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JP2015001895A - 電力値表示装置、画像処理装置 - Google Patents

電力値表示装置、画像処理装置 Download PDF

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JP2015001895A JP2013126910A JP2013126910A JP2015001895A JP 2015001895 A JP2015001895 A JP 2015001895A JP 2013126910 A JP2013126910 A JP 2013126910A JP 2013126910 A JP2013126910 A JP 2013126910A JP 2015001895 A JP2015001895 A JP 2015001895A
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Abstract

【課題】電力の見える化を実現すると共に、見える化のための電力消費を抑制する。
【解決手段】画像処理装置10が状態に応じて変化する電力値を、ユーザーの視覚を通じて報知することで、省エネへの意識を喚起すると共に、サブパネル80に独立した蓄電機能(蓄電デバイス82、ソーラーパネル86)を持たせることで、主としてスリープモード中の電力値表示の際、当該電力値表示のための電力を商用電源31からまかなう必要がない。また、画像処理装置10の状態において、UI52に電力が供給されているときは、当該UI52のタッチパネル部40に電力値を表示するようにしたため、蓄電デバイス82の蓄電量を無駄に消費させることがない。
【選択図】図4

Description

本発明は、電力値表示装置、画像処理装置に関する。
画像処理装置において、処理の実行がない場合の消費電力を、処理中の消費電力よりも軽減する省エネモード(スリープモードという場合がある)が設定されている。
特許文献1には、複合機において、可能な限り省エネ機能を保持しつつ、ユーザーが省エネモード中に実際に低消費電力化が行われていることを表示により認識できる操作表示装置が開示されている。より具体的には、サブ基板104のサブLCD109が、装置全体を制御するメイン基板101のCPU103により取得された消費電力情報と電力モード情報とが通知されて消費電力、電力モードを表示する。
なお、上記特許文献1では、スリープモードでは太陽電池で動作してサブLCDが節電可能であるが、通常動作モードは電力測定部で電力測定してメイン基板のCPUが測定制御を行い、サブ基板のCPUと通信してサブLCDに電力表示をしており、そのサブ基板CPUやサブLCDの電力は複合機の電力が供給されている。
特開2011−75988号公報
本発明は、電力の見える化を実現すると共に、見える化のための電力消費を抑制することができる電力値表示装置、画像処理装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、主デバイスに属する、処理部、主表示部、並びに前記処理部での処理の実行及び前記主表示部での情報の表示を制御する主制御部を対象として、主電源部からの電力供給状態に応じた複数の動作状態に遷移させる遷移手段と、副表示部、前記副表示部での情報の表示を制御する副制御部を備え、副電源部の電力が供給されて動作する副デバイスと、前記主制御部と前記副制御部とが連携して実行され、前記主デバイスの動作状態を監視し、当該動作状態に応じた電力値に関する情報を、前記主表示部の電力供給状態に応じて、前記主表示部又は前記副表示部を選択して表示する表示制御手段と、を有している。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記副電源部が、太陽光発電装置と、当該太陽光発電装置で発電した電力を充電可能な蓄電部とを備える。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記副デバイスへの前記副電源部の電力供給制御が、前記主制御部からの遠隔操作により実行され、前記副表示部への電力値の表示を切り替え、並びに当該電力値の表示を維持する場合に電力が供給され、前記電力値の表示が終了すると電力が非供給とされる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記副デバイスへの前記副電源部の電力供給制御が、前記主制御部からの遠隔操作により実行され、前記副表示部への電力値の表示を切り替える場合に前記副制御部に電力が供給され、前記電力値の表示の切り替えが終了すると前記副制御部への電力が非供給とされ、前記副表示部に電力を供給することで、前記副表示部での電力値の表示を維持する。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の発明において、前記主制御部が電力供給状態の場合は前記動作状態を当該主制御部で監視すると共に、前記主制御部が電力非供給状態の場合は前記副電源部から前記副デバイスへの通電を開始して、当該副デバイスの副制御部で前記動作状態の監視を継続する。
請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜請求項5の何れか1項記載の発明において、前記副デバイスの充電量が予め定められた量を超えている場合は、前記動作状態に関わらず、全ての動作状態で前記副表示部に電力値を表示する特別表示モードに切り替える。
