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JP2017110318A - 捺染装置及びその制御方法 - Google Patents

捺染装置及びその制御方法 Download PDF

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JP2017110318A
JP2017110318A JP2015246582A JP2015246582A JP2017110318A JP 2017110318 A JP2017110318 A JP 2017110318A JP 2015246582 A JP2015246582 A JP 2015246582A JP 2015246582 A JP2015246582 A JP 2015246582A JP 2017110318 A JP2017110318 A JP 2017110318A
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treatment
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JP2015246582A
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齋藤 徹
Toru Saito
徹 齋藤
雅幸 村井
Masayuki Murai
雅幸 村井
亮太 宮佐
Ryota Miyasa
亮太 宮佐
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Abstract

【課題】布帛の種類及びインク組成物の種類等に応じて、適切な前処理をすることを可能とする捺染装置及びその制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】処理液を布帛へ吐出し塗布する処理工程を行うインクジェットヘッドと、前記処理工程が行われた前記布帛へ色材を含むインクを吐出し塗布する記録工程を行うインクジェットヘッドと、を備え、前記処理液として互いに組成の異なる2つ以上の処理液を備える、捺染装置。【選択図】なし

Description

本発明は、捺染装置及びその制御方法に関する。
インクジェット記録方法は、比較的単純な装置で、高精細な画像の記録が可能であり、各方面で急速な発展を遂げている。その中で、捺染方法等について種々の検討がなされている。例えば、特許文献1には、高濃度の色合いを表現でき、かつインクにじみが抑制された高鮮鋭の染色物が得られるインクジェット捺染用前処理液及びこれを用いたインクジェット捺染方法を提供することを目的として、インクジェット方式で布帛にプリントするインクジェット捺染方法であって、インクを該布帛に付与する前に、該布帛に少なくとも合成アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー及びノニオン性界面活性剤を含有する前処理液を付与することを特徴とするインクジェット捺染方法が開示されている。
特開2006−152454号公報
しかしながら、布帛の種類(メーカー、ブランド等)によって、水分吸収性や、網目の粗さは異なるため、それに適した処理液組成(凝集剤、樹脂固形分の濃度など)もことなることが一般的であり、処理液の組成のみでは、適切な前処理を行うことが困難であるという問題がある。用いるインク組成物についても、同様に、適した処理液組成は異なり、処理液の組成のみでは、適切な前処理を行うことが困難である。特に、顔料を用いる捺染インク組成物においては、処理液の塗布量(処理液成分の塗布量)が多すぎると、あふれや黄変が生じたり、少ないと、印刷ムラが生じたりしやすく、前処理の適切性が特に重視される。一方で、布帛に応じて処理液の組成を変更しようとした場合、別の処理液を使うために既に使用している処理液を、インクタンク、インク流路、ヘッド内から排出し、洗浄・置換する必要があり、操作が煩雑化するとともに、置換などに伴う吐出不良などが頻出する恐れがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、布帛の種類及びインク組成物の種類等に応じて、適切な前処理をすることを可能とする捺染装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した。その結果、組成の異なる2つ以上の処理液を備え、これらを適宜吐出可能とすることにより上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。
本発明の捺染装置は、処理液を布帛へ吐出し塗布する処理工程を行うインクジェットヘッドと、前記処理工程が行われた前記布帛へ色材を含むインクを吐出し塗布する記録工程を行うインクジェットヘッドと、を備え、前記処理液として互いに組成の異なる2つ以上の処理液を備える。
このような捺染装置を用いることにより、2つ以上の処理液を、インクジェットヘッドを用いて布帛に塗布する際に、布帛の種類及び特徴や、印刷濃度に応じて、最適な前処理となるように、処理液の塗布比率、合計と不良を調整するが可能となる。
また、本発明の捺染装置の制御方法は、上記捺染装置の制御方法であって、2つ以上の前記処理液から、前記処理工程に使用する処理液を選択し、選択された前記処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定する判断工程を有する。
好ましくは、前記判断工程において、前記布帛の種類、前記記録工程に用いる前記インクの種類、及び前記記録工程における前記インクの記録条件の少なくとも何れかに応じて、前記処理液の選択と、前記塗布量の決定を行う。
好ましくは、前記判断工程において、前記処理工程に使用する処理液を2つ以上選択する。
好ましくは、前記判断工程において、前記処理工程に使用する処理液を2つ以上選択し、選択された2つ以上の前記処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量をそれぞれ決定する。
好ましくは、2つ以上の前記処理液が、それぞれ、樹脂微粒子及び凝集剤の少なくともいずれかを含有するものである。
好ましくは、2つ以上の前記処理液が、少なくとも、固形分量MAの樹脂微粒子、及び、固形分量NAの凝集剤を含有する処理液Aと、固形分量MBの樹脂微粒子、及び、固形分量NBの凝集剤を含有する処理液Bと、を有し、前記処理液A及び前記処理液Bは、MA/MBとNA/NBとがお互いに異なる関係Iを有する。
好ましくは、2つ以上の前記処理液が、少なくとも、固形分量MAの樹脂微粒子を含有する処理液Aと、固形分量MBの樹脂微粒子を含有する処理液Bと、を有し、前記処理液A及び前記処理液Bは、0.2質量%<絶対値(MA−MB)<20質量%という関係IIを有する。
