JP2012061704A - 液滴吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、画像形成装置、及びマイクロポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】ドライバICが冷却媒体に直接接することで、ドライバICを効率良く冷却する。
【解決手段】液滴を吐出する複数のノズル孔を有するノズル板と、前記ノズル孔のそれぞれに対応して形成された圧力室及びアクチュエータが設けられた個別液室基板と、前記アクチュエータを駆動する駆動信号を出力するドライバICと、前記圧力室に液滴を供給する供給口及び共通液室が設けられた共通液室基板とを備えた液滴吐出ヘッドであって、前記ドライバICは、前記個別液室基板の中央直上に配置され、冷却媒体に直接接することにより冷却されることにより上記課題を解決する。
【選択図】図2
【解決手段】液滴を吐出する複数のノズル孔を有するノズル板と、前記ノズル孔のそれぞれに対応して形成された圧力室及びアクチュエータが設けられた個別液室基板と、前記アクチュエータを駆動する駆動信号を出力するドライバICと、前記圧力室に液滴を供給する供給口及び共通液室が設けられた共通液室基板とを備えた液滴吐出ヘッドであって、前記ドライバICは、前記個別液室基板の中央直上に配置され、冷却媒体に直接接することにより冷却されることにより上記課題を解決する。
【選択図】図2
Description
本発明は、液滴吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、画像形成装置、及びマイクロポンプに関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置等の画像形成装置(画像記録装置)として用いられるインクジェット記録装置は、記録時の騒音が極めて小さい、高速印字が可能、インクの自由度が高い、及び安価な普通紙を使用できる等の多くの利点を有する。また、インクジェット記録装置の中でも、記録が必要なときのみインク液滴を吐出するインク・オン・デマンド方式が、記録に不要なインク液滴の回収を必要としないため、現在では主流となってきている。
このようなインクジェット記録装置は、インク液滴を吐出するノズルと、ノズルが連通する吐出室(加圧液室、圧力室、インク流路等とも称される。)と、吐出室内のインクを加圧する圧力を発生する圧力発生手段とを備えた液滴吐出ヘッドを搭載している。液滴吐出ヘッドは、圧力発生手段により発生した圧力で吐出室内のインクを加圧することにより、ノズルからインク液滴を吐出させる。
液滴吐出ヘッドには、圧力発生手段として圧電素子等の電気機械変換素子を用いて、吐出室の壁面を形成している振動板を変形変位させてインク液滴を吐出させるピエゾ型や、吐出室内に配設した発熱抵抗体等の電気熱変換素子を用いてインクの膜沸騰でバブルを発生させ、インク液滴を吐出させるバブル型(サーマル型)等が知られている。また、ピエゾ型には、縦振動型、横振動(ベンドモード)型の他、剪断変形を利用したシェアモード型等がある。その中で、近年、半導体プロセスやマイクロマシニング技術の進歩により、パターニング加工技術が確立され、コストの安いSi基板に吐出室及びピエゾ素子を直接形成するアクチュエータの構成が検討されている。
また、液滴吐出ヘッドの小型化を目的とする高集積化を実現するため、アクチュエータを振動する駆動信号を供給するドライバIC(Integrated Circuit)を、上述した吐出室やアクチュエータが形成された個別液室基板に直接搭載する液滴吐出ヘッドが検討されている。しかしながら、ドライバICは、インク液滴を吐出させるアクチュエータを駆動させることで温度が上昇し、単位面積当たりの発熱量が大きくなるため、ドライバICを冷却させる必要が生じる。
そこで、従来では、例えばヘッドの排出口と回収タンクを繋ぐ循環流路をドライバ基板に引き回すことで、ドライバ基板の循環流路が引き回された部分が冷却される方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、液体を吐出する吐出口と、液体を吐出口から吐出するために吐出エネルギーを発生させる記録素子とを有する記録素子基板を支持する支持板の周囲に当接するように冷却媒体用流路を形成して記録ヘッドを冷却させる方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上述した特許文献1の手法では、循環流路がドライバICの配設されたドライバ基板に引き回されるように構成されているが、循環流路はドライバICの周囲に近接するように配設されているだけであるため、ドライバICを効率良く冷却することができない。また、上述した特許文献2の手法は、ドライバICを直接冷却するものではなく、支持板を冷却しているだけである。