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JP2018023471A - 浴槽洗浄システム - Google Patents

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Abstract

【課題】上水側への洗剤の逆流を確実に防止する。【解決手段】上水を加熱して湯水を生成する給湯器6と、浴槽1と、洗剤タンク41と、洗剤タンク41から供給される洗剤と給湯器6から供給される湯水とを混合する洗剤混合部51と、浴槽1に洗浄液を噴射させる洗浄ノズル7と、洗浄ノズル7から洗浄液を噴射させるポンプ48と、洗剤混合部51と洗浄ノズル7とを接続する洗浄管43とを備える浴槽洗浄システムにおいて、洗剤混合部51と給湯器6との間に、補水口471、オーバーフロー口473、及び流出口472を有するタンクを備え、補水口471とオーバーフロー口473との間に吐水口空間を形成して逆流を防止する逆流防止手段47を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽を自動で洗浄する浴槽洗浄機能を備えた浴槽洗浄システムに関する。特に、本発明は、浴槽洗浄システムにおける上水への洗剤の逆流防止に関する。
従来、浴槽内へ洗浄液を噴射させて浴槽の内壁面に付着した汚れを洗い落とす浴槽洗浄機能を備えた浴槽洗浄システムが知られている。この種の浴槽洗浄システムでは、例えば、給湯器で上水を加熱した湯水と洗剤とを洗剤混合部で混合させて洗浄液を生成し、洗浄ノズルに洗浄液を供給している。それゆえ、給湯器から洗剤混合部へ湯水を供給する湯水供給管を介して洗浄液が逆流した場合、上水が汚染される虞がある。そのため、湯水と洗剤とを混合する洗剤混合部よりも上流側の湯水供給管に逆止弁を設けることが提案されている(例えば、特許文献1〜2)。
特開2003−61850号公報 特開平11−299671号公報
しかしながら、特許文献1及び2のような逆止弁では、弁故障が生じると、逆流を防止できないという問題がある。
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、浴槽洗浄システムにおいて、上水側への洗剤の逆流を確実に防止することにある。
本発明によれば、
上水を加熱して湯水を生成する給湯器と、
浴槽と、
洗剤を貯留する洗剤タンクと、
洗剤タンクから供給される洗剤と給湯器から供給される湯水とを混合して洗浄液を生成する洗剤混合部と、
浴槽に洗浄液を噴射させる洗浄ノズルと、
洗剤混合部と洗浄ノズルとを接続する洗浄管と、
給湯器からの湯水を洗剤混合部に導く湯水供給管と、
洗剤混合部と給湯器との間に設けられた逆流防止手段と、
洗浄ノズルと逆流防止手段との間に設けられ、洗浄ノズルから洗浄液を噴射させるポンプと、を備える浴槽洗浄システムであって、
逆流防止手段は、上流側の湯水供給管と接続され、給湯器から供給される湯水を吐出する補水口、補水口よりも下方に位置するオーバーフロー口、及びオーバーフロー口よりも下方に位置し、下流側の湯水供給管と接続され、湯水を流出する流出口を有するタンクを備え、補水口とオーバーフロー口との間に吐水口空間を形成して逆流を防止する構成を備える浴槽洗浄システムが提供される。
上記浴槽洗浄システムによれば、洗剤と湯水とを混合する洗剤混合部と、上水が供給される給湯器との間には吐水口空間を利用した逆流防止手段が設けられており、湯水が貯留されるタンク内へ大量の逆流が生じた場合でも、オーバーフロー口よりも上方には液面が上昇しないから、オーバーフロー口の上方に吐水口空間を介して配設される補水口へ洗剤が侵入せず、給湯器と接続される湯水供給管への洗剤の混入を確実に防止できる。また、洗浄ノズルと逆流防止手段との間にはポンプが設けられているから、吐水口空間を利用した逆流防止手段によって給湯器と接続される湯水供給管が縁切りされていても、湯水を逆流防止手段から洗浄ノズルに円滑に供給できる。このため、給水圧の低い低水圧地域においても、所定の噴射流量で洗浄液やすすぎ用の湯水を浴槽へ供給できる。
