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JP2014165380A - シート剥離装置および剥離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】素早く接着シートの剥離きっかけを形成し、しかも、接着シートの剥離不良の発生を抑制できるシート剥離装置を提供する。
【解決手段】シート剥離装置10は、帯状の剥離シートRLの一方の面に接着シートASが仮着された原反RSを繰り出す繰出手段2と、前記繰り出しによって所定の剥離方向に搬送される接着シートASが仮着されている剥離シート部分を剥離媒体41A、41Bを介して折り曲げることで、当該接着シートASを剥離シートRLから剥離する剥離手段4と、剥離手段4で接着シートASが剥離されたことを検知可能な検知手段5とを備え、剥離手段4は、剥離媒体41A、41Bによって接着シートASが剥離されなかったことが検知手段5を介して判断された際に、剥離媒体41Bを剥離方向に沿う方向に移動させる剥離媒体移動手段48Bを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート剥離装置および剥離方法に関する。
従来、帯状台紙(剥離シート)に仮着されたラベル(接着シート)を当該帯状台紙から剥離するラベル剥離方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のラベル剥離方法では、帯状台紙を剥離板(剥離媒体)の先端位置である剥離位置で急激に転向搬送させ、当該ラベルを帯状台紙から剥離する方法において、ラベル先端部が剥離位置を通過した時点で帯状台紙の搬送を一旦停止させ、ラベルが帯状台紙から剥離しようとする力(剛性)によって剥離きっかけを形成するようにしている。
特開2002−326616号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のラベル剥離方法では、ラベルが帯状台紙から剥離しようとする剛性のみに頼って接着シートが剥離シートから剥離されるのを待つので、剥離きっかけが形成されるのに長い時間を要する他、剥離きっかけが形成できずに接着シートの剥離不良を発祥するという不都合がある。
本発明の目的は、素早く接着シートの剥離きっかけを形成し、しかも、接着シートの剥離不良の発生を抑制できるシート剥離装置および剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のシート剥離装置は、帯状の剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、前記繰り出しによって所定の剥離方向に搬送される前記接着シートが仮着されている剥離シート部分を剥離媒体を介して折り曲げることで、当該接着シートを前記剥離シートから剥離する剥離手段と、前記剥離手段で前記接着シートが剥離されたことを検知可能な検知手段とを備え、前記剥離手段は、前記剥離媒体によって前記接着シートが剥離されなかったことが前記検知手段を介して判断された際に、前記剥離媒体を前記剥離方向に沿う方向に移動させる剥離媒体移動手段を有する、という構成を採用している。
この際、本発明のシート剥離装置では、前記剥離手段は、複数の剥離媒体を有し、前記剥離媒体移動手段は、前記複数の剥離媒体のうちの少なくとも1を前記剥離方向に沿う方向に移動させる、ことが好ましい。
一方、本発明のシート剥離方法は、帯状の剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出工程と、前記繰り出しによって所定の剥離方向に搬送される前記接着シートが仮着されている剥離シート部分を剥離媒体を介して折り曲げることで、当該接着シートを前記剥離シートから剥離する剥離工程とを備え、前記剥離工程において前記接着シートが剥離されなかった際に、前記剥離媒体を前記剥離方向に沿う方向に移動させる工程を行う、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、接着シートが剥離されなかったことが検知手段を介して判断れた際に、剥離媒体を剥離方向に沿う方向に移動させるため、従来のように接着シートの剛性のみに頼って接着シートが剥離シートから剥離されるのを待つのではなく、積極的に剥離シートの折り曲げの機会を増やすことができ、素早く接着シートの剥離きっかけを形成し、しかも、接着シートの剥離不良の発生を抑制できるシート剥離装置および剥離方法を提供することができる。
