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JP2017041926A - 自動車 - Google Patents

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JP2017041926A
JP2017041926A JP2015160795A JP2015160795A JP2017041926A JP 2017041926 A JP2017041926 A JP 2017041926A JP 2015160795 A JP2015160795 A JP 2015160795A JP 2015160795 A JP2015160795 A JP 2015160795A JP 2017041926 A JP2017041926 A JP 2017041926A
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capacitor
inverter
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啓介 結城
Keisuke Yuki
啓介 結城
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Abstract

【課題】モータの回生駆動中に車両の衝突を検知したときに、モータの回生駆動の終了後にコンデンサの電荷をモータでより確実に放電させる。
【解決手段】モータの回生駆動中に車両の衝突を検知した所定検知後において、モータの回生駆動が終了していないときに(S100)、高電圧系電力ラインにおけるコンデンサが接続される位置およびDC/DCコンバータが接続される位置よりもバッテリ側の部分で断線が生じているときには(S110)、高電圧系電力ラインの電力が電圧の降圧を伴って低電圧系電力ラインに供給されるようにDC/DCコンバータを制御する(S120)。そして、モータの回生駆動が終了すると(S100)、モータからトルクが出力されずにコンデンサの電荷が放電されるようにインバータのトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう(S140)。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車に関する。
従来、自動車として、車軸に連結されたモータと、モータを駆動するインバータと、インバータと電力ラインを介して電力をやりとりするバッテリと、電力ラインに設けられたリレーと、電力ラインのリレーよりもインバータ側に取り付けられたコンデンサと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動車では、車両の衝突を検知してコンデンサの電荷を放電させる際に、コンデンサの電圧が閾値よりも大きいときには、モータからトルクが出力されずにコンデンサの電荷がモータで放電されるようにインバータを制御するMG放電を行なう。
国際公開第2012/164680号
こうした自動車では、モータ,インバータ,コンデンサなどが車両前部の収容部内に配置されると共にバッテリ,リレーなどが車両後部例えば後部座席の下側などに配置され、電力ラインにおけるコンデンサが取り付けられる位置よりもバッテリ側の部分(所定部分)が比較的長くなっていることがある。モータの回生駆動中に車両の衝突を検知したときに、電力ラインに断線が生じていないときには、モータの回生駆動によって生じる電力をバッテリに充電することができるから、モータの回生駆動が終了した後に、リレーをオフとして、MG放電を行なえばよい。しかし、車両の衝突によって電力ラインの所定部分に断線が生じると、モータの回生駆動によって生じる電力をバッテリに充電することができない。このため、コンデンサ(電力ライン)の電圧が過電圧に至り、コンデンサなどの保護のためにインバータを駆動停止する必要が生じ、モータの回生駆動が終了した後にMG放電を行なうことができなくなる場合が生じ得る。
本発明の自動車は、モータの回生駆動中に車両の衝突を検知したときに、モータの回生駆動の終了後にコンデンサの電荷をモータでより確実に放電させることを主目的とする。
本発明の自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の自動車は、
車軸に連結されたモータと、
前記モータを駆動するインバータと、
前記インバータと第1電力ラインを介して電力をやりとりする第1バッテリと、
前記第1電力ラインに設けられたリレーと、
前記第1電力ラインの前記リレーよりも前記インバータ側の第1位置に取り付けられたコンデンサと、
定格電圧が前記第1バッテリよりも低い第2バッテリと、
前記第1電力ラインの前記リレーよりも前記インバータ側の第2位置と前記第2バッテリが接続された第2電力ラインとに接続されたDC/DCコンバータと、
前記リレーがオンで前記モータの回生駆動中に車両の衝突を検知した所定検知後には、前記モータの回生駆動が終了したときに、前記リレーをオフとし、前記モータからトルクが出力されずに前記コンデンサの電荷が前記モータで放電されるように前記インバータを制御する制御手段と、
を備える自動車であって、
前記制御手段は、前記所定検知後において、前記モータの回生駆動が終了していないときに、前記第1電力ラインの前記第1位置および前記第2位置よりも前記バッテリ側で断線が生じているときには、前記第1電力ラインの電力が電圧の降圧を伴って前記第2電力ラインに供給されるように前記DC/DCコンバータを制御する、
を備えることを要旨とする。