請求項7に記載の発明は、原稿画像を読み取るための画像読取処理機能、前記画像読取処理機能によって読み取った原稿画像を記録用紙へ複写する画像複写処理機能、受信される画像情報に基づいて前記記録用紙へ画像を形成する画像形成処理機能、前記画像読取処理機能によって読み取った原稿画像の情報を送信する画像情報送信処理機能の少なくとも1つの処理機能を備えた画像処理部と、情報の通信処理を行う通信処理部、情報を報知する主表示部を備え、情報を処理するためのユーザーインターフェイス部と、前記画像処理部での画像処理、並びに前記ユーザーインターフェイス部で情報処理を制御する主制御部と、前記画像処理部、前記ユーザーインターフェイス部、前記主制御部を含む主デバイスに対して個別に、主電源部からの電力を供給状態又は非供給状態として複数の動作状態に遷移させる遷移手段と、少なくとも主デバイスの動作状態に応じた電力値を表示可能な副表示部、前記副表示部での情報の表示を制御する副制御部、前記副表示部及び前記副制御部に電力を供給する副電源部、を備えた副デバイスと、前記主制御部と前記副制御部とが連携して実行され、前記主デバイスの動作状態を監視し、当該動作状態に応じて演算した電力値に関する情報を、前記ユーザーインターフェイス部が電力供給状態の場合は当該主表示部に表示し、前記ユーザーインターフェイス部が電力非供給状態の場合は前記副デバイスの副表示部に表示する表示制御手段と、を有する画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記請求項7に記載の発明において、前記画像処理部が、前記主デバイスとして、画像読取部、画像形成部、通信制御回路部を備える。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は請求項8に記載の発明において、前記ユーザーインターフェイス部の主表示部が、バックライト部を備えた液晶表示器であり、前記表示制御手段が、前記バックライト部が電力供給状態か否かによって、前記ユーザーインターフェイス部の電力供給状態を判断し、前記電力値に関する情報の表示先を選択する。
請求項1記載の発明によれば、電力の見える化を実現すると共に、見える化のための電力消費を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、自ら発電することができる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、副電源部の電力消費を抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、副電源部の電力消費を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、動作状態の監視を継続することができる。
請求項6に記載の発明によれば、電力表示対象を副表示部に特定することができる。
請求項7記載の発明によれば、電力の見える化を実現すると共に、見える化のための電力消費を抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、複数のデバイスの組み合わせで、デバイス数以上の複数の処理機能を実行することができる。
請求項9に記載の発明によれば、主表示部を有効利用し、副デバイスの消費電力を軽減することができる。
本実施の形態に係る画像処理装置の概略図である。 本実施の形態に係る画像処理装置におけるUI周辺の拡大図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の制御系のブロック図である。 (A)は本実施の形態に係る画像処理装置の状態遷移図、(B)は図4(A)に対応した配置においてサブパネルとUIの通電状態に特化した状態遷移図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の状態毎の消費電力値の目安を示す特性図である。 本実施の形態に係る画像処理装置において、選択的に消費電力値を表示するサブパネル又はUIの表示状態を示す正面図である。 メインコントローラにおける電力値表示制御ルーチンを示すフローチャートである。 サブパネルにおける電力表示制御ルーチンを示すフローチャートである。
図1には、本実施の形態に係る画像処理装置10が示されている。
画像処理装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部12と、原稿画像を読み取る画像読取部14と、ファクシミリ通信制御回路16を備えている。画像処理装置10は、メインコントローラ18を備えており、画像形成部12、画像読取部14、ファクシミリ通信制御回路16を制御して、例えば、画像読取部14で読み取った原稿画像の画像データを一時的に記憶したり、読み取った画像データを画像形成部12又はファクシミリ通信制御回路16へ送出したりする。なお、画像読取部14は上部筐体10Aに覆われ、画像形成部12,ファクシミリ通信制御回路16、メインコントローラ18は下部筐体10Bに覆われている。下部筐体10Bのさらに下部は記録用紙を収容する複数段のトレイユニット50が設けられている。
また、前記画像読取部14を被覆する上部筐体10Aの上面かつ前方には、画像読取処理、複写処理、画像形成処理、送受信処理を含む処理動作(サービス)項目を指示したり、それぞれの処理動作の詳細設定を指示すると共に、画像処理装置10の状態を表示するためのユーザーインターフェイス52(以下、「UI52」という場合がある。)が配置されている。UI52には、表示画面に操作者の指等を接触することで指示可能なタッチパネル部40と、機械的動作(例えば、押圧動作)で指示可能な複数のハードキー54(図2参照)とが設けられている。また、タッチパネル部40に隣接するように、サブパネル80が設けられている。本実施の形態では、このサブパネル80は、前記UI52に属さない、独立したユーザーインターフェイスとして機能する。
