JP2016113040A - 車両用バッテリ温調システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電動車両において、駐車中におけるバッテリ劣化を防ぎ、かつ、バッテリ使用制限による燃費悪化を抑制する。【解決手段】電動車両のバッテリ11と、バッテリ11の温度を検出するバッテリ温度センサ31と、バッテリ11の温度を所定の温度範囲内に調節するバッテリ温調装置30と、駐車スケジュールを取得する駐車予定情報取得手段と、気温予想情報取得手段と、駐車開始の予定時刻から駐車終了の予定時刻までの間に温調手段30で必要と予想される電力量を演算する温調電力量演算手段と、駐車開始時にバッテリに充電された電力量が所定の目標電力量に温調電力量を加算した電力量以上になるように、走行時にバッテリの充放電を制御するバッテリ充放電制御手段と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は車両用バッテリの温調システムに関する。
近年、環境問題等を考慮して、エンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車(HEV車)や、内燃機関を備えない電気自動車(EV車)などの電動車両の開発が進んでいる。
このような電動車両には、大容量のバッテリが搭載されている。しかし、バッテリは適切な温度範囲になければ大幅に効率が低下したり、劣化が進行して寿命を縮めたりする虞がある。加えて、バッテリの温度が適切な温度範囲にないためにバッテリの使用が制限されれば、ハイブリッドシステムの使用が制限され、燃費改善効果が得られなくなる。
そのためハイブリッド車や電気自動車などの電動車両においては、低温時にはバッテリを暖機する必要があり、例えば特許文献1には、エンジン近傍及びバッテリ近傍に冷媒が循環する循環経路を形成し、車両始動直後にエンジンの暖機とともにバッテリの暖機を行う技術が開示されている。また、高温時にはバッテリを冷却する必要があり、例えば特許文献2には、冷却ファンにより外気を吸引してバッテリを空冷することによりバッテリの冷却を行う技術が開示されている。
このように、ハイブリッド車や電気自動車などの電動車両においては、様々な条件下においてバッテリ劣化やバッテリ使用制限による燃費悪化を抑制することが望まれている。
しかしながら、例えば夜間から翌朝にかけて駐車する場合などは、エンジンの停止に伴いバッテリの温度管理ができない時間が比較的長いため、バッテリの温度が適切な温度の範囲外になってバッテリが劣化する虞がある。また、エンジン始動時にバッテリ温度が適切な温度範囲内にない場合、ハイブリッドシステムの使用が制限され、燃費改善効果が得られない問題が生ずる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、駐車中におけるバッテリ劣化を防ぎ、かつ、バッテリ使用制限による燃費悪化を抑制することができる車両用バッテリ温調システムを提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。
本発明に係る車両用バッテリ温調システムは、車両の駆動源であるエンジンと、前記車両の駆動源であり発電も可能な電動発電機と、前記電動発電機を駆動するための電力の供給及び前記電動発電機により発電された電力の蓄電が可能なバッテリと、前記バッテリの温度を検出するバッテリ温度センサと、前記バッテリ温度センサの検出温度に基づいて前記バッテリの温度を所定の温度範囲内に調節するバッテリ温調手段と、前記車両の駐車開始の予定時刻、駐車終了の予定時刻、及び駐車予定場所に関する駐車予定情報を取得する駐車予定情報取得手段と、前記駐車開始の予定時刻から前記駐車終了の予定時刻までの間の前記駐車予定場所における気象要素の情報を取得する気象情報取得手段と、前記バッテリの温度と前記気象要素の情報に基づき推定した前記バッテリの温度変化に基づいて、前記駐車開始の予定時刻から前記駐車終了の予定時刻までの間に前記バッテリ温調手段で必要と予想される電力量を温調電力量として演算する温調電力量演算手段と、前記車両の駐車開始時に前記バッテリに充電された電力量が所定の目標電力量に前記温調電力量を加算した電力量以上になるように、前記車両の走行時に前記バッテリの充放電を制御するバッテリ充放電制御手段と、を備える。
本発明によれば、駐車中におけるバッテリ劣化を防ぎ、かつ、バッテリ使用制限による燃費悪化を抑制することができる車両用バッテリ温調システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のバッテリ温度調節装置が搭載されたハイブリッド型トラックを示す全体構成図である。