この本発明の自動車では、リレーがオンでモータの回生駆動中に車両の衝突を検知した所定検知後には、モータの回生駆動が終了したときに、リレーをオフとし、モータからトルクが出力されずにコンデンサの電荷がモータで放電されるようにインバータを制御する。所定検知後において、モータの回生駆動が終了していないときには、モータの回生駆動によって生じる電力は電力ラインを介してバッテリに充電される。そして、モータの回生駆動が終了すると、リレーをオフとして、インバータを制御することにより、コンデンサの電荷を放電させることができる。こうした制御を行なうものにおいて、所定検知後で、モータの回生駆動が終了していないときに、第1電力ラインの第1位置(コンデンサが取り付けられる位置)および第2位置(DC/DCコンバータが接続される位置)よりもバッテリ側で断線が生じているときには、第1電力ラインの電力が電圧の降圧を伴って第2電力ラインに供給されるようにDC/DCコンバータを制御する。これにより、モータの回生駆動によって生じる電力をバッテリに充電することができないときに、その電力を第2電力ライン(第2バッテリ)に供給することによって、コンデンサ(第1電力ライン)の電圧が過電圧に至るのを抑制することができる。この結果、コンデンサなどの保護のためにインバータを駆動停止する必要が生じるのを抑制することができ、モータの回生駆動の終了後に、コンデンサの電荷をより確実にモータで放電させることができる。
本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のECU50によって実行される制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図示するように、モータ32と、インバータ34と、高電圧バッテリ36と、リレー42と、コンデンサ44と、低電圧バッテリ46と、DC/DCコンバータ48と、電子制御ユニット(以下、ECUという)50と、を備える。
モータ32は、例えば永久磁石が埋め込まれた回転子と三相コイルが巻回された固定子とを有する周知の同期発電電動機として構成されている。このモータ32は、駆動輪22a,22bにドライブシャフト(車軸)23およびデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸26に接続されている。
インバータ34は、高電圧系電力ライン40aに接続されている。このインバータ34は、6つのトランジスタT11〜T16と、6つのダイオードD11〜D16と、を有する。トランジスタT11〜T16は、それぞれ、高電圧系電力ライン40aの正極母線と負極母線とに対して、ソース側とシンク側になるように、2個ずつペアで配置されている。6つのダイオードD11〜D16は、それぞれ、トランジスタT11〜T16に逆方向に並列接続されている。トランジスタT11〜T16の対となるトランジスタ同士の接続点の各々には、モータ32の三相コイル(U相,V相,W相)の各々が接続されている。したがって、インバータ34に電圧が作用しているときに、ECU50によって、対となるトランジスタT11〜T16のオン時間の割合が調節されることにより、三相コイルに回転磁界が形成され、モータ32が回転駆動される。以下、トランジスタT11〜T13をU相,V相,W相の上アームと称し、トランジスタT14〜T16をU相,V相,W相の下アームと称することがある。
高電圧バッテリ36は、例えばリチウムイオン二次電池として構成され、高電圧系電力ライン40aに接続されている。リレー42は、高電圧系電力ライン40aに設けられている。コンデンサ44は、高電圧系電力ライン40aのリレー42よりもインバータ34側の位置P1に取り付けられている。
低電圧バッテリ46は、定格電圧が高電圧バッテリ36よりも低い例えば鉛蓄電池として構成されており、低電圧系電力ライン40bに接続されている。DC/DCコンバータ48は、高電圧系電力ライン40aのリレー42よりもインバータ側の第2位置P2と低電圧系電力ライン40bとに接続されている。このDC/DCコンバータ48は、ECU50によって制御されることにより、高電圧系電力ライン40aの電力を電圧の降圧を伴って低電圧系電力ライン40bに供給する。
ECU50は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
ECU50には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。ECU50に入力される信号としては、以下のものを挙げることができる。
・モータ32の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ32aからの回転位置θm
・モータ32とインバータ34とを接続する電力ラインに取り付けられた電流センサ32v,32wからのモータ32のV相,W相の相電流Iv,Iw(インバータ34側からモータ32側の向きが正の値)
・高電圧バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサ36aからの電池電圧Vb
・高電圧バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサ36bからの電池電流Ib(高電圧バッテリ36から放電するときが正の値)
・コンデンサ44の端子間に取り付けられた電圧センサ44aからのコンデンサ44の電圧VH
・イグニッションスイッチ60からのイグニッション信号
・シフトレバー61の操作位置を検出するシフトポジションセンサ62からのシフトポジションSP
・アクセルペダル63の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Acc
・ブレーキペダル65の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ66からのブレーキペダルポジションBP
・車速センサ68からの車速V
・車体前側の中央部や両側部などに取り付けられた加速度センサ69からの加速度α
