JP7239801B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
また、本発明の乗物用シートによれば、サイドフレームに連結された第1パンフレームの内側に第2パンフレームが配置されるため、パンフレームを小型化することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、連結ブラケットが屈曲部において変形しやすくなるため、着座者に生じる衝撃を適切に吸収することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、連結ブラケットに屈曲部が複数設けられていることにより、着座者に生じる衝撃をより一層吸収することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、屈曲部が前後方向に延在しているため、着座者に生じる衝撃をより一層吸収することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第1パンフレーム及び第2パンフレームよりも変形しやすい連結ブラケットを優先的に変形させることで、前突時に着座者が沈み込んだ際の衝撃の吸収を適切に制御することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第1パンフレームよりも変形しやすい第2パンフレームにより、前突時に着座者が沈み込んだ際の衝撃を適切に吸収することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、前突時に着座者が沈み込んだ際に、連結ブラケットが脆弱部において変形しやすくなるため、衝撃を適切に吸収することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、前突時に着座者が沈み込んだ際に、衝撃吸収に寄与する連結ブラケットの数が複数設けられることで、着座者に生じる衝撃をより一層抑制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、前突時に着座者が沈み込んだときに、まず第2パンフレームに下方への荷重が生じて、連結ブラケットに荷重が伝達されるため、着座者に生じる衝撃が適切に吸収される。
本実施形態に係る車両用シートSは、図1に図示した外観を有している。なお、図1中、車両用シートSの一部(具体的には、シートクッションS1の前端角部)については、図示の都合上、トリムカバー1aを外した構成にて図示している。
図2を参照しながら、本実施形態に係るシートクッションフレーム10の構成について説明する。シートクッションフレーム10は、シートクッションS1の骨格を形成するものであり、シートクッションフレーム10の後端部は、不図示のリクライニング機構を介して不図示のシートバックフレームに連結されている。
本実施形態に係る第1パンフレーム20は、図3に示すように、左右の端部に設けられた右側部21及び左側部22と、右側部21と左側部22とを接続し、シート幅方向に延在する前方部23と、右側部21、左側部22、前方部23よりも下方に配置された下方部24を備えている。
本実施形態に係る第2パンフレーム30は、図4に示すように、シート幅方向に延在するベース部31と、ベース部31の右側の端部を折り曲げて形成された右フランジ部32と、ベース部31の左側の端部を折り曲げて形成された左フランジ部33と、ベース部31の前側の端部を折り曲げて形成された折曲部34と、折曲部34から前側に延出する延出部35を備えている。
本実施形態に係る連結ブラケット40は、図5A及び5Bに示すように、第1取付部41と、第2取付部42と、第1取付部41と第2取付部42とを連結する屈曲部43を備えている。第1取付部41には一対の孔41aが穿設され、第2取付部42には1つの孔42aが穿設されている。連結ブラケット40は、金属製の部材を折り曲げることで屈曲部43が形成されている。
前突などの衝撃発生時には、着座者が沈み込み、着座者の脊椎に圧縮荷重が生じてしまうことがある。本実施形態の車両用シートSのシートクッションフレーム10は、一対のサイドフレーム11に連結された第1パンフレーム20と、第1パンフレーム20に連結された第2パンフレーム30と、第1パンフレーム20と第2パンフレーム30を連結する連結ブラケット40を備えており、前突などの衝撃発生時に、着座者の沈み込みに伴って生じる衝撃を抑制することが可能となっている。具体的には、前突時に、着座者が沈み込んだ際に、第1パンフレーム20と第2パンフレーム30を連結する連結ブラケット40が屈曲部43で変形することで、着座者に生じる衝撃の吸収に寄与する。したがって、着座者の脊椎に圧縮荷重が生じてしまうことが抑制される。以下、本実施形態に係るシートクッションフレーム10における衝撃の吸収について説明をする。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下においては、本実施形態に係るシートクッションフレームの変形例について説明する。
S1 シートクッション
1a トリムカバー
1b クッションパッド
2a 第一の吊りこみ部(右側吊りこみ部)
2b 第二の吊りこみ部(左側吊りこみ部)
2c 第三の吊りこみ部(前側吊りこみ部)
2d 第四の吊りこみ部(後側吊りこみ部)
S2 シートバック
S3 ヘッドレスト
10 シートクッションフレーム
11 サイドフレーム
11a フランジ
12 フレーム連結部材
20 第1パンフレーム
21 右側部
22 左側部
23 前方部
24 下方部
30 第2パンフレーム
31 ベース部
32 右フランジ部
33 左フランジ部
34 折曲部
35 延出部
36a,37a,38a,39a 突出片
36b,37b,38b,39b 開口
40 連結ブラケット
41 第1取付部
41a 孔
42 第2取付部
42a 孔
43 屈曲部
10X シートクッションフレーム
11X サイドフレーム
16X スリット(脆弱部)
16Y 折曲部(脆弱部)
13X パイプ部材
20X 第1パンフレーム部
25X,26X スリット(脆弱部)
26Y 折曲部(脆弱部)
30X 第2パンフレーム部
Claims (9)
- シートクッションを備えた乗物用シートであって、
前記シートクッションは、前記乗物用シートの幅方向に離間して設けられた一対のサイドフレームと、
前記一対のサイドフレームに連結された第1パンフレームと、
前記第1パンフレームに連結された第2パンフレームと、
前記第1パンフレームと前記第2パンフレームを連結する連結ブラケットを備え、
前記連結ブラケットは、前記第1パンフレームに対する第1取付部と、
前記第2パンフレームに対する第2取付部と、を有し、
前記第2パンフレームは、前記乗物用シートの幅方向において長尺状に形成されており、
前記連結ブラケットは、前記一対のサイドフレームの前方部分で前記第2パンフレームの両端部に取り付けられており、
前記連結ブラケットの前記第1取付部と前記第2取付部は平行に形成されており、
前記連結ブラケットは、シート幅方向において、
前記第1取付部が外側に位置し、前記第2取付部が内側に位置するように配置されており、
前記第1取付部は、前記第1パンフレームの側面に取付けられ、
前記第2取付部は、前記第2パンフレームの側面に取付けられていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記第2パンフレームは、前記第1パンフレームよりも後方に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記連結ブラケットの前記第1取付部と前記第2取付部には取付穴が設けられており、前記第1取付部には前記取付穴が複数設けられていることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記第2取付部に取り付けられる締結部材の先端は、前記第2取付部と連続する屈曲部には届かない位置にあることを特徴とする請求項2又は3に記載の乗物用シート。
- 前記第2パンフレームには受圧部材を係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の乗物用シート。
- 前記第2パンフレームには、前記連結ブラケットよりも前方に延出する延出部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の乗物用シート。
- 前記連結ブラケットは、前記第2パンフレームのフランジ部と対向する位置に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
- 前記係止部は、前記乗物用シートの幅方向において前記フランジ部に挟まれる位置に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の乗物用シート。
- 前記延出部は、前記乗物用シートの幅方向において前記フランジ部に挟まれる位置に形成されていることを特徴とする請求項7又は8の何れか一項に記載の乗物用シート。
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- 2018-01-25 JP JP2018010768A patent/JP7239801B2/ja active Active
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