メインコントローラ18にはインターネット等のネットワーク通信回線網20が接続され、ファクシミリ通信制御回路16には電話回線網22が接続されている。メインコントローラ18は、例えば、ネットワーク通信回線網20を介してホストコンピュータと接続され、画像データを受信したり、ファクシミリ通信制御回路16を介して電話回線網22を用いてファクシミリ受信及びファクシミリ送信を実行する役目を有している。
画像読取部14は、原稿を位置決めする原稿台と、原稿台に置かれた原稿の画像を走査して光を照射する走査駆動系と、走査駆動系の走査により反射又は透過する光を受光して電気信号に変換するCCD等の光電変換素子と、が設けられている。
画像形成部12は、感光体を備え、感光体の周囲には、感光体を一様に帯電する帯電装置と、画像データに基づいて光ビームを走査する走査露光部と、前記走査露光部によって走査露光されることで形成された静電潜像を現像する画像現像部と、現像化された感光体上の画像を記録用紙へ転写する転写部と、転写後の感光体の表面をクリーニングするクリーニング部と、が設けられている。また、記録用紙の搬送経路上には、転写後の記録用紙上の画像を定着する定着部を備えている。
画像処理装置10には、入力電源線24の先端にコンセント26が取り付けられており、壁面Wまで配線された商用電源31の配線プレート32に、当該コンセント26を差し込むことで、画像処理装置10は、商用電源31から、電力の供給を受けるようになっている。
(UI52及びサブパネル80)
図2に示される如く、上部筐体10Aに設置されたUI52は、当該上部筐体10Aとは別部材とされたプレート56上に設けられている。プレート56の中央部には、タッチパネル部40が配置されている。また、タッチパネル部40の図2の左右のプレート56の表面には、複数のハードキー54A〜54Eが露出されている。
ハードキー54A〜54Eは、それぞれ押圧操作によって予め決められた指示情報を確定するものであり、例えば、タッチパネル部40の表示画面を基本画面に遷移させるためのメニューキー54A、複写を指定するためのコピーキー54B、複写の部数を指定したり、暗唱番号を入力するためのテンキー54C、節電を指示したり解除するための節電キー54D、処理の実行を指示するためのスタートキー54Eを備える。
また、前記プレート56の図2の右下であり、スタートキー54Eの近傍には、モニタ用LEDとして、データ送信中を表示するLED72A、エラー発生を報知するためのLED72B、電源投入を報知するLED72Cが設けられている。
一方、前記プレート56の図2の左側には、サブパネル80が設けられている。本実施の形態では、サブパネル80は、上部筐体10Aに設けられた矩形状の凹陥部57に収容されている。
サブパネル80は、全体を覆うカバー部材の表面(図2に示すように、凹陥部57に収容された状態では上面)には、表示部88が設けられている。
なお、このサブパネル80は、前記凹陥部57に収容された状態で固定されてもよいし、着脱可能としてもよい(図2の想像線参照)。また、サブパネル80が着脱可能な場合、画像処理装置10との間で情報通信を司るバス33E(図3参照)に相当する配線系統は、有線でもよいし、無線であってもよい。
なお、サブパネル80の取付位置は限定されるものではなく、UI52の周囲はもちろん、上部筐体10A、下部筐体10Bを含み、何れに取り付けてもよいが、ユーザーから見易い位置を選択することが好ましい。また、サブパネル80を着脱可能な構造とした場合は、仮設置場所を複数箇所設けてもよい。
本実施の形態において、前記UI52とサブパネル80とを区別する理由は、電力の供給元が異なる点にあり、この点については、後で詳述する。
(画像処理装置の制御系)
図3は、画像処理装置10の制御系のハード構成の概略図である。
ネットワーク回線網20は、前記画像処理装置10のメインコントローラ18に接続されている。なお、ネットワーク回路網20には、画像データを送信元等になり得るPC(端末装置)29が接続されている。
メインコントローラ18には、それぞれ、データバスやコントロールバス等のバス33A〜33Dを介して、ファクシミリ通信制御回路16、画像読取部14、画像形成部12、UI52が接続されている。すなわち、このメインコントローラ18が主体となって、画像処理装置10の各処理部が制御されるようになっている。
また、本実施の形態のメインコントローラ18は、バス33Eを介して、サブパネル80の制御部84に接続されている。
前記画像処理装置10は、電源装置42を備えており、メインコントローラ18とは信号ハーネス43で接続されている。
電源装置42は、前記商用電源31から入力電源線24を介して電力の供給を受けている。
電源装置42では、メインコントローラ18、ファクシミリ通信制御回路16、画像読取部14、画像形成部12、UI52のそれぞれに対して独立して電力を供給する電力供給線35A〜35Dが設けられている。このため、メインコントローラ18では、各処理部(デバイス)に対して個別に電力供給(電力供給モード)、或いは電力供給遮断(スリープモード)し、所謂部分節電制御を可能としている。
すなわち、画像処理装置10の内、ファクシミリ通信制御回路16は、常に、受信状態を監視する必要がある。一方、画像読取部14、画像形成部12は、処理動作(サービス)の実行指示がなければ、例えば、動作モードとして、常にスタンバイ状態としておく必要はなく、電力供給を遮断しておくことで、動作モードを継続するよりも消費電力を軽減している。部分節電による動作状態について、図4(A)及び(B)を用いて後述する。
