JP2016031924A - 異物検知センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】異物検知センサ13は、長尺中空状の中空絶縁体22及び中空絶縁体22の内部に互いに離間して配置された複数の電極線23,24を有する長尺状のセンサ部21を有する。異物検知センサ13は、中空絶縁体22の長手方向端部から外部に引き出された電極線23,24に電力を供給する金属線53と、金属線53を覆う外皮54と、外皮54覆うことで金属線53を覆うシース55とを有するリード線とを備える。異物検知センサ13は、中空絶縁体22の端部、電極線23,24の端部、金属線53の端部、及び前記シース55を含めて樹脂によりモールドされた封止部材34を有する。前記中空絶縁体22と外皮54及びシース55とは、封止部材34の樹脂が流動状態における温度で溶解する材質よりなる。
【選択図】図4
Description
上記異物検知センサにおいて、前記筒状部は前記樹脂と同一系統の材質よりなることが好ましい。
上記異物検知センサにおいて、前記リード線は、導体線及び該導体線を覆う絶縁部を有し、前記シール部は、前記導体線の端部及び前記絶縁部を含めて樹脂によりモールドし、前記筒状部と前記絶縁部とは、前記樹脂が流動状態における温度で溶解する材質よりなることが好ましい。
この構成によれば、筒状部と絶縁部とが同一系統の材質であるため、これらをモールドするシール部の樹脂の温度管理が容易となる。
この構成によれば、筒状部と絶縁部と樹脂とが同一系統の材質であるため、筒状部及び絶縁部が極度に溶解することを抑えることができる。
図1に示すように、車両1は、電動バックドア装置2を搭載している。車両1を構成する車体3の後部には、後部開口部4が形成される。後部開口部4は、この後部開口部4に対応した形状をなすドアパネル5によって開閉される。ドアパネル5は、その上端部が車体3の後部側面の上端部に回動可能に連結されており、車体3との連結部分を回動中心として、ドアパネル5の下端部が上下方向に移動するように回動可能である。なお、ドアパネル5は、全閉位置と全開位置との間で移動される。全閉位置はドアパネル5が後部開口部4を完全に閉鎖する位置であり、全開位置はドアパネル5が後部開口部4を完全に開放する位置である。
図3に示すように、センサ部21を構成する長尺状の中空絶縁体22(筒状部材)は、弾性変形可能な絶縁体により形成されている。中空絶縁体22は、円筒状をなす内側絶縁体22aと、内側絶縁体22aの外周を被覆する外側絶縁体22bとを有する。
前記封止部材34は、外皮54、シース55及び外側絶縁体22bと同一系統の材質(本実施形態ではウレタンエラストマ)にて形成されている。図5に示すように、封止部材34は、支持部材32における中空絶縁体22の外部に配置された部分、ターミナル51、リード線52の先端側の部分及び中空絶縁体22の第2端部22gを内部に埋設して封止している。封止部材34は、中空絶縁体22の第2端部22gとセンサ部21の長手方向に隣り合うように形成されている。封止部材34は、中空絶縁体22の第2端部22gを埋設しつつ、中空絶縁体22の第2端部22g側に一体に形成されている。封止部材34は、ターミナル支持部41、及び2つのターミナル51を内部に埋設して封止している。そして、図5に示すように、封止部材34における中空絶縁体22の第2端部22g側の端部は、同第2端部22gに液密且つ気密に密着している。また、封止部材34は、ターミナル支持部41、2つのターミナル51、及びリード線52の先端側の部分を液密且つ気密に封止している。
ドアECU61は、操作スイッチ9から開信号が入力されると、ドアパネル5を開作動させるべくアクチュエータ6を駆動する。なお、ドアECU61は、位置検出装置8から入力される位置検出信号に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。本実施形態では、ドアECU61は、位置検出信号のパルス数をカウントし、そのカウント値に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。そして、ドアパネル5が全閉位置に配置されると、ドアECU61はアクチュエータ6を停止する。
