JP2012234751A - 同軸ケーブルの接続部材および、接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの接続部材で同軸ケーブル同士の接続を可能とした。
【解決手段】同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材および、方法として、同軸ケーブル芯線3同士を接続する部材を、同軸ケーブルシールド線5同士を接続する円筒状の部材の中心部に同軸ケーブル内部絶縁材4と同等または、同等以上の機能を有する絶縁材を介して固定したストレートコネクタ8を使用する。
【選択図】図2
【解決手段】同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材および、方法として、同軸ケーブル芯線3同士を接続する部材を、同軸ケーブルシールド線5同士を接続する円筒状の部材の中心部に同軸ケーブル内部絶縁材4と同等または、同等以上の機能を有する絶縁材を介して固定したストレートコネクタ8を使用する。
【選択図】図2
Description
本発明は、同軸ケーブルと同軸ケーブルを接続する部材および、接続方法に関する。
従来は、同軸ケーブルと同軸ケーブルを接続する部材および、方法としては、接続しようとする両者の先端部分に、それぞれストレートプラグコネクタが取付けられ、そのコネクタ同士を接続するための部材ストレートアダプタを介して両者を接続するか、コネクタ同士を直接接続する構造の部材を使用することで目的を達せられていた。図1に通常の組み合わせによる使用形態を示す。
ヒロセ電機株式会社 同軸コネクタカタログ
従来は、同軸ケーブルと同軸ケーブルを接続する部材および、方法としては、接続しようとする両者の先端部分に、それぞれ非特許文献1に記載のストレートプラグが取付けられ、そのストレートプラグ同士を接続するための部材ストレートアダプタを介して両者を接続するか、接続しようとする一方の同軸ケーブル先端部にストレートプラグを取り付け、他方の同軸ケーブル先端部にストレートジャックを取り付け、両者を直接接続する方法が一般的であった。しかし、このような方法では接続する同軸ケーブルに対して、それぞれ端末におけるコネクタ処理を実施しなければならず、接続するための部材が少なくとも2個以上必要となり、施工に時間を要するという欠点があった。
また、同軸ケーブルと同軸ケーブルを接続する接続部材の数が増加すると、増加した接続数に比例して、接続部における伝達ロスが多くなるという欠点があった。
さらに、従来の方法で同軸ケーブルを接続するには、使用する部材が2個以上必要となり、コストも高額になるという欠点があった。
本発明は、1つの同軸ケーブルと他の同軸ケーブルを直接的に接続・延長する部材として、相互の3同軸ケーブル芯線および、相互の5同軸ケーブルシールド線をハンダ付けおよび、圧着等をすること無く容易に接続することを可能としたことを特徴とする1つの部材を使用することで課題を解決する。
同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材の一例として、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を、5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材の中心部に4同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材を介して固定した8ストレートコネクタを使用することで従来の課題を解決する。
代表的な構成として、図2により説明する。同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材の一例として、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を、5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材の中心部に4同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材を介して固定した8ストレートコネクタを使用することにより、図1で示した従来の構成と同等な機能を、1ストレートアダプタおよび、2ストレートプラグ無しで構築することを可能とした。
同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材の一例は、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を、5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材の中心部に4同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材を介して固定したことを特徴とする8ストレートコネクタである。こと8ストレートコネクタを使用した2本の同軸ケーブルの接続方法により、図1で示した従来の構成と同等な接続機能を、1ストレートアダプタおよび、2ストレートプラグ無しで構築することを可能とした。
図1は従来の部材を使用した一般的な接続の構成であり、接続しようとする一つの同軸ケーブルの端部に2ストレートプラグを半田付けまたは、圧着にて取り付け、接続しようとする他方の同軸ケーブルの端部にも同様にして2ストレートプラグを取り付ける。2ストレートプラグを取り付けた同軸ケーブル同士を1ストレートアダプタに接続することにより両者の接続機能を発揮する。
