JP5484513B2 - 電気機器 - Google Patents
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Description
本発明は、自機が有する機能の実行に要される電力の制限が行なわれる省電力状態と、該制限がない通常状態との作動状態を有する電気機器に関する。
近年、エネルギー資源の保護、大気汚染等の観点から、省エネルギー製品の開発が進んでいる。例えば、多くの電気機器においては、一定時間動作されない場合、又はユーザによって所定のボタン操作が行われた場合は消費電力を低減する省電力(スリープ)モードに遷移する、いわゆる省エネ機能が搭載されている。
また、このように、省エネ機能を有する電気機器に対して、特許文献1においては、スリープ状態から通常状態に復帰するウェイクアップがされると、ウェイクアップ要因が調べられ、そのウェイクアップ要因がLANコントローラからのウェイクアップ信号である場合、LCDなどのディスプレイモニタの表示画面をブランクにした(OFF)状態、又はキーボード及びマウスによる入力をロックした状態で通常状態に復帰することにより、リモート制御で夜間に無人状態で動作を開始しても、第3者への機密情報の漏洩又は第3者による不正操作を防止することができるコンピュータシステムが開示されている。
一方、上述したように、省エネ機能を有する電気機器の多くにおいては、スリープモードから通常状態に復帰するとホーム画面(初期画面)等が表示される。例えば、ユーザによる操作によって復帰された場合は、ユーザから任意の機能に係る指示を受け付けるために、前記ホーム画面を表示する必要があるが、定期ログ信号の発信、ファームアップ信号の受信等、機器の都合でスリープモードから復帰する際には、前記画面を表示する必要がなく、電力の無駄遣いにつながる。また、無人状態で突然画面の表示が行なわれることとなり、当該装置付近の人間に違和感を与える虞れもある。
しかしながら、上述した特許文献1のコンピュータシステムは、このような問題に対して考慮しておらず、該問題を解決できない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自機が有する機能の実行に要される電力の制限が行なわれる省電力状態と、該制限がない通常状態との作動状態を有する電気機器において、通常状態への復帰指示を受け付ける復帰指示受付部を複数備え、一の復帰指示受付部及び残余の復帰指示受付部の何れかが前記復帰指示を受け付けたかに応じて、部分的な復帰に係る制御指示が出力されることにより、何れかの復帰指示受付部が復帰指示を受け付けた場合、該復帰指示に応じて部分的な復帰に係る制御が行なわれ、例えば、上述したような電力の無駄遣い防止等、場合毎に適切な復帰ができる電気機器を提供することにある。
本発明に係る電気機器は、自機が有する機能の実行に要される電力の制限が行なわれる省電力状態と、該制限がない通常状態との作動状態を有する電気機器において、通常状態への復帰指示を受け付ける複数の復帰指示受付部と、何れかの復帰指示受付部が前記復帰指示を受け付けた場合、復帰に係る制御指示を出力する制御指示出力部と、前記複数の復帰指示受付部の中、一の復帰指示受付部から前記復帰指示を受け付けた旨の信号を受け付ける信号受付部とを備え、該信号受付部は、前記復帰を促す一の信号と、前記一の復帰指示受付部が操作された旨の他の信号とを前記制御指示出力部に出力し、前記制御指示出力部は、残余の復帰指示受付部から前記復帰指示を受け付けた旨の信号又は前記信号受付部から前記一の信号が入力する一の入力端子と、前記信号受付部から前記他の信号が入力される他の入力端子とを有し、前記一の入力端子及び他の入力端子に入力される信号に基づいて、部分的復帰の制御指示を出力するように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記制御指示出力部は、前記一の入力端子及び前記他の入力端子を有しており、該一の入力端子に入力される前記残余の復帰指示受付部からの前記復帰指示を受け付けた旨の信号又は前記信号受付部から前記一の信号と、前記他の入力端子に入力される前記信号受付部からの前記他の信号に基づいて、部分的復帰の制御指示を出力する。
本発明に係る電気機器は、前記一の復帰指示受付部は、前記機能の実行に係る指示を受け付け、前記制御指示出力部は、前記一の入力端子に何れかの復帰指示受付部が前記復帰指示を受け付けた旨の信号が入力した場合であって、前記他の入力端子に前記他の信号が入力しなかった場合、前記一の復帰指示受付部が受け付ける機能に係る部分を除く部分的復帰の制御指示を出力するように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記一の入力端子に何れかの復帰指示受付部が前記復帰指示を受け付けた旨の信号が入力した場合であって、前記他の入力端子に前記他の信号が入力しなかった場合、前記制御指示出力部は、前記一の復帰指示受付部が受け付ける機能に係る部分を除く部分的復帰の制御指示を出力する。
