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JP2016136504A - セルモジュール - Google Patents

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JP2016136504A JP2015011854A JP2015011854A JP2016136504A JP 2016136504 A JP2016136504 A JP 2016136504A JP 2015011854 A JP2015011854 A JP 2015011854A JP 2015011854 A JP2015011854 A JP 2015011854A JP 2016136504 A JP2016136504 A JP 2016136504A
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雄治 坂野
Yuji Sakano
雄治 坂野
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Abstract

【課題】積層された複数のセルを電気的に直列に接続するとともに、セル積層体を構成する各セルを一括して固定されるセルモジュールを提供する。【解決手段】集電体を内包し、正極端子板及び負極端子板を延出させたセルを複数積層し、1つのセルの正極端子板と隣り合う他のセルの負極端子板とが、接続部材を介して固定されるセル積層体101を備え、セル積層体101は、1つのセル1aの正極端子板3aと、所定の積層方向に隣り合う他のセル1bの負極端子板4bとが、導電性の第1の接続部材5を介して接続され、1つのセル1aの負極端子板4aと所定の積層方向に隣り合う他のセル1bの正極端子板3bとが、絶縁性の第2の接続部材6を介して接続され、絶縁性の固定部材7により、積層された複数のセル1a〜1dの正極端子板3a〜3d及び負極端子板4a〜4dと、第1の接続部材5と、第2の接続部材6とが、一括して固定される、セルモジュール100に関する。【選択図】図5

Description

本発明は、集電体を内包し、正極端子板及び負極端子板を延出させたセルを複数積層したセル積層体を備えたセルモジュールに関する。
単一のセルとして、例えば集電体をシート状の包装部材に内包し、正極端子板及び負極端子板を延出させた薄型形態のものが知られている。高電圧及び高容量が要求される電池は、複数のセルを直列又は並列に接続した組電池が知られている。
組電池を形成するために、例えば2つの両タブ型セルを並列に配置したセルユニットを複数積層配列したセルモジュールが提案されている(特許文献1)。特許文献1に記載された両タブ型セルは、セル本体の外周縁から外側を向く方向に、互いに反対方向に向けて伸延するシート状の正極端子及び負極端子を有する。特許文献1に記載されたセルユニットは、並列に配置された2つの両タブ型セルの各端子のうち同一極端子同士を一対の略板状のバスバーによって接続する。このバスバーは、セルユニットの積層方向に貫通する貫通孔を有する。特許文献1に記載されたセルモジュールは、積層方向に並んだ複数のバスバーの貫通孔を貫通して、積層方向に隣接した同電位に設定されるバスバー同士を電気的に接続する導電性柱状部材と、積層方向に隣接した異なる電位に設定されるバスバー同士を電気的に絶縁する絶縁性柱状部材とを備える。各導電性柱状部材及び各絶縁性柱状部材のそれぞれは、一部に雄ねじ形状と雌ネジ形状が形成されている。積層方向に隣接したバスバー同士は、交互に配列された導電性柱状部材と絶縁性柱状部材との雄ネジ形状と雌ネジ形状とがネジ締結されることにより、固定される。
特開2004−31122号公報
特許文献1に記載されたセルモジュールは、並列に配置した2つの両タブ型セルをそれぞれバスバーに組み付けてセルユニットを形成した後、1つのセルユニットのバスバーに貫通させた絶縁性柱状部材と、他のセルユニットのバスバーに貫通させた導電性柱状部材とを交互に配列させて複数のセルユニットを積層配列する。セルモジュールは、配列された隣接する2つのセルユニットずつを、交互に配列された絶縁性柱状部材と導電性柱状部材との雄ねじ及び雌ねじによりそれぞれ互いに固定しなければならず、組み付け工程が煩雑であり、製造に時間がかかるという問題がある。
本発明は、集電体を内包し、正極端子板及び負極端子板を延出させたセルを複数積層したセル積層体を備え、積層された各セルを電気的に直列に接続するとともに、セル積層体を構成する複数のセルを一括して固定することができるセルモジュールを提供することを課題とする。