図2は本発明の接続部材8ストレートアダプタの一例である。3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を、5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材の中心部に4同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材を介して固定した同軸ケーブルの接続部材である。8ストレートコネクタを使用することにより、図1で示した従来の構成と同等な機能を、1ストレートアダプタおよび、2ストレートプラグ無しで構築することを可能とする。
図2で示した8ストレートコネクタ内部における3同軸ケーブル芯線同士の接続部材は、接続しようとする同軸ケーブルの芯線導体の外径と同じ寸法の内径を有する中空導体である。その両端は接続しようとする同軸ケーブルの芯線が容易に挿入可能なように先端部を内径方向にテーパ状に加工している。テーパ加工部は本実施例に限ったものではなく、バネ状等の構造で同軸ケーブル芯線を容易に中空接続部に導入する形状および、確実な接触を得られる構造とすれば良い。
図2で示した8ストレートコネクタにおける5同軸ケーブルシールド線同士の接続部材は、接続しようとする同軸ケーブルの芯線導体とシールド線導体の間の絶縁材外径と同じ寸法の内径を有する中空導体である。その両端は接続しようとする同軸ケーブルの絶縁材とシールド線の間に容易に挿入可能なように先端部を外径方向にテーパ加工している。本接続部材と同軸ケーブルを強固に固定するためは、本接続部材8ストレートコネクタを同軸ケーブルに挿入後に6同軸ケーブル外被を5同軸ケーブルシールド線と同時に6同軸ケーブル外被から結束バンド等により固縛または、金属冠等により圧着すればよい。
また、同軸ケーブルシールド線接続部材の両端のテーパ加工は小範囲でよく、当該接続部材の中心側は直径方向に垂直加工(断面が直角三角形状のテーパ)または鋭角加工(断面が鋭角三角形状のテーパ)を施し、当該接続部材外周に挿入された同軸ケーブルシールド線の網状部分を引っ掛けることにより接続後の抜け防止の機能を有している。
さらに、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の同軸ケーブルシールド線接続部材の中心部に固定する4同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材は、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材の長さと同等とし、長さ方向中心部から対称に配置している。当該絶縁材の固定および、インピーダンスの整合は、同軸ケーブルシールド線接続部材内部に、(4同軸ケーブル内部絶縁材の外径寸法)/(3同軸ケーブル芯線の外径寸法)の比を、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材の外径寸法に乗じた直径を有する絶縁材が配置可能なくり抜きを有しておりズレ止効果も発揮する構造としている。
図3も、本発明の接続部材8ストレートアダプタの一例である。3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を、5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材の中心部に4同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材を介して固定した同軸ケーブルの接続部材に、接続する6同軸ケーブル外被をテーパー状の7同軸ケーブル外被押さえプラグで8ストレートアダプタに固定する機能を有した接続部材である。8ストレートコネクタを使用することにより、図1で示した従来の構成と同等な機能を、1ストレートアダプタおよび、2ストレートプラグ無しで構築することを可能とする。
図3で示した8ストレートコネクタ内部における3同軸ケーブル芯線同士の接続部材は、接続しようとする同軸ケーブルの芯線導体の外径と同じ寸法の内径を有する中空導体である。その両端は接続しようとする同軸ケーブルの芯線が容易に挿入可能なように先端部を内径方向にテーパ状に加工している。テーパ加工部は本実施例に限ったものではなく、バネ状等の構造で同軸ケーブル芯線を容易に中空接続部に導入する形状および、確実な接触を得られる構造とすれば良い。
図3で示した8ストレートコネクタにおける5同軸ケーブルシールド線同士の接続部材は、接続しようとする同軸ケーブルの芯線導体とシールド線導体の間の絶縁材外径と同じ寸法の内径を有する中空導体である。その両端は接続しようとする同軸ケーブルの絶縁材とシールド線の間に容易に挿入可能なように先端部を外形方向にテーパ加工している。
また、同軸ケーブルシールド線接続部材の両端のテーパ加工は小範囲でよく、当該接続部材の中心側は直径方向に垂直加工(断面が直角三角形状のテーパ)または鋭角加工(断面が鋭角三角形状のテーパ)を施し、当該接続部材外周に挿入された同軸ケーブルシールド線の網状部分を引っ掛けることにより接続後の抜け防止の機能を有している。