本発明に係る電気機器は、前記信号受付部は、前記他方の入力端子に出力すべき信号を保持する信号保持部を有することを特徴とする。
本発明にあっては、前記信号受付部では、前記他方の入力端子に出力すべき信号が前記信号保持部によって一時保持される。従って、例えば、オン・オフ状態が保持出来ないタクトスイッチを介して前記信号受付部に信号が入力された場合であっても、前記他方の入力端子への出力が確保されるので、前記制御指示出力部は、安定して、他方の入力端子に入力される信号に基づく制御指示の出力ができる。
本発明によれば、通常状態への復帰指示を受け付ける復帰指示受付部を複数備え、何れかの復帰指示受付部が前記復帰指示を受け付けたかに応じて、復帰に係る制御指示が出力されるので、何れかの復帰指示受付部が復帰指示を受け付けた場合、該復帰指示に応じて復帰に係る制御が行なわれ、例えば、上述したような電力の無駄遣い防止等、場合毎に適切な復帰ができる。
以下に、本発明の実施の形態に係る電気機器を複合機に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。該複合機は、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ等の機能を有している。
本発明の実施の形態の複合機は、省電力モード(省電力状態)と、スタンバイモード(通常状態)との作動モード(作動状態)を有している。省電力モードでは、複合機の前記機能の実行に係る部分への電力の供給が制限されて消費電力を減らす。また、スタンバイモードでは電力の供給が制限されていた部分に電力の供給が行われ、ユーザからの指示に応じて、所定の機能が即時に実行可能である。
図1は本発明の実施の形態の複合機100の要部構成を示す機能ブロック図である。複合機100は、制御部1、画像入力部2、画像処理部3、画像出力部4、操作パネル5、表示部6、記憶部7、LAN‐Cnt8等を備えている。
画像入力部2は、読み取り用の原稿に光を照射する光源、CCD(Charge Coupled Device)のようなイメージセンサ等を有し、該原稿の画像データの光学的読み取りを行なう。また、画像入力部2では、所定の読取り位置に載置された原稿からの反射光像を当該イメージセンサに結像させ、RGB(R : Red, G : Green, B : Blue)のアナログデータを出力する。
画像処理部3は、例えば、画像入力部2から入力されるアナログデータを基にデジタル形式の画像データを生成し、又は記憶部7に記憶されている画像データを読み出し、夫々の画像の種類に応じた処理を施した後、出力(印刷)すべき画像データを生成する。画像処理部3によって生成された出力用画像データは、画像出力部4に出力される。
画像出力部4は、画像処理部3から出力される画像データに基づく画像を記録用紙、OHPフィルム等の記録媒体上に印刷する。画像出力部4は、感光体ドラム、該感光体ドラムを所定の電位に帯電させる帯電器、外部から受付けた画像データに応じてレーザ光を発して感光体ドラム上に静電潜像を生成させるレーザ書込装置、感光体ドラム表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像化する現像器、感光体ドラム表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器等を備えており、例えば、電子写真方式にて画像を記録媒体上に出力する。
また、操作パネル5は、複合機100における「ファックス」、「複写」、「印刷」、「メール」等の機能を切り替える機能キー、スタートキー、キャンセルキー、受け付けた指示を確定するためのエンターキー、自機が有する機能の中で何れかの機能の選択を受け付けるホーム画面へ表示部6の表示画面を戻すためのホームキー等のハードウェアキーが設けられている。
表示部6は、例えば、LCD又はEL(Electroluminescence)パネル等からなり、画像出力部4を介して、所定の記録用紙へ出力(印刷)すべき画像が表示される。また、表示部6は、複合機100の状態、ジョブ処理の状況、画像入力部2が読み取った原稿の画像及び操作パネル5の操作内容の確認等、利用者に対して報知すべき情報を表示する。
記憶部7は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。
LAN‐Cnt8は、複合機100の外部からネットワークインターフェース(図示せず)を介して送信される信号の制御を行なう。例えば、LAN‐Cnt8は、例えば、LANを介して電源制御を行なう機器に電源を入れるための、いわゆる「Magic‐Packet」を受信した場合、複合機100をスタンバイモードに復帰させるための所定の信号を出力する。換言すれば、LAN‐Cnt8は、請求項に記載の復帰指示受付部としての役割をなす。
