JP2016183453A - ドア制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが両手に荷物を持っているような場合であって、ドアの開動作に係る操作が容易であるドア制御装置を提供する。【解決手段】ドア制御装置が通信機から受信した認証情報に対する認証が成功している状況で車輌に設けられたフットスイッチが操作された場合、この時点で車輌のドアがロック状態であれば、ドア制御装置は、ドアをアンロックした後、スライドドアの開動作を行う。車輌に設けられたフットスイッチが操作された時点で車輌のドアがアンロック状態であり、スライドドアが閉状態であれば、ドア制御装置は、スライドドアの開動作を行い、スライドドアが開状態であれば、スライドドアの閉動作を行う。【選択図】図3
Description
本発明は、ユーザが車輌の外面に設けられた操作部を操作することにより、車輌のドアの開動作を行うドア制御装置に関する。
車輌に対応付けられた携帯機を携帯するユーザが、車輌の外面に設けられたスイッチを操作した場合に、車載機と携帯機との間で認証処理が行われ、携帯機が適切である場合に、車載機が車輌のドアをロック又はアンロックするシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、車輌に設けられたスイングドアの近傍でユーザが所定のジェスチャーを行うことにより、車輌のドアを自動で開閉させる装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、車輌に設けられたスイングドアの近傍でユーザが所定のジェスチャーを行うことにより、車輌のドアを自動で開閉させる装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
ユーザが手でスイッチを操作してドアをロック/アンロックする構成、又はユーザが所定のジェスチャーを行ってドアを開閉させる構成では、例えばユーザが両手に荷物を持っているような場合に操作し辛いという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが両手に荷物を持っているような場合であって操作し易いドア制御装置を提供することにある。
本発明に係るドア制御装置は、車輌に設けられたドアの開閉動作を行うドア開閉装置を制御して前記ドアの開動作を行うドア制御装置において、前記車輌に対応付けられた認証情報を無線で送信する無線機から送信された前記認証情報を受信する受信部と、該受信部が受信した認証情報の適否を判定する認証部と、前記車輌の側面の下部に設けられ、前記ドアの開動作に係る操作を受け付ける操作部と、前記認証部によって前記認証情報が適切であると判定された後に、前記操作部が前記操作を受け付けた場合、前記ドア開閉装置に前記ドアを開動作させるドア制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、車輌に設けられたドアの開動作に係る操作を受け付ける操作部が、車輌の側面の下部に設けてあり、操作部が前記操作を受け付けた場合、ドアが開けられる。車輌の下部に設けてある操作部を操作することによりドアが開けられるので、運転者等のユーザは例えば操作部を足で操作することができ、ユーザが両手に荷物を持っているような場合であっても操作し易い。また、ドア制御装置は、無線機から受信した認証情報が適切であると判定している状況で操作部が操作された場合に、車輌のドアを開ける。よって、無線機との間で認証処理を行うことにより、無線機を所持するユーザによる操作のみを有効とすることができる。
本発明に係るドア制御装置は、前記操作部は、前記操作を受け付ける操作面を有し、該操作面は、前記車輌の側面と同一面状に形成してあることを特徴とする。
本発明によれば、操作部の操作面が、車輌の側面と同一面状となるように形成してあるので、運転者等のユーザが車輌に乗り降りする際、及び車輌の近傍を人が歩行する際に、操作部が邪魔にならない。
本発明に係るドア制御装置は、前記操作部は、前記操作を受け付ける操作面を有し、該操作面は、前記車輌の外側に湾曲していることを特徴とする。
本発明によれば、操作部の操作面が、車輌の外側に湾曲するように形成してあるので、操作部に衣服等が引っ掛かることが抑制され、運転者等のユーザが車輌に乗り降りする際、及び車輌の近傍を人が歩行する際に、操作部が邪魔にならない。
本発明に係るドア制御装置は、前記操作部は、前記操作面に連なる上面が、水平面に対して傾斜を有する傾斜面に形成してあることを特徴とする。
本発明によれば、操作部の上面が、水平面に対して傾斜を有するように形成してあるので、降雨時又は降雪時等に操作部の上面に水滴等が溜まることを防止できる。