さらに、UI52のタッチパネル部40(図2参照)は、ユーザーが画像処理装置10のUI52に対峙しているときにタッチ操作がなされるのであり、ユーザーが画像処理装置10の前に存在しないときは、タッチパネル部40の裏面側に配置されたバックライト(図示省略)を消灯しておくことも可能である。
図3に示される如く、サブパネル80は、独自の蓄電デバイス82が設けられおり、電力供給線35Eを介して制御部84に接続されている。この蓄電デバイス82は、ソーラーパネル86による太陽光発電によって、充電されるようになっている。
また、サブパネル80には、制御部84の制御によって動作する表示部88と、表示部88での表示状態の調整等、必要最小限の指示を行うための操作キー90(本実施の形態では、4個の独立した操作キー90A〜90D)が設けられている。本実施の形態では、表示部88は、蓄電デバイス82から電力供給線35Fを介して電力を受けるようにしたが、制御部84から受けるようにしてもよい。
なお、操作キー90は必須ではない。また、表示部88は、バックライトを持たない液晶表示装置を適用し、現状で考え得る最小消費電力としたが、蓄電デバイス82の蓄電量、或いは、ソーラーパネル86の発電能力によって、バックライトを持つ表示部88や、LED表示部であってもよい。さらに、操作機能を備えたタッチパネル式としてもよい。
上記のように、サブパネル80は、画像処理装置10から電力供給を受けず、独立した電源(蓄電デバイス82)から受ける電力で動作し、メインコントローラ18からバス33Eを介して受け付ける稼働情報(例えば、各デバイスへの実行情報、動作モード(状態)情報を含む)に基づいて表示部88に情報(主として、電力値情報)を表示する情報表示装置として機能する。
すなわち、サブパネル80の制御部84には、各デバイス(画像読取部14、UI52、メインコントローラ18、画像形成部12)毎の電力係数値が予め記憶されており、バス33Eを介してメインコントローラ18から受け付ける各デバイスの稼働情報と電力係数値とに基づいて電力値を演算する。表示部88には、当該演算結果に基づく電力値が表示されるようになっている。
ここで、サブパネル80の制御部84では、メインコントローラ18から前記稼働情報を受信する毎に演算を実行し、表示部88に表示する電力値を更新する。
すなわち、メインコントローラ18では、サブパネル80の表示部88に電力値を表示する場合に、画像処理装置10における状態(図4の状態A〜状態C参照)が変化する毎に、稼働情報をサブパネル80の制御部84へ送信する。
一方、本実施の形態では、電力値の表示を、サブパネル80の表示部88に限定しておらず、画像処理装置10における状態に応じて、UI52のタッチパネル部40(図2参照)に表示する場合がある。
具体的には、画像処理装置10における状態が、スリープモード及びこれに近い状態(図4の状態A〜状態C)のときはサブパネル80の表示部88で電力値を表示し、画像処理装置10における状態がスタンバイモード及び動作モード状態(図4の状態D〜状態G)のときはUI52のタッチパネル部40に電力値を表示する。
この電力表示の選択切替は、サブパネル80の蓄電デバイス88の蓄電量の確保に寄与することになる。
(部分節電制御による動作状態と電力表示制御)
本実施の形態の部分節電制御では、電力供給先を選択的に定めており、図4は、画像処理装置10の動作状態の遷移に応じた、各デバイスの電力供給状態を示している。なお、以下において、「動作状態」を単に「状態」といい、それぞれの状態を状態A〜状態Gとする。
図4(A)と図4(B)とは、相互に状態A〜状態Gの配置を相似形として表現している。また、図4の凡例として、白色ベースの背景は電力供給状態を示し、斜線ベースの背景は電力非供給状態を示す。さらに、図4の凡例として、白色と斜線とが混在したベースの背景が存在する。
この白色と斜線とが混在したベースの背景の場合、何れも一部に対して電力供給状態を示す。すなわち、UI52においては、タッチパネル部40のバックライトを消灯しているが、操作指示機能な有効である状態を示す。なお、タッチパネル部40のバックライトオフ時は、操作指示機能を無効としてもよい。メインコントローラ18においては、必要最小限の機能(ファクシミリ受信監視、ネット通信等)以外の機能を停止させている状態を示す。
以下の表1は、図4(A)及び図4(B)におけるそれぞれの状態A〜状態Gと、各デバイスの電力供給の有無、並びにその組み合わせによる状態での電力値表示対象の関係が示されている。
本実施の形態では、画像読取部14、UI52、メインコントローラ18、並びに、画像形成部12の大部分を含め、電力の供給を停止させて、必要最小限の電力消費となるように、機能を停止させる場合がある。この機能停止は、「スリープモード(節電モード)」という場合がある。
スリープモードは、例えば、画像処理が終了した時点でシステムタイマを起動させることで移行可能である。すなわち、前記システムタイマが起動してから所定時間経過することで電力供給を停止させている。なお、所定時間が経過するまでに、何らかの操作(図2に示すタッチパネル部40のタッチ操作やハードキー54の操作等)があれば、当然、スリープモードへのタイマカウントは中止され、次の画像処理終了時からシステムタイマが再度起動される。
また、スリープモードから立ち上がる場合、すべてのデバイスが一斉に電力供給されることはなく、これから実行する処理動作(サービス)の内容に基づいて、選択的に電力供給が実行される。言い換えれば、立ち上がる必要のないデバイスは電力非供給状態が継続される(部分節電機能)。
ところで、メインコントローラ18は、必要最小限の電力供給を受けており、その理由は、前記スリープモード中の監視において、例えば、通信回線検出部からプリント要求などが来たり、FAX回線検出部からFAX受信要求が来ることに対応するためである。
