JP2018204675A - 防振装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リング部の外径の大きさを抑えつつ、オリフィス通路の長さを長くする。【解決手段】ダイヤフラム部材18は、副液室16の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体19と、ダイヤフラム本体19の外周側に配設され、第1取付部材11に連結されたリング部20と、を備え、リング部20には、主液室および副液室16のうちのいずれか一方に連通するとともに、周方向に延びる外側オリフィス通路26が形成され、仕切部材には、副液室16側に向けて突出し、リング部20内に嵌合された通路突部27が形成され、通路突部27とリング部20の内周面との間には、周方向に延びるとともに、主液室および副液室16のうちのいずれか他方と外側オリフィス通路26とを連通する内側オリフィス通路30が形成されている。【選択図】図3
Description
本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関する。
従来から、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、第1取付部材と第2取付部材とを連結し、かつ第1取付部材における中心軸線に沿う軸方向の一方側の開口部を閉塞した弾性体と、第1取付部材における前記軸方向の他方側の開口部を閉塞したダイヤフラム部材と、第1取付部材内の液室を、弾性体を隔壁の一部に有する主液室、およびダイヤフラム部材を隔壁の一部に有する副液室に仕切る仕切部材と、を備える防振装置が知られている。
この種の防振装置として、例えば下記特許文献1に示されるような、ダイヤフラム部材が、副液室の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体と、ダイヤフラム本体の外周側に配設され、第1取付部材に連結されたリング部と、を備え、弾性体とリング部との間に、主液室と副液室とを連通するとともに、前記中心軸線回りの周方向に延びるオリフィス通路が形成された構成が知られている。
この種の防振装置として、例えば下記特許文献1に示されるような、ダイヤフラム部材が、副液室の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体と、ダイヤフラム本体の外周側に配設され、第1取付部材に連結されたリング部と、を備え、弾性体とリング部との間に、主液室と副液室とを連通するとともに、前記中心軸線回りの周方向に延びるオリフィス通路が形成された構成が知られている。
ところで一般に、防振装置においては配設スペースの制約が厳しく、リング部の外径を大きくすることができないので、オリフィス通路の長さを長くすることができず、減衰性能を高めることが困難であるという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、リング部の外径の大きさを抑えつつ、オリフィス通路の長さを長くすることができる防振装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、前記第1取付部材と前記第2取付部材とを連結し、かつ前記第1取付部材における中心軸線に沿う軸方向の一方側の開口部を閉塞した弾性体と、前記第1取付部材における前記軸方向の他方側の開口部を閉塞したダイヤフラム部材と、前記第1取付部材内の液室を、前記弾性体を隔壁の一部に有する主液室、および前記ダイヤフラム部材を隔壁の一部に有する副液室に仕切る仕切部材と、を備え、前記ダイヤフラム部材は、前記副液室の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体と、前記ダイヤフラム本体の外周側に配設され、前記第1取付部材に連結されたリング部と、を備え、前記リング部には、前記主液室および前記副液室のうちのいずれか一方に連通するとともに、前記中心軸線回りの周方向に延びる外側オリフィス通路が形成され、前記仕切部材には、前記副液室側に向けて突出し、前記リング部内に嵌合された通路突部が形成され、前記通路突部と前記リング部の内周面との間には、周方向に延びるとともに、前記主液室および前記副液室のうちのいずれか他方と前記外側オリフィス通路とを連通する内側オリフィス通路が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、前記第1取付部材と前記第2取付部材とを連結し、かつ前記第1取付部材における中心軸線に沿う軸方向の一方側の開口部を閉塞した弾性体と、前記第1取付部材における前記軸方向の他方側の開口部を閉塞したダイヤフラム部材と、前記第1取付部材内の液室を、前記弾性体を隔壁の一部に有する主液室、および前記ダイヤフラム部材を隔壁の一部に有する副液室に仕切る仕切部材と、を備