本発明に係るドア制御装置は、前記操作部が前記操作を受け付けた場合、前記ドアのアンロックを行うアンロック装置を制御して前記ドアをアンロックするアンロック制御部を更に備え、前記ドア制御部は、前記アンロック装置にて前記ドアがアンロックされた後に、前記ドア開閉装置に前記ドアを開動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、操作部が前記操作を受け付けた場合、ドアがアンロックされ、その後、ドアが開けられる。よって、ドアがロック状態であり、ユーザが両手に荷物を持っているような場合であっても、ユーザは操作部を足等で操作することにより、ドアをアンロックして開けることができるので、操作性がよい。
本発明に係るドア制御装置は、前記操作部は、前記ドアの開閉動作に係る操作を受け付けるようにしてあり、前記ドア制御部は、前記操作部が前記操作を受け付けた場合、前記ドアが閉状態であれば前記ドア開閉装置に前記ドアを開動作させ、前記ドアが開状態であれば前記ドア開閉装置に前記ドアを閉動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、車輌の側面の下部に設けられた操作部は、車輌のドアの開閉動作に係る操作を受け付ける。操作部が前記操作を受け付けた場合、ドアが閉状態であればドアが開けられ、ドアが開状態であればドアが閉められる。よって、ユーザが両手に荷物を持って車輌から降りた場合であっても、ユーザは操作部を足等で操作することによってドアを閉められるので操作し易い。
本発明では、ユーザが両手に荷物を持っているような場合であって、車輌のドアを開けるための操作が容易である。
以下に、本発明に係るドア制御装置について、ドアロックシステムに適用した実施形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明の実施形態に係るドアロックシステムが搭載された車輌の側面図である。図1Aには、車輌Cの進行方向に向かって右側から見た右側面を示し、図1Bには車輌Cの左側から見た左側面を示す。本実施形態のドアロックシステムは、所謂スマートエントリシステムであり、図1に示すような車輌Cに搭載される。図1に示すように、車輌Cには、前席(運転席及び助手席)側に、所定箇所を支点として車輌Cの外側へスイングして開閉されるヒンジドアD1が設けてあり、後席(後部座席)側に、車輌Cの車体に沿って開閉されるスライドドアD2が設けてある。なお、車輌Cの各ドアD1,D2の外面にはそれぞれ、各ドアD1,D2を開ける、又は開閉するためのドアハンドルが設けてある。
また本実施形態の車輌Cには、サイドステップ、サイドスポイラー、サイドスカート等の車輌Cの左右側面の下部に設けられた下部部材C1の適宜箇所に、車輌CのスライドドアD2の開閉動作を指示するためのフットスイッチ12a,12bが設けてある。なお、車輌Cの右側に設けてあるフットスイッチ12aを右側フットスイッチ12aと呼び、左側に設けてあるフットスイッチ12bを左側フットスイッチ12bと呼ぶ。なお、フットスイッチ12a,12bは、ヒンジドアD1又はスライドドアD2の外面の下部等に設けられていてもよい。
図2は、フットスイッチ12a,12bの外観を示す模式図である。図2Aには、右側フットスイッチ12aの拡大図を示し、図2Bには、図2AにおけるB−B線による断面図を示し、図2Cには右側フットスイッチ12aの変形例を示す。なお、左側フットスイッチ12bは右側フットスイッチ12aと同様の形状を有する。
フットスイッチ12aは、例えば押圧操作を受け付ける押圧式ボタンであり、図2Aに示すように、下部部材C1の表面(車輌Cの側面)からアーチ状に突出して設けられている。フットスイッチ12aは、車輌Cの外側に湾曲している突出面12aaを有し、突出面12aaがユーザによる操作を受け付ける操作面12aaとなる。またフットスイッチ12aは、操作面12aaに対して突出方向の反対方向(車輌Cの内側への方向)への押圧操作を受け付けるように構成してある。フットスイッチ12aの突出面(操作面12aa)が湾曲していることにより、フットスイッチ12aに衣服等が引っ掛かることが抑制され、運転者等のユーザが車輌に乗り降りする際、及び車輌の近傍を人が歩行する際に邪魔にならない。
フットスイッチ12aは、例えば押圧操作を受け付ける押圧式ボタンであり、図2Aに示すように、下部部材C1の表面(車輌Cの側面)からアーチ状に突出して設けられている。フットスイッチ12aは、車輌Cの外側に湾曲している突出面12aaを有し、突出面12aaがユーザによる操作を受け付ける操作面12aaとなる。またフットスイッチ12aは、操作面12aaに対して突出方向の反対方向(車輌Cの内側への方向)への押圧操作を受け付けるように構成してある。フットスイッチ12aの突出面(操作面12aa)が湾曲していることにより、フットスイッチ12aに衣服等が引っ掛かることが抑制され、運転者等のユーザが車輌に乗り降りする際、及び車輌の近傍を人が歩行する際に邪魔にならない。
また、図2Bに示すように、フットスイッチ12aは、操作面12aa(突出面)に連なる上面12abが傾斜面に形成してある。図2Bに示す例では、上面12abは、
下部部材C1との接続箇所に対して操作面12aaとの接続箇所が、水平面に対して所定角度θ程度下がる傾斜面に形成されている。このようにフットスイッチ12aの上面12abを傾斜面に形成することにより、降雨時又は降雪時等にフットスイッチ12aの上面12abに水滴等が溜まることを防ぐことができる。よって、上面12abに水滴等が溜まることによるフットスイッチ12aの汚損を抑制できる。
