JP2018136423A - 光学シート、面光源装置、映像源ユニット、及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】視野角制御を効率よく行うことができる光学シートを提供する。【解決手段】基材層31と、基材層の一方の面に積層された光学機能層32と、光学機能層の面のうち、基材層が配置されている面とは反対側の面に配置された入光側光制御層35と、を備え、光学機能層は、所定の断面を有して一方向に延び、当該一方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列される光透過部33と、隣り合う光透過部の間に形成される光吸収部34と、を有し、入光側光制御層は、所定の断面を有して光透過部と平行な方向に延び、光透過部が配列される方向に複数配列される単位光学要素37を具備しており、単位光学要素は、光学機能層の層面に対して0°より大きく17°より小さい角度で傾斜する面である主屈折面を備えている。【選択図】図4
Description
本発明は、映像光の視野角を制御する光学シート、並びにこれを備える面光源装置、映像源ユニット、及び表示装置に関する。
カーナビゲーション、テレビ、パソコンのモニタ等の表示装置は、表示すべき映像を出射する映像源を備えるとともに、映像光の質を高めて観察者側に提供する光学シートが備えられている。
映像光の出射方向は正面、及び正面から上下左右の所定の角度の視野角とされることが多く、これにより正面のみでなくある程度角度を有する位置からも画面に映し出された映像を視認することができる。
一方で、覗き見防止等、必要に応じて正面方向を主要な出射方向とし、視野角を制限することも行われており、そのための光学シートとして例えば特許文献1が開示されている。
一方で、覗き見防止等、必要に応じて正面方向を主要な出射方向とし、視野角を制限することも行われており、そのための光学シートとして例えば特許文献1が開示されている。
近年における機器の多様化により、映像光の出射方向をこれまでとは異なるように制御することが必要となってきた。例えばカーナビゲーションについてみると、車内では人が座る位置が概ね決まっているため、必ずしも広い視野角を必要とせず、人が存在する位置、特に運転者に向けて映像を出射すればよい。従って、映像光は正面よりも斜め上方に映像が出射されることで運転者が見やすくなる。しかし一方であまり上方に向けて映像を出光してしまうとフロントガラスへの映像の映りこみの問題が生じる。
これに対して、特許文献1に記載のような光学シートを用いて視野角を制御することが考えられるが、この光学シートでは細かな視野角制御をすることが難しかった。または、制御することができても映像光の利用効率が低下してしまう問題があった。
そこで本発明は上記の問題に鑑み、視野角制御を効率よく行うことができる光学シートを提供することを課題とする。また、この光学シートを備える面光源装置、映像源ユニット、及び表示装置を提供する。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の1つの態様は、基材層(31)と、基材層の一方の面に積層された光学機能層(32)と、光学機能層の面のうち、基材層が配置されている面とは反対側の面に配置された入光側光制御層(35)と、を備え、光学機能層は、所定の断面を有して一方向に延び、当該一方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列される光透過部(33)と、隣り合う光透過部の間に形成される光吸収部(34)と、を有し、入光側光制御層は、所定の断面を有して光透過部と平行な方向に延び、光透過部が配列される方向に複数配列される単位光学要素(37)を具備しており、単位光学要素は、光学機能層の層面に対して0°より大きく17°より小さい角度で傾斜する面である主屈折面を備えている、光学シートである。
この光学シートでは、光透過部(33)の所定の断面が台形であり、短い上底が入光側光制御層(35)側を向いている構成とすることができる。
また、光源(25)と、該光源よりも観察者側に配置される上記光学シート(30)と、を備える面光源装置(20)を提供することができる。
さらに、上記面光源装置(20)と、該面光源装置の出光側に配置された液晶パネル(15)と、を備える映像源ユニット(10)を提供することができる。
この映像源ユニット(10)では、光透過部(33)、光吸収部(34)、及び単位光学要素(37)は、延びる方向が水平方向であり、配列される方向が鉛直方向とすることができる。
そして、上記映像源ユニット(10)が筐体に収められた表示装置を提供することができる。
本発明によれば、視野角制御を効率よく行うことができる。
以下、本発明を図面に示す形態に基づき説明する。ただし、本発明はこれら形態に限定されるものではない。なお、各図面では分かりやすさのため、形状を拡大、変形、誇張して表すことがあり、繰り返しとなる符号は一部を省略することがある。
図1は1つの形態を説明する図であり、光学シート30を含む映像源ユニット10の分解斜視図である。また、図2には図1にII−IIで示した線に沿って切断した映像源ユニット10の分解断面図の一部、図3にはIII−IIIで示した線に沿って切断した映像源ユニット10の分解断面図の一部を表した。
このような映像源ユニット10は、詳細な説明は省略するが、不図示の筐体に、該映像源ユニット10を作動させる電源、及び映像源ユニット10を制御する電子回路等、映像源ユニット10として動作するために必要とされる通常の機器とともに納められて表示装置とされている。本形態は映像源ユニットの一態様として液晶映像源ユニット、表示装置の一態様として液晶表示装置を説明する。以下映像源ユニット10について説明する。
このような映像源ユニット10は、詳細な説明は省略するが、不図示の筐体に、該映像源ユニット10を作動させる電源、及び映像源ユニット10を制御する電子回路等、映像源ユニット10として動作するために必要とされる通常の機器とともに納められて表示装置とされている。本形態は映像源ユニットの一態様として液晶映像源ユニット、表示装置の一態様として液晶表示装置を説明する。以下映像源ユニット10について説明する。
映像源ユニット10は、液晶パネル15、面光源装置20、及び機能フィルム40を備えている。本形態で光学シート30は、面光源装置20に含まれている。図1〜図3には、表示装置が設置された姿勢における向きを併せて表示している。
液晶パネル15は、観察者側に配置された上偏光板13と、面光源装置20側に配置された下偏光板14と、上偏光板13と下偏光板14との間に配置された液晶層12と、を有している。上偏光板13、下偏光板14は、入射した光を直交する二つの偏光成分(P波およびS波)に分解し、一方の方向(透過軸に平行な方向)の偏光成分(例えば、P波)を透過させ、当該一方の方向に直交する他方の方向(吸収軸に平行な方向)の偏光成分(例えば、S波)を吸収する機能を有している。
液晶層12は、複数の画素が層面に沿った方向に縦横に配列されており、一つの画素を形成する領域毎に電界印加できる。そして電界印加された画素の配向が変化する。これにより、面光源装置20側(すなわち入光側)に配置された下偏光板14を透過した透過軸に平行な偏光成分(例えばP波)は、電界印加された画素を通過する際にその偏光方向を90°回転させ、その一方で、電界印加されていない画素を通過する際にその偏光方向を維持する。このため、画素への電界印加の有無によって、下偏光板14を透過した偏光成分(例えばP波)が、出光側に配置された上偏光板13をさらに透過するか、あるいは、上偏光板13で吸収されて遮断されるか、を制御することができる。