ECU50からは、種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。ECU50から出力される制御信号としては、以下のものを挙げることができる。
・インバータ34のトランジスタT11〜T16へのスイッチング制御信号
・リレー42への制御信号
・DC/DCコンバータ48への制御信号
ECU50は、回転位置検出センサ32aにより検出されたモータ32の回転子の回転位置θmに基づいて、モータ32の回転数Nmを演算している。また、ECU50は、電流センサにより検出された電池電流Ibの積算値に基づいて、高電圧バッテリ36の蓄電割合SOCを演算している。
こうして構成された実施例の電気自動車20では、モータ32,インバータ34,コンデンサ44,低電圧バッテリ46,DC/DCコンバータ48などは、車両前部に設けられた収容部内に配置されており、高電圧バッテリ36,リレー42などは、車両後部、例えば、後部座席の下側などに配置されている。そして、高電圧系電力ライン40aにおける位置P1(コンデンサ44が取り付けられる位置),位置P2(DC/DCコンバータ48が接続される位置)よりも高電圧バッテリ36側の部分(以下、「所定部分」という)が比較的長くなっている。
実施例の電気自動車20では、ECU50は、イグニッションスイッチ60がオンとされると、リレー42をオンとする。そして、走行する際には、アクセル開度AccとブレーキペダルポジションBPと車速Vとに基づいて、走行に要求される要求トルクTd*を設定し、要求トルクTd*をモータ32のトルク指令Tm*に設定し、モータ32がトルク指令Tm*で駆動されるようにインバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう。
次に、こうして構成された実施例の電気自動車20の動作、特に、上述の走行中にブレーキペダル65が踏み込まれているときなどモータ32の回生駆動中に車両の衝突を検知したときの動作について説明する。図2は、実施例のECU50によって実行される制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、モータ32の回生駆動中に車両の衝突を検知したときに実行される。実施例では、加速度センサ69により検出された加速度αが衝突判定用の閾値αrefを超えたときに、車両の衝突を検知するものとした。また、モータ32の回生駆動中に車両の衝突を検知したときには、その後にモータ32の回転が停止したときに、モータ32の回生駆動を終了するものとした。なお、車両の衝突の検知後にモータ32が回転しているときとしては、車両の衝突後に、車両がバウンドしているとき,坂路で移動しているときなどが考えられる。
図2の制御ルーチンが実行されると、ECU50は、まず、モータ32を回生駆動しているか否かを判定する(ステップS100)。この判定は、例えば、モータ32のトルク指令Tm*,電流センサ32v,32wによって検出されるモータ32のV相,W相の電流Iv,Iwなどを用いて行なうことができる。
モータ32を回生駆動しているときには、高電圧系電力ライン40aで断線が生じているか否かを判定する(ステップS110)。実施例では、上述したように、高電圧系電力ライン40aの所定部分が比較的長くなっている。このため、ステップS110の処理では、高電圧系電力ライン40aのこの所定部分で断線が生じてているか否かを判定するものとした。
ステップS110で高電圧系電力ライン40aに断線が生じていないときには、ステップS100に戻る。このときには、モータMG2の回生駆動によって生じる電力は、高電圧系電力ライン40aを介して高電圧バッテリ36に充電される。
こうしてステップS100,S110の処理を繰り返し実行している最中にモータ32の回生駆動が終了すると(ステップS100)、リレー42をオフとし(ステップS130)、放電制御を実行して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。ここで、放電制御は、モータ32からトルクが出力されずに(モータ32にd軸電流が流れて)コンデンサ44の電荷が放電されるようにインバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう制御である。実施例では、高電圧系電力ライン40aの電圧VHが閾値VHref未満になるまで、放電制御を実行し、高電圧系電力ライン40aの電圧VHが閾値VHref未満に至ると、放電制御を終了するものとした。ここで、閾値VHrefは、例えば、リレー42がオンのときにコンデンサ44の電圧VHが数百V程度になるものにおいて、数V〜数十V程度の値を用いることができる。
ステップS110で高電圧系電力ライン40aの所定部分に断線が生じていると判定されたときには、高電圧系電力ライン40aの電力が電圧の降圧を伴って低電圧系電力ライン40bに供給されるようにDC/DCコンバータ46を制御して(ステップS120)、ステップS100に戻る。そして、ステップS100〜S120の処理を繰り返し実行している最中にモータ32の回生駆動が終了すると(ステップS100)、リレー42をオフとし(ステップS130)、放電制御を実行して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。なお、高電圧系電力ライン40aの所定部分に断線が生じているときを考えているから、リレー42をオフとする前に、高電圧バッテリ36とインバータ34,コンデンサ44,DC/DCコンバータ46などとの接続が解除されていると考えられる。このため、リレー42をオフとする処理は必要ないとも考えられるが、実施例では、高電圧系電力ライン40aに断線が生じていないときと同様に、リレー42をオフとする処理を行なうものとした。