好ましくは、上記浴槽洗浄システムは、さらに、
逆流防止手段と給湯器との間に設けられ、給湯器から供給される湯水と上水側から供給される水とを混合する湯水混合部と、
逆流防止手段と湯水混合部とを接続する上流側の湯水供給管から分岐し、吐出口が浴槽の上面よりも上方に位置する出湯栓と接続された湯張り用湯水供給管と、
湯水混合部で混合された湯水を逆流防止手段側または出湯栓側に切り替える流路切替部と、を備える。
上記浴槽洗浄システムによれば、逆流防止手段と給湯器との間に、給湯器から供給される湯水と上水側から供給される水とを混合する湯水混合部が設けられているから、温度変更機能を有さない給湯器でも所定の温度の湯水を供給できる。このため、湯張り機能及び浴槽洗浄機能を付与できる。さらに、浴槽へ湯張り用の湯水を供給する湯張り用湯水供給管は吐出口が浴槽の上面よりも上方に位置する出湯栓と接続されているから、浴槽水の上流側への逆流も確実に防止できる。
以上のように、本発明によれば、洗剤混合部と給湯器との間に吐水口空間を利用した逆流防止手段が設けられているから、上水側への洗剤の逆流を確実に防止できる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る浴槽洗浄システムの概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態2に係る浴槽洗浄システムの概略構成図である。 図3は、本発明の実施の形態3に係る浴槽洗浄システムの概略構成図である。 図4は、本発明の実施の形態4に係る浴槽洗浄システムの概略構成図である。 図5は、本発明の実施の形態5に係る浴槽洗浄システムの概略構成図である。
図1は、実施の形態1に係る浴槽洗浄システムの一例を示す概略構成図である。この浴槽洗浄システムは、浴槽1と、浴槽1を自動洗浄するための洗浄ユニット4と、湯張り、追焚き及び給湯運転や、洗浄運転時に洗浄ユニット4に湯水を供給するための給湯器6と、風呂リモコン10aと、洗浄リモコン10bとを備える。
浴槽1の底部には浴槽水を排水するための排水栓2と、洗浄液を噴射する洗浄ノズル7とが設けられており、浴槽1の内壁側面には、湯張りや追焚きをするための湯水が供給される循環金具(湯張りアダプタ)5が設けられている。排水栓2は、図示しない排水栓駆動部により開閉されるように構成されている。
図示しないが、給湯器6は、ガスバーナと、給湯熱交換器と、風呂熱交換器とを備える。ガスバーナには、ガス供給管78が接続されている。給湯熱交換器には、給水源から上水を供給するための給水管63と、給湯栓65や洗浄ユニット4に給湯器6から加熱された湯水を供給する給湯管66とが接続されている。風呂熱交換器には、循環金具5に加熱された湯水を供給する往き管61と、循環金具5から湯水を戻す戻り管62とが接続されている。また、給湯器6内において、戻り管62は、給湯管66から分岐する湯張り用バイパス管が接続されており、湯張り用バイパス管には、湯水の供給を遮断可能な注湯電磁弁や湯水の流量を調節する湯量センサを備えた湯水混合部が介設されている。なお、本実施の形態では、給湯器6はガス式給湯器が用いられているが、電気式給湯器やヒートポンプ式給湯器が用いられてもよい。
給湯管66は、給湯栓65側と洗浄ユニット4側とに分岐しており、洗浄ユニット4側に分岐する上流側の湯水供給管66aには、上流側から順に、補水用電磁弁46、及び吐水口空間を利用する逆流防止部47が設けられており、逆流防止部47よりも下流側の湯水供給管66bには、ポンプ48、下流側電磁弁49、逆止弁50、及びベンチュリ式の洗剤混合部51が設けられている。そして、洗剤混合部51と浴槽1に設けられた洗浄ノズル7とは、洗浄管43によって接続されている。