このようにして液晶パネル15は、面光源装置20からの光の透過または遮断を画素毎に制御して映像を表現する構造を有している。
液晶パネルにはいくつかの種類があるが、本形態ではその種類は特に限定されることはなく、公知の型の液晶パネルを用いることができる。具体的には例えばTN、STN、VA、MVA、IPS、OCB等が挙げられる。
次に面光源装置20について説明する。
面光源装置20は、液晶パネル15より観察者側とは反対側に配置され、液晶パネル15に対して面状の光を出射する照明装置である。図1〜図3よりわかるように、本形態の面光源装置20は、エッジライト型の面光源装置として構成され、導光板21、光源25、光拡散板26、プリズム層27、反射型偏光板28、光学シート30及び反射シート39を有している。
面光源装置20は、液晶パネル15より観察者側とは反対側に配置され、液晶パネル15に対して面状の光を出射する照明装置である。図1〜図3よりわかるように、本形態の面光源装置20は、エッジライト型の面光源装置として構成され、導光板21、光源25、光拡散板26、プリズム層27、反射型偏光板28、光学シート30及び反射シート39を有している。
導光板21は、図1〜図3よりわかるように、基部22及び裏面光学要素23を有している。導光板21は透光性を有する材料により形成された全体として板状の部材である。本形態で導光板21の観察者側となる一方の板面側は平滑面とされ、これとは反対側である他方の板面側は裏面とされ、当該裏面に複数の裏面光学要素23が配列されている。
基部22、裏面光学要素23をなす材料としては、種々の材料を使用することができる。ただし、表示装置に組み込まれる光学シート用の材料として広く使用され、優れた機械的特性、光学特性、安定性および加工性等を有するとともに安価に入手可能な材料を用いることができる。これには例えば脂環式構造を有する重合体樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、ABS樹脂、ポリエーテルスルホン等の熱可塑性樹脂や、エポキシアクリレートやウレタンアクリレート系の反応性樹脂(電離放射線硬化型樹脂等)等を挙げることができる。
基部22は、その内部を光が導光されるとともに、裏面光学要素23のベースとなる部位で、所定の厚さを有する板状である。
裏面光学要素23は、基部22の裏面側に形成される突出した要素であり、本形態では三角柱状である。裏面光学要素23は、突出した頂部の稜線が水平方向に延びる柱状であり、複数の裏面光学要素23が当該延びる方向に直交する方向(鉛直方向)に所定のピッチで配列されている。本形態の裏面光学要素23は断面が三角形であるがこれに限定されることはなく、多角形、半球状、球の一部、レンズ形状等いずれの形状の断面であってもよい。
複数の裏面光学要素23の配列方向は導光方向であることが好ましい。すなわち、光源25から離隔する方向に配列され、光源25が配列される方向、又は1つの長い光源であれば該光源が延びる方向に平行に各裏面光学要素23の稜線が延びている。
複数の裏面光学要素23の配列方向は導光方向であることが好ましい。すなわち、光源25から離隔する方向に配列され、光源25が配列される方向、又は1つの長い光源であれば該光源が延びる方向に平行に各裏面光学要素23の稜線が延びている。
なお、本件明細書における「三角形形状」とは、厳密な意味での三角形形状のみでなく、製造技術における限界や成型時の誤差等を含む略三角形形状を含む。また同様に、本件明細書において用いる、その他の形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」、「楕円」、「円」等の用語も、厳密な意味に縛られることなく、同様の光学的機能を期待し得る程度の誤差を含めて解釈することとする。
このような構成を有する導光板21は、押し出し成型により、又は、基部22上に裏面光学要素23を賦型することにより製造することができる。なお、押し出し成型で製造された導光板21においては、基部22、及び裏面光学要素23が一体的に形成され得る。また、賦型によって導光板21を製造する場合、裏面光学要素23が、基部22と同一の樹脂材料であっても、異なる材料であってもよい。
図1〜図3に戻って、光源25について説明する。光源25は、導光板21の基部22が有する側面(端面)のうち、裏面光学要素23が配列される方向の一方側の側面(端面)に配置される。光源の種類は特に限定されるものではないが、線状の冷陰極管等の蛍光灯、点状のLED(発光ダイオード)、又は白熱電球等の種々の態様で構成できる。本形態で光源25は複数のLEDからなり、不図示の制御装置により各LEDの点灯および消灯、並びに/又は、各LEDの点灯時の明るさを個別に独立して調節できるように構成されている。
なお、本形態では上記のように光源25は一方側の側面(端面)に配置される例を示したが、さらにこの側面(端面)とは反対側となる側面(端面)にも光源が配置される形態であってもよい。なお、この場合には裏面光学要素の形状も公知の例に倣って形成する。
なお、本形態では上記のように光源25は一方側の側面(端面)に配置される例を示したが、さらにこの側面(端面)とは反対側となる側面(端面)にも光源が配置される形態であってもよい。なお、この場合には裏面光学要素の形状も公知の例に倣って形成する。
次に光拡散板26について説明する。光拡散板26は、導光板21の出光側に配置され、ここに入射した光を拡散させて出射する機能を有する層である。これにより、導光板21から出射した光の均一性をさらに高め、導光板21に存在する傷を目立たなくすることができる。
光拡散板の具体的態様は、公知の光拡散板を用いることができ、例えば母材の中に光拡散剤を分散させた形態を挙げることができる。
光拡散板26は、本形態のようにプリズム層27の支持板として用いることができる。また、導光板21の出光面が平滑の場合には、光拡散板26を導光板21に貼り合わせて一体としてもよい。
光拡散板の具体的態様は、公知の光拡散板を用いることができ、例えば母材の中に光拡散剤を分散させた形態を挙げることができる。
光拡散板26は、本形態のようにプリズム層27の支持板として用いることができる。また、導光板21の出光面が平滑の場合には、光拡散板26を導光板21に貼り合わせて一体としてもよい。
プリズム層27は、図1〜図3よりわかるように、光拡散板26よりも液晶パネル15側に設けられ、該液晶パネル15側に向けて凸である単位プリズム27aを具備する層である。本形態で単位プリズム27aは、所定の断面を有して導光板21の導光方向(本形態では鉛直方向)に延びる形態を有している。そして、複数の単位プリズム27aが導光方向とは異なる方向(本形態では平面視で導光方向に直交する方向、水平方向)に配列されている。
このようなプリズム層の単位プリズムの断面形状は、必要とする機能に応じて公知の形状を適用することができる。当該形状により光をさらに拡散させることもできるし、集光させることもできる。
また、単位プリズムが延びる方向及び配列される方向は上記形態に限定されることなく他の形態であってもよい。例えば単位プリズムが所定の断面を有して導光板21の導光方向とは直交する方向に延び、複数の単位プリズムが導光方向に配列される形態であってもよい。
このようなプリズム層の単位プリズムの断面形状は、必要とする機能に応じて公知の形状を適用することができる。当該形状により光をさらに拡散させることもできるし、集光させることもできる。
