JP6387685B2 - 記録方法及びインクセット - Google Patents
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Description
〔1〕
非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体に、第1反応液と、色材を含む第1インクと、第2反応液と、色材を含む第2インクとを、この順番で重ねて付着させる工程を有し、
前記第1反応液は、前記第1インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含み、
前記第2反応液は、前記第2インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含む、
記録方法。
〔2〕
前記第1インク及び前記第2インクの一方が、カラー色材を含むカラーインク又はブラック色材を含むブラックインクであり、
前記第1インク及び前記第2インクの他方が、白色色材を含む白インク又はメタリック色材を含むメタリックインクである、前項〔1〕に記載の記録方法。
〔3〕
前記第1反応液が、多価金属塩及び有機酸からなる群より選ばれる1種以上の凝集剤を含む、前項〔1〕又は〔2〕に記載の記録方法。
〔4〕
前記第2反応液が、多価金属塩及び有機酸からなる群より選ばれる1種以上の凝集剤を含む、前項〔1〕〜〔3〕のいずれか一項に記載の記録方法。
〔5〕
前記第2反応液が、前記第2インクの受容層となる成分又はカチオン樹脂の少なくとも1つをさらに含む、前項〔1〕〜〔4〕のいずれか一項に記載の記録方法。
〔6〕
前記第2反応液に含まれる、前記第2インクの受容層となる前記成分又は前記カチオン樹脂の少なくとも1つの前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)に対する、前記第2インクに含まれる前記色材の付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)の比が、3〜30である、前項〔5〕に記載の記録方法。
〔7〕
前記第1インクが、白色色材を含む白インク又はメタリック色材を含むメタリックインクである、前項〔1〕〜〔6〕のいずれか一項に記載の記録方法。
〔8〕
前記第1反応液に含まれる前記凝集剤の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:mol)に対する、前記第1インクに含まれる前記色材の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)の比が、900〜35000である、前項〔1〕〜〔7〕のいずれか一項に記載の記録方法。
〔9〕
前記被記録媒体が、非吸収性被記録媒体である、前項〔1〕〜〔8〕のいずれか一項に記載の記録方法。
〔10〕
前記第1反応液が、界面活性剤を含み、かつ表面張力が50mN/m以下である、前項〔1〕〜〔9〕のいずれか一項に記載の記録方法。
〔11〕
前記第2反応液に含まれる前記凝集剤の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:mol)に対する、前記第2インクに含まれる前記色材の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)の比が900〜35000である、前項〔1〕〜〔10〕のいずれか一項に記載の記録方法。
〔12〕
前項〔1〕〜〔11〕のいずれか一項に記載の記録方法に用いる、色材を含む前記第1インクと、色材を含む前記第2インクと、を備え、
前項〔1〕〜〔11〕のいずれか一項に記載の記録方法に用いる、前記第1インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含む第1反応液及び前記第2インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含む第2反応液として用いる少なくとも1つの反応液を備える、インクセット
本実施形態の記録方法は、非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体(以下、単に「被記録媒体」ともいう。)に、第1反応液と、色材を含む第1インクと、第2反応液と、色材を含む第2インクとを、この順番で重ねて付着させる工程を有し、前記第1反応液は、前記第1インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含み、前記第2反応液は、前記第2インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含む。なお、以下、第1反応液と第2反応液とをまとめて単に「反応液」ともいう。また、第1インクと第2インクとをまとめて単に「インク」ともいう。