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ドライバICが冷却媒体に直接接することで、ドライバICを効率良く冷却する液滴吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、画像形成装置、及びマイクロポンプを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、液滴を吐出する複数のノズル孔を有するノズル板と、前記ノズル孔のそれぞれに対応して形成された圧力室及びアクチュエータが設けられた個別液室基板と、前記アクチュエータを駆動する駆動信号を出力するドライバICと、前記圧力室に液滴を供給する供給口及び共通液室が設けられた共通液室基板とを備えた液滴吐出ヘッドであって、前記ドライバICは、前記個別液室基板の中央直上に配置され、冷却媒体に直接接することにより冷却されることを特徴とする。
また、本発明は、上述した液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドにインクを供給するインクタンクとを一体に備えたことを特徴とするヘッドカートリッジである。また、本発明は、上述した液滴吐出ヘッドを備えることを特徴とする画像形成装置である。
また、本発明は、上述した液滴吐出ヘッドを備え、前記振動板の変形によって前記液滴を輸送することを特徴とするマイクロポンプである。
本発明によれば、ドライバICが冷却媒体に直接接することで、ドライバICを効率良く冷却することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<第1実施形態:液滴吐出ヘッド1>
図1は、本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドを真上から見た図である。なお、図1は、ノズル板、個別液室基板、ドライバICの透視上面図である。また、図2は、図1の液滴吐出ヘッドのA−A′に沿った断面図である。また、図3は、図1の液滴吐出ヘッドのB−B′に沿った断面図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドを真上から見た図である。なお、図1は、ノズル板、個別液室基板、ドライバICの透視上面図である。また、図2は、図1の液滴吐出ヘッドのA−A′に沿った断面図である。また、図3は、図1の液滴吐出ヘッドのB−B′に沿った断面図である。
ここで、図2、図3は、便宜上、本実施形態に係る液滴吐出ヘッド1の形状や動作を明確に説明するために主な構成部分のみを示し、さらに図3では1つの圧力室のみ示している。また、図1〜図3に示す液滴吐出ヘッド1は、ノズル基板に設けたノズル孔からインク液滴を吐出するサイドシュータータイプのものであり、圧電型アクチュエータにより駆動される方式のものである。
図1〜図3に示す第1実施形態に係る液滴吐出ヘッド1は、共通液室基板10と、個別液室基板20と、ノズル基板30の3つの基板を有するように構成されている。個別液室基板20の一方側には、共通液室基板10が接合されており、個別液室基板20の他方側にはノズル板30が接合されている。
また、図1に示すように、個別液室基板20のほぼ中央にあたる位置の個別液室基板20の直上に、圧電型アクチュエータを駆動する信号を供給するドライバIC(Integrated Circuit)40が設けられている。また、図2に示すように、液滴吐出ヘッド1は、インク液、冷却媒体の供給口及び排出口を有するフレーム50を有しており、フレーム50は、共通液室基板10に接合されている。
共通液室基板10は、共通液室11と、圧力室22にインク液(記録液)を供給する貫通孔12と、後述する圧電アクチュエータの動作領域を確保し、保護するための空間13と、冷却媒体の流路となる冷却媒体流路14とを有するように構成されている。
個別液室基板20は、振動可能な振動板21と、ノズル穴31に対応して形成され、インク液を収容する圧力室22と、振動板21を介して圧力室22と対向する側に形成され、振動板21を振動させて圧力室22のインク液に圧力を与える圧電アクチュエータ23と、圧力室22に連通する流体抵抗部24と、各圧力室22を仕切る隔壁25とを有するように構成されている。
圧力室22は、流体抵抗部24を通じて、共通液室基板10の貫通孔12に連通しており、貫通孔12からインクが供給される。また、図3に示すように、圧電アクチュエータ23は、共通電極26と、圧電体27と、個別電極28とによって形成されている。また、ノズル基板30は、インク液滴を吐出する複数のノズル孔31を有している。
なお、図1〜図3に示すように、圧力室22は、細長い直方体の形状を有し、個別液室基板20において、例えば主走査方向に沿って2列に配列され、副走査方向に沿って例えば300dpiの解像度で複数列に配列されている。
第1実施形態では、図1に示すように、個別液室基板20に配置されるドライバIC40の出力端子は、圧電アクチュエータ23から引き出された個別電極28の入力端子とバンプ接合されている。なお、個別液室基板20には、圧電アクチュエータ23を駆動するための電力を外部から取り入れる入力配線が形成されており、ドライバIC40の入力端子は、この入力配線からの電力を入力するための端子等とバンプ接合されている。
また、図2に示すように、共通液室基板10には、上述したように個別液室基板20のほぼ中央直上に、ドライバIC40が配置され、共通液室基板10を真上から見ると、共通液室基板10は、ドライバIC40が露出するように貫通加工されている。したがって、共通液室基板10が、個別液室基板20とフレーム50とに接合されて形成される冷却媒体流路14は、その内壁の一部が、ドライバIC40の表面の一部で構成される。
第1実施形態では、上述した構成を有することにより、ドライバIC40は、冷却媒体流路14を循環する冷却媒体に直接接することにより熱交換で冷却される。これにより、高集積化により液滴吐出ヘッド1に発生する発熱を冷却して、ドライバIC40の電気的特性を安定化させることが可能となる。また、チップの小型化により印字速度を向上させることが可能となる。
なお、冷却媒体は、インク液滴と同じ液体を用いることができる。これにより、供給ポンプ、供給タンクを共通化して、低コスト化を図ることが可能となる。
<液滴吐出ヘッド1の動作>
次に、上述のように構成された液滴吐出ヘッド1の動作について説明する。インク液は、貫通孔12から共通液室11を経由して各圧力室22に供給される。各圧力室22が、インク液が満たされた状態で、ドライバIC40から個別電極28に電圧パルスを印加する。
次に、上述のように構成された液滴吐出ヘッド1の動作について説明する。インク液は、貫通孔12から共通液室11を経由して各圧力室22に供給される。各圧力室22が、インク液が満たされた状態で、ドライバIC40から個別電極28に電圧パルスを印加する。
これにより、圧電体27が振動板21と平行方向に収縮を起こし、圧電アクチュエータ23と密着している振動板21全体が圧力室22側に撓む。圧力室22内の体積は減少し、圧力室22内の圧力が急激に上昇して、圧力室22に連通するノズル孔31からインク液滴が吐出する。
電圧パルス印加後は、収縮した圧電体27が元に戻ることにより、撓んだ振動板21が元の位置に戻るため、圧力室22内が共通液室11内と比較して負圧となり、共通液室11から流体抵抗部24を介してインク液が圧力室22に供給される。
このパルス電圧を連続的に印加することにより、ノズル孔31から連続的にインク液を吐出することが可能となり、液滴吐出ヘッド1に対向して配置される用紙等の記録媒体に画像が形成される。
<液滴吐出ヘッド1の製造方法>
次に、図4を用いて、第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドの製造方法について説明する。図4は、図1のB−B′に沿った断面における工程図を示している。第1実施形態では、シリコン基板110に振動板材料及び圧電素子材料を成膜していくことでアクチュエータを作成していく。
次に、図4を用いて、第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドの製造方法について説明する。図4は、図1のB−B′に沿った断面における工程図を示している。第1実施形態では、シリコン基板110に振動板材料及び圧電素子材料を成膜していくことでアクチュエータを作成していく。
図4(A)に示すように、厚み約250〔μm〕の<100>シリコン基板110の一方の表面上に、絶縁膜であるシリコン酸化物(SiO2)からなるシリコン酸化膜21−1を約0.5〔μm〕と、振動板21を形成する材料となる単結晶シリコン21−2を約1.0〔μm〕を張り合わせたSOI(Silicon on Insulator)基板を用いる。なお、シリコン基板110の反対側の面には、シリコン酸化物(SiO2)からなるシリコン酸化膜29を形成する。
次に、SOI基板の表面に、パイロ(Wet)酸化法により、シリコン酸化物(SiO2)からなる約0.6〔μm〕のシリコン酸化膜21−3を形成することにより、振動板21を形成する。
次に、図4(B)に示すように、圧電素子の共通電極26となる白金(Pt)層をスパッタ法により約0.1〔μm〕成膜し、リソエッチ法によりパターニングする。更にスパッタ法により、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)からなる圧電材27を約1.0〔μm〕成膜し、その上に個別電極28となる白金(Pt)層をスパッタ法により約0.1〔μm〕成膜する。
次に、図4(C)に示すように、リソエッチ法により圧電材27と個別電極28となるを上述した層を同じマスクを用いてパターニングする。これにより、振動板21の圧力室22に対向する領域に圧電アクチュエータ23が形成される。
次に、図4(D)に示すように、図4(A)においてシリコン酸化膜21−1と同時にシリコン基板110の反対側の面に形成されたシリコン酸化膜29をリソエッチ法によりパターニングし、シリコン酸化膜29のパターンをマスクに用いて、シリコン基板110をICPドライエッチングによりエッチングして、圧力室22、流体抵抗部24、及び共通液室11の一部となる凹部を形成する。
次に、図4(E)に示すように、スルファミン酸浴で高速電鋳法により作製されたノズル基板30を、個別液室基板20の圧力室22側に接着する。
次に、ドライバIC40の出力端子等を圧電アクチュエータ23の個別電極28から引き出された入力端子等にバンプ接合する。また、図4(F)に示すように、別途シリコン基板110を用いてリソエッチ法で、共通液室11、空間13、冷却媒体流路14等となる凹部、開口部等を形成した共通液室基板10を、個別液室基板20の圧電素子が形成されている面に接着する。
上述したように、共通液室基板10を形成する際に、例えば図2等に示すように、ドライバIC40に冷却媒体が直接接する冷却媒体流路14となる凹部、開口部等を形成しておく。
なお、共通液室基板10は、<110>シリコン基板110をTMAH、KOH等のアルカリエッチング液を用いたウェットエッチングにより加工したものでも良く、樹脂モールドやメタルインジェクションモールド等の成型部品でも良い。
最後に、図4(G)に示すように、インク液滴、冷却媒体の供給口及び排出口を備えたフレーム50を接合する。これにより、第1実施形態に係る液滴吐出ヘッド1が完成する。
<第2実施形態:液滴吐出ヘッド>
次に、図5及び図6を用いて、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドについて説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドのA−A′に沿った断面図である。また、図6は、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドのフレームと共通液室基板の分解斜視図である。
次に、図5及び図6を用いて、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドについて説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドのA−A′に沿った断面図である。また、図6は、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドのフレームと共通液室基板の分解斜視図である。
図5に示す第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドは、図2に示す第1実施形態に係る液滴吐出ヘッド1と比較して、液滴吐出ヘッドの冷却媒体流路15の形状が、液滴吐出ヘッド1の冷却媒体流路14の形状と異なる。
すなわち、図5に示すように、液滴吐出ヘッドの冷却媒体流路15は、ドライバIC40の上面(フレーム50と対向する面)の一部の領域と、冷却媒体流路15を構成する共通液室基板10の側面(壁面)の一部の領域とが接合された構成となっている。具体的には、図5のAに示すように、冷却媒体流路15を構成する共通液室基板10の側面が、ドライバIC40の上面に接触するように凸形状を有しており、個別液室基板20に対向する凸形状の面が、ドライバIC40の上面に重なるように接合されている。
ここで、例えば、ドライバIC40の上面と冷却媒体流路15を構成する共通液室基板10の側面との接合部分には、冷却媒体接液性を有する接着剤を用いると良い。
このように、第2実施形態では、ドライバIC40をバンプ接合した後、ドライバIC40の上面部分を覗くように貫通加工された共通液室基板10が、個別液室基板20に接合され、共通液室基板10にフレーム50が接合される。これにより、冷却媒体流路15が形成され、冷却媒体流路15を流れる冷却媒体は、ドライバIC40に直接接触して熱交換を行うことが可能となるため、ドライバIC40の放熱効果を高めることが可能となる。
また、図6に示すように、共通液室基板10と接合されるフレーム50には、冷却媒体供給口51−1と冷却媒体排出口51−2とを有するように構成されている。したがって、フレーム50を共通液室基板10と接合することで、冷却媒体が循環する冷却媒体流路15を形成することが可能となる。
また、フレーム50には、インク液供給口52−1〜52−2とインク液排出口52−3〜52−4とを有するように構成されている。したがって、上述したように冷却媒体供給口51−1と冷却媒体排出口51−2を用いて形成される冷却媒体流路15は、インク液の供給と排出が行われる共通液室11と並列に流路を形成することが可能となる。
このように、共通液室11と並列に冷却媒体流路15を形成することで、例えば共通液室11と直列に冷却媒体流路15を形成するよりも、冷却媒体流路15は、振動板21の圧力変動やインク液の流量変動を受けにくくなる。これにより、冷却媒体流路15には、吐出液体の消費にあまり影響を受けることなく、冷却に最適な流量を供給することが可能となる。
<第3実施形態:液滴吐出ヘッド>
次に、図7を用いて、本発明の第3実施形態に係る液滴吐出ヘッドについて説明する。図7は、本発明の第3実施形態に係る液滴吐出ヘッドのA−A′に沿った断面図である。
次に、図7を用いて、本発明の第3実施形態に係る液滴吐出ヘッドについて説明する。図7は、本発明の第3実施形態に係る液滴吐出ヘッドのA−A′に沿った断面図である。
図7に示す第3実施形態に係る液滴吐出ヘッドは、第1実施形態及び第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドと比較すると、冷却媒体に直接接触するドライバIC40の表面が凹凸形状を有している。
すなわち、図7のBに示すように、冷却媒体と直接接触するドライバIC40の表面に凹凸加工が施されている。したがって、液滴吐出ヘッドの冷却媒体流路16を流れる冷却媒体とドライバIC40が直接接触する面積を増やすことが可能となる。
これにより、冷却媒体流路16を流れる冷却媒体がドライバIC40に直接接触して熱交換を行うことにより、ドライバIC40の放熱効果を高めることが可能となる。なお、第3実施形態における凹凸形状については特に限定されず、冷却媒体とドライバIC40とが直接接触する面積が平面接触時と比較して増加するような形状であれば良い。
<第4実施形態:ヘッドカートリッジ>
次に、図8を用いて、上述した本発明の液滴吐出ヘッドが適用可能な第4実施形態に係るヘッドカートリッジ(液体カートリッジ:インクタンク一体型ヘッド)について説明する。図8は、本発明の第4実施形態に係るヘッドカートリッジの斜視図である。
次に、図8を用いて、上述した本発明の液滴吐出ヘッドが適用可能な第4実施形態に係るヘッドカートリッジ(液体カートリッジ:インクタンク一体型ヘッド)について説明する。図8は、本発明の第4実施形態に係るヘッドカートリッジの斜視図である。
第4実施形態は、上述した各実施形態のいずれかの液滴吐出ヘッドにインクを供給するインクタンクを一体化したものである。
図8に示す第4実施形態に係るヘッドカートリッジ60は、ノズル孔31等を有する上述した各実施形態のいずれかの液滴吐出ヘッドであるインクジェットヘッド61と、インクジェットヘッド61にインクを供給するインクタンク62とを一体化したものである。
すなわち、第4実施形態では、図8に示すヘッドカートリッジ60に上述した各実施形態に示す液滴吐出ヘッドの何れかを用いる。
このように、上述した各実施形態による液滴吐出ヘッドを用いることで、ドライバIC40を効率良く冷却することが可能となるため、ドライバIC40の電気的特性を安定化させ、液滴吐出特性のバラツキを少なくして、信頼性を向上させ、高画質記録が可能なヘッドカートリッジ60を得ることが可能となる。また、ヘッドカートリッジ60は、インクジェットヘッド61にインクタンク62とを一体化したものであるため、製品の信頼性を確保しつつ、低コスト化を図ることが可能となる。
<第5実施形態:インクジェット記録装置>
次に、図9及び図10を用いて、上述した本発明の液滴吐出ヘッドが適用可能な第5実施形態に係るインクジェット記録装置の一例について説明する。図9は、本発明の第5実施形態に係るインクジェット記録装置の一例を示す斜視図であり、図10は、本発明の第5実施形態に係るインクジェット記録装置の一例を示す側面図である。
次に、図9及び図10を用いて、上述した本発明の液滴吐出ヘッドが適用可能な第5実施形態に係るインクジェット記録装置の一例について説明する。図9は、本発明の第5実施形態に係るインクジェット記録装置の一例を示す斜視図であり、図10は、本発明の第5実施形態に係るインクジェット記録装置の一例を示す側面図である。
第5実施形態は、本発明に係る液滴吐出ヘッドであるインクジェットヘッドを画像形成装置であるインクジェット記録装置に搭載したものである。
図9に示す第5実施形態に係るインクジェット記録装置70は、記録装置本体71の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ、キャリッジに搭載した本発明に係るインクジェットヘッドからなる記録ヘッド、記録ヘッドへインクを供給するインクカートリッジ等で構成される印字機構部72等を収納する。また、装置本体71の下方部には、前方側から多数枚の用紙73を積載可能な給紙カセット(或いは給紙トレイでも良い。)74を抜き差し自在に装着することができる。
また、インクジェット記録装置70は、用紙73を手差しで給紙するための手差しトレイ75を開倒して、給紙カセット74或いは手差しトレイ75から給送される用紙73を取り込み、印字機構部72によって所要の画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ76に排紙する。
印字機構部72は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド81と従ガイドロッド82とでキャリッジ83を主走査方向に摺動自在に保持する。また、キャリッジ83には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク液滴を吐出する本発明に係る液滴吐出ヘッドであるインクジェットヘッドからなる記録ヘッド84を複数のインク吐出口(ノズル)を主走査方向と交差する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
また、キャリッジ83には、記録ヘッド84に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ85を交換可能に装着している。なお、本実施形態では、上述した本発明に係るヘッドカートリッジ(インクカートリッジ)を搭載する構成としても良い。
インクカートリッジ85は、上方に大気と連通する大気口、下方にはインクジェットヘッドへインクを供給する供給口を、内部にはインクが充填された多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力によりインクジェットヘッドへ供給されるインクをわずかな負圧に維持している。また、記録ヘッドとして、ここでは各色の記録ヘッド84を用いているが、各色のインク液滴を吐出するノズルを有する1個のヘッドでも良い。
ここで、キャリッジ83は、後方側(用紙搬送方向下流側)を主ガイドロッド81に摺動自在に嵌装し、前方側(用紙搬送方向上流側)を従ガイドロッド82に摺動自在に載置している。キャリッジ83を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ87で回転駆動される駆動プーリ88と従動プーリ89との間にタイミングベルト90を張装し、タイミングベルト90をキャリッジ83に固定して、主走査モータ87の正逆回転によりキャリッジ83が往復駆動される。
一方、給紙カセット74にセットした用紙73を記録ヘッド84の下方側に搬送するために、給紙カセット74から用紙73を分離給装する給紙ローラ91及びフリクションパッド92と、用紙73を案内するガイド部材93と、給紙された用紙73を反転させて搬送する搬送ローラ94と、搬送ローラ94の周面に押し付けられる搬送コロ95及び搬送ローラ94からの用紙73の送り出し角度を規定する先端コロ96とを設けている。搬送ローラ94は副走査モータ97によってギヤ列を介して回転駆動される。
キャリッジ83の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ94から送り出された用紙73を記録ヘッド84の下方側で案内する用紙ガイド部材である印写受け部材99を設けている。
印写受け部材99の用紙搬送方向下流側には、用紙73を排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送コロ101、拍車102を設け、さらに用紙73を排紙トレイ76に送り出す排紙ローラ103、拍車104と、排紙経路を形成するガイド部材105、106とを配設している。
記録時には、キャリッジ83を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド84を駆動することにより、停止している用紙73にインクを吐出して1行分を記録し、用紙73を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号、又は、用紙73の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了させ用紙73を排紙する。
また、キャリッジ83の移動方向右端側の記録領域を外れた位置には、記録ヘッド84の吐出不良を回復するための回復装置107を配置している。回復装置107はキャップ手段と吸引手段とクリーニング手段を有している。
キャリッジ83は、印字待機中には回復装置107側に移動して、キャッピング手段で記録ヘッド84をキャッピングし、吐出口部を湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、記録途中等に記録と関係しないインクを吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持する。
吐出不良が発生した場合等には、キャッピング手段で記録ヘッド84の吐出口(ノズル)を密封し、チューブを通して吸引手段で吐出口からインクと共に気泡等を吸い出し、吐出口面に付着したインクやゴミ等は、クリーニング手段により除去して、吐出不良を回復する。また、吸引されたインクは、本体下部に設置された廃インク溜(図示せず)に排出され、廃インク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
上述したように、第5実施形態では、インクジェット記録装置70の記録ヘッド84に、上述した各実施形態のいずれかの液滴吐出ヘッドを適用することで、ドライバIC40を効率良く冷却することが可能となる。これにより、ドライバIC40の電気的特性を安定化させ、液滴吐出特性のバラツキが少なく、高画質の画像を記録可能な画像形成装置を得ることが可能となる。
なお、上述した各実施形態の例として液滴吐出ヘッドを用いてきたが、本発明による圧電型アクチュエータは、光学走査ミラー、光学バルブ等の光学デバイスとして利用することができる。
<第6実施形態:マイクロポンプ>
次に、図11を用いて、上述した本発明の構成を適用した第6実施形態に係るマイクロポンプ120について説明する。本発明の第6実施形態に係るマイクロポンプの断面図である。
次に、図11を用いて、上述した本発明の構成を適用した第6実施形態に係るマイクロポンプ120について説明する。本発明の第6実施形態に係るマイクロポンプの断面図である。
図11に示す第6実施形態に係るマイクロポンプ120は、圧力発生室と空隙部が、電極に挟まれた圧電素子を含む振動板121を挟んで対峙しており、この組み合わせが複数設けられている。なお、振動板121は、圧電材料を個別電極122と共通電極123とが挟み、絶縁膜に挟まれた積層構造となっている。また、流路124には流体が流れる構造となっている。
流路124内の流体は、圧電素子を含む振動板121が図中右側から順次駆動することによって、図11の矢印方向へ流れが生じる。このように、マイクロポンプ120は、流体の輸送が可能となる。なお、第6実施形態では、振動板121を複数設けた例を示しているが、振動板121は、1つのみでも良い。
上述したように、第6実施形態の動作原理を簡単に説明したが、第1実施形態の構成、及び製造方法を第6実施形態に適用することで、大流量の液体を効率良く送液可能な駆動力(輸送力)の高いマイクロポンプ120を得ることが可能となる。
また、第6実施形態では、上述した各実施形態による液滴吐出ヘッド又はヘッドカートリッジを備えることで、ドライバIC125を効率良く冷却することが可能となる。これにより、ドライバIC125の電気的特性を安定化させ、液滴吐出特性のバラツキが少なく、信頼性を向上させ、低コスト化を図ると共に、高画質記録が可能なマイクロポンプ120を得ることが可能となる。なお、本発明の構成は、液体輸送デバイスにも応用可能である。
上述したように、本実施形態によれば、ドライバICが冷却媒体に直接接することで、ドライバICを効率良く冷却することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本
発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能である。
発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能である。
1 液滴吐出ヘッド
10 共通液室基板
11 共通液室
12 貫通孔
13 空間
14〜16 冷却媒体流路
20 個別液室基板
21 振動板
21−1,21−3,29 シリコン酸化膜
21−2 単結晶シリコン
22 圧力室
23 圧電アクチュエータ
24 流体抵抗部
25 隔壁
26 共通電極
27 圧電体
28 個別電極
30 ノズル基板
31 ノズル孔
40 ドライバIC
50 フレーム
51−1 冷却媒体供給口
51−2 冷却媒体排出口
52−1〜52−2 インク液供給口
52−3〜52−4 インク液排出口
60 ヘッドカートリッジ
61 インクジェットヘッド
62 インクタンク
70 インクジェット記録装置
71 記録装置本体
72 印字機構部
73 用紙
74 給紙カセット
75 手差しトレイ
76 排紙トレイ
81 主ガイドロッド
82 従ガイドロッド
83 キャリッジ
84 記録ヘッド
85 インクカートリッジ
87 主走査モータ
88 駆動プーリ
89 従動プーリ
90 タイミングベルト
91 給紙ローラ
92 フリクションパッド
93 ガイド部材
94 搬送ローラ
95 搬送コロ
96 先端コロ
97 副走査モータ
99 印写受け部材
101 搬送コロ
102,104 拍車
103 排紙ローラ
105,106 ガイド部材
107 回復装置
110 シリコン基板
120 マイクロポンプ
121 振動板
122 個別電極
123 共通電極
124 流路
125 ドライバIC
10 共通液室基板
11 共通液室
12 貫通孔
13 空間
14〜16 冷却媒体流路
20 個別液室基板
21 振動板
21−1,21−3,29 シリコン酸化膜
21−2 単結晶シリコン
22 圧力室
23 圧電アクチュエータ
24 流体抵抗部
25 隔壁
26 共通電極
27 圧電体
28 個別電極
30 ノズル基板
31 ノズル孔
40 ドライバIC
50 フレーム
51−1 冷却媒体供給口
51−2 冷却媒体排出口
52−1〜52−2 インク液供給口
52−3〜52−4 インク液排出口
60 ヘッドカートリッジ
61 インクジェットヘッド
62 インクタンク
70 インクジェット記録装置
71 記録装置本体
72 印字機構部
73 用紙
74 給紙カセット
75 手差しトレイ
76 排紙トレイ
81 主ガイドロッド
82 従ガイドロッド
83 キャリッジ
84 記録ヘッド
85 インクカートリッジ
87 主走査モータ
88 駆動プーリ
89 従動プーリ
90 タイミングベルト
91 給紙ローラ
92 フリクションパッド
93 ガイド部材
94 搬送ローラ
95 搬送コロ
96 先端コロ
97 副走査モータ
99 印写受け部材
101 搬送コロ
102,104 拍車
103 排紙ローラ
105,106 ガイド部材
107 回復装置
110 シリコン基板
120 マイクロポンプ
121 振動板
122 個別電極