この際、複数の剥離媒体を用い、複数の剥離媒体の少なくとも1を剥離方向に沿う方向に移動させるようにすれば、効率よく剥離シートの折り曲げの機会を増やすことができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の側面図。 (A)、(B)は、折り曲げ角度を変更するときの動作説明図。 (A)〜(C)は、接着シートが剥離されなかったときの動作説明図。 (A)〜(C)は、本発明の変形例に係るシート貼付装置の動作説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態において基準となる図を挙げることなく、例えば、上、下、左、右、または、前、後といった方向を示した場合は、全て図1を正規の方向(付した番号が適切な向きとなる方向)から観た場合を基準とし、上、下、左、右方向が紙面に平行な方向であり、前が紙面に直交する手前方向、後が紙面に直交する奥側方向とする。
図1において、シート貼付装置1は、帯状の剥離シートRLの一方の面に接着面ADを備えた接着シートASが仮着された原反RSから接着シートASを剥離するシート剥離装置10と、接着シートASを被着体としての半導体ウェハ(以下、単に「ウェハ」という場合がある)WFに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ6と、ウェハWFを支持して当該ウェハWFと押圧ローラ6とを相対移動させる支持手段7とを備えている。
シート剥離装置10は、原反RSを繰り出す繰出手段2と、原反RSの剥離角度を調整する剥離角度調整手段3と、繰り出しによって所定の剥離方向DAに搬送される接着シートASが仮着されている剥離シートRL部分を剥離媒体としての第1、第2剥離板41A、41Bを介して折り曲げることで、当該接着シートASを剥離シートRLから剥離する剥離手段4と、剥離手段4で接着シートASが剥離されたことを検知可能な光学センサや撮像装置等で構成された検知手段5とを備えている。
繰出手段2は、原反RSを支持する支持ローラ21と、原反RSを案内するガイドローラ22と、駆動機器としての回動モータ23によって駆動する駆動ローラ24との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ25と、図示しない駆動機器によって駆動し、剥離シートRLを回収する回収ローラ26とを備え、その全体がフレーム27に支持されている。
剥離角度調整手段3は、駆動機器としての直動モータ31と、直動モータ31の出力軸31Aに支持されたブラケット32に回転可能に支持された剥離角度調整ローラ33とを備えている。
剥離手段4は、第1、第2剥離板41A、41Bと、第1、第2剥離板41A、41Bのうちの少なくとも1を接着シートの剥離方向DAに沿う方向に移動させる剥離媒体移動手段である駆動機器としての直動モータ48A、48Bとを備え、直動モータ48A、48Bの出力軸49A、49Bにそれぞれ第1、第2剥離板41A、41Bが支持されている。
第1剥離板41Aは、第1剥離縁42Aで交差する第1面43Aと第2面44Aとを備え、第2剥離板41Bは、第2剥離縁42Bで交差する第3面43Bと第4面44Bとを備え、第2面44Aと第4面44Bとが接触しあうことで相互に補強し合う補強材として機能する。
支持手段7は、図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等の吸引手段によってウェハWFを吸着保持可能な支持面71を有するテーブル72と、テーブル72をスライダ73で支持する駆動機器としてのリニアモータ74とを備えている。
以上のシート貼付装置1において、ウェハWFに接着シートASを貼付する手順を説明する。
先ず、オペレータが図示しない操作パネル等を介して使用する剥離媒体として第1剥離板41Aを選択すると、剥離手段4が直動モータ48A、48Bを駆動し、図1に示すように、第1剥離縁42Aが剥離位置PPに位置するように第1剥離板41Aを移動するとともに、図1中実線で示す退避位置に第2剥離板41Bを移動する。その後、オペレータが原反RSを図1に示すようにセットし、図示しない操作パネル等を介して運転開始信号が入力されると、剥離角度調整手段3が直動モータ31を駆動し、第1面43Aに剥離シートRLが接触するように、剥離角度調整ローラ33を下降させる。これにより、剥離シートRLの折り曲げ角度は、角度θminとなる。次いで、繰出手段2が回動モータ23および図示しない駆動機器を駆動して原反RSを繰り出し、接着シートASの剥離先端部が第1剥離縁42Aによって所定長さ剥離され、当該先端部が検知手段5に検知されると、回動モータ23および図示しない駆動機器の駆動を停止してスタンバイ状態となる。
ここで、例えば、接着シートASが剥離シートRLから剥離しにくいものの場合、オペレータは、剥離シートRLの折り曲げ角度がなるべく小さくなるように、上述のようにして第1剥離板41Aを選択することができる。
また、例えば、剥離シートRLが切断されやすい材質のものであったり、脆い材質のものであったりした場合には、オペレータは、剥離シートRLの折り曲げ角度がなるべく大きくなるように、図示しない操作パネル等を介して使用する剥離媒体として第1剥離板41Aと第2剥離板41Bとの両方を選択することができる。この場合、剥離手段4が直動モータ48A、48Bを駆動し、図2(A)に示すように、第1、第2剥離縁42A、42Bが剥離位置PPに位置するように第1、第2剥離板41A、41Bを移動する。これにより、剥離シートRLの折り曲げ角度は、角度θminよりも大きな角度θmaxとなる。
