JP2015124792A - 歯車装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】偏心部と外歯車との間に作用する負荷を低減できる歯車装置を提供する。
【解決手段】減速機1は、カムシャフト11の偏心部22の外周に軸受32を介して相対回転可能に支持された外歯車12と、外歯車12の一部と噛合する内歯車14と、カムシャフト11の軸部21の軸線L1周りに周方向に並んで配置された複数のピン部材53を有するキャリヤ15とを備える。外歯車12には、その中心O2周りに周方向に並んで形成された複数のピン通孔33が形成される。各ピン通孔33の内周には、通孔歯車34が一体形成される。各ピン部材53は、ピン本体61と、ピン本体61の外周に設けられた軸受62とを備え、軸受62の外輪には、ピン歯車65が一体形成される。さらに、カムシャフト11には、ピン歯車65と噛合する補助歯車16,17が軸線L1と同軸上で一体回転可能に設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】減速機1は、カムシャフト11の偏心部22の外周に軸受32を介して相対回転可能に支持された外歯車12と、外歯車12の一部と噛合する内歯車14と、カムシャフト11の軸部21の軸線L1周りに周方向に並んで配置された複数のピン部材53を有するキャリヤ15とを備える。外歯車12には、その中心O2周りに周方向に並んで形成された複数のピン通孔33が形成される。各ピン通孔33の内周には、通孔歯車34が一体形成される。各ピン部材53は、ピン本体61と、ピン本体61の外周に設けられた軸受62とを備え、軸受62の外輪には、ピン歯車65が一体形成される。さらに、カムシャフト11には、ピン歯車65と噛合する補助歯車16,17が軸線L1と同軸上で一体回転可能に設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、歯車装置に関する。
従来、減速機等に用いられる歯車装置として、偏心揺動型(ハイポサイクロイド型)の遊星歯車装置が知られている(例えば、特許文献1)。この種の歯車装置を用いた減速機は、丸棒状の軸部に円板状の偏心部が形成されたカムシャフトと、偏心部の外周に軸受を介して相対回転可能に設けられた外歯車と、カムシャフトの軸部と同軸上に固定された内歯車と、外歯車に設けられた複数のピン通孔にそれぞれ挿入された複数のピン部材を有するキャリヤとを備えている。そして、カムシャフトに回転が入力されて偏心部が軸部の軸線周りを偏心回転することにより、外歯車がハイポサイクロイド曲線を描く態様で揺動(公転)しつつ内歯車と外歯車との歯数差に応じて自転し、この自転分がキャリヤから出力される。
ところが、上記のように外歯車は、偏心部の偏心回転によって揺動しつつ自転するため、偏心部から外歯車には、比較的大きな負荷が作用する。そのため、偏心部及び外歯車が損傷し易く、特に上記従来のように偏心部と外歯車との間に軸受が設けられた構成では、該軸受が損傷し易いという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、偏心部と外歯車との間に作用する負荷を低減できる歯車装置を提供することにある。
上記課題を解決する歯車装置は、基準軸線としての軸線を有し、前記基準軸線周りに回転可能であるとともに、前記基準軸線に対して所定量偏心した位置に軸線を有する偏心部が設けられた偏心部材と、前記基準軸線と同軸上に配置された内歯車と、前記偏心部に設けられ、前記偏心部材の回転によって揺動しつつ前記内歯車と噛合する外歯車と、前記基準軸線周りに回転可能であるとともに、周方向に並んで配置された複数のピン部材を有するキャリヤとを備え、前記外歯車には、周方向に並んで配置され、前記ピン部材が挿入される複数のピン通孔が形成されたものであって、前記各ピン通孔に固定され、複数の内歯を有する通孔歯車と、前記各ピン部材周りに該各ピン部材と相対回転可能に設けられ、前記各内歯の一部と噛合する複数の外歯を有するピン歯車と、前記基準軸線と同軸上で前記偏心部材と一体回転可能に設けられ、前記ピン歯車の各外歯の一部と噛合する複数の外歯を有する補助歯車を備えたことを要旨とする。
上記構成によれば、ピン歯車は通孔歯車及びピン歯車と噛合しており、例えば内歯車を固定し、偏心部材に回転を入力した場合に、通孔歯車及び補助歯車からそれぞれ同じ方向のトルクを受ける。そのため、偏心部材に回転を入力した場合に、外歯車には、偏心部のみからではなく、ピン歯車を介して補助歯車からもトルクが伝達されるようになる。これにより、偏心部と外歯車との間に作用する負荷を低減できる。