第1反応液付着工程は、非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体上に第1インク付着工程の前に反応液を付着させる工程である。第1反応液付着工程で用いる反応液を第1反応液とする。付着手段としては、特に限定されないが、例えば、ローラー塗布、スプレー塗布、インクジェット塗布を利用することができる。なお、本実施形態の記録方法は、第1反応液付着工程中又は第1反応液付着工程後において被記録媒体へ塗布した第1反応液の少なくとも一部を乾燥する工程をさらに有していてもよい。
第1反応液の付着領域の、第1反応液に含まれる凝集剤の、単位面積当たりの被記録媒体への付着量は、3×10-5〜150×10-5mmol/inch2が好ましく、下限は、5×10-5mmol/inch2以上がより好ましく、10×10-5mmol/inch2以上がさらに好ましく、20×10-5mmol/inch2以上が特に好ましく、上限は、100×10-5mmol/inch2以下がより好ましく、80×10-5mmol/inch2以下がさらに好ましく、50×10-5mmol/inch2以下がさらに好ましく、40×10-5mmol/inch2以下が特に好ましい。当該付着量が上記である場合、記録物の画質などに一層優れ、後述の付着量の比を好ましいものにし易い点で好ましい。
第1インク付着工程は、被記録媒体上に付着した第1反応液に付着領域の少なくとも一部を重ねて第1インクを付着させる工程である。以下、各実施形態において重ねるとは付着領域において少なくとも一部を重ねていればよい。このとき、第1反応液と第1インクは直接反応するため、迅速に第1インクの凝集が可能である。なお、第1反応液は完全に乾燥していなくてもよい。第1反応液を乾燥する工程を省くことにより、第1インクの付着を早く始めることができ、記録速度がより高速化する傾向にある。なお、本実施形態の記録方法は、第1インク付着工程中又は第1インク付着工程後において被記録媒体へ塗布した第1反応液及び第1インクの少なくとも一部を乾燥する工程をさらに有していてもよい。
第1インク付着工程における第1インクに含む色材の付着量は、0.1〜3mg/inch2が好ましく、下限は、0.2mg/inch2以上がより好ましく、0.4mg/inch2以上がさらに好ましく、0.8mg/inch2以上がさらにより好ましい。上限は、2mg/inch2以下がより好ましく、1.8mg/inch2以下がさらにより好ましく、1.6mg/inch2以下がさらに好ましい。当該付着量が上記である場合、記録物の画質などに一層優れ、後述の付着量の比を好ましいものにし易い点で好ましい。
第2反応液付着工程は、被記録媒体上に付着した第1インクに重ねて反応液を付着させる工程である。第2反応液付着工程で用いる反応液を第2反応液とする。付着手段としては、特に限定されないが、例えば、ローラー塗布、スプレー塗布、インクジェット塗布を利用することができる。なお、本実施形態の記録方法は、第2反応液付着工程中又は第2反応液付着工程後において被記録媒体へ塗布した第2反応液の少なくとも一部を乾燥する工程をさらに有していてもよい。
第2反応液の付着領域の、第2反応液に含まれる凝集剤の、単位面積当たりの被記録媒体への付着量は、1×10-5〜100×10-5mmol/inch2が好ましく、下限は、3×10-5mmol/inch2以上がより好ましく、5×10-5mmol/inch2以上がさらに好ましく、上限は、70×10-5mmol/inch2以下がより好ましく、50×10-5mmol/inch2以下がさらに好ましく、30×10-5mmol/inch2以下がさらに好ましく、20×10-5mmol/inch2以下が特に好ましい。当該付着量が上記である場合、記録物の画質などが一層優れ、後述の付着量の比を好ましいものにし易い点で好ましい。