逆流防止部47は、上流側の湯水供給管66aから供給される湯水を一定量貯留するタンク470を備える。タンク470の上部には、上流側の湯水供給管66aから供給される湯水が吐出する補水口471と、補水口471よりも下方に位置するオーバーフロー口473とが設けられており、タンク470の底部には、ポンプ48にタンク470内から下流側の湯水供給管66bを介して湯水を供給する流出口472が設けられている。従って、この逆流防止部47では、補水口471とオーバーフロー口473との間に吐水口空間が形成される。
タンク470内には、貯留されている湯水の量を検知するための長さの異なる高低水位電極474,475が挿入されている。高水位電極474は、タンク470内に湯水が貯留された際、液面がオーバーフロー口473よりも下方に位置するように配設されている。従って、補水用電磁弁46が開弁されて、補水口471から湯水がタンク470内に吐出されると、高水位電極474で検知される水位まで湯水が貯留される。また、水位電極474,475の検知不良が生じた場合や、下流側電磁弁49及び逆止弁50の弁故障により下流側の湯水供給管66bから湯水が逆流してきた場合、高水位電極474よりも上方まで液面が上昇するが、補水口471とオーバーフロー口473との間には吐水口空間が形成されており、オーバーフロー口473から排水されるため、補水口471まで液面が上昇することはない。
逆流防止部47よりも下流側の湯水供給管66bと接続された洗剤混合部51には、洗剤タンク41からの洗剤を洗剤混合部51に導く洗剤導入管44と、洗剤混合部51で生成された洗浄液を洗浄ノズル7に導く洗浄管43とが接続されており、洗剤導入管44には、洗剤混合部51への洗剤の供給を調整する洗剤弁42が設けられている。従って、洗剤弁42が開弁された状態で、ポンプ48を駆動してタンク470に貯留された湯水が下流側の湯水供給管66bから洗剤混合部51に供給されると、湯水が洗剤混合部51を通過する際に生じる負圧によって、洗剤と湯水とが混合されて洗浄液が生成され、洗浄管43を通って、洗浄ノズル7から洗浄液が噴射され、浴槽1の洗浄が行われる。また、洗剤弁42が閉弁された状態で、同様にポンプ48を駆動してタンク470に貯留された湯水を下流側の湯水供給管66bから洗剤混合部51に供給すると、洗浄ノズル7から湯水のみが噴射され、浴槽1の予備洗浄やすすぎが行われる。このようにベンチュリ式の洗剤混合部51の場合、洗浄に必要な量のみの洗浄液を生成できるため、洗剤の無駄が少ないが、ベンチュリ式の洗剤混合部51の代わりにタンク470に洗剤導入管44及び洗剤弁42を接続し、逆流防止部47と洗剤混合部51とを兼ねた構成としてもよい。
図示しないが、給湯制御回路8には、風呂リモコン10a、元ガス電磁弁、比例弁、注湯電磁弁や、給水センサ、湯量センサ等が電気配線を介して接続されている。また、洗浄制御回路9には、洗浄リモコン10b、洗剤弁42、補水用電磁弁46、ポンプ48、下流側電磁弁49、水位電極474,475、排水栓駆動部等が接続されている。
次に、実施の形態1の浴槽洗浄システムにおける洗浄運転について説明する。なお、給湯器6は、給水管63に設けられた給水センサ(図示せず)で検知される水量が所定水量以上になるとガスバーナを点火させ、給水センサで検知される水量が所定水量未満になるとガスバーナを消火させる点消火制御を行うように構成されている。