上記歯車装置において、前記補助歯車は、該補助歯車の重心と前記外歯車の重心とを合成した合成重心が前記基準軸線上に位置するように、該補助歯車の重心の位置を調整する重心調整部を備えることが好ましい。
上記構成によれば、外歯車の重心と補助歯車の重心とを合成した合成重心が基準軸線と同軸上に位置するため、外歯車の揺動に伴う振動の発生を抑制できる。
上記歯車装置において、前記偏心部材には、複数の前記偏心部が設けられ、前記複数の偏心部には、前記偏心部材の回転によって揺動回転しつつ前記内歯車と噛合する前記外歯車がそれぞれ設けられるものであって、前記複数の偏心部は、前記複数の外歯車のうちの一と他の一とが前記基準軸線周りに90°よりも大きくずれて設けられることが好ましい。
上記歯車装置において、前記偏心部材には、複数の前記偏心部が設けられ、前記複数の偏心部には、前記偏心部材の回転によって揺動回転しつつ前記内歯車と噛合する前記外歯車がそれぞれ設けられるものであって、前記複数の偏心部は、前記複数の外歯車のうちの一と他の一とが前記基準軸線周りに90°よりも大きくずれて設けられることが好ましい。
ここで、通孔歯車及びピン歯車を設けない従来の構成では、外歯車からキャリヤに伝達される回転(トルク)は、ピン通孔がピン部材を外歯車の自転分だけ周方向に押すことでそのほとんどが伝達される。つまり、ピン通孔の内周面がピン部材に対してキャリヤの回転方向後方側で接触することにより、ピン通孔からピン部材に前記回転方向に略沿った方向の押圧力が作用する。しかし、外歯車と内歯車との噛合位置近傍のピン通孔では、ピン部材に対して前記回転方向の側方で接触することになり、ピン部材をほとんど押圧しない。したがって、外歯車と内歯車との噛合位置に応じて一部のピン部材に加わる負担が大きくなることから、ピン部材に要求される強度が高くなり、例えばピン部材を小型化することが困難になる。
この点、上記構成によれば、通孔歯車がピン歯車に対してキャリヤの回転方向の側方で噛合するとともに通孔歯車との噛合位置での接線方向が前記回転方向と平行に近い角度になるピン歯車に対して、一の外歯車がピン歯車に自転に応じた前記回転方向の押圧力を通孔歯車を介して付与するとき、該ピン歯車には、他の一の外歯車から通孔歯車を介して自転に応じた前記回転方向の押圧力が付与される。ここで、一の外歯車と他の一の外歯車とは、基準軸線周りに90°よりも大きくずれて設けられているため、一及び他の一の外歯車からピン歯車に作用する回転方向の押圧力は、該ピン歯車を互いに反対方向に回転させることになる。そのため、一及び他の一の外歯車からピン歯車に作用する回転方向の押圧力は、該ピン歯車の自転によって吸収されず、該ピン歯車を介してピン部材(キャリヤ)に作用することになる。これにより、トルク伝達に寄与するピン部材の数が増加するため、外歯車と内歯車との噛合位置に応じて一部のピン部材に大きな負担が加わることを抑制できる。したがって、各ピン部材に要求される強度を低くすることができ、その小型化を図ることができる。
本発明によれば、偏心部と外歯車との間に作用する負荷を低減できる。
(第1実施形態)
以下、歯車装置の第1実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示す歯車装置としての減速機1は、偏心揺動型(ハイポサイクロイド型)の遊星歯車機構を用いて構成されている。減速機1は、モータ2のモータ軸(図示略)と同軸上に配置されて回転駆動される偏心部材としてのカムシャフト11を備えている。また、減速機1は、カムシャフト11に相対回転可能に設けられた外歯車12と、外歯車12の一部と噛合する内歯車14と、カムシャフト11に入力された回転を出力するキャリヤ15とを備えている。さらに、減速機1は、カムシャフト11と一体回転可能に設けられた2つの補助歯車16,17を備えている。なお、以下の説明では、減速機1のモータ2側(図1中、左側)を軸方向一端側とし、モータ2と反対側(図1中、右側)を軸方向他端側とする。
以下、歯車装置の第1実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示す歯車装置としての減速機1は、偏心揺動型(ハイポサイクロイド型)の遊星歯車機構を用いて構成されている。減速機1は、モータ2のモータ軸(図示略)と同軸上に配置されて回転駆動される偏心部材としてのカムシャフト11を備えている。また、減速機1は、カムシャフト11に相対回転可能に設けられた外歯車12と、外歯車12の一部と噛合する内歯車14と、カムシャフト11に入力された回転を出力するキャリヤ15とを備えている。さらに、減速機1は、カムシャフト11と一体回転可能に設けられた2つの補助歯車16,17を備えている。なお、以下の説明では、減速機1のモータ2側(図1中、左側)を軸方向一端側とし、モータ2と反対側(図1中、右側)を軸方向他端側とする。