また、単位プリズムが延びる方向及び配列される方向は上記形態に限定されることなく他の形態であってもよい。例えば単位プリズムが所定の断面を有して導光板21の導光方向とは直交する方向に延び、複数の単位プリズムが導光方向に配列される形態であってもよい。
次に反射型偏光板28について説明する。反射型偏光板28は、入射した光を直交する二つの偏光成分(P波およびS波)に分解し、一方の方向(透過軸に平行な方向)の偏光成分(例えば、P波)を透過させ、当該一方の方向に直交する他方の方向(反射軸に平行な方向)の偏光成分(例えば、S波)を反射する機能を有している。このような反射型偏光板の構造は公知のものを適用することができる。
次に光学シート30について説明する。図4は図2の視点で光学シート30の一部を拡大して表した図である。図1〜図4よりわかるように、光学シート30は、シート状に形成された基材層31と、基材層31の一方の面(本形態では導光板21側の面)に設けられた光学機能層32と、入光側光制御層35と、を備えている。
基材層31は光学機能層32、及び入光側光制御層35を支持する平板状のシート状部材である。
基材層31をなす材料としては、種々の材料を使用することができる。ただし、表示装置に組み込まれる光学シート用の材料として広く使用され、優れた機械的特性、光学特性、安定性および加工性等を有するとともに安価に入手可能な材料を用いることができる。これには例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、トリアセチルセルロース樹脂(TAC)、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等を挙げることができる。この中でも面光源装置20と下偏光板14との組み合わせを考慮して複屈折(リタデーション)の少ないTAC、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂を用いることが好ましい。さらには、車載用途などのように高い耐熱性が求められる用途では、ガラス転移点が高いポリカーボネート樹脂が望ましい。具体的にはポリカーボネート樹脂のガラス転移点は143℃であり、一般に105℃での耐久性が求められる車載用途に適している。
基材層31をなす材料としては、種々の材料を使用することができる。ただし、表示装置に組み込まれる光学シート用の材料として広く使用され、優れた機械的特性、光学特性、安定性および加工性等を有するとともに安価に入手可能な材料を用いることができる。これには例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、トリアセチルセルロース樹脂(TAC)、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等を挙げることができる。この中でも面光源装置20と下偏光板14との組み合わせを考慮して複屈折(リタデーション)の少ないTAC、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂を用いることが好ましい。さらには、車載用途などのように高い耐熱性が求められる用途では、ガラス転移点が高いポリカーボネート樹脂が望ましい。具体的にはポリカーボネート樹脂のガラス転移点は143℃であり、一般に105℃での耐久性が求められる車載用途に適している。
光学機能層32は基材層31の一方の面(本形態では導光板21側の面)に積層された層で、層面に沿って光透過部33と光吸収部34とが交互に配列されている。
光学機能層32は、図4に示した断面を有して紙面奥/手前側(映像源ユニット10を正面視したときの水平方向)に延びる形状を備える。すなわち、図4に表れる断面において、略台形である光透過部33と、隣り合う2つの光透過部33の間に形成された断面が略台形の光吸収部34と、を具備している。
光透過部33は光を透過させることを主要の機能とする部位であり、本形態では図2、図4に表れる断面において、基材層31側に長い下底、その反対側(導光板21側、入光側光制御層35側)に短い上底を有する略台形の断面形状を有する要素である。光透過部33は、基材層31の層面に沿って当該断面を維持して上記した方向(本形態では水平方向)に延びるとともに、この延びる方向とは異なる方向(本形態では鉛直方向)に所定の間隔で配列される。そして、隣り合う光透過部33の間には、略台形断面を有する間隔(溝)が形成されている。従って、当該間隔(溝)は、光透過部33の上底側(導光板21側、入光側光制御層35側)に長い下底を有し、光透過部33の下底側(液晶パネル15側、基材層31側)に短い上底を有する台形断面を有し、ここに後述する必要な材料が充填されることにより光吸収部34が形成される。なお、本形態では隣り合う光透過部33は長い下底側でシート状の連結部32aで連結されている。
光透過部33は屈折率がNtとされている。このような光透過部33は、光透過部構成組成物を硬化させることにより形成することができる。詳しくは後で説明する。屈折率Ntの値は特に限定されることはないが、後述するように台形断面の斜面における光吸収部34との界面で適切に光を反射(全反射を含む。)する観点から屈折率は1.47以上であることが好ましい。ただし、屈折率が高すぎる材料は割れやすい場合が多いので屈折率は1.61以下であることが好ましい。より好ましくは1.49以上1.56以下、さらに好ましくは1.56である。
光吸収部34は隣り合う光透過部33の間に形成された上記した間隔(溝)に形成される間部として機能し、間隔の断面形状と同様の断面形状となる。従って短い上底が液晶パネル15側(基材層31側)を向き、長い下底が導光板21側となる。そして光吸収部34は、屈折率がNrとされるとともに、光を吸収することができるように構成されている。具体的には屈折率がNrである透明樹脂に光吸収粒子が分散される。屈折率Nrは、光透過部33の屈折率Ntよりも低い屈折率とされる。このように、光吸収部34の屈折率を光透過部33の屈折率より小さくすることにより、所定の条件で光透過部33に入射した光を光吸収部34との界面で適切に全反射させることができる。また、全反射条件を満たさない場合にも一部の光は当該界面で反射する。
屈折率Nrの値は特に限定されることはなく、当該全反射を適切に行えることを前提に1.47以上であることが好ましい。ただし、屈折率が高すぎる材料は割れやすい場合が多いので屈折率は1.61以下であることが好ましい。より好ましくは1.49以上1.56以下、さらに好ましくは1.49である。
屈折率Nrの値は特に限定されることはなく、当該全反射を適切に行えることを前提に1.47以上であることが好ましい。ただし、屈折率が高すぎる材料は割れやすい場合が多いので屈折率は1.61以下であることが好ましい。より好ましくは1.49以上1.56以下、さらに好ましくは1.49である。
光透過部33の屈折率Ntと光吸収部34の屈折率Nrとの屈折率の差は特に限定されるものではないが、0より大きく0.14以下が好ましく、0.05以上0.14以下であることが好ましい。屈折率差を大きくすることにより、より多くの光を全反射させることができる。
図5には、光透過部33と光吸収部34との界面が光学機能層32の層面の法線に対して成す角θ11、θ12を説明する図を示した。図5は図4の一部をさらに拡大したものである。
θ11は、光透過部33と光吸収部34との界面のうち、光学シート30が図1のような姿勢とされた際に光吸収部34の上側となる界面34aと、光学機能層32の層面の法線と、のなす角である。θ12は、同姿勢で光透過部33及び光吸収部34の界面のうち光吸収部34の下側となる界面34bと、光学機能層32の層面の法線と、のなす角である。
