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JP2014213738A - 乗物用シート - Google Patents

乗物用シート Download PDF

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Abstract

【課題】乗員の上体を安定して支持することができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】シートクッションとシートバックを備えた乗物用シートであって、シートバックのフレームを構成するシートバックフレームF2と、シートバックフレームF2に架け渡された連結ワイヤ70と、連結ワイヤ70を介してシートバックフレームF2に連結され、乗員からの荷重を支持する板状の受圧部材40とを備え、受圧部材40は、乗員の上体背部に対面する受圧部41と、受圧部41の左右両端部から左右方向外側に延出し、前後に弾性変形可能に形成された支持部42とを有し、支持部42の先端42Aと連結ワイヤ70は、前から見て、互いに重ならないように配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートクッションとシートバックを備えた乗物用シートに関する。
従来より、特許文献1などに開示されているように、シートバックの左右のサイドフレームの間に配置され、シートバックのパッド材を後方から支える板状の受圧部材を備えた乗物用シートが知られている。特許文献1の乗物用シートでは、受圧部材は、左右のサイドフレームの上部側と下部側にそれぞれ架設された連結ワイヤを介してサイドフレームに連結されている。
特開2010−179754号公報
ところで、乗物用シートにおいては、乗員の上体を安定して支持できることが求められる。
そこで、本発明は、乗員の上体を安定して支持することができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、シートバック内の部材の干渉を抑制することを目的とする。
前記した目的を達成するための本発明は、シートクッションとシートバックを備えた乗物用シートであって、前記シートバックのフレームを構成するシートバックフレームと、前記シートバックフレームに架け渡された連結ワイヤと、前記連結ワイヤを介して前記シートバックフレームに連結され、乗員からの荷重を支持する板状の受圧部材と、を備え、前記受圧部材は、乗員の上体背部に対面する受圧部と、前記受圧部の左右両端部から左右方向外側に延出し、前後に弾性変形可能に形成された支持部と、を有し、前記支持部の先端と前記連結ワイヤは、前から見て、互いに重ならないように配置されたことを特徴とする。
このような構成によれば、中央の受圧部と左右の支持部とにより乗員の上体を広い範囲で支持することができるので、乗員の上体を安定して支持することができる。また、支持部の先端と連結ワイヤが前から見て互いに重ならないように配置されていることで、支持部の変形などによりその先端が前後に移動した場合であっても、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉を抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記連結ワイヤは、上下に架け渡されている構成とすることができる。
これによれば、連結ワイヤが左右に架け渡される構成と比較して、支持部の先端と連結ワイヤが前から見て互いに重ならない配置を簡易な構成で実現することができる。これにより、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉を抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記連結ワイヤは、左右方向内側に凸となるように屈曲した屈曲部を有し、前記支持部は、上下方向において前記屈曲部の上端から下端までの範囲に少なくとも一部が位置するように形成されている構成とすることができる。
これによれば、連結ワイヤの支持部と同じ高さ位置にある部分の少なくとも一部が支持部の先端から左右方向内側に逃げるように配置されることになるので、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記支持部は、上下方向において前記屈曲部の上端から下端までの範囲内に形成されている構成とすることができる。
これによれば、連結ワイヤの支持部と同じ高さ位置にある部分全体が支持部の先端から左右方向内側に逃げるように配置されることになるので、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉を一層抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記連結ワイヤと前記受圧部材との連結部は、前記受圧部に配置されている構成とすることができる。
これによれば、支持部の先端から遠い位置に連結部が配置されることになるので、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉をより抑制することができる。また、逆に言えば、支持部の近傍に連結部が配置されていないことで、連結ワイヤにより支持部の変形が規制されることを抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記シートバックフレームは、前記シートバックの左右のフレームを構成する左右のサイドフレームを有し、前記支持部は、変形したときの先端の移動軌跡が前記サイドフレームの左右方向内側を通るように形成されている構成とすることができる。