詳しくは、カムシャフト11は、モータ軸と同軸上に配置される丸棒状の軸部21、及び軸部21の途中に設けられた円板状の偏心部22を有している。偏心部22は、軸部21の基準軸線としての軸線L1に対して所定量偏心した位置に軸線L2を有している。そして、カムシャフト11は、軸部21の軸方向一端部が図示しないモータ軸と同軸上で一体回転可能に連結されるようになっている。
外歯車12は、円板状に形成されている。外歯車12の外周面には、径方向外側に突出する複数の外歯12aが形成されている。外歯車12の中央には、軸方向に貫通した中央孔31が形成されている。そして、外歯車12は、中央孔31に設けられた軸受32を介して偏心部22の外周に相対回転可能に設けられている。なお、外歯車12の重心は、軸部21の軸線L1に対して偏心部22の軸線L2が偏心した側(図1及び図2中、上側)に位置している。
また、外歯車12における中央孔31と外歯12aとの間の部分には、その中心O2周りに周方向に間隔を空けて形成された複数のピン通孔33が形成されている。ピン通孔33は、丸孔状に形成された円孔からなり、外歯車12の中心O2を中心とする円上に配置されている。そして、ピン通孔33の内周面には、それぞれ径方向内側に突出する複数の内歯が通孔内歯34aとして軸方向全体に亘って形成されている。つまり、本実施形態の外歯車12におけるピン通孔33には、通孔歯車34が一体形成されている。
内歯車14は、円筒状に形成されている。内歯車14の内周面における軸方向中央部には、径方向内側に突出する複数の内歯14aが形成されている。そして、内歯車14は、その中心O1が軸部21の軸線L1と同軸上に配置されており、内歯14aの一部と外歯12aの一部とが噛合している。なお、内歯14aの歯数は、外歯12aの歯数よりも多く設定されている。また、本実施形態の外歯12a、及び内歯14aには、それぞれ歯すじが軸線と平行な平歯のインボリュート歯形が採用されている。図1に示すように、内歯車14には、軸方向両側に突出する円筒状の延出部41,42がそれぞれ形成されている。そして、内歯車14の軸方向一端側の延出部41には、モータ2を収容する円筒状の収容部材(図示略)が連結されるとともに、軸方向他端側の延出部42には円板状の蓋部材(図示略)が連結されるようになっている。
キャリヤ15は、外歯車12の軸方向一端側に配置された第1プレート51と、外歯車12の軸方向他端側に配置された第2プレート52と、ピン通孔33に挿通された状態で第1プレート51と第2プレート52とを前記基準軸線としての軸線L1周りに一体回転可能に連結するピン部材53とを備えている。
第1プレート51は、円板状に形成されている。第1プレート51の中央には、貫通孔54が形成されている。そして、第1プレート51は、その外周と内歯車14の軸方向一端側の延出部41との間に設けられた軸受55a、及び貫通孔54とカムシャフト11の軸部21の外周との間に設けられた軸受55bにより内歯車14及びカムシャフト11に対して相対回転可能に支持されている。
第2プレート52は、円板状に形成されている。第2プレート52の中央には、貫通孔56が形成されている。そして、第2プレート52は、その外周と内歯車14の軸方向他端側の延出部42との間に設けられた軸受57a、及び貫通孔56とカムシャフト11の軸部21の外周との間に設けられた軸受57bにより内歯車14及びカムシャフト11に対して相対回転可能に支持されている。なお、第2プレート52の軸方向他端側には、図示しない車輪のホイール等の出力部材が連結されるようになっている。
図1及び図2に示すように、各ピン部材53は、円柱状に形成されたピン本体61と、ピン本体61の外周に設けられた軸受62とを備えている。本実施形態の軸受62には、ニードルベアリングが採用されている。軸受62の軸方向に沿った長さは、外歯車12の軸方向に沿った長さよりも長く設定されており、その軸方向両端部がピン通孔33から突出している。また、軸受62(外輪)の外周面には、径方向外側に突出する複数の外歯がピン外歯65aとして軸方向全体に亘って形成されている。つまり、本実施形態の軸受62の外輪には、ピン歯車65が一体形成されている。なお、ピン外歯65aの歯数は、通孔内歯34aの歯数よりも少なく設定されている。また、本実施形態の各通孔内歯34a、及び各ピン外歯65aには、その歯すじが軸線と平行な平歯のインボリュート歯形が採用されている。