[1]本発明は、集電体を内包し、正極端子板及び負極端子板を延出させたセルを複数積層し、1つのセルの正極端子板と隣り合う他のセルの負極端子板とが、接続部材を介して固定されるセル積層体を備え、セル積層体は、1つのセルの正極端子板と、所定の積層方向に隣り合う他のセルの負極端子板とが、導電性の第1の接続部材を介して接続され、1つのセルの負極端子板と所定の積層方向に隣り合う他のセルの正極端子板とが、絶縁性の第2の接続部材を介して接続され、絶縁性の固定部材により、積層された複数のセルの正極端子板及び負極端子板と、第1の接続部材と、第2の接続部材とが、一括して固定されることを特徴とするセルモジュールに関する。
[2]本発明は、正極端子板の厚さ、負極端子板の厚さ、第1の接続部材の長さ、及び第2の接続部材の長さの合計長さが、セルの厚さの2倍以下である、セルモジュールに関する。
[3]本発明は、固定部材は、セル積層体の積層方向の一端の正極端子板又は負極端子板から、第1の接続部材及び第2の接続部材を介して、セル積層体の積層方向の他端の正極端子板又は負極端子板まで、積層方向に亘って締め付け固定する締め付け手段を備えた、セルモジュールに関する。
[4]本発明は、固定部材は、セル積層体の複数のセルの正極端子板及び負極端子板と、第1の接続部材と、第2の接続部材とを連通して固定するものであり、締め付け手段によって締め付けられる固定部材の締め付け長さが、下記式(1)を満たす、セルモジュールに関する。
固定部材が連通する第1の接続部材の接続長さの和+固定部材が連通する第2の接続部材の接続長さの和+(固定部材が連通する正極端子板の厚さ又は負極端子板の厚さ×(n−1))≦セルの厚さ×(n−1) (1)
(式(1)中、nはセルの個数である。)
[5]本発明は、セルの集電体が、略矩形状であり、正極端子板及び負極端子板が、略矩形状の集電体の一辺から同一方向に延出されてなる、セルモジュールに関する。
本発明のセルモジュールは、1つのセルの正極端子板と、所定の積層方向に隣り合う他のセルの負極端子板とが、導電性の第1の接続部材を介して接続され、1つのセルの負極端子板と所定の積層方向に隣り合う他のセルの正極端子板とが、絶縁性の第2の接続部材を介して接続されるため、積層された複数のセルを電気的に直列に接続することができる。また、本発明のセルモジュールは、絶縁性の固定部材により、積層された複数のセルの正極端子板及び負極端子板と、第1の接続部材と、第2の接続部材とが、一括して固定されるため、煩雑な組み付け工程を必要とせず、第1の接続部材と第2の接続部材とをそれぞれ組み付ける場合と比較して簡単に製造できる構成を有する。
本発明の第1の実施態様のセルモジュール100を示す正面図である。 セルモジュール100の左側面図である。 セルモジュール100を構成するセル1の内部構造を説明する一部断面図である。 セルモジュール100を構成するセル1の内部構造の実施態様を説明する一部断面図である。 セルモジュール100の分解斜視図である。 本発明の第2の実施態様のセルモジュール102を示す正面図である。 セルモジュール102の左側面図である。 セルモジュール102の分解斜視図である。
本発明のセルモジュールの実施態様は、図1〜8を参照にして説明する。図1〜図5は、本発明のセルモジュールの第1の実施態様を説明する図である。図6〜図8は、本発明のセルモジュールの第2の実施態様を説明する図である、
[第1の実施態様]
まず、図1〜図5を用いて、本発明のセルモジュールの第1の実施態様を説明する。図1は、本発明の第1の実施態様であるセルモジュール100を示す外観正面図である。図2は、セルモジュール100を、左側面から右方向に視た側面図である。図3は、セル1の内部構造を示す断面図である。図4は、セル1の内部構造の他の実施態様を示す図である。図5は、セルモジュール100の分解斜視図である。
図1に示すセルモジュール100は、セル積層体101を備える。セル積層体101は、4つのセル1が左右方向に積層されてなる。図1において、紙面の左右方向をセル積層体が積層される左右方向とする。また、図1において、紙面の上下方向をセルモジュールの上下方向とする。図2に示すように、セルモジュール100を構成する1つのセル1は、集電体が内包された包装体2と、正極端子板3と負極端子板4とを備える。図2において、紙面の上下方向をセルモジュールの上下方向とする。図2において図示を略した集電体は、略矩形状であることが好ましい。包装体2に内包された集電体の詳細は、後述する。図1及び図2に示すように、正極端子板3及び負極端子板4は、略矩形状の集電体の一辺から同一方向に、包装体2より外部に延出されたものである。図1では、正極端子板3及び負極端子板4は、ともに同一方向である上方向に延出されている。包装体2は、ラミネートフィルム等のシート状部材を、略矩形状の集電体の形に合わせて、略矩形の袋状に形成したものであることが好ましい。本明細書において、図1及び図2に示すように、正極端子板3及び負極端子板4が、略矩形状の集電体の所定の一辺である同一辺から集電体から離れる方向へ同一方向に延出されてなるセル1は、片側端子型セルと称する。