例えば、浴槽1の使用後に、使用者が洗浄リモコン10bの洗浄スイッチ(図示せず)をオン操作すると、排水栓2が開栓され、浴槽1内の浴槽水が排水される。排水栓2が開栓されてから所定の排水時間が経過すると、洗浄制御回路9は、補水用電磁弁46を開弁させる。すると、給水圧によって給水管63から給湯器6に上水が供給され、図示しない給水センサで所定水量以上の水量が検知されると、給湯制御回路8は、ガスバーナを点火させて給湯運転を開始させ、給湯管66から洗浄用の所定温度の湯水を出湯させる。これにより、上流側の湯水供給管66aから供給される湯水がタンク470に貯留される。
次いで、高水位電極474までの湯水の貯留が検知されると、補水用電磁弁46を閉弁させるとともに、下流側電磁弁49を開弁させ、ポンプ48を駆動させて、洗浄ノズル7から浴槽1内に湯水のみを噴射させる予備洗浄工程が実行される。予備洗浄工程中に低水位電極475までの水位低下を検知すると、再び補水用電磁弁46を開弁させ、高水位電極474までの補水を行う。
所定の予備洗浄時間が経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、下流側電磁弁49を閉弁させ、所定の予備洗浄待機時間が経過すると、ポンプ48を駆動させるとともに、下流側電磁弁49及び洗剤弁42を開弁させる。これにより、洗剤混合部51に洗剤及び湯水が供給されて洗浄液が生成され、洗浄ノズル7から浴槽1内に洗浄液を噴射させる洗浄工程が実行される。本工程においても、低水位電極475までの水位低下を検知すると、補水用電磁弁46を開弁させ、高水位電極474までの補水を行う。
所定の洗浄時間が経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、下流側電磁弁49及び洗剤弁42を閉弁させ、所定の洗浄待機時間が経過すると、ポンプ48を駆動させるとともに、下流側電磁弁49を開弁させ、予備洗浄と同様にして、すすぎ工程が実行される。補水用電磁弁46の開閉動作も予備洗浄工程と同様にして行われる。なお、洗浄及びすすぎ工程をそれぞれ、複数回実行させてもよいし、予備洗浄を行うことなく、洗浄及びすすぎ工程のみを実行させてもよい。
所定のすすぎ時間が経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、下流側電磁弁49を所定時間、開弁させ、タンク470内の湯水を浴槽1内に排水させた後、下流側電磁弁49を閉弁させて、洗浄運転を終了させる。なお、タンク470に排水管及び排水弁を設け、すすぎ時間経過後に、排水弁を開弁させてタンク470内の水を排水させてもよい。
以上のように、実施の形態1の浴槽洗浄システムでは、補水口471とオーバーフロー口473との間で吐水口空間が形成されるタンク470を有する逆流防止部47を設けているから、補水口471に接続されている上流側の湯水供給管66aをタンク470内に貯留されている湯水と縁切りすることができる。これにより、洗剤混合部51よりも上流側に洗剤が逆流してタンク470内に洗剤が混入しても、上水への洗剤の混入を確実に防止できる。また、汚れた浴槽水がタンク470に逆流しても、上水への汚染を確実に防止できる。
さらに、逆流防止部47によって上流側の湯水供給管66aと下流側の湯水供給管66bとは縁切りされているが、逆流防止部47と洗浄ノズル7との間にはポンプ48が設けられているから、給水圧の低い低水圧地域でも、所定の噴射流量で洗浄液やすすぎ用の湯水を洗浄ノズル7に供給できる。
図2は、実施の形態2に係る浴槽洗浄システムの一例を示す概略構成図である。この浴槽洗浄システムは、排水栓2及び洗浄ノズル7のみが設けられた浴槽1aと、洗浄ユニット4aと、湯張り及び給湯運転や、洗浄運転時に洗浄ユニット4aに湯水を供給するための給湯器6aと、湯張りスイッチ(図示せず)を備えた洗浄リモコン10cとを備える。なお、実施の形態1と同一の構成については、同一の引用番号を使用して説明を省略する。