各ピン部材53は、外歯車12のピン通孔33内に挿通された状態で、カムシャフト11の軸線L1を中心とした円上に配置されており、ボルト66,67によって第1及び第2プレート51,52と一体回転可能に連結されている。これにより、ピン外歯65aの一部と通孔内歯34aの一部とが噛合している。具体的には、ピン歯車65の通孔歯車34に対する噛合位置とピン通孔33の中心との関係は、外歯車12の内歯車14に対する噛合位置と内歯車14の中心O1との関係と略180°ずれた逆位相の関係となっている。
図1及び図3に示すように、補助歯車16,17は、外歯車12の軸方向両側に配置されており、それぞれ円板状に形成されている。補助歯車16,17の中央には、それぞれ貫通孔71,72が形成されている。貫通孔71,72の内周には、断面四角形状のキー溝73,74が形成されている。一方、カムシャフト11の軸部21には、キー溝73,74と対向するキー溝75,76が形成されている。なお、本実施形態のキー溝75,76は、軸線L1周りに互いに略180°ずれた位置に形成されている。そして、補助歯車16と軸部21との間には、キー溝73,75に嵌合する四角柱状のキー部材77が挿入され、補助歯車17と軸部21との間には、キー溝74,76に嵌合する四角柱状のキー部材78が挿入されている。これにより、補助歯車16,17は、カムシャフト11と一体回転可能に連結されている。そして、補助歯車16,17の外周面には、径方向外側に突出する複数の外歯が補助外歯16a,17aとしてそれぞれ形成されている。ここで、内歯車14、外歯車12、通孔歯車34、ピン歯車65及び補助歯車16,17の諸元は、次式を満たすように設定されている。
(Z1−Z2)/m1=(Z3−Z4)/m2 (1)
Z3=Z5 (2)
なお、「Z1」は内歯車14の歯数、「Z2」は外歯車12の歯数、「Z3」は通孔歯車34の歯数、「Z4」はピン歯車65の歯数、「Z5」は補助歯車16,17の歯数をそれぞれ示す。また、「m1」は内歯車14及び外歯車12のモジュール、「m2」は通孔歯車34、ピン歯車65及び補助歯車16,17のモジュールをそれぞれ示す。
Z3=Z5 (2)
なお、「Z1」は内歯車14の歯数、「Z2」は外歯車12の歯数、「Z3」は通孔歯車34の歯数、「Z4」はピン歯車65の歯数、「Z5」は補助歯車16,17の歯数をそれぞれ示す。また、「m1」は内歯車14及び外歯車12のモジュール、「m2」は通孔歯車34、ピン歯車65及び補助歯車16,17のモジュールをそれぞれ示す。
また、補助歯車16,17には、周方向に延びる円弧溝状の重心調整部としての空洞部81,82が形成されている。空洞部81,82は、補助歯車16,17において、軸部21の軸線L1に対して偏心部22の軸線L2が偏心した側の領域に形成されている。これにより、補助歯車16,17の重心がそれぞれ軸部21の軸線L1に対して偏心部22の軸線L2と反対側に位置しており、補助歯車16,17の重心と上記外歯車12の重心とを合成した合成重心が軸線L1上に位置している。
次に、本実施形態のアクチュエータの動作(作用)について説明する。
カムシャフト11が回転すると、外歯車12は、内歯車14との噛合位置を周方向に移動させることにより外歯12aの軌跡がそれぞれハイポサイクロイド曲線を描く態様で揺動(公転)しつつ、外歯12aと内歯14aとの歯数差に応じて自転(中心O2周りに回転)する。このとき、通孔歯車34とピン歯車65との噛合位置は、各軸受62の外輪がピン部材53の中心周りに回転することにより、外歯車12の揺動に合わせて該外歯車12と内歯車14との噛合位置に対して上記逆位相となる関係を保ちつつ周方向に移動する。そして、外歯車12の自転が各ピン部材53に伝達されることで、カムシャフト11の回転が減速されつつ反転されてキャリヤ15から出力される。詳しくは、外歯車12は、通孔歯車34がピン歯車65に対してキャリヤ15の回転方向後方側で噛合するとともに該ピン歯車65との噛合位置での接線方向がキャリヤ15の回転方向に対して直角に近い角度となる通孔歯車34を介して、ピン部材53を回転方向に押圧することで、自転分の回転をピン部材53に伝達する。
カムシャフト11が回転すると、外歯車12は、内歯車14との噛合位置を周方向に移動させることにより外歯12aの軌跡がそれぞれハイポサイクロイド曲線を描く態様で揺動(公転)しつつ、外歯12aと内歯14aとの歯数差に応じて自転(中心O2周りに回転)する。このとき、通孔歯車34とピン歯車65との噛合位置は、各軸受62の外輪がピン部材53の中心周りに回転することにより、外歯車12の揺動に合わせて該外歯車12と内歯車14との噛合位置に対して上記逆位相となる関係を保ちつつ周方向に移動する。そして、外歯車12の自転が各ピン部材53に伝達されることで、カムシャフト11の回転が減速されつつ反転されてキャリヤ15から出力される。詳しくは、外歯車12は、通孔歯車34がピン歯車65に対してキャリヤ15の回転方向後方側で噛合するとともに該ピン歯車65との噛合位置での接線方向がキャリヤ15の回転方向に対して直角に近い角度となる通孔歯車34を介して、ピン部材53を回転方向に押圧することで、自転分の回転をピン部材53に伝達する。