好ましくは、2つ以上の前記処理液が、少なくとも、固形分量NAの凝集剤を含有する処理液Aと、固形分量NBの凝集剤を含有する処理液Bと、を有し、前記処理液A及び前記処理液Bは、0.2質量%<絶対値(NA−NB)<20質量%という関係IIIを有する。
好ましくは、前記記録工程に用いる前記インクの種類が白色インクである場合に、前記判断工程において、2つ以上の前記処理液から、前記処理工程に使用する処理液を選択し、選択された前記処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定する。
好ましくは、前記判断工程において、前記布帛の単位面積当たりの質量に応じて、前記処理液の選択と、前記塗布量の決定を行う。
好ましくは、前記判断工程において、前記記録工程における前記インクの単位面積当たりの塗布量に応じて、前記処理液の選択と、前記塗布量の決定を行う。
好ましくは、前記記録工程において、前記処理工程終了後5分以内に、表面温度が35℃以下の前記布帛へ色材を含む前記インクを吐出し始める。
本実施形態の捺染装置における処理を示すフローチャート図である。 本実施形態に用いうる記録装置の構成の一例を示すブロック図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右などの位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
〔捺染装置〕
本実施形態の捺染装置は、処理液を布帛へ吐出し塗布する処理工程を行うインクジェットヘッドと、前記処理工程が行われた前記布帛へ色材を含むインクを吐出し塗布する記録工程を行うインクジェットヘッドと、を備え、前記処理液として互いに組成の異なる2つ以上の処理液を備える。
このような捺染装置を用いることにより、2つ以上の処理液を、インクジェットヘッドを用いて布帛に塗布する際に、布帛の種類及び特徴や、印刷濃度に応じて、最適な前処理となるように、処理液の塗布比率、合計と不良を調整するが可能となる。
特に、本実施形態の捺染装置は、顔料捺染用の記録装置であることが好ましい。顔料捺染においては、インク組成物と反応して早期に色材を固着させて布帛へのインクの浸透を防止し発色性を高める観点から処理液を用いることが望まれるが、処理液に含まれる樹脂や凝集剤の含有量は、布帛の種類やインクの種類や塗布量によって最適な含有量が異なる。また、処理液に含まれる凝集剤や樹脂の布帛への付与量だけではなく、これらを所定の濃度で含有する処理液として所定の塗布量で塗布する必要があり、1つの処理液の塗布量を変えるだけでは、好ましい画質が必ずしも得られないという問題も生じ得る。そこで、2種以上の処理液を用意して布帛の種類などにより選択して使用したり、併用したり、塗布量を調整することで、多種の布帛などの条件対応することが可能となる。
また、捺染固有の問題として、捺染においては、処理液の塗布量の増大に伴いあふれや黄変が生じることがあるため、処理液の塗布量には、ある一定の好ましい量というものが存在し、また、処理液に含まれ得る凝集剤や樹脂についても成分ごとに好ましい塗布量が存在する。そのため、様々な使用条件で使用される捺染装置としては、捺染の条件によって樹脂と凝集剤の好ましい塗布量を常に両立させることができるよう構成されていることが望まれるが、好ましい塗布量を常に両立させることは、1種の処理液では困難である。また、より具体的に、印刷ムラの改善は、成分(凝集剤や樹脂)濃度の濃い処理液を少量塗布するなどして、処理液の成分(凝集剤や樹脂)の塗布量を、調整することでは達成されず、処理液の成分(凝集剤や樹脂)を布帛に均一に塗布してインク組成物を均一に凝集させるためには、処理液をある程度以上の塗布量で塗布して布帛上に均一に付与することも望まれる。一方で、成分(凝集剤や樹脂)濃度の薄い処理液を多量に塗布する場合には、塗布時間が長時間化し、インクがあふれやすくなるという問題がある。したがって、適切な成分濃度の処理液を適切な塗布量で塗布することが望まれ、印捺条件によって異なる好ましい塗布量を常に満たすことは、1種の処理液では困難となる。このような課題は、インクの付着量が一般的に多く、インクの定着のために布帛を比較的高い温度に曝す捺染に固有の課題である。
捺染装置は、互いに組成の異なる2つ以上の処理液を備える構成であれば、特に限定されないが、例えば、別々のインクタンク内に充填された互いに組成の異なる2つ以上の処理液を備え、それぞれのインクタンクが、互いに異なるインク流路を介して、互いに異なるインクジェットヘッドに接続される構成;当該構成において、インク流路又はインクジェットヘッドが、共通し、2つの異なる処理液が同一のインク流路又はインクジェットヘッドを流通する構成などが挙げられる。このなかでも、組成の異なる処理液毎に、それぞれ1つのインク流路及びインクジェットヘッドが設けられる構成が好ましい。これにより、2つの異なる処理液が同一のインク流路又はインクジェットヘッドを流通する構成に比して、処理液の置換操作などが不要となるため、操作簡便性の観点から好ましい。
〔捺染装置の制御方法〕
本実施形態の捺染装置の制御方法は、上記捺染装置の制御方法であって、2つ以上の前記処理液から、前記処理工程に使用する処理液を選択し、選択された前記処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定する判断工程を有する。
捺染の対象となる布帛の種類は、材質、水分吸収性、網目の粗さ(織り方)などがさまざまであり、それに応じて適切な処理液の組成も異なる。また、インク組成物も、多様であり、例えば、隠蔽性を付与するために使用する白色インク組成物に対しては、比較的多量又は効果の高い処理液が好ましいなど、適切な処理液の組成は異なる。一方、捺染装置は、多種多様な布帛及びインク組成物に対応可能なものが望まれる。
そこで、本実施形態では、布帛の種類及び記録工程に用いるインク組成物の種類、及び記録工程におけるインクの記録条件(印刷濃度など)などに応じて、組成の異なる2種以上の処理液から、適切な処理液及び塗布量を決定し、前処理を行うことで、多種多様な布帛及びインク組成物の捺染に容易に対応可能な捺染装置を提供することが可能となる。
〔判断工程〕
判断工程は、2つ以上の処理液から、処理工程に使用する処理液を選択し、選択された処理液の、布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定する工程である。ここで、「処理工程に使用する処理液を選択」とは、2つ以上の処理液から、処理工程で使用する処理液を1種又は2種以上選択することをいう。また、「布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定」とは、選択された処理液の塗布量を決定することをいい、選択された処理液が、2種以上の場合には、各処理液に対して、個別に塗布量を決定することをいう。これにより、布帛及びインク組成物等の種類又は各記録条件(印刷濃度)などに応じて、適切な、処理液を選択することができ、また、その使用量や、2種用いる場合には使用比率を選択することが可能となる。その結果、布帛及びインク組成物等の種類又は各記録条件(印刷濃度)などに適した処理を行うことが可能となる。