θ11は、光透過部33と光吸収部34との界面のうち、光学シート30が図1のような姿勢とされた際に光吸収部34の上側となる界面34aと、光学機能層32の層面の法線と、のなす角である。θ12は、同姿勢で光透過部33及び光吸収部34の界面のうち光吸収部34の下側となる界面34bと、光学機能層32の層面の法線と、のなす角である。
本形態でθ11は、0°以上10°以下であることが好ましい。θ11が0°より大きいとは導光板21側(入光側、入光側光制御層35)から液晶パネル15側(出光側、基材層31側)に向けて下がるように傾斜することを意味する。より好ましくは4.0°以下であり、さらに好ましくは1.0°以下、特に好ましいのは0°である。
θ11を0°より小さくすると製造が困難となる。θ11を10°より大きくすると入光側光制御層35との組み合わせで、光学機能層32による光の向きの制御の効果が小さくなる。また、θ11を10°よりも大きくすると、光吸収部34の配列方向の大きさ(光吸収部の幅、図5の紙面上下方向大きさ)が大きくなり、光の透過率が低下する不具合が生じる傾向にある。
θ11を0°より小さくすると製造が困難となる。θ11を10°より大きくすると入光側光制御層35との組み合わせで、光学機能層32による光の向きの制御の効果が小さくなる。また、θ11を10°よりも大きくすると、光吸収部34の配列方向の大きさ(光吸収部の幅、図5の紙面上下方向大きさ)が大きくなり、光の透過率が低下する不具合が生じる傾向にある。
θ12は、0°以上10°以下であることが好ましい。θ12が0°より大きいとは導光板21側(入光側、入光側光制御層35)から液晶パネル15側(出光側、基材層31側)に向けて上がるように傾斜することを意味する。より好ましくは5.0°以下であり、さらに好ましくは3.0°以下である。これにより、光の透過率低下を防止しつつも、上方に向かう光を多くすることができる。θ12を10°よりも大きくすると、光吸収部34の配列方向における大きさ(光吸収部の幅、図5の紙面上下方向大きさ)が大きくなり、光の透過率が低下する不具合が生じる傾向にあり、上方へ向かう光の低減を招くことがある。
θ11、及びθ12の角度の大きさの関係は、θ11<θ12であることが好ましい。これにより、映像源ユニット10から提供される映像光の視野角に関し、上側の視野角を下側の視野角よりも広くすることができる。
また、光学機能層32では、特に限定されることはないが、例えば次のように光透過部33及び光吸収部34が形成される。すなわち、図4にPaで表した光透過部33及び光吸収部34のピッチは20μm以上100μm以下であることが好ましく、30μm以上100μm以下であることがよりに好ましい。そして図4にDaで示した光吸収部34の厚さは50μm以上150μm以下であることが好ましく、60μm以上150μm以下であることがより好ましい。これらの範囲内とすることにより、光の透過と光の吸収とのバランスをより適切にすることができる。
本形態では光透過部33と光吸収部34との界面が断面において一直線状となる例を示したが、これに限らず当該界面が折れ線状、凸である曲面状、凹である曲面状等であってもよい。また、複数の光透過部33及び光吸収部34で断面形状が同じであってもよいし、所定の規則性を有して異なる断面形状であってもよい。
次に入光側光制御層35について説明する。入光側光制御層35は光学機能層32に入光する光の向きを予め変更し、入光側光制御層35と光学機能層32とで所望の方向への光の出射を制御する。
本形態で入光側光制御層35は、光学シート30の法線方向に進行する光を所定の方向に向かうように光の向きを変えるように構成されている。より具体的に本形態では図1〜図4の姿勢で、光学シート30の法線方向観察者側に進行する光に対して観察者側斜め下方に向かうように光の向きを変えるように機能する。これにより後述するように光透過部33と光吸収部34との上側界面34aで反射させ、斜め上方に向かう光にすることができる。
本形態で入光側光制御層35は、光学シート30の法線方向に進行する光を所定の方向に向かうように光の向きを変えるように構成されている。より具体的に本形態では図1〜図4の姿勢で、光学シート30の法線方向観察者側に進行する光に対して観察者側斜め下方に向かうように光の向きを変えるように機能する。これにより後述するように光透過部33と光吸収部34との上側界面34aで反射させ、斜め上方に向かう光にすることができる。
そのため、入光側光制御層35は、支持層35a及び光学要素層36を有して構成されている。
支持層35aは光学要素層36の支持体として機能する透明なシート状の部材である。支持層35aは上記した基材層31や光透過部33と同様の材料により構成することができる。
支持層35aは光学要素層36の支持体として機能する透明なシート状の部材である。支持層35aは上記した基材層31や光透過部33と同様の材料により構成することができる。
光学要素層36は、光学機能層32に入光する光の向きを変更する層であり、支持層35aの面のうち光学機能層32が配置される側の面とは反対側の面に複数の単位光学要素37が配列されてなる層である。単位光学要素37は、上記のように光学シート30の法線方向に進行する光を所定の一方向に向かうように光の向きを変えるように構成されており、本形態では図1〜図4の姿勢で、光学シート30の法線方向に進行する光に対して斜め下方に向かうように光の向きを変えるように構成されている。図5には図4の一部を拡大した図を示した。
本形態で単位光学要素37は具体的に次のような構造を備えている。単位光学要素37は、三角断面を有する三角柱状であり、当該断面を有してその稜線が光透過部33及び光吸収部34が延びる方向に平行に延びるように構成されている。そして複数の単位光学要素37が、光透過部33及び光吸収部34が交互に配列される方向と同じ方向となるように配列されている。
従って、単位光学要素37は図5からわかるように、主屈折面37aとライズ面37bとを有している構成されている。この主屈折面37a及びライズ面37bが三角柱の2つの面を形成し、他の1つの面が支持層35aに重なって該支持層35aに固定されている。
従って、単位光学要素37は図5からわかるように、主屈折面37aとライズ面37bとを有している構成されている。この主屈折面37a及びライズ面37bが三角柱の2つの面を形成し、他の1つの面が支持層35aに重なって該支持層35aに固定されている。
主屈折面37aは図1〜図5の姿勢で、光学シート30の法線方向に進行する光に対して斜め下方に向かうように光の向きを変えるように機能する屈折面である。従って、主屈折面37aは鉛直方向上側において支持層35a(光学機能層32)に近く、鉛直方向下側において支持層35a(光学機能層32)から離隔するように傾斜している。そして図5にθ21で表したこの傾斜は、光学機能層32の入光面32aに沿った方向に対して所定の角度を有している。θ21の具体的角度は0°より大きく17°より小さいことが好ましい。これにより、より確実に所望の方向における輝度向上のための光の制御を行うことができる。
ライズ面37bは、主屈折面37aを形成するために必要とされる面である。ただし、後で説明するように、当該ライズ面37bから入射する光はここで屈折され、光吸収部34に吸収され易い角度で光学機能層32を進行するので、出射させたくない方向の光をより確実に遮断する機能も有する。