これによれば、支持部の変形によりその先端が前後に移動した場合であっても、支持部の先端とサイドフレームとの干渉を抑制することができる。
本発明によれば、受圧部と左右の支持部とにより乗員の上体を広い範囲で支持できるので、乗員の上体を安定して支持することができる。また、支持部の先端と連結ワイヤが前から見て互いに重ならないように配置されているので、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉を抑制することができる。
また、本発明によれば、連結ワイヤを上下に架け渡すことで、支持部の先端と連結ワイヤが前から見て互いに重ならない配置を簡易な構成で実現でき、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉を抑制することができる。
また、本発明によれば、支持部の少なくとも一部を連結ワイヤの屈曲部と同じ高さ位置に形成することで、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉をより抑制することができる。
また、本発明によれば、支持部を連結ワイヤの屈曲部と同じ高さ位置に形成することで、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉を一層抑制することができる。
また、本発明によれば、連結ワイヤと受圧部材との連結部を受圧部に配置することで、支持部の先端と連結ワイヤとの干渉をより抑制することができる。また、連結ワイヤにより支持部の変形が規制されることを抑制することができる。
また、本発明によれば、支持部を変形したときの先端の移動軌跡がサイドフレームの左右方向内側を通るように形成することで、支持部の先端とサイドフレームとの干渉を抑制することができる。
実施形態に係る乗物用シートの一例としての車両用シートの斜視図である。 車両用シートに内蔵されるシートフレームの斜視図である。 シートフレームを構成するシートバックフレームの正面図である。 図3のX−X断面図である。 変形例に係るシートバックフレームの正面図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、一実施形態に係る乗物用シートは、自動車の運転席や助手席などに使用される車両用シートSとして構成され、乗員が着座するシートクッションS1と、シートバックS2と、乗員の頭部を支持するヘッドレストS3とを主に備えている。そして、詳細については後述するが、この車両用シートSは、自車両の後部に他車両が追突したり、後退する自車両の後部が他車両や構造物などに衝突したりして乗員の上体からシートバックS2に所定値以上の後退移動荷重が作用したときに乗員の上体をシートバックS2に沈み込ませるように構成されている。
シートクッションS1およびシートバックS2には、図2に示すようなシートフレームFが内蔵されている。シートフレームFは、シートクッションS1のフレームを構成するシートクッションフレームF1と、シートバックS2のフレームを構成するシートバックフレームF2とから主に構成されている。シートクッションS1は、シートクッションフレームF1に、ウレタンフォームなどのクッション材からなるシートクッションパッドと、合成皮革や布地などからなる表皮材を被せることで構成され、シートバックS2は、シートバックフレームF2に、クッション材からなるシートバックパッド50と、表皮材60を被せることで構成されている(図1参照)。
シートバックフレームF2は、上部フレーム10と、シートバックの左右のフレームを構成する左右のサイドフレーム20と、下部フレーム30とを主に有して構成され、上部フレーム10、左右のサイドフレーム20および下部フレーム30が溶接などによって一体に結合された枠状に形成されている。
上部フレーム10は、略U字形状に屈曲するパイプ材で構成されており、左右方向に延びる横パイプ部11に、ヘッドレストS3を取り付けるためのサポートブラケット12が溶接によって固定されている。また、上部フレーム10の上下方向に延びる左右の縦パイプ部13には、金属板からなるクロスメンバー14が当該左右の縦パイプ部13に架け渡されるように溶接によって固定されている。
左右のサイドフレーム20は、金属板をプレス加工するなどして断面視略U字形状に形成され、左右方向に対向して配置されている。
下部フレーム30は、金属板から構成されており、左右のサイドフレーム20の下部の間に渡されるように配置されている。
図3に示すように、シートバックフレームF2の内側には、シートバックフレームF2に架け渡された連結ワイヤ70と、シートバックパッド50などを介して乗員からの荷重を支持する受圧部材40が配置されている。
連結ワイヤ70は、受圧部材40をシートバックフレームF2に連結するための部材である。この連結ワイヤ70は、屈曲により略U字形状に形成されており、上下方向に延びる左右の縦ワイヤ部71と、左右の縦ワイヤ部71の下端同士を連結するように左右方向に延びる横ワイヤ部72とを有している。また、左右の縦ワイヤ部71は、それぞれ、左右方向内側、より詳細には、シートバックフレームF2の左右方向中央に向けて凸となるように屈曲した屈曲部73を有している。
本実施形態において、クロスメンバー14と下部フレーム30には、それぞれ、その一部を切り起こして曲げることで形成されたワイヤ係合部15,31が複数設けられている。連結ワイヤ70は、下部の横ワイヤ部72が複数箇所で下部フレーム30のワイヤ係合部31に係止され、左右の縦ワイヤ部71の上端部がそれぞれクロスメンバー14のワイヤ係合部15に係止されている。これにより、連結ワイヤ70は、左右の縦ワイヤ部71がクロスメンバー14と下部フレーム30との間を上下に架け渡されている。なお、連結ワイヤ70とシートバックフレームF2との結合は、溶接などによって行ってもよい。