え、前記ダイヤフラム部材は、前記副液室の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体と、前記ダイヤフラム本体の外周側に配設され、前記第1取付部材に連結されたリング部と、を備え、前記リング部には、前記主液室および前記副液室のうちのいずれか一方に連通するとともに、前記中心軸線回りの周方向に延びる外側オリフィス通路が形成され、前記仕切部材には、前記副液室側に向けて突出し、前記リング部内に嵌合された通路突部が形成され、前記通路突部と前記リング部の内周面との間には、周方向に延びるとともに、前記主液室および前記副液室のうちのいずれか他方と前記外側オリフィス通路とを連通する内側オリフィス通路が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、主液室と副液室とを連通する流路が、リング部に形成された外側オリフィス通路だけでなく、仕切部材の通路突部とリング部の内周面との間に形成された内側オリフィス通路も備えているので、流路長を長くすることができる。しかも、内側オリフィス通路が、リング部の内周面側に配設されているので、リング部の外径が増大するのを抑えることができる。
また、内側オリフィス通路を形成する通路突部が、仕切部材に形成され、かつリング部内に嵌合されているので、部品点数の増大を防ぎつつ、他の部品の設計変更を抑えることができる。
なお、外側オリフィス通路が主液室に連通し、内側オリフィス通路が副液室に連通してもよい。この場合、前述の作用効果を有する防振装置を容易に形成することができる。
また、内側オリフィス通路を形成する通路突部が、仕切部材に形成され、かつリング部内に嵌合されているので、部品点数の増大を防ぎつつ、他の部品の設計変更を抑えることができる。
なお、外側オリフィス通路が主液室に連通し、内側オリフィス通路が副液室に連通してもよい。この場合、前述の作用効果を有する防振装置を容易に形成することができる。
ここで、前記外側オリフィス通路における周方向の両端部のうち、一方側の端部は前記内側オリフィス通路における周方向の一方側の端部に連通し、他方側の端部は前記主液室に連通し、前記内側オリフィス通路における周方向の他方側の端部は、前記副液室に連通してもよい。
この場合、外側オリフィス通路における周方向の両端部がそれぞれ、内側オリフィス通路および主液室に各別に連通し、また、内側オリフィス通路における周方向の両端部がそれぞれ、外側オリフィス通路および副液室に各別に連通しているので、液体を主液室と副液室との間で、例えば逆流等を生じさせず円滑に流通させることができるとともに、主液室と副液室とを連通する流路の長さを確実に長く確保することができる。
また、前記通路突部は、前記仕切部材から前記副液室側に向けて突出して周方向に延びるとともに、表裏面が径方向を向く側周壁と、前記仕切部材との間に前記軸方向の隙間を設けた状態で、前記側周壁から径方向の外側に向けて突出し、その先端縁が前記リング部の内周面に当接した底壁と、を備えてもよい。
この場合、部品点数の増大を防ぎつつ、他の部品の設計変更を抑えることを確実に実現することができる。
また、前記リング部には、前記仕切部材側に向けて開口し周方向に延びる溝部と、この溝部における周方向の端部内と前記ダイヤフラム本体内とを連通する側方開口と、が形成され、前記溝部および前記側方開口が前記仕切部材に覆われることにより前記外側オリフィス通路が画成され、前記通路突部における周方向の端部は、前記側方開口を通して前記溝部における周方向の端部内に位置してもよい。
この場合、通路突部における周方向の端部が、側方開口を通して溝部における周方向の端部内に位置しているので、外側オリフィス通路と内側オリフィス通路とを容易かつ確実に液密に接続することができる。
本発明によれば、リング部の外径の大きさを抑えつつ、オリフィス通路の長さを長くすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る防振装置を、図面を参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材11、および他方に連結される第2取付部材12と、第1取付部材11と第2取付部材12とを連結した弾性体13と、第1取付部材11内の液室14を、弾性体13を隔壁の一部に有する主液室15、および副液室16に仕切る仕切部材17と、副液室16の隔壁の一部をなすダイヤフラム部材18と、を備えている。図示の例では、仕切部材17は、液室14を、第1取付部材11の中心軸線Oに沿う軸方向に仕切っている。
図1および図2に示すように、防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材11、および他方に連結される第2取付部材12と、第1取付部材11と第2取付部材12とを連結した弾性体13と、第1取付部材11内の液室14を、弾性体13を隔壁の一部に有する主液室15、および副液室16に仕切る仕切部材17と、副液室16の隔壁の一部をなすダイヤフラム部材18と、を備えている。図示の例では、仕切部材17は、液室14を、第1取付部材11の中心軸線Oに沿う軸方向に仕切っている。