その他、本発明の実施の形態に係る複合機100は、前記省電力モードにおいて、操作パネル5に設けられた何れかのハードウェアキーがユーザによって押下操作された場合、複合機100をスタンバイモードに復帰させる指示として受け付けるように構成されている。換言すれば、操作パネル5(ハードウェアキー)は、省電力モードにおいて、特許請求の範囲に記載の復帰指示受付部としての役割をなすように構成されている。
図2は本発明の実施の形態の複合機100における、制御部1の要部構成を示す機能ブロック図である。
制御部1は、制御指示出力部11と、CPLD(Complex Programmable Logic Device)16と、システムメモリ17とを備えている。制御指示出力部11は、サウスブリッジ(SB)12と、CPU14及びノースブリッジ(NB)15を1つのチップとして統合したSOC13(System On Chip)とを有している。また、システムメモリ17は、ROM18と、RAM19とを有している。
制御指示出力部11及びCPLD16は、夫々、特許請求の範囲に記載の制御指示出力部及び信号受付部としての役割をなしている。
図3は本発明の実施の形態の複合機100における、CPLD16、サウスブリッジ12及びSOC13の接続関係を説明する説明図である。
CPLD16は、プログラミングによって構造を改変することのできる電気回路であるプログラマブルロジックであり、画像入力部2、画像出力部4、記憶部7、操作パネル5等と接続されている。CPLD16は、これらの回路と接続する配線を搭載しており、PCIバスNを介して接続している。
CPLD16は、特に、制御部1におけるシーケンス制御を行なう。例えば、CPLD16は、サウスブリッジ12からの所定信号に基づいてモード遷移を制御し、各モードに応じて信号の接続先変更、信号出力等を行なう。
また、CPLD16は、操作パネル5のハードウェアキーから出力される信号が入力される入力端子161を有している。すなわち、操作パネル5のハードウェアキーは、特許請求の範囲に記載した、一部の復帰指示受付部に含まれる。
更に、CPLD16は、入力端子161に入力される信号に応じて、サウスブリッジ12に信号を出力する出力端子162及び出力端子163を有している。出力端子163には、信号保持部165が接続されており、出力端子163を介してサウスブリッジ12に出力される信号は信号保持部165にて一時保持される。信号保持部165は、例えば、ラッチ回路を用いて構成された公知のものであり、詳しい説明を省略する。
CPLD16は、入力端子161を介して入力される信号のレベルに応じて、出力端子162及び出力端子163夫々を介して、夫々同一レベルの信号をサウスブリッジ12に出力する。
サウスブリッジ12は、制御部1内の信号の流通を制御する、いわゆる「チップセット」の役割をなす。また、サウスブリッジ12は、PCIバスNとISAバスとを接続する役割を果たす。
サウスブリッジ12は、特に、モード遷移のトリガとなる信号を出力する。例えば、サウスブリッジ12は、省電力モードからスタンバイモードへの復帰におけるトリガ信号である“WAKE_CNT”信号を出力する。
詳しくは、サウスブリッジ12は、CPLD16の出力端子162及び出力端子163に夫々対応する入力端子121(一方の入力端子)及び入力端子122(他方の入力端子)を有しており、SOC13に信号を出力するための出力端子123と、上述した各機能に係るハードウェアの電源回路(例えば、DCDC)に信号を出力する出力端子124を有している。“WAKE_CNT”信号は、出力端子124を介して、前記電源回路に出力される。
一方、LAN‐Cnt8から出力される信号は、CPLD16を介さず、サウスブリッジ12の入力端子121にのみ直接入力されるように構成されている。すなわち、LAN‐Cnt8は、特許請求の範囲に記載した残余の復帰指示受付部に含まれる。
ノースブリッジ15は、メモリコントローラ及びGPU(Graphic Processing Unit)としての機能を有しており、サウスブリッジ12と同様に、制御部1内の信号の流通を制御する、いわゆる「チップセット」の役割をなす。また、ノースブリッジ15は、CPU14とPCIバスNとの接続を行なう役割を果たす。
ROM18には各種の制御プログラム、演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ等が予め格納されており、RAM19はデータを一時的に記憶し、記憶順、記憶位置等に関係なく読み出すことが可能である。また、RAM19は、例えば、ROM18から読み出されたプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、該実行の際適宜変化するパラメータ等を記憶する。
CPU14は、ROM18に予め格納されている制御プログラムをRAM19上にロードして実行することによって、上述した各種ハードウェアの制御を行ない、装置全体を本発明の複合機100として動作させる。
更に、CPU14は、サウスブリッジ12の出力端子123を介して、サウスブリッジ12の入力端子122に入力される信号のレベルを検知し、検知された信号のレベルに基づき、スタンバイモードへの復帰に係る制御指示(信号)を出力する。