第2インク付着工程は、被記録媒体上に付着した第2反応液の上から第2インクを付着させる工程である。このとき、第1反応液、第2反応液、及び第1インクは完全には乾燥していなくてもよい。これらが完全には乾燥していない状態で、第2インクを付着させることで、第2反応液と第2インクが良好に反応することができる。なお、第1反応液、第2反応液、及び第1インクが完全に乾燥していなくとも、ブリードを抑制しつつ第2インクを付着させることができるため。記録速度の高速化が達成できる。また、本実施形態の記録方法は、第2インク付着工程の前に、被記録媒体上に付着した第1反応液、第2反応液、及び第1インクの少なくとも一部を乾燥する工程を有していてもよい。なお、このような乾燥工程は、完全には乾燥させず一部を乾燥させる工程とすることが好ましい。また、本実施形態の記録方法は、第2インク付着工程中または工程後に被記録媒体へ塗布した第2インクの少なくとも一部を乾燥する工程を有していてもよい。
第2インク付着工程における第2インクに含む色材の付着量は、0.1〜3mg/inch2が好ましく、下限は、0.2mg/inch2以上がより好ましく、0.4mg/inch2以上がさらに好ましい。上限は、2mg/inch2以下がより好ましく、1.7mg/inch2以下がさらにより好ましく、1.5mg/inch2以下がさらに好ましく、1mg/inch2以下がよりさらに好ましく、0.7mg/inch2以下が特に好ましい。当該付着量が上記である場合、記録物の画質などに一層優れ、後述の付着量の比を好ましいものにし易い点で好ましい。
また、上記比Aは、前述の第1インク付着工程において付着した被記録媒体の色材の付着量が最も多い領域におけるもの、上記比B、比Cは、前述の第2インク付着工程において付着した被記録媒体の色材の付着量が最も多い領域におけるもの、であるとする場合、記録物の画質などが一層優れる点で好ましい。
また、前述の第1インク付着工程における色材の付着量は、第1インク付着工程において付着した被記録媒体の色材の付着量が最も多い領域におけるもの、前述の第2インク付着工程における色材の付着量は、第2インク付着工程において付着した被記録媒体の色材の付着量が最も多い領域におけるもの、であるとする場合、記録物の画質などが一層優れる点で好ましい。
また、前述の第1反応液付着工程における凝集剤の付着量は、第1インク付着工程において付着した被記録媒体の色材の付着量が最も多い領域におけるもの、前述の第2反応液付着工程における凝集剤の付着量は、第2インク付着工程において付着した被記録媒体の色材の付着量が最も多い領域におけるもの、であるとする場合、記録物の画質などが一層優れる点で好ましい。
第1反応液は、第1インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含む。このような反応液を用いることで、被記録媒体を加熱することなく良質な記録物を得ることができ、被記録媒体の加熱によりノズルが乾燥等することに起因するノズルの目詰まりを抑制することができる。具体的には、第1反応液が凝集剤を含むことにより、加熱をしなくても、第1インクに含まれる顔料を凝集させることができ、第1インクの凝集ムラを防止することが可能となり、良質な記録物を得ることができる。
第2反応液は、第2インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含む。このような反応液を用いることで、被記録媒体を加熱することなく良質な記録物を得ることができ、被記録媒体の加熱によりノズルが乾燥等することに起因するノズルの目詰まりを抑制することができる。具体的には、凝集剤を含むことにより、加熱をしなくても、第2インクに含まれる顔料を凝集させることができ、第2インクのブリードを防止することが可能となり、良質な記録物を得ることができる。
第1反応液及び第2反応液が含みうる凝集剤としては、特に限定されないが、例えば、多価金属塩及び有機酸からなる群より選ばれる1種以上が好ましい。
多価金属塩としては、特に限定されないが、例えば、無機酸の多価金属塩あるいは有機酸の多価金属塩が好ましい。このような多価金属塩としては、特に限定されないが、例えば、周期表の第2族のアルカリ土類金属(例えば、マグネシウム、カルシウム)、周期表の第3族の遷移金属(例えば、ランタン)、周期表の第13族の土類金属(例えば、アルミニウム)、ランタニド類(例えば、ネオジム)、の塩を挙げることができる。また、多価金属と塩を形成する有機酸又は無機酸としては、特に限定されないが、例えば、カルボン酸塩(蟻酸塩、酢酸塩、安息香酸塩など)、硫酸塩、硝酸塩、塩化物、及びチオシアン酸塩が好適である。このなかでも、好ましくは、カルボン酸(蟻酸、酢酸、安息香酸など)のカルシウム塩又はマグネシウム塩、硫酸のカルシウム塩又はマグネシウム塩、硝酸のカルシウム塩又はマグネシウム塩、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、及びチオシアン酸のカルシウム塩又はマグネシウム塩が挙げられる。多価金属塩を構成する上記多価金属と有機酸又は無機酸は、いずれを組み合わせたものであってもよく、水和物であってもよい。なお、多価金属塩は、1種単独で用いてもよいし2種以上を併用してもよい。