この防振装置1が、例えば自動車のエンジンマウントとして使用される場合、第1取付部材11が振動受部としての車体に連結され、第2取付部材12が振動発生部としてのエンジンに連結される。これにより、エンジンの振動が車体に伝達することが抑えられる。
以下、仕切部材17に対して軸方向に沿う主液室15側を上側といい、副液室16側を下側という。また、この防振装置1を軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
以下、仕切部材17に対して軸方向に沿う主液室15側を上側といい、副液室16側を下側という。また、この防振装置1を軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
第1取付部材11は、上端部に位置する小径部11aと、小径部11aの下方に位置し、小径部11aより大径に形成された大径部11bと、小径部11aの下端部と大径部11bの上端部とを連結する連結部11cと、を備えている。連結部11cは、外周面が径方向の内側に向けて窪み、かつ内周面が径方向の内側に向けて突出するように屈曲している。大径部11bの下端部は、径方向の内側に向けて折り曲げられている。
第2取付部材12は、第1取付部材11の上方に配置され、径方向のうちの一方向に開口する取付孔12aを有している。第2取付部材12は、前記一方向に延びる筒状に形成されている。
第2取付部材12は、第1取付部材11の上方に配置され、径方向のうちの一方向に開口する取付孔12aを有している。第2取付部材12は、前記一方向に延びる筒状に形成されている。
弾性体13は、第1取付部材11における小径部11aおよび連結部11cの各内周面と、第2取付部材12と、を連結している。弾性体13は、第1取付部材11の上端開口部を閉塞している。弾性体13は、第1取付部材11および第2取付部材12に加硫接着されている。弾性体13は、有頂筒状に形成され前記中心軸線Oと同軸に配置されている。弾性体13のうち、頂壁部が第2取付部材12に連結され、周壁部における下端部が第1取付部材11に連結されている。弾性体13の周壁部は、上方から下方に向かうに従い漸次、径方向の外側に向けて延びている。弾性体13には、第1取付部材11の大径部11bの内周面を覆う被覆ゴムが一体に形成されている。
ダイヤフラム部材18は、第1取付部材11の下端開口部を閉塞している。ダイヤフラム部材18および弾性体13により、液体が封入される液室14が第1取付部材11内に画成されている。なお、液室14に封入される液体としては、例えば水やエチレングリコールなどを用いることができる。
ダイヤフラム部材18は、副液室16の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体19と、ダイヤフラム本体19の外周側に配設され、第1取付部材11に連結されたリング部20と、を備える。
ダイヤフラム部材18は、副液室16の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体19と、ダイヤフラム本体19の外周側に配設され、第1取付部材11に連結されたリング部20と、を備える。
リング部20は、第1取付部材11の大径部11b内に、前記被覆ゴムを介して液密に嵌合されている。なお、リング部20は、第1取付部材11から下方に突出した状態で、第1取付部材11に装着されてもよい。
リング部20には、上方に向けて開口し周方向に延びる溝部20aと、図3に示されるように、この溝部20aにおける周方向の端部内とダイヤフラム本体19内とを連通する側方開口20bと、が形成されている。
リング部20には、上方に向けて開口し周方向に延びる溝部20aと、図3に示されるように、この溝部20aにおける周方向の端部内とダイヤフラム本体19内とを連通する側方開口20bと、が形成されている。
溝部20aの溝幅は全長にわたって同等になっている。溝部20aにおける周方向の両端部のうち、一方側の端部が側方開口20bを通してダイヤフラム本体19内に連通している。
溝部20aは、径方向の外側に位置する外周壁21と、外周壁21の径方向の内側に位置する内周壁22と、外周壁21および内周壁22それぞれの下端部同士を連結する底板壁23と、により画成されている。外周壁21、内周壁22および底板壁23は、前記中心軸線Oと同軸に配置されている。図1および図2に示されるように、外周壁21の上端部は、内周壁22の上端部より上方に位置している。外周壁21は、第1取付部材11の大径部11b内に嵌合され、外周壁21の上端部は、第1取付部材11の連結部11cよりわずかに下方に位置している。