ここで、布帛の種類としては、特に限定されないが、例えば、絹、綿、羊毛、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の天然繊維又は合成繊維が挙げられる。さらに、布帛は、単位面積当たりの質量(オンス/平方ヤード)、吸水性等により分類することができる。そして、布帛の種類に応じた処理液の選択としては、特に限定されないが、例えば、吸水性の比較的低い布帛に対しては、成分の含有量の比較的多い処理液を選択し、吸水性の比較的高い布帛に対しては、成分の含有量の比較的少ない処理液を選択することがあげられる。また、単位面積当たりの質量が多い布帛に対しては、成分の含有量の比較的少ない処理液を選択し、単位面積当たりの質量が多い布帛に対しては、成分の含有量の比較的多い処理液を選択することが挙げられる。また、布帛の種類に応じた塗布量の決定としては、特に限定されないが、例えば、吸水性の比較的低い布帛に対しては、塗布量を減らし、吸水性の比較的高い布帛に対しては、塗布量を増やし、単位面積当たりの質量が多い布帛に対しては、塗布量を増やし、単位面積当たりの質量が多い布帛に対しては、塗布量を減らすことが挙げられる。このようにすることで、例えば、吸水性が低く、網目が粗な生地には、濃い前処理液を少量塗布し、逆に吸水性が高く、網目が密な生地には、薄い前処理液を多量に塗布することが可能になる。なお、「吸水性の比較的低い、または高い布帛」はブリストー(Bristow)法において接触開始から30msecまでの水吸収量(mL/m2)の比較にて定められる。
図1に、本実施形態の捺染装置における処理を示すフローチャート図を示す。まず、ユーザーにより、記録媒体の種類や厚さなどの情報がコンピューターに組み込まれたプリンタドライバや印刷ソフトを介して記録装置に入力される。なお、この際、ユーザーが記録装置に設けられた操作部から記録装置に記録媒体情報、使用するインク、記録条件を選択してもよいし、また、ユーザーに代わり記録装置自体が、記録媒体の種類及び厚さを検知するような検出手段を有していてもよい。そして、記録媒体の情報に基づき、例えば、予め、コンピューターに組み込まれたプリンタドライバや印刷ソフトや記録装置に記憶されていた選択テーブルや選択プログラムにて、処理工程に使用する処理液を選択し、その塗布量が決定される。次いで、処理液を布帛へ吐出し塗布し、最後に、布帛へインクを吐出し塗布する。次に、図2に、本実施形態に用いうる記録装置の構成の一例を示すブロック図を示す。コンピューター130にはプリンタドライバがインストールされており、プリンタ1に画像を記録させるため、当該画像に応じた印刷データをプリンタ1に出力する。プリンタ1は、インク供給ユニット10、搬送ユニット20、ヘッドユニット30、メンテナンスユニット50、検出器群110、メモリー123、インターフェース121、及びコントローラー120を有する。コントローラー120は、CPU122とユニット制御回路124とを有する。外部装置であるコンピューター130から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラー120によって各ユニットを制御して、印刷データに従い、被記録媒体上に画像を記録する。プリンタ1内の状況は検出器群110によって監視されており、検出器群110は、検出結果をコントローラー120に出力する。コントローラー120は、検出器群110から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御し、インターフェース121を介して入力した印刷データをメモリー123に記憶する。メモリー123には、各ユニットを制御するための制御情報も記憶されている。このような装置構成において、記録媒体の種類や厚さなどの情報は、ユーザーがコンピューター130に組み込まれたプリンタドライバや印刷ソフトにより入力してもよいし、ユーザーがプリンタ1の操作部(不図示)からプリンタ1に記録媒体情報、使用するインク、記録条件を選択してもよいし、記録装置自体が検出器群110により、検出してもよい。そして、コントローラー120は、記録媒体情報に基づき、予め記憶されていた選択テーブルや選択プログラムに従って、処理工程に使用する処理液を選択し、その塗布量を決定する。なお、選択テーブルや選択プログラムは、コンピューターに組み込まれたプリンタドライバや印刷ソフトに記録されていてもよく、この場合には、コンピューターに組み込まれたプリンタドライバや印刷ソフトが、記録媒体情報に基づき、処理工程に使用する処理液を選択し、その塗布量を決定することができる。次いで、処理液を布帛へ吐出し塗布し、最後に、印刷データに基づき布帛へインクを吐出し塗布する。
なお、布帛の単位面積当たりの質量(オンス/平方ヤード)は、特に限定されないが、好ましくは1〜10ozであり、より好ましくは2〜6ozであり、さらに好ましくは2〜5ozである。布帛の単位面積当たりの質量(オンス/平方ヤード)が上記範囲内であることにより、得られる印捺物の均一性、隠蔽性、あふれ、塗膜密着性が総合的により向上する傾向にある。
また、インク組成物の種類としては、特に限定されず、従来の公知のインク組成物、特に顔料捺染インク組成物が挙げられる。そして、インク組成物の種類に応じた処理液の選択としては、特に限定されないが、例えば、色材含有量の比較的低いインク組成物を用いる場合においては、成分の含有量の比較的少ない処理液を選択し、色材含有量の比較的高いインク組成物を用いる場合においては、成分の含有量の比較的多い処理液を選択することが挙げられる。また、インク組成物の種類に応じた塗布量の決定としては、特に限定されないが、例えば、色材含有量の比較的低いインク組成物を用いる場合においては、塗布量を減らし、色材含有量の比較的高いインク組成物を用いる場合においては、塗布量を増やすことが挙げられる。なお、「色材含有量の比較的低いインク組成物」とは、選択可能なインク組成物が2つある場合そのうち比較的含有量が低いインク組成物であり、「色材含有量の比較的高いインク組成物」とは、そのうち比較的含有量が高いインク組成物である。また、色材含有量の比較的高いインク組成物」は顔料含有量がインクの総量に対して7質量%以上であるものが好ましい。また、「色材含有量の比較的低いインク組成物とは、顔料含有量がインクの総量に対して6質量%以下であるものが好ましく、4質量%以下であるものがより好ましい。
例えば、記録工程に用いるインクの種類が白色インクである場合においては、判断工程において、2つ以上の処理液から、処理工程に使用する処理液を選択し、選択された処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定することが挙げられる。より具体的には、白色インクを用いる場合には、凝集剤又は樹脂微粒子量の多い処理液を選択するか、塗布量を向上させることが挙げられる。