図1に示すように、セルモジュール100において、複数のセル1は、左右方向において、正極端子板3及び負極端子板4が交互に配置される。正極端子板3及び負極端子板4との間には、導電性の第1の接続部材5と、絶縁性の第2の接続部材6が交互に配置される。正極端子板3及び負極端子板4と、導電性の第1の接続部材5及び絶縁性の第2の接続部材6とは、直接接して配置される。左右方向に積層されたセル1の正極端子板3、負極端子板4、導電性の第1の接続部材5、絶縁性の第2の接続部材6は、固定部材7と締め付け部材8により締結され、固定される。これにより、複数のセル1が積層されて固定されたセルモジュール100が形成される。セルモジュール100における各部材の詳細な配置及び構造は、後述する。セル1は、後述する集電体を包装体2に内包してなる。セル1は、複数積層されてセル積層体101を構成する。
次に、図3を用いて、セル1の内部構造を説明する。図3は、セル1の正極端子板3側の断面構造の一部を示す断面図である。図3は、セル1の正極端子板3が配置された位置を、図2に線X−Xに示す上下方向に切断し、切断面を正面から視た断面図である。図3において、紙面の上下方向をセル1の上下方向とした。図3では、正極端子板3の一部、及びセル1の下方部分である集電体及び包装体2の一部の図示を省略した。図3に示すセル1は、正極19及び負極20を備える。
図3に示すように、正極19は、正極用集電体15と、正極集電体15の両面又は片面に積層された正極活物質層17とから構成される。正極用集電体15は、正極端子板3に接続される。
図3に示すように、負極20は、負極用集電体16と、負極集電体16の両面又は片面に積層された負極活物質層18とから構成される。負極用集電体16は、図示を省略した負極端子板4に接続される。正極用集電体15及び負極用集電体16は、略矩形状の平面を有する板状体であることが好ましい。なお、図示を省略するが、セル1の負極端子板4が配置された位置の断面構造は、負極端子板4が配置された位置を、図3に示す正極端子板3が配置された位置と同様に上下方向に切断し、正面から視た断面において、図3に示す正極端子板3の位置に、正極端子板3に代えて、負極端子板4が配置されること、及び図3に示す正極用集電体15に代えて、負極用集電体16が、負極端子板4に接続されることを除いて、図3に示す正極端子板3の断面構造と同じである。
図3に示すように、セル1の包装体2に内包される正極19及び負極20は、正極19と負極20の間にセパレータ21を介在させて、交互に積層した構成を有する。
図3に示すように、正極端子板3又は負極端子板(図示略)は、正極19と負極20とを積層したセル1の厚み方向の中心線Aの位置に配置される。
セル1の正極端子板3及び負極端子板4は、図3に示すように、セル1の中心線Aの位置に配置されなくてもよい。図4は、片側端子型のセル1’の正極端子板3が配置された位置を、図2に線X−Xに示す上下方向に切断した断面構造を示す一部断面図である。図4において、紙面の上下方向をセル1’の上下方向とした。図4に示すセル1’は、内部構造について、図3のセル1とは異なる他の実施態様を示す。図4に示すように、セル1’の正極端子板3及び負極端子板4は、正極端子板3及び負極端子板4は、図4に正極端子板3の例を示すように、セル1’の厚み方向の中心線Aから偏った位置に配置されていてもよい。
図4に示すセル1’の断面構造は、正極端子板3及び負極端子板4が、セル1’の中心線Aから偏った位置に配置されることを除いて、図3に示すセル1’の断面構造と同じである。図3に示すセル1と同様に、正極19と負極20とを備える。正極19は、略矩形状の平面を有する板状体である正極用集電体15を備える。負極20は、略矩形状の平面を有する板状体である負極用集電体16を備える。正極用集電体15の両面又は片面に正極活物質層17が積層される。負極用集電体16の両面又は片面に負極活物質層18が積層される。正極19及び負極20は、正極19と負極20の間にセパレータ21を介在させて、交互に積層される。正極用集電体15は、正極端子板3に接続される。負極用集電体16は、図4において図示を省略した負極端子板4に接続される。セル1’において、正極端子板3及び負極端子板4は、正極19と負極20とを積層したセル1’の厚み方向の中心線Aから偏った位置に配置される。例えば、図4に示すように、正極端子板3及び負極端子板4は、中心線Aより左側に偏って配置される。