上記要求(プリント要求、FAX受信要求)があるとジョブ実行状態となり、メインコントローラ18の全てが電力供給状態に遷移した後、スリープモード中であったデバイスの内、ジョブの要求に必要なデバイスに対して、電力供給を行なう。
また、ハードキー54の一部として設けられている節電キー54Dが操作されることで、スリープモードが解除可能となっている。この場合も、まず、メインコントローラ18の全てが電力供給状態に遷移した後、スリープモード中であったデバイスの内、処理動作(サービス)に必要なデバイスに対して、電力供給を行う。
なお、この節電キー54Dは、デバイスに電力が供給されているときに操作されることで、当該デバイスの電力供給を強制的に遮断し、スリープモードに遷移させる機能を併せ持つ。
また、スリープモード解除の契機として、前記節電キー54Dに限らず、人感センサ等を取り付け、画像処理装置10に接近するユーザーを検出して、画像処理装置10を使用することを予測し、スリープモードを解除するようにしてもよい。
このように、電力非供給状態であるスリープモードであっても、予め定めた電力以下(例えば、1.5w以下)であり電力供給を行うか否かの判別制御に必要な電力の供給を受ける場合があり、本実施の形態では、ユーザーの省エネに対する関心を強めるため、電力供給状態、電力非供給状態における消費電力を報知する機能を有している。消費電力を報知するデバイスとしては、UI52のタッチパネル部40及びサブパネル80を併用している。
図4に示す各状態A〜状態Gでの消費電力の目安は、図5に示される如く、ある程度の範囲で推移するようになっている。すなわち、画像読取装置14の待機状態ではAw、動作状態ではBw、画像形成部12の待機状態ではCw、動作状態でDw等のように設定されているため、メインコントローラ18から稼働情報を受け付けることで、実測しなくても現在の消費電力が正確に予測可能となる。なお、デバイス(例えば、画像形成部12)の仕様変更により、大幅に消費電力が変更される場合があり、図5に示す電力値に限定されるものではなく、あくまでも一例として示した。
以下、本実施の形態の作用を説明する。
図7は、メインコントローラ18における電力値表示制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ100では、動作状態の遷移があったか否かが判断され、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ100で肯定判定されると、ステップ102へ移行して、動作状態の確認処理が実行され、当該動作状態が確認されると、ステップ104へ移行して確認した動作状態でのモード、すなわち、待機中なのか、実行中なのか等が判別され、ステップ106へ移行する。例えば、画像形成部12では、待機中の電力値は100w〜110w程度であり、処理中は、1200w〜1300wであり格差があるので、動作状態と各モードを判別する必要がある。
ステップ106では、動作状態と当該動作状態でのモードとから稼働情報を生成し、ステップ108へ移行する。
ステップ108では、遷移した動作状態が、図4に示すA、B、Cの何れかであるのか、或いは、図4に示すD、E、F、Gの何れかであるのかを判別する。
このステップ108で、遷移した動作状態が、図4に示すA、B、Cの何れかであると判別された場合は、ステップ109へ移行して、メインコントローラ18からの遠隔操作でサブパネル80をオンしてステップ110へ移行する。ステップ110では、前回の動作状態が図4に示すD、E、F、Gの何れかであるのかを判別する。
このステップ110で肯定判定されると、現在UI52のタッチパネル部40に電力値が表示されているため、ステップ112へ移行して、この電力値表示を終了し、ステップ114へ移行する。また、ステップ110で否定判定されると、ステップ114へ移行する。
ステップ114では、稼働情報をサブパネル80の制御部84へ送出し、このルーチンは終了する。
一方、前記ステップ108で、遷移した動作状態が、図4に示すD、E、F、Gの何れの何れかであると判別された場合は、ステップ116へ移行して、前回の動作状態が図4に示すA、B、Cの何れかを判別する。
このステップ116で肯定判定されると、現在サブパネル80の表示部88に電力値が表示されているため、ステップ118へ移行して、サブパネル80の制御部84に対して、電力値表示の終了指示を送出し、次いでステップ119へ移行して、メインコントローラ18からの遠隔操作で、サブパネル80をオフして、ステップ120へ移行する。また、ステップ116で否定判定されると、ステップ120へ移行する。
ステップ120では、稼働情報に基づいて、電力値を演算し、次いで、ステップ122へ移行して、UI52のタッチパネル部40に電力値を表示して、このルーチンは終了する。
なお、ステップ109は、UI52のオフ、又はタッチパネル部40のバックライトオフのときに、サブパネル80をオンする処理としてもよい。
図8は、サブパネル80における電力表示制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ150では、メインコントローラ18から稼働情報を受け付けたか否かが判断され、否定判定されると、ステップ152へ移行して表示終了指示を受けたか否かが判断される。このステップ152で否定判定されると、このルーチンは終了する。