受圧部材40は、樹脂などから形成された板状の部材であり、連結ワイヤ70を介してシートバックフレームF2に連結され、左右のサイドフレーム20に対し後退移動可能に設けられている。この受圧部材40は、乗員の上体背部に対面する受圧部41と、受圧部41の左右両端部から左右方向外側に延出する左右の支持部42とを主に有している。
受圧部41には、受圧部材40を連結ワイヤ70に留めるための係合爪43が一体に形成されている。係合爪43は、受圧部41の左右で上下方向に並んで3つずつ、合計6つ形成され、それぞれが、図4に示すように、受圧部41の後面から後方に延出した後、屈曲して受圧部41の後面に沿うように延び、さらに前方に屈曲する断面視略U字形状をなしている。各係合爪43は、連結ワイヤ70(縦ワイヤ部71の屈曲部73)に係合すると、縦ワイヤ部71を抱持するとともに、受圧部41の後面との間で縦ワイヤ部71を挟持する。本実施形態では、係合爪43が受圧部41に形成されているので、言い換えると、連結ワイヤ70と受圧部材40との連結部が、左右の支持部42ではなく、受圧部41に配置されている。
図3および図4に示すように、支持部42は、シートバックパッド50の後述する側部52を介して主に乗員の上体のうち胸の高さに対応する部位の側部の後ろ寄りの部分を支持する。この支持部42は、受圧部41と一体に形成され、受圧部41の左右両端の上部、より具体的には、受圧部41の乗員の胸部の高さに対応する部分から、左右方向外側の斜め前方に向けて延出している。また、図3に示すように、支持部42は、上下方向において、連結ワイヤ70の支持部42から遠ざかるように屈曲する屈曲部73の上端73Aから下端73Bまでの範囲73R内に形成されている。これにより、支持部42と同じ高さ位置においては、連結ワイヤ70(縦ワイヤ部71)が、支持部42ではなく受圧部41の後側を通ることになるため、支持部42の先端42Aと連結ワイヤ70は、前から見て、互いに重ならないように配置されている。
図4に示すように、シートバックフレームF2を覆うシートバックパッド50は、受圧部41に対面する中央部51と、中央部51の左右両側に設けられて中央部51よりも前に張り出した左右の側部52とを有している。本実施形態において、支持部42は、シートバックパッド50の側部52に対面して配置されており、乗員がシートバックS2にもたれた際の側部52の弾性変形に追従できるように、受圧部41との接続部分付近を支点として前後に弾性的に撓み変形可能に形成されている。また、支持部42は、変形したときの先端42Aの移動軌跡42Tがサイドフレーム20の前側部分の左右方向内側を通るように形成されている。
以上説明した車両用シートSは、自車両の後部に他車両が追突するなどして乗員の上体からシートバックS2に所定値以上の後退移動荷重が作用すると、乗員の上体に押されてシートバックパッド50の中央付近が大きく変形し、シートバックパッド50を介して受圧部材40に大きな後退移動荷重が作用する。そうすると、主に連結ワイヤ70の縦ワイヤ部71が撓むなどして変形することで、受圧部材40が左右のサイドフレーム20に対して後退移動し、これに伴い、乗員の上体がシートバックS2に深く沈み込むこととなる。その結果、乗員の頭部がヘッドレストS3に速やかに近づいてヘッドレストS3に支持されるため、車両の後面衝突による衝撃から乗員の頭部や頸部を保護することができるようになっている。
次に、以上のように構成された車両用シートSの効果について説明する。
車両用シートSでは、図3に示したように、受圧部材40が受圧部41と左右の支持部42とを有しているので、中央の受圧部41と左右の支持部42とにより乗員の上体を広い範囲で支持することができ、これにより、乗員の上体を安定して支持することができる。また、支持部42の先端42Aと連結ワイヤ70が前から見て互いに重ならないように配置されているので、図4に示すように、支持部42の変形によりその先端42Aが前後に移動した場合であっても、支持部42の先端42Aと連結ワイヤ70との干渉を抑制することができる。
特に本実施形態では、図3に示したように、連結ワイヤ70が上下に架け渡されているので、従来技術のような連結ワイヤが左右に架け渡される構成と比較して、支持部42の先端42Aと連結ワイヤ70が前から見て互いに重ならない配置を、簡易な構成で実現することができる。
また、本実施形態では、支持部42が上下方向において屈曲部73の上端73Aから下端73Bまでの範囲73R内に形成されていることで、連結ワイヤ70の支持部42と同じ高さ位置にある部分全体が先端42Aから左右方向内側に逃げるように配置されることになるため、先端42Aと連結ワイヤ70との干渉をより抑制することができる。