集電体以外のセルを構成する電子部品の材料は、特に限定されない。電池の種類によって、正極端子板3、負極端子板4、正極用集電体15、負極用集電体16、正極用活物質17、負極用活物質18、セパレータ21、包装体2を構成するシート状部材の材料は適宜選択できる。電池としては、例えば、リチウムイオン二次電池やバナジウム電池等が挙げられる。各種の電池として使用されるセルモジュールを構成するセルは、必要に応じて、電解液を含むものであってもよい。
電池の種類がリチウムイオン二次電池である場合には、正極端子板3はアルミニウムやアルミニウム合金等を使用することができる。リチウムイオン二次電池である場合には、負極端子板は銅や銅合金等を使用することができる。正極用集電体15はアルミ箔等を使用することができる。負極用集電体16は銅箔等を使用することができる。セパレータ21は、樹脂やガラス繊維からなる不織布、織布、微多孔性フィルム等を使用することができる。
電池の種類がバナジウム電池である場合には、正極端子板3又は負極端子板4は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅及び銅合金、ニッケル及びニッケル合金からなるいずれか1種の金属板を使用することができる。正極用集電体15又は負極用集電体16は、炭素フェルト、炭素繊維から構成された炭素シート、活性炭を含むシート、及びシート状のグラッシーカーボンからなる群より選ばれる少なくとも1種を使用することができる。正極用活物質又は負極用活物質は、バナジウムをイオン又はバナジウムを含む陽イオンを活物質として含有する固体状の化合物を含む析出物であることが好ましい。セパレータ21は、水素イオン(プロトン)を通過させることができるものを使用することができる。例えばセパレータ21は水素イオンを選択的に透過可能なイオン交換膜等が挙げられる。本発明のセルモジュールは、バナジウム二次電池に用いられることが好ましい。バナジウム二次電池のように、繰り返し発電される場合、セル1は、膨張と収縮を繰り返す。また、膨張時において、セル1が膨張した状態の形状は、個体差があり、中心線Aを中心として左右方向に均一に膨張すると限らない。そのため、積層された複数のセル1の膨張の具合により、各セル1の正極端子板3及び負極端子板4が、左右方向に変位するおそれがある。そのような場合であっても、正極端子板3及び負極端子板4が、導電性の接続部材5及び絶縁性の接続部材6と直接に接続され、且つ、正極端子板3及び負極端子板4と、正極端子板3及び負極端子板4との間に配置された導電性の接続部材5及び絶縁性の接続部材6とが、固定部材7及び締め付け部材8により固定されるため、正極端子板3及び負極端子板4の変位が抑えられ、正極端子板3及び負極端子板4の破損を抑制することができる。
包装体2を構成するシート状部材としては、例えば、内面層、中間層及び外面層の3層構造のラミネートフィルム等が挙げられる。内面層には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド等の耐電解液性及びヒートシール性に優れた熱可塑性樹脂を使用することができる。中間層には、アルミ箔やステンレス箔等の可撓性及び強度に優れた金属箔を使用することができる。外面層には、ポリアミド系樹脂やポリエステル系樹脂等の電気絶縁性に優れた絶縁樹脂を使用することができる。
図5は、セルモジュール100の分解斜視図である。図5において、紙面の上下方向をセルモジュール100の左右方向とした。また、図5において、紙面の左右方向をセルモジュール100の上下方向とした。
図5に示すように、セルモジュール100は、セル積層体101を備える。セル積層体101は、集電体を内包した包装体2から正極端子板3a〜3d及び負極端子板4a〜4dを延出させた4つのセル1a〜1dが積層される。
図5に示すように、セルモジュール100は、図1及び図2に示した4つの片側端子型セル1a〜1dを積層したものである。1つのセル1bの負極端子板4bと、所定の積層方向に隣り合う他のセル1cの正極端子板3cとが、絶縁性の第2の接続部材6を介して接続される。1つのセル1bの正極端子板3bと、所定の積層方向に隣り合う他のセル1cの負極端子板4cとが、導電性の第1の接続部材5を介して接続される。このように、セルモジュール100は、1つのセルの正極端子板3と、所定の積層方向に隣り合う他のセルの負極端子板4とが、導電性の第1の接続部材5を介して接続される。また、セルモジュール100は、1つのセルの負極端子板4と、所定の積層方向に隣り合う他のセルの正極端子板3とが、絶縁性の第2の接続部材6を介して接続される。