実施の形態2における給湯器6aは、実施の形態1の給湯器6と異なり、温度変更機能を有しておらず、60℃や80℃などの一定の高温の湯水を供給する構成を有しており、洗浄ユニット4aが、給湯器6aから供給される湯水と上水側から供給される水とを混合して、所定温度の湯水を生成する湯水混合部80を備える。従って、給湯器6aには、給水源から上水を供給するための給水管63と、給湯栓65や洗浄ユニット4aに加熱された湯水を供給する給湯管66と、ガス供給管78のみが接続されており、浴槽1aへ湯水を供給する往き管及び戻り管は接続されていない。なお、本実施の形態においても、給湯器6aはガス式給湯器に限定されず、電気式給湯器やヒートポンプ式給湯器が用いられてもよい。
洗浄ユニット4aにおける逆流防止部47と給湯器6aとの間には、給湯管66から分岐する上流側の第1湯水供給管66aと、給水管63から分岐する温調用給水管63aとがそれぞれ逆止弁86,87を介して接続された湯水混合部80が配設されている。より詳細には、湯水混合部80は、上流側の第1湯水供給管66aに設けられた湯量調整弁81と、温調用給水管63aに設けられた水量調整弁82とを備えており、これらの下流端が合流して上流側の第2湯水供給管66cが構成され、第2湯水供給管66cに混合した湯水の温度を検知する温度センサ83が設けられている。
上流側の第2湯水供給管66cは、補水用電磁弁46を介して、逆流防止部47に接続されている。また、湯水混合部80と逆流防止部47とを接続する上流側の第2湯水供給管66cからは、湯張り用湯水供給管66dが分岐しており、湯張り用湯水供給管66dは、湯張り用電磁弁90を介して、吐出口が浴槽1aの上面よりも上方に位置する框水栓85と接続されている。従って、この浴槽洗浄システムでは、補水用電磁弁46及び湯張り用電磁弁90により流路切替部が構成されている。
次に、実施の形態2の浴槽洗浄システムにおける洗浄運転について説明する。実施の形態1と同様に、洗浄リモコン10cで洗浄スイッチ(図示せず)がオン操作されると、排水栓2が開栓され、所定時間が経過すると、洗浄ユニット4a側のみに湯水混合部80から湯水が供給されるように補水用電磁弁46のみを開弁させる。そして、給湯器6aのガスバーナを点火させて給湯運転を開始させる。給湯運転が開始すると、湯水混合部80において、温度センサ83にて検知された湯水の温度が所定の温度となるように湯量調整弁81及び水量調整弁82の開度が調節され、上流側の温調用給水管63a、第1及び第2湯水供給管66a,66cを介してタンク470に所定の温度に調節された湯水が供給される。タンク470へ湯水が供給された後の動作は、実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態2の浴槽洗浄システムにおける湯張り運転について説明する。湯張り運転を実行する場合、洗浄リモコン10cの湯張りスイッチ(図示せず)がオン操作されると、排水栓2が閉栓されるとともに、框水栓85側のみに湯水混合部80から湯水が供給されるように湯張り用電磁弁90のみを開弁させる。そして、上記と同様に、給湯器6aで給湯運転が開始され、湯水混合部80において、温度センサ83にて検知された湯水の温度が所定の温度となるように湯量調整弁81及び水量調整弁82の開度が調節され、湯張り用湯水供給管66dから框水栓85に湯水が供給される。従って、実施の形態2の浴槽洗浄システムによれば、洗浄ノズル7や框水栓85から浴槽1a内に供給される洗浄液や湯水の温度を適宜変更できるから、出湯温の温度変更機能を備えていない給湯器6aを用いても、湯張り機能及び浴槽洗浄機能を備えた浴槽洗浄システムを構築できる。また、給水圧によって湯張り用の大量の湯水を浴槽1aに供給できるから、能力の大きなポンプを別途、設ける必要もない。