θ22で表したライズ面37bの傾斜は、光学機能層32の入光面32aに沿った方向に対して90°以下であることが好ましい。この角度が90°以上となると製造が難しくなる。一方、θ22は73°以上であることが好ましい。これにより、主屈折面37aとライズ面37bとの成す角を90°又はこれに近い角度とすることができ、主屈折面37aの法線方向から主屈折面37aに入射した光が、ライズ面37bに対して平行に近い方向で進むことができるため、ライズ面37bで反射して迷光となることを抑制することができる。
θ22で表したライズ面37bの傾斜は、光学機能層32の入光面32aに沿った方向に対して90°以下であることが好ましい。この角度が90°以上となると製造が難しくなる。一方、θ22は73°以上であることが好ましい。これにより、主屈折面37aとライズ面37bとの成す角を90°又はこれに近い角度とすることができ、主屈折面37aの法線方向から主屈折面37aに入射した光が、ライズ面37bに対して平行に近い方向で進むことができるため、ライズ面37bで反射して迷光となることを抑制することができる。
図4にPoで示した単位光学要素37のピッチは、光吸収部34のピッチPaよりも小さいことが好ましく、Paに対して2/3、2/5など、整数倍ピッチにならないことがさらに好ましい。これにより、光吸収部34と単位光学要素37とによるモアレの発生を防止することができる。また、より好ましくは、上記の条件を満たしつつPoが3μm以上である。Poがこれより小さくなると加工精度が悪化する不具合がある。
また、図4にDoで示した単位光学要素37の支持層35aからの突出高さは、1μm以上15μm以下であることが好ましい。これより小さくなると、加工精度が悪化する不具合があり、これより大きいと、光吸収部34と単位光学要素27とでモアレが生じやすくなる。
また、図4にDoで示した単位光学要素37の支持層35aからの突出高さは、1μm以上15μm以下であることが好ましい。これより小さくなると、加工精度が悪化する不具合があり、これより大きいと、光吸収部34と単位光学要素27とでモアレが生じやすくなる。
上記形態では、複数の単位光学要素37が隙間なく連続して配置されているが、これに限らず隣り合う単位光学要素37の間に間隔を設け、この部分は支持層35aの面が露出する態様であってもよい。
また、複数の単位光学要素37が必ずしも同じ形状である必要はなく、適宜変更してもよい。
また、複数の単位光学要素37が必ずしも同じ形状である必要はなく、適宜変更してもよい。
このような入光側光制御層35の支持層35a及び光学要素層36(単位光学要素37)は、上記した基材層31や光透過部33と同様の材料により構成することができる。
光学シート30は例えば次のように作製できる。
はじめに基材層31に光透過部33を形成する。これは、光透過部33の形状を転写できる形状を表面に有する金型ロールと、これに対向するように配置されたニップロールとの間に、基材層31となる基材シートを挿入する。このとき、基材シートと金型ロールとの間に光透過部を構成する組成物を供給しながら金型ロール及びニップロールを回転させる。これにより金型ロールの表面に形成された光透過部に対応する溝(光透過部形状を反転した形状)に光透過部を構成する組成物が充填され、該組成物が金型ロールの表面形状に沿ったものとなる。
はじめに基材層31に光透過部33を形成する。これは、光透過部33の形状を転写できる形状を表面に有する金型ロールと、これに対向するように配置されたニップロールとの間に、基材層31となる基材シートを挿入する。このとき、基材シートと金型ロールとの間に光透過部を構成する組成物を供給しながら金型ロール及びニップロールを回転させる。これにより金型ロールの表面に形成された光透過部に対応する溝(光透過部形状を反転した形状)に光透過部を構成する組成物が充填され、該組成物が金型ロールの表面形状に沿ったものとなる。
ここで、光透過部を構成する組成物としては、例えば、エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエーテルアクリレート系、ポリエステルアクリレート系、ポリチオール系等の電離放射線硬化型の樹脂を挙げることができる。
金型ロールと基材シートとの間に挟まれ、ここに充填された光透過部を構成する組成物に対し、基材シート側から光照射装置により硬化させるための光を照射する。これにより、組成物を硬化させ、その形状を固定させることができる。そして、離型ロールにより金型ロールから基材層31および成形された光透過部33を離型する。
次に光吸収部34を形成する。光吸収部34を形成するには、まず、上記形成した光透過部33間の間隔に光吸収部を構成する組成物を充填する。その後、余剰分の当該組成物をドクターブレード等で掻き落とす。そして、残った組成物に光透過部33側から紫外線を照射することによって硬化させ、光吸収部34を形成することができる。
光吸収部として用いられる材料は特に限定されないが、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、およびブタジエン(メタ)アクリレート等の光硬化型樹脂の中に着色された光吸収粒子が分散されている組成物を挙げることができる。
また光吸収粒子を分散させる代わりに顔料や染料により光吸収部全体を着色することもできる。
光吸収粒子を用いる場合には、カーボンブラック等の光吸収性の着色粒子が好ましく用いられるが、これらに限定されるものではなく、映像光の特性に合わせて特定の波長を選択的に吸収する着色粒子を使用してもよい。具体的には、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩、染料、顔料等で着色した有機微粒子や着色したガラスビーズ等を挙げることができる。特に、着色した有機微粒子が、コスト面、品質面、入手の容易さ等の観点から好ましく用いられる。着色粒子の平均粒子径は1.0μm以上20μm以下であることが好ましく、1.0μm以上10μm以下であることがより好ましく、1.0μm以上4.0μm以下であることがさらに好ましい。
ここで「平均粒子径」とは、光吸収粒子を100個電子顕微鏡で観察してその直径を計り、算術平均した直径を意味する。
光吸収粒子を用いる場合には、カーボンブラック等の光吸収性の着色粒子が好ましく用いられるが、これらに限定されるものではなく、映像光の特性に合わせて特定の波長を選択的に吸収する着色粒子を使用してもよい。具体的には、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩、染料、顔料等で着色した有機微粒子や着色したガラスビーズ等を挙げることができる。特に、着色した有機微粒子が、コスト面、品質面、入手の容易さ等の観点から好ましく用いられる。着色粒子の平均粒子径は1.0μm以上20μm以下であることが好ましく、1.0μm以上10μm以下であることがより好ましく、1.0μm以上4.0μm以下であることがさらに好ましい。
ここで「平均粒子径」とは、光吸収粒子を100個電子顕微鏡で観察してその直径を計り、算術平均した直径を意味する。
一方、光学機能層32とは別に支持層35aの一方の面に光学要素層36を積層した入光側光制御層35を作製しておく。これは光学機能層32において基材層31に光透過部33を積層する方法に倣って、同じ要領で作製することが可能である。
そして、光学機能層32の面のうち、基材層31が配置された側とは反対側の面と、入光側光制御層35の支持層35aの面のうち、光学要素層36が配置された側とは反対側の面とを粘着剤により貼り付けて一体化し、光学シート30を得る。
図1〜図3に戻って、面光源装置20の反射シート39について説明する。反射シート39は、導光板21の裏面から出射した光を反射して、再び導光板21内に光を入射させるための部材である。反射シート39は、金属等の高い反射率を有する材料からなるシート、高い反射率を有する材料からなる薄膜(例えば金属薄膜)を表面層として含んだシート等のいわゆる鏡面反射を可能とするものを好ましく適用することができる。