セル1a〜1dの正極端子板3a〜3d及び負極端子板4a〜4dは、それぞれに固定部材7を連通させるための孔部30を有する。第1の接続部材5及び第2の接続部材6は、固定部材7を連通させることが可能な円管状の円管部材である。導電性の第1の接続部材5は、銅等の導電性材料を使用して形成する。絶縁性の第2の接続部材6は、樹脂等の電気絶縁性の材料を使用して形成する。セルモジュール100は、積層された複数のセル1a〜1dの正極端子板3a〜3d及び負極端子板4a〜4dの各板に設けられた孔部30と、第1の接続部材5と、第2の接続部材6との各接続部材の円管内に、絶縁性の固定部材7が貫通され、固定部材7と締め付け部材8とにより一括して固定される。固定部材7の径より、正極端子板3及び負極端子板4の孔部30の径は大きく、且つ、第1の接続部材5及び第2の接続部材6の円管の内径は大きい。固定部材7は、複数のセル1a〜1dの正極端子板3a〜3d及び負極端子板4a〜4dの孔部30と、第1の接続部材5の円管と、第2の接続部材6の円管とに連通させることができる長さを有するボルトである。固定部材7は、樹脂等の電気絶縁性の材料で形成する。
セルモジュール100は、複数のセル1a〜1dと、第1の接続部材5と、第2の接続部材6とが固定部材7によって、一括して固定されるため、煩雑な組み付け工程を必要とせず、第1の接続部材と第2の接続部材とをそれぞれ組み付ける場合と比較して簡単に製造することができる構成を有する。セルモジュールを構成するセルに不具合が生じた場合には、複数のセルを一括で固定している固定部材を外して、不具合が生じたセルを他のセルと交換し、再び複数のセルを固定部材で一括して固定することができる。本発明のセルモジュールは、複数のセルの組み付けが容易であり、セルの交換も容易である。
図5に示すように、セルモジュール100は、1つのセル1aの正極端子板3aと、第1の実施形態では右方向である所定の積層方向に隣り合う他のセル1bの負極端子板4bとが、導電性の第1の接続部材5を介して接続され、1つのセル1aの負極端子板4aと、第1の実施形態では右方向である所定の積層方向に隣り合う他のセル1bの正極端子板3bとが、絶縁性の第2の接続部材6を介して接続されるため、積層されたセル1a〜1dを電気的に直列に接続することができる。
固定部材7は、セル積層体101の積層方向の一端の正極端子板3a又は負極端子板4aから、第1の接続部材5及び第2の接続部材6を介して、セル積層体101の積層方向の他端の正極端子板3d又は負極端子板4dまで、積層方向に亘って締め付け固定する締め付け部材8と一対に構成される。固定部材7と締め付け部材8は、締め付け手段を構成する。締め付け部材8は、例えば固定部材7がボルトである場合には、ボルトの雄ネジに螺合する雌ネジを有するナットであることが好ましい。
セルモジュール100は、正極端子板3の厚さ、負極端子板4の厚さ、第1の接続部材5の長さ、及び第2の接続部材6の長さの合計の長さが、セル1の厚さの2倍以下であることが好ましい。正極端子板3の厚さ、負極端子板4の厚さ、第1の接続部材5の長さ、及び第2の接続部材6の長さの合計の長さが、セル1の厚さの2倍以下であると、積層されたセル1が固定部材7及び締め付け部材8によって、各セル1が密接して固定され、セルモジュール100は小型化し、体積エネルギー密度を上げることができる。
固定部材7が、セル積層体101の複数のセル1a〜1dの正極端子板3a〜3d及び負極端子板4a〜4dと、第1の接続部材5と、第2の接続部材6とを連通して固定するものであることが好ましい。締め付け部材8によって締め付けられる固定部材7の締め付け長さは、下記式(1)を満たすものであることが好ましい。
固定部材が連通する第1の接続部材の接続長さの和+固定部材が連通する第2の接続部材の接続長さの和+(固定部材が連通する正極端子板の厚さ又は負極端子板の厚さ×(n−1))≦セルの厚さ×(n−1) (1)
(式(1)中、nはセルの個数である。)
セルモジュール100は、固定部材7の締め付け長さが式(1)を満たす場合には、セルモジュール100は、各セル1が密接して固定され、セルモジュール100は小型化し、体積エネルギー密度を上げることができる。
例えば図3に示すように、正極端子板3又は負極端子板4が、セル1の厚み方向の中心線Aと一致する位置に配置されているセル1を積層させた場合には、第1の接続部材5の長さと第2の接続部材6の長さは、同一の長さになる。正極端子板3又は負極端子板4がセル1の厚み方向の中心線の位置に配置されたセルを用いる場合には、奇数個のセル1を積層する場合であっても、偶数個のセル1を積層する場合であっても、セルモジュール100は、正極端子板3の厚さ、負極端子板4の厚さ、第1の接続部材5の長さ、及び第2の接続部材6の長さの合計の長さが、セル1の厚さの2倍以下となるように形成することができる。