また、湯張り用湯水供給管66dは、タンク470内に貯留されている湯水と縁切りされた上流側の第2湯水供給管66cから分岐させているから、タンク470に洗剤や汚れた浴槽水が逆流しても、湯張り用湯水供給管66dに供給される湯水に洗剤や浴槽水が混入することもない。
また、框水栓85の吐出口は、浴槽1aの上面よりも上方に位置し、吐出口と浴槽1a内の湯水との間には吐水口空間が形成されるから、湯張り用湯水供給管66dを浴槽1aと確実に縁切りすることができる。これにより、汚れた浴槽水による框水栓85からの逆流も防止できる。
図3は、実施の形態3に係る浴槽洗浄システムの一例を示す概略構成図である。この浴槽洗浄システムは、浴槽1と、洗浄ユニット4bと、湯張り及び給湯運転や、洗浄運転時に洗浄ユニット4bに湯水を供給するための給湯器6aと、洗浄リモコン10cとを備える。なお、実施の形態1または2と同一の構成については、同一の引用番号を使用して説明を省略する。
実施の形態3における洗浄ユニット4bは、実施の形態2の洗浄ユニット4aと同様に、逆流防止部47よりも上流側に湯水混合部80を備える一方、上流側の第2湯水供給管66cから分岐する湯張り用湯水供給管を備えておらず、逆流防止部47と洗剤混合部51との間に、流路切替部である切替電磁弁91を備えている。より詳細には、切替電磁弁91は、三方弁から構成され、入力側に下流側の湯水供給管66bが接続され、出力側に洗剤混合部51に接続された下流側の第3湯水供給管66eと、循環金具5に接続された湯張り用湯水供給管66fとが接続されており、ポンプ48から送られてくる湯水を、洗剤混合部51側と、循環金具5側とに切り替える。
次に、実施の形態3の浴槽洗浄システムにおける洗浄運転について説明する。実施の形態1と同様に、洗浄リモコン10cで洗浄スイッチ(図示せず)がオン操作されると、排水栓2が開栓され、所定時間が経過すると、洗剤混合部51側のみに湯水が供給されるように切替電磁弁91の流路を切替え、補水用電磁弁46を開弁させる。そして、給湯器6aのガスバーナを点火させて給湯運転を開始させる。給湯運転が開始すると、湯水混合部80において、温度センサ83にて検知された湯水の温度が所定の温度となるように湯量調整弁81及び水量調整弁82の開度が調節されて、上流側の温調用給水管63a、第1及び第2湯水供給管66a,66cを介してタンク470に所定の温度に調節された湯水が供給される。タンク470に湯水が供給された後の動作は、実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態3の浴槽洗浄システムにおける湯張り運転について説明する。湯張り運転を実行する場合、洗浄リモコン10cの湯張りスイッチ(図示せず)がオン操作されると、排水栓2が閉栓されるとともに、循環金具5側のみに湯水が供給されるように切替電磁弁91の流路を切替え、補水用電磁弁46を開弁させる。そして、上記と同様に、給湯器6aで給湯運転が開始され、湯水混合部80において、温度センサ83にて検知された湯水の温度が所定の温度となるように湯量調整弁81及び水量調整弁82の開度が調節されて、湯張り用湯水供給管66fから循環金具5に湯水が供給される。従って、実施の形態3の浴槽洗浄システムによれば、洗浄ノズル7や循環金具5から浴槽1内に供給される洗浄液や湯水の温度を適宜変更できるから、出湯温の温度変更機能を備えていない給湯器6aを用いても、湯張り機能及び浴槽洗浄機能を備えた浴槽洗浄システムを構築できる。また、湯張り運転における湯水はポンプ48によって供給されるため、給水圧に左右されず、低水圧地域においては給水圧による湯張りよりも高速に湯張りできる。
図4は、実施の形態4に係る浴槽洗浄システムの一例を示す概略構成図である。この浴槽洗浄システムは、浴槽1と、洗浄ユニット4cと、湯張り及び給湯運転や、洗浄運転時に洗浄ユニット4cに湯水を供給するための給湯器6aと、洗浄リモコン10cとを備える。なお、実施の形態1または2と同一の構成については、同一の引用番号を使用して説明を省略する。