本実施形態の異物検知センサ13では、中空絶縁体22の第2端部22gにおいて封止部材34、外皮54、シース55及び外側絶縁体22bと同一系統の材質(ウレタンエラストマで)で構成される。このため、中空絶縁体22の第2端部22gを成形型に配置した状態で流動状態である封止部材34を型に流し込むと、外皮54、シース55及び外側絶縁体22bの少なくとも表面が溶解する。これによって、封止部材34に外側絶縁体22bと、外皮54及びシース55が溶着されて水密性が確保されて防水性能の低下が抑えられている。
(1)外側絶縁体22bと、外皮54及びシース55とが封止部材34の樹脂流動状態における温度で溶解するため、外側絶縁体22bと、外皮54及びシース55とが封止部材34に溶着され、水密性が確保されて防水性能の低下を抑えることができる。
(3)外側絶縁体22bと、外皮54及びシース55と、封止部材34の樹脂とが同一系統の材質であるため、外側絶縁体22bと、外皮54及びシース55とが極度に溶解することを抑えることができる。
・上記実施形態では、リード線52の絶縁部として外皮54及びシース55で構成したが、これに限らない。
・上記実施形態では、リード線52の外皮54及びシース55を筒状部としての外側絶縁体22bと同一系統の材質で構成したが、例えばリード線52の外皮54と外側絶縁体22bとを同一系統の材質で構成し、シース55の材質は外皮54や外側絶縁体22bと異なってもよい。ただし、封止部材34(樹脂)が流動状態における温度で外側絶縁体22bやシース55が溶解する材質である必要がある。
・上記実施形態では、筒状部としての絶縁体22を内側絶縁体22aと外側絶縁体22bとで構成したが、これらを一体化した構成を採用してもよい。また、内側絶縁体22aと外側絶縁体22bが同じ材質でなくてもよい。少なくとも絶縁体22の外周部位が、封止部材34(樹脂)の流動状態における温度で溶解する材質であればよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(付記1)
請求項3〜5のいずれか一項に記載の異物検知センサにおいて、
前記筒状部は、複数の電極線を内部に収容する内側筒状部と、該内側筒状部の外周を覆う外側筒状部とを有し、
前記絶縁部は、前記外側筒状部と少なくとも同一系統の材質よりなることを特徴とする異物検知センサ。
請求項3〜5のいずれか一項又は付記1に記載の異物検知センサにおいて、
前記絶縁部は、少なくとも外周部位が前記筒状部と同一系統の材質よりなることを特徴とする異物検知センサ。
Claims (5)
- 長尺中空状の筒状部及び該筒状部の内部に互いに離間して配置された複数の電極線を有する長尺状のセンサ部と、
前記筒状部の長手方向端部から外部に引き出された前記電極線に電力を供給するリード線と、
前記筒状部の端部、前記電極線の端部、及び前記リード線の端部を含めて樹脂によりモールドされたシール部と
を備え、
前記筒状部は、前記樹脂が流動状態における温度で溶解する材質よりなることを特徴とする異物検知センサ。 - 請求項1に記載の異物検知センサにおいて、
前記筒状部は、前記樹脂と同一系統の材質よりなることを特徴とする異物検知センサ。 - 請求項1又は2に記載の異物検知センサにおいて、
前記リード線は、導体線及び該導体線を覆う絶縁部を有し、
前記シール部は、前記導体線の端部及び前記絶縁部を含めて樹脂によりモールドし、
前記筒状部と前記絶縁部とは、前記樹脂が流動状態における温度で溶解する材質よりなることを特徴とする異物検知センサ。 - 請求項3に記載の異物検知センサにおいて、
前記筒状部と前記絶縁部とは、同一系統の材質よりなることを特徴とする異物検知センサ。 - 請求項3又は4に記載の異物検知センサにおいて、
前記筒状部及び前記絶縁部は、前記樹脂と同一系統の材質よりなることを特徴とする異物検知センサ。
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