正極端子板3又は負極端子板4がセルの厚み方向の中心線Aの位置に配置されたセル1を用いる場合には、奇数個のセル1を積層する場合であっても、偶数個のセル1を積層する場合であっても、セルモジュール100は、固定部材7の締め付け長さが式(1)を満たすように形成することができる。
セル1’が、例えば図4に示すように、正極端子板又は負極端子板が、セル1’の厚み方向の中心線Aから偏った位置に配置されているセルを用いた場合には、第1の接続部材5の長さと第2の接続部材6の長さが異なる長さとなる場合がある。正極端子板3又は負極端子板4がセル1の厚み方向の中心線から偏った位置に配置されたセルモジュール100は、正極端子板3の厚さ、負極端子板4の厚さ、第1の接続部材5の長さ、及び第2の接続部材6の長さの合計の長さが、セル1’の厚さの2倍以下とならない場合がある。
正極端子板3又は負極端子板4がセル1’の厚み方向の中心線Aから偏った位置に配置されたセル1’を奇数個積層する場合には、固定部材7で一括して固定される第1の接続部材5の個数と第2の接続部材6の個数が同一である。正極端子板3又は負極端子板4がセル1’の厚み方向の中心線Aから偏った位置に配置されたセル1’を奇数個積層する場合は、セルモジュール100は、固定部材7の締め付け長さが式(1)を満たすように形成することができる。一方、正極端子板3又は負極端子板4がセル1’の厚み方向の中心線Aから偏った位置に配置されたセル1’を偶数個積層する場合には、セルモジュール100は、固定部材7の締め付け長さが式(1)を満たすように形成することができない場合がある。正極端子板3又は負極端子板4がセルの厚み方向の中心線Aから偏った位置に配置されたセル1’を偶数個積層する場合には、固定部材7で一括して固定される第1の接続部材5の個数と第2の接続部材6の個数が異なり、第1の接続部材5の長さと第2の接続部材6の長さが異なるためである。
固定部材7は、セル積層体101の厚さよりも長い長さを有する細長い平板状の部材と、この平板状の部材の端部に、セル積層体101の積層方向の一端の正極端子板3又は負極端子板4と対面する第1の板状部と、セル積層体101の積層方向の他端の正極端子板3又は負極端子板4と対面する第2の板状部を備えた、コ字形状の部材であってもよい。コ字形状の部材は、第1の板状体又は第2の板状体の少なくとも一方にボルトを連通させる孔部を有するものであることが好ましい。固定部材がコ字形状の部材である場合には、締め付け部材としては、ボルトとナットを挙げることができる。締め付け部材として、コ字形状の部材の第1の板状体又は第2の板状体にボルトを連通させて、このボルトをセル積層体101の積層方向に突出させてナットで固定し、ボルトのセル積層体の積層方向の突出長さによって、セル積層体101を締め付け固定させることができるものであってもよい。
[第2の実施態様]
次に、図6〜図8を用いて、本発明のセルモジュールの第2の実施態様を説明する。図6は、本発明の第2の実施態様であるセルモジュール102を示す外観正面図である。図6において、紙面の上下方向をセルモジュール102の上下方向とした。図6において、紙面の左右方向をセルモジュール102の左右方向とした。図7は、セルモジュール102を、左側面から右方向に視た側面図である。図7において、紙面の上下方向をセルモジュール102の上下方向とした。図8は、セルモジュール102の分解斜視図である。図8において、紙面の上下方向をセルモジュール102の左右方向とした。図8において、紙面の左右方向をセルモジュール102の上下方向とした。
図6に示すように、セルモジュール102は、セル積層体103を備える。セル積層体103は、集電体を内包し、正極端子板13a〜13d及び負極端子板14a〜14dを互いに反対方向に延出させた4つのセル10a〜10dが左右方向に積層される。
図6及び図7に示すように、セルモジュール102を構成する1つのセル10は、集電体が内包された包装体12と、正極端子板13と負極端子板14とを備える。図6において図示を略した集電体は、略矩形状であることが好ましい。図7に示すように、セル10は、略矩形状の集電体の一辺から正極端子板13を延出させてなる。セル10は、正極端子板13を延出させた集電体の一辺の対辺から正極端子板13の反対方向に負極端子板14を延出させてなる。包装体12は、ラミネートフィルム等のシート状部材を、略矩形状の集電体の形に合わせて、矩形の袋状に形成したものであることが好ましい。セル10は、略矩形状の集電体の対向する二辺のそれぞれから正極端子板13と負極端子板14とが互いに反対方向に延出される。図6及び図7に示すセル10では、集電体から上下方向に正極端子板13または負極端子板14が、互いに反対方向に延出される。本明細書において、矩形状の集電体の対向する二辺のそれぞれから正極端子板13と負極端子板14とが互いに反対方向に延出されてなるセル10は、両側端子型セルと称する。セル10は、図6及び図7に示す両側端子型セルの実施形態に限定されない。