実施の形態4における洗浄ユニット4cは、実施の形態2の洗浄ユニット4aと同様に、逆流防止部47よりも上流側に湯水混合部80を備えており、湯水混合部80と循環金具5とを接続する上流側の第2湯水供給管66cから分岐する湯張り用湯水供給管66dには、第2逆流防止部95が設けられている。より詳細には、第2逆流防止部95は、湯量センサ96と、出湯開閉弁97と、逆止弁98と、大気開放弁99とを備える。
実施の形態4の浴槽洗浄システムにおける洗浄運転及び湯張り運転は、実施の形態2と同様である。この実施の形態4の浴槽洗浄システムによれば、実施の形態2の浴槽洗浄システムの作用効果以外に、湯張り用湯水供給管66dに第2逆流防止部95が設けられているから、浴槽1に循環金具5が設けられていても、浴槽水の逆流を確実に防止できる。
図5は、実施の形態5に係る浴槽洗浄システムの一例を示す概略構成図である。この浴槽洗浄システムは、排水栓2のみを有する浴槽1bと、洗浄ユニット4aと、湯張り及び給湯運転や、洗浄運転時に洗浄ユニット4aに湯水を供給するための給湯器6aと、洗浄リモコン10cとを備える。なお、実施の形態1または2と同一の構成については、同一の引用番号を使用して説明を省略する。
実施の形態5における浴槽1bには、洗浄ノズル7が設けられておらず、洗浄管43は、浴槽1bの上面よりも上方の洗浄ノズル7aに接続されている。より詳細には、洗浄ノズル7aは、浴槽1bの上面よりも上方に位置し、浴槽水との間に吐水口空間が形成されるように設けられている。これにより、洗浄液が噴射される下流端でも吐水口空間を利用した逆流防止手段が設けられるから、より確実に洗剤や浴槽水の逆流を防止できる。
1,1a,1b 浴槽
2 排水栓
6,6a 給湯器
41 洗剤タンク
43 洗浄管
7,7a 洗浄ノズル
47 逆流防止部
470 タンク
471 補水口
472 流出口
473 オーバーフロー口
48 ポンプ
51 洗剤混合部

Claims (2)

  1. 上水を加熱して湯水を生成する給湯器と、
    浴槽と、
    洗剤を貯留する洗剤タンクと、
    洗剤タンクから供給される洗剤と給湯器から供給される湯水とを混合して洗浄液を生成する洗剤混合部と、
    浴槽に洗浄液を噴射させる洗浄ノズルと、
    洗剤混合部と洗浄ノズルとを接続する洗浄管と、
    給湯器からの湯水を洗剤混合部に導く湯水供給管と、
    洗剤混合部と給湯器との間に設けられた逆流防止手段と、
    洗浄ノズルと逆流防止手段との間に設けられ、洗浄ノズルから洗浄液を噴射させるポンプと、を備える浴槽洗浄システムであって、
    逆流防止手段は、上流側の湯水供給管と接続され、給湯器から供給される湯水を吐出する補水口、補水口よりも下方に位置するオーバーフロー口、及びオーバーフロー口よりも下方に位置し、下流側の湯水供給管と接続され、湯水を流出する流出口を有するタンクを備え、補水口とオーバーフロー口との間に吐水口空間を形成して逆流を防止する構成を備える浴槽洗浄システム。
  2. 請求項1に記載の浴槽洗浄システムは、さらに
    逆流防止手段と給湯器との間に設けられ、給湯器から供給される湯水と上水側から供給される水とを混合する湯水混合部と、
    逆流防止手段と湯水混合部とを接続する上流側の湯水供給管から分岐し、吐出口が浴槽の上面よりも上方に位置する出湯栓と接続された湯張り用湯水供給管と、
    湯水混合部で混合された湯水を逆流防止手段側または出湯栓側に切り替える流路切替部と、を備える浴槽洗浄システム。
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