有機酸としては、特に限定されないが、例えば、リン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、クエン酸、酢酸が挙げられる。このなかでも、1価あるいは2価以上のカルボン酸が好ましい。このようなカルボン酸を含むことにより、得られる記録物の耐ブリード性により優れる傾向にある。なお、有機酸は1種単独で用いてもよいし2種以上を併用してもよい。また、有機酸は塩の状態であってもよい。有機酸塩としては、特に限定されないが、例えば、上記有機酸の塩(ただし、上記多価金属塩と重複しない。)が挙げられる。上記有機酸の塩としては、特に限定されないが、例えば、酢酸ナトリウムなどが挙げられる。なお、有機酸塩は1種単独で用いてもよいし2種以上を併用してもよい。
反応液が、受容層となる成分を含むことにより、得られる記録物の耐ブリード性及び発色性により優れる傾向にある。受容層となる成分としては、特に限定されないが、例えば、無機微粒子、及び液中で固体の樹脂微粒子が挙げられる。このような粒子としては、例えば、カチオン性粒子、ノニオン性粒子、アニオン性粒子が挙げられる。
反応液が、カチオン性樹脂を含むことにより、得られる記録物の耐ブリード性及び発色性により優れる傾向にある。カチオン性樹脂としては、特に限定されないが、例えば、反応液に可溶な水溶性カチオン樹脂、樹脂エマルションなどの液中で分散状態にあるカチオン樹脂エマルションが挙げられる。このなかでも、インク成分とカチオン性樹脂との反応が優れる点で反応液に可溶な樹脂が好ましい。カチオン性樹脂は、第1インクや第2インクに含まれる顔料との相互作用が前述の凝集剤と比べて比較的弱いため、凝集剤よりも凝集剤の補助剤として働く。
上記のほか、反応液は、溶剤、界面活性剤等のその他の成分を含有することができる。以下、第1反応液及び第2反応液が含みうるその他の成分について説明する。
本実施形態における反応液は、溶剤をさらに含むことが好ましい。溶剤としては、特に限定されないが、例えば、有機溶剤又は水を用いることができる。
本実施形態で用いる反応液は、界面活性剤を含むことが好ましい。当該界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、及びシリコーン系界面活性剤のうち少なくともいずれかが好ましい。
第1インクは、色材を含む。第1インクにおける色材の含有量は、第1インクの総量に対して、2〜20質量%が好ましく、5〜20質量%がより好ましい。色材の含有量が上記範囲内であることにより、得られる記録物の耐ブリード性及び発色性により優れる傾向にある。
第2インクは、色材を含む。第2インクにおける色材の含有量は、第2インクの総量に対して、2〜15質量%が好ましく、3〜13質量%がより好ましい。色材の含有量が上記範囲内であることにより、得られる記録物の耐ブリード性及び発色性により優れる傾向にある。
第1インク及び第2インクに含まれ得る色材について、以下説明する。なお、第1インク及び第2インクは、それぞれ、色材を1種単独で含んでもよいし2種以上含んでもよい。また、色材としては、染料及び顔料が挙げられ、この中でも顔料が好ましい。
本実施形態で用いるインクが色材として顔料を含む場合、樹脂エマルションをさらに含むことが好ましい。当該樹脂エマルションを用いることにより、インクの乾燥に伴い、樹脂エマルション中の樹脂同士と、樹脂及び顔料と、がそれぞれ互いに融着して顔料を被記録媒体に固着させるため、記録物の画像部分の耐擦性及び密着性を一層良好にすることができる。樹脂エマルションの中でもウレタン樹脂エマルション、アクリル樹脂エマルションが好ましく、ウレタン樹脂エマルションがより好ましい。これにより、インクの定着性が優れたものとなるため、記録物の耐擦性及び密着性が共に優れたものとなる。
本実施形態におけるインクは、溶剤をさらに含むことが好ましい。溶剤としては、特に限定されないが、例えば、有機溶剤又は水を用いることができる。
本実施形態で用いるインクは、界面活性剤を含むことが好ましい。当該界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、及びシリコーン系界面活性剤のうち少なくともいずれかが好ましい。