図示はしないが、両側端子型セルの場合においても、セルの内部構造は、図3及び図4に基づき内部構造を説明した片側端子側セルと同様である。正極用集電体及び負極用集電体は、略矩形状の平面を有する板状体であることが好ましい。両側端子型セルにおいても、正極及び負極は、片側端子型セルと同様の構造を有する。正極は、正極用集電体及び正極活物質を含む。負極は、負極用集電体及び負極活物質を含む。両側端子型セルは、矩形状の正極用集電体の一辺から、正極端子板が所定の方向に延出する。両側端子型セルは、矩形状の負極用集電体の一辺から、正極端子板13が延出された所定の方向と反対方向に、負極端子板14が延出する。この正極端子板13に正極用集電体が接続され、負極用端子板14に負極用集電体が接続される。
図8に示すように、セルモジュール102は、図6に示した4つの両側端子型セル10a〜10dを積層したものである。1つのセル10aの正極端子板13aと、所定の積層方向に隣り合う他のセル10bの負極端子板14bとが、導電性の第1の接続部材5を介して接続される。1つのセル10aの負極端子板14aと、所定の積層方向に隣り合う他のセル10bの正極端子板13bとが、絶縁性の第2の接続部材6を介して接続される。このように、セルモジュール102は、1つのセルの正極端子板と、所定の積層方向に隣り合う他のセルの負極端子板とが、導電性の第1の接続部材5を介して接続される。また、セルモジュール102は、1つのセルの負極端子板と、所定の積層方向に隣り合う他のセルの正極端子板とが、絶縁性の第2の接続部材6を介して接続される。
セル10a〜10dの正極端子板13a〜13d及び負極端子板14a〜14dは、それぞれに固定部材7を連通させるための孔部40を有する。第1の接続部材5及び第2の接続部材6は、固定部材7を連通させることが可能な円管状の円管部材である。導電性の第1の接続部材5は、銅等の導電性材料を使用して形成することができる。絶縁性の第2の接続部材6は、樹脂等の電気絶縁性の材料を使用して形成することができるセルモジュール102は、積層された複数のセル10a〜10dの正極端子板13a〜13d及び負極端子板14a〜14dの各板に設けられた孔部40と、第1の接続部材5と、第2の接続部材6の各接続部材の円管内とに、絶縁性の固定部材7が貫通され、固定部材7と締め付け部材8とにより一括して固定される。固定部材7の径より、正極端子板13及び負極端子板14の孔部40の径は大きく、且つ、第1の接続部材5及び第2の接続部材6の円管の内径は大きい。固定部材7は、複数のセル10a〜10dの正極端子板13a〜13d及び負極端子板14a〜14の孔部40と、第1の接続部材5の円管と、第2の接続部材6の円管とに連通させることができる長さを有するボルトである。固定部材7は、樹脂等の電気絶縁性の材料で形成する。
セルモジュール102は、複数のセル10a〜10dと、第1の接続部材5と、第2の接続部材6とが固定部材7によって、一括して固定されるため、煩雑な組み付け工程を必要とせず、第1の接続部材と第2の接続部材とをそれぞれ組み付ける場合と比較して簡単に製造することができる構成を有する。
図8に示すように、セルモジュール102は、1つのセル10aの正極端子板13aと、第2の実施形態では右方向である所定の積層方向に隣り合う他のセル10bの負極端子板14bとが、導電性の第1の接続部材5を介して接続される。また、セルモジュール102は、1つのセル10aの負極端子板14aと、第2の実施形態では右方向である所定の積層方向に隣り合う他のセル10bの正極端子板13bとが、絶縁性の第2の接続部材6を介して接続される。セルモジュール102は、第1の接続部材5及び第2の接続部材6によって、積層されたセル10a〜10dを電気的に直列に接続することができる。
固定部材7は、セル積層体103の積層方向の一端の正極端子板13a又は負極端子板14aから、第1の接続部材5及び第2の接続部材6を介して、セル積層体103の積層方向の他端の正極端子板13d又は負極端子板14dまで、積層方向に亘って締め付け固定する締め付け部材8を備えることが好ましい。固定部材7と締め付け部材8は、締め付け手段を構成する。締め付け部材8は、例えば固定部材7がボルトである場合には、ボルトの雄ネジに螺合する雌ネジを有するナットであることが好ましい。