さらに、例えば、上述の中間的なもの、つまり、接着シートASが剥離シートRLから剥離しにくい傾向があり、剥離シートRLが切断されやすい傾向があるような場合には、オペレータは、剥離シートRLの折り曲げ角度が上述の中間となるように、図示しない操作パネル等を介して使用する剥離媒体として第2剥離板41Bを選択することができる。この場合、剥離手段4が直動モータ48A、48Bを駆動し、図2(B)に示すように、第2剥離縁42Bが剥離位置PPに位置するように第2剥離板41Bを移動するとともに、同図中実線で示す退避位置に第1剥離板41Aを移動する。次いで、剥離角度調整手段3が直動モータ31を駆動し、第4面44Bに剥離シートRLが接触するように、剥離角度調整ローラ33を下降させる。これにより、剥離シートRLの折り曲げ角度は、角度θminよりも大きく、かつ、角度θmaxよりも小さい角度θmidとなる。
なお、繰出手段2が回動モータ23および図示しない駆動機器を駆動して原反RSを所定長さ(接着シートASの1ピッチ分)または、所定時間(接着シートASを1枚繰り出すのに要する時間)繰り出したにも関わらず、検知手段5が接着シートASを検知しなかった場合、当該接着シートASは、図3(A)に示すように、剥離シートRLとともに折り曲げられ、第1剥離板41Aによって接着シートASが剥離されなかったと判断できるので、繰出手段2が回動モータ23および図示しない駆動機器の駆動を停止した後、剥離手段4が先端部剥離動作を行う。すなわち、図3(A)の状態から剥離手段4が直動モータ48Bを駆動し、第2剥離板41Bを剥離方向DAに沿って移動させ、図3(B)に示すように、剥離位置PP(第1剥離縁42A)よりも先方の前方位置PQに第2剥離縁42Bを位置させ、接着シートASおよび剥離シートRLの折り曲げられた部分を一旦伸ばす(接着シートASを一旦まっすぐにする)。このとき、繰出手段2が回動モータ23および図示しない駆動機器を駆動し、剥離シートRLを回収する方向の反対方向に搬送してもよいし、回動モータ23および図示しない駆動機器を駆動することなく剥離シートRLを引き伸ばしてもよい。次いで、剥離手段4が直動モータ48Bを駆動し、図3(C)に示すように、第2剥離板41Bを退避位置に戻すことで、剥離シートRLが再度第1剥離縁42Aで曲げられ、当該折り曲げの機会が増えることで、接着シートASの剥離先端部が剥離シートRLから剥離されやすくなり、接着シートASの剥離先端部が検知手段5に検知されると、スタンバイ状態となる。
そして、図示しない搬送手段がテーブル72の支持面71上にウェハWFを載置すると、支持手段7が図示しない吸引手段を駆動し、ウェハWFを吸着保持して、リニアモータ74を駆動してテーブル72を左方向に搬送する。そして、このテーブル72の搬送に合わせ、繰出手段2が回動モータ23および図示しない駆動機器を駆動して、テーブル72の搬送に同期させて原反RSを繰り出し、第1剥離板41Aで剥離シートRLから接着シートASを剥離し、押圧ローラ6が接着シートASをウェハWFに押圧して貼付する。その後、接着シートASが貼付されたウェハWFは、図示しない搬送手段等によって次工程へ搬送され、テーブル72が図1に示す位置に復帰し、以降上述と同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、接着シートASが剥離されなかったことが検知手段5を介して判断れた際に、第1、第2剥離板41A、41Bを剥離方向DAに沿う方向に移動させるため、積極的に剥離シートRLの折り曲げの機会を増やすことができ、素早く接着シートASの剥離きっかけを形成し、しかも、接着シートASの剥離不良の発生を抑制できるシート剥離装置10を提供することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、図4に示すように、第1剥離板41Aと、直動モータ48Aとのみで構成された剥離手段4Gを剥離手段4の代わりに設けたシート剥離装置10Gを採用してもよい。このような構成において、図4(A)に示すように、第1剥離板41Aによって接着シートASが剥離されなかったことが検知手段5を介して判断されると、剥離手段4Gが直動モータ48Aを駆動し、第1剥離板41Aを接着シートASの剥離方向DAに沿う方向に移動させ、図4(B)に示すように、前方位置PQに第1剥離縁42Aを位置させ、上述度同様にして接着シートASおよび剥離シートRLの折り曲げられた部分を一旦伸ばす。次いで、剥離手段4Gが直動モータ48Aを駆動し、図4(C)に示すように、第1剥離板41Aを剥離位置PPに戻す。このような構成とすることでも、剥離シートRLの折り曲げの機会を増やすことができ、素早く接着シートASの剥離きっかけを形成し、しかも、接着シートASの剥離不良の発生を抑制できる。
また、先端部剥離動作は、接着シートASが検知手段5で検知されるまで複数回繰り返して行ってもよい。