より詳しくは、CPU14は、CPLD16の入力端子161に入力されて信号保持部165に保持される信号であって、CPLD16の出力端子163を介してサウスブリッジ12の入力端子122に入力される信号のレベルを検知する。
前記スタンバイモードへの復帰に係る制御指示(以下、復帰時制御指示と言う。)としては、例えば、特定ハードウェアの起動制限があげられ、該特定ハードウェアは、画像入力部2、操作パネル5、表示部6等である。
例えば、定期ログ信号の発信、ファームアップ信号の受信、ファクシミリ信号の受信等の場合においては、当該信号の処理に係るハードウェアのみを起動させれば足りるのであって、画像入力部2及び表示部6等の起動(復帰)は必要なく、却って電力の無駄遣いにつながる。従って、このような場合における復帰においては、これら特定ハードウェアの起動を制限することが望ましい。
一方、省電力モードの際、ユーザによって、操作パネル5の何れかのハードウェアキー)が操作された場合は、各ハードウェアキーは複合機100をスタンバイモードに復帰させる指示として受け付ける。この際には、ユーザからの所定機能に係る指示を受け付けるためにすべてのハードウェアを起動(復帰)させておく必要があることから、上述したような起動制限は不要である。
したがって、本発明に係る複合機100においては、CPU14がサウスブリッジ12の入力端子122に入力される信号のレベルを検知し、該検知結果に基づき、SOC13(CPU14)が前記復帰時制御指示を適宜出力する。以下においては、説明の便宜上、表示部6の起動制限を行なう場合を例にあげて説明する。すなわち、CPU14による信号のレベルの検知結果に基づき、SOC13から、表示部6の起動を制限するか否かに係る指示信号“ON/OFF_CNT”を表示部6の電源回路に出力する。
図4は本発明の実施の形態の複合機100にて、LAN‐Cnt8がMagic‐Packetを受信した場合における処理を説明するフローチャートである。以下、図3に基づき、当該ハードウェアキーとしてホームキー51を例にあげて説明する。
例えば、外部からファームアップに係るMagic‐Packetが送信され、ネットワークインターフェースを介してLAN‐Cnt8が受信した場合(ステップS101)、LAN‐Cnt8は、その旨を表す“LAN_WAKE_N=0”信号をサウスブリッジ12に出力する(ステップS102)。
前記“LAN_WAKE_N=0”信号は、サウスブリッジ12の入力端子121及び入力端子122の内、一方の入力端子(入力端子121)にのみ入力される。
このように、ユーザがホームキー51を操作しなかった場合、操作パネル5からはこのような旨を表す“HM_KEY_N=1”信号が出力されている。前記“HM_KEY_N=1”信号はCPLD16の入力端子161に入力され、該信号のレベルに応じて、CPLD16は、出力端子162及び出力端子163の夫々を介して、“CPLD_WAKE_N=Z”信号及び“HM_DETECT=0”信号を出力する。換言すれば、ホームキー51が操作されない限り、“HM_DETECT=0”信号が入力端子122に入力されつづける。ここで、Zはハイインピーダンスである。
これによって、サウスブリッジ12の入力端子121及び入力端子122には、“WAKE_N=0”信号及び“HM_DETECT=0”信号が夫々入力される(ステップS103)。
このように、入力端子121に“WAKE_N=0”が入力された場合、すなわち、入力端子121に“0”が入力された場合、これを検知したサウスブリッジ12は、出力端子124を介して、前記“WAKE_CNT”信号を各機能に係るハードウェアの電源回路に出力し、起動シーケンスをスタートさせる(ステップS104)。
OSが起動する際、CPU14は出力端子123を介して、サウスブリッジ12の入力端子122(他方の入力端子)を確認する。上述したように、ホームキー51が操作されない限り、“HM_DETECT=0”信号が入力端子122に入力されつづけるので、入力端子122においては、“0”の入力が確認される(ステップS105)。
従って、CPU14は、表示部6の出力(起動)を制限する旨の“ON/OFF_CNT”信号を出力する。これによって、当該復帰において、表示部6の起動が制限される(ステップS106)。従って、ファームアップのように、表示部6の起動が必要でない場合には、該表示部6の起動を制限するので、無駄な電力消耗を防ぐことができる。
図5は本発明の実施の形態の複合機100にて、省電力モードの際、ユーザが操作パネル5の何れかのハードウェアキーを操作した場合における処理を説明するフローチャートである。以下、図3に基づき、当該ハードウェアキーとしてホームキー51を例にあげて説明する。