下部部材C1との接続箇所に対して操作面12aaとの接続箇所が、水平面に対して所定角度θ程度下がる傾斜面に形成されている。このようにフットスイッチ12aの上面12abを傾斜面に形成することにより、降雨時又は降雪時等にフットスイッチ12aの上面12abに水滴等が溜まることを防ぐことができる。よって、上面12abに水滴等が溜まることによるフットスイッチ12aの汚損を抑制できる。
フットスイッチ12a,12bは、図2A及び図2Bに示す形状に限らず、図2Cに示す形状でもよい。図2Cに示す例では、フットスイッチ12aは、矩形平面である操作面12aaを有し、操作面12aaが下部部材C1の表面(車輌Cの側面)と同一面状となるように設けられている。図2Cに示すフットスイッチ12aも、操作面12aaに対して、車輌Cの内側への押圧操作を受け付けるように構成してある。このように、フットスイッチ12aの操作面12aaが下部部材C1の表面と同一面状であるので、運転者等のユーザが車輌に乗り降りする際、及び車輌の近傍を人が歩行する際に邪魔にならない。なお、図2Cに示すフットスイッチ12aにおいても、操作面12aaに連なる上面が傾斜面に形成してあってもよい。この場合にも、降雨時又は降雪時等にフットスイッチ12aの上面12abに水滴等が溜まることを防ぐことができ、水滴等によるフットスイッチ12aの汚損を抑制できる。
フットスイッチ12a,12bは、押圧式ボタンのほかに、接触操作又は近接操作を受け付けるセンサ等により構成されてもよい。この場合にも、図2A又は図2Cに示すような形状にフットスイッチ12a,12bを形成することができる。また、この場合にも、運転者等のユーザが車輌に乗り降りする際、及び車輌の近傍を人が歩行する際にフットスイッチ12a,12bが邪魔にならない。
図3は、実施形態に係るドアロックシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態のドアロックシステムは、車輌Cに搭載されたドアロック装置14及びスライドドア開閉装置15の動作を制御するドア制御装置1等の各種車載装置と、通信機2とを備える。車輌Cには、操作部12、無線通信部13、ドアロック装置14、スライドドア開閉装置15等が搭載されており、これらの各部はドア制御装置1に接続されている。
ドア制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)等の制御部10、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリ等の記憶部11等を有する。記憶部11は、制御部10にて実行される制御プログラム、認証情報11a等の各種データ、制御部10による制御プログラムの実行時に発生するデータ等を記憶する。ドア制御装置1は、記憶部11に記憶されている制御プログラムを制御部10にて読み出して実行することにより、上述したような機器の動作を制御する。認証情報11aは、車輌Cに対応付けられた固有の識別情報であり、記憶部11に予め記憶されている。
ドア制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)等の制御部10、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリ等の記憶部11等を有する。記憶部11は、制御部10にて実行される制御プログラム、認証情報11a等の各種データ、制御部10による制御プログラムの実行時に発生するデータ等を記憶する。ドア制御装置1は、記憶部11に記憶されている制御プログラムを制御部10にて読み出して実行することにより、上述したような機器の動作を制御する。認証情報11aは、車輌Cに対応付けられた固有の識別情報であり、記憶部11に予め記憶されている。
操作部12は、車輌Cに搭載された各種機器に係る操作を受け付けるための各種の操作ボタンを有する。操作ボタンには、右側フットスイッチ12a及び左側フットスイッチ12bが含まれる。各操作ボタンは、押圧操作を受け付ける押圧式ボタン、或いは、接触操作又は近接操作を受け付けるセンサ等により構成されている。いずれかの操作ボタンが操作された場合、操作部12は、操作された操作ボタンに対応した信号をドア制御装置1へ出力する。よって、ドア制御装置1は、操作部12から取得した信号に基づいて、いずれの操作ボタンに対して操作が行われたかを判断できる。
無線通信部13には、車輌Cの適宜箇所に設けられた送信アンテナ(図示せず)が接続されており、無線通信部13は、予め設定された周波数の電波(例えば125kHzのLF帯)を用いて送信アンテナを介して信号を送信する。無線通信部13は、ドア制御装置1からの指示に従って、ドア制御装置1から与えられた信号を送信する。無線通信部13から送信された信号は、通信可能な範囲内にある外部機器(例えば通信機2)によって受信される。