さらに、記録条件としては、特に限定されないが、例えば、インク組成物の単位面積当たりの塗布量が比較的低い記録条件;インク組成物の単位面積当たりの塗布量が比較的高い記録条件が挙げられる。そして、記録条件に応じた処理液の選択としては、特に限定されないが、例えば、インク組成物の塗布量が比較的低い記録条件に対しては、成分の含有量の比較的少ない処理液を選択し、インク組成物の塗布量が比較的高い記録条件に対しては、成分の含有量の比較的多い処理液を選択することが挙げられる。また、記録条件に応じた塗布量の決定としては、特に限定されないが、例えば、インク組成物の塗布量が比較的低い記録条件に対しては、塗布量を少なくし、インク組成物の塗布量が比較的高い記録条件に対しては、塗布量を多くすることが挙げられる。
判断工程においては、処理工程に使用する処理液を2つ以上選択することが好ましい。2種以上の処理液の選択は、それぞれの処理液の塗布量比を変化させることで、最終的に布帛上に塗布される混合された処理液に含まれる各成分の塗布量がより広い範囲となるようにするという観点から行うことができる。例えば、凝集剤の少ない処理液と多い処理液を併用すれば、処理液の塗布量比を変化させることで、最終的に布帛上に塗布される混合された処理液に含まれる凝集剤の量をより広い範囲で制御することができる。樹脂微粒子についても同様のことがいえる。これにより、単一の処理液を用いる場合と比較して、より柔軟に適切な処理を行うことが可能となる。
また、判断工程において、処理工程に使用する処理液を2つ以上選択する場合には、その選択された2つ以上の処理液の布帛に対する単位面積当たりの塗布量をそれぞれ個別に決定することが好ましい。これにより、単一の処理液を用いる場合と比較して、より柔軟に適切な処理を行うことが可能となる。なお、処理工程に使用する処理液を2つ以上選択する場合には、その選択された2つ以上の処理液の布帛に対する単位面積当たりの塗布量をそれぞれお互いに異なる塗布量を決定してもよい。
〔処理液〕
処理液の組成は、特に限定されず、従来前処理液として用いられているものを使用することができる。より具体的には、処理液は、水と、樹脂微粒子及び凝集剤の少なくともいずれかと、を含み、必要に応じて、その他の成分を含むものであることが好ましい。さらに、2種以上の処理液は、それぞれが、樹脂微粒子及び凝集剤の少なくともいずれかを含有するものであることが好ましい。このような処理液を用いることにより、処理工程をより適切な条件で行うことが可能となる。
例えば、2つ以上の処理液が、少なくとも、固形分量MAの樹脂微粒子、及び、固形分量NAの凝集剤を含有する処理液Aと、固形分量MBの樹脂微粒子、及び、固形分量NBの凝集剤を含有する処理液Bと、を有し、処理液A及び処理液Bが、MA/MBとNA/NBとがお互いに異なる関係Iを有することが好ましい。このような処理液セットを用いることにより、処理工程をより適切な条件で行うことが可能となり、得られる印捺物の均一性、隠蔽性、あふれ、塗膜密着性が総合的により向上する傾向にある。
また、2つ以上の処理液が、少なくとも、固形分量MAの樹脂微粒子を含有する処理液Aと、固形分量MBの樹脂微粒子を含有する処理液Bと、を有し、処理液A及び処理液Bが、0.2質量%<絶対値(MA−MB)<20質量%という関係IIを有することが好ましい。関係IIは、好ましくは0.2質量%<絶対値(MA−MB)<20質量%であり、より好ましくは0.5質量%<絶対値(MA−MB)<15質量%であり、さらに好ましくは2.5質量%<絶対値(MA−MB)<10質量%である。このような構成を有することにより、処理工程をより適切な条件で行うことが可能となり、得られる印捺物の均一性、隠蔽性、あふれ、塗膜密着性が総合的により向上する傾向にある。なお、この場合、処理液Aの樹脂微粒子の固形分量MAは、処理液Aの総量に対して、好ましくは0.1〜1.5質量%であり、より好ましくは0.15〜1.0質量%であり、さらに好ましくは0.25〜0.75質量%である。また、処理液Bの樹脂微粒子の固形分量MBは、処理液Bの総量に対して、好ましくは2〜10質量%であり、より好ましくは2.5〜7.5質量%であり、さらに好ましくは3〜5質量%である。
さらに、2つ以上の処理液が、少なくとも、固形分量NAの凝集剤を含有する処理液Aと、固形分量NBの凝集剤を含有する処理液Bと、を有し、処理液A及び処理液Bが、0.2質量%<絶対値(NA−NB)<20質量%という関係IIIを有することが好ましい。関係IIIは、好ましくは0.2質量%<絶対値(NA−NB)<20質量%であり、より好ましくは0.5質量%<絶対値(NA−NB)<15質量%であり、さらに好ましくは2.5質量%<絶対値(NA−NB)<10質量%である。このような構成を有することにより、処理工程をより適切な条件で行うことが可能となり、得られる印捺物の均一性、隠蔽性、あふれ、塗膜密着性が総合的により向上する傾向にある。なお、この場合、処理液Aの凝集剤の固形分量NAは、処理液Aの総量に対して、好ましくは2.5〜14質量%であり、より好ましくは5〜13質量%であり、さらに好ましくは7.5〜12質量%である。また、処理液Bの凝集剤の固形分量NBは、処理液Bの総量に対して、好ましくは12〜18質量%であり、より好ましくは12.5〜17質量%であり、さらに好ましくは13〜16質量%である。
(凝集剤)
凝集剤としては、特に限定されないが、例えば、多価金属化合物、有機酸、カチオン性樹脂、カチオン性界面活性剤等が挙げられる。凝集剤は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いられる。
多価金属化合物としては、多価金属のハロゲン化物、硝酸塩、硫酸塩等が挙げられる。また、多価金属としては、特に限定されないが、例えば、マグネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛等が挙げられ、これらの中でも凝集能の点でアルミニウム、カルシウム及びマグネシウムが好ましい。
有機酸としては、特に限定されないが、例えば、グリコール酸、コハク酸、クエン酸、酢酸、乳酸等が挙げられる。
カチオン性樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ポリルアリルアミン、ポリ(ビニルピリジン)塩、ポリアルキルアミノエチルアクリレート、ポリアルキルアミノエチルメタクリレート、ポリ(ビニルイミダゾール)、ポリ(グルコサミン)、ポリエチレンイミン、ポリビグアニド、ポリヘキシメチレングアニド、ポリグアニド等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、第1級、第2級及び第3級アミン塩型化合物、アルキルアミン塩、ジアルキルアミン塩、脂肪族アミン塩、ベンザルコニウム塩、第4級アンモニウム塩、第4級アルキルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、オニウム塩等があげられる。