ここで、カムシャフト11が時計回りに回転した場合、ピン歯車65は、外歯車12の揺動に応じて通孔歯車34からトルクを受けて反時計回り、すなわちカムシャフト11と反対方向に回転する。また、ピン歯車65は、カムシャフト11の回転に応じて補助歯車16,17からトルクを受けて反時計回りに回転する。つまり、ピン歯車65は、通孔歯車34及び補助歯車16,17から同じ方向のトルクを受ける。そのため、カムシャフト11が回転した場合に、外歯車12には、偏心部22のみからではなく、ピン歯車65を介して補助歯車16,17からもトルクが伝達されるようになる。これにより、本実施形態の外歯車12は、偏心部22の偏心回転及び補助歯車16,17の回転によって、揺動しつつ自転する。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)各ピン通孔33に通孔歯車34を形成するとともに、ピン部材53の軸受62にピン歯車65を形成し、カムシャフト11にピン歯車65と噛合する補助歯車16,17を一体回転可能に設けたため、外歯車12が偏心部22の偏心回転及び補助歯車16,17の回転によって揺動しつつ自転するようになる。これにより、偏心部22と外歯車12との間に作用する負荷を低減でき、軸受32の損傷を低減できる。
(1)各ピン通孔33に通孔歯車34を形成するとともに、ピン部材53の軸受62にピン歯車65を形成し、カムシャフト11にピン歯車65と噛合する補助歯車16,17を一体回転可能に設けたため、外歯車12が偏心部22の偏心回転及び補助歯車16,17の回転によって揺動しつつ自転するようになる。これにより、偏心部22と外歯車12との間に作用する負荷を低減でき、軸受32の損傷を低減できる。
(2)補助歯車16,17に、補助歯車16,17の重心と外歯車12の重心とを合成した合成重心が軸線L1上に位置するように、補助歯車16,17の重心の位置を調整する空洞部81,82を形成したため、外歯車12の揺動に伴う振動の発生を抑制できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図面に従って説明する。なお、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、第2実施形態を図面に従って説明する。なお、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図4及び図5(a),(b)に示すように、本実施形態のカムシャフト11には、偏心部22に隣接してもう1つ偏心部91が形成されている。偏心部91は、偏心部22と同一形状とされており、軸部21の軸線L1に対して所定量偏心するとともに該軸線L1周りに偏心部22の軸線L2から略180°ずれた位置に軸線L3を有している。
減速機1は、外歯車12に加え、偏心部91の外周に軸受92を介して相対回転可能に設けられた外歯車93を備えている。なお、外歯車93は、外歯車12と同一形状に形成されており、複数の外歯93a、中央孔94、ピン通孔95、複数の通孔内歯96a及び通孔歯車96を有している。
つまり、2つの外歯車12,93の中心O2,O3は、それぞれ偏心部22,91の軸線L2,L3上に位置しており、2つの外歯車12,93は、カムシャフト11の軸線L1(内歯車42の中心O1)周りに互いに略180°回転した位置に配置されている。また、ピン歯車65の通孔歯車96に対する噛合位置とピン通孔95の中心との関係は、外歯車93の内歯車14に対する噛合位置と内歯車14の中心O1との関係と略180°ずれた逆位相の関係となっている。これにより、通孔歯車34,96とピン歯車65との噛合位置での接線方向がキャリヤ15の回転方向と平行に近い角度になるピン歯車65(図6中、上側及び下側に位置するピン歯車65y,65z)には、環状に配置された各ピン部材53の内側(軸線L1側)及び外側(軸線L1と反対側)の双方から通孔歯車34,96が噛合している。なお、本実施形態の補助歯車16,17には、空洞部81,82が形成されていない。
次に、本実施形態のアクチュエータの動作(作用)について説明する。
