、第5貫通孔85及び第6貫通孔86が形成されている点を除き、区画壁部80と同じ構成を有する。
M1>M5=M6>M3=M4>M2 …(6)
D1<D5=D6<D3=D4<D2 …(7)
本発明の内燃機関は、図12に示した4弁式内燃機関10aであってもよい。即ち、図12に示した本発明の第4変形例に係る機関10aは、二つの吸気弁50a及び50bと、二つの排気弁51a及び51bと、を一つの燃焼室CCに対して備える。機関10aの燃焼室CCは所謂ペントルーフ型である。
複数の貫通孔131乃至134のうち、主燃焼室CMに開口した開口部から当該開口部に対向するシリンダボア壁21の部分までの距離が最も短い貫通孔は第2貫通孔132である。第2貫通孔132の主燃焼室CMに開口した開口部(132k)と、当該開口部に対向するシリンダボア壁21と、の距離は、距離M2bである。
第3貫通孔133の主燃焼室CMに開口した開口部(133k)から当該開口部に対向するシリンダボア壁21の部分までの距離M3bは、第4貫通孔134の主燃焼室CMに開口した開口部(134k)から当該開口部に対向するシリンダボア壁21の部分までの距離M4bと等しく、距離M1bよりも短く、距離M2bよりも長い。
D1b<D3b=D4b<D2b …(8)
上記第1実施形態に係る機関10においては、複数の貫通孔の通路長が互いに同じ長さLであり且つ複数の貫通孔の直径が互いに相違していた(但し、第3貫通孔83及び第4貫通孔84の直径は互に同じであった。)。更に、上記第2実施形態に係る機関においては、複数の貫通孔の直径が互いに同じ長さD0であり且つ複数の貫通孔の通路長が互いに相違していた(但し、第3貫通孔93及び第4貫通孔94の通路長は互に同じであった。)。これに対し、各貫通孔は、通路長及び直径が他の貫通孔の通路長及び直径とそれぞれ相違していてもよい。即ち、貫通孔の形状(寸法)は、その貫通孔から噴出される火炎の貫徹力がその貫通孔の主燃焼室CM側の開口部から当該開口部に対向するシリンダボア壁の部分までの距離が長くなるほど大きくなるように設定されればよい。
(関係A)
D1x>D2x、且つ、
L1x>L2x、且つ、
(L1x/D1x)>(L2x/D2x)
(関係B)
D1x<D2x、且つ、
L1x<L2x、且つ、
(L1x/D1x)>(L2x/D2x)
D1<D2=D3=D4 …(9)
L1a>L2a=L3a=L4a …(10)
Claims (4)
- 火花発生部を有する点火プラグと、
シリンダボア壁とピストン冠面部とシリンダヘッド壁とにより画成される燃焼室を、前記シリンダボア壁及び前記ピストン冠面部が露出する主燃焼室と、前記火花発生部が露出する点火室と、に区画するとともに、前記主燃焼室と前記点火室とを連通させる複数の貫通孔が形成された区画壁部と、
を備え、
前記点火室において前記火花発生部から発生する火花により混合気の燃焼を開始させることにより火炎を生成し、前記点火室から前記主燃焼室へと前記火炎を前記複数の貫通孔を通して噴出させるように構成された内燃機関において、
前記区画壁部は、前記複数の貫通孔として、第1貫通孔と第2貫通孔とを含み、
前記第1貫通孔の前記主燃焼室側の端部である第1開口部と前記シリンダボア壁の当該第1開口部に対向する部分との距離が第1距離であり、
前記第2貫通孔の前記主燃焼室側の端部である第2開口部と前記シリンダボア壁の当該第2開口部に対向する部分との距離が前記第1距離よりも短い第2距離であり、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔が、前記第1貫通孔から噴出される前記火炎の貫徹力が前記第2貫通孔から噴出される前記火炎の貫徹力よりも大きくなるように形成された、
内燃機関。 - 請求項1に記載の内燃機関において、
前記第1貫通孔は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第1直径を有し且つ前記軸線方向の長さが第1通路長を有し、
前記第2貫通孔は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第2直径を有し且つ前記軸線方向の長さが第2通路長を有し、
前記第1通路長と前記第2通路長とが互いに等しく、前記第1直径が前記第2直径よりも小さい、
内燃機関。 - 請求項1に記載の内燃機関において、
前記第1貫通孔は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第1直径を有し且つ前記軸線方向の長さが第1通路長を有し、
前記第2貫通孔は、円筒形状であって、その軸線方向に直交する断面が第2直径を有し且つ前記軸線方向の長さが第2通路長を有し、
前記第1直径と前記第2直径とが互いに等しく、前記第1通路長が前記第2通路長よりも長い、
内燃機関。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の内燃機関であって、
前記点火室に燃料噴射用の噴孔部が露出するように前記シリンダヘッド壁に配設された燃料噴射弁を更に備え、
前記噴孔部から前記点火室に噴射された燃料を含む混合気の燃焼を前記火花発生部から発生する火花により開始させることにより前記火炎を生成するように構成された、
内燃機関。
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