また無線通信部13には、車輌Cの適宜箇所に設けられた受信アンテナ(図示せず)が接続されており、無線通信部13は、予め設定された周波数の電波(例えば315MHzのUHF帯)を用いて送信されてきた信号を受信アンテナを介して受信する。無線通信部13は、通信可能な範囲内にある外部機器(例えば通信機2)から送信された信号を受信した場合、受信した信号をドア制御装置1へ送出する。
本実施形態では、無線通信部13がドア制御装置1に接続されている構成であるが、無線通信部13の機能がドア制御装置1に内蔵されていてもよい。
また無線通信部13には、車輌Cの適宜箇所に設けられた受信アンテナ(図示せず)が接続されており、無線通信部13は、予め設定された周波数の電波(例えば315MHzのUHF帯)を用いて送信されてきた信号を受信アンテナを介して受信する。無線通信部13は、通信可能な範囲内にある外部機器(例えば通信機2)から送信された信号を受信した場合、受信した信号をドア制御装置1へ送出する。
本実施形態では、無線通信部13がドア制御装置1に接続されている構成であるが、無線通信部13の機能がドア制御装置1に内蔵されていてもよい。
ドアロック装置(アンロック装置)14は、車輌CのドアD1,D2のロック及びアンロックを行うための機構、この機構を動作させるためのモータ又はアクチュエータ等の動力源、及びこの動力源を駆動する駆動回路等を含む。ドアロック装置14は、ドア制御装置1からの指示に従って駆動回路を動作させることにより、車輌Cの各ドアD1,D2のロック(施錠)及びアンロック(解錠)を行う。
スライドドア開閉装置(ドア開閉装置)15は、車輌CのスライドドアD2の開動作及び閉動作を行うための機構、この機構を動作させるためのモータ又はアクチュエータ等の動力源、及びこの動力源を駆動する駆動回路等を含む。スライドドア開閉装置15は、ドア制御装置1からの指示に従って駆動回路を動作させることにより、車輌CのスライドドアD2の開動作及び閉動作を行う。スライドドア開閉装置15は、2つのスライドドアD2のそれぞれに設けられており、各スライドドアD2の開動作及び閉動作をそれぞれ行う。
通信機2は、カード型又はキーホルダ型に構成された可搬型の無線通信装置(無線機)である。通信機2は、制御部20、記憶部21、操作部22、無線通信部23等を備え、それぞれは相互に接続されている。
制御部20は、例えばCPU又はMPUである。制御部20は、記憶部21に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより、通信機2としての動作を行う。記憶部21は、例えばEEPROM又はフラッシュメモリ等である。記憶部21は、制御部20にて実行される制御プログラム、認証情報21a等の各種データ、制御部20による制御プログラムの実行時に発生するデータ等を記憶する。認証情報21aは、自身の通信機2にて操作可能である車輌Cに対応付けられた固有の識別情報であり、記憶部21に予め記憶されている。
制御部20は、例えばCPU又はMPUである。制御部20は、記憶部21に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより、通信機2としての動作を行う。記憶部21は、例えばEEPROM又はフラッシュメモリ等である。記憶部21は、制御部20にて実行される制御プログラム、認証情報21a等の各種データ、制御部20による制御プログラムの実行時に発生するデータ等を記憶する。認証情報21aは、自身の通信機2にて操作可能である車輌Cに対応付けられた固有の識別情報であり、記憶部21に予め記憶されている。
操作部22は、車輌Cに搭載された各種の機器に係る操作を受け付けるための操作ボタンを複数備える。操作部22は、いずれかの操作ボタンが操作された場合、操作された操作ボタンに対応した信号を制御部20へ出力する。制御部20は、操作部22から取得した信号に基づいて、いずれの操作ボタンに対して操作が行われたかを判断できる。操作部22に設けられる操作ボタンは、例えば、車輌Cのドアのロックを指示するためのロックボタン、アンロックを指示するためのアンロックボタンである。
無線通信部23には、通信機2の適宜箇所に設けられた送信アンテナ(図示せず)が接続されており、無線通信部23は、予め設定された周波数の電波(例えば315MHzのUHF帯)を用いて送信アンテナを介して信号を送信する。無線通信部23は、制御部20からの指示に従って、制御部20から与えられた信号を送信する。無線通信部23から送信された信号は、通信可能な範囲内にある外部機器(例えば無線通信部13)によって受信される。
また無線通信部23には、通信機2の適宜箇所に設けられた受信アンテナ(図示せず)が接続されており、無線通信部23は、予め設定された周波数の電波(例えば125kHzのLF帯)を用いて送信されてきた信号を受信アンテナを介して受信する。無線通信部23は、通信可能な範囲内にある外部機器(例えば無線通信部13)から送信された信号を受信した場合、受信した信号を制御部20へ送出する。