本実施形態で用いるインクは、その保存安定性及びヘッドからの吐出安定性を良好に維持するため、目詰まり改善のため、又はインクの劣化を防止するため、溶解助剤、粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、腐食防止剤、及び分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤などの、種々の添加剤を適宜添加することもできる。本実施形態で用いるインクは、揮発性成分中、水を最も多く含む水系インクとすることが、安全性の点で好ましい。
本実施形態に係る記録方法は、非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体への記録に用いるものである。吸収性被記録媒体は、耐水性や耐擦性などに劣り、表面にインク受容層を設けて構成した吸収性被記録媒体の場合、高コストとなる場合がある。それに対して、非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体は、耐水性、耐擦性、表面にインク受容層を設けて構成した吸収性被記録媒体と比べて低コストの点で優れる。その反面、非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体は、低吸収、さらには非吸収であるほどブリードが発生しやすく、ブリードの発生と記録速度の両立が困難となる。そこで、そのような非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体に対して、本実施形態に係る記録方法を用いることが有利となり、非吸収性被記録媒体に対して用いると一層有利となる。
本実施形態のインクセットは、上記記録方法に用いる、第1インクと、第2インクと、を備え、上記記録方法に用いる、第1反応液及び第2反応液の少なくとも1つの反応液を備える。インクセットに備えられる反応液は、第1反応液及び第2反応液であっても、第1反応液及び第2反応液の両方として働く反応液であってもよい。このようなインクセットを用いることにより、非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体上に複数のインクを重ねて記録した場合に、それらのインク間でのブリードが防止でき、インクの凝集ムラが抑制され、かつインクジェットノズルに目詰りが生じにくい。
下記の実施例及び比較例において使用した反応液及びインク用の主な材料は、以下の通りである。
〔顔料〕
白色顔料:二酸化チタン NanoTek(R) Slurry シーアイ化成社製商品名
シアン顔料:C.I.ピグメントブルー15:3
〔多価金属塩〕
硫酸マグネシウム・7水和物(分子量246.47g/mol)
酢酸カルシウム・1水和物(分子量176.18g/mol)
硝酸カルシウム・4水和物(分子量164.09g/mol)
〔有機酸〕
コハク酸(分子量118.09g/mol)
〔界面活性剤〕
BYK348(シリコーン系界面活性剤、ビックケミー・ジャパン社製)
〔樹脂エマルジョン〕
ジョンクリル62J(アクリルスチレン系樹脂、BASF社製)
〔受容層となる成分〕
スノーテックスZL(アニオン性コロイダルシリカ、日産化学工業社製)
〔カチオン性樹脂〕
アローベースCD−1200(カチオン樹脂エマルション、ユニチカ社製)
〔有機溶剤〕
1,2−ヘキサンジオール
プロピレングリコール
各材料を下記の表1〜4に示す組成(質量%)で混合し、十分に撹拌し、第1反応液、第2反応液、第1インク、及び第2インクをそれぞれ得た。なお、表面張力は、表面張力計(協和界面科学(株)製、表面張力計CBVP−Z等)を用いて、ウィルヘルミー法で液温25℃にて測定した。
PX−G930(エプソン社製)の改造機を用いた。改造点はプラテンにヒーターを取り付け、被記録媒体を加熱可能とした点である。ノズルピッチは180dpiである。表1〜4に示す記録条件でインクジェット法により各ヘッドから、第1反応液、第1インク、第2反応液、及び第2インクの順で吐出し、非吸収性被記録媒体である東レ製PETフィルム「ルミラー S10」(商品名、厚み100μm)、又は、低非吸収性被記録媒体であるNPコート紙(リンテック製)上にそれぞれ付着させてベタパターンを形成した。この際、第1反応液のみ付着したパターン1と、第1反応液と第1インクとを重ねて付着したパターン2と、第1反応液と第1インクと第2反応液とを重ねて付着したパターン3と、第1反応液と第1インクと第2反応液と第2インクとを重ねて付着したパターン4と、をそれぞれ形成した。なお、パターン2〜4は互いに接するように同時に形成した。