上述したように、ユーザがホームキー51を押下する操作を行なう前は、ホームキー51からは“HM_KEY_N=1”の信号が出力されつづけている。一方、ユーザがホームキー51を押下する操作を行なったことによって、表示部6の表示画面をホーム画面に戻す指示がホームキー51によって受け付けられた場合(ステップS201)、ホームキー51からは“HM_KEY_N=0”信号が出力される(ステップS202)。ここで、1=H/0=Lである。これによって、CPLD16の入力端子161には“0”信号が入力される。
CPLD16は“HM_KEY_N=0”信号が入力端子161に入力された場合、換言すれば、ユーザによってホームキー51が操作された場合、その際の作動モードがスタンバイモードか又は省電力モードかに基づき、異なるレベルの信号をサウスブリッジ12に出力する。例えば、省電力モードの場合、CPLD16は、出力端子162を介して“CPLD_WAKE_N=Z”を出力し、出力端子163を介して“HM_DETECT=1”信号を出力する。
この際、出力端子163を介してサウスブリッジ12に出力される信号は信号保持部165にて一時保持される(ステップS203)。これによって、ホームキー51が、例えばオン・オフ状態が保持出来ないタクトスイッチである場合であっても、サウスブリッジ12の入力端子122への出力が確保できる。
これによって、サウスブリッジ12の入力端子121及び入力端子122には、“WAKE_N=0”信号及び“HM_DETECT=1”信号が夫々入力される(ステップS204)。
このように、入力端子121に“WAKE_N=0”が入力されることによって、入力端子121にて“0”が検知された場合、サウスブリッジ12は、出力端子124を介して、前記“WAKE_CNT”信号を各機能に係るハードウェアの電源回路に出力し、起動シーケンスをスタートさせる(ステップS205)。
OSが起動する際、CPU14は出力端子123を介して、サウスブリッジ12の入力端子122(他方の入力端子)を確認する。上述したように、ホームキー51が操作された場合は、“HM_DETECT=1”信号が入力端子122に入力されるので、入力端子122においては、“1”の入力が確認される(ステップS206)。
この際、CPU14は、表示部6の出力(起動)を有効にする旨の“ON/OFF_CNT”信号を出力する。これによって、ユーザの操作パネル5の操作による復帰においては、表示部6も起動される(ステップS207)。
以上においては、復帰時制御指示によって、特定ハードウェアの起動制限が行なわれる場合を例として説明したが、これに限るものでない。例えば、スタンバイモード及び省電力モード以外の特定の作動モードを設け、復帰時制御指示によって当該特定の作動モードに遷移するように構成しても良い。
11 制御指示出力部
161 入力端子
122 入力端子
163 出力端子
165 信号保持部
51 ホームキー
16 CPLD
13 SOC
14 CPU
1 制御部
100 複合機(復帰指示受付部)
8 LAN‐Cnt(復帰指示受付部)
5 操作パネル
161 入力端子
122 入力端子
163 出力端子
165 信号保持部
51 ホームキー
16 CPLD
13 SOC
14 CPU
1 制御部
100 複合機(復帰指示受付部)
8 LAN‐Cnt(復帰指示受付部)
5 操作パネル
Claims (3)
- 自機が有する機能の実行に要される電力の制限が行なわれる省電力状態と、該制限がない通常状態との作動状態を有する電気機器において、
通常状態への復帰指示を受け付ける複数の復帰指示受付部と、
何れかの復帰指示受付部が前記復帰指示を受け付けた場合、復帰に係る制御指示を出力する制御指示出力部と、
前記複数の復帰指示受付部の中、一の復帰指示受付部から前記復帰指示を受け付けた旨の信号を受け付ける信号受付部とを備え、
該信号受付部は、前記復帰を促す一の信号と、前記一の復帰指示受付部が操作された旨の他の信号とを前記制御指示出力部に出力し、
前記制御指示出力部は、
残余の復帰指示受付部から前記復帰指示を受け付けた旨の信号又は前記信号受付部から前記一の信号が入力する一の入力端子と、前記信号受付部から前記他の信号が入力される他の入力端子とを有し、
前記一の入力端子及び他の入力端子に入力される信号に基づいて、部分的復帰の制御指示を出力するように構成されていることを特徴とする電気機器。 - 前記一の復帰指示受付部は、前記機能の実行に係る指示を受け付け、
前記制御指示出力部は、
前記一の入力端子に何れかの復帰指示受付部が前記復帰指示を受け付けた旨の信号が入力した場合であって、前記他の入力端子に前記他の信号が入力しなかった場合、前記一の復帰指示受付部が受け付ける機能に係る部分を除く部分的復帰の制御指示を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。 - 前記信号受付部は、前記他方の入力端子に出力すべき信号を保持する信号保持部を有することを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
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