凝集剤は、ユーザーの要求等に応じて適宜設定すればよく、例えば、顔料の凝集能に優れる多価金属化合物を用いると発色性に特に優れた捺染物を得ることができる。他方、カチオン性樹脂およびカチオン性界面活性剤を用いると発色性及び耐擦性に優れるだけでなく、布帛本来の風合いが損なわれにくい捺染物を得ることができる。
(樹脂微粒子)
樹脂微粒子としては、特に限定されないが、例えば、ウレタン樹脂微粒子、アクリル樹脂微粒子が挙げられる。樹脂微粒子は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いられる。
ウレタン樹脂微粒子としては、分子中にウレタン結合を有する樹脂微粒子であれば特に限定されず、主鎖にエーテル結合を含むポリエーテル型ウレタン樹脂、主鎖にエステル結合を含むポリエステル型ウレタン樹脂、及び主鎖にカーボネート結合を含むポリカーボネート型ウレタン樹脂が挙げられる。上記ウレタン樹脂微粒子の市販品としては、特に限定されないが、例えば、サンキュアー2710(日本ルーブリゾール社(The Lubrizol Corporation)製商品名)、パーマリンUA−150(三洋化成工業社(Sanyo Chemical Industries, Ltd.)製商品名)、スーパーフレックス 460,470,610,700(以上、第一工業製薬社(Dai-ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.)製商品名)、NeoRez R−9660,R−9637,R−940(以上、楠本化成社(Kusumoto Chemicals,Ltd.)製商品名)、アデカボンタイター HUX−380,290K(以上、アデカ(Adeka)社製商品名)、タケラック(登録商標) W−605,W−635,WS−6021(以上、三井化学社(Mitsui Chemicals, Inc.)商品名)、ポリエーテル(大成ファインケミカル社(TAISEI FINECHEMICAL CO,.LTD)商品名、Tg=20℃)が挙げられる。
アクリル樹脂微粒子としては、特に限定されないが、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルなどの(メタ)アクリル系単量体を重合させたものや、(メタ)アクリル系単量体と他の単量体とを共重合させたものが挙げられる。アクリル樹脂エマルションの市販品としては、特に限定されないが、例えば、モビニール966A(日本合成化学社(Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd.)製商品名)、マイクロジェルE−1002、マイクロジェルE−5002(以上商品名、日本ペイント社(Nippon Paint Co., Ltd)製)、ボンコート4001、ボンコート5454(以上商品名、DIC社製)、SAE1014(商品名、日本ゼオン社(Zeon Corporation)製)、サイビノールSK−200(商品名、サイデン化学社(SAIDEN CHEMICAL INDUSTRY CO.,LTD.)製)、ジョンクリル7100、ジョンクリル390、ジョンクリル711、ジョンクリル511、ジョンクリル7001、ジョンクリル632、ジョンクリル741、ジョンクリル450、ジョンクリル840、ジョンクリル62J、ジョンクリル74J、ジョンクリルHRC−1645J、ジョンクリル734、ジョンクリル852、ジョンクリル7600、ジョンクリル775、ジョンクリル537J、ジョンクリル1535、ジョンクリルPDX−7630A、ジョンクリル352J、ジョンクリル352D、ジョンクリルPDX−7145、ジョンクリル538J、ジョンクリル7640、ジョンクリル7641、ジョンクリル631、ジョンクリル790、ジョンクリル780、ジョンクリル7610(以上商品名、BASF社製)、NKバインダー R−5HN(新中村化学社製商品名、固形分44%)が挙げられる。
このなかでも、(メタ)アクリル系樹脂及びスチレン−(メタ)アクリル酸共重合体系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種が好ましく、アクリル系樹脂及びスチレン−アクリル酸共重合体系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種がより好ましく、スチレン−アクリル酸共重合体系樹脂がさらに好ましい。なお、上記の共重合体は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、交互共重合体、及びグラフト共重合体のうちいずれの形態であってもよい。
(有機溶剤)
処理液は、有機溶剤を含んでいてもよい。有機溶剤としては、特に限定されないが、例えば、多価アルコールのアルキルエーテル(グリコールエーテル類)及び1、2−アルキルジオールが好ましく挙げられる。当該グリコールエーテル類としては、特に限定されないが、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、1−メチル−1−メトキシブタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、及びジプロピレングリコールモノブチルエーテルが挙げられる。また、上記1,2−アルキルジオールとしては、特に限定されないが、例えば、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキサンジオールが挙げられる。これらの他に、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、及び1,8−オクタンジオール等の直鎖炭化水素のジオール類も挙げることができる。
(界面活性剤)
処理液は、界面活性剤を含んでもよい。当該界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、及びシリコーン系界面活性剤が挙げられる。
アセチレングリコール系界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール及び2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのアルキレンオキサイド付加物、並びに2,4−ジメチル−5−デシン−4−オール及び2,4−ジメチル−5−デシン−4−オールのアルキレンオキサイド付加物から選択される一種以上が好ましい。アセチレングリコール系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、例えば、オルフィン104シリーズやオルフィンE1010等のEシリーズ(エアプロダクツ社(Air Products Japan, Inc.)製商品名)、サーフィノール465やサーフィノール61(日信化学工業社(Nissin Chemical Industry CO.,Ltd.)製商品名)などが挙げられる。アセチレングリコール系界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