本実施形態の減速機1は、上記第1実施形態と同様に作動し、外歯車12,93は、偏心部22,91の偏心回転及び補助歯車16,17の回転によって、揺動しつつ自転する。そして、外歯車12,93の自転が各ピン部材53に伝達されることで、カムシャフト11の回転が減速されつつ反転されてキャリヤ15から出力される。つまり、カムシャフト11が時計回りに回転した場合、キャリヤ15は反時計回りに回転する。
本実施形態の減速機1は、上記第1実施形態と同様に作動し、外歯車12,93は、偏心部22,91の偏心回転及び補助歯車16,17の回転によって、揺動しつつ自転する。そして、外歯車12,93の自転が各ピン部材53に伝達されることで、カムシャフト11の回転が減速されつつ反転されてキャリヤ15から出力される。つまり、カムシャフト11が時計回りに回転した場合、キャリヤ15は反時計回りに回転する。
詳しくは、図6に示すように、外歯車12,93は、通孔歯車34,96がピン歯車65に対してキャリヤ15の回転方向後方側で噛合するとともに該ピン歯車65との噛合位置での接線方向がキャリヤ15の回転方向に対して直角に近い角度となる通孔歯車34,96(ピン通孔33,95)を介して、それぞれ単独でピン部材53を回転方向に押圧することで、自転分の回転をピン部材53に伝達する。具体的には、図6において太線の矢印で示すように、外歯車12における右側に位置する通孔歯車34xからピン部材53(ピン歯車65x)に単独で回転方向の押圧力が作用し、外歯車93における左側に位置する通孔歯車96xからピン部材53(ピン歯車65x)に単独で回転方向の押圧力が作用する。
さらに、外歯車12,93と内歯車14との噛合位置近傍のピン通孔33,95では、本実施形態の外歯車12,93は、互い協働することにより、通孔歯車34,96がピン歯車65に対して前記回転方向の側方で噛合するとともにピン歯車65との噛合位置での接線方向がキャリヤ15の回転方向と平行に近い角度になる通孔歯車34,96を介してピン部材53を回転方向に押圧することで、自転分の回転をピン部材53に伝達する。
具体的には、図6において太線の矢印で示すように、外歯車12における上側に位置する通孔歯車34yからピン歯車65yに軸線L1側の位置で回転方向の押圧力が作用する。このとき、外歯車93における上側に位置する通孔歯車96yからピン歯車65yに軸線L1と反対側の位置で回転方向の押圧力が作用する。また、外歯車12における下側に位置する通孔歯車34zからピン歯車65zに軸線L1と反対側の位置で回転方向の押圧力が作用する。このとき、外歯車93における下側に位置する通孔歯車96zからピン歯車65zに軸線L1側の位置で回転方向の押圧力が作用する。つまり、外歯車12,93からピン歯車65に作用する回転方向の押圧力は、該ピン歯車65を互いに反対方向に回転させることになる。そのため、外歯車12,93から図6の上側及び下側に位置する各ピン歯車65に作用する回転方向の押圧力は、該ピン歯車65の自転によって吸収されず、該ピン歯車65を介してピン部材53(キャリヤ15)に作用することになる。これにより、全てのピン部材53が外歯車12,93からキャリヤ15へのトルク伝達に寄与することになる。
次に、本実施形態の効果について記載する。なお、本実施形態では、上記第1実施形態の(1)の効果に加えて以下の効果を有する。
(3)各ピン通孔33,95に通孔歯車34,96を形成するとともに、ピン部材53の軸受62にピン歯車65を形成し、外歯車12,93をカムシャフト11の軸線L1周りに互いに180°回転した位置に配置することで、上記のようにトルク伝達に関与するピン部材53の数が増加するため、各ピン部材53に加わる負担を低減できる。したがって、各ピン部材53に要求される強度を低くすることができ、その小型化を図ることができる。
(3)各ピン通孔33,95に通孔歯車34,96を形成するとともに、ピン部材53の軸受62にピン歯車65を形成し、外歯車12,93をカムシャフト11の軸線L1周りに互いに180°回転した位置に配置することで、上記のようにトルク伝達に関与するピン部材53の数が増加するため、各ピン部材53に加わる負担を低減できる。したがって、各ピン部材53に要求される強度を低くすることができ、その小型化を図ることができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記第1実施形態では、補助歯車16,17に空洞部81,82をそれぞれ形成し、その一部を軽量化することで外歯車12と補助歯車16,17の合成重心が軸線L1に位置するようにした。しかし、これに限らず、例えば補助歯車16,17におもりを設けることで、合成重心が軸線L1に位置するようにしてもよい。なお、補助歯車16,17に重心調整部を設けなくてもよい。また、上記第2実施形態において、補助歯車16,17に重心調整部を設けてもよい。