さらに、先端部剥離動作は、図3(B)に示す状態から、所定のストローク、例えば、剥離位置PPから前方位置PQまでの距離(以下「位相距離」という)の2倍に相当するストロークで第2剥離板41Bを1往復以上進退させてから、当該第2剥離板41Bを退避位置に戻してもよい。
また、先端部剥離動作は、図3(B)に示す状態から、第2剥離縁42Bを剥離位置PPに移動させた後、例えば、位相距離に相当するストロークで第1剥離板41Aを1往復以上進退させてから、第2剥離板41Bを退避位置に戻してもよい。
さらに、先端部剥離動作は、図3(A)に示す状態から、第2剥離縁42Bを剥離位置PP位置させた後、例えば、位相距離に相当するストロークで第1剥離板41Aを1往復進退させ、さらに、例えば、位相距離に相当するストロークで第2剥離板41Bを1往復進退させる相互往復動作を1回以上行ってから、第2剥離板41Bを退避位置に戻してもよい。
また、先端部剥離動作は、第1剥離板41Aで接着シートASを剥離するときのみならず、第2剥離板41Bで剥離するときや、第1剥離板41Aと第2剥離板41Bとで剥離するときにも、上述と同様にして行うことができる。
さらに、先端部剥離動作における第1、第2剥離板41A、41Bそれぞれのストローク距離は、位相距離に関係なく任意の距離に設定できる。
また、剥離媒体は、板状でなく線状の線状部材やローラで構成してもよい。
さらに、剥離媒体である剥離板、線状部材、ローラをそれぞれ3個以上設けて構成してもよい。
また、剥離板、線状部材、ローラを任意に組み合わせて、本発明の剥離媒体を構成してもよい。
さらに、複数の剥離媒体を設ける場合、少なくとも2個の剥離媒体によって先端部剥離動作を行うことができる。
また、第1剥離縁42Aの角度と第2剥離縁42Bの角度は、同じ角度でもよいし異なる角度でもよい。
また、第1剥離板41Aと第2剥離板41Bとのうち1をフレーム27に固定し、移動しないようにしてもよい。
また、本発明における接着シートASおよび被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態に限定されることはなく、感熱接着性のものが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜な加熱手段を設ければよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウェハや化合物半導体ウェハ等の半導体ウェハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
また、シート剥離装置10は、シート貼付装置1以外に接着シートとしてのラベルを剥離シートから剥離して発行するラベル発行装置等の他の装置に採用してもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
2…繰出手段
4、4G…剥離手段
5…検知手段
10、10G…シート剥離装置
41A、41B…第1、第2剥離板(剥離媒体)
48A、48B…直動モータ(剥離媒体移動手段)
AS…接着シート
DA…剥離方向
RL…剥離シート
RS…原反

Claims (3)

  1. 帯状の剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰り出しによって所定の剥離方向に搬送される前記接着シートが仮着されている剥離シート部分を剥離媒体を介して折り曲げることで、当該接着シートを前記剥離シートから剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段で前記接着シートが剥離されたことを検知可能な検知手段とを備え、
    前記剥離手段は、前記剥離媒体によって前記接着シートが剥離されなかったことが前記検知手段を介して判断された際に、前記剥離媒体を前記剥離方向に沿う方向に移動させる剥離媒体移動手段を有することを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記剥離手段は、複数の剥離媒体を有し、
    前記剥離媒体移動手段は、前記複数の剥離媒体のうちの少なくとも1を前記剥離方向に沿う方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
  3. 帯状の剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出工程と、
    前記繰り出しによって所定の剥離方向に搬送される前記接着シートが仮着されている剥離シート部分を剥離媒体を介して折り曲げることで、当該接着シートを前記剥離シートから剥離する剥離工程とを備え、
    前記剥離工程において前記接着シートが剥離されなかった際に、前記剥離媒体を前記剥離方向に沿う方向に移動させる工程を行うことを特徴とするシート剥離方法。
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