また無線通信部23には、通信機2の適宜箇所に設けられた受信アンテナ(図示せず)が接続されており、無線通信部23は、予め設定された周波数の電波(例えば125kHzのLF帯)を用いて送信されてきた信号を受信アンテナを介して受信する。無線通信部23は、通信可能な範囲内にある外部機器(例えば無線通信部13)から送信された信号を受信した場合、受信した信号を制御部20へ送出する。
本実施形態のドアロックシステムでは、通信機2を所持するユーザがフットスイッチ12a又は12bを操作した場合、車輌CのスライドドアD2が開閉される。なお、右側フットスイッチ12aが操作された場合、車輌Cの右側のスライドドアD2が開閉され、左側フットスイッチ12bが操作された場合、車輌Cの左側のスライドドアD2が開閉される。具体的には、ユーザがフットスイッチ12a又は12bを操作した時点でドアD1,D2がアンロック状態であり、スライドドアD2が閉状態であれば、操作されたフットスイッチ12a又は12bに対応するスライドドアD2の開動作が行われる。また、本実施形態では、ユーザがフットスイッチ12a又は12bを操作した時点でドアD1,D2がロック状態であれば、ドアD1,D2のアンロックが行われた後に、操作されたフットスイッチ12a又は12bに対応するスライドドアD2の開動作が行われる。また、ユーザが開状態のスライドドアD2に対応するフットスイッチ12a又は12bを操作した場合、操作されたフットスイッチ12a又は12bに対応するスライドドアD2の閉動作が行われる。従って、本実施形態では、フットスイッチ12a,12bは、スライドドアD2の開動作に係る操作だけでなく、閉動作に係る操作、ドアD1,D2のアンロックに係る操作も受け付ける。
以下に、本実施形態のドアロックシステムにおいて、車輌Cに設けられた右側フットスイッチ12a又は左側フットスイッチ12bがユーザによって操作された場合にドア制御装置1及び通信機2が行う処理について説明する。
まずドア制御装置1が行う処理について説明する。図4は、ドア制御装置1が行う処理の手順を示すフローチャートである。ドア制御装置1は、所定のタイミングで(定期的に)、記憶部11に記憶してある認証情報11aを含む確認信号を無線通信部13にて送信する。よって、ドア制御装置1は、所定時間を計時するタイマに基づいて、確認信号の送信タイミングが到来したか否かを判断している(S1)。送信タイミングが到来していないと判断した場合(S1:NO)、ドア制御装置1は、送信タイミングが到来するまで待機する。送信タイミングが到来したと判断した場合(S1:YES)、ドア制御装置1は、記憶部11に記憶してある認証情報11aを含む確認信号を無線通信部13にて送信する(S2)。確認信号の送信終了後、ドア制御装置1は、通信機2から送信されてくる応答信号を無線通信部13にて受信したか否かを判断しており(S3)、受信していないと判断した場合(S3:NO)、受信するまで待機する。
まずドア制御装置1が行う処理について説明する。図4は、ドア制御装置1が行う処理の手順を示すフローチャートである。ドア制御装置1は、所定のタイミングで(定期的に)、記憶部11に記憶してある認証情報11aを含む確認信号を無線通信部13にて送信する。よって、ドア制御装置1は、所定時間を計時するタイマに基づいて、確認信号の送信タイミングが到来したか否かを判断している(S1)。送信タイミングが到来していないと判断した場合(S1:NO)、ドア制御装置1は、送信タイミングが到来するまで待機する。送信タイミングが到来したと判断した場合(S1:YES)、ドア制御装置1は、記憶部11に記憶してある認証情報11aを含む確認信号を無線通信部13にて送信する(S2)。確認信号の送信終了後、ドア制御装置1は、通信機2から送信されてくる応答信号を無線通信部13にて受信したか否かを判断しており(S3)、受信していないと判断した場合(S3:NO)、受信するまで待機する。
無線通信部(受信部)13にて応答信号を受信したと判断した場合(S3:YES)、ドア制御装置(認証部)1は、受信した応答信号が適切な通信機2(車輌Cに対応付けられている通信機2)から送信された信号であるか否かを判定する認証処理を行う(S4)。なお、通信機2から送信されてくる応答信号には、通信機2の記憶部21に記憶してある認証情報21aが含まれており、ドア制御装置1は、応答信号に含まれる認証情報21aと、記憶部11に記憶してある認証情報11aとを比較する。そして、応答信号に含まれる認証情報21aが認証情報11aに一致する場合、ドア制御装置1は、応答信号に含まれる認証情報21aが適切であり、応答信号が適切な通信機2からの信号である(認証成功)と判定する。
ドア制御装置1は、認証処理に成功したか否かを判断し(S5)、成功していないと判断した場合(S5:NO)、ステップS1の処理に戻る。なお、認証に失敗した場合には、受信した応答信号に含まれる認証情報が適切でない場合のほかに、応答信号を受信しなかった場合、受信した応答信号に認証情報が含まれない場合等も含まれる。
認証処理に成功したと判断した場合(S5:YES)、ドア制御装置1は、操作部12から取得する信号に基づいて、右側フットスイッチ12a又は左側フットスイッチ12bに対するユーザの操作が行われたか否かを判断する(S6)。フットスイッチ12a又は12bに対する操作が行われていないと判断した場合(S6:NO)、ドア制御装置1は、ステップS1の処理に戻る。
