JP2012239408A - 細胞分離チップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】細胞分離測定チップ100は、基板1に部材2を貼りあわせることによって形成されている。基板1と部材2との間に設けられたマイクロリッターオーダの容積を有する空隙として、測定部4A、4Bと、溶液投入部3と、微細流路5とが設けられている。測定部4A、4Bは、測定対象の細胞がスポッティングされる金属薄膜6が、基板1上に設けられている。溶液投入部3は、測定対象の細胞とそれ以外の磁気修飾細胞とを含む溶液の投入口が部材2上に設けられている。微細流路5は、溶液投入部3と測定部4A、4Bとを連通する。磁性粒子7は、磁気修飾細胞の流れを妨げる磁場勾配を微細流路5内に発生させる。
【選択図】図1
Description
基板に部材を貼りあわせることによって形成される細胞分離チップであって、
前記基板と前記部材との間に設けられたマイクロリッターオーダの容積を有する空隙として、
測定対象の細胞とそれ以外の磁気修飾細胞とを含む溶液の投入口が前記部材上に設けられた溶液投入部と、
前記溶液投入部から延びる微細流路と、
前記溶液投入部に投入され前記微細流路を流れる前記溶液が出力される溶液出力部と、
が設けられ、
前記磁気修飾細胞の流れを妨げる磁場勾配を前記微細流路内に発生させる磁場勾配発生手段を備える。
前記部材上に形成された大気開放部を有し、
前記微細流路は、毛細管力により前記溶液を前記溶液出力部側に送液するように形成されている、
こととしてもよい。
前記測定対象の細胞を刺激する物質を投入する投入口が設けられている、
こととしてもよい。
外部磁場の磁場勾配を大きくするために前記部材内に含有された磁性粒子である、
こととしてもよい。
前記部材内に配線された電流回路である、
こととしてもよい。
前記部材内に埋め込まれた小型磁石である、
こととしてもよい。
前記測定対象の細胞がスポッティングされる金属薄膜が、前記基板上に設けられている、
こととしてもよい。
前記金属薄膜に入射した前記P偏光の反射光の強度に関する情報を検出する検出手段と、
をさらに備える、
こととしてもよい。
前記金属薄膜に入射した前記P偏光の反射光の2次元強度分布に相当する強度像を撮像する、
こととしてもよい。
こととしてもよい。
こととしてもよい。
こととしてもよい。
第1の溶液出力部と、第2の溶液出力部とが設けられ、
前記磁場勾配発生手段は、
前記第1の溶液出力部に連通する前記微細流路内だけに前記磁気修飾細胞の流れを妨げる磁場勾配を発生させる、
こととしてもよい。
まず、この発明の実施の形態1について説明する。
部材2内に包含される磁性粒子7は、上記式(1)のうち、次式で示される磁場勾配の部分を大きくする。
これにより、磁気修飾細胞が磁界から受ける力は大きくなる。
(1)鋳型底面に配置する磁性粒子7の密度を調整する
(2)焼き固める上面に重しを載せておく
などの工夫が施されている。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
2 部材
3 溶液投入部
4A、4B 測定部
5 微細流路
6 金属薄膜
7 磁性粒子
10 光学測定部
11 光源
12 偏光板
13 プリズム
14 対物レンズ
15 撮像部
100 細胞分離測定チップ
C1、C2 生細胞
Claims (13)
- 基板に部材を貼りあわせることによって形成される細胞分離チップであって、
前記基板と前記部材との間に設けられたマイクロリッターオーダの容積を有する空隙として、
測定対象の細胞とそれ以外の磁気修飾細胞とを含む溶液の投入口が前記部材上に設けられた溶液投入部と、
前記溶液投入部から延びる微細流路と、
前記溶液投入部に投入され前記微細流路を流れる前記溶液が出力される溶液出力部と、
が設けられ、
前記磁気修飾細胞の流れを妨げる磁場勾配を前記微細流路内に発生させる磁場勾配発生手段を備える細胞分離チップ。 - 前記溶液出力部は、
前記部材上に形成された大気開放部を有し、
前記微細流路は、毛細管力により前記溶液を前記溶液出力部側に送液するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の細胞分離チップ。 - 前記溶液出力部には、
前記測定対象の細胞を刺激する物質を投入する投入口が設けられている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の細胞分離チップ。 - 前記磁場勾配発生手段は、
外部磁場の磁場勾配を大きくするために前記部材内に含有された磁性粒子である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の細胞分離チップ。 - 前記磁場勾配発生手段は、
前記部材内に配線された電流回路である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の細胞分離チップ。 - 前記磁場勾配発生手段は、
前記部材内に埋め込まれた小型磁石である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の細胞分離チップ。 - 前記溶液出力部には、
前記測定対象の細胞がスポッティングされる金属薄膜が、前記基板上に設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の細胞分離チップ。 - 前記金属薄膜が形成された前記基板の反対側の面から、全反射条件を満たす入射角でP偏光を前記金属薄膜に入射させる入射手段と、
前記金属薄膜に入射した前記P偏光の反射光の強度に関する情報を検出する検出手段と、
をさらに備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の細胞分離チップ。 - 前記検出手段は、
前記金属薄膜に入射した前記P偏光の反射光の2次元強度分布に相当する強度像を撮像する、
ことを特徴とする請求項8に記載の細胞分離チップ。 - 付着した前記測定対象の細胞の変化に伴って変化する前記金属薄膜のインピーダンスの変化を検出する検出手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の細胞分離チップ。 - 前記金属薄膜への入射光と反射光との偏光状態の変化を検出する検出手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の細胞分離チップ。 - 前記溶液出力部が複数設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の細胞分離チップ。 - 前記溶液出力部として、
第1の溶液出力部と、第2の溶液出力部とが設けられ、
前記磁場勾配発生手段は、
前記第1の溶液出力部に連通する前記微細流路内だけに前記磁気修飾細胞の流れを妨げる磁場勾配を発生させる、
ことを特徴とする請求項12に記載の細胞分離チップ。
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