第1インク付着工程後第2インク付着工程前(被記録媒体が第2インク用ヘッドと対向する位置に搬送されてきた時点)のパターン2における、第1反応液及び第1インクに含まれる揮発成分の乾燥率は、以下の式で算出した。ここで、Afは被記録媒体へ重ねて付着させる部分の第1反応液と第1インクの合計の付着量(mg)である。また、Aeは、記録物を使用するのに十分な状態まで第1反応液及び第1インクを乾燥(揮発)させた状態であり具体的には100℃で60分乾燥させた状態とした場合の被記録媒体上の第1反応液と第1インクの合計の残留物量である。さらに、Aは、第2反応液付着工程直前の被記録媒体上の第1反応液と第1インクの総質量である。
揮発成分の乾燥率%=(Af−A)/(Af−Ae))×100
〔第1インクと第2インクの重ね合わせ記録時のブリード〕
表1〜4に記載の第2のインクに含まれる色材の付与量を100%として、その色材の付与量を30〜200%の間で変化させるように、パターン4における第2インクの付着量を制御して記録した記録物をそれぞれ得た。第1インクと第2インクの重ね合わせ記録時のブリードは、得られた記録物のパターン4とパターン2の接する部分を目視で観察し、下記評価基準で評価した。なお、「200%」は、複数色のカラーインクを用いて2次色以上の色を記録する場合の、複数色のインクの合計の最大の付着量を想定した値である。
(評価基準)
AA: 第2インクに含まれる色材の付与量が200%でも混色がない。
A: 第2インクに含まれる色材の付与量が100%までなら混色がない。
B: 第2インクに含まれる色材の付与量が50%までなら混色がない。
C: 第2インクに含まれる色材の付与量が30%でも混色が発生する。
被記録媒体上の第1反応液の析出は、パターン1を目視で観察し、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
A: 析出が認められない。
B: 析出が認められるが、白濁は認められない。
C: 析出が認められ、かつ白濁が認められる。
インクを付着した部分(画像部)の白濁は、パターン4を目視で観察し、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
A: 白濁が認められない。
B: 白濁が認められる。
被記録媒体上の第1インクの凝集ムラ(ベタムラ)は、パターン2を目視で観察し、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
A: 第1インクに凝集ムラが認められない。
B: 第1インクに凝集ムラが若干認められる。
B’: 第1インクに凝集ムラが目立つ部分がまだら状に存在すると認められる。
C: 第1インクに凝集ムラが全体的にかなり認められる。
記録物の臭気は、パターン4に対し官能評価を行い、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
A: 臭気がない。
B: 臭気がわずかにある。
C: 臭気が非常にある。
記録物のべたつきは、パターン4の印刷面同士を重ね合わせて、その貼り付きの程度に基づいて、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
A: 2枚の印字面同士を重ねた状態で1日放置しても貼り付きがない。(べたつきがない)
B: 2枚の印字面同士を重ねた状態で1日放置して、1枚を持ち上げるともう1枚も貼り付いて持ち上げられるが、1分以内に剥がれ落ちる。(わずかにべたつきがある。)
C: 2枚の印字面同士を重ねた状態で1日放置して、1枚を持ち上げるともう1枚も貼り付いて持ち上げられ、1分以上経過しても剥がれ落ちない。(べたつきがある。)
記録速度は、パターン4が得られる記録速度に基づいて、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
A: A4サイズの被記録媒体1枚に30秒未満で記録できる。
B: A4サイズの被記録媒体1枚に30秒〜1分で記録できる。
C: A4サイズの被記録媒体1枚に1分を超えれば記録できる。
目詰まり信頼性は、パターン4をA4サイズの被記録媒体50枚に記録した後のノズルを目視で観察し、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
A: 被記録媒体に50枚記録してもノズル抜けもノズル曲がりも発生しない。
B: 被記録媒体に50枚記録すると、ノズル抜けは発生しないがノズル曲がりが発生する。
C: 被記録媒体に50枚記録すると、ノズル抜け及びノズル曲がりが発生する。
Claims (11)