認証処理に成功したと判断した場合(S5:YES)、ドア制御装置1は、操作部12から取得する信号に基づいて、右側フットスイッチ12a又は左側フットスイッチ12bに対するユーザの操作が行われたか否かを判断する(S6)。フットスイッチ12a又は12bに対する操作が行われていないと判断した場合(S6:NO)、ドア制御装置1は、ステップS1の処理に戻る。
フットスイッチ12a又は12bに対するユーザの操作が行われたと判断した場合(S6:YES)、ドア制御装置1は、ドアロック装置14の各部の状態に基づいて、車輌CのドアD1,D2が現在ロック状態であるか否かを判断する(S7)。車輌Cがロック状態であると判断した場合(S7:YES)、ドア制御装置(アンロック制御部)1は、ドアロック装置14を制御して車輌CのドアD1,D2をアンロックする(S8)。更にドア制御装置(ドア制御部)1は、スライドドア開閉装置15を制御して、ステップS6でユーザの操作が行われたフットスイッチ12a又は12bに対応するスライドドアD2の開動作を行い(S9)、処理を終了する。即ち、車輌CのドアD1,D2がロック状態の場合にフットスイッチ12a又は12bが操作されたとき、ドア制御装置1は、ドアD1,D2のアンロック及びスライドドアD2の開動作を行う。従って、このとき、フットスイッチ12a又は12bは、ドアD1,D2のアンロック及びスライドドアD2の開動作の実行指示として操作を受け付ける。
ステップS7で、車輌Cがロック状態でないと判断した場合(S7:NO)、ドア制御装置1は、スライドドア開閉装置15の各部の状態に基づいて、ステップS6でユーザが操作したフットスイッチ12a又は12bに対応するスライドドアD2が現在開状態であるか否かを判断する(S10)。対応するスライドドアD2が開状態でないと判断した場合(S10:NO)、ドア制御装置1は、スライドドア開閉装置15を制御して、対応するスライドドアD2の開動作を行い(S11)、処理を終了する。即ち、車輌CのドアD1,D2がアンロック状態であり、対応するスライドドアD2が閉状態の場合にフットスイッチ12a又は12bが操作されたとき、ドア制御装置1は、対応するスライドドアD2の開動作を行う。従って、このとき、フットスイッチ12a又は12bは、スライドドアD2の開動作の実行指示として操作を受け付ける。
対応するスライドドアD2が開状態であると判断した場合(S10:YES)、ドア制御装置1は、スライドドア開閉装置15を制御して、対応するスライドドアD2の閉動作を行い(S12)、処理を終了する。即ち、車輌CのドアD1,D2がアンロック状態であり、対応するスライドドアD2が開状態の場合にフットスイッチ12a又は12bが操作されたとき、ドア制御装置1は、対応するスライドドアD2の閉動作を行う。従って、このとき、フットスイッチ12a又は12bは、スライドドアD2の閉動作の実行指示として操作を受け付ける。なお、ドア制御装置1は、スライドドアD2の閉動作を行った後、例えば全てのスライドドアD2が閉状態であれば、ドアD1,D2のロックを行ってもよい。
次に通信機2が行う処理について説明する。図5は、通信機2が行う処理の手順を示すフローチャートである。通信機2の制御部20は、外部装置(具体的にはドア制御装置1)から送信された確認信号を無線通信部23にて受信したか否かを判断しており(S21)、受信していないと判断した場合(S21:NO)、受信するまで待機する。具体的には、制御部20は、図4中のステップS2でドア制御装置1が送信した確認信号を受信したか否かを判断している。
無線通信部23にて確認信号を受信したと判断した場合(S21:YES)、通信機2の制御部20は、受信した確認信号が適切なドア制御装置1から送信された信号であるか否かを判定する認証処理を行う(S22)。具体的には、制御部20は、受信した確認信号が、通信機2が対応付けられている車輌Cに搭載されているドア制御装置1(無線通信部13)から送信された信号であるか否かを判定する。なお、ドア制御装置1から送信されてくる確認信号には、ドア制御装置1の記憶部11に記憶してある認証情報11aが含まれており、通信機2の制御部20は、確認信号に含まれる認証情報11aと、記憶部21に記憶してある認証情報21aとを比較する。そして通信機2の制御部20は、確認信号に含まれる認証情報11aが認証情報21aに一致する場合、確認信号に含まれる認証情報11aが適切であり、確認信号が適切なドア制御装置1からの信号である(認証成功)と判定する。
通信機2の制御部20は、認証処理に成功したか否かを判断し(S23)、成功していないと判断した場合(S23:NO)、処理を終了する。なお、認証に失敗した場合には、受信した確認信号に含まれる認証情報が適切でない場合のほかに、受信した確認信号に認証情報が含まれない場合等も含まれる。
認証処理に成功したと判断した場合(S23:YES)、制御部20は、記憶部21に記憶してある認証情報21aを含む応答信号を無線通信部23にて送信し(S24)、処理を終了する。なお、ステップS24で送信された応答信号は、図4中のステップS3でドア制御装置1にて受信される。