溝部20aは、径方向の外側に位置する外周壁21と、外周壁21の径方向の内側に位置する内周壁22と、外周壁21および内周壁22それぞれの下端部同士を連結する底板壁23と、により画成されている。外周壁21、内周壁22および底板壁23は、前記中心軸線Oと同軸に配置されている。図1および図2に示されるように、外周壁21の上端部は、内周壁22の上端部より上方に位置している。外周壁21は、第1取付部材11の大径部11b内に嵌合され、外周壁21の上端部は、第1取付部材11の連結部11cよりわずかに下方に位置している。
溝部20aおよび側方開口20bが、仕切部材17の下面によりリング部20の上方から覆われることで、後述する連通開口17aを通して主液室15に連通する外側オリフィス通路26が画成されている。外側オリフィス通路26の流路断面積は、全周にわたって同等になっている。外側オリフィス通路26は、図3に示されるように、前記中心軸線Oを中心とする270°より大きく360°より小さい角度範囲にわたって配設されている。外側オリフィス通路26は、全周にわたって前記中心軸線Oを中心とした単一の円弧状に形成されている。
なお、外側オリフィス通路26は、溝部20aおよび側方開口20bが、弾性体13の下端開口縁によりリング部20の上方から覆われることで画成されてもよい。
なお、外側オリフィス通路26は、溝部20aおよび側方開口20bが、弾性体13の下端開口縁によりリング部20の上方から覆われることで画成されてもよい。
リング部20は弾性材料により形成され、その内部に補強金具20cが埋設されている。補強金具20cは、溝部20aを画成する外周壁21、内周壁22、および底板壁23それぞれの内部に埋設されている。補強金具20cは、外周壁21、内周壁22、および底板壁23それぞれの形状に沿うように屈曲されて一体に形成されている。
ダイヤフラム本体19は、前記中心軸線Oと同軸に配設された有底筒状に形成されている。ダイヤフラム本体19の周壁部は、リング部20の内周壁22と一体に形成されている。図1および図2に示されるように、ダイヤフラム本体19の底壁部のうち、外周縁部より径方向の内側に位置する部分は、上方に向けて膨出している。ダイヤフラム本体19の底壁部における外周縁部は、リング部20より下方に位置している。ダイヤフラム本体19は、副液室16内への液体の流入および流出に伴い拡縮変形する。
仕切部材17は、表裏面が前記中心軸線Oに直交する円盤状に形成され、第1取付部材11の内側に配設されている。図示の例では、仕切部材17は、リング部20の外周壁21のうち、内周壁22より上方に位置する部分の内側に嵌合されている。仕切部材17の下面は、リング部20の内周壁22の上端縁に液密に当接している。
仕切部材17には、主液室15と外側オリフィス通路26とを連通する連通開口17aが形成されている。連通開口17aは、図3に示されるように、外側オリフィス通路26のうち、溝部20aにおける周方向の他方側の端部が画成する部分(以下、他方側の端部という)に開口している。つまり、外側オリフィス通路26における前記他方側の端部が、主液室15に連通している。連通開口17aは、図4および図5に示されるように、仕切部材17の外周縁部に形成され、仕切部材17を軸方向に貫き、かつ径方向の外側に向けて開口している。連通開口17aは、図2に示されるように、リング部20の外周壁21の内周面により連通開口17aの径方向の外側から覆われている。
図2および図4に示されるように、仕切部材17の上面において、連通開口17aに連通開口17aの径方向の内側から連なる部分に窪み部17bが形成されている。窪み部17bの径方向の外端部、および連通開口17aそれぞれの周方向の大きさは、互いに同等になっている。窪み部17bの周方向の大きさは、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次、大きくなっている。
仕切部材17には、メンブラン24が変形可能若しくは変位可能に収容された収容室25が形成されている。収容室25は、仕切部材17の軸方向に直交する横断面視で、前記中心軸線Oを中心にした半割りの環状に形成され、その外周部分が、仕切部材17の外周面に開口している。収容室25の外周部分は、リング部20の外周壁21の内周面により閉塞されている。収容室25は、仕切部材17において、連通開口17aおよび窪み部17bに対して、周方向に離れた部分に配置されている。収容室25の周方向の大きさは、窪み部17bの周方向の大きさより大きくなっている。収容室25および窪み部17bそれぞれにおける径方向の内端部は、前記中心軸線Oを中心とする同一の円弧上に位置している。
メンブラン24は、ゴム等の弾性材料により板状に形成されている。メンブラン24は、収容室25と同等の形状に形成され、かつ収容室25よりわずかに小さくなっている。