前記ステップ150で肯定判定されると、ステップ154へ移行して、受け付けた稼働情報に基づいて、電力値を演算し、次いで、ステップ156へ移行して、表示部88に電力値を表示して、このルーチンは終了する。このステップ156でサブパネル80の表示部88に電力値を表示している期間は、表示部88において独立して表示状態を維持する程度の電力を供給すると共に、サブパネル80の制御部84への電力供給をオフとしてもよい。表示部88において独立して表示状態を維持する手段としては、例えば、表示部88に表示情報を保持するメモリを具備したICを搭載すればよい。
一方、前記ステップ152で肯定判定されると、ステップ158へ移行して、サブパネル80の表示部88での電力値表示を終了し、このルーチンは終了する。これにより、表示部88での電力消費も抑制される。
なお、表示部88には、表示内容の切り替え時以外は電力を必要とせず、表示状態を維持することが可能な電子ペーパーを適用してもよい。
図4(A)及び(B)〜図6に従い、本実施の形態における、より具体的な、画像処理装置10の状態遷移と電力値表示について説明する。
なお、図4(B)は、図4(A)に対応した画像処理装置10の状態遷移を配置しており、サブパネル80とUI52の通電状態に特化した記載としたものである。
図4(A)及び(B)に示される如く、一連の処理動作(サービス)が終了し、予め定めた時間が経過すると、画像処理装置10は、スリープモードに遷移する(状態A)。
この状態Aでは、画像読取部14、UI52、メインコントローラ18、画像形成部12の全てが原則として、電力非供給状態となる。但し、外部(ネットワーク通信回線網20、電話回線網22)からジョブを実行する契機となる情報を受け付ける場合があるため、メインコントローラ18の一部では、当該外部からの受付に備えて電力が供給されるため、1.5w程度の電力が消費される。なお、「程度」とは予め定めた誤差の範囲で変動を許容することを意味するものであり、以下の電力値表示においても同じ解釈とする。許容誤差は、割合(例えば、1.5±X%)でもよいし、数値(例えば、1.5±Yw)でもよい。
状態Aのとき、外部からジョブ実行の指示があると、状態B又は状態Cに遷移する。
状態Bとなるジョブの種類は、蓄積プリント、ダイレクトFAX送信、FAX親展受信、時刻指定FAX送信、親展ボックス取出を含む。この状態Bでは、画像読取部14が電力非供給状態、UI52がタッチパネル部40のバックライトを消灯した状態、メインコントローラ18が全ての機能が動作可能な電力供給状態、画像形成部12が電力非供給状態となり、10w程度の電力が消費される。
一方、状態Cとなるジョブの種類は、プリント、FAX受信プリント、時刻指定プリントを含む。この状態Cでは、画像読取部14が電力非供給状態、UI52がタッチパネル部40のバックライトを消灯した状態、メインコントローラ18が全ての機能が動作可能な電力供給状態、画像形成部12が電力供給状態となり、80w〜1200w程度の電力が消費される。
次に、状態Aのとき、節電キー54Dの操作があると、処理動作(サービス)を受け付けるべく、状態Dに遷移する。
状態Dでは、画像読取部14が電力非供給状態、UI52が全ての機能が動作可能な電力供給状態、メインコントローラ18が全ての機能が動作可能な電力供給状態、画像形成部12が電力非供給状態となり、30w程度の電力が消費される。
状態Dにおいて、ユーザーが、UI52を操作して指示を入力すると、複写処理、画像読取処理、画像形成処理の何れかのサービスが選択され、実行される。
ユーザーが複写処理を選択すると、画像処理装置10は、状態Dから状態Eに遷移する。
状態Eでは、全てのデバイスが電力供給状態、すなわち、画像読取部14が電力供給状態、UI52が全ての機能が動作可能な電力供給状態、メインコントローラ18が全ての機能が動作可能な電力供給状態、画像形成部12が電力供給状態となり、110w〜1300w程度の電力が消費される。
ユーザーが画像読取処理を選択すると、画像処理装置10は、状態Dから状態Fに遷移する。
状態Fでは、画像読取部14が電力供給状態、UI52が全ての機能が動作可能な電力供給状態、メインコントローラ18が全ての機能が動作可能な電力供給状態、画像形成部12が電力非供給状態となり、50w〜100w程度の電力が消費される。
ユーザーが画像形成処理を選択すると、画像処理装置10は、状態Dから状態Gに遷移する。
状態Gでは、画像読取部14が電力非供給状態、UI52が全ての機能が動作可能な電力供給状態、メインコントローラ18が全ての機能が動作可能な電力供給状態、画像形成部12が電力供給状態となり、100w〜1220w程度の電力が消費される。
このように、本実施の形態の画像処理装置10では、部分節電制御により、不必要な電力消費が抑制される。
その一方、画像処理装置10は、各デバイスの電力供給状態、電力非供給状態の組み合わせで、さまざまな状態に遷移し、それぞれの状態で消費電力が異なるため、ユーザーは、現在の消費電力を瞬時に把握することができない場合がある。特に、スリープモードにおいて、どの程度の電力が消費されているかを認識する場合、当該電力の監視やUI52のタッチパネル部40に電力値を表示すること自体に、電力が消費される場合がある。
そこで、本実施の形態では、UI52のタッチパネル部40、並びに、独立した蓄電機能を備えたサブパネル80を併用し、画像処理装置10における各状態(図4に示す状態A〜状態G)での電力値を報知(表示)するようにした。
メインコントローラ18では、スリープモード中でも、一部に電力が供給されており、当該電力が供給されている制御系において、画像処理装置10の状態を認識し、稼働情報として、バス33Eを介してサブパネル80の制御部84へ必要に応じて送信する。
