JP2017087868A - 車両の下部車体構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フロアパネル1を下方から覆うフロアアンダカバー70が設けられた車両の下部車体構造であって、フロアアンダカバー70が前後各側に分割され、これら前側カバー71と後側カバー72とのつなぎ部120において、該前側カバー71の後端に、後上方に延びる後上方延設部130が設けられ、該後上方延設部130がフロントシート200後方のフロアパネル1の下に結合された構成とした。
【選択図】図1
Description
なお、前記後側カバーは、トンネルに限らず、排気管を挟んで左右に分離して配置されたものであってもよく、また、四輪駆動車の場合には、プロペラシャフトを挟んで左右に分離して配置されたものであってもよい。
図面は自動車の床下構造を示し、図1は本実施例の自動車の床下構造を示す底面図、図2は図1の状態で後側カバー72を取り外した状態を示す底面図、図3(a)は、前側カバーと後カバーとのつなぎ部を示す底面図、図3(b)は前側カバーの後カバーとのつなぎ部を示す底面図、図4は左右のアンダカバーをその前方上面側から見た状態で示す斜視図、図5は左右のアンダカバーをその前方底面側から見た状態で示す斜視図、図6は左右のアンダカバーの後側カバー72及び前後カバーのつなぎ部分をその後方上面側から見た状態で示す斜視図、図7は図1のA−A線矢視断面図、図8は図1のB−B線矢視断面図、図9は図1のC−C線矢視断面図、図10は図1のD−D線に沿う要部の矢視断面図、図11は図1のE−E線に沿う要部の矢視断面図、図12は図10中の領域Z1部分の拡大図、図13は図11中の領域Z2部分の拡大図である。なお、図11中においてフロントシート200及びシートレール204は図示省略している。さらに、以下の実施例においては、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印LEは車幅方向の左方を示し、矢印RIは車幅方向の右方を示す。
図7〜図11に示すように、車室の床面を形成するフロアパネル1を設け、図1、図2、図7〜図9に示すように、このフロアパネル1の車幅方向中央には車室側へ突出して車両の前後方向に延びるトンネル部2を取付けている。
車体の床下における前輪55と後輪41との間、この実施例では、トンネル部2の下面側左右における前輪55と後輪41との間には床下整流部としてのフロアアンダカバー70,70(以下、「アンダカバー70,70」という。)が設けられている(図1参照)。
図1、及び図5は何れもアンダカバー70の底面図であって、図1の上側のアンダカバー70Lは車両左側のアンダカバーであり、図1の下側のアンダカバー70Rは車両右側のアンダカバーである。
ここで、上述の補機としては、キャニスタ83に代えて、排ガス浄化装置(いわゆるSCR)、蓄電ユニット、車両コントロールユニット、非接触充電ユニット等の電装品などの他の補機であってもよい。
なお、上述のアンダカバー70はその主要部をガラス繊維とするに限らず、不織布で構成してもよい。この場合には、アンダカバー70は例えば、不織布にバインダとしての樹脂を含浸、または多層構造としたものを押し固めて構成することができる。
具体的に、排気管50は、その燃料タンク28の下方を通過する部分が、車幅方向中央に対して車幅方向右側へ若干オフセットするように屈曲する屈曲部分を有して前後方向に延びているため(図1、図2参照)、このような排気管50の屈曲形状に応じて左側の後側カバー72は、その車幅方向内端部が車幅方向中央へ若干迫り出して形成するとともに、右側の後側カバー72は、その車幅方向内端部が車幅方向外側へ若干退避するように形成している(図1参照)。
具体的に、アンダカバー70は、図4、図6、図10及び図11に示すように、その前側カバー71および後側カバー72に車両前後方向に延びる略平坦な床面73,74を有しており、図4〜図6に示すように、アンダカバー70の周縁、すなわち、アンダカバー70の車幅方向の内外両側及び前後両側部には、前後方向に沿って略同じ高さになるように上方に立ち上がった縦壁部171f,171o,171i,172o,172i,172bが形成されている。アンダカバー70の前部に位置する前側カバー71の前部の縦壁部171fは、前端が前方程略漸次立ち上がる形状に形成されている(図4、図5、図10、図11参照)。
なお、上述した車体側へ取り付ける車体取付け部115は、前側カバー71と後側カバー72とのつなぎ部120にも形成されているが、その詳細については後述する。
一方、後側カバー72の前部は、図10〜図13に示すように、該後側カバー72の前端に至るまで床面73が形成され、略平坦状としている。
これにより、後上方延設部130は、後方へ向けて幅方向及び上下方向に形状が変化する湾曲面や凹凸面を有して立体的となるように略ドーム状(略椀状)に後上方へ膨出している(図3(b)、図4、図6、図12、図13参照)。
従って、パネル状のアンダカバー70にて床下走行風の整流と遮音を両立させる。
詳述すると、後側カバー72を、排気管50を挟んで左右に分離して配置することで、軽量化、組付性/メンテナンス性の向上を図るためや排気管50による熱害対策として有利な構成とすることができる。
従って、パネル状のアンダカバー70にて床下走行風の整流と遮音をさらに両立させることができる。
従って、パネル状のアンダカバー70にて床下走行風の整流と遮音をさらに両立させることができる。
2…トンネル部
70…フロアアンダカバー
71…前側カバー
72…後側カバー
79,92…スリット(剥離用開口部)
120…つなぎ部
130…後上方延設部
200…フロントシート
Claims (3)
- フロアパネルを下方から覆うフロアアンダカバーが設けられた車両の下部車体構造であって、
前記フロアアンダカバーが前後各側に分割され、これら前側カバーと後側カバーとのつなぎ部において、該前側カバーの後端が、後上方に延設され、フロントシート後方の前記フロアパネルの下に結合された構成とした
車両の下部車体構造。 - 前記後側カバーは、トンネル部を挟んで左右に分離して配置された
請求項1に記載の車両の下部車体構造。 - 前記後側カバーには、前記フロアアンダカバーの下方を後方へ流れる走行風を該後側カバー表面から剥離させる剥離用開口部が設けられた
請求項1、又は2に記載の車両の下部車体構造。
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