- 非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体に、第1反応液と、色材を含む第1インクと、第2反応液と、色材を含む第2インクとを、この順番で重ねて付着させる工程を有し、
前記第1反応液は、前記第1インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含み、
前記第2反応液は、前記第2インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤と、前記第2インクの受容層となる無機微粒子又は樹脂微粒子と、を含み、
前記第1インクは、白色色材を含む白インク又はメタリック色材を含むメタリックインクであり、
前記第2インクは、カラー色材を含むカラーインク又はブラック色材を含むブラックインクである、記録方法。 - 非吸収性被記録媒体又は低吸収性被記録媒体に、第1反応液と、色材を含む第1インクと、第2反応液と、色材を含む第2インクとを、この順番で重ねて付着させる工程を有し、
前記第1反応液は、前記第1インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含み、
前記第2反応液は、前記第2インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤と、前記第2インクの受容層となる無機微粒子又は樹脂微粒子と、を含み、
前記第1インクは、カラー色材を含むカラーインク又はブラック色材を含むブラックインクであり、
前記第2インクは、白色色材を含む白インク又はメタリック色材を含むメタリックインクである、記録方法。 - 前記第1反応液が、多価金属塩及び有機酸からなる群より選ばれる1種以上の凝集剤を含む、請求項1又は2に記載の記録方法。
- 前記第2反応液が、多価金属塩及び有機酸からなる群より選ばれる1種以上の凝集剤を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録方法。
- 前記第2反応液が、カチオン樹脂をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の記録方法。
- 前記第2反応液に含まれる、前記第2インクの受容層となる前記成分又は前記カチオン樹脂の少なくとも1つの前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)に対する、前記第2インクに含まれる前記色材の付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)の比が、3〜30である、請求項5に記載の記録方法。
- 前記第1反応液に含まれる前記凝集剤の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:mol)に対する、前記第1インクに含まれる前記色材の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)の比が、900〜35000である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の記録方法。
- 前記被記録媒体が、非吸収性被記録媒体である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の記録方法。
- 前記第1反応液が、界面活性剤を含み、かつ表面張力が50mN/m以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の記録方法。
- 前記第2反応液に含まれる前記凝集剤の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:mol)に対する、前記第2インクに含まれる前記色材の前記被記録媒体への付着領域の単位面積当たりの付着量(単位:g)の比が900〜35000である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の記録方法。
- 請求項1〜10のいずれか一項に記載の記録方法に用いるインクセットであって、
色材を含む前記第1インクと、
色材を含む前記第2インクと、
前記第1インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤を含む第1反応液と、
前記第2インクの成分を凝集又は増粘させる凝集剤と、前記第2インクの受容層となる無機微粒子又は樹脂微粒子と、を含む第2反応液と、を備える、インクセット。
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