フッ素系界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物、パーフルオロアルキルベタイン、パーフルオロアルキルアミンオキサイド化合物が挙げられる。フッ素系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、例えば、S−144、S−145(旭硝子株式会社製);FC−170C、FC−430、フロラード−FC4430(住友スリーエム株式会社製);FSO、FSO−100、FSN、FSN−100、FS−300(Dupont社製);FT−250、251(株式会社ネオス製)などが挙げられる。フッ素系界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
シリコーン系界面活性剤としては、ポリシロキサン系化合物、ポリエーテル変性オルガノシロキサン等が挙げられる。シリコーン系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、具体的には、BYK−306、BYK−307、BYK−333、BYK−341、BYK−345、BYK−346、BYK−347、BYK−348、BYK−349(以上商品名、ビックケミー・ジャパン株式会社製)、KF−351A、KF−352A、KF−353、KF−354L、KF−355A、KF−615A、KF−945、KF−640、KF−642、KF−643、KF−6020、X−22−4515、KF−6011、KF−6012、KF−6015、KF−6017(以上商品名、信越化学株式会社製)等が挙げられる。
〔記録工程〕
記録工程は、処理工程が行われた布帛へ色材を含むインクを吐出し塗布する工程である。特に、記録工程において、処理工程終了後5分以内に、表面温度が35℃以下の布帛へ色材を含むインクを吐出し始めることが好ましい(ウェットオンウェット方式)。ウェットオンウェット方式を採用することにより、記録速度がより向上する傾向にある。なお、本実施形態の印捺装置の制御方法は、ウェットオンドライ方式であってもよい。
〔インク組成物〕
インク組成物は、色材、樹脂、水、界面活性剤、有機溶剤、必要に応じてその他成分を含むものが挙げられる。
(顔料)
顔料としては、特に限定されないが、例えば、以下に列記するものが挙げられる。
ブラック顔料としては、特に限定されないが、例えば、No.2300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No.2200B等(以上、三菱化学社(Mitsubishi Chemical Corporation)製)、Raven 5750、Raven 5250、Raven 5000、Raven 3500、Raven 1255、Raven 700等(以上、コロンビアカーボン(Carbon Columbia)社製)、Rega1 400R、Rega1 330R、Rega1 660R、Mogul L、Monarch 700、Monarch 800、Monarch 880、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1100、Monarch 1300、Monarch 1400等(キャボット社(CABOT JAPAN K.K.)製)、Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black FW18、Color Black FW200、Color B1ack S150、Color Black S160、Color Black S170、Printex 35、Printex U、Printex V、Printex 140U、Special Black 6、Special Black 5、Special Black 4A、Special Black 4(以上、デグッサ(Degussa)社製)が挙げられる。
ホワイト顔料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントホワイト 6、18、21、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化アンチモン、酸化マグネシウム、及び酸化ジルコニウムの白色無機顔料が挙げられる。当該白色無機顔料以外に、白色の中空樹脂粒子及び高分子粒子などの白色有機顔料を使用することもできる。
イエローインクに使用される顔料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントイエロー 1、2、3、4、5、6、7、10、11、12、13、14、16、17、24、34、35、37、53、55、65、73、74、75、81、83、93、94、95、97、98、99、108、109、110、113、114、117、120、124、128、129、133、138、139、147、151、153、154、167、172、180が挙げられる。
マゼンタ顔料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントレッド 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、14、15、16、17、18、19、21、22、23、30、31、32、37、38、40、41、42、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、88、112、114、122、123、144、146、149、150、166、168、170、171、175、176、177、178、179、184、185、187、202、209、219、224、245、又はC.I.ピグメントヴァイオレット 19、23、32、33、36、38、43、50が挙げられる。
シアン顔料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントブルー 1、2、3、15、15:1、15:2、15:3、15:34、15:4、16、18、22、25、60、65、66、C.I.バットブルー 4、60が挙げられる。
また、マゼンタ、シアン、及びイエロー以外のカラーインクに使用される顔料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメント グリーン 7,10、C.I.ピグメントブラウン 3,5,25,26、C.I.ピグメントオレンジ 1,2,5,7,13,14,15,16,24,34,36,38,40,43,63が挙げられる。
パール顔料としては、特に限定されないが、例えば、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマス等の真珠光沢や干渉光沢を有する顔料が挙げられる。