加えて、同軸ケーブルシールド線接続部材の中心部は対象のそれぞれの位置まで7同軸ケーブル外被押さえプラグ止めのためのネジ部を有している。7同軸ケーブル外被押さえプラグは、同軸ケーブルシールド線接続部材の両端のテーパ加工に合わせ、接続する同軸ケーブルのシールド線と外被を当該テーパ部で押え付けることにより接続後の抜け防止の機能を強化している。
さらに、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の同軸ケーブルシールド線接続部材の中心部に固定する4同軸ケーブル内部絶縁材と同様の機能を有した絶縁材は、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材の長さと同等とし、中心部から対称に配置している。当該絶縁材の固定および、インピーダンスの整合は、同軸ケーブルシールド線接続部材内部に、(4同軸ケーブル内部絶縁材の外径寸法)/(3同軸ケーブル芯線の外径寸法)の比を、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材の外径寸法に乗じた直径を有する絶縁材が配置可能なくり抜きを有しておりズレ止効果も発揮する構造としている。
同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材の一例として、3同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を、5同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材の中心部に4同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材を介して固定した8ストレートコネクタを使用することにより、図1で示した従来の構成と同等な機能を、1ストレートアダプタおよび、2ストレートプラグ無しで構築することを可能とし、複数の接続部材を使用することを必要としないため接続に要する時間を短縮し、伝達ロスを低減するとともに接続コストも低減することが可能となった。
1 ストレートアダプタ
2 ストレートプラグ
3 同軸ケーブル芯線
4 同軸ケーブル内部絶縁材
5 同軸ケーブルシールド線
6 同軸ケーブル外被
7 同軸ケーブル外被押さえプラグ
8 ストレートコネクタ
2 ストレートプラグ
3 同軸ケーブル芯線
4 同軸ケーブル内部絶縁材
5 同軸ケーブルシールド線
6 同軸ケーブル外被
7 同軸ケーブル外被押さえプラグ
8 ストレートコネクタ
Claims (3)
- 同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材として、同軸ケーブル芯線同士を接続する部材を、同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材の中心部に、同軸ケーブル内部絶縁材と同等または、同等以上の機能を有した絶縁材を介して固定したことを特徴とする同軸ケーブル同士を直接接続する接続部材および、同接続部材を使用した接続方法。
- 同軸ケーブル同士を直線的に接続する部材として、同軸ケーブルシールド線同士を接続する円筒状の部材に、接続する同軸ケーブルを固定するための部材を接続することを特徴とする請求項1の接続部材および、同接続部材を使用した接続方法。
- 同軸ケーブル同士をT型または、L型等に接続する部材および、接続方法として請求項1または、請求項2の特徴を有するT型または、L型の接続部材および、接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011103901A JP2012234751A (ja) | 2011-05-07 | 2011-05-07 | 同軸ケーブルの接続部材および、接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011103901A JP2012234751A (ja) | 2011-05-07 | 2011-05-07 | 同軸ケーブルの接続部材および、接続方法 |
Publications (1)
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JP2012234751A true JP2012234751A (ja) | 2012-11-29 |
Family
ID=47434869
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JP2011103901A Withdrawn JP2012234751A (ja) | 2011-05-07 | 2011-05-07 | 同軸ケーブルの接続部材および、接続方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2012234751A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2628744A (en) * | 2020-02-10 | 2024-10-02 | Hubbell Ltd | Couplings and connectors for cables |
-
2011
- 2011-05-07 JP JP2011103901A patent/JP2012234751A/ja not_active Withdrawn
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