仕切部材17には、図5に示されるように、収容室25と主液室15とを連通する第1連通孔17c、および収容室25と副液室16とを連通する第2連通孔17dが形成されている。第1連通孔17cおよび第2連通孔17dは、互いに同等の形状で、同等の大きさで形成されている。第1連通孔17cおよび第2連通孔17dはそれぞれ、仕切部材17に周方向に間隔をあけて複数ずつ形成されるとともに、軸方向で各別に互いに対向している。
仕切部材17には、図5に示されるように、収容室25と主液室15とを連通する第1連通孔17c、および収容室25と副液室16とを連通する第2連通孔17dが形成されている。第1連通孔17cおよび第2連通孔17dは、互いに同等の形状で、同等の大きさで形成されている。第1連通孔17cおよび第2連通孔17dはそれぞれ、仕切部材17に周方向に間隔をあけて複数ずつ形成されるとともに、軸方向で各別に互いに対向している。
そして、本実施形態では、図2および図3に示されるように、仕切部材17に、副液室16側に向けて突出し、リング部20内に嵌合された通路突部27が形成されている。通路突部27とリング部20の内周面との間に、周方向に延びるとともに、外側オリフィス通路26と副液室16とを連通する内側オリフィス通路30が形成されている。
通路突部27は、仕切部材17から副液室16側に向けて突出して周方向に延びるとともに、表裏面が径方向を向く側周壁28と、仕切部材17との間に軸方向の隙間を設けた状態で、側周壁28から径方向の外側に向けて突出し、その先端縁がリング部20の内周面に当接した底壁29と、を備える。側周壁28とリング部20の内周面との間に、径方向の隙間が設けられている。側周壁28および底壁29それぞれの周長および周方向の位置は互いに同等となっている。底壁29の幅は、全周にわたって同等になっている。底壁29の先端縁は、全周にわたってリング部20の内周面に液密に当接している。側周壁28、底壁29、リング部20の内周壁22、および仕切部材17の下面により囲まれた空間が、内側オリフィス通路30となっている。
通路突部27における周方向の両端部のうち、一方側の端部は、側方開口20bを通して溝部20aにおける前記一方側の端部内に位置し、他方側の端部は、副液室16内に位置している。これにより、内側オリフィス通路30のうち、通路突部27の前記一方側の端部が画成する部分(以下、一方側の端部という)30aが、外側オリフィス通路26のうち、溝部20aにおける前記一方側の端部が画成する部分に連通し、また、内側オリフィス通路30のうち、通路突部27の前記他方側の端部が画成する部分(以下、他方側の端部という)が、副液室16に連通している。
図示の例では、通路突部27のうち、側周壁28における前記一方側の端縁は、溝部20aを画成する内周壁22における前記一方側の端縁に突き当たり、底壁29の下面は、溝部20aを画成する底板壁23における前記一方側の端部の上面に当接している。
内側オリフィス通路30における前記他方側の端部と前記中心軸線Oとの径方向の距離は、第2連通孔17dと前記中心軸線Oとの径方向の距離と同等になっている。内側オリフィス通路30における前記他方側の端部は、第2連通孔17dに周方向に近接している。
内側オリフィス通路30における前記他方側の端部と前記中心軸線Oとの径方向の距離は、第2連通孔17dと前記中心軸線Oとの径方向の距離と同等になっている。内側オリフィス通路30における前記他方側の端部は、第2連通孔17dに周方向に近接している。
内側オリフィス通路30は、前記中心軸線Oを径方向に挟む第2連通孔17dの反対側に配設されている。内側オリフィス通路30の流路断面積は、全周にわたって同等になっている。内側オリフィス通路30は、前記中心軸線Oを中心とする約180°の角度範囲にわたって配設されている。内側オリフィス通路30および外側オリフィス通路26の全体が、前記中心軸線Oを中心とする360°を超える角度範囲にわたって配設されている。内側オリフィス通路30の周長は、外側オリフィス通路26の周長より短くなっている。なお、内側オリフィス通路30の周長を、外側オリフィス通路26の周長以上としてもよい。内側オリフィス通路30および外側オリフィス通路26それぞれの軸方向の大きさ、軸方向の位置、および流路断面積は、全周にわたって互いに同等になっている。
内側オリフィス通路30の前記他方側の半分は、軸方向から見た平面視で前記中心軸線Oを中心とする単一の円弧状を呈する。内側オリフィス通路30の前記一方側の半分は、前記平面視で、径方向に突となる向きが互いに異なる複数の円弧部分が周方向に連ねられて構成されている。前記平面視において、内側オリフィス通路30の前記一方側の半分の内側を、側周壁28の内周面、および底壁29の先端縁に交差することなく全周にわたって延びる単一の円弧の曲率半径は、内側オリフィス通路30の前記他方側の半分の外周縁における曲率半径より大きくなっている。