ハイブリッド型トラック1は所謂パラレル型ハイブリッド車両として構成されており、以下の説明では、車両と称する場合もある。車両1には走行用動力源としてディーゼルエンジン(以下、エンジンという)2、及び例えば永久磁石式同期電動機のように発電機としても作動可能なモータ3が搭載されている。エンジン2の出力軸にはクラッチ4が連結され、クラッチ4にはモータ3の回転軸を介して自動変速機5の入力側が連結されている。自動変速機5の出力側にはプロペラシャフト6を介して差動装置7が連結され、差動装置7には駆動軸8を介して左右の駆動輪9が連結されている。
自動変速機5は一般的な手動変速機をベースとしてクラッチ4の断接操作及び変速段の切換操作を自動化したものであり、本実施形態では、前進12速後退1速の変速段を有している。当然ながら、自動変速機5の構成はこれに限るものではなく任意に変更可能であり、例えば手動式変速機として具体化してもよいし、2系統の動力伝達系を備えたいわゆるデュアルクラッチ式自動変速機として具体化してもよい。
モータ3には電力変換装置10を介してバッテリ11が接続されている。電力変換装置10は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路及び交流電力を直流電力に変換するコンバータ回路を含む(図示せず)。バッテリ11に蓄えられた直流電力は電力変換装置10のインバータ回路により交流電力に変換されてモータ3に供給され(力行制御)、モータ3が発生した駆動力は自動変速機5で変速された後に駆動輪9に伝達されて車両1を走行させる。また、例えば車両1の減速時や降坂路での走行時には、駆動輪9側からの逆駆動によりモータ3が発電機として作動する(回生制御)。モータ3が発生した負側の駆動力は制動力として駆動輪9側に伝達されると共に、モータ3が発電した交流電力が電力変換装置10のコンバータ回路で直流電力に変換されてバッテリ11に充電される。
このようなモータ3が発生する駆動力は上記クラッチ4の断接状態に関わらず駆動輪9側に伝達され、これに対してエンジン2が発生する駆動力はクラッチ4の接続時に限って駆動輪9側に伝達される。従って、クラッチ4の切断時には、上記のようにモータ3が発生する正側または負側の駆動力が駆動輪9側に伝達されて車両1が走行する。また、クラッチ4の接続時には、エンジン2及びモータ3の駆動力が駆動輪9側に伝達されたり、或いはエンジン2の駆動力のみが駆動輪9側に伝達されたりして車両1が走行する。
車両ECU20は車両全体を統合制御するための制御回路である。そのために車両ECU20には、アクセルペダル12の操作量θaccを検出するアクセルセンサ21、ブレーキペダル13の踏込操作を検出するブレーキスイッチ22、車両1の速度(車速)Vを検出する車速センサ23、エンジン2の回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサ24、及びモータ3の回転速度Nmを検出するモータ回転速度センサ25等の各種センサ・スイッチ類が接続されている。
また、車両ECU20には、図示はしないがクラッチ4を断接操作するアクチュエータ、及び自動変速機5を変速操作するアクチュエータ等が接続されると共に、エンジン制御用のエンジンECU26、電力変換制御用の電力変換ECU27、及びバッテリ11を管理するバッテリECU28が接続されている。
車両ECU20は、運転者によるアクセル操作量θacc等に基づき車両1を走行させるために必要な要求トルクを算出し、その要求トルクやバッテリ11の充電状態(SOC:State of Charge)等に基づき車両1の走行モードを選択する。本実施形態では走行モードとして、エンジン2の駆動力のみを用いるE/Gモード、モータ3の駆動力のみを用いるEVモード、及びエンジン2及びモータ3の駆動力を共に用いるHEVモードが設定されており、その何れかの走行モードを車両ECU20が選択するようになっている。
車両ECU20は選択した走行モードに基づき、要求トルクをエンジン2やモータ3が出力すべきトルク指令値に換算する。例えばHEVモードでは要求トルクをエンジン2側及びモータ3側に配分した上で、その時点の変速段に基づきエンジン2及びモータ3のトルク指令値を算出する。また、E/Gモードでは要求トルクを変速段に基づきエンジン2へのトルク指令値に換算し、EVモードでは要求トルクを変速段に基づきモータ3へのトルク指令値に換算する。
そして、車両ECU20は選択した走行モードを実行すべく、EVモードでは上記クラッチ4を切断し、E/Gモード及びHEVモードではクラッチ4を接続した上で、エンジンECU26及び電力変換ECU27にトルク指令値を適宜出力する。また、車両1の走行中において車両ECU20は、アクセル操作量θaccや車速V等に基づき図示しないシフトマップから目標変速段を算出し、この目標変速段を達成すべく、アクチュエータによりクラッチ4の断接操作及び変速段の切換操作を実行する。