メタリック顔料としては、特に限定されないが、例えば、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、クロム、錫、亜鉛、インジウム、チタン、銅などの単体又は合金からなる粒子が挙げられる。
顔料の含有量は、インクの総量に対して、好ましくは1〜15質量%であり、より好ましくは2.5〜12.5質量%であり、さらに好ましくは4.5〜10質量%である。顔料の含有量が上記範囲内であることにより、処理工程をより適切な条件で行うことが可能となり、得られる印捺物の均一性、隠蔽性、あふれ、塗膜密着性が総合的により向上する傾向にある。
(有機溶剤)
有機溶剤としては、特に限定されないが、例えば、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、オクタン、イソオクタン等の炭化水素系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル、γブチロラクトン等のエステル系溶剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール系の溶媒;ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲン系溶媒;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−メチル−ε−カプロラクタム、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド系溶剤が挙げられる。
界面活性剤としては、処理液で例示したものと同様のものを用いることができる。
〔加熱工程〕
記録工程後、加熱工程をさらに行ってもよい。当該加熱工程では、インクが付着した布帛を加熱処理する。当該加熱処理により、インクに含まれ得る樹脂(ポリマー)を布帛の表面に融着させ、かつ、水分を蒸発させることができる。その結果、印捺物の耐擦性を一層優れたものとすることができる。
上記加熱処理としては、以下に限定されないが、例えば、ヒートプレス法、常圧スチーム法、高圧スチーム法、及びサーモフィックス法が挙げられる。また、加熱の熱源としては、以下に限定されないが、例えば赤外線(ランプ)が挙げられる。また、加熱処理時の温度は、インクに含まれ得る樹脂(ポリマー)を融着し、かつ、水分を蒸発させることができればよく、150〜200℃程度であるとよい。
上記加熱工程後は、印捺物を水洗し、乾燥してもよい。このとき、必要に応じてソーピング処理、即ち未固着の顔料を熱石鹸液などで洗い落とす処理を行ってもよい。
以下、本発明を試験例を用いてより具体的に説明する。本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。
[処理液の材料]
下記の試験例において使用した処理液用の主な材料は、以下の通りである。
〔凝集剤〕
硝酸カルシウム
〔樹脂微粒子〕
モビニール966A (日本合成化学社製、固形分45%)
〔有機溶剤〕
グリセリン
1,2−ヘキサンジオール
トリエチレングリコールモノブチルエーテル(TEGmBE)
〔界面活性剤〕
シリコーン系界面活性剤(BYK348、ビックケミージャパン社製)
[処理液の調製]
各材料を下記の表1に示す組成で混合し、十分に撹拌し、各処理液を得た。なお、下記の表1中、数値の単位は質量%であり、合計は100.0質量%である。
Figure 2017110318
[インク組成物用の材料]
下記の試験例において使用したインク組成物用の主な材料は、以下の通りである。
〔色材〕
二酸化チタンスラリー(商品名:NanoTek(R)Slurry、シーアイ化成株式会社製、二酸化チタン固形分20% 平均粒子径250nm)
シアン顔料分散液(C.I.15:3 顔料水分散液、固形分15%)
〔樹脂〕
タケラック W6021 (三井化学製、固形分30%)
〔有機溶剤〕
2−ピロリドン
グリセリン
トリエチレングリコール
トリエチレングリコールモノブチルエーテル
〔界面活性剤〕
シリコーン系界面活性剤(BYK348、ビックケミージャパン社製)
[インク組成物の調製]
各材料を下記の表2に示す組成で混合し、十分に撹拌し、各インク組成物を得た。なお、下記の表2中、数値の単位は質量%であり、合計は100.0質量%である。
Figure 2017110318
〔布帛〕
PSヘビー(HANES社製)
PSライト(HANES社製)
GLウルトラ(HANES社製)
〔印捺物の作成〕
捺染装置としては、EPSON製SC−F2000を改造した試験機を用いた。試験機のヘッドに、処理液P1、処理液P2、白インクW1、シアンインクC1を、それぞれ、1インクに対応するノズル列に充填した。上記処理液及びインクを、各布帛に対して表3〜5の条件でそれぞれ付着させて印捺物を得た。具体的には、最初に、処理工程を行い、完了後、直ちに布帛を戻してインクの塗布を開始した。処理工程〜印刷工程まで布帛温度は25℃とした。時間間隔は5秒であった。また、処理液、インクの液滴解像度は、それぞれ、1440dpiとした。印刷後、布帛を170℃×1分で、乾燥させた。
〔印捺物均一性(ムラ)〕
得られた印捺物のベタパターン内のインクの凝集ムラを目視で観察し、下記評価基準で評価した。なお、この評価は室温(25℃)条件下の実験室で行った。白はいずれも全面に記録した。
(評価基準)
○:ムラがない、またはほとんど見えない。
△:ややムラが目立つ。
×:大きなムラが目立つ。
〔印捺物の白さ〕
得られた印捺物のL*値を、測色器(商品名「Gretag Macbeth Spectrolino」、X−RITE社製)により測定し、得られたL*値に基づいて、下記評価基準により白さを評価した。
(インク塗布量が150mg/inch2である場合の評価基準)
○:L*値が92以上
△:L*値が90以上92未満
×:L*値が90未満
(インク塗布量が75mg/inch2である場合の評価基準)
○:L*値が88以上
△:L*値が86以上88未満
×:L*値が86未満
〔印捺物 白あふれ〕
得られた印捺物を目視で観察し、下記評価基準により白あふれについて確認をした。なお、「白あふれ」とは、インクが布帛に吸収しきれず印刷領域の端から外れた場所に広がっていることをいう。
(評価基準)
○:あふれがない、またはほとんど見えない。
△:ややあふれが目立つ。
×:大きなあふれが目立つ。
〔塗膜密着性(耐洗濯性)〕
得られた印捺物の耐洗濯性試験を「AATCC61 2A(25℃洗濯)」と、「3A(60℃洗濯)」に準じて行い、下記評価基準により評価した。
(評価基準)
○:4級以上
△:3級
×:2級以下
〔印捺物 黄変(熱着色)〕
得られた印捺物を目視で観察し、下記評価基準により黄変(熱着色)について確認をした。
(評価基準)
○:黄色みがない。またはほとんど見えない。
△:やや黄色みが目立つ。
×:黄色みがはっきりと目立つ。
〔印捺物 にじみ〕
得られた印捺物を目視で観察し、下記評価基準によりにじみについて確認をした。
(評価基準)
○:にじみがない。またはほとんど見えない。
△:ややにじみが目立つ。
×:にじみがはっきりと目立つ。