内側オリフィス通路30の前記一方側の端部30aは、前記平面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈する。内側オリフィス通路30の前記一方側の半分における前記他方側の半分との接続部分30bは、前記平面視で径方向の内側に向けて突の曲線状を呈する。前記平面視において、内側オリフィス通路30の前記一方側の端部30aの曲率半径は、内側オリフィス通路30の前記一方側の半分における前記他方側の半分との接続部分30bの曲率半径より小さくなっている。内側オリフィス通路30のうち、前記一方側の端部30aは、他の部分と比べて径方向の外側に位置している。内側オリフィス通路30の前記一方側の端部30a、および外側オリフィス通路26それぞれの径方向の位置は互いに同等になっている。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置1によれば、主液室15と副液室16とを連通する流路が、リング部20に形成された外側オリフィス通路26だけでなく、仕切部材17の通路突部27とリング部20の内周面との間に形成された内側オリフィス通路30も備えているので、流路長を長くすることができる。しかも、内側オリフィス通路30が、リング部20の内周面側に配設されているので、リング部20の外径が増大するのを抑えることができる。
また、内側オリフィス通路30を形成する通路突部27が、仕切部材17に形成され、かつリング部20内に嵌合されているので、部品点数の増大を防ぎつつ、他の部品の設計変更を抑えることができる。
また、内側オリフィス通路30を形成する通路突部27が、仕切部材17に形成され、かつリング部20内に嵌合されているので、部品点数の増大を防ぎつつ、他の部品の設計変更を抑えることができる。
また、外側オリフィス通路26における周方向の両端部がそれぞれ、内側オリフィス通路30および主液室15に各別に連通し、また、内側オリフィス通路30における周方向の両端部がそれぞれ、外側オリフィス通路26および副液室16に各別に連通しているので、液体を主液室15と副液室16との間で、例えば逆流等を生じさせず円滑に流通させることができるとともに、主液室15と副液室16とを連通する流路の長さを確実に長く確保することができる。
また、通路突部27が、側周壁28および底壁29を備えているので、部品点数の増大を防ぎつつ、他の部品の設計変更を抑えることを確実に実現することができる。
また、通路突部27における周方向の端部が、側方開口20bを通して溝部20aにおける周方向の端部内に位置しているので、外側オリフィス通路26と内側オリフィス通路30とを容易かつ確実に液密に接続することができる。
また、通路突部27における周方向の端部が、側方開口20bを通して溝部20aにおける周方向の端部内に位置しているので、外側オリフィス通路26と内側オリフィス通路30とを容易かつ確実に液密に接続することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前記実施形態では、外側オリフィス通路26が主液室15に連通し、内側オリフィス通路30が副液室16に連通した構成を示したが、これに限らず例えば、外側オリフィス通路26が副液室16に連通し、内側オリフィス通路30が主液室15に連通した構成を採用してもよい。
また、前記実施形態では、外側オリフィス通路26における周方向の両端部がそれぞれ、内側オリフィス通路30および主液室15に各別に連通し、また、内側オリフィス通路30における周方向の両端部がそれぞれ、外側オリフィス通路26および副液室16に各別に連通した構成を示したが、これに限らず例えば、外側オリフィス通路26における周方向の途中位置に、内側オリフィス通路30および主液室15が連通してもよいし、内側オリフィス通路30における周方向の途中位置に、外側オリフィス通路26および副液室16が連通してもよい。
また、前記実施形態では、通路突部27が、側周壁28および底壁29を備える構成を示したが、これに代えて例えば、側周壁28、底壁29、および側周壁28より径方向の外側に位置し、リング部20内に嵌合した外壁を備える構成を採用する等、適宜変更してもよい。
また、通路突部27における周方向の端部が、側方開口20bを通して溝部20aにおける周方向の端部内に位置している構成を示したが、これに代えて例えば、通路突部27における周方向の端縁を、リング部20における側方開口20bの開口周縁部に突き当てる等、適宜変更してもよい。
また、前記実施形態では、外側オリフィス通路26における周方向の両端部がそれぞれ、内側オリフィス通路30および主液室15に各別に連通し、また、内側オリフィス通路30における周方向の両端部がそれぞれ、外側オリフィス通路26および副液室16に各別に連通した構成を示したが、これに限らず例えば、外側オリフィス通路26における周方向の途中位置に、内側オリフィス通路30および主液室15が連通してもよいし、内側オリフィス通路30における周方向の途中位置に、外側オリフィス通路26および副液室16が連通してもよい。