・上記第1実施形態では、補助歯車16,17に空洞部81,82をそれぞれ形成し、その一部を軽量化することで外歯車12と補助歯車16,17の合成重心が軸線L1に位置するようにした。しかし、これに限らず、例えば補助歯車16,17におもりを設けることで、合成重心が軸線L1に位置するようにしてもよい。なお、補助歯車16,17に重心調整部を設けなくてもよい。また、上記第2実施形態において、補助歯車16,17に重心調整部を設けてもよい。
・上記第2実施形態では、偏心部22,91の軸線L1,L2が軸部21の軸線L1周りに互いに略180°ずれるようにカムシャフト11を形成したが、これに限らず、少なくとも軸線L1周りに90°よりも大きくずれていれば、180°以下であってもよい。
・上記各実施形態では、各外歯12a,93a、各内歯14a、各通孔内歯34a,96a及び各ピン外歯65aを平歯としたが、これに限らず、斜歯としてもよい。この場合には、各外歯12a,93a、各内歯14a、各通孔内歯34a,96a及び各ピン外歯65aをそれぞれ歯すじが同一方向にねじられた斜歯とすることが好ましい。これにより、各外歯12a,93aと各内歯14aとの噛合位置で発生するスラスト力と、各通孔内歯34a,96aと各ピン外歯65aとの噛合位置で発生するスラスト力が互いに逆向きになる。そのため、各噛合位置から外歯車12,93に作動するスラスト力を相殺でき、外歯車12,93を軸方向から支持せずともよくなる。
・上記各実施形態において、各外歯12a,93a、各内歯14a、各通孔内歯34a,96a及び各ピン外歯65aを、例えばサイクロイド歯形としてもよい。
・上記各実施形態において、外歯車12,93、内歯車14、通孔歯車34,96、ピン歯車65及び補助歯車16,17を転位歯車として構成してもよい。この場合には、外歯車12,93及びピン歯車65の転位係数を互いに一致させるとともに、内歯車14及び通孔歯車34,96の転位係数を互いに一致させる必要がある。なお、補助歯車16,17の転位係数は、外歯車12,93及びピン歯車65の転位係数と同じ大きさで、かつ逆符号となる。一例としては、外歯車12,93及びピン歯車65の転位係数を「0.4」、内歯車14及び通孔歯車34,96の転位係数を「0」、補助歯車16,17の転位係数を「−0.4」とすることができる。
・上記各実施形態において、外歯車12,93、内歯車14、通孔歯車34,96、ピン歯車65及び補助歯車16,17を転位歯車として構成してもよい。この場合には、外歯車12,93及びピン歯車65の転位係数を互いに一致させるとともに、内歯車14及び通孔歯車34,96の転位係数を互いに一致させる必要がある。なお、補助歯車16,17の転位係数は、外歯車12,93及びピン歯車65の転位係数と同じ大きさで、かつ逆符号となる。一例としては、外歯車12,93及びピン歯車65の転位係数を「0.4」、内歯車14及び通孔歯車34,96の転位係数を「0」、補助歯車16,17の転位係数を「−0.4」とすることができる。
・上記各実施形態において、周方向に隣り合うピン部材53を径方向内側寄りと径方向外側寄りとに交互に設けるとともに、周方向に隣り合う通孔歯車34,96をピン部材53に応じて径方向内側寄りと径方向外側寄りとに交互に設けてもよい。なお、この場合には、例えば軸方向一端側に配置された補助歯車16と、径方向内側寄りに配置された通孔歯車34,96と、ピン歯車65と、外歯車12,93と、内歯車14との間、及び軸方向他端側に配置された補助歯車17と、径方向外側寄りに配置された通孔歯車34,96と、ピン歯車65と、外歯車12,93と内歯車14との間で、それぞれ上記(1),(2)式に示す諸元の関係を満たす必要がある。
・上記各実施形態において、偏心部22,91と外歯車12,93との間に軸受32,92を介在させず、外歯車12,93の中央孔31,94が偏心部22,91の外周に相対回転可能に直接嵌合するようにしてもよい。
・上記各実施形態において、カムシャフト11を、外歯車12,93と同軸上に配置される偏心部材(偏心部22,91)と、偏心部材を内歯車14と同軸上で一体回転させるシャフトとに分割してもよい。この場合において、減速機1がシャフトを備えず、例えばモータ軸が偏心部材と一体回転可能に連結されるようにしてもよい。
・上記各実施形態において、ピン通孔33,95の内周面に通孔内歯34a,96aを一体形成せず、別部材からなる通孔歯車をピン通孔33,95に固定してもよい。同様に、軸受62の外輪にピン外歯65aを一体形成せず、別部材からなるピン歯車を外輪に固定してもよい。