一方、エンジンECU26は、車両ECU20から入力された走行モード及びトルク指令値を達成するように噴射量制御や噴射時期制御を実行する。例えばE/GモードやHEVモードでは、正側のトルク指令値に対してエンジン2に駆動力を発生させ、負側のトルク指令値に対してエンジンブレーキを発生させる。また、EVモードの場合には、燃料噴射の中止によりエンジン2を停止保持状態、またはアイドル運転状態とする。
また、電力変換ECU27は、車両ECU20から入力された走行モード及びトルク指令値を達成するように、電力変換装置10を介してモータ3を制御する。例えばEVモードやHEVモードでは、正側のトルク指令値に対してモータ3を力行制御して正側の駆動力を発生させ、負側のトルク指令値に対してはモータ3を回生制御して負側の駆動力を発生させる。また、E/Gモードの場合には、モータ3の駆動力を0に制御する。また、バッテリECU28は、バッテリ11の温度、バッテリ11の電圧、電力変換装置10とバッテリ11との間に流れる電流等を検出し、これらの検出結果からバッテリ11の充電状態を逐次算出して車両ECU20に出力する。
さらに車両ECU20には、温調装置30、バッテリ温度センサ31、気象情報取得部32、運行スケジュール取得部33が接続されている。
車両ECU20はバッテリ温度センサ31からバッテリ11の温度を取得し、バッテリ11が所定の温度範囲内に維持されるよう、温調装置30に温度調節の指令を送る。ここで、所定の温度範囲とは、バッテリ11が正常に動作する温度範囲として予め設定されるものであり、この範囲外ではバッテリ11の使用制限がかかる。
「バッテリ温調手段」としての温調装置30は、バッテリ水冷回路などからなるバッテリ冷却システムや、エンジン冷却水におけるエンジン排熱を利用したバッテリ暖機システムなど、公知のバッテリ温調装置を用いることができる。温調装置30は、車両ECU20の指令に基づいて、車両1の走行中及び停車中並びに駐車中において、バッテリ11の温度が適切な温度範囲内に維持されるよう冷却および暖機システムを制御する。
気象情報取得部32は、移動体通信システムを利用して提供される気温や日照情報等の気象要素の情報を受信し、その情報を車両ECU20に送信する。
運行スケジュール取得部33は車両1の運行スケジュールを管制センターから受信し、その情報を車両ECU20に送信する。ここで、運行スケジュールの取得は管制センターからの受信に限らず、ドライバーが手動で入力する手段を別途設けることにより行なってもよい。
図2に車両ECU20が実行するバッテリ11の温調手順がフローチャートで示されており、以下同フローチャートに沿って説明する。
車両ECU20は、車両1のキーオン時から図2に示す温調手順をスタートさせる。まずステップS1として車両ECU20は、駐車予定時刻を確認するために運行スケジュール取得部33から「駐車予定情報」としての運行スケジュールを取得する(駐車予定情報取得手段)。この運行スケジュールには、駐車開始の予定時刻、駐車終了の予定時刻、及び駐車予定場所の情報が含まれている。
ステップS2では、ステップS1で取得した運行スケジュールに基づき駐車予定時刻が近づいたか否かを確認する。この確認は、車両1のGPSによる位置情報と運行スケジュールの駐車予定場所との照合により行なってもよいし、ドライバーが駐車する意思を手動で入力する手段を別途設けることにより行なってもよい。
ステップS2において車両1がまもなく駐車すると判断されたとき(ステップS2でYes)、ステップS3で車両ECU20はバッテリ温度センサ31からバッテリ11の温度を取得する。
ステップS4では、車両ECU20は外部情報取得部32から駐車予定場所における気温や日照情報等の気象要素の情報を取得する(気象情報取得手段)。
ステップS5では、車両ECU20は運行スケジュール及び気象要素の情報に基づき、駐車開始の予定時刻から駐車終了の予定時刻までのバッテリ11の温度推移を推定する。
ステップS6では、車両ECU20はバッテリ11の温度推移の推定に基づき、駐車開始の予定時刻から駐車終了の予定時刻までの間にバッテリ11の温度を所定の温度範囲内に維持するために温調装置30が必要とする電力量(温調電力量)を計算する(温調電力量演算手段)。
ステップS7では、車両ECU20は駐車開始時におけるバッテリ11の充電電力量が、所定の目標電力量にステップS6で算出した電力量を加算した電力量以上になるように、バッテリ11の充放電を制御させる指令をバッテリECU28に対して送信する。ここで、所定の目標電力量は、例えば車両1のエンジン始動時や走行開始時に必要となる最小限の電力量であり、車両1のハイブリッドシステムや電気系統の仕様等に応じて適宜設定し得る電力量である。上記の指令を受信したバッテリECU28は、駐車開始時刻までにバッテリ11の充電電力量が、所定の目標電力量にステップS6で算出した電力量を加算した電力量以上になるように、バッテリ11に対する充放電制御を実行する(バッテリ充放電制御手段)。
