JP5957201B2 - 異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置 - Google Patents
異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5957201B2 JP5957201B2 JP2011230742A JP2011230742A JP5957201B2 JP 5957201 B2 JP5957201 B2 JP 5957201B2 JP 2011230742 A JP2011230742 A JP 2011230742A JP 2011230742 A JP2011230742 A JP 2011230742A JP 5957201 B2 JP5957201 B2 JP 5957201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection sensor
- double
- sided tape
- foreign matter
- matter detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
一方、プロテクタではなく両面テープを用いて異物検知センサをドアパネルに取り付けると、製造コストを低く抑えることができる。しかし、車両において異物検知センサを取り付ける取付け場所(即ちドアパネルの周縁部等)は、湾曲する等、非直線状をなしていることがある。取付け場所の形状に合わせて異物検知センサを湾曲させると、異物検知センサの湾曲に両面テープが追従しきれず、同両面テープが異物検知センサから剥離してしまったり、同両面テープに皺が生じたりするという問題があった。そのため、異物検知センサを安定してドアパネルに取り付けることが困難であった。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の異物検知センサの取付け構造において、前記異物検知センサは、弾性変形可能な長尺状の中空絶縁体と、前記中空絶縁体の内部で互いに離間して対向配置されるとともに前記中空絶縁体の長手方向に螺旋状に延び前記中空絶縁体の弾性変形に伴って撓曲することで互いに接触可能な複数の電極線とを有し、前記貼着面は、前記中空絶縁体の外周面に形成されていることをその要旨としている。
図1に示すように、車両1は電動バックドア装置2を搭載している。車両1を構成する車体3の後部には、後部開口部4が形成されている。後部開口部4における上下方向の略中央部よりも下方の部位は、後部開口部4における略中央部よりも上方の部位よりも左右方向の幅が狭く形成されている。そして、この後部開口部4は、該後部開口部4に対応した形状をなすドアパネル5によって開閉される。
異物検知センサ31をブラケット21に取り付ける際には、まず、中空絶縁体32の貼着面32aに、両面テープ51の第1接着面51aが貼着される。このとき、両面テープ51は、その長手方向が中空絶縁体32の長手方向に沿うように貼着面32aに貼着される。その後、両面テープ51の第2接着面51bが、ブラケット21の取付け面23に貼着されることにより、異物検知センサ31は両面テープ51によってブラケット21に取り付けられる。このとき、異物検知センサ31は、中空絶縁体32の側面32bをブラケット21の位置決め面24に当接させることにより、ブラケット21に対する取付け面23の幅方向の位置決めがなされる。また、異物検知センサ31は、非直線状の取付け面23の形状に応じて、部分的に湾曲されながら両面テープ51にてブラケット21に貼り付けられる。図5(b)に示すように、ブラケット21に設けられた取付け面23の形状に応じて異物検知センサ31が湾曲されると、両面テープ51は、異物検知センサ31の湾曲に伴って切込み部52が異物検知センサ31の長手方向に開く若しくは閉じることにより、異物検知センサ31の湾曲に追従する。更に、両面テープ51における切込み部52と切込み部52との間のそれぞれの部分において、少しずつ変形することができる。従って、異物検知センサ31を湾曲させることにより生じる両面テープ51の変形が、同両面テープ51の局所に集中することが抑制される。よって、異物検知センサ31を湾曲しても、両面テープ51が貼着面32aから剥離したり同両面テープ51に皺が生じたりすることが抑制される。
ドアECU61は、操作スイッチ9から開信号が入力されると、ドアパネル5を開作動させるべくアクチュエータ6を駆動する。尚、ドアECU61は、位置検出装置8から入力される位置検出信号に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。本実施形態では、ドアECU61は、位置検出信号のパルス数をカウントし、そのカウント値に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。そして、ドアパネル5が全開位置に配置されると、ドアECU61はアクチュエータ6を停止する。
(1)異物検知センサ31は、従来のようにプロテクタを用いることなく同プロテクタよりも安価な両面テープ51でドアパネル5の周縁部に固定されたブラケット21に取り付けられる。そして、ブラケット21に設けられた取付け面23の形状に応じて異物検知センサ31が湾曲された場合、両面テープ51は、異物検知センサ31の湾曲に伴って切込み部52が異物検知センサ31の長手方向に開く若しくは閉じることにより、異物検知センサ31の湾曲に追従しやすくなる。また、両面テープ51は切込み部52を有するため、異物検知センサ31の湾曲に伴う両面テープ51の変形が、同両面テープ51の局所に集中することが抑制される。従って、両面テープ51が貼着面32aから剥離したり同両面テープ51に皺が生じたりすることが抑制されるため、第1接着面51aは貼着面32aに、第2接着面51bは取付け面23にそれぞれ安定して密着することができる。これらのことから、安価に且つ安定して異物検知センサ31をドアパネル5の周縁部に固定されたブラケット21に取り付けることができる。