機能性フィルム40は、液晶パネル15の出光側に配置され、映像光の質を向上させたり、映像源ユニット10を保護したりする機能を有する層である。これには例えば反射防止フィルム、防眩フィルム、ハードコートフィルム、色調補正フィルム、光拡散フィルム等を挙げることができ、これらが単独又は複数組み合わされて構成されている。
次に、以上のような構成を備える映像源ユニット10の作用について、光路例を示しつつ説明する。ただし当該光路例は説明のための概念的なものであり、反射や屈折の程度を厳密に表したものではない。
まず、図2に示すように、光源25から出射した光は、導光板21の側面(端面)である入光面から導光板21内に入射する。図2には、一例として、光源25から導光板21に入射した光L21、L22の光路例が示されている。
図2に示すように、導光板21に入射した光L21、L22は、導光板21の出光側面及びその反対側の裏面において、空気との屈折率差による全反射を繰り返し、導光方向(図2の紙面下方向)へ進んでいく。
ただし、導光板21の裏面には裏面光学要素23が配置されている。このため、図2に示すように、導光板21内を進む光L21、L22は、裏面光学要素23によって進行方向が変わり、全反射臨界角未満の入射角度で出光面、及び裏面に入射することもある。この場合に当該光は、導光板21の出光面及びその反対側の裏面から出射し得る。
出光面から出射した光L21、L22は、導光板21の出光側に配置された光拡散板26へと向かう。一方、裏面から出射した光は、導光板21の背面に配置された反射シート39で反射され、再び導光板21内に入射して導光板21内を進むことになる。
導光板21内を進行する光と、裏面光学要素23で向きを変えられて全反射臨界角未満の入射角度で出光面に達する光は、導光板21内の導光方向に沿った各区域において生じる。このため、導光板21内を進んでいる光は、少しずつ、出光面から出射するようになる。これにより、導光板21の出光面から出射する光の導光方向に沿った光量分布を均一化させることができる。
導光板21から出射した光は、その後、光拡散板26に達し均一性が高められる。そしてプリズム層27により必要に応じて拡散又は集光されプリズム層27を出光した光は反射型偏光板28に達する。ここでは、反射型偏光板28の透過軸に沿った偏光方向の光は反射型偏光板28を透過し光学シート30に向かう。
一方、反射型偏光板28の反射軸に沿った偏光方向の光は図2に点線矢印で示したように反射して導光板21側に戻される。戻された光は、導光板21、裏面光学要素23、又は反射シート39で反射して再び反射型偏光板28の側に進行する。この反射の際に一部の光の偏光方向が変化しており、その一部は反射型偏光板28を透過する。他の光は再び導光板側に戻される。このように反射型偏光板28で反射した光も反射を繰り返すことで反射型偏光板28を透過できるようになる。これにより光源25からの光の利用率が高められる。
ここで、反射型偏光板28を出射した光は、その偏光方向が下偏光板14の透過軸に沿った方向になっており、下偏光板14を透過する偏光光となっている。
一方、反射型偏光板28の反射軸に沿った偏光方向の光は図2に点線矢印で示したように反射して導光板21側に戻される。戻された光は、導光板21、裏面光学要素23、又は反射シート39で反射して再び反射型偏光板28の側に進行する。この反射の際に一部の光の偏光方向が変化しており、その一部は反射型偏光板28を透過する。他の光は再び導光板側に戻される。このように反射型偏光板28で反射した光も反射を繰り返すことで反射型偏光板28を透過できるようになる。これにより光源25からの光の利用率が高められる。
ここで、反射型偏光板28を出射した光は、その偏光方向が下偏光板14の透過軸に沿った方向になっており、下偏光板14を透過する偏光光となっている。
反射型偏光板28を出射した光は光学シート30に達する。光学シート30に入射した光は次のような光路を有して進行する。図6には光学シート30における光路例を表した。
図2に示した光L21、光L22、及び図6に示した光L61、光L62は、単位光学要素37の主屈折面37aに入射し、当該主屈折面37aへの入射角度に応じて屈折、又は屈折することなく(主屈折面37aの傾斜面に直交する方向から入射した光は屈折することなく主屈折面37aを透過する(光L62)。)、主屈折面37aを透過する。これにより多くの光が観察者側斜め下方に向いた光となり、これが光透過部33と光吸収部34との界面のうち、光吸収部34の上側となる界面34aに向かう。そして当該界面34aで全反射して、観察者側斜め上方の光となり、所望の方向への光の制御がなされる。
このとき、光透過部33と光吸収部34との界面のうち光吸収部34の下側である界面34bが、観察者側斜め上方に向かうように傾斜していれば、光L21、光L22、光L61、光L62のような光の進行を光吸収部34が阻害し難くなり、より多くの光を所望の方向に導くことができる。
従って、光学シート30では、図5にθ21で表した主屈折面37aの傾斜角と、図5にθ11で表した界面34aの傾斜角との組み合わせにより、光を効率よく所望の方向に導くことを容易に行うことができる。いずれか一方では、導く光の方向に限界があり、組み合わせにより相乗的に作用してより容易に光の進行方向を制御することが可能となる。
図2に示した光L21、光L22、及び図6に示した光L61、光L62は、単位光学要素37の主屈折面37aに入射し、当該主屈折面37aへの入射角度に応じて屈折、又は屈折することなく(主屈折面37aの傾斜面に直交する方向から入射した光は屈折することなく主屈折面37aを透過する(光L62)。)、主屈折面37aを透過する。これにより多くの光が観察者側斜め下方に向いた光となり、これが光透過部33と光吸収部34との界面のうち、光吸収部34の上側となる界面34aに向かう。そして当該界面34aで全反射して、観察者側斜め上方の光となり、所望の方向への光の制御がなされる。
このとき、光透過部33と光吸収部34との界面のうち光吸収部34の下側である界面34bが、観察者側斜め上方に向かうように傾斜していれば、光L21、光L22、光L61、光L62のような光の進行を光吸収部34が阻害し難くなり、より多くの光を所望の方向に導くことができる。
従って、光学シート30では、図5にθ21で表した主屈折面37aの傾斜角と、図5にθ11で表した界面34aの傾斜角との組み合わせにより、光を効率よく所望の方向に導くことを容易に行うことができる。いずれか一方では、導く光の方向に限界があり、組み合わせにより相乗的に作用してより容易に光の進行方向を制御することが可能となる。
また、図2に示した光L23、図6に示したL63は、単位光学要素37のライズ面37bに入射し、当該ライズ面37bへの入射角度に応じて屈折又は屈折することなくライズ面37bを透過する。このようにしてライズ面37bを透過した光は、その多くが観察者側斜め上方であるとともに、光透過部33と光吸収部34との界面34bで全反射することなく該界面を透過する角度で進行するので、界面34bを透過して光吸収部34に吸収される。
これにより、所定角度以上の視野角で出射する光を効率よく吸収して遮断することができ、さらに光の進行方向制御を効率よく行うことができる。
また、このような光は液晶パネルに入射して、コントラスト低下や色の反転のような不具合を生じる可能性が高いのでこのような光を吸収することができる。