ここで、前述した「必要に応じて送信」とは、本実施の形態においては、電力値を表示する対象を、サブパネル80の表示部88と、UI52のタッチパネル部40の何れかとし、画像処理装置10の状態(状態A〜状態G)に応じて、選択的に定めているため、サブパネル80への稼働情報の送出は、状態に応じて実行の可否が決定する、という意味である。
なお、メインコントローラ18から稼働情報を送信すること自体は、消費される電力に影響がないため、メインコントローラ18からは、全ての状態で稼働情報を送出し、サブパネル80の制御部84側で、取捨選択するようにしてもよい。
画像処理装置10の状態が状態A、状態B、状態Cの何れかの場合、その電力値は、サブパネル80の表示部88で表示する。従って、メインコントローラ18からサブパネル80の制御部84へバス33Eを介して、稼働情報が送出される。
サブパネル80の制御部84では、受け付けた稼働情報に基づいて、予め記憶されている電力係数に基づいて電力値を演算する。より具体的には、稼働情報には、前記状態(状態A〜状態G)に加え、各デバイスの実行情報(待機中/処理中)が含まれており、状態に応じた目安(図5参照)から実行情報に基づいて電力値を決定し、図6(A)〜図6(C)に示すように表示部88に表示する。
すなわち、図6(A)は画像処理装置10が状態Aの場合であり、サブパネル80の表示部88に電力表示値(ここでは、「1.5w」)が表示され、UI52のタッチパネル部40は電力非供給状態である(図4(B)の状態A参照)。
図6(B)は画像処理装置10が状態Bの場合であり、サブパネル80の表示部88に電力表示値(ここでは、「10w」)が表示され、UI52のタッチパネル部40は電力非供給状態、或いは、バックライトオフ状態である(図4(B)の状態B参照)。
図6(C)は画像処理装置10が状態Cの場合であり、サブパネル80の表示部88に電力表示値(ここでは、「1200w」)が表示され、UI52のタッチパネル部40は電力非供給状態、或いは、バックライトオフ状態である(図4(B)の状態C参照)。
一方、画像処理装置10の状態が状態D、状態E、状態F、状態Gの何れかの場合、その電力値は、UI52のタッチパネル部40で表示する。従って、メインコントローラ18からサブパネル80へ稼働情報は送出されない。
メインコントローラ18では、稼働情報に基づいて、予め記憶されている電力係数に基づいて電力値を演算する。より具体的には、稼働情報には、前記状態(状態A〜状態G)に加え、各デバイスの実行情報(待機中/処理中)が含まれており、状態に応じた目安(図5参照)から実行情報に基づいて電力値を決定し、図6(D)〜図6(G)に示すようにタッチパネル部40に表示する。この場合、サブパネル80の表示部88は非表示状態となり、制御部84も演算処理等の動作を行わないため、状態D〜状態Gのときもサブパネル80の表示部88に電力値を表示するよりも、蓄電部デバイス82の消費電力が軽減される。
図6(D)は画像処理装置10が状態Dの場合であり、UI52のタッチパネル部40に電力表示値(ここでは、「30w」)が表示され、サブパネル80の表示部88には何も表示されない(図4(B)の状態D参照)。
図6(E)は画像処理装置10が状態Eの場合であり、UI52のタッチパネル部40に電力表示値(ここでは、「1300w」)が表示され、サブパネル80の表示部88には何も表示されない(図4(B)の状態E参照)。
図6(F)は画像処理装置10が状態Fの場合であり、UI52のタッチパネル部40に電力表示値(ここでは、「100w」)が表示され、サブパネル80の表示部88には何も表示されない(図4(B)の状態F参照)。
図6(G)は画像処理装置10が状態Gの場合であり、UI52のタッチパネル部40に電力表示値(ここでは、「1220w」)が表示され、サブパネル80の表示部88には何も表示されない(図4(B)の状態G参照)。
以上のように、画像処理装置10が状態に応じて変化する電力値を、ユーザーの視覚を通じて報知することで、省エネへの意識を喚起すると共に、サブパネル80に独立した蓄電機能(蓄電デバイス82、ソーラーパネル86)を持たせることで、主としてスリープモード中の電力値表示の際、当該電力値表示のための電力を商用電源31からまかなう必要がない。また、画像処理装置10の状態において、UI52に電力が供給されているときは、当該UI52のタッチパネル部40に電力値を表示するようにしたため、蓄電デバイス82の蓄電量を無駄に消費させることがない。
(変形例1)
本実施の形態では、図4(A)及び(B)に示す状態A(スリープモード)において、外部からのジョブ通信に備えるため、メインコントローラ18の一部に電力を供給するとき、画像処理装置10の状態を認識し、稼働情報として、バス33Eを介してサブパネル80の制御部84へ送信するようにしたが、前記状態A(スリープモード)では、サブパネル80の制御部84を起動して、バス33Eを介して、稼働状態の監視を行って稼働情報を生成し、かつ電力係数に基づく演算を行うようにしてもよい。言い換えれば、スリープモード中は、メインコントローラ18は、電力値に関する動作を実行しないため、その分、消費電力が抑制される。
(変形例2)
本実施の形態では、図4(A)及び(B)に示す状態A〜状態Cの場合に限り、電力値をサブパネル80の表示部88へ表示し、UI52に電力が供給されている状態D〜状態G場合は、電力値をタッチパネル部40に表示するようにしたが、蓄電デバイス82の蓄電状況に応じて、表示対象を変更するようにしてもよい。
すなわち、サブパネル80の蓄電デバイス82の蓄電量(充電量)が70%以上になった場合は、全ての状態(状態A〜状態G)で、電力値を表示部88に表示する(以下、「特別表示モード」という)。単一の表示部88に表示した方がユーザーが見易くなる。