・上記実施形態では、車両1の後部に設けられた後部開口部4を開閉するドアパネル5を電動で開閉作動させる電動バックドア装置2に異物検知装置11を備えた。しかしながら、異物検知装置11は、電動バックドア装置2以外に、車両1に設けられた開口部を開閉する開閉体を電動で開閉作動させる電動ドア開閉装置に備えられてもよい。例えば、異物検知装置11は、車両1の側方に設けられた開口部(乗降口)を開閉するドアパネル(開閉体)を電動でスライド移動させる電動スライドドア装置に備えられてもよい。また、異物検知装置11は、車両1の上面に設けられた開口部を開閉するルーフパネル(開閉体)を電動で開閉作動させるサンルーフ装置に備えられてもよい。そして、何れの場合においても、異物検知センサ31は、車両1に設けられた開口部の周縁部、若しくは前記開口部を開閉する開閉体における前記開口部の周縁部と対向する周縁部に取り付けられる。
・異物検知センサ31は、弾性変形することで異物検知センサ31に接触した異物を検知するだけでなく、近接する異物との間の静電容量を検出できるように構成されてもよい。この場合、異物検知装置11では、異物検知センサ31を用いて検出された静電容量に基づいて、異物検知センサ31に近接する異物を検知する。
Claims (7)
- 異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する異物検知センサを取付け場所に取り付ける異物検知センサの取付け構造であって、
前記取付け場所には、前記異物検知センサを取り付けるための取付け面が設けられ、
前記異物検知センサの外周面には、前記異物検知センサの長手方向に沿って延びる帯状の貼着面が形成され、
前記貼着面には両面テープの厚さ方向の一方の第1接着面が貼着されているとともに、前記両面テープの厚さ方向の他方の第2接着面は前記取付け面に貼着されており、
前記両面テープは、その幅方向の両端部に複数の切込み部を有し、
各切込み部は、前記両面テープの幅方向の端部と幅方向の中央部との間に前記両面テープの幅方向に切り込まれた形状をなし、前記切込み部は、前記両面テープの長手方向の一端から他端まで前記両面テープの長手方向に沿って一定の間隔で複数箇所に形成されていることを特徴とする異物検知センサの取付け構造。 - 請求項1に記載の異物検知センサの取付け構造において、
前記切込み部は、前記両面テープにおける、前記取付け面の形状に応じて前記異物検知センサが湾曲される部分に対応する部分に形成されていることを特徴とする異物検知センサの取付け構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の異物検知センサの取付け構造において、
前記両面テープの幅方向の一端部に形成された各切込み部は、前記両面テープの幅方向の他端部に形成された各切込み部に対して長手方向の異なる位置に形成されていることを特徴とする異物検知センサの取付け構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の異物検知センサの取付け構造において、
前記両面テープの幅方向の一端部に形成された各切込み部は、前記両面テープの幅方向の他端部に形成された各切込み部に対して前記両面テープの幅方向にそれぞれ隣り合う位置に形成されていることを特徴とする異物検知センサの取付け構造。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の異物検知センサの取付け構造において、
前記異物検知センサは、弾性変形可能な長尺状の中空絶縁体と、前記中空絶縁体の内部で互いに離間して対向配置されるとともに前記中空絶縁体の長手方向に螺旋状に延び前記中空絶縁体の弾性変形に伴って撓曲することで互いに接触可能な複数の電極線とを有し、
前記貼着面は、前記中空絶縁体の外周面に形成されていることを特徴とする異物検知センサの取付け構造。 - 外力を受けて弾性変形される異物検知センサと、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の異物検知センサの取付け構造とを有し、前記異物検知センサの弾性変形により前記異物検知センサに接触した異物を検知することを特徴とする異物検知装置。
- 請求項6に記載の異物検知装置において、
前記異物検知センサは、車体に設けられた開口部の周縁部、若しくは前記開口部を閉塞する開閉体における前記開口部の周縁部と対向する周縁部に取り付けられたことを特徴とする異物検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011230742A JP5957201B2 (ja) | 2011-10-20 | 2011-10-20 | 異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011230742A JP5957201B2 (ja) | 2011-10-20 | 2011-10-20 | 異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013086714A JP2013086714A (ja) | 2013-05-13 |