これにより、所定角度以上の視野角で出射する光を効率よく吸収して遮断することができ、さらに光の進行方向制御を効率よく行うことができる。
また、このような光は液晶パネルに入射して、コントラスト低下や色の反転のような不具合を生じる可能性が高いのでこのような光を吸収することができる。
光学シート30を出射した光は、液晶パネル15の下偏光板14に入射する。下偏光板14は、入射光のうち、一方の偏光成分を透過させ、その他の偏光成分を吸収する。下偏光板14を透過した光は、画素毎への電界印加の状態に応じて、選択的に上偏光板13を透過するようになる。このようにして、液晶パネル15によって、面光源装置20からの光を画素毎に選択的に透過させることにより、液晶表示装置の観察者が、映像を観察することができるようになる。その際、映像光は機能性フィルム40を介して観察者に提供され、映像の質が高められている。
以上のように、光学シート30によれば、光学要素層36における屈折、及び光透過部33と光吸収部34との界面34aでの全反射により、光学シート30に入射した光を上方向へ出射しやすくなっており、下方向への出射は制限されている。すなわち、例えば光学シート30を用いることにより、入射した光をドライバー視点となる上方向に効率よく出射し、上方向に出射する光の輝度を向上させることができる。一方で、大きく上方に出射する光を光吸収部で吸収し易くしているので、フロントガラスへの写り込みを防止することが可能となる。
従って、本形態の光学シートを液晶表示装置に用いることにより、従来の光学シートを使用した場合に比べ、容易に光を制御して、ドライバー視点での視認性を向上させることができる。
従って、本形態の光学シートを液晶表示装置に用いることにより、従来の光学シートを使用した場合に比べ、容易に光を制御して、ドライバー視点での視認性を向上させることができる。
例えば図7に示したような出光特性を容易に実現できる。図7は横軸に鉛直方向の視野角、縦軸に相対輝度を表したグラフである。横軸は正(+)が鉛直方向上方、負(−)が鉛直方向下方を表している。
図7からわかるように、鉛直方向の視野角を見た場合に、図7にAで示した位置からわかるように相対輝度のピークが+20°(鉛直方向上方20°)近傍となっている。すなわち、正面(0°)とは異なる観察者の視点となる方向に輝度ピークがあるように光が制御されている。さらに図7にBで示した位置からわかるように、+50°(鉛直方向上方50°)近傍にて急激に相対輝度が低下している。すなわち、自動車におけるフロントガラスへの映り込みの原因となるような大きく上方に進行する光をより確実に遮断することができる。
図7からわかるように、鉛直方向の視野角を見た場合に、図7にAで示した位置からわかるように相対輝度のピークが+20°(鉛直方向上方20°)近傍となっている。すなわち、正面(0°)とは異なる観察者の視点となる方向に輝度ピークがあるように光が制御されている。さらに図7にBで示した位置からわかるように、+50°(鉛直方向上方50°)近傍にて急激に相対輝度が低下している。すなわち、自動車におけるフロントガラスへの映り込みの原因となるような大きく上方に進行する光をより確実に遮断することができる。
[光学シートの構成]
<実施例1>
実施例1として図1〜図5に示した光学シート30の例に倣って光学シートを作製した。実施例1に係る光学シートの具体的な形状は次のとおりである。
<実施例1>
実施例1として図1〜図5に示した光学シート30の例に倣って光学シートを作製した。実施例1に係る光学シートの具体的な形状は次のとおりである。
(基材層)
・材料:ポリカーボネート樹脂
・厚さ:130μm
・材料:ポリカーボネート樹脂
・厚さ:130μm
(光学機能層)
・ピッチ:39μm(図4のPa)
・光吸収部上底幅:4μm(図4のWa)
・光吸収部下底幅:10μm(図4のWb)
・光吸収部上側傾斜角:3°(図5のθ11)
・光吸収部下側傾斜角:0°(図5のθ12)
・光吸収部の厚さ:102μm(図4のDa)
・光学機能層の厚さ:127μm
・光透過部の材料及び屈折率:屈折率1.56の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂
・光吸収部の材料及び屈折率:屈折率1.49の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂にカーボンブラックを含有した平均粒子径4μmのアクリルビーズを20質量%分散
・ピッチ:39μm(図4のPa)
・光吸収部上底幅:4μm(図4のWa)
・光吸収部下底幅:10μm(図4のWb)
・光吸収部上側傾斜角:3°(図5のθ11)
・光吸収部下側傾斜角:0°(図5のθ12)
・光吸収部の厚さ:102μm(図4のDa)
・光学機能層の厚さ:127μm
・光透過部の材料及び屈折率:屈折率1.56の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂
・光吸収部の材料及び屈折率:屈折率1.49の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂にカーボンブラックを含有した平均粒子径4μmのアクリルビーズを20質量%分散
(入光側光制御層)
・支持層の厚さ:130μm(図5の支持層35aの厚さ)
・単位光学要素のピッチ:30μm(図4のPo)
・単位光学要素の主屈折面の傾斜角:5°(図5のθ21)
・ライズ面の傾斜角:90°(図5のθ22)
・材料:屈折率1.50の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂
・支持層の厚さ:130μm(図5の支持層35aの厚さ)
・単位光学要素のピッチ:30μm(図4のPo)
・単位光学要素の主屈折面の傾斜角:5°(図5のθ21)
・ライズ面の傾斜角:90°(図5のθ22)
・材料:屈折率1.50の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂
<実施例2>
単位光学要素の主屈折面の傾斜角(図5のθ21)を10°として他の構成は実施例1に同じとした。
単位光学要素の主屈折面の傾斜角(図5のθ21)を10°として他の構成は実施例1に同じとした。
<比較例1>
単位光学要素の主屈折面の傾斜角(図5のθ21)を20°として他の構成は実施例1に同じとした。
単位光学要素の主屈折面の傾斜角(図5のθ21)を20°として他の構成は実施例1に同じとした。
<比較例2>
図8に表したように単位光学要素の主屈折面の傾斜が、下から上に向けて光源側に傾くように構成し、図8にθ81に表す角度を5°とした。これを単位光学要素の主屈折面の傾斜角が「−5°」であるとする。これ以外は実施例1と同じである。
図8に表したように単位光学要素の主屈折面の傾斜が、下から上に向けて光源側に傾くように構成し、図8にθ81に表す角度を5°とした。これを単位光学要素の主屈折面の傾斜角が「−5°」であるとする。これ以外は実施例1と同じである。
<比較例3>
単位光学要素の主屈折面の傾斜角(図5のθ21)を0°、すなわち光学要素層を形成しない構成として、他は実施例1と同じとした。
単位光学要素の主屈折面の傾斜角(図5のθ21)を0°、すなわち光学要素層を形成しない構成として、他は実施例1と同じとした。
[表示装置の構成]
上記実施例1、2、及び比較例1〜3の光学シートを用い、図1に示した例に倣って他の構成部材を配置して面光源装置とした。
上記実施例1、2、及び比較例1〜3の光学シートを用い、図1に示した例に倣って他の構成部材を配置して面光源装置とした。
[評価方法]
<測定位置>