ステップS8において、車両ECU20は、車両1が駐車を開始した後も、バッテリ11の温度が所定の温度範囲内に維持されているか否かをバッテリ温度センサ31により確認する。ここで、車両ECU20のメモリにはバッテリ11の温度を所定の温度範囲内に維持すべく温調装置30の駆動を開始する温調開始閾値が記憶されている。この温調開始閾値としてはバッテリ冷却システムによるバッテリ11の冷却を開始するための冷却開始閾値Tcと、バッテリ暖機システムによるバッテリ11の暖機を開始するための暖機開始閾値Twとが設定されており、この冷却開始閾値Tcは所定の温度範囲の上限値よりも低い温度に設定され、暖機開始閾値Twは所定の温度範囲の下限値よりも高い温度に設定されている。そして、バッテリ11の温度が冷却開始閾値Tcを上回ったとき又は暖機開始閾値Twを下回ったとき(ステップS8でYes)、車両ECU20は温調装置30に対して温調指令を送信し、バッテリ11の温度調節制御が開始される(ステップS9)。
このように本発明は、バッテリ11に充電された電力量が、駐車開始時刻において、駐車している間のバッテリ11の温度を所定の温度範囲内に維持するために必要な電力量を所定の目標電力量に加算した電力量以上になるように、バッテリ11に対する充放電制御を実行する。そして駐車中においても温調装置30によるバッテリ11の温度制御を実行して、駐車中におけるバッテリ11の温度を所定の温度範囲内に維持する。それによって本発明は、駐車時においてもバッテリの温度を適切に管理することができるため、駐車中におけるバッテリ劣化を防ぎ、かつ、発車時におけるバッテリ使用制限による燃費悪化を抑制することができる車両用バッテリ温調システムを提供することができる。
以上で本発明に係る車両用バッテリ温調システムの実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
上記実施形態では、車両1が駐車を開始した後も、バッテリ11の温度が所定の温度範囲内に維持されるように、温調開始閾値を設けているが、バッテリの温度を所定の温度範囲内に維持する温調制御はこれに限られるものではない。例えば、ステップS5において推定したバッテリの温度推移に基づき、バッテリの温度が所定の温度範囲外となる前に温調を開始する温調開始時期を予め設定してもよい。
3 モータ
11 バッテリ
20 車両ECU
28 バッテリECU
30 温調装置
31 バッテリ温度センサ
32 気象情報取得部
33 運行スケジュール取得部
11 バッテリ
20 車両ECU
28 バッテリECU
30 温調装置
31 バッテリ温度センサ
32 気象情報取得部
33 運行スケジュール取得部
Claims (1)
- 車両の駆動源であるエンジンと、
前記車両の駆動源であり発電も可能な電動発電機と、
前記電動発電機を駆動するための電力の供給及び前記電動発電機により発電された電力の蓄電が可能なバッテリと、
前記バッテリの温度を検出するバッテリ温度センサと、
前記バッテリ温度センサの検出温度に基づいて前記バッテリの温度を所定の温度範囲内に調節するバッテリ温調手段と、
前記車両の駐車開始の予定時刻、駐車終了の予定時刻、及び駐車予定場所に関する駐車予定情報を取得する駐車予定情報取得手段と、
前記駐車開始の予定時刻から前記駐車終了の予定時刻までの間の前記駐車予定場所における気象要素の情報を取得する気象情報取得手段と、
前記バッテリの温度と前記気象要素の情報に基づき推定した前記バッテリの温度変化に基づいて、前記駐車開始の予定時刻から前記駐車終了の予定時刻までの間に前記バッテリ温調手段で必要と推定される電力量を温調電力量として演算する温調電力量演算手段と、
前記車両の駐車開始時に前記バッテリに充電された電力量が所定の目標電力量に前記温調電力量を加算した電力量以上になるように、前記車両の走行時に前記バッテリの充放電を制御するバッテリ充放電制御手段と、を備える車両用バッテリ温調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014253877A JP2016113040A (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 車両用バッテリ温調システム |
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2014
- 2014-12-16 JP JP2014253877A patent/JP2016113040A/ja active Pending
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