JP5957201B2 true JP5957201B2 (ja) | 2016-07-27 |
Family
ID=48531054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011230742A Active JP5957201B2 (ja) | 2011-10-20 | 2011-10-20 | 異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5957201B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6299712B2 (ja) * | 2015-09-14 | 2018-03-28 | マツダ株式会社 | 自動車の後部車体構造 |
IT202100017306A1 (it) * | 2021-07-01 | 2023-01-01 | Solbian Energie Alternative S R L | Metodo per produrre un modulo fotovoltaico da applicare su una superficie con curvatura biassiale |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3757051B2 (ja) * | 1998-02-24 | 2006-03-22 | 株式会社ホンダアクセス | 車両用太陽電池の取付部材 |
JP4659768B2 (ja) * | 2007-01-12 | 2011-03-30 | 三菱電機株式会社 | 誘導加熱調理器 |
JP5284224B2 (ja) * | 2009-09-01 | 2013-09-11 | アスモ株式会社 | 開閉装置 |
-
2011
- 2011-10-20 JP JP2011230742A patent/JP5957201B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013086714A (ja) | 2013-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5284224B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5917088B2 (ja) | 異物検知センサの取付構造及び異物検知装置 | |
JP5840561B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造 | |
US9217679B2 (en) | Foreign matter detection sensor | |
JP2009287293A (ja) | 開閉装置及びセンサ支持部材の製造方法 | |
US9371679B2 (en) | Structure for fixing foreign object detection sensor and foreign object detection apparatus having the structure | |
JP6451799B2 (ja) | 異物検知センサの固定方法及び異物検知センサの固定構造 | |
JP5957201B2 (ja) | 異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置 | |
US20120235437A1 (en) | Vehicle door trim and method for manufacturing vehicle door trim | |
JP6169865B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造 | |
JP5852799B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造及び異物検知装置 | |
JP5437597B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6059028B2 (ja) | 異物検知センサ | |
JP5784392B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造及び異物検知装置 | |
US8491033B2 (en) | Door trim for vehicle | |
JP5188793B2 (ja) | 挟み込み検出装置 | |
JP6059033B2 (ja) | 異物検知センサ | |
JP2011117827A (ja) | センサ部材の製造方法 | |
JP6035051B2 (ja) | 異物検知センサ | |
JP6733718B2 (ja) | 異物検知センサ | |
JP2008293816A (ja) | 圧力検知スイッチ及び車両用開閉体装置 | |
JP6908473B2 (ja) | タッチセンサの固定構造およびタッチセンサユニット | |
JP4516517B2 (ja) | 開閉駆動装置 | |
JP2015090849A (ja) | 異物検知センサ | |
JP6914214B2 (ja) | ケーブルセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5957201 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |