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JP2012033553A - 点火コイル - Google Patents

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JP2012033553A JP2010169466A JP2010169466A JP2012033553A JP 2012033553 A JP2012033553 A JP 2012033553A JP 2010169466 A JP2010169466 A JP 2010169466A JP 2010169466 A JP2010169466 A JP 2010169466A JP 2012033553 A JP2012033553 A JP 2012033553A
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Abstract

【課題】防水性と排水性とを両立的に高める点火コイルの提供。
【解決手段】環状シール部材60は、プラグホール4内に連通の呼吸通路41を確保した状態でケーシング10及びプラグホール4間をシールする。ケーシング10にてプラグホール4外に配置の頭部14は、ケーシング10にてプラグホール4内に挿入の挿入部12側へ向かって開口し、環状シール部材60に同軸上に嵌合することで、呼吸通路41に連通の呼吸室42を環状シール部材60との間に形成する環状溝30と、環状溝30の外周壁38にて呼吸室42との隣接箇所から挿入部12側の端面38aに至るまでの軸方向全域を径方向に貫通することで、呼吸室42を大気開放させるスリット43と、大気開放される大気開放空間44をスリット43との間に確保した状態でスリット43の軸方向全域を外周側から覆うカバー50と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関においてプラグホール内のスパークプラグに対する印加電圧を、トランス部により誘起する点火コイルに関する。
従来、トランス部をスパークプラグに接続するためにプラグホール内に挿入される挿入部と、トランス部を外部装置に接続するためにプラグホール外に配置される頭部と、をケーシングに設けてなる点火コイルが、広く用いられている。
こうした点火コイルの一種として特許文献1には、プラグホールの周方向に沿って配置される環状シール部材により、プラグホール内外を連通する呼吸経路をラビリンス状に確保した状態でケーシング及びプラグホール間をシールしたものが、開示されている。かかる構成では、呼吸経路を通じてプラグホール内がプラグホール外の大気に開放されるので、内燃機関の運転に伴う温度変化に起因したプラグホール内の圧力変化につき、調節可能となっている。それと共に、内燃機関を搭載する車両の高圧洗車時や内燃機関の急冷に起因したプラグホール内での負圧発生時等において、ラビリンス状の呼吸経路は、プラグホール外の水がプラグホール内へ到達するのを回避可能となっている。
特開2009−212142号公報
さて、特許文献1に開示される点火コイルのケーシングでは、頭部において挿入部側へ向かって開口する環状溝に環状シール部材が同軸上に嵌合することで、環状溝と環状シール部材との間に、呼吸経路を構成する複数の通路部が形成されている。これら通路部のうち、環状シール部材の外面及び環状溝の外周壁間に形成される外周側通路部は、環状シール部材の端面及び環状溝内の底面間に形成される環状通路部に隣接し、当該隣接箇所から延伸して挿入部側の端部で大気に開放されている。しかし、防水性を確保するために外周側通路部は、環状通路部との隣接箇所から挿入部側の端部に至る軸方向の略全域において、環状シール部材の外面と環状溝の外周壁とにより径方向に閉塞されている。故に、プラグホール外の水が外周側通路部から環状通路部へ浸入すると、閉塞された外周側通路部には、表面張力により水の膜が張付いてしまい、当該外周側通路部を通じては環状通路部への浸入水を排出し難くなるおそれがあった。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、防水性と排水性とを両立的に高める点火コイルの提供にある。
請求項1に記載の発明は、内燃機関においてプラグホール内のスパークプラグに対する印加電圧を、トランス部により誘起する点火コイルであって、トランス部をスパークプラグに接続するためにプラグホール内に挿入される挿入部、並びにトランス部を外部装置に接続するためにプラグホール外に配置される頭部、を有するケーシングと、プラグホールの周方向に沿って配置され、プラグホール内に連通する呼吸通路を確保した状態でケーシング及びプラグホール間をシールする環状シール部材と、を備え、頭部は、挿入部側へ向かって開口し、環状シール部材に同軸上に嵌合することにより、呼吸通路に連通する呼吸室を環状シール部材との間に形成する環状溝と、環状シール部材の外面に接触する環状溝の外周壁において、呼吸室と隣接する箇所から挿入部側の端面に至るまでの軸方向全域を径方向に貫通することにより、呼吸室をプラグホール外の大気に開放させるスリットと、プラグホール外の大気に開放される大気開放空間をスリットとの間に確保した状態で、スリットの軸方向全域のうち少なくとも呼吸室との隣接箇所を外周側から覆うカバーと、を有することを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、プラグホールの周方向に沿って配置されてケーシング及びプラグホール間をシールする環状シール部材により確保される呼吸通路は、ケーシング頭部の環状溝及び環状シール部材間に形成される呼吸室と、プラグホール内とに連通する。ここで、環状溝の外周壁を貫通するスリットは、隣接する呼吸室をプラグホール外の大気に開放させるので、当該呼吸室及び呼吸通路を通じてプラグホール内も大気に開放される。故に、内燃機関の運転に伴う温度変化に起因したプラグホール内の圧力変化について、調節可能である。
また、請求項1に記載の発明のスリットは、ケーシングにおいてプラグホール内に挿入される挿入部側へ向かって開口し且つ環状シール部材が同軸上に嵌合するケーシング頭部の環状溝のうち、環状シール部材の外面に接触する外周壁を径方向に貫通する。ここで、スリットの軸方向全域のうち少なくとも呼吸室との隣接箇所は、外周側からカバーにより覆われるので、プラグホール外となる当該カバーの外周側からは、スリットを通じた呼吸室への水の移動が生じ難くなる。それと共に、環状溝の外周壁においてスリットが径方向に貫通する領域は、呼吸室との隣接箇所から挿入部側端面に至るまでの軸方向全域とされ、さらにケーシング頭部においてスリットと外周側のカバーとの間には、大気開放空間が確保される。これによりスリットは、環状溝の外周壁及びカバーによっては径方向に閉塞されず、大気開放空間を通じてプラグホール外の大気に開放された状態となるので、プラグホール外の水が浸入しても、当該浸入水の表面張力に起因した水膜の張付きが生じ難い。これらの作用によれば、呼吸室への水の浸入を抑制し得るのみならず、呼吸室への浸入水であっても上記開放状態のスリットを通じて容易に排出し得るので、浸入水が呼吸室を越えて呼吸通路及びプラグホール内へ順次到達する事態を回避することが可能となる。
以上説明したことから請求項1に記載の発明は、呼吸通路、呼吸室、スリット及び大気開放空間の繋がりによりプラグホール内外を連通させる呼吸経路にて、防水性と排水性とを両立的に高めることができるのである。
請求項2,8に記載の発明によると、環状シール部材は、環状溝内の底面に対して呼吸室を挟んで挿入部側から対向する対向面、を有し、スリットは、対向面よりも挿入部側とは反対側にて呼吸室と径方向に隣接する。これによれば、環状溝の外周壁を径方向に貫通するスリットにおいて呼吸室と径方向に隣接する箇所は、同環状溝内の底面に対して呼吸室を挟んで挿入部側から対向する環状シール部材の対向面よりも、挿入部側とは反対側にて外周側のカバーに覆われた状態となる。かかる状態においてカバー外周側の水は、対向面よりも挿入部側と反対側に位置する領域では、カバー内周側のスリットを通じて呼吸室まで至る径方向移動を妨げられ得る。したがって、防水性の向上に貢献することができるのである。
請求項3に記載の発明によると、カバーは、スリットにおいて対向面よりも挿入部側とその反対側とに跨る箇所を、外周側から覆う。これによりスリットにおいては、環状シール部材の対向面よりも挿入部側とは反対側の呼吸室に隣接する箇所だけでなく、当該対向面よりも挿入部側に位置する箇所についても、外周側のカバーに覆われた状態となる。かかる状態においてカバー外周側の水は、対向面よりも挿入部側とは反対側にて呼吸室に至る径方向移動に加え、対向面よりも挿入部側にてカバー内周側のスリットへ浸入することも妨げられ得るので、防水性の向上に大きく貢献することができる。
請求項4に記載の発明によると、カバーは、スリットの軸方向全域を外周側から覆う。これによりスリットにおいては、呼吸室との隣接箇所だけでなく、当該隣接箇所よりも挿入部側にて環状溝の外周壁端面に至る箇所についても、カバーにより覆われた状態となる。かかる状態においてカバー外周側の水は、カバー内周側においてスリットの任意の軸方向箇所への浸入を妨げられ得るので、防水性の向上に大きく貢献することができるのである。
請求項5に記載の発明によると、環状シール部材は、環状溝の外周壁においてスリットが開口する挿入部側の端面との間に、プラグホール外の大気に開放される隙間を確保した状態で、スリットを挿入部側から覆う覆部、を有する。これによりスリットは、カバーにより外周側から覆われるだけでなく、環状シール部材の覆部により挿入部側からも覆われるので、プラグホール外からの水の浸入が生じ難くなり、防水性が向上し得る。しかも、環状溝外周壁においてスリットが開口する挿入部側端面の覆部との間には、プラグホール外の大気に開放される隙間が確保されるので、当該開口においても確実に大気開放され得るスリットでは、水膜の張付きに起因する排水性の低下も生じ難い。
請求項6に記載の発明によると、環状シール部材は、径方向に突出することにより環状溝の外周壁に対して、スリットを周方向に挟む両側で弾性接触するシールリップ、を外面に有する。これによれば、環状シール部材の外面にて径方向に突出するシールリップは、スリットを周方向に挟む両側で環状溝の外周壁と弾性接触することにより、それらスリットと環状シール部材とがなす角部に凹凸形状を与える状態となる。故に、環状溝外周壁の挿入部側端面及び環状シール部材の覆部間の隙間へプラグホール外から浸入した水は、当該挿入部側端面に開口するスリットと環状シール部材とがなす角部を伝って呼吸室側へ移動するのを、角部の凹凸形状によって妨げられ得る。したがって、防水性の向上に貢献することができるのである。
請求項7に記載の発明によると、鉛直方向に対して傾斜するプラグホール内に挿入部が挿入されるケーシングの頭部において、鉛直方向に対して環状溝が傾斜すると共に、スリットが当該環状溝の外周壁のうち最下部に位置する。これによれば、挿入部が挿入されるプラグホールと共に環状溝が鉛直方向に対して傾斜するケーシングの頭部では、当該環状溝の外周壁のうち最下部に位置するスリットにて、その外周側となる下方への浸入水の排出が重力作用により促進され得る。したがって、排水性の向上に貢献することができるのである。
請求項8に記載の発明によると、先述した構成に加え、環状溝の外周壁において挿入部側の端面は、呼吸室を区画する環状シール部材の対向面よりも下方に位置する。これにより、環状溝の外周壁において呼吸室の隣接箇所から、当該呼吸室を区画する環状シール部材の対向面よりも下方に位置する挿入部側端面へと至るスリットでは、下方への水の排出は促進され得る一方、上方の呼吸室側へ向かう水の移動は抑制され得る。したがって、排水性及び防水性を共に向上することができるのである。
本発明の一実施形態による点火コイルを内燃機関に搭載した状態を示す断面図である。 図1の点火コイルを示す部分断面正面図である。 図1のケーシングを示す底面図である。 図1の点火コイルの要部を拡大して示す断面図である。 図1の環状シール部材を示す平面図である。 図1の点火コイルの要部を示す斜視図である。 図1の点火コイルの寸法設定について説明するための模式図である。 図4の変形例を示す断面図である。 図4の別の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による点火コイル1を車両の内燃機関2に搭載した状態を示している。点火コイル1は、内燃機関2のシリンダヘッド3に設けられるプラグホール4内のスパークプラグ5に対して、トランス部100により誘起した電圧を印加するものである。ここで本実施形態の点火コイル1は、トランス部100の一部がプラグホール4内に位置し、トランス部100の残部がプラグホール4外に位置するスティック型の点火コイルである。また、本実施形態のプラグホール4は、水平面上の車両における鉛直方向(図1の紙面の上下方向)に対して35度等の所定角度θをもって軸方向が傾斜する円筒孔状に形成されており、プラグホール4に挿入されるスティック型点火コイル1全体としての軸方向も、鉛直方向に対して実質同一角度θをもって傾斜している。
(基本構成)
以下、点火コイル1の基本構成について説明する。点火コイル1は、ケーシング10、環状シール部材60及びトランス部100を備えている。
ケーシング10においてプラグホール4内に挿入される部分となる挿入部12は、図1,2に示すように全体として円筒状を呈し、樹脂製のケーシング本体20の軸方向下端部にゴム製のプラグキャップ21を、樹脂製のタワー部22を介して連結させてなる。図1に示すようにプラグホール4内に螺着されるスパークプラグ5が、このプラグキャップ21に圧入されることにより、当該プラグ5とトランス部100との接続が可能となっている。
ケーシング10においてプラグホール4外に配置される部分となる頭部14は、全体として挿入部12より大径の円筒状を呈し、ケーシング本体20の軸方向上端部のうち周方向の二箇所から、樹脂製のコネクタ23及び金属製のフランジ24をそれぞれ径方向に突出させてなる(図2,3参照)。所定の外部装置と繋がるケーブルがコネクタ23に連結されることで、当該外部装置とトランス部100との接続が可能となっている。また、シリンダヘッド3の固定部7にフランジ24が螺着されることで、内燃機関2への点火コイル1の固定が可能となっている。
図1,2に示すように、ゴム製の環状シール部材60は全体として厚肉円環板状乃至は円筒状を呈しており、ケーシング10のケーシング本体20のうち挿入部12及び頭部14に跨る軸方向中間部と、プラグホール4の開口部との間に介装されている。環状シール部材60には、挿入部12側(プラグホール4側)へ向かって開口し且つ周方向に延伸する装着溝68が、設けられている。図1に示すように、シリンダヘッド3においてプラグホール4の開口部に設けられた環状突部6に対して、この装着溝68が嵌合装着されることで、環状シール部材60は、プラグホール4の周方向に沿って配置されている。かかる配置状態において環状シール部材60は、プラグホール内外に連通する呼吸経路40を確保した状態で、ケーシング10及びプラグホール4の間を気密に且つ液密にシールしている。
図1に示すようにケーシング10に内包されるトランス部100は、コイル101,102、スプール103,104、中心コア105、外周コア106、外部接続ターミナル107、イグナイタ108、高圧ターミナル109、並びに導電スプリング110等から構成されている。
一次コイル101は、絶縁被膜されたエナメル電線等の一次導線を樹脂製の一次スプール103の外周部に巻回してなる。一次コイル101は、一次スプール103を介してケーシング本体20内に固定されている。二次コイル102は、絶縁被膜されると共に一次コイル101の一次導線よりも細いエナメル電線等の二次導線を、当該一次導線よりも多いターン数にて樹脂製の二次スプール104の外周部に巻回してなる。二次スプール104と共に二次コイル102は、一次コイル101及び一次スプール103の内周側に配置され、当該二次スプール104を介してケーシング本体20内に固定されている。
軟磁性材製の中心コア105は長手棒状に形成され、二次スプール104の内周側に配置されてケーシング本体20内に固定されている。軟磁性材製の外周コア106は長手スリーブ状に形成され、一次コイル101の外周側に配置されてケーシング本体20内に固定されている。
金属製の外部接続ターミナル107は、コネクタ23に連結されるケーブルを通じて外部装置としての外部電源及び制御回路にそれぞれコイル101,102及びイグナイタ108を接続可能に、当該コネクタ23内にて複数埋設されている。イグナイタ108は一次コイル101と接続され、外部接続ターミナル107を通じた制御回路からの入力信号に従って当該一次コイル101への通電並びに遮断の時期をスイッチングする電子回路であり、頭部14においてケーシング本体20内に固定されている。金属製の高圧ターミナル109は二次コイル102と接続され、挿入部12においてケーシング本体20の軸方向下端部に固定されている。高圧ターミナル109は、タワー部22内に配置される金属製の導電スプリング110を介して、プラグキャップ21内のスパークプラグ5に接続可能となっている。
このような構成の点火コイル1では、制御回路からの入力信号に従って外部電源から一次コイル101への通電電流がイグナイタ108により遮断されると、一次コイル101及び二次コイル102間の相互誘導作用により、例えば30〜40kV等の高電圧が二次コイル102に発生する。こうして二次コイル102に発生した高電圧は、高圧ターミナル109及び導電スプリング110を通じてスパークプラグ5に印加されることにより、当該プラグ5の先端部にて火花放電を発生させることとなる。
(特徴構成)
次に、点火コイル1の特徴構成について説明する。図3に示すように頭部14は、環状溝30、スリット43及びカバー50を有している。尚、以下の説明では、頭部14の軸方向のうち「挿入部12側」及び「挿入部12とは反対側」を、それぞれ「挿入部側」及び「反挿入部側」と略記する。
図3,4に示すように環状溝30は、頭部14において挿入部側へ向かって開口する形で周方向に延伸しており、鉛直方向に対して当該溝30の軸方向は、プラグホール4の場合と実質同一角度θ(図1参照)で傾斜している。本実施形態の環状溝30は、嵌合凹部31、通路凹部32,33、区画凹部34、並びに接続凹部35等から構成されている。
嵌合凹部31は、頭部14の軸方向下端面14aから反挿入部側へ凹む円環孔状の大径凹部36と、当該大径凹部36の底面の内周側縁部から反挿入部側へ凹む円環孔状の小径凹部37とを、頭部14に対して同軸上に有している。図4に示すように大径凹部36には、環状シール部材60の軸方向のうち中間部61が同軸上に嵌合している。ここで特に本実施形態では、中間部61の上面61bが大径凹部36の底面36aに面接触した状態となっている。また、本実施形態において中間部61の外面61aには、径方向に突出して周方向に延伸する円環突起状(図5参照)のシールリップ64が軸方向に複数並んで設けられ、各リップ64は、大径凹部36の外周側側面を形成の環状溝30の外周壁38に圧入されている。これにより各シールリップ64は、環状溝30の外周壁38に対して弾性接触した状態となっている。
これに対して小径凹部37には、環状シール部材60において中間部61から反挿入部側へと突出する軸方向上端部62が、同軸上に嵌合している。そして、このように上端部62が小径凹部37に嵌合する環状シール部材60において軸方向の下端部63は、中間部61が嵌合する大径凹部36よりも挿入部側且つ当該中間部61よりも外周側(図5参照)へ突出している。ここで特に本実施形態では、環状シール部材60の下端部63の外径につき、環状溝30の外周壁38の外径と実質同径に設定されている。これにより環状シール部材60は、下端部63の外周部66と外周壁38の挿入部側下端面38aとの間に、プラグホール4外の大気に開放される隙間48を確保している。
図3,4に示す如き直線溝状の内側通路凹部32は、大径凹部36及び小径凹部37の各内周側側面から径方向に凹むと共に、頭部14から挿入部12に跨って延伸することで当該挿入部12の外面からも径方向に凹んでいる。L字溝状の外側通路凹部33は、小径凹部37において内側通路凹部32と向き合う外周側側面から径方向に凹む形で軸方向に延伸し、さらに大径凹部36の底面から反挿入部側へ凹む形で径方向に屈曲している。本実施形態の各通路凹部32,33は、鉛直方向に対して傾斜する小径凹部37のうち最上部37aに対応した位置に、設けられている。このような通路凹部32,33と共に嵌合凹部31の小径凹部37は、プラグホール4内に連通して呼吸経路40の一部をなす呼吸通路41を、当該凹部31に嵌合する環状シール部材60との間に区画形成している。
区画凹部34は、大径凹部36の底面36aの外周側縁部において周方向に所定間隔ずつをあけた箇所から反挿入部側へ凹む形態で、複数設けられている。各区画凹部34は、外周側側面が環状溝30の外周壁38に沿う円弧孔状に形成されている。また、径凹部37のうち最上部37aに対応した位置の区画凹部34については、その内周側側面に外側通路凹部33が開口している。接続凹部35は、大径凹部36の底面36aの外周側縁部において周方向の各区画凹部34間となる箇所から反挿入部側へ凹む形態で、複数設けられている。各接続凹部35は、外周側側面が環状溝30の外周壁38に沿う円弧孔状に形成されることにより、各区画凹部34間を接続している。本実施形態の各接続凹部35については、いずれの区画凹部34よりも反挿入部側への凹み量が小さく設定されている。
このような区画凹部34及び接続凹部35は、呼吸通路41に連通して呼吸経路40の一部をなす呼吸室42を、嵌合凹部31に嵌合する環状シール部材60との間に区画形成している。これにより、環状シール部材60において中間部61の上面61bは、図4に示す環状溝30内の底面のうち各区画凹部34の底面34a及び各接続凹部35の底面35aに対して、呼吸室42を挟んで挿入部側から対向する対向面61bとなっている。
スリット43は、鉛直方向に対して傾斜する環状溝30において環状シール部材60が外面61aのシールリップ64により接触する外周壁38のうち、最下部38dを径方向に貫通している。ここで、環状溝30の外周壁38においてスリット43が径方向に貫通する領域は、呼吸室42を区画する環状シール部材60の対向面61bよりも反挿入部側にて呼吸室42と径方向に隣接する箇所から、挿入部側下端面38aに至るまでの軸方向全域に、設定されている。
こうした構成により環状溝30の軸方向に沿って延伸する直線状のスリット43は、図3,4に示すように、対向面61bよりも下方に位置する外周壁38の下端面38aと、凹部36,34,35の各外周側側面を形成する外周壁38の内面38bと、外周壁38の外面38cとに開口している。したがって、図4に示すように環状シール部材60の下端部63の外周部66は、下端面38aにおけるスリット43の開口部に対して、隙間48を挟んだ挿入部側から覆う覆部66となっている。それと共に、図4,6に示すように環状シール部材60の外面61aのシールリップ64は、内面38bにおいてスリット43の開口部を周方向に挟む両側部分には弾性接触し、当該開口部からスリット43内には一部の肉を僅かに突入させる形となっている。
図3,4に示すようにカバー50は、環状溝30の外周壁38との一体樹脂成形により、略矩形の筒状に形成されている。カバー50は、外周壁38のうち、外面38cにおいてスリット43の開口部を周方向に挟む両側箇所と、当該開口部から反挿入部側に離間した箇所とからそれぞれ径方向に張出して、それら各張出部分同士の接続によりスリット43の外周側を覆っている。ここで、特に本実施形態のカバー50は、挿入部側へ向かって開口する下端面50aが外周壁38の下端面38aと径方向に連続することにより、スリット43の軸方向全域を外周側から覆う形となっている。換言すれば、スリット43は、環状シール部材60の対向面61bよりも反挿入部側にて呼吸室42と隣接する箇所と、当該対向面61bよりも挿入部側箇所とにつき、カバー50によって外周側から覆われている。
以上の構成によりカバー50は、スリット43の軸方向全域との間に空間44を確保して、挿入部側の下端面50aにおける開口部50bから当該空間44をプラグホール4外の大気に開放させている。また、このような大気開放空間44はスリット43の軸方向全域と連通することになるので、当該スリット43と隣接する呼吸室42もまた、プラグホール4外の大気に開放させられる。したがって、点火コイル1においては、呼吸通路41、呼吸室42、スリット43及び大気開放空間44の繋がりにより呼吸経路40が確保されており、内燃機関2の運転に伴う温度変化に起因したプラグホール4内の圧力変化は、当該経路40を通して調節可能となっている。
尚、本実施形態においてスリット43、大気開放空間44及び隙間48のサイズについては、適宜設定可能であるが、例えばスリット43については図7(a)に示すように、環状溝30の外周壁38の周方向におけるサイズSLを1mm以上に設定することが望ましい。また、カバー50内周側の大気開放空間44については図7(b)に示すように、環状溝30の外周壁38の径方向におけるサイズSPを2mm以上に設定することが望ましい。さらにまた、隙間48については図7(b)に示すように、環状溝30の外周壁38の軸方向におけるサイズOPを0.5mm以上に設定することが望ましい。
ここまで説明した点火コイル1によると、呼吸経路40を形成するために環状溝30の外周壁38を径方向に貫通させたスリット43については、挿入部側にのみ開口するカバー50によって外周側から覆われている。ここでスリット43は、環状シール部材60の対向面61bよりも反挿入部側に位置して呼吸室42と径方向に隣接する軸方向箇所も、当該対向面61bよりも挿入部側にて下端面38aへと至る軸方向箇所も、カバー50によって全て覆われている。故にプラグホール4外の水は、カバー外周側からカバー内周側のスリット43の軸方向全域への浸入を妨げられるのみならず、対向面61bよりも反挿入部側の領域では、カバー外周側から当該スリット43を通じて呼吸室42に至るまでの径方向移動も妨げられる。このような水の浸入及び移動の抑制作用によれば、車両の高圧洗車時や内燃機関2の急冷に起因したプラグホール4内での負圧発生時等にあっても、呼吸経路40においてスリット43から呼吸室42への水の浸入を抑制できる。したがって、プラグホール4外の水がスリット43側から呼吸室42を越えて呼吸通路41及びプラグホール4内まで順次到達する事態につき、回避可能となっている。
さらに点火コイル1によると、スリット43の軸方向全域と外周側のカバー50との間には、当該カバー50の挿入部側の開口部50bを通じて大気に開放される大気開放空間44が、確保されている。これによりスリット43は、環状溝30の外周壁38及びカバー50によっては径方向に閉塞されず、大気開放された状態となるので、プラグホール4外の水が浸入しても当該浸入水は、表面張力に方向依存の大きな偏りが発生することで水膜として張付き難い。このようなことから、開放状態のスリット43によれば、呼吸室42まで浸入した水であっても、容易に排出し得るのである。
またさらに点火コイル1によると、スリット43は、カバー50により外周側から覆われるだけでなく、環状シール部材60の覆部66により挿入部側からも覆われているので、シリンダヘッド3により跳ね返った水の飛沫が挿入部側から浸入し難くなっている。しかも、環状溝30の外周壁38にてスリット43が開口する下端面38aと、かかる作用を齎す覆部66との間には、大気開放状態の隙間48が確保され得ているので、上述した水膜の張付き抑制作用が当該覆部66によっては妨げられない。
加えて点火コイル1によると、スリット43は、環状溝30の外周壁38のうち最下部38dに位置しているのみならず、呼吸室42との隣接箇所から、当該呼吸室42を区画する環状シール部材60の対向面61bよりも下方の下端面38aまで、延伸している。このようなスリット43では、シリンダヘッド3により跳ね返った水の飛沫がカバー下方の挿入部側開口部50b等から浸入しても、当該浸入水は重力作用を受けることで、下方への排出は促進され、上方の呼吸室42側へ向かう移動は抑制されることになる。
さらに加えて点火コイル1によると、環状シール部材60の外面61aにおいて径方向に突出する複数のシールリップ64は、スリット43を周方向に挟む両側にて環状溝30の外周壁38と弾性接触し、同スリット43内では肉の一部が突入する状態となっている。かかる状態により各シールリップ64は、図6に示すように、環状シール部材60の外面61aとスリット43とがなす角部90に対して、凹凸形状を与えることになる。故に、環状シール部材60の覆部66と環状溝30の外周壁38との間の隙間48へ毛細管現象等により水が浸入しても、隙間48と隣接するスリット43への浸入水が角部90を伝って呼吸室42まで這い上がるのを、当該角部90の凹凸形状によって妨げ得る。
以上、点火コイル1によれば、プラグホール4内外を連通させる呼吸経路40において、防水性と排水性とを両立的に高めることができるのである。またこの他、ケーシング10のケーシング本体20において要素30,43,50(44)はいずれも、下端面38a,50aを含む頭部14の軸方向下端面14aに開口しているので、例えば当該本体20の樹脂成形時には、軸方向の離型だけで安価に製造可能である。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的には、カバー50については、スリット43の軸方向全域のうち少なくとも呼吸室42との隣接箇所を外周側から覆うものであればよい。したがって、図8に変形例を示すように、呼吸室42を区画する環状シール部材60の対向面61bと同一仮想平面A上に、カバー50の下端面50aを形成することで、スリット43の呼吸室42との隣接箇所のみを、カバー50によって覆ってもよい。あるいは、図9に別の変形例を示すように、環状シール部材60の対向面61bよりも挿入部側且つ環状溝30の外周壁38の下端面38aよりも反挿入部側に、カバー50の下端面50aを形成することで、スリット43の軸方向全域のうち対向面61bよりも挿入部側と反挿入部側とに跨る箇所を、カバー50によって覆ってもよい。
また、スリット43については、鉛直方向に対して傾斜する環状溝30の外周壁38において最下部以外の周方向箇所に、設けてもよい。さらに、鉛直方向に対して傾斜する環状溝30のうち呼吸通路41を形成の通路凹部32,33については、同溝30の小径凹部37において最上部37a以外に対応した周方向箇所に、設けてもよい。またさらに、環状溝30及びプラグホール4については、双方の軸方向が鉛直方向に沿うように設けてもよい。
加えて、シールリップ64については、スリット43を周方向に挟む両側で環状溝30の外周壁38と弾性接触するものであればよく、環状シール部材60においてスリット43に対応した周方向の一部のみに、例えば円弧突起状に形成してもよい。また加えて、シールリップ64については、環状シール部材60の軸方向に一つだけ設けてもよいし、環状シール部材60に設けないようにしてもよい。そして、本発明は、図1の如くトランス部100の構成要素101〜106をプラグホール4の内外に跨って位置させるスティック型の点火コイル1以外にも、それら要素101〜106をプラグホール4外に位置させる点火コイル等に適用することができる。
1 点火コイル、2 内燃機関、3 シリンダヘッド、4 プラグホール、5 スパークプラグ、6 環状突部、10 ケーシング、12 挿入部、14 頭部、14a 軸方向下端面、20 ケーシング本体、22 タワー部、23 コネクタ、24 フランジ、30 環状溝、31 嵌合凹部、32 内側通路凹部、33 外側通路凹部、34 区画凹部、35 接続凹部、34a,35a 底面(環状溝内の底面)、36 大径凹部、36a 底面、37 小径凹部、37a 最上部、38 外周壁、38a 下端面(挿入部側の端面)、38b 内面、38c 外面、38d 最下部、40 呼吸経路、41 呼吸通路、42 呼吸室、43 スリット、44 大気開放空間、48 隙間、50 カバー、50a 下端面、50b 開口部、60 環状シール部材、61 中間部、61a 外面、61b 上面・対向面、62 上端部、63 下端部、64 シールリップ、66 覆部、90 角部、100 トランス部

Claims (8)

  1. 内燃機関においてプラグホール内のスパークプラグに対する印加電圧を、トランス部により誘起する点火コイルであって、
    前記トランス部を前記スパークプラグに接続するために前記プラグホール内に挿入される挿入部、並びに前記トランス部を外部装置に接続するために前記プラグホール外に配置される頭部、を有するケーシングと、
    前記プラグホールの周方向に沿って配置され、前記プラグホール内に連通する呼吸通路を確保した状態で前記ケーシング及び前記プラグホール間をシールする環状シール部材と、
    を備え、前記頭部は、
    前記挿入部側へ向かって開口し、前記環状シール部材に同軸上に嵌合することにより、前記呼吸通路に連通する呼吸室を前記環状シール部材との間に形成する環状溝と、
    前記環状シール部材の外面に接触する前記環状溝の外周壁において、前記呼吸室と隣接する箇所から前記挿入部側の端面に至るまでの軸方向全域を径方向に貫通することにより、前記呼吸室を前記プラグホール外の大気に開放させるスリットと、
    前記プラグホール外の大気に開放される大気開放空間を前記スリットとの間に確保した状態で、前記スリットの軸方向全域のうち少なくとも前記呼吸室との隣接箇所を外周側から覆うカバーと、
    を有することを特徴とする点火コイル。
  2. 前記環状シール部材は、前記環状溝内の底面に対して前記呼吸室を挟んで前記挿入部側から対向する対向面、を有し、
    前記スリットは、前記対向面よりも前記挿入部側とは反対側にて前記呼吸室と径方向に隣接することを特徴とする請求項1に記載の点火コイル。
  3. 前記カバーは、前記スリットにおいて前記対向面よりも前記挿入部側とその反対側とに跨る箇所を、外周側から覆うことを特徴とする請求項2に記載の点火コイル。
  4. 前記カバーは、前記スリットの軸方向全域を外周側から覆うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の点火コイル。
  5. 前記環状シール部材は、前記環状溝の外周壁において前記スリットが開口する前記挿入部側の端面との間に、前記プラグホール外の大気に開放される隙間を確保した状態で、前記スリットを前記挿入部側から覆う覆部、を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の点火コイル。
  6. 前記環状シール部材は、径方向に突出することにより前記環状溝の外周壁に対して、前記スリットを周方向に挟む両側で弾性接触するシールリップ、を外面に有することを特徴とする請求項5に記載の点火コイル。
  7. 鉛直方向に対して傾斜する前記プラグホール内に前記挿入部が挿入される前記ケーシングの前記頭部において、鉛直方向に対して前記環状溝が傾斜すると共に、前記スリットが当該環状溝の外周壁のうち最下部に位置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の点火コイル。
  8. 前記環状シール部材は、前記環状溝内の底面に対して前記呼吸室を挟んで前記挿入部側から対向する対向面、を有し、
    前記スリットは、前記対向面よりも前記挿入部側とは反対側にて前記呼吸室と径方向に隣接し、
    前記環状溝の外周壁において前記挿入部側の端面は、前記呼吸室を区画する前記対向面よりも下方に位置することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の点火コイル。
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