高電圧系電力ライン40aの所定部分に断線が生じているときには、モータ32の回生駆動によって生じる電力を高電圧バッテリ36に充電することができない。このため、コンデンサ44の電圧VH(高電圧系電力ライン40aの電圧)が上昇して過電圧になる可能性がある。高電圧系電力ライン40aが過電圧になると、その保護のためにインバータ34を駆動停止する(トランジスタT11〜T16を全てオフとする)。これに対して、実施例では、DC/DCコンバータ46の駆動によって、高電圧系電力ライン40aの電力を電圧の降圧を伴って低電圧系電力ライン40bに供給させることにより、モータ32の回生駆動によって生じた電力を低電圧系電力ライン40b(低電圧バッテリ48,図示しない補機など)に供給することによって、コンデンサ44の電圧VH(高電圧系電力ライン40aの電圧)が過電圧に至るのを抑制することができ、コンデンサ44などの保護のためにインバータ34を駆動停止する必要が生じるのを抑制することができる。この結果、モータ32の回生駆動の終了後に、放電制御をより確実に実行することができる、即ち、コンデンサ44の電荷をより確実にモータ32で放電させることができる。
以上説明した実施例の電気自動車20では、モータ32の回生駆動中に車両の衝突を検知した所定検知後において、モータ32の回生駆動が終了していないときに、高電圧系電力ライン40aにおける位置P1(コンデンサ44が取り付けられる位置),位置P2(DC/DCコンバータ48が接続される位置)よりも高電圧バッテリ36側の部分(所定部分)で断線が生じているときには、高電圧系電力ライン40aの電力が電圧の降圧を伴って低電圧系電力ライン40bに供給されるようにDC/DCコンバータ46を制御する。そして、モータ32の回生駆動が終了すると、モータ32からトルクが出力されずにコンデンサ44の電荷が放電されるようにインバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう。所定検知後において、高電圧系電力ライン40aの所定部分で断線が生じているときに、DC/DCコンバータ46をこのように制御することにより、コンデンサ44の電圧VHが過電圧に至るのを抑制することができる。この結果、コンデンサ44などの保護のためにインバータ34を駆動停止する必要が生じるのを抑制することができ、モータ32の回生駆動の終了後に、コンデンサ44の電荷をより確実にモータ32で放電させることができる。
実施例では、モータ32を備える電気自動車の構成とした。しかし、2つ以上のモータを備える電気自動車の構成としてもよい。また、パラレルタイプやシリーズタイプのハイブリッド自動車の構成としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「モータ」に相当し、インバータ34が「インバータ」に相当し、高電圧バッテリ36が「第1バッテリ」に相当し、リレー42が「リレー」に相当し、コンデンサ44が「コンデンサ」に相当し、低電圧バッテリ46が「第2バッテリ」に相当し、DC/DCコンバータ48が「DC/DCコンバータ」に相当し、ECU50が「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車の製造産業などに利用可能である。
20 電気自動車、22a,22b 駆動輪、23 ドライブシャフト、24 デファレンシャルギヤ、26 駆動軸、32 モータ、32a 回転位置検出センサ、32v,32w 電流センサ、34 インバータ、36 バッテリ、36a 電圧センサ、36b 電流センサ40a 高電圧系電力ライン、40b 低電圧系電力ライン、42 リレー、44 コンデンサ、44a 電圧センサ、46 低電圧バッテリ、48 DC/DCコンバータ、50 電子制御ユニット(ECU)、60 イグニッションスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトポジションセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルペダルポジションセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキペダルポジションセンサ、68 車速センサ、69 加速度センサ、D11〜D16 ダイオード、T11〜T16 トランジスタ、P1,P2 位置。

Claims (1)

  1. 車軸に連結されたモータと、
    前記モータを駆動するインバータと、
    前記インバータと第1電力ラインを介して電力をやりとりする第1バッテリと、
    前記第1電力ラインに設けられたリレーと、
    前記第1電力ラインの前記リレーよりも前記インバータ側の第1位置に取り付けられたコンデンサと、
    定格電圧が前記第1バッテリよりも低い第2バッテリと、
    前記第1電力ラインの前記リレーよりも前記インバータ側の第2位置と前記第2バッテリが接続された第2電力ラインとに接続されたDC/DCコンバータと、
    前記リレーがオンで前記モータの回生駆動中に車両の衝突を検知した所定検知後には、前記モータの回生駆動が終了したときに、前記リレーをオフとし、前記モータからトルクが出力されずに前記コンデンサの電荷が前記モータで放電されるように前記インバータを制御する制御手段と、
    を備える自動車であって、
    前記制御手段は、前記所定検知後において、前記モータの回生駆動が終了していないときに、前記第1電力ラインの前記第1位置および前記第2位置よりも前記バッテリ側で断線が生じているときには、前記第1電力ラインの電力が電圧の降圧を伴って前記第2電力ラインに供給されるように前記DC/DCコンバータを制御する、
    自動車。
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