一方、サブパネル80の蓄電デバイス82の蓄電量(充電量)が40%以下になった場合は、図4(A)及び(B)に示す状態A〜状態Cの場合に限り、電力値をサブパネル80の表示部88へ表示する(以下、「通常表示モード」という)。
なお、一旦充電量70%以上となった場合は、充電量が40%以下になるまでは、特別表示モードを継続し、一旦充電量が40%以下となった場合は、充電量が70%以上になるまでの通常表示モードを継続する(ヒステリシスの設定)。このヒステリシスの設定により、頻繁なモード切替が抑制される。
10 画像処理装置
10A 上部筐体
10B 下部筐体
12 画像形成部
14 画像読取部
16 ファクシミリ通信制御回路
18 メインコントローラ
20 ネットワーク通信回線網
22 電話回線網
24 入力電源線
26 コンセント
29 PC
31 商用電源
32 配線プレート
33A〜33E バス
35A〜35F 電力供給線
40 タッチパネル部
42 電源装置
43 ハーネス
52 ユーザーインターフェイス(UI)
56 プレート
54 ハードキー
54A メニューキー
54B コピーキー
54C テンキー
54D 節電キー
54E スタートキー
80 サブパネル
82 蓄電デバイス
84 制御部
86 ソーラーパネル
88 表示部
90(90A〜90D) 操作キー

Claims (9)

  1. 主デバイスに属する、処理部、主表示部、並びに前記処理部での処理の実行及び前記主表示部での情報の表示を制御する主制御部を対象として、主電源部からの電力供給状態に応じた複数の動作状態に遷移させる遷移手段と、
    副表示部、前記副表示部での情報の表示を制御する副制御部を備え、副電源部の電力が供給されて動作する副デバイスと、
    前記主制御部と前記副制御部とが連携して実行され、前記主デバイスの動作状態を監視し、当該動作状態に応じた電力値に関する情報を、前記主表示部の電力供給状態に応じて、前記主表示部又は前記副表示部を選択して表示する表示制御手段と、
    を有する電力値表示装置。
  2. 前記副電源部が、太陽光発電装置と、当該太陽光発電装置で発電した電力を充電可能な蓄電部とを備える請求項1記載の電力値表示装置。
  3. 前記副デバイスへの前記副電源部の電力供給制御が、前記主制御部からの遠隔操作により実行され、前記副表示部への電力値の表示を切り替え、並びに当該電力値の表示を維持する場合に電力が供給され、前記電力値の表示が終了すると電力が非供給とされる請求項1又は請求項2記載の電力値表示装置。
  4. 前記副デバイスへの前記副電源部の電力供給制御が、前記主制御部からの遠隔操作により実行され、前記副表示部への電力値の表示を切り替える場合に前記副制御部に電力が供給され、前記電力値の表示の切り替えが終了すると前記副制御部への電力が非供給とされ、前記副表示部に電力を供給することで、前記副表示部での電力値の表示を維持する請求項1又は請求項2記載の電力値表示装置。
  5. 前記主制御部が電力供給状態の場合は前記動作状態を当該主制御部で監視すると共に、前記主制御部が電力非供給状態の場合は前記副電源部から前記副デバイスへの通電を開始して、当該副デバイスの副制御部で前記動作状態の監視を継続する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の電力値表示装置。
  6. 前記副デバイスの充電量が予め定められた量を超えている場合は、前記動作状態に関わらず、全ての動作状態で前記副表示部に電力値を表示する特別表示モードに切り替える請求項1〜請求項5の何れか1項記載の電力値表示装置。
  7. 原稿画像を読み取るための画像読取処理機能、前記画像読取処理機能によって読み取った原稿画像を記録用紙へ複写する画像複写処理機能、受信される画像情報に基づいて前記記録用紙へ画像を形成する画像形成処理機能、前記画像読取処理機能によって読み取った原稿画像の情報を送信する画像情報送信処理機能の少なくとも1つの処理機能を備えた画像処理部と、
    情報の通信処理を行う通信処理部、情報を報知する主表示部を備え、情報を処理するためのユーザーインターフェイス部と、
    前記画像処理部での画像処理、並びに前記ユーザーインターフェイス部で情報処理を制御する主制御部と、
    前記画像処理部、前記ユーザーインターフェイス部、前記主制御部を含む主デバイスに対して個別に、主電源部からの電力を供給状態又は非供給状態として複数の動作状態に遷移させる遷移手段と、
    少なくとも主デバイスの動作状態に応じた電力値を表示可能な副表示部、前記副表示部での情報の表示を制御する副制御部、前記副表示部及び前記副制御部に電力を供給する副電源部、を備えた副デバイスと、
    前記主制御部と前記副制御部とが連携して実行され、前記主デバイスの動作状態を監視し、当該動作状態に応じて演算した電力値に関する情報を、前記ユーザーインターフェイス部が電力供給状態の場合は当該主表示部に表示し、前記ユーザーインターフェイス部が電力非供給状態の場合は前記副デバイスの副表示部に表示する表示制御手段と、
    を有する画像処理装置。
  8. 前記画像処理部が、前記主デバイスとして、画像読取部、画像形成部、通信制御回路部を備える請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記ユーザーインターフェイス部の主表示部が、バックライト部を備えた液晶表示器であり、
    前記表示制御手段が、前記バックライト部が電力供給状態か否かによって、前記ユーザーインターフェイス部の電力供給状態を判断し、前記電力値に関する情報の表示先を選択する請求項7又は請求項8記載の画像処理装置。
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