認証処理に成功したと判断した場合(S23:YES)、制御部20は、記憶部21に記憶してある認証情報21aを含む応答信号を無線通信部23にて送信し(S24)、処理を終了する。なお、ステップS24で送信された応答信号は、図4中のステップS3でドア制御装置1にて受信される。
上述した処理により、ドア制御装置1は、所定の送信タイミングが到来する都度(定期的に)、通信機2との間で認証情報を送受信して認証処理を行い、車輌Cから所定範囲内(通信可能な範囲内)に適切な通信機2があるか否かを判定する。そして、車輌Cから所定範囲内に適切な通信機2がある状況で、フットスイッチ12a,12bが操作された場合にのみスライドドアD2の開動作又は閉動作を行う。このような認証処理を行うことにより、適切な通信機2を所持したユーザがフットスイッチ12a,12bを操作した場合にのみスライドドアD2の開動作及び閉動作を行うことができる。従って、通信機2を所持しない人又は子供がフットスイッチ12a,12bを操作した場合にはスライドドアD2の開動作及び閉動作が行われない。また、フットスイッチ12a又は12bが操作された時点で車輌CのドアD1,D2がロック状態であれば、ドアD1,D2がアンロックされ、その後、スライドドアD2の開動作が行われる。更に、車輌Cがアンロック状態であり、スライドドアD2が閉状態であれば、スライドドアD2の開動作が行われ、スライドドアD2が開状態であれば、スライドドアD2の閉動作が行われる。
フットスイッチ12a,12bは、押圧操作を受け付ける押圧式ボタン、或いは、接触操作又は近接操作を受け付けるセンサ等で構成されるので、操作し易い操作ボタンを実現できる。またフットスイッチ12a,12bは、車輌Cの側面の下部に設けてあるので、運転者等のユーザはフットスイッチ12a,12bを例えば足等で操作することができる。よって、ユーザが両手に荷物を持っている状況で車輌CのスライドドアD2を開動作又は閉動作させたい場合であっても操作し易く、操作性がよい。
本実施形態のドアロックシステムにおいて、ドア制御装置1による認証処理は、定期的に行われる構成に限らない。例えば、フットスイッチ12a,12bが操作された場合に、ドア制御装置1が確認信号を送信し、送信した確認信号に対して通信機2から返信された応答信号に含まれる認証情報にて認証処理を行う構成でもよい。また、通信機2が定期的に又は操作部22に対してユーザの操作が行われた場合に、認証情報21aを含む信号を送信し、この信号を受信したドア制御装置1が、受信した信号に含まれる認証情報にて認証処理を行う構成でもよい。
本実施形態では、右側フットスイッチ12aが操作された場合、車輌Cの右側のスライドドアD2の開動作又は閉動作が行われ、左側フットスイッチ12bが操作された場合、車輌Cの左側のスライドドアD2の開動作又は閉動作が行われる構成であった。この場合、フットスイッチ12a又は12bを操作するユーザの死角にあるスライドドアD2の開動作又は閉動作が行われないので、ユーザは開動作又は閉動作が行われるスライドドアD2を視認でき、安全性を確保できる。
このほかに、フットスイッチ12a又は12bが操作された場合、全てのスライドドアD2の開動作又は閉動作を行う構成としてもよい。この場合、フットスイッチ12a又は12bに対する1回の操作によって全てのスライドドアD2が開閉されるので、複数の人がそれぞれのスライドドアD2から乗り降りするような状況の場合に操作性がよい。
このほかに、フットスイッチ12a又は12bが操作された場合、全てのスライドドアD2の開動作又は閉動作を行う構成としてもよい。この場合、フットスイッチ12a又は12bに対する1回の操作によって全てのスライドドアD2が開閉されるので、複数の人がそれぞれのスライドドアD2から乗り降りするような状況の場合に操作性がよい。
本実施形態では、フットスイッチ12a,12bは車輌Cの左右の側面にそれぞれ設けられていた。このほかに、リアアンダースポイラー、リアバンパー等の車輌Cの後部(背面)にフットスイッチを設け、このフットスイッチが操作された場合に、後部ドア又はトランクの開動作又は閉動作を行うように構成してもよい。
また本実施形態では、フットスイッチ12a,12bが操作された場合、スライドドアD2を開閉させる構成であった。このほかに、フットスイッチ12a,12bが操作された場合にヒンジドアD1を開閉させるように構成してもよい。例えば、右側フットスイッチ12aが操作された場合に、車輌Cの右側のヒンジドアD1及びスライドドアD2が開閉され、左側フットスイッチ12bが操作された場合に、車輌Cの左側のヒンジドアD1及びスライドドアD2が開閉される構成でもよい。また、ヒンジドアD1及びスライドドアD2のそれぞれに対応してフットスイッチ12a,12bが設けられ、操作されたフットスイッチ12a又は12bに対応するドアD1又はD2を開閉させる構成としてもよい。