セルモジュール102は、正極端子板13の厚さ、負極端子板14の厚さ、第1の接続部材5の長さ、及び第2の接続部材6の長さの合計の長さが、セル10の厚さの2倍以下であることが好ましい。正極端子板13の厚さ、負極端子板14の厚さ、第1の接続部材5の長さ、及び第2の接続部材6の長さの合計の長さが、セル10の厚さの2倍以下であると、積層されたセル10が固定部材7及び締め付け部材8によって、各セル10が密接して固定され、セルモジュール102は小型化し、体積エネルギー密度を上げることができる。
セルモジュール102は、固定部材7が、セル積層体102の複数のセル10a〜10dの正極端子板13a〜13d及び負極端子板14a〜14dと、第1の接続部材5と、第2の接続部材6とを連通して固定するものであることが好ましい。セルモジュール102は、固定部材7の締め付け部材8によって締め付けられる締め付け長さが、下記式(1)を満たすものであることが好ましい。固定部材が連通する第1の接続部材の接続長さの和+固定部材が連通する第2の接続部材の接続長さの和+(固定部材が連通する正極端子板の厚さ又は負極端子板の厚さ×(n−1))≦セルの厚さ×(n−1) (1)
(式(1)中、nはセルの個数である。)
セルモジュール102は、固定部材7の締め付け長さが式(1)を満たす場合には、各セル10を密接して固定され、セルモジュール102は小型化し、体積エネルギー密度を上げることができる。
本発明は、複数のセルを積層配列したセル積層体を備えたセルモジュールにおいて、積層された複数のセルを電気的に直列に接続することができる。また本発明のセルモジュールは、セル積層体を構成する各セルが、固定部材で一括して固定されるため、煩雑な組み付け工程を必要とせず、2つのセルずつに対して第1の接続部材と第2の接続部材とをそれぞれ組み付ける場合と比較して簡単に製造できる構成を有する。本発明のセルモジュールは、各セルを密接させて固定させ、セルモジュールを小型化し、体積エネルギー密度を上げることができる。本発明のセルモジュールは、小型化かつ製造が容易であるため、高電圧及び高容量が要求される電池に用いることができ、産業上有用である。
1,1’ セル(片側端子型セル)
2,12 包装体
3,13 正極端子板
4,14 負極端子板
5 第1の接続部材
6 第2の接続部材
7 固定部材
8 締め付け手段
10 セル(両側端子型セル)
15 正極用集電体
16 負極用集電体
17 正極活物質層
18 負極活物質層
19 正極
20 負極
21 セパレータ
30,40 孔部
100,102 セルモジュール
101,103 セル積層体

Claims (5)

  1. 集電体を内包し、正極端子板及び負極端子板を延出させたセルを複数積層し、1つのセルの正極端子板と隣り合う他のセルの負極端子板とが、接続部材を介して固定されるセル積層体を備え、
    前記セル積層体は、
    1つのセルの正極端子板と、所定の積層方向に隣り合う他のセルの負極端子板とが、導電性の第1の接続部材を介して接続され、
    前記1つのセルの負極端子板と前記所定の積層方向に隣り合う他のセルの正極端子板とが、絶縁性の第2の接続部材を介して接続され、
    絶縁性の固定部材により、積層された複数の前記セルの正極端子板及び負極端子板と、前記第1の接続部材と、前記第2の接続部材とが、一括して固定されることを特徴とするセルモジュール。
  2. 前記正極端子板の厚さ、前記負極端子板の厚さ、前記第1の接続部材の長さ、及び前記第2の接続部材の長さの合計長さが、セルの厚さの2倍以下である、請求項1記載のセルモジュール。
  3. 前記固定部材は、前記セル積層体の積層方向の一端の正極端子板又は負極端子板から、前記第1の接続部材及び第前記2の接続部材を介して、前記セル積層体の積層方向の他端の正極端子板又は負極端子板まで、前記積層方向に亘って締め付け固定する締め付け手段を備えた、請求項1又は2記載のセルモジュール。
  4. 前記固定部材は、前記セル積層体の複数の前記セルの前記正極端子板及び前記負極端子板と、前記第1の接続部材と、前記第2の接続部材とを連通して固定するものであり、
    前記締め付け手段によって締め付けられる前記固定部材の締め付け長さが、下記式(1)を満たす、請求項3記載のセルモジュール。
    前記固定部材が連通する前記第1の接続部材の接続長さの和+前記固定部材が連通する前記第2の接続部材の接続長さの和+(前記固定部材が連通する正極端子板の厚さ又は負極端子板の厚さ×(n−1))≦セルの厚さ×(n−1) (1)
    (式(1)中、nはセルの個数である。)
  5. 前記セルの前記集電体が、略矩形状であり、前記正極端子板及び前記負極端子板が、略矩形状の前記集電体の一辺から同一方向に延出されてなる、請求項1〜4のいずれか1項記載のセルモジュール。
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