Figure 2017110318
Figure 2017110318
Figure 2017110318
表3のとおり、試験例1〜5の対比では、試験例2〜4の方が処理液の種類及び各処理液の塗布量を選択することにより総合的に好ましい結果を得ることができ、また、処理液を1種のみ用いる試験例1及び5よりも処理液を2種用いる試験例3〜4の方が総合的に好ましい結果を得ることができることが分かった。さらに、試験例1から、処理液の塗布量を減らした試験例41〜46に鑑みれば、単に1種の処理液の塗布量を変化させたとしても、総合的に好ましい結果を得ることができないことが分かった。また、試験例6〜10の対比では、生地種(生地重さ)を変えたとしても、処理液を1種のみ用いる試験例6及び10よりも処理液を2種用いる試験例7〜9の方が総合的に好ましい結果を得ることができることがわかった。さらに、試験例11〜15の対比では、生地種(生地重さ)を変えたとしても、処理液の種類及び各処理液の塗布量を選択することにより総合的に好ましい結果を得ることができることがわかった。
また、表4のとおり、処理液全体の塗布量を減らした場合であっても、処理液を1種のみ用いる試験例16及び20よりも処理液を2種用いる試験例17〜19の方が総合的に好ましい結果を得ることができることが分かった。さらに、インクの塗布量を減らした場合であっても、処理液を1種のみ用いる試験例21及び25よりも処理液を2種用いる試験例22〜24の方が総合的に好ましい結果を得ることができることが分かった。また、試験例26〜30の対比では、生地種(生地重さ)を変えたとしても、処理液の種類及び各処理液の塗布量を選択することにより総合的に好ましい結果を得ることができることがわかった。さらに、試験例31〜35の対比では、生地種(生地重さ)と処理液の塗布量を変えたとしても、処理液の種類及び各処理液の塗布量を選択することにより総合的に好ましい結果を得ることができることがわかった。
さらに、表5のとおり、インク種を変えたとしても、試験例16〜20と同様に、処理液を1種のみ用いる試験例36及び40よりも処理液を2種用いる試験例37〜39の方が総合的に好ましい結果を得ることができることが分かった。
1…プリンタ、10…インク供給ユニット、20…搬送ユニット、30…ヘッドユニット、50…メンテナンスユニット、110…検出器群、120…コントローラー、121…インターフェース、122…CPU、123…メモリー、124…ユニット制御回路、130…コンピューター。

Claims (13)

  1. 処理液を布帛へ吐出し塗布する処理工程を行うインクジェットヘッドと、
    前記処理工程が行われた前記布帛へ色材を含むインクを吐出し塗布する記録工程を行うインクジェットヘッドと、を備え、
    前記処理液として互いに組成の異なる2つ以上の処理液を備える、
    捺染装置。
  2. 請求項1に記載の捺染装置の制御方法であって、
    2つ以上の前記処理液から、前記処理工程に使用する処理液を選択し、選択された前記処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定する判断工程を有する、
    捺染装置の制御方法。
  3. 前記判断工程において、前記布帛の種類、前記記録工程に用いる前記インクの種類、及び前記記録工程における前記インクの記録条件の少なくとも何れかに応じて、前記処理液の選択と、前記塗布量の決定を行う、
    請求項2に記載の捺染装置の制御方法。
  4. 前記判断工程において、前記処理工程に使用する処理液を2つ以上選択する、
    請求項2又は3に記載の捺染装置の制御方法。
  5. 前記判断工程において、前記処理工程に使用する処理液を2つ以上選択し、選択された2つ以上の前記処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量をそれぞれ決定する、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  6. 2つ以上の前記処理液が、それぞれ、樹脂微粒子及び凝集剤の少なくともいずれかを含有するものである、
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  7. 2つ以上の前記処理液が、少なくとも、
    固形分量MAの樹脂微粒子、及び、固形分量NAの凝集剤を含有する処理液Aと、
    固形分量MBの樹脂微粒子、及び、固形分量NBの凝集剤を含有する処理液Bと、を有し、
    前記処理液A及び前記処理液Bは、MA/MBとNA/NBとがお互いに異なる関係Iを有する、
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  8. 2つ以上の前記処理液が、少なくとも、
    固形分量MAの樹脂微粒子を含有する処理液Aと、
    固形分量MBの樹脂微粒子を含有する処理液Bと、を有し、
    前記処理液A及び前記処理液Bは、0.2質量%<絶対値(MA−MB)<20質量%という関係IIを有する、
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  9. 2つ以上の前記処理液が、少なくとも、
    固形分量NAの凝集剤を含有する処理液Aと、
    固形分量NBの凝集剤を含有する処理液Bと、を有し、
    前記処理液A及び前記処理液Bは、0.2質量%<絶対値(NA−NB)<20質量%という関係IIIを有する、
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  10. 前記記録工程に用いる前記インクの種類が白色インクである場合に、
    前記判断工程において、2つ以上の前記処理液から、前記処理工程に使用する処理液を選択し、選択された前記処理液の、前記布帛に対する単位面積当たりの塗布量を決定する、
    請求項2〜9のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  11. 前記判断工程において、前記布帛の単位面積当たりの質量に応じて、前記処理液の選択と、前記塗布量の決定を行う、
    請求項2〜10のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  12. 前記判断工程において、前記記録工程における前記インクの単位面積当たりの塗布量に応じて、前記処理液の選択と、前記塗布量の決定を行う、
    請求項2〜11のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
  13. 前記記録工程において、前記処理工程終了後5分以内に、表面温度が35℃以下の前記布帛へ色材を含む前記インクを吐出し始める、
    請求項2〜12のいずれか1項に記載の捺染装置の制御方法。
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