また本実施形態では、フットスイッチ12a,12bが操作された場合、スライドドアD2を開閉させる構成であった。このほかに、フットスイッチ12a,12bが操作された場合にヒンジドアD1を開閉させるように構成してもよい。例えば、右側フットスイッチ12aが操作された場合に、車輌Cの右側のヒンジドアD1及びスライドドアD2が開閉され、左側フットスイッチ12bが操作された場合に、車輌Cの左側のヒンジドアD1及びスライドドアD2が開閉される構成でもよい。また、ヒンジドアD1及びスライドドアD2のそれぞれに対応してフットスイッチ12a,12bが設けられ、操作されたフットスイッチ12a又は12bに対応するドアD1又はD2を開閉させる構成としてもよい。
本実施形態における車輌Cは、後席側のドアが共にスライドドアD2であるが、このような構成に限らない。例えば、前席(運転席及び助手席)側、並びに運転席の後席側にヒンジドアD1が設けてあり、助手席の後席側にのみスライドドアD2が設けてある車輌にも、本発明に係るドア制御装置を適用したドアロックシステムの搭載が可能である。この場合、助手席側の側面の下部部材C1にのみフットスイッチを設ける構成としてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ドア制御装置(ドア制御部、アンロック制御部、認証部)
2 通信機(無線機)
12 操作部
12a 右側フットスイッチ
12b 左側フットスイッチ
13 無線通信部(受信部)
14 ドアロック装置(アンロック装置)
15 スライドドア開閉装置(ドア開閉装置)
21 記憶部
21a 認証情報
C 車輌
D2 スライドドア
2 通信機(無線機)
12 操作部
12a 右側フットスイッチ
12b 左側フットスイッチ
13 無線通信部(受信部)
14 ドアロック装置(アンロック装置)
15 スライドドア開閉装置(ドア開閉装置)
21 記憶部
21a 認証情報
C 車輌
D2 スライドドア
Claims (6)
- 車輌に設けられたドアの開閉動作を行うドア開閉装置を制御して前記ドアの開動作を行うドア制御装置において、
前記車輌に対応付けられた認証情報を無線で送信する無線機から送信された前記認証情報を受信する受信部と、
該受信部が受信した認証情報の適否を判定する認証部と、
前記車輌の側面の下部に設けられ、前記ドアの開動作に係る操作を受け付ける操作部と、
前記認証部によって前記認証情報が適切であると判定された後に、前記操作部が前記操作を受け付けた場合、前記ドア開閉装置に前記ドアを開動作させるドア制御部と
を備えることを特徴とするドア制御装置。 - 前記操作部は、前記操作を受け付ける操作面を有し、該操作面は、前記車輌の側面と同一面状に形成してあることを特徴とする請求項1に記載のドア制御装置。
- 前記操作部は、前記操作を受け付ける操作面を有し、該操作面は、前記車輌の外側に湾曲していることを特徴とする請求項1に記載のドア制御装置。
- 前記操作部は、前記操作面に連なる上面が、水平面に対して傾斜を有する傾斜面に形成してあることを特徴とする請求項2又は3に記載のドア制御装置。
- 前記操作部が前記操作を受け付けた場合、前記ドアのアンロックを行うアンロック装置を制御して前記ドアをアンロックするアンロック制御部を更に備え、
前記ドア制御部は、前記アンロック装置にて前記ドアがアンロックされた後に、前記ドア開閉装置に前記ドアを開動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1から4までのいずれかひとつに記載のドア制御装置。 - 前記操作部は、前記ドアの開閉動作に係る操作を受け付けるようにしてあり、
前記ドア制御部は、前記操作部が前記操作を受け付けた場合、前記ドアが閉状態であれば前記ドア開閉装置に前記ドアを開動作させ、前記ドアが開状態であれば前記ドア開閉装置に前記ドアを閉動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれかひとつに記載のドア制御装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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US7688179B2 (en) * | 2005-12-12 | 2010-03-30 | Denso International America, Inc. | Hands-free vehicle door opener |
JP6150118B2 (ja) * | 2013-07-17 | 2017-06-21 | アイシン精機株式会社 | 車両ドア開閉装置及びその制御方法 |
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- 2015-03-25 JP JP2015062822A patent/JP2016183453A/ja not_active Withdrawn
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2016
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