また、前記実施形態では、通路突部27が、側周壁28および底壁29を備える構成を示したが、これに代えて例えば、側周壁28、底壁29、および側周壁28より径方向の外側に位置し、リング部20内に嵌合した外壁を備える構成を採用する等、適宜変更してもよい。
また、通路突部27における周方向の端部が、側方開口20bを通して溝部20aにおける周方向の端部内に位置している構成を示したが、これに代えて例えば、通路突部27における周方向の端縁を、リング部20における側方開口20bの開口周縁部に突き当てる等、適宜変更してもよい。
また、前記実施形態では、支持荷重が作用することで主液室15に正圧が作用する圧縮式の防振装置1について説明したが、主液室15が鉛直方向下側に位置し、かつ副液室16が鉛直方向上側に位置するように取り付けられ、支持荷重が作用することで主液室15に負圧が作用する吊り下げ式の防振装置にも適用可能である。
また、本発明に係る防振装置1は、車両のエンジンマウントに限定されるものではなく、エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用することも可能である。
また、本発明に係る防振装置1は、車両のエンジンマウントに限定されるものではなく、エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 防振装置
11 第1取付部材
12 第2取付部材
13 弾性体
14 液室
15 主液室
16 副液室
17 仕切部材
18 ダイヤフラム部材
19 ダイヤフラム本体
20 リング部
20a 溝部
20b 側方開口
26 外側オリフィス通路
27 通路突部
28 側周壁
29 底壁
30 内側オリフィス通路
O 中心軸線
11 第1取付部材
12 第2取付部材
13 弾性体
14 液室
15 主液室
16 副液室
17 仕切部材
18 ダイヤフラム部材
19 ダイヤフラム本体
20 リング部
20a 溝部
20b 側方開口
26 外側オリフィス通路
27 通路突部
28 側周壁
29 底壁
30 内側オリフィス通路
O 中心軸線
Claims (4)
- 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付部材、および他方に連結される第2取付部材と、
前記第1取付部材と前記第2取付部材とを連結し、かつ前記第1取付部材における中心軸線に沿う軸方向の一方側の開口部を閉塞した弾性体と、
前記第1取付部材における前記軸方向の他方側の開口部を閉塞したダイヤフラム部材と、
前記第1取付部材内の液室を、前記弾性体を隔壁の一部に有する主液室、および前記ダイヤフラム部材を隔壁の一部に有する副液室に仕切る仕切部材と、を備え、
前記ダイヤフラム部材は、前記副液室の隔壁の一部をなす変形可能なダイヤフラム本体と、前記ダイヤフラム本体の外周側に配設され、前記第1取付部材に連結されたリング部と、を備え、
前記リング部には、前記主液室および前記副液室のうちのいずれか一方に連通するとともに、前記中心軸線回りの周方向に延びる外側オリフィス通路が形成され、
前記仕切部材には、前記副液室側に向けて突出し、前記リング部内に嵌合された通路突部が形成され、
前記通路突部と前記リング部の内周面との間には、周方向に延びるとともに、前記主液室および前記副液室のうちのいずれか他方と前記外側オリフィス通路とを連通する内側オリフィス通路が形成されていることを特徴とする防振装置。 - 前記外側オリフィス通路における周方向の両端部のうち、一方側の端部は前記内側オリフィス通路における周方向の一方側の端部に連通し、他方側の端部は前記主液室に連通し、
前記内側オリフィス通路における周方向の他方側の端部は、前記副液室に連通していることを特徴とする請求項1に記載の防振装置。 - 前記通路突部は、
前記仕切部材から前記副液室側に向けて突出して周方向に延びるとともに、表裏面が径方向を向く側周壁と、
前記仕切部材との間に前記軸方向の隙間を設けた状態で、前記側周壁から径方向の外側に向けて突出し、その先端縁が前記リング部の内周面に当接した底壁と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の防振装置。 - 前記リング部には、前記仕切部材側に向けて開口し周方向に延びる溝部と、この溝部における周方向の端部内と前記ダイヤフラム本体内とを連通する側方開口と、が形成され、前記溝部および前記側方開口が前記仕切部材に覆われることにより前記外側オリフィス通路が画成され、
前記通路突部における周方向の端部は、前記側方開口を通して前記溝部における周方向の端部内に位置していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置。
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