各例に対して次の3種類の視野角における輝度を測定し、図1に示した例の面光源装置から光学シートを除外して光源を点灯した場合における各種類の輝度を100%としたときに対する輝度比で表した。
(1)画面中央から画面法線方向における輝度(正面輝度)による輝度比。
(2)画面中央から水平方向40°、及び鉛直方向上20°の視野角(いわゆるドライバー視点)における輝度による輝度比。ドライバー視点は、カーナビゲーション等の表示装置が自動車の運転席と助手席との中間部に配置された場合において、運転席から表示装置を見た場合における視点の位置を意味する。
(3)画面中央から水平方向に0°、及び鉛直方向上に40°〜80°(5°刻み)の視野角における合計輝度による輝度比(映り込みの原因となる光。)
<測定位置>
各例に対して次の3種類の視野角における輝度を測定し、図1に示した例の面光源装置から光学シートを除外して光源を点灯した場合における各種類の輝度を100%としたときに対する輝度比で表した。
(1)画面中央から画面法線方向における輝度(正面輝度)による輝度比。
(2)画面中央から水平方向40°、及び鉛直方向上20°の視野角(いわゆるドライバー視点)における輝度による輝度比。ドライバー視点は、カーナビゲーション等の表示装置が自動車の運転席と助手席との中間部に配置された場合において、運転席から表示装置を見た場合における視点の位置を意味する。
(3)画面中央から水平方向に0°、及び鉛直方向上に40°〜80°(5°刻み)の視野角における合計輝度による輝度比(映り込みの原因となる光。)
<輝度の測定方法>
輝度は自動変角輝度計(GP−500 村上色彩研究所)を用いて上記(1)〜(3)の各視野角における透過光の輝度を測定した。
輝度は自動変角輝度計(GP−500 村上色彩研究所)を用いて上記(1)〜(3)の各視野角における透過光の輝度を測定した。
[結果]
上記各視野角における輝度比を表1に表した。また、この結果に基づいて図9にグラフを表した。図9(a)が(1)の結果、図9(b)が(2)の結果、図9(c)が(3)の結果である。各図には主屈折面傾斜角(図5のθ21)が0°の輝度比の水準を点線で表した。
上記各視野角における輝度比を表1に表した。また、この結果に基づいて図9にグラフを表した。図9(a)が(1)の結果、図9(b)が(2)の結果、図9(c)が(3)の結果である。各図には主屈折面傾斜角(図5のθ21)が0°の輝度比の水準を点線で表した。
(1)の視野角では、図9(a)に直線矢印で示したように、主屈折面傾斜角が0°のときよりも高い輝度比であることが好ましい。高いことにより正面輝度が高いことを意味する。
(2)の視野角では、図9(b)に直線矢印で示したように、主屈折面傾斜角が0°のときよりも高い輝度比であることが好ましい。高いことによりドライバー視点による輝度が高いことを意味する。
(3)の視野角では、図9(c)に直線矢印で示したように、主屈折面傾斜角が0°のときよりも低い輝度比であることが好ましい。低いことによりカーナビゲーション等の表示装置が自動車の運転席と助手席との中間部に配置された場合において、フロントガラスへの映り込みを抑制することができることを意味する。
(2)の視野角では、図9(b)に直線矢印で示したように、主屈折面傾斜角が0°のときよりも高い輝度比であることが好ましい。高いことによりドライバー視点による輝度が高いことを意味する。
(3)の視野角では、図9(c)に直線矢印で示したように、主屈折面傾斜角が0°のときよりも低い輝度比であることが好ましい。低いことによりカーナビゲーション等の表示装置が自動車の運転席と助手席との中間部に配置された場合において、フロントガラスへの映り込みを抑制することができることを意味する。
以上の観点から、(1)〜(3)の好ましい結果をいずれも満たすのは、2つの一点鎖線の間であり、具体的には、入光側光制御層に備えられる単位光学要素の主屈折面の傾斜角(図5のθ21)が0°より大きく17°より小さい形態である。このように、本発明によれば複数の光学的特性をバランスよく満たすように光を制御することを容易に行うことができるようになる。
10 映像源ユニット
15 液晶パネル
20 面光源装置
21 導光板
25 光源
26 光拡散板
27 プリズム層
28 反射型偏光板
30 光学シート
31 基材層
32 光学機能層
33 光透過部
34 光吸収部
35 入光側光制御層
35a 支持層
36 光学要素層
37 単位光学要素
37a 主屈折面
37b ライズ面
15 液晶パネル
20 面光源装置
21 導光板
25 光源
26 光拡散板
27 プリズム層
28 反射型偏光板
30 光学シート
31 基材層
32 光学機能層
33 光透過部
34 光吸収部
35 入光側光制御層
35a 支持層
36 光学要素層
37 単位光学要素
37a 主屈折面
37b ライズ面
Claims (6)
- 基材層と、
前記基材層の一方の面に積層された光学機能層と、
前記光学機能層の面のうち、前記基材層が配置されている面とは反対側の面に配置された入光側光制御層と、を備え、
前記光学機能層は、
所定の断面を有して一方向に延び、当該一方向とは異なる方向に所定の間隔で複数配列される光透過部と、
隣り合う前記光透過部の間に形成される光吸収部と、を有し、
前記入光側光制御層は、
所定の断面を有して前記光透過部と平行な方向に延び、光透過部が配列される方向に複数配列される単位光学要素を具備しており、
前記単位光学要素は、前記光学機能層の層面に対して0°より大きく17°より小さい角度で傾斜する面である主屈折面を備えている、
光学シート。 - 前記光透過部の前記所定の断面が台形であり、短い上底が前記入光側光制御層側を向いている請求項1に記載の光学シート。
- 光源と、該光源よりも観察者側に配置される請求項1又は2に記載の光学シートと、を備える面光源装置。
- 請求項3に記載の面光源装置と、該面光源装置の出光側に配置された液晶パネルと、を備える映像源ユニット。
- 前記光透過部、前記光吸収部、及び前記単位光学要素は、延びる方向が水平方向であり、配列される方向が鉛直方向である、請求項4に記載の映像源ユニット。
- 請求項4又は5に記載の映像源ユニットが筐体に収められた表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017030325A JP2018136423A (ja) | 2017-02-21 | 2017-02-21 | 光学シート、面光源装置、映像源ユニット、及び表示装置 |
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ID=63366110
Family Applications (1)
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JP2017030325A Pending JP2018136423A (ja) | 2017-02-21 | 2017-02-21 | 光学シート、面光源装置、映像源ユニット、及び表示装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7418640B1 (ja) | 2023-05-19 | 2024-01-19 | 大日本印刷株式会社 | 光学シート、面光源装置および表示装置 |
-
2017
- 2017-02-21 JP JP2017030325A patent/JP2018136423A/ja active Pending
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