また、本実施形態では、連結ワイヤ70と受圧部材40との連結部(係合爪43)が受圧部41に配置されていることで、先端42Aから遠い位置に係合爪43に係止される連結ワイヤ70が配置されることになるため、これによっても、先端42Aと連結ワイヤ70との干渉をより抑制することができる。また、逆に言えば、支持部42の近傍に連結ワイヤ70が配置されていないことで、連結ワイヤ70により支持部42の変形が規制されることを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、支持部42が変形したときの先端42Aの移動軌跡42Tがサイドフレーム20の左右方向内側を通るので、先端42Aが前後に移動した場合であっても、先端42Aとサイドフレーム20との干渉を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、図3に示したように、支持部42は、上下方向において連結ワイヤ70の屈曲部73の上端73Aから下端73Bまでの範囲73Rにその全体が位置するように形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、支持部42は、上下方向において屈曲部73の上端73Aから下端73Bまでの範囲73Rにその一部が位置するように形成されていてもよい。これによっても、連結ワイヤ70の支持部42と同じ高さ位置にある部分の一部が先端42Aから左右方向内側に逃げるように配置されることになるので、先端42Aと連結ワイヤ70との干渉を抑制することができる。
前記実施形態では、図3に示したように、連結ワイヤ70と受圧部材40との連結部(係合爪43)が受圧部41に配置されていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、係合爪は、支持部に配置されていてもよい。なお、連結ワイヤと受圧部材との連結は、係合爪による連結に限定されず、例えば、受圧部材に形成した上下や左右などに並ぶ一対の貫通孔の間に結束バンドで連結ワイヤを連結するような構成などであってもよい。
前記実施形態では、連結ワイヤ70(縦ワイヤ部71)がクロスメンバー14と下部フレーム30との間を上下に架け渡されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3を参考にして説明すると、連結ワイヤは、左右のサイドフレーム20の間を左右に架け渡されていてもよい。また、連結ワイヤは、一方のサイドフレーム20と、クロスメンバー14または下部フレーム30との間を斜めに架け渡されていてもよい。
前記実施形態では、支持部42が乗員の胸部の高さに対応する位置のみに形成されていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、支持部は、乗員の腰部の高さに対応する位置のみに形成されていてもよいし、乗員の胸部の高さに対応する位置および腰部の高さに対応する位置の両方に形成されていてもよい。なお、支持部を乗員の胸部の高さに対応する位置と腰部の高さに対応する位置の両方に形成する場合、乗員の胸部の高さに対応する支持部と、腰部の高さに対応する支持部とは、独立して形成されていてもよいし、互いに連結した状態で形成されていてもよい。
前記実施形態では、図4に示したように、支持部42は、変形したときの先端42Aの移動軌跡42Tがサイドフレーム20の左右方向内側を通るように形成され、これにより、先端42Aとサイドフレーム20との干渉が抑制されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、支持部は、所定量変形したときに先端がサイドフレームに当接するように形成されていてもよい。これによれば、支持部の過剰な変形を抑制することができる。
前記実施形態では、乗物用シートとして、自動車で使用される車両用シートSを例示したが、本発明はこれに限定されず、その他の乗物用シート、例えば、鉄道車両や船舶、航空機などで使用されるシートであってもよい。
20 サイドフレーム
40 受圧部材
41 受圧部
42 支持部
42A 先端
43 係合爪
70 連結ワイヤ
73 屈曲部
F2 シートバックフレーム
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック

Claims (6)

  1. シートクッションとシートバックを備えた乗物用シートであって、
    前記シートバックのフレームを構成するシートバックフレームと、
    前記シートバックフレームに架け渡された連結ワイヤと、
    前記連結ワイヤを介して前記シートバックフレームに連結され、乗員からの荷重を支持する板状の受圧部材と、を備え、
    前記受圧部材は、乗員の上体背部に対面する受圧部と、前記受圧部の左右両端部から左右方向外側に延出し、前後に弾性変形可能に形成された支持部と、を有し、
    前記支持部の先端と前記連結ワイヤは、前から見て、互いに重ならないように配置されたことを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記連結ワイヤは、上下に架け渡されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記連結ワイヤは、左右方向内側に凸となるように屈曲した屈曲部を有し、
    前記支持部は、上下方向において前記屈曲部の上端から下端までの範囲に少なくとも一部が位置するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記支持部は、上下方向において前記屈曲部の上端から下端までの範囲内に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
  5. 前記連結ワイヤと前記受圧部材との連結部は、前記受圧部に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  6. 前記シートバックフレームは、前記シートバックの左右のフレームを構成する左右のサイドフレームを有し、
    前記支持部は、変形したときの先端の移動軌跡が前記サイドフレームの左右方向内側を通るように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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