123 共通電極
124 流路
125 ドライバIC
Claims (8)
- 液滴を吐出する複数のノズル孔を有するノズル板と、前記ノズル孔のそれぞれに対応して形成された圧力室及びアクチュエータが設けられた個別液室基板と、前記アクチュエータを駆動する駆動信号を出力するドライバICと、前記圧力室に液滴を供給する供給口及び共通液室が設けられた共通液室基板とを備えた液滴吐出ヘッドであって、
前記ドライバICは、前記個別液室基板の中央直上に配置され、冷却媒体に直接接することにより冷却されることを特徴とする液滴吐出ヘッド。 - 前記冷却媒体に直接接する前記ドライバICの表面は凹凸形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記ドライバICの出力端子は、前記アクチュエータから引き出された入力端子にバンプ接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記冷却媒体に吐出液滴と同じ液体を用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記共通液室と並列に、前記冷却媒体が流れる冷却媒体流路が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドにインクを供給するインクタンクとを一体に備えたことを特徴とするヘッドカートリッジ。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液滴吐出ヘッドを備えることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液滴吐出ヘッドを備え、前記振動板の変形によって液体を輸送することを特徴とするマイクロポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010207366A JP2012061704A (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 液滴吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、画像形成装置、及びマイクロポンプ |
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JP2010207366A JP2012061704A (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 液滴吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、画像形成装置、及びマイクロポンプ |
Publications (1)
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ID=46057933
Family Applications (1)
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JP2010207366A Pending JP2012061704A (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 液滴吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、画像形成装置、及びマイクロポンプ |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2018101290A1 (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-07 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
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JP2019162833A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
US11331915B2 (en) | 2017-03-15 | 2022-05-17 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection dies |
-
2010
- 2010-09-15 JP JP2010207366A patent/JP2012061704A/ja active Pending
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JP7069909B2 (ja) | 2018-03-20 | 2022-05-18 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
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