・上記第1実施形態において減速機1が外歯車を2つ以上、上記第2実施形態において減速機1が外歯車を3つ以上備える構成としてもよい。また、上記各実施形態において、減速機1が補助歯車を1つだけ、又は3つ以上備える構成としてもよい。
・上記各実施形態では、歯車装置を減速機1として用いたが、例えばキャリヤ15に回転を入力し、カムシャフト11から増速した回転を出力する増速機として用いてもよい。
1…減速機、11…カムシャフト(偏心部材)、12,93…外歯車、12a,93a…外歯、14…内歯車、14a…内歯、15…キャリヤ、16,17…補助歯車、16a,17a…補助外歯、22,91…偏心部、33,95…ピン通孔、34,96…通孔歯車、34a,96a…通孔内歯、53…ピン部材、65…ピン歯車、65a…ピン外歯、81,82…空洞部(重心調整部)、L1〜L3…軸線、O1〜O3…中心。
Claims (3)
- 基準軸線としての軸線を有し、前記基準軸線周りに回転可能であるとともに、前記基準軸線に対して所定量偏心した位置に軸線を有する偏心部が設けられた偏心部材と、
前記基準軸線と同軸上に配置された内歯車と、
前記偏心部に設けられ、前記偏心部材の回転によって揺動しつつ前記内歯車と噛合する外歯車と、
前記基準軸線周りに回転可能であるとともに、周方向に並んで配置された複数のピン部材を有するキャリヤとを備え、
前記外歯車には、周方向に並んで配置され、前記ピン部材が挿入される複数のピン通孔が形成された歯車装置であって、
前記各ピン通孔に固定され、複数の内歯を有する通孔歯車と、
前記各ピン部材周りに該各ピン部材と相対回転可能に設けられ、前記各内歯の一部と噛合する複数の外歯を有するピン歯車と、
前記基準軸線と同軸上で前記偏心部材と一体回転可能に設けられ、前記ピン歯車の各外歯の一部と噛合する複数の外歯を有する補助歯車を備えたことを特徴とする歯車装置。 - 請求項1に記載の歯車装置において、
前記補助歯車は、該補助歯車の重心と前記外歯車の重心とを合成した合成重心が前記基準軸線上に位置するように、該補助歯車の重心の位置を調整する重心調整部を備えたことを特徴とする歯車装置。 - 請求項1又は2に記載の歯車装置において、
前記偏心部材には、複数の前記偏心部が設けられ、
前記複数の偏心部には、前記偏心部材の回転によって揺動回転しつつ前記内歯車と噛合する前記外歯車がそれぞれ設けられるものであって、
前記複数の偏心部は、前記複数の外歯車のうちの一と他の一とが前記基準軸線周りに90°よりも大きくずれて設けられたことを特徴とする歯車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013267757A JP2015124792A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013267757A JP2015124792A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 歯車装置 |
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JP2015124792A true JP2015124792A (ja) | 2015-07-06 |
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ID=53535648
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JP2013267757A Pending JP2015124792A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 歯車装置 |
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JP (1) | JP2015124792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110242706A (zh) * | 2018-03-08 | 2019-09-17 | 纳博特斯克有限公司 | 传动装置 |
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2013
- 2013-12-25 JP JP2013267757A patent/JP2015124792A/ja active Pending
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